レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2013/11訪問 2019/02/05
吉兆の表札は何度も見てまいりましたが、京都のお友達
八十歳のお誕生日のお祝いを秋にすることになるなんて
春の京都では二人とも夢にも思っておりませんでした。
お出迎えは仲居さん2名〜お部屋は母屋にあり3名では
広過ぎる贅沢な空間〜紅白の布が下がる杉玉と床の間の
目出度の掛け軸、お手入れが行き届いたお庭が鑑賞でき
るお部屋で〜実は、この日ディナーがとれなかった為〜
昼食でおじゃますることになったのですが柔らかな午後
の日差しが愉しめる昼食はむしろ大正解でございました。
平成二十五年十一月九日の御献立は
八寸:鱧南蛮 鮑とんぷり 海老もろみ味噌
厚焼き玉子 銀杏餅 牛舌うま煮 鯛磯部巻き
煮物椀:鱧 松茸
造里:鯛 鹿の子造り 烏賊 とろ
祝飯:一口赤飯
箸休:湯葉小茶碗 むかご 焼き葱
焼物:鯧幽庵焼 栗 小蕪天麩羅
焚合:里芋 金時人参 椎茸 九条葱
御飯:松茸御飯 鶏塩焼
白御飯(松茸御飯ともに新潟県産こしひかり)
香物:梅蕪 壬生菜 紫漬
果物:富有柿 メロン ピオーネ あたご梨
菓子:紅白金団
まず感動致しましたのは〜お祝いの宴で使われるという金箔が
施された大きな笹の葉に載った八寸に松の飾り〜器の蓋裏には
福、艶々とした海老の赤の美しさでございました。鱧も夏のも
のかと思っておりましたので秋の松茸との組み合わせには衝撃
に近いものを覚えました(松茸は岡山から)漆のお椀の裏蓋は
金箔の鶴〜なんという豪華な煮物椀でしょう〜♬ 昆布醤油と
ポン酢でいただく淡路島の鯛の鹿の子造りに続いて ”これは料
理長からでございます" と出して戴いた祝飯〜♬ お赤飯の柔ら
かさがふっくらと炊けた小豆一粒の美味しさを引き立てます。
これまで〜お赤飯と言えば、ちょっと固い餅米というイメージ
が私の中でほぼ定着しておりましたので〜これが吉兆のお赤飯
なのだ!とワタクシは一人感動の極みでございました。
お酒は最初に吉兆貞翁(創業者湯木貞一氏の貞の一文字が入り
ます)が ”本日はおめでとうございます” と仲居さんの笑顔と共
に一杯ずつ振る舞われました。岐阜県の白扇酒造が吉兆の為に
山田錦100%、35%まで精米し、飛騨川の伏流水で仕込ま
れた蔵元最高の純米大吟醸。フルーティーな白ワインを思わせ
る円やかなお味でございます。ワインはハーフ・ボトルでソー
ヴィニヨン・ブラン(¥4158)or シャルドネ( ¥441
0)の2種類で〜シャルドネをお願い致しました。
圧巻は焼物の鯧で丹波の栗と小蕪の天麩羅と共に包まれた包寿
焼き・・見事な雲華焼きの器に大きなくずの葉が敷かれ、松が
あしらわれて息をのむダイナミックなプレゼンテーションに一
同絶句でございます。暫し、見惚れてしまいました。身の柔ら
かさを残した絶妙な鯧の焼き加減もさることながら〜湯葉小茶
碗に添えられていた漆のスプーンの柔らかな口当たり・・全て
が計算し尽くされているのですが、あまりにもさりげなく!!
ごく当たり前のことのように全てが供されて〜お料理とお料理
の ’間’ も!!また贅沢な一品で〜〜♬ 完璧のペキ・・感動の
連続でございました。
欄間には鹿の透かし彫り〜♬ 私は最初にお部屋に入った時か
ら気になってしかたがなかったのですが不躾な質問になっては
〜とタイミングを見計らい、くずの葉の雲華焼きが下げられる
時に感動の続き、という流れで伺ってみますと・・徳岡邦夫総
料理長自ら彫られたものだそうでございます。徳岡総料理長は
1960年生まれ、創業者湯木貞一氏の孫にあたり〜15歳か
ら嵐山吉兆で修行を始め、総料理長として現場の指揮をとられ
るようになったのは1995年。今年もミシュラン・ガイドで
三ッ星を獲得されましたが、吉兆の総料理長はお料理だけでな
く美に関わるもの全てに天賦の才をお持ちになる方なのだと甚
く感じ入った次第でございます。
創業者の湯木貞一氏は茶道に造詣が深かったことから献立、建
具、調度品など一期一会〜季節に応じて変わる室礼 ’しつらい’
をとりわけ重んじてこられたそうですが、茶懐石の影響を深く
受けた吉兆のお料理が代々受け継がれてゆく美意識にしっかり
と裏打ちされたものであることに改めて感銘を受けました。昔
はこの季節になると嵐山からこのお庭まで鹿が下りて来て〜夜
な夜な山で鹿が鳴く声が聞こえたそうでございます、と仲居の
女性。いつ頃まで鹿の声が聞こえていたのでしょうか・・・。
里芋・金時人参・九条葱・高知の椎茸の炊合の後〜御飯になり
女将の登場でございます。なんと美しいお着物の色〜♬ 優雅
な手捌きで御飯をよそってくださいます。女将の前にはお櫃が
ふたつ、松茸御飯と白御飯でございます。お赤飯と同じように
御飯が絶妙な柔らかさで炊かれていて〜お茶碗にホンの少し、
ひと口ほどが楕円形によそられます。丸形ではありません。そ
して、御飯の上には地鶏の塩焼きが一切れ・・こんなふうに一
品一品に吉兆という刻印が押されているのでございます。コア
ントロー入りカスタード・ソースが添えられた果物の盛り付け
もお漬け物のようでございますよ〜♬ 一粒のピオーネは正に
梅干し!徹底した和の世界!!穏やかな秋晴れの午後〜品格と
静寂が漂う吉兆のお部屋の空気には暖かさがあり、凛としなが
らも、お客様を ’緊張させ過ぎない’ おもてなしのプロとしての
女将の存在がそこにありました。
お出迎えからお見送りまで一部の隙もなく、完璧でスムーズな
流れ〜♬ お誕生日のお祝いに相応しい〜お’目出度’い器の数々
・・お祝いのお赤飯も含めて・・驚いたことに特別な料金は一
切加算されていませんでした。究極のおもてなしとは何かにつ
いて深く考えさせられた吉兆での3時間・・比類なき完成度の
高さで他店の追従を許さない嵐山吉兆本店の極地を心ゆくまで
堪能させていただきました。
外国からのお客様にも日本の純米大吟醸を味わっていただきた
い、との思いから白ワインはあまり置かず、2種類だけだった
のではとお察しする次第ですが、シャブリのグラン・クリュが
なかったことは意外でした。また、モンラッシェとかコルトン
・シャルルマーニュなどブルゴーニュの白がもう少しあったら
〜嬉しかったかしら・・という誠に身勝手な思いからドリンク
は1ポイントだけレスで採点させていただきました。
一期一会〜 ♡ 究極のおもてなしを誠に有難うございました。
2位
1回
2013/11訪問 2015/03/19
前日に予約を入れて11月11日のランチで初めておじゃま
致しました。町屋の2F カウンターの窓際〜クリスタルやロ
ーゼンタールのコレクションが並ぶガラス棚と窓際に置かれ
たお花のアレンジが愉しめる素敵なお席でございます。月曜
日 @12:45pm〜 観光客らしきは私達と女の子二人組だ
けで奥には常連様と思しきカップルが一組。1F カウンター
にお客様はいらっしゃらず、不思議な形をしたオブジェが置
いてあります(コースの後半でこれが何であったのかわかる
のですが・・)坪庭がある奥のテーブル〜遠くに女性客一名
の横顔が見える静かな午後・・階段下のスペースにもお花が
趣味よく活けてあり、お座布団に煙草盆・・京都らしさが其
処此処に香るカウンターがメインのお店です。
ランチは4コース〜¥5000と¥7500のランチをお願
い致しました。前菜5品の盛り合わせ、渡り蟹のフランから
和牛のステーキまで同じアイテムが多々ありましたのでコー
ス別ではなく、カウンターにお料理が載った順番で書いて参
ります。まず、おくむらのご挨拶とも言うべき最初のひと皿
が圧巻でございました!!英語のご案内にも京都・懐石スタ
イルのフランス料理と書いてありましたが、これは完璧に和
の世界〜♬ 楓と紅葉の赤に銀杏の黄色〜プレートの上に京
都の秋が表現されていて〜温泉卵によこわ(マグロの稚魚)
マコモダケとアーモンド、鴨ロース、なまことなめこ、懐石
フレンチと言うより100% 和の前菜でございます。続く、
鮑・オマール海老・帆立には焼き茄子と焼き茄子の泡が添え
られていて〜ソースはフレッシュ・トマトのジュレで爽やか
なフレンチ仕立てですが、焼き茄子の風味が見事に和でござ
います。シルバーもありますがここまでずっ〜とお箸〜〜♬
お箸でいただくフランス料理というコンセプトを立ち上げた
現オーナー奥村直樹氏のご尊父が北白川に西洋膳所おくむら
をオープンされたのは1982年。祇園おくむらは今年15
周年をお迎えになりましたが、スープのお店やパンのお店も
展開されていて〜この日いただいたイチジクのパンとクルミ
のパンが美味しくてお代わりしてしまいました。パン屋も経
営してるんです、とお話を聞かせてくださったのも〜お料理
の説明をしてくださったのもシェフで〜シェフの立ち位置の
前に私達のお席が用意されていたからこそで〜♬ シェフの
お手元も見えたりして思いがけず!極上ランチ2時間コース
をゆっくり愉しませていただくことになりました。
三品目は渡り蟹のフラン(洋風茶碗蒸し)四品目は明石の真
鯛・蕪載せ〜ドレッシングは柚子で人参と柿が重ねてあり、
柘榴の実が散らしてあります。黄色い器に真鯛の白と人参と
柿のオレンジが映えて〜♬ なんという美しいプレゼンでし
ょう〜〜洋風お造り、とでも命名したい一品でございます。
五品目はちょっとしたサプライズで〜まずオーヴンで熱々に
焼けた丸い石が運ばれて参りまして、まぁ〜なんて可愛らし
い石なの!!と喜んでいるところに車海老一尾・鮑とイカが
二切れずつ登場・・車海老から先に石に載せて焼いてくださ
いね、とシェフからの指示〜♬ なるほど・・鮑とイカは瞬
時に焼けました。ここで2杯目のシャンパーニュがなくなり
シェフに赤ワインは何がいただけるのか伺ってみますと軽い
のと重いのとどちらがお好みでしょうか?→ それでは重い
方でお願い致します。
グラスに注がれた赤はメドックのシャトー・グリヴィエール
2004年〜素晴らしいアロマでしっとりとした湿り気を感
じる円やかな味わいで六品目の鰆のラヴィゴット・ソースに
ピッタリ〜〜♬ これは完璧にフレンチと思いきや〜鰆の下
に!ちゃんと ’ちりめんキャベツ’ が敷いてありました!!お
くむらマジックに魅せられながらの七品目・・フォアグラ・
イチジク・カマンベールの三重奏はトリュフ・ソースにアン
ディーヴの小さなサラダ添え〜♬ こちらは和の要素が入らな
いフレンチの逸品でございました。
この後お口直しのスパークリング・ワインのソルベが出て八
品目のお肉、和牛フィレかサーロインということになります。
少量ずつですが、ゆっくり時間をかけていただいていること
と種類がかなりありましたので〜この後のお肉はムリかしら、
と一瞬思いましたが、とんでもございません!!おくむらの
和牛のフィレ、ガーリック・チップス載せは絶品でアッとい
う間に完食でございました。ここまでお腹がいっぱいの状態
でない時に純粋にお肉を愉しみたいと思ったほど。お肉の質
がよいことは申し上げるまでもなく、完璧な火入れで甘みが
増したフィレを3種類のソース(分葱とわさび、ピーナッツ
・バターとガーリック、ポン酢)で愉しませていただきまし
た。端正な西洋の磁器の横にわりと普段使いのラフな和のソ
ース皿が置かれるところにも ’おくむらカラー’ があります。
この後カレーがあるんですよ〜と笑顔のシェフ・・エエッ〜
!!カレー?さすがにカレーはムリ、と申し上げましたら〜
じゃ、ホンの少しだけお味見で〜♬ チキン・ブイヨンで出汁
をとったカレーは軽くサラッとした食感でございました。同
じ祇園にあるよねむらでもコースの最後に ’ひと口カレー’ が
供されると聞いておりましたので伺ってみますと ’よねむら’
は 'おくむら' で仕事をされていた方が独立して作られたお店
だそうでございます。まず、奥村ありきだったのですネッ!
デセールもフォアグラの後くらいに女性パティシエがラフラ
ンスとイチジクが載った豪華な3段プレートを持って来てく
ださりチョイスを聞いてくださって・・エスプレッソと共に
美しいプレゼンで至福のひとときでございました。私はこの
デザート・プレートが甚く気に入り伺ってみますと ”結構古
いものらしいです。ドイツのお皿だと聞いています” とシェ
フ・・おくむらはお料理だけでなく、お皿も和と洋を自由自
在に使い分けていらっしゃって本当に楽しいです!!遊び心
満載〜〜♬ この後どこを廻られるんですか?とシェフ・・
錦のお買い物お預かりしておきますよ〜♬ ありがとうござい
ます。遅くまでおじゃま致しました。大きな牛肉を捌き始め
たシェフにもご挨拶をして階段を下り錦市場で買ったお土産、
俵屋で8pm までお借りしている傘(朝は小雨だったのです)
大きなバッグを置かせていただき、お店を後に致しました。
シェフと女性パティシエが四条大路に出るまで手を振ってお
見送りしてくださいました。おくむらのスタッフは平均年齢
20歳後半かと思われるほど皆さんお若くて頑張っていらっ
しゃいます。奥村シェフと月替わりのメニューを考案する会
議ではアイディアを出し合い、よいものは奥村シェフに採用
されて共有されるとのこと。皆さん、頑張り甲斐があります
ネ!新しい京都の息吹を感じたおくむらでの時間でございま
した。もう一度振り返ると舞子さんの長い帯が見えて・・シ
ェフの後ろには祇園の午後の光景が広がっていました。
3位
1回
2013/04訪問 2015/12/21
これまで何度か予約のお電話を入れてまいりましたが、その日に
限って結婚式のレセプションが入っているというパターンが繰り
返され・・三度目の正直でやっと〜おじゃまして参りました。
階段を下りて中庭に立つと・・お洒落なカフェ・カーテンの向こ
うにアール・ヌーヴォーの曲線が美しいバー・カウンターとティ
ファニー・ランプが見えて〜♬ エントランスを入ると右側にオー
プン・キッチン、左側にレセプション・ルーム〜長い廊下の突き
当たりには美しいガラス〜生花が飾られ〜♬ ダイニング・ルー
ムの奥まったコーナーに私達のテーブルが用意されていました。
壁に沿って並ぶテーブルとフロアー中央に位置するテーブル、サ
ービス・カウンターまで見渡せる特等席でございます。リヨンの
本店もエントランスの奥にガラスで仕切った '厨房が見える' 窓が
ある造りになっていますが、ここは全く仕切りなし!!ダイニン
グ・ルームへの動線の過程で〜リアル・タイムに厨房の臨場感を
’垣間見る’ ことができます。
ディナー・タイムは6pm からですが、6:30pm で 既に70
%の入り(7pm 過ぎには満席となりました)食前酒はアール・
ヌーヴォーの世界にどっぷり浸かって愉しみたく〜ディナー前の
ひとときをサロンで過ごしたい旨をお伝え致しまして・・サロン
へ移動〜♬ ティファニー・ランプのオレンジ色の柔らかな光に
包まれて至福のひととき・・♡ お願い!このまま、ここで時を
止めて〜!!という素敵なアペリティフ・タイム〜♡ このまま
帰っても悔いはない!と言うくらい・・思いがけず!サロン独り
占めの贅沢な時間でございました。
個人的な好みの問題だと思いますが、私は直線的でクールな空間
よりも動植物をモティーフにしたアール・ヌーヴォーの優美な曲
線が愉しめる暖かな世界が好きなものですから〜ゆったりとした
スペースに私達だけ・・なんという贅沢!!夜お食事に出かける
と必ず ”君〜食前酒にはシェリーをくれたまえ” と仰ったご尊父に
倣って〜お友達はヘレスのシェリー(¥900)おもしろい親父
だったなぁ〜と遠くを見る彼・・私はロゼ〜♡ クレマン・ドゥ・
ブルゴーニュ: ヴーヴ・アンバル(¥1200)辛口のヴァン・
ムースです。サロンのテーブルにアミューズ・ブーシュが運ばれ
て来ました。オリーブが煉り込まれたクッキーとシュー・・ポー
ル・ボキューズの華麗な世界の始まり〜始まり〜〜♬
ロゼは新しいボトルの口開けでラッキー!!シェリーとロゼを注
いでくださった方は広尾のデプレからこちらに勤務が変わられた
方でしたので他のスタッフの方々の様子などを伺ったところ〜お
客様のように永年に亘る顧客の皆様からはラ・カーヴもなくなっ
てしまってデプレでお食事ができなくなって残念!寂しい!!と
のお声が絶えません、とのこと・・やはり・・。ロゼをいただき
ながらメニューに目を通しておりますと・・なんと同じく広尾出
身の柳沼支配人ご登場で〜♬ この日はここからディナー後のカフ
ェ・タイムまですっかりお世話になることになりました。レセプ
ション・ルームの両扉を開けてご案内してくださり、ステンドグ
ラスの説明からオープン・キッチンの木製の飾りは昔ワイン・セ
ラーの扉であったことなど・・メゾン・オプショナル・ツアー付
きでメイン・ダイニングへとエスコートしていただきました。
プライスレス!!(私が拝見したメニューもノー・プライスでし
たが)ディナーのコースはお友達にお任せして〜ワイン・リスト
の方はと申しますと、ボルドーでは1996年のシャトー・シュ
ヴァル・ブラン¥75000、同じく96年シャトー・ラフィッ
ト・ロートシルド¥180,000、98年シャトー・ムートン
・ロートシルド¥95,000、99年シャトー・マルゴー¥95,
000、90年は195,000という豪華なラインナップ〜でも
お誕生日でも記念日でもないのにグラン・ヴァンも気が引けます。
コースでシャルトン・コルルマーニュも素敵ね〜♬ などと、白に
も心が惹かれたり・・コート・ドゥ・ローヌに行けばシャプティ
エのシャトー・ヌフ・ドゥ・パプが19,000、シャトー・ド
ゥ・ボー・カステルが27,000、エルミタージュは19,00
0・・フランス全土の旅ができるワイン・リストは拝見している
だけで心が華やぎますが、さてどう致しましょう〜?
そんな私達の様子を見て個人的にお薦めワインがあります、と柳
沼支配人・・お値段は今ご覧になっていらっしゃるコート・ドゥ
・ローヌの半分以下で充分お愉しみいただけるモン・クールでご
ざいます!!ヴィンテージは2009年〜マイ♡ハートに決定で
す。セパージュはフランス南西部を代表するシラーとグルナッシ
ュで素晴らしいブーケ、深いワインレッド、柔らかなタンニンが
エレガントな味わいで〜 ’私の心’ は時間と共に開いて〜コースの
お料理に優しく寄り添い、一品一品を華やかに彩ってくれました。
トマトジュースを回しかけていただくサーモンのムースは初夏を
思わせる爽やかな一品で小さなキューリの存在感が感動的。フォ
アグラのラヴィオリ包みはトリュフ風味のヴィネグレット〜レタ
ス添えで、牛乳で溶いたグリーンピースのソースには甘みがあり、
うぐいす豆のお菓子のような味わい〜♬ と、ここで!お友達が
チーズをご所望!!驚く私に ”だって最後になるとデセールもい
ただかなければならないし、お腹いっぱいになってからではなく
ワインが美味しくなってきたから〜♬ この辺でチーズとワイン
を愉しんでおきたい” とのことでございます。なるほど・・チー
ズの新しい愉しみ方が私には新鮮ですが、ルール違反とは行かな
いまでも果たして私達の我儘は聞いていただけるのでしょうか?
いただけました〜柳沼支配人の笑顔と共にチーズのワゴン到着!
コンテの36ヶ月熟成・クロタン・シャビニョール(羊)一ヶ月
熟成を小さく小さく切っていただいて〜リオンのサン・マルセラ
ン(牛)はスプーンフルで〜♬ ふくよかな赤ワインで究極の箸休
め〜♬ 続くはハーブのクルートを纏ったスズキのローストをフヌ
イユのピューレとサラダと共にいただきます。フヌイユが素晴ら
しい〜〜♬ スズキは真空パックを68℃で湯煎されるのだそうで
す。シャンパン・ソースが柔らかくスズキの旨味を際立たせます。
どこか、カレー風味のようなオリエンタルな薫りがする・・フレ
ッシュ・オレンジ入りの逸品でございました。
ホロホロ鳥胸肉のローストは季節野菜のエチュベとモリーユ茸添
え。鶏より舌触りがなめらかでジューシーな肉質〜ソース・シュ
プレームが香ります。ホロホロ鳥の腿肉のクロケットはサラドゥ
・ジャルディニエール仕立て〜♬ 本当に!お庭に咲く草花をお皿
一杯に散らしたみたい〜♡ お皿に描かれた絵画のような逸品・・
驚異的に小さなトマトは(クルミと比べてみてくださいませ)直
系僅か5ミリほどですが、しっかりトマト!!で今更ながら〜バ
イオの力とテクノロジーに感激致しました。
デセールは赤いフルーツとフロマージュ・ブランのミルフィーユ
仕立てでピスタチオの薫り〜♬ ミルクとラズベリーのマーブル・
シャーベットも美しく、ブルーベリーやボイズンベリーと違って
ラズベリーは色にも味にも華やかさがあって実にデザート向きで
す。プティ・フールと食後のお茶はまたサロンでいただきました。
至福のディナーの終焉まで3時間・・柳沼支配人ともお話が尽き
ず!まだまだサロンで余韻に酔いしれていたい夜でございました。
4位
1回
2013/08訪問 2014/08/06
(2013年8月22日)
エルボスコチェックアウト後〜戸隠神社の近くにある蕎麦畑に
蕎麦のお花を見に行き・・ランチはもう一度小布施の蔵部に行
きたくて予約を入れました。本家のお庭が見える窓から燦々と
太陽光が入ってランチ・タイムの蔵部は夜とはまた違う表情を
見せてくれます。法被姿のスタッフほぼ全員が私達のことを覚
えていてくださって行きつけのお店にランチに来た気分でござ
います。小布施最後の一杯はやはり小布施ブラン(¥600)
〜♬ きりりと冷えていて、小布施のリンゴジュース(ふじと
紅玉のミックス ¥420)も美味〜ラストオーダー・ギリギリ
の2:30pm でしたので大半のお客様は帰られた後で静かな
蔵部・・トウモロコシはランチ・メニューにはありませんでし
たが、お願いしてみますと大将が快く焼いてくださいました。
信州安曇野産のわさび丼(¥940)わさびは自分で下ろして
紅鮭ご飯の上に載せます。わさびの鮮度がイマイチだったかし
ら・・紅鮭の量も少なくてちょっと寂しいわさび丼でしたが、
焼き魚定食の紅鮭の西京焼は美味しくいただきました。ご飯は
新潟県産こしひかり〜もちろん!竈炊きです!!でも、栗おこ
わにも心が惹かれて伺ってみましたら〜変更 OK〜♬ 新潟県産
こがねもち使用の栗おこわを堪能させていただきました。午後
の日差しが優しく降り注ぐ蔵部で小布施ブランと栗おこわ〜♬
小布施でのフィナーレを美しい秋色で飾ってくれました。
(ランチの写真は最後の12枚です)
(2013年8月21日)
野尻から予約のお電話を入れた時〜ディナー・コースは2種類
あって違いはトウモロコシの天ぷらが入るか入らないかでした
のでトウモロコシは粒になった天ぷらより ’丸ごと大地の恵み’
・・ やはり焼きトウモロコシで!いただきたいと思い、一品
少ないコースの方でお願い致しました。当日〜私達4名が通し
ていただいた半個室はオープン・キッチンになった調理場が見
渡せて〜それも大将が包丁を入れるまな板前の立ち位置で〜♬
竈で焼かれる食材もよ〜く見えるテーブルで最高で〜す!!
なんという臨場感〜♬ 調理場の中も外も全員が若い男の子で
法被に捻り鉢巻き、白い前掛け、足袋に雪駄という出で立ち!
ザ・男の世界〜〜潔くてカッコイイですネッ!そもそも寄り付
き料理とは蔵人の為の賄い料理で、冬期三ヶ月に亘る酒造り期
間・・寒さの中厳しい労働を泊まり込みで担う男衆に出された
もの。寄り付きとは蔵人が食事や休憩をする場所のことで酒造
りの合間に素早く集まれるよう土間で腰を下ろせる機能的な造
りになっているところが特徴です。オープン・キッチンを囲む
ように造られたカウンターの向こうには本宅の和庭園、壁には
明治から大正期にかけてガラス・ネガを用いる湿板写真の技術
で撮影され〜当主市村家に保存されていたモノクロ写真が掛け
られ・・居ながらにして往事を偲ぶことができます。
もちろん、桝一市村酒造場で造られた日本酒を愉しむことも
できますが、私達は昼間傘風楼のテラスでいただいた小布施
ワイナリーの白(小布施ブラン2012年:志賀高原南山麓
産・強い澱引きをせずに旨味成分を残したままボトリング)
をボトル(¥4200)でお願い致しました。ラベルには
Sogga Pere et Fils と曽我さんでしょうか・・お名前が記さ
れています。コースとは別にお願いした竃の火で焼かれたト
ウモロコシの甘さがマイルドな辛口の小布施ブランでより引
き立ちました。ディナーの後半でお願いした小布施ワインの
ルージュ/バイ・ザ・グラス(¥630)は微発砲な感じが
あり、やはりブラン同様ライト・ボディー・・♡ 優しくお
食事に寄り添う柔らかな味わいでございました。
葉月のコースは先附けが真あじとパプリカの南蛮漬、お造り
は真鯛、金目鯛、スズキの三点盛で・・山の中なのに??と
一瞬思いましたが、実は日本海が遠くないのですよネ!続く
椀物に煮崩れしない肉厚の実が持ち味!小布施の丸茄子!!
(千曲川河畔で育てられる朝採りの地野菜です)が半円に切
られて素麺と共に味噌仕立てで供されて感激〜〜♬ 丸茄子は
この地方で古くから栽培されて来ましたが東京では見たこと
もなく、みずみずしいのに食感にしっかりとした歯応えがあ
り〜♬ 酢の物は夏野菜、そして焼物は紅鮭の炭火焼き〜竈で
炊いたご飯にお味噌汁と香の物、コースはここまでデザート
は別オーダーになります。私達は栗のババロア(¥420)
で全員一致〜 ♡ ごちそう様でした!!
薪と炭を使って煮る、焼く、蒸す、とシンプルな和食は骨太
でまさにオトコの料理〜♬ これぞ逸品!というものは特に
ないのですが、竈という強力な味方、酒蔵の一部を改装した
蔵元ならではの劇場的空間〜♬ 竈でご飯が炊けると辺り一
面に水蒸気が上がって迫力満点!!大きな大将がお茶碗を一
つずつ手に取り〜お米一粒一粒に語りかけるかのように大事
そうに、ゆっくり、ご飯をよそう姿が非常に印象的でした。
お玄関を入ると季節のお花が生けてあり、傘立てには番傘、
廊下の先には古樽がオブジェのように置かれていて〜どこを
切り取っても絵になる小布施の和食レストランは日本の町起
こしのモデル・ケースにもなったと言われる小布施の再生に
一役買ったアメリカ人女性セーラ・マリー・カミングスのプ
ロデュースにより2006年にオープン〜成功した小布施の
町作りから学ぼうと全国から視察団が集まるまでになりまし
た。セーラは1991年交換留学生として来日→ 長野オリ
ンピック・コミッティー→ 小布施堂入社→ 1996年に酒
ソムリエの資格をとり、酒造りの期間だけでなく一年を通じ
て若者に雇用の機会を、と小布施セッションなるものを発案。
この辺りが詳しく書かれている Obuse/ssion 小布施ッション
2001年〜2年と題されたご本が置いてありましたので〜
見せていただけますか?とお願いしたところ、すぐにお持ち
致します、が・・10分たっても15分たってもテーブルに
ご本は届かなくて再度別の方にお願いしてやっとご本を拝見
させていただけた、という場面や、ごく基本的なワインの質
問に答えられなかったり・・せっかくここまで凝った素敵な
お店なのですから・・ハードだけでなく、ソフト面もどうぞ
よろしく!!マネージャーらしき方の存在も確認できません
でしたが、オペレーションがもう少しスムーズになると雰囲
気だけが先行するレストランではなく、より厚みのある、よ
り魅力的な ’クラブ’ になるのではないかしら・・。
お店を出ると笹庭広場の上にきれいな満月〜♬ 蔵部と同じ
ジョン・モーフォードがデザインしたという桝一客殿の前を
通って私達は満ち足りた気持ちで駐車場へと向かいました。
東京に帰ったら〜小布施ッションが読みたくなりそう〜〜♡
5位
1回
2015/11訪問 2015/12/18
(2015年10月・11月)
10月の第3日曜日に還暦のお祝いがありましてTHE BAR で
XVIN から流れてくるチェロとヴァイオリンの調べに耳を傾け
ながら地上150メートルからの眺望を満喫→ パーティー用
に設えられた会場へと移動→ チャイニーズならではの包丁使
いが楽しい数々のお祝いの彫りものが並ぶバンケットで後半
にラッキー・ドローがあり〜なんと2等賞をゲット!! 賞品
は最高級・国産・特大ヨシキリザメのフカヒレの姿煮200g
(メニュー上のプライスは ¥13608)翌月フカヒレを楽
しみにおじゃま致しますと・・ホテルはすっかりクリスマス・
モード〜♬ カウンターは私達を入れてカップル3組でゆった
り〜カウンターと言っても奥行きがありますのでテーブルで食
事をするのと何ら変わらないところと都会的な夜景が広がる大
きなガラス窓が XVIN カウンターの最大の魅力でございます。
2等賞のフカヒレ引換券をお渡しして大粒帆立と山芋の花山椒
ソース(¥1296)青梗菜のクリーム煮(¥1296)くる
ま麩と湯葉の塩煮込み(¥1404)をお願い致しました。ち
ょうど解禁から5日目〜ボージョレ・ヌーヴォーがあって〜今
年のヌーヴォーはこれまでのベスト・イヤーに匹敵する美味し
さでしたのでブルゴーニュの名門アルベール・ビショーのヴィ
エイユ・ヴィーニュ(¥4320 樹齢50〜100年の古木で
育ったブドウだけを使用)をお願いして前菜と一緒に愉しみま
した。一品だけ、青梗菜のクリームの粉っぽさが気になりまし
たが、後は秀逸〜大きなふっくら帆立、シャキシャキ山芋、弾
力のあるくるま麩は大きな鯉になりたい美味しさ〜♬ 湯葉が
少なめで残念ながらソースも絶品でございました。
ヨシキリザメは最初に大きな姿煮の形で登場→ その後、鉄鍋に
移されて銘々に供されました。この姿煮が本当に熱々でお鍋の
中でぐつぐつ音を立てていますよ〜♬ シズル感なんて生易し
いもんじゃありません!! 私は猫舌なので暫くシズル・サウン
ドを目を耳で愉しませていただき・・ある程度冷めてからいた
だいたせいかソースが少ししょっぱく感じられました。でも、
フカヒレの力強い歯応えは他にはない食感ですので立派な姿煮
には格別な満足感があります。以前ご一緒していただいたホテ
ルマンから ”うちのホテルじゃこのプライスではムリ" という
発言がありましたが、XVIN の強みはこのリーズナブルなプラ
イシングと使い勝手のよさ〜♬ お洒落なカウンターはもちろ
んですが、つい先日も女性2名でおじゃましたところ個室にご
案内戴き、お料理と夜景を贅沢な気分で満喫〜♬ サービスも
申し分なく、余りの居心地のよさに気が付いたら3時間たって
いた!!というお話を伺ったばかりですが、XVIN ならさもあ
りなん・・そうでしょ? XVIN ファンの皆様〜♬
(2013年10月)
皆様ご存知!!本格的中国四川料理のシェンロンが10月1日
お勤め帰りやデートでも!気軽に愉しめるイクスヴァンとして
グランド・オープン〜♬ 一週間後におじゃまして参りました。
1F のエレベーター・ホールには真っ赤な薔薇〜 ♡ ロイヤル
パーク・ホテルのレセプションがある24F は窓際がバーです
から・・イクスヴァンへのアプローチはとってもお洒落〜♬
エントランスを入ると〜すぐ右手が広いワインバー・ダイニン
グになっていて〜壁に沿って落ち着いたソファー席があり、カ
ウンターが一列、そして一段下がったところにもう一列・・な
んて美しいカウンター!!テーブル程の幅があります。この窓
際の余裕が最高ですネッ!大きな窓の向こうに東京の夜景が静
かに広がって〜♬ なんともロマンティックなセッティング・・
ロイヤルパーク汐留タワー24F は地上150メートルにあり、
目の前に電通ビルと浜離宮恩賜庭園という汐留ならではの都会
的なシルエット・・カウンターには赤い薔薇〜天井が高く非常
にスタイリッシュな空間でございます。
奥には二名様から大人数様まで対応のできる個室が8部屋用意
されていて〜二名でも使える個室があるって〜〜♬ ちょっと
嬉しくないですか? 設えはシックでモダンなチャイニーズ!!
東京スカイツリーが正面に見えるお部屋もあって顧客の様々な
ニーズに応えてくれそうです。従来の中国料理の大勢で行かな
いといろいろ愉しめなくて・・というスタイルを完全に覆す新
しいコンセプト。特別宴会プランは飲み放題付きでスタンダー
ド・プランが ¥8000(オードブル・雲丹入りフカヒレスー
プ・牛肉、あわび茸、茄子の黒胡椒炒め・蒸し点心2種・季節
の鮮魚パリパリ揚げチリソース・高原レタスと秋鮭の炒飯・杏
仁豆腐)フカヒレ姿煮入りプランは ¥10000(特製オー
ドブル・フカヒレの姿煮・霧島鶏の柚子胡椒炒め・白菜の干し
貝柱ソース・根菜と海老のチリソース・牛肉あんかけ焼そば・
マンゴープリン)中華フルコース・プランは ¥12000で〜
季節の彩りオードブル・フカヒレの姿煮・アグー豚と秋野菜の
塩麹炒め・活車海老のチリソース・アワビと干しナマコの湯葉
包み干し貝柱ソース・四川担々麺にデザート、といったライン
ナップ〜♬ ぜひ、お問い合わせになってみてくださいませ。
この日、私達がいただいた前菜3種は北海道産の蝦夷アワビと
雲丹の茶碗蒸しのシャンパンかけ、宮崎産の霧島鶏のタタキ。
蝦夷アワビが絶品です!!味わい深く柔らかでジューシー!!
至福の逸品でございます。気がつけば写真を撮る前に消えてい
ました!!後上シェフに伺ってみましたら〜アワビは蒸すと時
間の経過につれて固くなってしまうので、アワビを蒸さずに!
お鍋に入れ特製たれをかけラップをして仕上げるのだそうでご
ざいますよ〜♬ 活アワビだからこそ生きる秘伝のレシピー!!
前菜の霧島鶏も同様に! 鶏が新鮮だからこそ! タタキでいた
だけます。ポメリーのブリュ・ロワイヤル(¥1575)でシ
ュワシュワッと、なんて素敵なスターター・タイム!!
続く絶品!ヨシキリザメの姿煮は上海蟹味噌ソースで究極の味
わい〜♬ フカヒレのポーションは200g より大きかったと思
います。この時間がいつまでも続いてほしいと願わずにはいら
れない至福の一皿でございました。イクスヴァンでは特選毛鹿
ザメ(200g ¥15750)とヨシキリザメ(200g ¥1
2600)のフカヒレ2種類が愉しめますが、70g (¥52
50)というポーションがあるところもイクスヴァンならでは
〜♬ シャンパーニュの後、ヨシキリザメのフカヒレはナパの
ニュ―トン:クラレット 2009年で満喫させて戴きました。
メルロー52%、カベルネソーヴィニヨン38%、シラー5%、
プティ・ヴェルド3%、カベルネ・フラン2%〜この柔らかで
エレガントなワインは円やかなタンニンとブーケが素晴らしく、
余韻が長く、贅沢なディナーを華やかに彩ってくれました。
もう、ここまでで!充分に幸せだったのですが、活車海老のチ
リソース、銀ダラの松茸挟み・シャン菜載せ黒豆ソース、A-5
和牛の BBQ ソースと ’ごちそう’ が続き、〆は担々麺(¥15
75)と蒸し鶏のスープそば(¥1890)担々麺の素晴らし
さは今更ワタクシ如きが語る必要もございませんが、蒸し鶏の
スープがまた奥深く優しい味わいで感動のフィナーレでござい
ました。担々麺も辛さが選べるなど、イクスヴァンは本当に至
れり尽くせり〜〜♬ デザートはタピオカと餡入り揚げバナナ
で・・極上のシャンパーニュとワインで愉しむ珠玉のチャイニ
ーズ・ディッシュの数々〜♬ 空間、接客、サービス、どこを
とっても申し分なく、お友達にどうしても蝦夷アワビをご賞味
いただきたくて3日後に即!再訪してしまいました。
3日後は土曜日 @6pm・・ダイニング・バーにはホテルから
と思しき外国人男性お一人様が窓際のカウンターに、ソファー
には女性グループ、デート組多数・・家族連れが一組、また一
組と個室の方に消えてゆきます。少人数でも個室でコースが愉
しめたり、前菜とワイン、ヌードルだけでも OK〜♬ なカウン
ター/バー・ダイニングというコンセプトが新しいですネッ!
でも、最大の魅力はフカヒレやアワビと言った高級食材の CP
の高さではないでしょうか。お友達はホテルマンなので〜曰く
”うちじゃこのプライスでは絶対ムリだ!!”(例えば、フカヒ
レの姿煮・活車海老・アワビが入った全7品のグラマシー・コ
ースは ¥9450)と、感心することしきり・・・。
この後〜私達にはディナーの予約の時間が迫っていましたので
グラスのシャンパーニュで軽く前菜をいただいて移動〜♬ と思
ってお誘い(ワイン・バー的にも使えるチャイニーズのご紹介
も兼ねて)していたのですが、絶品アワビと A5和牛イチボの
ローストビーフ、カブの中にイカと山芋〜XO 醤のソースが香
り高く、カウンターからの眺めも居心地もよく、毛鹿ザメの姿
煮までしっかり!いただいてアンティキ・サポーリでイタリア
ンという・・なんとも贅沢なコースになってしまいました。
それにしてもフカヒレと赤ワインは本当によく合いますね〜♬
初回いただいたナパのニュートンとの相性は最高でした☆☆☆
グラスでいただける赤は3種類:コンチャイトロ(¥630)
トラピチェ(¥840)ドゥルト・ヌメロ・アン(¥1050)
ボトルのリストではロバート・モンダヴィのプライベート・セ
レクションと桔梗ヶ原のメルロー、ルチェンテ・ルーチェ・デ
ッラ・ヴィーテあたりが気になりました。ワイン・ダイニング
でヨシキリザメや毛鹿ザメなんて〜〜♬ なんという贅沢!!
香港のペニンシュラでも、サンフランシスコのチャイナタウン
でも、いただけなくなってしまったフカヒレです。貴重な姿煮
・・心していただきたいと思います。
6位
1回
2013/08訪問 2014/11/24
先週の平日4pm 頃〜明治通りをクルマで走っていて見つけたお店です。
シェフらしき方が歩道に椅子とテーブルをセットして開店準備中・・ク
ルマを降りてアンジェリーナと一緒にディナーができるか伺ってみまし
たら〜もちろん OK〜♬ との嬉しいお返事と共に7・8月限定南イタリ
アの風を感じる魚介たっぷりコースのご案内を戴きました。宮城産ガゼ
ウニに冷たいトウモロコシのポタージュを注いで(シチリア)シラスの
唐辛子漬け(カラブリア)宮城産タコとセロリのマリネ(サルデーニャ)
宮城産イワシのマリネ(シチリア)宮城産ムール貝の酒蒸し(シチリア)
小エビのフリット(ナポリ)豚のテリーヌ(バジリカータ)山形産イカ
墨を煉り込んだ手打ちタリアテッレ(プーリア)山形産地鶏とポテトの
オーヴン焼き(ナポリ)南イタリアのドルチェ盛り合わせ・・これだけ
あって〜なんと!税込み・お一人様 ¥5000という信じ難いプライス
でございます。
予約当日の土曜日@7pm 〜店内はカウンターもテーブルも満席!!奥
の中二階〜個室風に造られた部分も4名掛けのテーブルがひとつ空いて
いるだけでございました。テラス風に造られた歩道のテーブルにも私達
の後すぐにカップルが入って見事に満席となりました。グランド・メニ
ューの他に A-4にプリントされた本日のお薦めメニューもビッシリあっ
て至れり尽くせり系リストランテでございます。どちらかと申しますと
恵比寿寄りですが東三丁目ですから渋谷からも近く、若者で賑わうお店
かと思っておりましたが・・とんでもございません!!カウンターでデ
ィナーをされていたお客様は全員が大人で、しかも常連様でいらっしゃ
いました。左奥にいらしたカップルは私達より早くディナーを始められ
ていましたが、私達のチェックが終わってもカウンターの上に載ってい
たのはドルチェではありませんでした。
この日、私達がいただいたアイテムは・・宮城産ウイキョウのサラダと
沖縄産車エビのマリネ(¥1380)山形牛とトリュフとマッシュルー
ムのサラダ(¥1680)宮城産花ニラと愛知産白イカのスパゲッティ
(¥1360)ワインはハウス・ワインのモンテプルチアーノ2010
年(¥3500)アブルッツォのテッラ・ダリージ・モンテプルチアー
ノは大規模ながら代々家族経営を続けているスピネッリ社のものでした。
果実豊かでミディアムボディー・・夏のテラスにはピッタリでございま
す。さわやかなウイキョウの香りでいただく車エビの冷製との相性が抜
群で嬉しいスターターとなりました。マリネが丁寧〜〜 ♡ 柔らかな山
形牛も甘みたっぷり〜花ニラは元気溌剌でいかにも栄養たっぷり〜新鮮
な素材からでしか味わえない大地の恵みをしっかり感じることができま
した。それほど大きくないカウンターの中にシェフが5人!!納得でご
ざいます。またサービスの女性スタッフが素晴らしく〜〜♬ 気持ちの
よい時間と手抜きが全くない!!お料理を堪能させていただきました。
ドルチェは自家製ジェラート3種盛り合わせ(¥700)をお願い致し
まして・・青森のブルーベリーに庄内メロンと仙台茶豆〜♬ 茶豆が楽し
かった!!あと、心水というお水にもアルマらしい個性を感じました。
泡心水(アワシンスイ)は福島会津の袖山で明治初期から湧き出る天然
の炭酸温泉水で薬泉とも言われて売り出されていましたが、輸送が困難
を極め休業 →100年の眠りから覚めて再び市場へ・・幻の天然炭酸水
と呼ばれているのだそうです。しっかりとした発泡〜美しいボトル〜♡
サンペレのようにお水自体の味はしないのですが、珍しいお水を初めて
いただきました。ディナーの途中でアンジェリーナのお水がなくなり少
し足していただきたかったのですが、女性スタッフが店内満席でお忙し
そうでいらしたので〜泡心水 ’少々’ をフツーのお水に注ぎたしたところ
〜アンジェリーナは驚いてクシャミをしそうな顔をしていました。生ま
れて初めてエヴィアンを飲んだ時みたいに丸い目を白黒させて〜〜♬
アルマとはラテン語で恵みという意味だそうで〜東北6県の豊かな自然
の恵みを活かしたイタリアン〜♬ 素材・CP・お料理・接客・すべての
ポイントで高得点!!大人が愉しめる若者達による深夜2 am まで営業
〜♬ 近場に元気で美味しいカジュアルなイタリアン発見でございます。
7位
23回
2025/03訪問 2025/04/06
今年は3月23日が日曜日で一日遅れのベアトリーチェ6歳バースデー・
パーティーを予定しておりましたが、昨年はインドでご出席戴けなかっ
たKご夫妻の帰国便がウェイティング・リストで30日なら確実とのこと
でヨーダには昨年の秋 ボエム で再会しておりましたが一週間延期して3
0日に変更→ 急遽!ゲストの皆様に連絡して全員から OK〜♬ お店もO
K〜♬ で人間14名、ワン3匹のバースデー・パーティーとなりました。
予報どおり日曜日は前日までの雨も上がって花曇り〜いつもクルマを停
める駐車場の桜も リグニス の桜も満開で風船部隊も男手が一名増えて5
名でバッチリ〜♬ 一時間かからずに余裕で風船飾り付け完了で〜す!!
コースの前菜はモルタデッラ・ハム、ポテト入りフリッタータ、カリフ
ラワーのカレー粉焼き、芽キャベツが嬉しいですネッ!トリュフ・オイ
ル風味で美味〜♬ ピッツァは燻製モッツァレラのマルゲリータ、パス
タはペンネでトラパネーゼ(アーモンド・バジル・トマト・ソースのト
ラーパニ風)牛ミスジのローストとドルチェのヘーゼルナッツ・ムース
のエスプレッソがけも美味しくてゲストの皆様も大満足!!プロポーシ
ョンの良いコースもさることながら私が恵比寿エスのバースデー・パー
ティーが素晴らしいと思う大きな理由の一つが塩・胡椒しないサイコロ
・ステーキをバースデー・ケーキ風に盛った美しいドギー・ケーキで!
アンジェリーナ11歳のバースデーに続いてベアトリーチェのバースデ
ーは今年で6回目!毎年キャンドルを用意してサイコロ・ステーキの上
に飾って皆でお祝い〜♬ 今年はコッカーのビーが術後で来られません
でしたが(ママ、パパ、子供達3人は出席)もうすぐ17歳になる N子
ちゃんのトイプー’アーコ’ が来られてよかった!Kご夫妻のシーズー’ヨ
ーダ’ は4歳の食べ盛りですがアーコも負けないくらい食べて3匹でア
ッと言う間に完食!嬉しそうなワン達を見て人間も和み、皆ながハッピ
ーになれる春の午後・・小曽根シェフ、今年も有難うございました!!
ベアトリーチェ5歳バースデー3月22日にイチバン近い日曜日24日に
テラスでバースデー・パーティーを開催〜♬ 前日は朝から雨、翌日も翌々
日も一日雨で本当に奇跡の晴れでした。3月は寒の戻りが続いて東京の桜
の開花予想は過去11年間で最も遅い3月29日、去年は観測史上最も早
い3月14日でしたので余計に遅く感じてしまいます。エスに向かう細い
道の角にある枝垂れ桜も未だ蕾・・去年パーティーの日を一週間間違えた
N子ちゃんも一家揃って(パパと子供3人・コッカー1匹)子供は5歳児
がもう一人〜人間16名+ワン3匹のバースデー・パーティー!風船部隊
到着の2pm にテーブル・セッティングは長いテーブルに8名が向かい合
う形で完了していてお子様用チェアーも用意されていました。一時間で飾
り付け完了〜♬
ドリンク・メニューにはスパークリング、生ビール、赤・白ワイン、ソフ
ト・ドリンクの他、ジントニック、ハイボール、ジンジャー・ハイボール、
シャンディーガフ、カシス・ソーダ、カシス・オレンジ、カンパリ・ソー
ダなどカクテルがあって〜お願いしなかったとしてもカラフルなラインナ
ップが華やかでホスピタリティーが嬉しいですよネ!スパークリングと生
ビール、ソフト・ドリンクで乾杯〜♬ 前菜は桜エビとスナップエンドウの
フリッタータ・空豆と粒パスタのサラダ・鱈の玉葱入り酢漬け・生ハムの
4種で、お米の粒ほどのちっちゃなパスタと空豆にペコリーノ・チーズを
振りかけた一品に ”可愛い〜お米みた〜い!” と歓声が上がります。この
日ご挨拶にお顔を出してくださった2001年から続くピッツァW杯を2
回制した小曽根オーナー・シェフは TBS ’ジョブチューン’ でピッツァ対
決のレギュラー審査員を務め、昨年は10月にイタリアでも審査員を務め
る日本ピッツァ界の重鎮〜熱々マルゲリータは言わずもがなの絶品でござ
います。そしてアサリと春菊のヴォンゴレ・ビアンコがこれまた絶品で濃
厚なアサリの出汁に春菊の微かな苦味が春らしい逸品!!でございました。
メインは牛モモ肉 ’芯々’ のロースト!!これが完璧な火入れ〜山椒のソー
スで供されました。芯々は内モモより更に内側の中央近くにある芯の部位
で夢のような柔らかさ!焼き上がりの色も美しいですねぇ〜♡ 溜息が出る
美味しさ!ドルチェは桜のパンナコッタでこの日桜は未だ咲いていません
でしたが私だけでなくゲストの皆様の心も桜色に染まったに違いありませ
ん。小曽根シェフは今 姉妹店の ジャンカルロ に詰めていらしてテラス
の改装工事が始まる真っ只中でゆっくり打合せするタイミングもなかった
にも関わらず、このような素敵な春の午餐を準備してくださってゲストも
大喜び〜♬ テーブルの上に子供用に先の丸いアクリル樹脂でできたナイフ
とフォーク、スプーンがあってキメ細やかなセット・アップ!ビー、アー
コ、ベアトリーチェの3匹で仲良くいただいたバースデー・ビーフにも感
謝 ♡ 犬たちも広々テラスで幸せな午後を過ごさせて戴きました。私が初
めてエスのレビューをアップしたのは2013年3月で小曽根シェフがイ
タリアから帰国→ ピッツァイオーロとして此のピッツァ窯でピッツァを焼
き始めて一年半たった頃〜11年ホントにアッと言う間ですネ!
ベアトリーチェ4歳バースデー・パーティーを10日遅れの日曜日に開催
致しました。お天気にも恵まれて〜いつものように3pm〜5pm〜♬ 小
曽根オーナー・シェフと酒井君も ジャンカルロ のランチを終えて駆けつ
けてくださって〜今年は犬のお友達が一匹減ってしまい(ママの日にち勘
違い!)人間11名、ワン2匹でちょっと寂しかったので本当に有難うご
ざいます。毎年4pm にサーヴをお願いしているドギー・バースデーケー
キも持参したキャンドルの色に合わせた美しいデザインで感激致しました。
私達、人間がいただいた前菜はアンティパストミスト:左から鰤のカルパ
ッチョ、自家製ポルケッタ、プロシュート、ナスのパルミジャーノかけオ
ーヴン焼き、エビとブロッコリーのフリッタータ〜♬ 今年は風船部隊が
5名でしたので30分ほどで飾り付けが終わりましたが2pm に私達がテ
ラスに到着するとピッツァ窯では火が赤々と・・焼き立て熱々ピッツァは
マルゲリータ、とろとろで美味〜♬ ピッツァが焼けるところが見えるエス
のテラスは臨場感たっぷりでやはり一味違います!!マルゲリータに続く
パスタは兵庫県産のしらすを使った甘唐辛子のスパゲッティで、これまた
素晴らしいペペロンチーノ!!お肉はアンガス牛・肩ロースのローストで
春らしい筍と花わさび添え〜♬ ティムール・ペッパーソース(花椒)で
美味しくいただきました。ドルチェは初めて見る♡自家製チーズケーキ♡
蜂蜜がけでしっとりと美味!エスはアンティパストのポルケッタもそうで
すが自家製アイテムがたくさんあって〜小曽根オーナー・シェフの元、皆
様のお料理に向かい合う姿勢に熱いものを感じます。心を込めて作ったも
のだから美味しい〜〜♬ に決まっていますが!プラス!そこに何か温かい
メッセージがあって押しも押されぬ恵比寿の人気イタリアンとして今日に
至ります。テラスの囲いがとれる初夏のテラスが待ち遠しい〜〜♬
久々にエスのテラスでフルコース・ディナー・・小曽根シェフが今年から
姉妹店 ジャンカルロ の方で、林田さんから新しい田平シェフのご紹介が
ありました。お二人は共に九州ご出身〜林田さんが長崎県、田平シェフは
佐賀県で仲良く隣り合った県同士〜ピッツァ窯には赤々と火が入っていて
薪のいい匂い〜♬ テラスは私達の貸切でなんという贅沢!!6:30pm
過ぎから次々にお客様ご来店でビニールの窓から2F へ上がるお客様の姿
が見えます。”ワインは3本ご用意してるんですがどちらになさいますか?”
と林田さん・・先日ジャンカルロでいただいて美味しかったヴェルサーチ
・ラベルのネロ・ダーヴォラがあって〜さすがの連携プレー・・マージの
カンポ・フィオリンがあるとヴェローナでオペラを観た翌日ガルダ湖とワ
イナリーを訪ねた時の思い出が甦ってマージに白羽の矢!となってしまい
ますが!なんという嬉しいお心遣い!!ありがとうございます。ヴィンテ
ージは2018年〜♬ アンティパスト・ミストは生ハム、サラミ、鶏モモ
肉のピリ辛オーヴン焼き、豚バラ肉のボリート、菜の花とカラスミのマリ
ネ、トマトと水牛のモッツァレラ、ワラサのカルパッチョと7品〜ニンジ
ン、セロリ、玉ネギ、クローヴ、ローリエで煮込んだ豚バラが柔らかく味
わい深くて絶品!!続くパスタは豚サルシッチャとプティヴェールのスパ
ゲッティでプティヴェールは初めていただきましたが美味しいですネッ!
’小さな緑’ と名称はフランス語ですがフランス生まれではなく1990年
に静岡県の農場でケールと芽キャベツの交配から生まれた新しい野菜〜♬
色付きと姿が美しいですよネッ! ケールの苦味はなく味わいはホウレン
草に似ています。スパゲッティは太め、パワフルなアルデンテにサルシッ
チャが絶妙な塩加減で絡みます! 迫力満点!!元気になれる一皿〜♬
”トマト系まだ召し上がってませんよね?” と林田カメリエーレ・・ピッ
ツァは小さめでもお作りできるのでメインの前にトマト・ベースにされ
ますか?" 私はビアンカでもよかったのですが!リーチェパパがニコニ
コ・・チッチョリとフリアリエッリ(これも初めて!イタリアの葉野菜)
が熱々でテーブルに載りました。モッツァレラがとろとろで薪窯から1
メートルしか離れていないエスならではの贅沢三昧!! チッチョリは豚
の様々な部位を固めた煮こごりでコリコリした耳の細切りも入っている
ように思いました。子供の頃、母がクローヴやローリエを入れた豚の耳
の透明な煮こごりを作って大きなタッパーに入れて冷蔵庫から取り出し
てはベトナムとフランスのハーフで親友だったマリアとよくつまんでい
て〜子供の私は学校で ”うちのママは家で豚の耳を食べている” なんてこ
とは絶対に言ってはいけないことだと思っていたのでした。閑話休題、
で〜お肉料理は黒毛和牛のロースト、ソースはビーツでお肉のロゼ色と
相まって見事な一品!! 栃木県の和牛だそうで添えてあるのは柿〜田平
シェフのセンスがキラリと光ります。火入れも完璧で周りはカリッ!と
中はジューシー・・♡ ドルチェはリンゴと栗のモンブランでリンゴがさ
わやか・・甘さ控えめでフルコース・ディナーの〆に重くなり過ぎない
素敵なデザートでございました。来たるベアトリーチェのバースデーは
田平シェフのコースになります。ゲストの皆様の反応が今から楽しみ〜♬
コース料理で楽しむ極上パーティー・テラス
***********
週間予報が大きく外れて嵐のような大雨になり気温も10℃ に届かず、
泣く泣く一週間延期した日曜日は朝から晴れて犬たちも脚がドロドロに
なることなく自由にテラスで遊べてホントによかった!エスのテラスは
屋根付きなので人間は雨でも食事が楽しめますがベアトリーチェのバー
スデー・パーティーですから主役は犬!!”一度味をしめたのでビーは
お肉を楽しみに一家全員で伺います”→ はい、お待ちしております!!
小曽根シェフからは最終確認ラインで ”お肉ケーキは味なしの牛の赤身
ウェルダンでよかったですね?”→ はい、宜しくお願い致します。一週
間延期になって来られなくなった2名がたまたま風船係であった為これ
まで4〜5名体制で準備してきたところをパパとママの二人でこなすこ
とになり時間が押して参りますと・・’何かお手伝いしましょうか?” と
スタッフの方が申し出てくださって〜本当に助かりました!!
無事2:55pm に準備完了! パーティーは3pm から5pm の2時間
テラス貸切でエントランスの扉を閉めますので犬たちは自由に動けます。
前菜は自家製ハム 'ローマ風ポルケッタ' でこれが絶妙な柔らかさと塩加
減で美味〜♬ ペコリーノで楽しむシンプルなグリーン・サラダはレモ
ン・ドレッシングでさっぱりと・・続くサルデーニャ風沖しじみとアサ
リのフレーゴラ!! 初めていただきましたがこれが絶品〜♬ 新じゃが
とパンチェッタのローストもよかったし新玉ねぎとアンチョビ、ケーパ
ーのピッツァ・ビアンカは新玉ねぎがしんなりと甘くて甘くてビアンカ
ならではの逸品で素晴らしかった!!ピッツァは熱々焼き立て2種〜♬
もちろん、マルゲリータも登場してゲストも大満足!! ”ピッツァ窯が
見えるテラスで何という贅沢!!ピッツァ2種類で大満足なのにパスタ
も出るのネッ!” と大喜びされました。和牛ラグーのスパゲッティも安
定感のある美味しさでエスではイノシシや鹿のラグーもいただいて参り
ましたがエスはジビエのラグーも天下一品!! お肉は牛ハツのグリル
に自家製サルシッチャのソテーが一本添えられて〜♬ 私は鶏のハツは
大好きですが牛のハツは初めて! 鶏のハツより少しハードで食感は似
ていますがより弾力があります。ハツって〜美味しい部位ですよネッ!
恒例のケーキ・セレモニーは4:15pm から始まり犬たちはちゃんと
わかってスタンバイしておりました。ビーフの赤身を小さくカットして
ズッキーニで巻いてケーキ仕立てにしたワン!バースデー・ケーキはア
ンジェリーナの時代から小曽根シェフのスペチャーレで今年のケーキは
より繊細なデザインで本当に素敵でした。ビジュアルが美しいと人間も
幸せで〜♡ 今回は子供達も ’わんわん大好き’ な子ばかり〜お箸でお肉
をとって上手に犬の口に運べると大喜びしている様子がまた可愛くて楽
しい楽しいバースデー・パーティーとなりました。ケーキ・セレモニー
の後〜人間にはパンナコッタが出て親しい友 Eは ”このパンナコッタも
美味しい〜〜♬” 夏にカナダから一時帰国する娘夫婦と孫とこんな風に
ゴハンできたら最高だわ〜絶対!エスで〜♬ と申しておりました。これ
までも、エスのコースは焼き立てピッツァ以外のアイテムもゲストの方
々から大好評で〜♬ 私は今後も犬たちが自由に遊べるエスのテラス以外
でバースデー・パーティーは考えられません。帰りがけに!近々3歳の
お誕生日を迎える娘の母(私にとってはずっとネイリストの N子ちゃん)
から数字の3と Happy Birthday の風船戴いて帰ってもいいですか??
でダブル・ハピネス!! Rちゃん、今日楽しかった?小曽根シェフ、ピ
ッツァ担当の古屋さん、サービスの林田さん、ジャンカルロ のランチを
終えて駆け付けてくださった酒井くん、エス・スタッフの皆様〜完璧な
テーブル・セッティング by2pm から素敵なバースデー・ケーキまで!
本当に! 本当に!! 皆様〜有難うございました〜♡
去年のクリスマス・イヴはエスのテラスでイグナチオ教会のクリスマス
・ミサのライブ配信をテーブルの上に置いたスマホの画面で、というこ
とになりましたが今年は南平台のドミニコ教会でクリスマス・ミサに与
れることになり・・前日のランチでおじゃま致しました。”24日、25
日と100名近く予約を戴きまして” と、嬉しそうな小曽根シェフと夏
以来の再会〜♬ この日 ジャンカルロ はランチお休みして酒井くんも
いらしてベアトリーチェは酒井くんからお水をいただいて嬉しそう・・
それから鶏のササミ・ジャーキーとボウロ!! スプマンテはカンパーニ
ャ地方の地ブドウで造られる辛口でファランギーノ・ブリュ(¥990)
1986年〜2016年の30周年記念ボトルから〜♬ 今年ママは大
掃除を既に終えていて家中に掛かる全ての額縁と全てのフォトフレーム
を拭き、懐かしいパパの小さなバースデー・フォトフレームを笑いのタ
ネに持参〜♬ 小曽根シェフは狙いどおり大笑いしてくださって ”僕8歳
ですヨ!” 酒井くんは ”僕は生まれてませんネ!” もうやだ、お爺さんと
おばあさん!! 来年はベアトリーチェ3歳のバースデー・パーティーを
またエスでゲストの皆様と一緒にお祝いできるとヨイのですが・・♡
前菜盛合せは長ネギとコテキーノ(豚挽き肉に頬の脂身と皮、スパイス
を混ぜて腸詰めにするモデナの特産品)ホタテとグリーン・オリーブの
マリネ、金時人参に生ハム(¥1100x2)パスタはボロネーゼ(¥1
840)ドルチェはシナモン風味のアップル・タルト(ハーフ・カット
ずつ・ストロベリーのジェラート添え ¥1000)で楽しませて戴き、
クリスマスの仕込みでお忙しい中〜小曽根シェフにテラスまでお出まし
戴き・・お見送りまでして戴き、畏れ入ります。スタッフ総出で準備さ
れるクリスマス・ディナー・・お客様の笑顔が目に浮かびます。出来立
て熱々〜絶品!窯焼きピッツァだけでなく、エスのお料理には一皿、一
皿に愛が感じられて作り手の真心が伝わって参ります。皆様、ご存知な
のですよネッ! 新しい年が健やかで平和な一年でありますように!!
6月、7月と小曽根シェフが川崎で一日不在、8月は夏休みに当たって
しまい・・お休み明けも月曜日は定休日でなかなかタイミングが合わず
やっと月曜以外で候補日がありシェフにラインを入れるも ”スタッフ優
先で自分が最後〜これで全員ワクチン2回完了となります!” で翌日は
念の為の臨時休業日(でもよかった! 取り敢えず、ワクチン2回終え
ることが私達に今とれる最善の策ですから)で〜遂にトライ5回目!!
やっと月末にシェフ不在ではない恵比寿エスにおじゃますることができ
ました。ディナー開始の5pm に予約を入れ〜テラスは最後まで私達の
貸切でシェフのパスタと猪肉のラグーを満喫後すべての調理を終えて2
F から下りてらしたシェフとゆっくりお話もできて本当に3ヶ月待った
甲斐のあるディナーでございました。
前菜盛合せ(¥1500x2)は南イタリア風ズッキーニのマリネ、シチ
リア産オリーブのマリネ、ブッファーラのカプレーゼ、豆アジのカルピ
オーネ、モルタデッラ(ボローニャのハム)フィノッキオーナ(ウイキ
ョウを使ったトスカーナのサラミ)イタリア産ブロッコリーのアンチョ
ビ炒め、ソプレッサータの8種類〜♬ いつもエスのアンティパスティは
とっても楽しみなのですが今回は此のソプレッサータと南蛮漬け風の豆
アジが秀逸でございました。豚の耳や頭を使ったソプレッサータは南イ
タリアの郷土料理だそうで香辛料が効いた煮凍りが美味〜♬ 実は私・・
この豚料理を子供の頃から知っていました。母の親友がドイツ人と結婚
したベトナム人女性でお互いに息子を同じ横浜のインターナショナル・
スクールに入れてマザース・クラブも一緒、テニスも一緒、お買い物も
お料理も一緒みたいな感じで家も田園調布で私が学校から帰ってくると
母とマリアがドイツ人義母直伝の豚の耳料理をツマミにキッチンのテー
ブルで一杯飲みながら(なんだったんだろう?)夕方のお喋りを楽しん
でいる場面があったりして二人は豚の耳のことをニコゴリと呼んでいて
冷蔵庫の中には大きなタッパーがあって煮こごりのゼリーがタッパーの
側面から透けて見えていたのを記憶しています。タッパーの蓋を開ける
と豚の耳の細いスライスと月桂樹の葉が何枚も入っていて母はゼリーの
ケーキをカットするみたいに美しくナイフを入れて・・父は好んでいた
ようでしたが日本人のお客様にお出しすることはあったのかしら? 私
は子供だったのでそこまでは記憶しておりませんが学校で ”うちのママ
は豚の耳を食べてるのよ” と言わなかったことは確か!言わない方が良
いと思ったのでしょう・・子供心って〜おもしろいですネ! 当時の母
よりおばあさんになった今〜小曽根シェフの美味しい ’煮こごり’ をい
ただいて・・若き日の母の横顔が浮かびました。
アンティパスティ・ミスティの後は小曽根シェフの ”チンギアーレあり
ますヨ!” の一言で決まり〜♬ パッパルデッレに猪肉のラグー(¥19
00)で気分はトスカーナの夕べ・・煮こごりと言い、チンギアーレと
言い、本当に今日はエスに来てよかった!小曽根シェフは煮こごりの香
辛料も然りですがラグーの塩加減も絶妙で!名だたるピッツァイオーロ
として TV出演などされていらっしゃいますがピッツァ以外のイタリア
ン・ディッシュの底力に光るものがあって〜♬ メインの仔羊のグリル
(¥1900)も絶品!! エスは昔からイタリアのノンアル・ビールを
置いていらっしゃいますので此の日もノンアルのスプマンテ(¥990)
で前菜も美味しくいただけて有難い限り〜♬ デザートの桃のジェラー
トまで大満足ディナー・・ベアトリーチェも勝手知ったる我が家のよう
に5ヶ月振りのテラスを満喫させて戴き・・心より有難うございました。
週間予報が全く動かず・・予報どおり朝から雨になってしまいました。
しかも、大雨でお昼前からは春の嵐〜今年は例年のようなパーティーで
はなく犬のお友達もヨーダ1匹だけ、人間のお客様4名でしたが一週間
延期するより雨天決行を決意!!すると奇跡のように1pm 前から雨が
上がって晴れ間こそ見えませんでしたが明治通りの桜が愉しめるくらい
明るくなって先月の ディヤ 以来で再会したヨーダとベアトリーチェも
仲良くテラスで遊ぶことができました。お料理は5品のフル・コースで
アンティパスト・ミストはサラミ(トスカーナのフィノッキオーナ)春
の菜の花・モッツァレラ・アンチョビのオーヴン焼き、ズッキーニのミ
ント風味、ジャガイモのロースト・ローズマリー風味、ニンジンとクミ
ンのマリネ、ブロッコリーの香草パン粉載せの6種〜♬ パスタは桜エ
ビと水菜のスパゲッティ、この日サッカーの練習がなくてママとパパと
ヨーダと一緒に来られた K家の S君12歳に私はイタリアから来た本物
のピッツァ窯でピッツァが薪で焼かれるところを見せたくて延期を躊躇
しておりましたので願いが叶って本当に嬉しく!! 二人で小曽根シェ
フがピッツァ生地を捏ねて薪窯に入れ→火を看て→マルゲリータが焼き
上がるまでの1分数10秒の勘どころの勝負!を堪能させて戴きました。
マルゲリータもクアトロ・フォルマッジも焼き立て絶品〜♬ もち豚の
ソテーは生ハム入り優しい白ワイン・ソースでグリーンピースの付け合
わせが春らしく!うららな逸品!でございました。
恒例のドギー・バースデーケーキはヨーダがまだ仔犬なのでササミでお
願いしておりましてケーキ・セレモニーの時間に合わせて ジャンカルロ
でランチを終えた酒井くんと古屋さんが飯倉から駆けつけてくださって
ベアトリーチェは一年振りなのに ’これから何が’ 始まるのか・・しっか
りわかって ’お座り’ 待機!!犬のポテンシャルには驚かされるばかり〜
今年のケーキはニンジンとズッキーニのお花の中にササミたっぷり〜♬
半分はヨーダにお土産で〜♬ セレモニー後、人間はパンナコッッタで
Y君とは昨年の 松原庵 以来の再会で、楽しい〜楽しい〜アッと言う間の
2時間でございました。エスのテラスは広いのでヨーダもベアトリー
チェと楽しい時間だったハズ! 来年はパッジもビーも来られるといい
わネッ! まだまだ先の見えない状況が続いておりますが雨も上がって
ベアトリーチェ2歳のバースデーをお祝いできたことを神様に感謝し
ながら・・小曽根シェフ始め皆様、本日は大変有難うございました!!
久し振りでベアトリーチェとテラスにおじゃまして5pm から貸切テラス
でゆっくり〜♬ 角の枝垂れ桜も思っていたとおり〜ちょうど満開で最初
のカップルが2F に上がっていかれる頃チェックをお願い致しました。早
い時間のディナーは空の色が明るい時間帯から少しずつ日が暮れて行く時
間が満喫できて〜なんとも贅沢な気分!! アンティパスト・ミストは24
ヶ月熟成の生ハム、白身魚のカルピオーネ、ナスのマリネ・ローズマリー
風味、イタリア産ブロッコリーのアンチョビ炒めの4種(¥1000x2)
わざわざイタリア産?と伺うと "やっぱり甘いんですよ〜〜♬” と小曽根
シェフ・・林田プレゼンターのトレーからブルゴーニュ産の美しい鴨の半
身(¥2480)をセレクト、パスタはホタルイカと菜の花(¥1800)
でお願い致しました。ワインはトスカーナで1705年に創業〜最も長い
歴史を誇るメリーニのアッパシメントで造るサンジョヴェーゼ、カベルネ
・ソーヴィニヨン、メルローの I.G.T. ゴヴェルノ2018年〜♬ ディー
プなワイン・レッド、アッパシメントならではの干し葡萄の甘みを感じる
濃厚で凝縮した味わい、柔らかで丸みのあるボディー・・ラベルにユリが
描かれておりますのでリリウムとはラテン語でユリなのでは、と思った次
第ですが前菜から鴨のローストまで優しく寄り添ってくれて一品一品がよ
りリッチな一皿に〜♬ 見上げれば夜空にお月様・・今宵も至福のテラス
でございました。小曽根シェフのお料理は均整がとれていて〜どこまでも
真っ直ぐ、はみ出すところがなくホタルイカと菜の花のパスタは絶妙な塩
加減、鴨のタリアータは完璧な火入れで絶品でございました。こんなに美
しく!美味しく!!焼き上げてもらえたら鴨も本望〜♡ 天下一品! 熱々・
焼き立て薪窯ピッツァのみに留まらない ES の魅力は尽きるところなし!!
小曽根シェフから〜川崎北部市場の中に冷凍ピッツァを作る工場を確保
しまして・・というお話を伺ったのは昨年エスでクリスマス・ディナー
をした時のことでしたが、年明けの8日にラインを戴き ”開発していた
ナポリ・ピッツァが完成致しました!製造過程はナポリ・ピッツァと一
緒でカプート100% のしっかりした味、ジューシーに溶けるモッツァ
レラ、軽いコルニチョーネ、ひと口目の感動を独自に開発した特殊加工
を駆使して作り上げました” とのお知らせ〜♬ そして・・届きました!
クール宅急便で届いた冷凍ピッツァを前日に冷蔵庫に移し、お友達の家
でシェフの指示どおり!220℃ でオーヴン余熱後オーヴン・シートを
敷いてマルゲリータ→ ディアボラの順番で載せて7分で出来上がり〜♬
感動の美味しさでございました!! お友達の第一声は ”チーズが違う!”
モッツァレラの美味しさでしょうか・・お友達ご夫妻には昨年バトン・
ピッツァもお届けしておりますが(レビューは2020年4月19日)
一枚一枚丁寧に窯で焼き上げて冷凍するチェントロ・メルカートのピッ
ツァは絶品で〜’希望のバトン’ はもちもち感を楽しむロール・ピッツァ、
今回のピッツァは小ぶり(約200g)で仕上がりクリスピー、お家で
焼き立てピッツァの美味しさを再現しやすく(ふっくら熱々窯出しナポ
リ・ピッツァの再現は不可能でも)先ず失敗のしようがない!というと
ころも最大の強みかと思います。私はビアンカ党で翌日・・自宅でディ
アボラ(モッツァレラ、チキン、サラミ、オリーブ、ローズマリー、ガ
ーリック、パルメザン、イタリアン・パセリ)を独り占め致しましたが
難なく一枚ペロリ〜♬ こんがりと溜息の出る出来え!でございました。
イタリアの塩と粉、イースト菌と水、塩分濃度以外の配分はその日の気
温や湿度によって発酵度合いが違うことから決まっていないと語る小曽
根シェフは2016年ピッツァのW杯で日本人初の総合優勝、2019
年再び挑戦した同大会でも総合優勝を果たし満を持して冷凍ピッツァの
開発→ 販売を開始されました。マルゲリータ、カプリチョーザ、フィレ
ット(ミニトマトとモッツァレラ)キノコとサルシッチャ、ナスとモッ
ツァレラ、アンチョビとモッツァレラ、リコッタとモルタデッラ、ホウ
レン草とサルシッチャ、クアトロ・フォルマッジと9種類〜♬ クアトロ
・フォルマッジ(¥1500)以外は〜なんとオール ¥1000!! 私
がいただいたディアボラは出来立てのほやほやで未だオーダー・フォー
ムに載っていませんが信じ難いプライス!! 天下一品の美味しさと完成
度の高さに乾杯〜♬ これは間違いなく!冷凍庫に常備しておきたいトッ
プ・アイテムでございます。もちろん、全国配送〜♬
高輪教会のクリスマス・ミサが条件付き40名のミサとなった為、例年
とは全く違うクリスマス・イヴになりミサ後のディナーではなく従来で
あればミサ中の時間帯に予約を入れベアトリーチェとテラスへ・・去年
6名で忘年会をした奥のテーブル @6pm〜小曽根シェフから夕方ライ
ン→ テラス貸切とのこと。検温→ 消毒後2名で着席。ビニール窓から
次々に2Fへ上がって行くカップルが検温をしているところが見えます。
コースはボリューム少なめでシェフにお任せ〜♬ イタリア直輸入モッ
ツァレラのカプレーゼ→ アンティパスティはイタリア各地の郷土料理6
種盛合せで真ん中にナポリ風ナスのポルペッタ、時計回りにトスカーナ
風トリッパのトマト煮、モデナ産コテキーノとレンズ豆、ヴェネト風タ
ラのマンテカータ、プーリア風ズッキーニのマリネ、シチリア風アラン
チーニ(ホントにピッコロで可愛い!)鱈のマンテカータとトリッパが
美味しい〜〜♬ パスタは雲丹と北海道産ホタテのクリーム仕立てとブ
ルゴーニュ産コーン・フェッドの鴨のラグーをいただきました。雲丹た
っぷりクリーム仕立てのパスタはコンキリエで貝殻の形が海の幸にピッ
タリ〜♬ 鴨のラグーはフジッリでグリーン・オリーブのアクセント、
フレッシュ・リコッタが載ることでトマト・ソースに柔らかさとコクが
出てリコッタですので重過ぎることなくチーズの使い方がさすがでござ
います。続くオマール海老のフレッシュ・トマト仕立ても絶品でカルネ
は年間生産量300頭のプレミアム・ポーク ’南ぬ豚’ のタリアータ・・
パイヌブタと聞こえましたので林田さんに伺ってみますと ”沖縄の宮古
島では南のことをパイと言って〜南風のことをパイカジと言うのだそう
です(彼は長崎ご出身)琉球王国だった頃の沖縄の言葉を聞いてみたい
ですネッ! きっと100% 外国語!!
この日いただいたワインはシチリアのネロ・ダーヴォラで、ワンちゃん
ラベル!! 両耳がチョコレートで目はメロン、ブドウ本来の甘みが強
くアロマはチェリーやパイナップル、オレンジなどのフルーツが香る個
性派・・シチリアのワインなのに Because, という英語名も!テーブル
に聖家族・幼子イエスが眠る飼い葉桶のキャンドルに火を灯して7pm
から始まったイグナチオ教会のクリスマス・ミサのライブ配信を流して
おりましたら〜ちょうどデザートの時にクロージングのトランペット演
奏が始まって晴れやかな気分で喜びの内にクリスマス・ディナーを終え
ることができました。トランペット奏者が高らかに奏でる(前以てビデ
オ撮影済み録画)歓喜の歌が心に響きます。私達が今必要なのは希望で
すものネッ!ドルチェはチョコラータ・ビアンカのクレスペッレをラン
ポーネのクリスマスらしい赤のソースで堪能致しました。小曽根シェフ
は単にナポリでピッツァの真髄を極めたピッツァイオーロでいらっしゃ
るだけでなくシチリア名物カンノーロもいただいたことがありますが!
こういうイタリア風クレープにフランボワーズ・ソースというイタリア
の郷土を感じる家庭的なドルチェを作って下さって本当に嬉しい〜〜♡
医療従事者とは別のところで世界中のシェフ達は同じくらい懸命に私達
人間の心を癒し元気にしてくださっているのだと思います。今年は TBS
のジョブチューンで2回も TV 画面でシェフとお目にかかれて嬉しゅう
ございました。来年の出演も決まっていらっしゃるとのお話でしたので
楽しみ〜♬ 私達がテラスを出るとゲートの外で数組のカップルが8pm
からのディナーを待っていらっしゃいました。Buon Natale a tutti!!!
Anche a・・シェフとスタッフの皆様にも、そして Grazie a voi・・♡
小曽根シェフのバトン・ピッツァをいただいたり、6月10日は日テレ
のエブリーで飯倉片町の ジャンカルロ でシェフがバトン・ピッツァが
焼き上がるまでの工程を説明されるところなど・・ニュースの特集で拝
見しておりましたので〜それほど久し振りという感覚でもなかったので
すが、実は4ヶ月振りのテラスで!前回はベアトリーチェ1歳のバース
デー・パーティーの日曜日でした。パーティーでお世話になったスタッ
フとも嬉しい再会〜♬ テラスに新しくソファー・コーナーができてい
ました。昨年の忘年会でテラスに窓付きの立派な一軒家が建っていた時
も驚きましたが今回も手作りコーナーがなかなか素敵ですネッ! 経費
をかけずに自分達で!! 本当に〜なんと多才なシェフなんでしょ! ”お
かげ様でバトンもよく出まして今日もテラス夜は満席を頂戴しておりま
す” イタリアの友人たちを救う為、何かを冷凍で空輸するアイディアも
温めていらっしゃるようで・・仲間思いの小曽根シェフのクリエイティ
ヴィティーと彼の尽きないアイディアに〜泡(¥900)で乾杯〜♬
今宵の前菜盛合せ(¥1580x2)はブロッコリーのアンチョヴィ・ソ
ースかけ、ナスのグリルのマリネ、マントヴァのサラミ、プロシュート、
自家製牛の生ハム、ヒラマサのカルパッチョに稚鮎、オリーブのマリネ、
これからが旬のコチの半身がドーンと載ったペスカトーレ(¥2980)
は小曽根シェフのお薦めでもありましたが、ムール貝とアサリが入って
絶品!!でございました。コチは身がホロホロッと大きくとれてジュー
シー・・白身なのに実に濃厚な旨味があります!! そして ’そのお顔に
似合わず’ 上品なお味〜♬ 7:30pm のテラスは満席で圧倒的にカッ
プル〜真っ白でふわふわですネ! 可愛いですね! おとなしいですネ!
などと声をかけてくださる女性客多数でベアトリーチェも嬉しそう〜♬
カンパリのソルベ(¥500)とバニラのジェラート&エスプレッソ(¥
500+¥400)をいただいて6pm から2時間ゆっくりディナーを愉
しませていただきました。おじゃまするたびに新たな発見があるエス!
ピッツァ以外のお料理も充実していますよ〜〜♬
2019年ピッツァ・ワールドカップで世界一に輝いたピッツァイ
オーロ小曽根美佐夫シェフが手作りするピッツァが3ヶ月冷凍保存
できるロール・ピッツァになりました!! 美味しさに笑顔を載せて
大切な方へ今日の幸せと明日の元気をお届けしたい! 日本中のピッ
ツェリーアで明日への希望をつなげたい! というシェフの思いから
冷凍ロール・ピッツァは ’希望のバトン’ と命名されています。電子
レンジの場合は凍ったまま、お皿に載せてラップ→ 棒状のまま60
0w で3分、または冷蔵庫で一晩解凍後→ 輪切りカット→ お皿に
載せてラップ→600w で1分温めてください。オーヴンの場合は
冷蔵庫で一晩解凍後→ 輪切りカットにして180℃ で7分焼けば
出来上がり〜♬ この ’お召し上がり方’ はロール・ピッツァにクル
ッと巻かれた帯の裏側にプリントされています。私の親しいお友達
はアンジェリーナのバースデー・パーティーでピッツァ窯から出た
ばかりの焼き立て熱々ピッツァの美味しさを知る一人ですのでもう
大喜び〜♬ で、いそいそと準備開始(ベアトリーチェもエプロンの
下で嬉しそう〜♡ お手伝いはできないけど犬は人間の気持を敏感に
察知しますので私達が何か楽しいことを始めようとしていることが
わかるのです!)ベアトリーチェが初めて此のお家に遊びに来た時
は顔がコーヒーカップほど・・周りで何が起きているのかもわから
ない・・あどけないパピーでしたが、後3日で一歳と一ヶ月〜♬
”いいコに育ったわネッ!” とお友達〜♡
お持ちしたロール・ピッツァは夕方には半解凍状態になり私は解凍
からカットまでプロセスごとに写真を撮りオーヴン・シートに載っ
た輪切りの ’希望のバトン’ がオーヴンに入るまでを確認しながら〜
お召し上がり方をもう一度読んでみますと ”お好みでチーズを載せ
てから温めますと・・” と書いてあり ”より一層美味しくいただけ
るわよネッ!” と声を揃える私達・・”でもパルミジャーノ削るとな
ると広尾まで(明治屋のこと)行かなきゃ!とろけるチーズでもイ
イかしら?”→ いいんじゃない?→ という展開で見た目はイマイチ
気味ながら熱々の逸品!! ロール・ピッツァの完成となりました。
トマト・ソースの違いが際立つマルゲリータ(¥1000)はお店
で出来立てをいただく時の流れるようなトロトロ感の再現は不可能
ながらモッツァレラ・トマト・バジルの三位一体感は充分に味わえ
ますし生地の美味しさはお墨付き!! ジャンカルロ でしかいただ
けない限定ピッツァ:ジャンカルロ(¥1500)はトリュフ風味
が堪りませんねぇ〜♬ 自家製ポルケッタのハム、モッツァレラ、
乾燥ポルチーニ・パウダー、白トリュフ・オイルに胡椒という贅沢
な味わいが唯一無二!! 一枚一枚手作りするピッツァ生地はモッチ
モチ、甘みを感じるまでの美味しさと焼きの香ばしさがお家で再現
できます。これはまさに奇跡のピッツァでございますよ〜♬ お友
達のご主人は感動のあまり絶句〜”これなら店に行く必要ないね!”
小曽根シェフに翌日ラインで私達の感想をお伝えしたところピッツ
ァを温めた後〜卵の黄身、お塩と胡椒を少々かけると ’お店の味’ に
かなり近づくとのお話(このタッチアップなしでも充分な美味しさ
でございましたが!)生地のもっちり感をお伝えしたくてアップで
何枚か撮ったのですがボケてしまい・・拙宅でも撮り直しましたが
なんとなく感じは伝わっておりますでしょうか?
冷凍ロール・ピッツアは上記2種類の他、クアトロ・フォルマッジ
(モッツァレラ・ゴルゴンゾーラ・タレッジョ・パルミジャーノ ¥
1500)自家製サルシッチャ・ホウレン草にちょっぴりトマト・
ソース(¥1000)イタリア産くたくたブロッコリーのマリナー
ラ・たっぷりトマト・ソース (¥1000)の5種類のご用意で3
本より近隣(恵比寿・白金・広尾)への宅配は無料。お店に直接お
電話でも食べログからのお電話でも OK〜♬ お休みはこれまで通り
月曜日で火曜日から日曜日まで毎日12pm〜8pm の営業でござ
います。お支払い方法は銀行振込み or Pay Pay 決済で前者の場合
は振込確認後のお届けとなります。配送は ¥5000からで送料 ¥
500(一万円以上の場合は送料無料)エスでは外出自粛期間中お
店は臨時休業で通常のピッツァは作らず、日々ロール・ピッツァ作
りに専念されています。皆様この機会に手作りの生地だからこそ!
のモチモチ食感と確かな ’焼き’ をぜひ!ご堪能くださいませ。
アンジェリーナ生涯11回のバースデーは一度も日曜日になること
がなく、毎年最も近い日曜日にパーティーをして参りましたがベア
トリーチェ初めての1歳バースデーは日曜日(ミーちゃんママから
次に巡って来るのは8年後の9歳バースデーとライン!)お天気に
も恵まれ願ってもないテラス日和ではございましたが・・折しも、
コロナ収束のメドが立たず、お花見にも自粛ムードが広まる中での
開催は?と私は悩みに悩み、一ヶ月前から小曽根オーナー・シェフ
ともご相談させて戴きながら・・一週間前になり、3日前になり〜
ご招待ゲストのどなたからもご欠席の連絡はなく、バースデー当日
を迎えることになりました。エスではこれまで前菜は大皿でしたの
で今回はお取り分けで、とお願いしておりましたが前菜→ マルゲ
リータ→ 豚肉と豚の内臓入りペンネ・リガーテ(これが絶品〜♬)
というコースは全て銘々皿で供されました。ピッツァもカットで!
さすがに!ピッツァが一切れずつお皿に載っている光景には悲しい
ものがありましたが有難く・・♡ 前菜盛合せの水ダコのカルパッ
チョとフリッタータ、12ヶ月熟成パルマの生ハム、もちろん!絶
品エスの窯焼きマルゲリータ!!レバーが入って苦味がアクセント
になったペンネも素晴らしく!! 4pm から始めた恒例のケーキ・
セレモニーでベアトリーチェは生まれて初めてレストランでビーフ
をいただきました。アンジェリーナのように華麗なバレリーナの芸
を皆様にご披露することはできませんでしたが一度も練習したこと
がないのに!お箸から ’ちいちゃな’ お口で上手にお肉を食べること
ができました。ドリンクはスパークリング、赤、白ワイン、生ビー
ル、ハイボールの他にジン・トニック、ジン・リッキー、ジン・バ
ック、ウォッカ・トニック、モスコミュール、ラム・コーク、ラム
・バックとカクテルが充実していて乾杯の後カクテルをオーダーさ
れるお客様が多かったことが印象に残りました。カシス・オレンジ、
カシス・ソーダ、スプリッツァーはわかりますが ’キティー’って〜
どんなカクテルなのかしら? 次回伺ってみましょ! ピッツァイオ
ーロの松谷さん始め、お手数をおかけしたスタッフの皆様〜本当に
本当に有難うございました!!
やはり今年は小曽根シェフあっての南イタリアでしたので〜御礼方々
6名の忘年会で予約を入れました。ベアトリーチェは初めて会う人間
ばかりで最初は戸惑っているようでしたがすぐに慣れて名前を呼ばれ
ると・・お隣へ移動してお膝の上に!この11年間は毎年アンジェリ
ーナと一緒に行かれるレストランで忘年会をして参りましたのでアン
ジェリーナのいない今年は忘年会というよりベアトリーチェお披露の
会の様相を呈し・・私は立派な ’窓付き’テラスの一軒家に大感激!!
”自分たちで全部作ったんですよ〜♬” と嬉しそうな小曽根シェフ・・
幼い頃からモノ作りが大好きで大工仕事もお手の物!!ですよネッ!
7pm になるとテラスの ’家’ にも次々とお客様ご来店でございます。
店内は既に満席でテラスをご希望でいらっしゃらなかったお客様も
テラスの一軒家へ・・暖かくて居心地のよい空間に皆様〜大満足!!
ピッツァ窯が見えて〜♬ ほのぼのと和みますネッ!
エス特製前菜7種盛り(¥1580x6)北海アサリとイカのスパゲッ
ティ(¥2200x3)をカンパーニャ州のピエ・ディ・ロッソ(ナポ
リでおなじみ〜柔らかで優しい味わい ¥4000)ビール、サンペレ、
トニック・ウォーターのライム添えなどと共にいただき、ドルチェは
ティラミス(¥680)と自家製リコッタのチーズケーキ(¥680)
をコーヒー or 紅茶(共に ¥500)で楽しみました。激戦区恵比寿
ではイタリアンと名が付くお店が165軒(以前伺った時より数字が
若干アップ!!)あるそうですがエスは12月に入って毎晩ディナー
満席(クリスマス期間は言わずもがな)で、実は、この日椅子の上に
置いてきてしまったベアトリーチェのカフェ・マットをクリスマス・
イヴの早い時間に取りに行ったのですが5:50pm のエントランス
前にはご案内を待つ長〜〜い予約カップルの行列ができていました。
パキッと歯応え快感〜♬ 香ばしいグリッシーニと金目鯛のカルパッ
チョで始まった ’お披露目’ 忘年会 ♡ エスで今年も皆様に喜んで戴け
たようでございます。
イタリアから帰国して3日目〜♬ カプリ焼けが消えない内に小曽根
シェフにお会いしたくてベアトリーチェとテラスへ・・♡ "大きくな
りましたネ!” と満面の笑みで迎えて戴き・・お帰りなさいの泡〜♬
アンティパスト盛り合わせ(¥1200x2)は柳松茸のオーヴン焼き、
サーモンのカルパッチョ、自家製南部高原豚のハムとグリッシーニに
載せたパンチェッタ、フリッタータ、真ん中の四角いものはヒヨコ豆
のペーストを揚げたもので北イタリアのレシピーでございます。ソレ
ントの コクメッラ のピッツァ]が美味しかったこと、COKU で森田シ
ェフにお会いできたこと、ジュゼッペが完璧だったことなどなど、お
話が尽きず・・カメラのメモリーカードを入れ替えてフラッシュ・バ
ックでソレント紀行〜♬ 毎朝オムレツを作ってくださったのは総料
理長、森田シェフと並んで炉端焼きに立っていたのはニコ、ラウンジ
で私のお相手をしてくださったのはオーナーの孫のルカ、ローマに戻
る日アントニオのお迎えが遅れたのは ”メタで道が混んでいたからだ
と思います” と様々なことが判明し "今日は僕がピッツァお作りしま
すネッ!” 小曽根シェフに曰く、ピッツァは焼き7割で ”イタリア人
は物凄く焼きに執着します!” ネクタイを締めたまま窯の前に立って
シェフ特製小さめのピッツァ(¥1000)を焼いてくださいました。
上記コクメッラのレビューで卵が先かニワトリが先か、と書きました
が本当に同じ味わいのピッツァで ”僕がイタリアでいつも飲んでたワ
インなんです” と薦めてくださったトスカーナのアルジャーノ(I.G.
T. ¥3980)と共に堪能〜♬ 柔らかくて円やかな味わいは小曽根
シェフのお人柄そのものですネ! お肉はラムのグリル(¥2800)
をいただきましたがベアトリーチェがグリル肉の匂いに反応すること
がわかりました。これまでは赤ちゃんで何がなんだか ’わからなくて’
いるのかいないのかわからないほど大人しくしていたのかもしれませ
んね・・アンジェリーナが得意で私が ’顎載せ’ と名付けたポーズを
全く同じようにとって私達を驚かせました。ドルチェ(¥1200)
のトルタはサツマイモで大きなカット入り〜日本の季節はもう秋・・
テラスに12名のグループが入ると俄かに賑やかになり8pm 前から
カップルが続々と2F へ・・小曽根シェフは確かな手応えを感じてい
らっしゃることでしょう〜益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
15年前のナポリは滞在していたソレントから船で行って帰りの便が
突然ストで欠航になり楽しみにしていた本場のピッツァがいただけな
いままナポリの味はガンブリヌスのババのみという心残りがありまし
て〜今回のナポリは小曽根シェフにお薦めのピッツェリーアを教えて
いただかなくては・・で、イタリアに発つ一週間前ベアトリーチェと
初めてランチ・タイムにおじゃま致しました。3ヶ月前このテラスで
アンジェリーナ11歳のバースデー・パーティーを開いて皆様から戴
いた数々のプレゼントはベアトリーチェが来てくれなければ見るも涙
で使うことができないものが多かったのですが・・こうして使えてス
ズメも一羽来てくれて幸せなランチ・タイムとなりました。
ランチは ¥1000で、とお話は伺っておりましたが・・混んでいま
すねぇ〜金曜日 @12:15pm の店内はほぼ満席で12:30pm
には満席に!! その後、諦めて立ち去る女性二人組数組〜テラスに
は6名のグループ+女性二人組 x2。パスタ大盛り無料(グループの
男性陣は全員パスタ大盛り)でミニ・サラダ、食後のコーヒー or 紅
茶付き、税込みオール ¥1000でワン・コイン感覚ですよネッ!
ピッツァA はマルゲリータ、B はしらす、青のり、モッツァレラのピ
ッツァ・ビアンカ、パスタは A がペスカトーレ(魚介スパゲッティ)
B がプロシュートとホウレン草のラグーのスパゲッテイ、C はペンネ
でボロネーゼ、スープ党の方にはミネストローネにお焼き風プレーン
・ピッツァを付けて、と此処まででも充分に親切なランチ・メニュー
だと思ったのですが・・更に!ロースト・ポーク入りシーザースに温
泉卵を載せたオープン・サンドとスペアリブの煮込み、と・・お肉料
理もあって〜もう至れり尽くせり〜♬ のラインナップ!!
恵比寿は激戦区ですから〜どこも競争で平日はオフィス・ワーカー狙
い、週末はデート組とファミリー狙いでしょうか・・私達はピッツァ
・ビアンカとパスタの C をいただきました。すべてのパスタに自家製
パンが付くのですが此のパンが香ばしくて美味〜♬ 夜も出してくださ
ればヨイのにと思ってしまいました。ペンネのボロネーゼも、しらす
とモッツァレラのピッツァ・ビアンカも文句なし!! ナポリのピッツ
ェリーアだけでなくソレントでもお薦めのリストランテを何軒か教え
て戴いて準備万端!! 小曽根シェフもイタリアから戻られたばかりで
私がメールで遣り取りをしていたホテル・コクメッラのコンシエルジ
ュには宜しく言っておきました。ご自身が監修されたコクメッラのテ
ラッツァにある炉端レストランに森田さんという日本人シェフがいら
っしゃること、スカッパ・ナポリではソルヴィッリオがヨイと思いま
す。アンティカ・トラットリーアはソレント最古のリストランテでオ
ーナーがコクメッラのオーナー・ドン・アルフォンソと仲が良いので
必ずホテルから予約入れて下さい!レモン・パスタが絶品ですよ〜♬
それからシェフがピッツアの修行をしたピッツェリーアや仲間と繁く
通ったマンマのお店などなど・・情報が満載過ぎでどう致しましょう
〜でも、楽しみ〜♬ イタリアから帰ったら〜シェフにどんなご報告
ができるか楽しみに・・それでは行って参ります。
6歳・9歳・11歳とバースデー・パーティーを3回開催したテラス
がある ES はアンジェリーナとの思い出がいっぱい・・♡ アンジェリ
ーナが天国へと旅発った後・・小曽根シェフから "チェチーリアへ:
アンジェリーナはいつもエスのテラスで跳び回っていますよ〜もちろ
ん、今も! 会いたくなったらいつでもおいでください。たくさん悲し
んで涙を流れるだけ流して自然に涙が止まったら〜いつものチェチー
リアに戻ってくださいね〜アンジェリーナとスタッフ一同でお待ちし
ております” とラインを戴き・・涙の量が倍増〜なんてお返事したの
かしらと思いましたら ”シェフありがとうございます。必ずその日が
くることを信じて” と5分後に返信していました。それからピッタリ
一ヶ月後に ’その日’ がやって参りました。アンジェリーナの生まれ変
わりをバスケットに入れてテラスへ・・2名の予約で仔犬のことは内
緒でしたので〜シェフの第一声は ”マンマミーア”(なんてこった!)
ロッソ・ピチェーノ・スペリオーレ(モンテプルチャーノ・サンジョ
ヴェーゼ 2016年 ¥4000)でアンティパスト5種盛り(¥15
80x2)お魚は愛媛のマグロと静岡のヒラメ、アグー豚のハム、鶏
レバー・ペースト、3ヶ月熟成のパンチェッタ、ナスのマリネを愉し
み、雲丹のクリーム・パスタ(¥2300)と岩手県産・南部高原豚
(¥2400)のグリルをいただきました。南部ファームという牧場
で生産された銘柄豚は日本の市場に合わせた育種改良により適度な脂
身を持ち甘みのある脂が特徴とのことですが本当に甘かった!! グー
グってみますと飼育後期に麦の配合割合を高めることによって白く締
まった脂と肉質の良さが定評のあるものとなったそうで出荷頭数は月
間1900頭で ES のグリルはソースがフォン・ドゥ・ヴォー、パイ
ナップルを合わせることによって南部高原豚のポテンシャルと甘みを
最大限に引き出していました。ドルチェはスフレ(¥1000)7pm
過ぎにカップル一組がテラスへ、そして女性二人組、少人数グループ
が続々と2F へ・・ひと段落されたシェフが私達のテーブルに来てく
ださって ”本当によかったですねぇ〜♡” 私も真っ先に小曽根シェフ
にベアトリーチェを見て戴きたかったので念願叶って新しい命と出会
えて連れて来られてホントによかった・・まだ3回目のワクチンが終
わっていないので地面に下ろしたり道を歩かせたりすることはできま
せんがビーチェはバスケットの中とお膝の上で大人達が食後お話して
いる間もお利口におとなしくしていました。私達がどんな話をしてい
たかって? 恵比寿にはイタリアンと名の付く店が160軒あるんです
よ〜というシェフのお話から経営哲学談義・・まだあなたには難しい
わね〜たくさん食べて元気に育ってちょうだい!♡!
アンジェリーナのお誕生日パーティーは毎年5月16日にイチバン
近い日曜日に開催して参りまして今年は二ヶ月前に19日に決めて
小曽根シェフとも打合せをして、ご招待も送って後は19日を待つ
ばかりという5月3日の朝 緊急手術ということになり退院が10日
でしたので11歳のバースデー・パーティーは延期して後日改めて、
とも考えましたが頑張って2時間オーバーの大手術に耐えて晴れて
退院したアンジェリーナの快気祝いで当初の予定どおり19日の3
pm から開催と致しました。お天気も週間予報ではずっ〜と雨マー
クがとれず・・心配しておりましたが二日前にとれて当日は朝から
青空が広がって初夏のテラスは植栽のお手入れも行き届き、願って
もない絶好のパーティー日和〜♬ ご招待ゲスト+小曽根シェフ始
め ES のスタッフ、パパと私との祈りに神様は答えてくださいまし
た。直前に赤ちゃん連れ2名とネコ連れ3名が遅れるとの連絡が入
り始めててください!! とのことで定刻の3pm に乾杯〜♬
お料理は全10品〜カプレーゼ→ 自家製ハム→ シーフード・マリ
ネ→ アンジョレッティ→ グリーン・サラダ→ 自家製渦巻きソーセ
ージ→ 鶏レバー・ペースト→ マルゲリータ→ 豚バラと白インゲン
豆のパスタ→ モッツァレラとトマトの冷製パスタで〜♬ ピッツァ
生地を揚げて生ハムと合わせていただくアンジョレッティ、自家製
渦巻きソーセージ、マルゲリータ、パスタ2種に絶賛の嵐!! 私
はブルーベリー・ジャム添えの鶏レバー・ペーストと初夏のテラス
にピッタリで〜♬ モッツァレラとトマトの冷製パスタが嬉しく!!
殆どの方がアンジェリーナ1歳バースデーからのゲストで2年前の
バースデーにもいらして ES のピッツァは賞味済みですが ES 初め
てのカップル曰く "先日、美味しいピザ屋があるって言うんで横浜
まで行ったんですけど全然こちらのマルゲリータの方が美味しいで
すネッ!”
恒例のケーキ・セレモニーは4pm から〜遅れて到着したゲストも
全員揃って〜♬ これまでのバースデー・ケーキは味付けなしのビ
ーフのサイコロ・ステーキでしたが今年はササミのボイルでお願い
していたところ・・ササミを細かくしたものにビーフのミンチを合
わせて丸いケーキのように成形〜周りをズッキーニで巻いてニンジ
ンのリボンで結んでありました。離乳食のような一品にシェフの細
やかな愛情が溢れていて私は涙ぐんでしまいました。11歳のバー
スデーを ES でお祝いできてホントによかった!! プレートには
3日後に7歳になるトイプーのコトちゃんと前日がバースデーだっ
コトちゃんのパパ(と、ミーちゃんのママから聞いておりましたが
当日がバースデーでした)の日付も入れて戴いて〜アンジェリーナ
はビーとパッジを入れて3匹のドギー・フレンズとネコのミーちゃ
んと仲良く皆でケーキを完食致しました。お天気にも恵まれて〜ゲ
ストお一人、お一人からケーキをお箸で一口ずつ戴き、写真もいっ
ぱい撮って戴き・・皆様、本当にありがとうございました。ES で
は毎週日曜日はファミリー・デイ〜小さなお子様からおじいちゃま、
おばあちゃま、までお気兼ねなく、本場仕込みの出来立て熱々窯焼
きピッツァが満喫できます。オーナー・シェフが腕を奮う本格イタ
リアンいかがですか? ランチは12pm から、ディナーは5pm か
らでございます。
テラスはアンジェリーナの9歳バースデー以来で2年振りの再訪と
なりました。此の日は小曽根シェフのスペシャル・コース(ワイン
別で ¥7500)をアッパシメントの高級ライン〜大好きなアマロ
ーネで愉しむ贅沢なディナーでございます。アンティパストは自家
製ポルケッタ、パンチェッタ、レバーの燻製に松坂ポークとパルマ
産の生ハム、ブラータとミニ・トマト、アンチョビとパプリカ、本
マグロのカルパッチョという8品盛合せをシェフのサーヴで楽しま
せて戴きました。スモーク・レバーのカットが極薄で美味〜そして
お洒落〜♬ 昔より自家製の各種 肉の冷製が増えたような気が致し
ます。ピッツァ窯前でスタンバっていらっしゃるのはシチリアで一
年間ピッツァ修行をされた松谷くん(7pm 過ぎるとお客様続々ご
来店で大忙し!!)サービスの吉澤くんも穏やかなナイス・ガイで
カップルや女性二人組が多いエスの客層にピッタリ〜♬ テラスは
私達の貸切で始まり8pm になると年齢層の高いお勤め帰り5名様
が入って賑やかに・・花冷えの夜でしたがテラスはビニール・シー
トでキッチリ囲われ暖かく快適〜♬ 私がエライなぁ〜と思うのは
嵐のような雨が降る日もあったのにビニール・シートがピカピカで
一点の曇りもないところ・・ちょっと拭くと言っても高さがあるの
で大変な作業だと思います。レストランの真価はお料理のみに非ら
ず、お化粧室とオープン・キッチンの厨房だけに限らず、こういう
ところでも問われるのでございます。
またエス・クラッシコの評価が上がったところで登場したのが!!
とろとろチーズのラヴィオリ〜♬ 初めていただく一品でふんわ〜
り、お口いっぱいに広がるチーズの風味と優しい味わい・・これだ
けをいただく為に来店する価値のある逸品でございました。私はス
プーンできれいに掬って完食!! 続く一品は軽く衣をつけたカマト
ロ〜ナッツのアクセントで楽しい一皿、牛ネックの赤ワイン煮込み
はホホ肉に比べると気持ち硬めですがじっくり煮込まれていてホロ
ホロと崩れ濃厚な赤ワイン・ソースとポレンタで至福の三重奏〜♬
ドルチェはリコッタ・チーズのトルタとティラミスで大満足コース
でございました。小曽根氏は飯倉片町の ジャンカルロ と恵比寿エ
ス・クラッシコ両店のオーナー・シェフでいらして〜日々想像を絶
するお忙しさだとお察し致しますが、いつも笑みをたたえ、お顔を
引きつらせてスタッフに緊張を強いる権威型ではなく ”今年はスタ
ッフの皆を連れてイタリア研修に行きたいと思ってるんです” と仰
っていました。皆様〜行かれるといいですネ! 応援していま〜す!!
曇りから雨に予報が変わった日から週間予報を追い続けて〜いよいよ
バースデー前日・・予報はワルくなる一方で!!遂に "明日は今年初
の雷雨” と言い切る予報士まで登場・・これまでのバースデー・パー
ティーは8回とも五月晴れでアンジェリーナの前に飼っていたゴール
デン、レイチェルの10月のバースデーも15回とも秋晴れでした。
ママが泣きたい気持で前日を迎えておりますと小曽根シェフからお電
話が入り ”一週間延期されますか?せっかくのハレの日ですから〜♬”
シェフは翌日がイタリアに発たれる日でしたのに "僕だったら全然だ
いじょうぶですから!!" ありがとうございます。でも、2ヶ月前か
らお休みの申請をしている姪っ子を始め、万障お繰り合わせの上お出
ましになってくださる方ばかりですので日延べをすることはワタクシ
と致しましては躊躇われ・・雨天決行の覚悟を決めました。シュナウ
ザーのジルはアンジェリーナ8歳のバースデーの時は生まれて一日!
白金台の IR以来〜コッカーのビーとは 東京ロビン 以来の再会です!
一時間前から風船部隊が会場に入り予定通り3pm からパーティー開
始(晴れていれば犬たちはテラスで自由に走り回れたのですが・・)
サラダ、アンティパスト、焼き立てピッツァ・マリゲリータで今更な
がら ’美味しいものは人を幸せにする' を立証するパーティーとなり、
小曽根総監督始め2F の厨房からテラスへ下りて来てくださったシェ
フ2名、スタッフの皆様〜本当にありがとうございました。今回もバ
ースデー・ケーキ仕立てのビーフのグリルが素晴らしいビジュアルで
9のキャンドルに火が灯りました。ケーキ・セレモニーは宴もたけな
わ〜パーティー中盤の4pm からでゲストの方々がお箸で犬たちにビ
ーフをあげるという趣向でございます。レイチェルの時代はシュナウ
ザー、キャヴァリエの他に黒ラブやフラット・コーテッド・リトリバ
ーという大きなお友達がいたので ”小さなお口よ〜♬” と言ってから
お肉をあげていましたが今のアンジェリーナのお友達は〜みんな最初
から ’小さなお口’ ですので〜嬉し過ぎてお箸をガブッと噛んでしまう
コはいませんネ! パーティー後半には雨も小止みになり人間も犬も大
ハッピーで ES のテラスを後に致しました。
ES の冬のテラスは温室で ’ぬくぬく’・・♡ 何度かおじゃましたくて
お電話を入れたのですが小曽根シェフがマザーアース・カフェの厨房
に入られていてカフェのテラスの方には暖房がありませんので〜もう
少し暖かくなってから、と思っている内にアンジェリーナの9歳バー
スデーまで一ヶ月を切る頃となってしまいました。来週の火曜日なら
ES の方に行かれますとのことで馳せ参じますとテラス @7pm は3
名の女子会〜私達のすぐ後でカップル一組〜ピッツァ窯では赤々と薪
が燃えてピッツァを窯に入れるシェフの姿がありました。テラスを囲
むビニールのカーテンがなくなって春の宵〜♡ 酒井マネージャーに
概要はお伝えしてありましたのでお料理・飲み放題の内容→最終確認
でしたが6歳のバースデーでお世話になっておりますのでアンジェリ
ーナのバースデー・ケーキについてはシェフにお任せでございます。
(打ち合わせと称して小曽根シェフに会いたかっただけかも?)
”今日はイタリアのホワイト・アスパラとカルチョーフィが入ってま
すよ!” とシェフ〜前菜にアスパラをいただいてカルチョーフィはパ
スタで〜♬ トレーに載って来た北海合鴨が丸々と美味しそうなお肉
〜ホワイト・チェリー・バリー(¥2600)この3品で決まり〜♬
いつものようにピッツァ窯前のテーブルで、いつものように前菜盛り
合せ(¥1000 x2)から始めます。ワインはトレンティーノのメ
ルロー(カステル・フィルミアン2013年)フライド・エッグを載
せた極太アスパラは繊維質がしっかり感じられる力強い春の訪れ〜♬
10年ほど前フランクフルトの南〜シュヴァルツヴァルトに住むお友
達を訪ねた春に農家から朝届いたばかりのホワイト・アスパラの箱を
カラにしたことやライン川下りを愉しんだ時のことなどを思い出しな
がらカルチョーフィのパスタ(¥2200)をいただき、合鴨のロー
ストを満喫させていただきました。ナイフを入れると跳ね返ってくる
ような手応えと弾力があって凄い合鴨ですネッ!大満足!! 漲るパ
ワーをいただきました。あまりにも鴨に夢中になってしまってアンジ
ェリーナの写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。来月のバー
スデーでは主役ですから許していただきましょう〜それでは、シェフ
当日はどうぞよろしくお願い致します!
(2016年10月)
ハロウィーンの夜に仮装してシェフを驚かせようと思いつき
カレンダーを見ましたら今年の10月31日は月曜日で定休
日〜仕方なく土曜日に仮装で Happy Halloween〜♬ 結婚
式の二次会で2F は45名の貸し切りでしたがテラスは通常
営業 @6pm・・私達の15分後にカップル2組ご来店です。
アマローネ2010年でシェフと乾盃〜♬ 前菜は自家製コ
テキーナとレンズ豆、焼き茄子の上に鴨の燻製、舞茸、タコ
とジャガイモ、メカジキのカルピオーネ、と5品〜どの一品
も非常に丁寧な作り〜♬ ”イタリアからフレッシュ・ポルチ
ーニが入荷してます。パスタでもピッツアでも〜♬” と小曽
根シェフ・・シェフのピッツアは捨て難いところですが、や
はりポルチーニはパスタかしら、で〜パスタの方でお願いし
たところ旬のポルチーニは肉厚で極上〜限りなくジューシー
でみずみずしく絶品でございました。青鯛のグリルもタレッ
ジョとゴルゴンゾーラのチーズ・プレートも大満足!!ドル
チェ盛り合せはティラミス、栗のタルト、ブラッドオレンジ
の上に載った桃のソルベ〜♬ 此のソルベがまたとろとろで
今宵のワインはアマローネでしたから何をかは言わんや・・
至福のテラス・タイムでございました。
(2016年8月)
リグニスでディナーをした帰りデザートでお寄り致しました。
小曽根シェフいらっしゃるかしら、と覗いてみますとピッツ
ァイオーロは今日もピッツア窯の前でピッツア作りに専念中
でございます。今年の3月21日・22日の2日間ナポリで
開催されたピッツァ選手権で見事スーパー・チャンピオンの
栄誉に輝いた彼ですが ”これ、兄貴がグラフィックやってる
んで作ってくれたんですよ” とエントランス前でシャイなス
マイル〜♡ ”170人全員がイタリア人で外人は僕だけでし
た” って〜凄くないですか?? ピッツァのテーマとか自分の
作品のアピールも全てイタリア語で行うのですよ! 優勝カ
ップも見せて戴きました。彼は5年前にも優勝カップを手に
していて今回5年振りに挑戦して再度一位!! 実力のみな
らず、彼の熱いチャレンジ精神に私は心を打たれます。小曽
根氏は日本ではピッツァイオーロのみに非ず、シェフとして
アンティパスティ、お魚、お肉からドルチェまで幅広く担当
されていますが ”ピッツァは玉(生地)4、焼き6です” と
優勝の喜びを再度味わうかのようにテーブルに置いてくださ
ったイタリアン・デザートはカンノーリ(シチリアの羊乳の
リコッタにチョコチップ)とティラミスでした。
(2015年11月)
高輪のオーバカナルで待ち合わせをしたのがボージョレ・
ヌーヴォーの解禁日で、お友達とヌーヴォーで乾盃〜〜♬
半年振りの再会ディナーに選んだのは〜恵比寿のエス〜♬
アンジェリーナと一緒に来られて暖かいテラスで美味しい
ピッツァがあれば大満足だったのですが、この日は小曽根
シェフが此方にいらしてマザーアース・カフェ以来の再会
となりアンジェリーナも大喜び〜♬ シェフが腕によりを
かけて豪華盛り合わせを作ってくださってパルマ産生ハム、
フィノッキオーナ・サラミ、ロッカ産オリーブ、鶏の白レ
バー・ブルーベリージャム載せ、ブルスケッタ、エリンギ
のマリネ、パンツァネッラ、南イタリア風タコのマリネな
どアンティパスティ大盛り〜♬ なめらかな鶏のレバーと
パンツァネッラが秀逸(パンツァネッラはイタリア中南部
の郷土料理でオリーブ・オイル、ワイン、ビネガー、トマ
ト、タマネギ、スパイスで手味付けしたパンのサラダ)ピ
ッツアもシェフ実演独り占めで生地を伸ばすところから焼
き上がりまで・・ひと味もふた味も違う熱々マルゲリータ
でお友達も大喜び〜♬ 来年の夏まで Long Good Bye・・
ネコ尽くしクリスマス・プレゼントはイタリアン・タッチ
で〜♬ HAPPY HOLIDAYS !!
(2014年10月)
ディナー後にアンジェリーナとふらっとお寄り致しました。
もう夜のテラスはどこも寒くなってまいりましたが恵比寿
エスのテラスは温室のような暖かさ!! 秋のドルチェは〜
パンプキンのタルトにリンゴとモカのアイスクリーム、定
番のアッフォガート〜♬ アンジェリーナはバースデー・
パーティー以来で小曽根シェフ始めスタッフの皆様に優し
く迎えられてご満悦・・テラス・ペット OK と書いてあっ
ても日本では必ずしも本当の意味で OK〜♬ なスタンスを
とっているお店は多くなく、エスは美味しいイタリアン!
プラス〜ホスピタリティー!!で居心地のよさは抜群!!
近くにおりましたので〜ご挨拶だけでもと思い、おじゃま
致しましたのが9:30pm でしたがクローズ間際までゆ
っくり寛がせていただき・・お土産のビスコッティも〜♬
Vin Santo が恋しくなる美味しさでございました。
(2014年5月)
アンジェリーナの前に飼っていたゴールデンのレイチェル
の時代からバースデー・パーティーは白金台のボエムで毎
年開催して参りましたが、今年は15年振りに場所を変え
・・恒例で日曜日〜3pm−5pm のテラス貸し切りで〜♬
焼き立てのピッツァが絶品!!なことはもちろんですが、
エスはテラスにピッツァ釜がありますので小曽根ピッツァ
イオーロならではのライブの醍醐味を皆様に愉しんでいた
だけるのでは〜♬ と思ったこととパーティーでも安定し
たサービスが期待できると確信したからに他なりません。
実は、アンジェリーナのバースデー・パーティーをしたい
というお話は昨年からしておりまして〜パーティーの3日
ほど前に小曽根シェフと最終打合せをさせて戴きました。
ブルーベリー・ジャムが載った白レバー・ペイスト(¥7
30)が秀逸で〜♬ 先週の日曜日、パーティー当日にも
出して戴き大好評でした!! 打合せの夜いただいたリゾッ
ト・プリマベーラ(¥1680)も芽キャベツやアスパラ
など春野菜が入ったモッツァレラのリゾットでパンチェッ
タの塩味がアクセントになった素晴らしい一品でございま
した。ピッツァはマルゲリータ・ビアンカ(¥1700)
当日のピッツァはマルゲリータとクアトロ・フォルマッジ
の2種類で〜白レバー・ペーストが入ったブルスケッタ盛
り合わせ→ アンティパスト盛り合わせ→ サラダ→ パスタ
→ ピッツァ→ パンナコッタというコースにジャスミン・
ティーやカシス・オレンジまである飲み放題を付けて一人
¥5000はこの上なくハイ CP〜♬ お料理も余るほど
のボリュームでございますヨ!
レイチェルが15歳半で天国に旅立った翌年から毎年5月
になるとお花が咲くようになったカトレアは今年はまだ蕾
で間に合いませんでしたが、当日は朝から快晴でテラス日
和〜♬ 人間20名にワンちゃんというパーティーで小曽根
シェフがビーフを ♡型のケーキ仕立てにしてくださり(私
のリクエストはゲストのワン達にも皆であげられるように
塩胡椒なしのサイコロ・ステーキで!とお願いしただけで
後は全て彼のセンスにお任せしていました)人間のゲスト
は口々に、ここ美味しい〜〜♬ よく見つけたわネッ! 明
日また来てもいいくらい〜♬ と絶賛の嵐。7歳のお祝い
もエスのテラスで決まりですネッ!
(2013年12月)
12月第2週の平日5名のパーティーでお願い致しました。
飲み放題を付けるほど飲む人がいないパーティーですので
ドリンク別で伺ってみますと ¥3500で OK〜♬ お任せ
ください!!と小曽根シェフが満面の笑みで私達を迎えて
くださいました。恐ろしく寒い日でしたが、テラスの中は
温室状態〜 ♡ 6pm の予約で7:30pm までは私達の貸
し切りでございました。アンジェリーナもリードフリーで
嬉しそう〜〜♬ よかったわネッ!アンジェリーナ〜〜 ♡
コースはまず大きな海老がドーン!と載った豪華前菜盛り
合わせで始まり、サラダ→ シーフード・スパゲッティ→
焼き立てのマルゲリータ→ 豚肩ロースのグリル・バルサミ
コ仕立て → ドルチェはパンナコッタ→ お飲物はいかがな
さいますか?と聞いてくださり〜全員がコーヒーで(コー
ス料金に含まれなかったのはビール3杯・赤ワイン1本・
トニック・ウォーターのライム添え1杯・サンペレ1本)
ご招待した方々からは熱々でフレッシュ!!こんなに美味
しいピッツァは生まれて初めて〜♬ との歓声が一斉に上が
りました。テラスですと〜♬ ピッツァ釜に自分達のピッ
ツァが入るところから焼き上がるまでの40秒間も至近距
離で愉しめますので美味しさも倍増でございます。
また、パーティー・コースの場合は特に最初の一品→ 前菜
盛り合わせのインパクトが非常に重要だと思いますが、全
てのお料理が写真のポーション x2 で供され〜私達には充
分過ぎるほどのボリュームでございました。此方ではウエ
ディングの貸し切りパーティーなどもお得意ですので今回
は〜お電話一本→ 全て ’お任せ’ でお願いしておりましたが、
期待を大きく上回る結果となりました。4〜5名であれば
前日のお電話でも OK〜♬ サービス→ 的確、接客→ 丁寧
で〜幹事としては安心して皆様とお食事と会話が愉しめて
素晴らしい CP〜♬ 感謝の夜でございました。来年もアン
ジェリーナ共々〜♡ どうぞよろしくお願い申し上げます。
(今回の写真4枚は一番下をご覧くださいませ)
(2013年11月)
と言う訳で〜京都の錦市場で見つけた藤野のおからクッキー
をバッグに入れてアンジェリーナとエスのテラスにやって参
りました。お留守番5日間のご褒美はこんなもんじゃのワン
ちゃんクッキーでしたが、いつものように!お肉のサンプル
がトレーに載って登場するとアンジェリーナはクッキーどこ
ろではなく!!気もそぞろ〜仕方なく・・クッキーも食べて
あげましょうか・・といった感じでございました。むしろ、
試食をした人間のシェフと私で美味しい、美味しい〜〜♬
小曽根シェフ特製のアンティパスティ盛り合わせ:サレルノ
から空輸されたモッツァレラ、トリッパ、豚の頭や耳が入っ
たハム、ラズベリーが載った鶏レバー、鱸のカルパッチョ、
などなど・・パンも変わらずに美味で至福のひととき〜♬
この夜テラスにお客様はいらっしゃらず、私達がテーブル
に着いたと同時に赤々と燃えるピッツァ釜に新しい薪が追加
されました。ピッツァはピッツァイオーロお任せのハーフ&
ハーフ、イル・セコンドのラムも果実味豊かでなめらかなソ
ースが秀逸〜♬ 大満足ディナーでございました。おじゃま
するたびに必ず何か嬉しいサプライズがある恵比寿エス・・
この日サンペレに付いてきたのはライムではなく、珍しい
グリーン・レモンでした。
(2013年3月)
2年ほど前から気になっていたお店(ル・リオンにおじゃま
する時クルマを停めるパーキングが近くにあって)でしたが、
たまたま定休日の月曜日が多かったり〜貸し切りだったり〜
で機会を逸していました。テラスがワンOKそうで〜♬ 雰囲
気がお洒落なところが私にとって最大のチャーム・ポイント
でしたので〜お料理にはそれほど期待していませんでした。
ところが!ところがです!!結論から申し上げて〜特製ピッ
ツァ窯で焼くピッツァはもちろんのこと、パスタもお肉料理
も予想を遥かに超える逸品揃いでございました。接客も申し
分なし!残念なことがひとつあったとすれば・・アンジェリ
ーナがお水をこぼしてモップをお願いした時〜モップを持っ
たスタッフがテラスに現れるまで10分近くかかったことく
らいです。でも、東急ハンズまで買いに行ってるのかもネ!
と笑いながら待てる許容範囲内でございました。
予約して7pm 過ぎにおじゃましたところ〜テラスには私達
だけでテーブルはピッツァ窯のすぐ横にセットされていまし
た。啓蟄を過ぎたとは言え、まだ寒いですものネ!ピッツァ
担当の若者とお話ししながらメニューに目を通すような形に
なり・・彼が ’お昼前には行列ができて車が通れなくなる度
に警察が来る’ ナポリのプレジデンテからピッツァイオーロ
の称号を受けて帰国した名ピッツァ職人であるということが
わかったのは会話を始めて5分くらいしてからのことでした。
実は、彼はエスでピッツァを焼き始めてまだ一年半・・彼の
帰国以前、此処がリニューアルで新しくピッツァ窯を入れる
ことになりイタリアからステファノ・フェッラーラが来日→
一ヶ月かけてイタリアから運ばれて来た機材でパーツを組み
立て・・このピッツァ窯を完成させたわけですが、彼は個人
的にフェッラーラと知己でもあった為〜ピッツァ窯の製作者
が誰かわかった時点で自分はエスで働く運命だったと思った、
即決だった、という素敵なお話を聞かせていただきました。
"このピッツァ窯は建物の中に組み込まれちゃってるので備
え付けで動かせないんですよ!" となんだか(だから僕は辞
められない!!)嬉しそう・・ナポリのお店では一日に平均
800枚、多い時には1000枚以上のピッツァを焼いてこ
られたそうです。窯の温度は摂氏400度、40秒から50
秒で一気に焼き上げるのが本場ナポリのピッツァ〜♬ エス
で使うチーズは全てイタリアのもので生で食べても美味しい
モッツァレラ〜♬ ソレントではエクセルシオールに泊まっ
ていたのよ〜と私も思わず懐かしさがこみ上げてまいりまし
たら〜僕ホテルのすぐ横にある店にも一年いたんですよ〜♬
ナポリ、ソレントの後→ イタリアンのオープンがあり英国
にも3年滞在されての帰国・・お若く見えますが、これまで
の人生の10年オーバーをピッツァに捧げていらした立派な
職人キャリアの持ち主でいらっしゃいます。
情熱的な小曽根ピッツァイオーロと絶妙なコラボレーション
で仕事をなさるソムリエ氏もイタリア語がお上手で柔らかな
接客・・3人でイタリア語会話3分〜♬ ワイン・リストだけ
でなく、お水のリストもあってイタリア、フランス、スペイ
ン、オランダ、英国など・・楽しいお店ですねぇ〜〜♬ 結局
お水はいつものサンペレ(750ml ¥980)にしてしまい
ましたが、ワインは彼お薦めのサレントのペペ・ネロにして
みました(¥3400)プリミティーヴォは西麻布の ENZO
のマイ・ワインですが、マルヴァシーアとネグロアマーロの
3種から作られる女性的でしっとりと土の湿り気を感じる優
しいワインでございました。
私がレビュアー登録させていただいている方が昨年4月のレ
ビューの中で〜エスは福島県に自家農園があり野菜が美味し
いと書いていらっしゃいましたが、確かに!! ルーコラの
サラダ(¥680)で驚きました。冷え冷えの厚めのガラス
・ボウルに繊細な葉ものがふわっと入れられていて〜プレゼ
ンも美しく生き生きとした葉の一枚一枚にしっかりとした特
徴と甘みがありました。自家製パンにも仄かな甘みがありオ
リーブ・オイルもしっかり美味しい〜〜♬ お肉とお魚は調
理前の状態でテーブルまで運ばれ〜丁寧な説明付き〜♬ 本
当にクオリティーの高いレストランでございます。
ウサギに決めて〜ピッツァをいただかなくてはなりませんの
で猪のフェットチーネは小さなポーションでお願い致しまし
た。生パスタは全てイタリア産小麦粉カブートロッソを使用
し手作りされています!私達は猪のラグーが大好きなのでト
スカーナでは毎晩、東京でもあちこちでいただいて参りまし
たが、エスの猪は絶品でした!!パスタは何になさいますか、
と聞かれて組み合わせを選べるところも素晴らしいですし!
お肉がたっぷり入っていて柔らかく煮込まれているのに適度
な歯応えが愉しめて〜噛めば噛む程滋味豊かで奥深い味わい、
仕上がりはさらっとした淡白なラグーなのに濃厚な奥行きが
あってアルデンテのフェットチーネに見事に絡んで100点
満点(¥1120)美味しい〜〜!なんというハイ CP〜♬
そして、お願いしたピッツァはクアトロ・フォルマッジとマ
ルゲリータのハーフ&ハーフです。生地を捏ねて広げるとこ
ろから真ん中に一本細い生地を置いて境界線を作り、まずモ
ッツァレラをパラパラ〜♬ パルミジャーノ、ゴルゴンゾーラ
タレッジョが載って反対側にはトマトソースの上にモッツァ
レラ、バジリコが載って〜いざ窯へ!400℃に熱されたピ
ッツァ窯に新しい薪(楢)が一本くべられてスタンバイ完了
です。真剣な眼差しで釜の中を注視する小曽根ピッツァイオ
ーロ・・勝負は40秒から50秒〜アッという間に焼き上が
りです。熱々とろっとろ〜中は薄く縁は盛り上がっていて〜
この縁のモチモチ感と絶妙な焦げ感〜正真正銘のナポリター
ナ〜♬ (¥1900) 生地の美味しさが生きています!!
その日の温度、湿度でイースト菌の配分などを考慮されると
のこと・・ナポリと東京ではどのくらい違うの?と伺ってみ
ましたら〜大差はないけれど日本の夏は湿気が多いのでかな
り変わります、とのお話〜恵比寿で本場ナポリのピッツァが
いただけるだけでも贅沢過ぎるお話だと思っていましたが、
本日のハイライトはピッツァで終わることはなかったのです。
ウサギのインヴォルティーニ(¥2000)には豚バラのミ
ンチにローズマリーとニンニクを混ぜ込んだものが仕込まれ
ていて非常に滑らかな味わい〜匂いは全くありません。アン
ジェリーナのパパがどこのウサギですか?と聞いていました
が、それは彼が1970年代にスキーで上越に行き山ウサギ
とタマネギの煮込みのようなものを食べたことがあって〜そ
の山ウサギが ”固くて臭くて決して旨いものではなかった"
からなのでした。今日のウサギはフランス産です。茄子を合
わせて松の実を散らしてあります。なんてエレガントなソー
ス〜♬ 少し冷めてからのソースが〜これまた秀逸で!シェ
フに脱帽!!まさか!こんな所で!!というのが正直なとこ
ろでした。これだけの逸品でひとり¥1000・・信じられ
ない CP の高さです!!
ピッツァは言うまでもなく!自家製生パスタがアイテムごと
に選択できたり、ハーフ・ポーションでオーダーができたり
若者のカジュアルなイタリアンに見えますが、コンテンツは
ハイエンドで〜♬ 猪、ウサギなど、ジビエ素材を自由自在
に操られるシェフまずありき!の隠れ家的なお店でございま
した。3000本収納可能なワイン・セラーにはお宝ワイン
も秘蔵されている、とか・・次回はウズラでお宝ワインを愉
しんでみたいですね!至福のひとときを本当にありがとうご
ざいました。アンジェリーナと初夏のテラスを楽しみに〜♬
8位
1回
2015/09訪問 2015/09/24
(2015年9月)
アンジェリーナと一緒にテラスでディナーがしたくて一年振り
の再訪でございます。今年は少し涼しくなってからおじゃま致
しました。グランド・メニューもパーティー・プランもベイシ
ックなところは変わっていませんネッ! 黒板メニューからイ
ワシの柑橘マリネ(¥780)ホワイト・アスパラのサラダ
(¥1480)ワインは南仏ラングドックのフォン・カリュー
(カベルネ・ソーヴィニヨン100% ¥3800)をお願い
致しました。フォン・カリューはスレンダーなボディーに赤い
果実を纏ったワインで野菜系にもピッタリ〜♬ イワシは大き
なフィレで食べ応え充分、熱が入らないホワイト・アスパラは
シャリシャリ、フレッシュでワイルドな食感が愉しめて〜オリ
ジナリティー溢れるサラダ〜♬ 焼き野菜も見事なジャンボ獅
子唐、白ナス、トマト、ズッキーニ、ゴーヤなど、夏らしいラ
インナップ〜♬ この辺りの小泉シェフの感性がアンコニュを
アンコニュたらしめる大きな要因でございます。
焼き野菜で使われているチーズは北海道紋別のアドナイ・チー
ズ工房から〜ホワイト・アスパラはオランダからも生で入るそ
うですが今宵のアスパラは佐賀県産〜今シーズン最後の最後だ
そうで食べ納め〜♬ ボリュームもたっぷりでドレッシングの
ヴィネガーがしっかり効いて夏向きですネッ! 瞬時に元気に
なれるサマー・サラダ!! 発酵バターと海苔のみで作られる
アンコニュ・バターも自家製パンも全く変わっていません。香
ばしくて美味しいパンにほのかな甘みを感じるバターを塗って
イワシのマリネとサラダを満喫〜♬ それから薩摩・知覧鶏ム
ネ肉はタタキ(¥980)ではなく、軽く炙って戴きました。
ソテーした玉葱が甘く寄り添う鶏ムネ肉にもサラダにも何処か
和を感じる小泉シェフの一品は大人っぽく個性的です。
デザートにはアンコニュ・プリン(¥500)をいただきまし
た。牛乳と卵、お砂糖だけで作るシンプルで濃厚なプリンは〜
ねっとりとした質感〜♬ 生クリームは一切使わず、牛乳を煮
詰め、火入れとタイミングに留意して一時間半かけて作られま
す。お料理の極意は一品にかけるシェフの情熱の温度でしょう
か・・こだわりの有機野菜は恵比寿神社前のマジカメンテと軽
井沢の契約農家が一緒だと伺い、お洒落な雰囲気にも共通する
ものを感じました。両店とも女子率高し!ですが、アンコニュ
の方が少しだけ大人のフレアーが漂います。どちらにも小さな
テラスがあって〜♬ アンジェリーナは一年振りだったにも関
わらず、いつもきめ細やかなサービスをして下さる女性スタッ
フと ’いい匂いのする’ シェフのことをしっかり覚えていて勝手
知ったる我が家のお庭と言わんばかりテラスに置かれた木の水
車の中に入り込んだりして〜一人で楽しそうに遊んでいました。
(2014年6月)
梅雨の晴れ間に再訪でございます。アンジェリーナと一緒に来
られる貴重なテラスのテーブルは要予約 @6:30pm。金曜
日とあって7pm 過ぎると店内は奥の半個室までほぼ満席にな
りました。カップルの姿もちらほら見えますが女子率高し!!
スタッフに男の子が入って一名増えていましたが、シェフお一
人ですから大忙し・・にも関わらず、オペレーションがスムー
ズで〜さすがアンコニュ!!
長野県たかやしろファーム&ワイナリーのエステート・ルージ
ュ(¥3900)をいただいてみることに致しました。長野県
中野市にある自社農園の自社畑で収穫されたカベルネ・フラン
21%・メルロー28%・マスカットベリーA 18%・カベル
ネ・ソーヴィニヨン14%・ピノ・ノワール10%、あと初め
て聞くワイン・グラント10% にツヴァイ8% で構成された
ミディアム・ボディーと書いてありましたが、ミディアムと言
うよりライト、それもフェザー級の繊細な赤ワインでいかにも
和食に合いそうな辛口。栃木県のココファームでいただいた農
民ロッソもありました。ふだん余り口にすることのない国産ワ
インをフィーチャーされていて素敵ですネッ!
フランスのそら豆も健在で、酸味がしっかり効いたキャロット
・ラペ(¥500)はさっぱりと鬱陶しい季節に爽やかな風〜
殻付きナッツ(¥500)はアーモンド・ヘーゼルナッツ・ピ
スターチオの3種類〜木をくり抜いた器もお洒落で〜♬ 磯海
苔を煉り込んだバターでいただく自家製のライ麦と生姜のパン
にシャルキュトリー盛り合わせ(¥1800)はパテ・ドゥ・
カンパーニュ、エゾ鹿の生ハム、ハモンセラーノ、せせらぎポ
ークのロースト、鶏ハツの炭火炙り、地鶏ロースのハム、蜂蜜
仕立ての鶏レバーの赤ワイン煮と7種類。なんて贅沢なシャル
キュトリーでしょう〜〜♬ CP ヨ過ぎじゃありません? 北海
道は紋別アドナイ・チーズ工房から食べ頃が直送で届くチーズ
にはカマンベール、ウォッシュ、ゴルゴンゾーラ、ミモレット、
スモーク・スカモルツァがあり、今宵はスカモルツァ(¥68
0)でゆっくり〜〜♡ ディナーの余韻を愉しみました。
ランチでアンコニュにいらしている皆様〜ぜひ一度ディナー・
タイムのビストロ・メニューも試されてみては? 必ずや、ご
満足いただけるクオリティー、プラス! CP のよさを実感して
いただけると思います。チェックをお願いしますと小泉シェフ
が厨房から出て来てくださり、アンジェリーナはシェフのエプ
ロンに付いた ’めくるめく’ お肉の匂いで暫し恍惚状態に〜〜♡
有田牛、エゾ鹿、せせらぎポーク、地鶏の嗅ぎ分けはできた
のでしょうか・・次回、忘れずに聞いてみましょう〜〜♡
(2013年10月)
10月16日水曜日の9pm 過ぎにアンジェリーナとテラスに
おじゃまして参りました。黄色いパラソルが目印ですが、手前
に植栽があって小さく Inconnue と書かれているだけですので
最初は通り過ぎてしまいました。お洒落なコンクリート2階建
てのビルの1F がビストロ・アンコニュ。一瞬、雨が降り出し
そうになりましたが、女性スタッフが大きなパラソルをお店側
に動かしてくださり事なきを得・・結局、パラッと降っただけ
で私達は無事テラスでのディナーを満喫することができました。
細長いお店の奥がテーブル席〜手前は厨房が見えるカウンター、
接客・サービス1名、シェフ1名というオペレーション〜日本
のワインとフランスの自然派ワインにこだわるビストロです。
まず、オー・トロワ・ボヌール(¥3600)でフランスのそ
ら豆を愉しみました。フランスのそら豆は日本のそら豆より小
さくて皮もグリーンの色も薄く、皮が柔らか・・そら豆の赤ち
ゃんという感じで可愛い〜〜♬ 塩茹でされたフランス生まれ
のベイビーそら豆は小さい身体に旨味たっぷり〜♬ 味も香り
も立派に ’そら豆してて’〜〜♬ 嬉しくなってしまいました。
続くサツマイモのスープも自家製パンも秀逸!!パンには磯海
苔が練り込まれたバターが添えられていて全粒粉のパンによく
合います。オー・トロワ・ボヌールはラングドック産:グルナ
ッシュ、カリニャン、シラーのブレンドでマイルドなタンニン、
チェリー系のアロマ、柔らかな味わいで〜そら豆とパン、サツ
マイモのスープの全てに優しく寄り添い、華やかに彩ってくれ
ました。まさに3つの幸せに乾盃〜〜♬
お野菜は群馬県産にこだわっていらっしゃるという小泉シェフ
・・フレンチ畑で腕を磨いて来られましたが、有田牛イチボの
炭火焼に合わせたエリンギ、ハス、柿、ツルムラサキ、アスパ
ラ、キヌカツギ、赤カブ、サツマイモのセレクションに私はふ
と和を感じて伺ってみますと・・和食にも造詣がおあり、との
こと。やはり・・遊び心たっぷりな発想のアレンジに見えます
が、非常に繊細で節度があり、小泉シェフの美意識の高さに感
服致しました。有田牛イチボは六本木のヌッフには半歩及びま
せんでしたが、ヌッフは熟成させたイチボを今が食べ頃!!と
いう絶妙なタイミングを見計らって出してくださる岩手牛の専
門店ですので〜やはり赤身のお肉の旨味と柔らかさは違います。
しかし、元気一杯〜群馬県のお野菜が素晴らしかったので〜♬
ミディアム・レアーのイチボをお野菜のハーモニーで美味しく
愉しませていただきました。(有田牛の炭火焼き ¥2980)
イチボがそろそろ終わろうかという頃〜シェフが焼き立ての生
姜の入ったパンとツルムラサキのお花を珍しいでしょ?とテラ
スのテーブルまで持って来てくださいました。ツルムラサキ!
生まれて初めて見ました!!そして〜生姜入りのパンが絶品で
ございます。クラストは固めで香ばしく、クラムにもっちり感
があり、煉り込まれた生姜はジューシーでワインとの相性も最
高〜〜♬ この時間帯は店内にお客様がいらっしゃらず、テラ
スは私達だけでしたのでシェフともゆっくりお話ができて〜と
っても楽しかったです。
国産の素材にこだわり、丁寧な仕事が光るキラ星のような隠れ
家ビストロ発見となった夜でしたが、先週お友達からアンコニ
ュという美味しそうなビストロを見つけて〜まだ食べてないん
だけどゼッタイ好きそうなお店だと思ったので今度行かない?
と、お誘いがあってビックリ〜♡ たまたま通りかかった際ス
タッフの宜しくお願い致します、のご挨拶が丁寧でとっても感
じがよかったとのこと(様子が目に浮かびます!!)実は、こ
の間行って来たばかり〜オープンして半年だけど物凄くこだわ
りのあるビストロだったわよ〜♬ とワタクシ。 磯海苔のバタ
ーと生姜のパンだけでも美味しくワインがいただけるビストロ
なんてそうそうありませんよネ! 次回はブイヤーベースで〜♬
お肉料理ではないシェフの新たな魅力を感じてみたいです!!
9位
1回
2013/10訪問 2015/04/07
先日11F にあるディム・ジョイでディナーをした後お寄り致
しましたら〜趣きの異なる2ルームスが貸し切り状態で!実に
よい雰囲気〜♬(実は、後日ラスト・オーダーが7:30pm
とわかり私達がラスト・カスタマーであったことが判明!!)
個人的には籐椅子と観葉植物、落ち着いた花柄のソファーがあ
る奥のプランテーション・ルームがお気に入りですが、どちら
のお部屋もそれぞれに趣味よくまとめられ〜♬ 隅々まで非の
打ちどころのないインテリアで安心して気持ちよく寛げます。
この日いただいたものはザ・プランテーション・ミルクティー
・シャーベット(¥840)ハロッズと言えばブレンド・ティ
ー・・そのティーで作られたミルクティー・シャーベットは銀
座三越4F のハロッズでしか味わえないオリジナル・アイテム
でございます。インテリア同様、文句なしに美味しい!!グラ
スでいただけるワインは白がピエール・アンドレのシャルドネ、
赤はピエール・アンドレのブルゴーニュ〜ピノ・ノワールでヴ
ィンテージは共に2008年(¥1050)このピノがまた美
味しいのです。期待していなかっただけに嬉しさ100倍〜♡
ミルクティー・シャーベットとバイ・ザ・グラスの赤に魅了さ
れた私は先週12F にあるひさごにお連れするクライアントと
の待ち合わせに迷わずここを選択。二人でピムズ(¥1050)
をアペリティフに愉しみました。ピムズとはレモネードにジン
を垂らしフレッシュ・フルーツとキューリのスライスを入れて
愉しむ夏のカクテルですが、キューリのサンドウィッチが大好
きな英国人がいかにも考えそうなキューリの青臭さが存分にフ
ィーチャーされた(もちろん!スプーンでキューリもフルーツ
もいただけます!!)サマー・ドリンクで〜♬ 家のテラスや
お庭、木陰、湖畔、ピクニックやビーチで愉しめたら最高です。
私のクライアントは東京でピムズが飲めるなんて夢のようだと
大喜び〜♬ 彼女(国籍ドイツ・居住地アイルランド・ロンド
ン在住経験あり)によればピムズのレシピーは家によって多少
の違いはあるもののフルーツは何を入れても自由〜但し、キュ
ーリは MUST!!私は生まれて初めてピムズなるものをいただ
きましたが一回で大ファンになってしまいました。キューリが
楽しいです!!もっと甘いピムズもあるけれど、このピムズは
甘過ぎなくてとっても美味しい〜〜♬ と大絶賛!!
ハロッズのブレンドティー#14は〜ダージリン・アッサム・
セイロン・ケニアのブレンドでハロッズのベストセラー・・ひ
と口だけいただいてみましたが、コクがあり、香りいと高く、
微かな渋みを柔らかく感じる素敵なミルクティーでございまし
た。すべてが大正解で〜♬ハロッズのプランテーションを待ち
合わせ場所に選んだ私も大満足。次回は英国ハロッズのレシピ
ーで作られるスコーンをアフタヌーン・ティーでいただいてみ
たいですネ!今日の待ち合わせは6pm でしたが、まだアフタ
ヌーン・ティーを愉しんでいらっしゃるお客様多数でした!!
10位
1回
2016/02訪問 2016/03/09
(2016年2月)
はしづめにおじゃました帰り〜クルマを明治屋の地下駐に
停めていましたのでお買い物をして帰ろうとエスカレータ
ーを上がりますと〜なんと! 目の前に獺祭が!! 並んで
いるではありませんか〜♬ 夢のようで一瞬目を疑いまし
た。(一週間後に行った時は跡形もなく消えていましたの
で〜確かに夢のような出来事でございました!!)と申し
ますのも・・和食のお店やポリシーのありそうなリカー・
ショップで獺祭のボトルは目にすることがあっても中身が
入っていた試しがなく(どこにも獺祭が入荷したら知らせ
てね、というお願いもしていないのですが・・)思わず獺
祭だぁ〜♬ と、声を上げてしまいました。
今でも忘れられないのが汐留カレッタのディンタイフォン
に行った時お隣にあった大きな酒屋さんで獺祭の樽を見つ
けた時のこと!! 此処で買えるのね、と意気揚々で入店〜
ところが店内の棚には SOLD OUT の貼り紙が・・山口県
下関市林商店謹製〜獺祭の酒粕を使った粒うに入荷!とい
う貼り紙があって〜もちろん!そのままでも、クリーム・
チーズに載せたりするのも一考かしら、とも思いましたが
ガッカリし過ぎて・・(と申しますか、主役不在では!!)
アンジェリーナでモンブランを買って帰ったのですが(笑)
今日こそは買えます!! お洒落で可愛らしいボトル〜♬
300ml ですから保存の心配もなく、獺祭純米大吟醸磨
き二割三分は極限とも言える77% まで(精米歩合は残
り23% で二割三分)磨いた山田錦で造られ醸造元でも
最高位にランク付けされる、なんともクリアーでエレガン
トな大吟醸でございます。
ふだん日本酒をいただくことのない私にはワインのように
先ず鼻で香りを愉しむというほどアロマやブーケが感じら
れないお酒ですので香りから味わいを想像することはでき
ず、それ故〜口に含んだ時のサプライズ感が堪りません。
華やかさのある味わい〜♬ フルーティーではないのです
が可憐なお花のようなフローラル系の余韻があります。日
本酒独特の残り香もなく、雑味を全く感じないキラキラと
した透明感〜♬ かと言ってギスギスと骨張ったところが
なく喉越し爽やか、非常になめらかな飲み心地で淡麗とい
う形容詞がピッタリでございます。
ニューヨークやパリで日本酒が大ブレークしそうだという
話を巷で聞いて久しくなりますが、もはや海外の和食通で
大吟醸を知らない人はいないでしょう〜量産できないこと
や価格競争の問題はあっても獺祭の魅力には代え難いもの
がありますネッ! 単独で素敵なアペリティフにもなれる
獺祭の存在感〜♬ 常温より少し冷やしていただくとより
クリスタル・クリアーな喉越しが愉しんでいただけるかと
思います。私は思わずお気に入りのアンティーク・グラス
をキャビネットから出してしまいましたが、獺祭には極薄
の極上グラスが似合います!!(今回の写真は下の2段)
(2013年6月)
初めて東京スクエアガーデンに行ってグラムズ・カフェ→
100%チョコレート→レ・ロジェと廻った日、帰りがけ
にエレベーターで B1に下りてみるとガラスに獺祭と書か
れたバーを発見〜♬ 獺祭は横浜の宵山むらさきでいただ
いて以来・・大ファンになった純米大吟醸酒で〜どうぞ、
どうぞ〜♬ と、黒のカフェ・エプロン姿の女性が声をか
けてくださったこともあり(後に獺祭ストアー担当の女性
スタッフであることが判明)とっても素敵なお店でしたの
で〜ちょっとおじゃまして行きたくなってしまいました。
趣味のよい和の演出〜洗練されたカラー・コーディネート
で〜♬ 上質な空間に八人掛けのカウンターと二人掛けの
小さなテーブル x4と・・落ち着いたバーのカウンターに
お客様が一組、私達のすぐ後で男性お一人様・・全員が大
人〜静かで和やかな雰囲気〜♬ 大変!居心地のよい波動で
ございます。普通酒は造らず、純米吟醸と大吟醸だけを造
る山口県・旭酒造直営の獺祭ストアーとバーが徳島の名店
’青柳’ の主人・小山裕久氏のプロデュースで初めて東京に
お目見えです。1F の婆娑羅にも胡蝶蘭が並んでいました
が3週間ほど前の5月7日にオープンした獺祭バーには安
倍首相から贈られた胡蝶蘭が・・”食べ物は全て上から出
前なんですヨ” と笑顔のマスター♬ 上とは青柳の婆娑羅
のこと、このマスターが実に穏やかで素敵な方なのです。
もう既にファンが大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
山田錦の精米サンプルを見せてくださり100%から精米
50%→39%→23%と実際に目で確認させていただい
てから彼のお薦めで獺祭3種のお試しセット:写真左から
半年で出荷できる→一年→三年と長くなり、磨き三割九分
を一口いただいて磨き二割三分に進むと辛口でも円やかに
なっていくのがよくわかります。ワインほど香りの違いが
顕著ではありませんので味と余韻で飲み比べ〜磨き・その
先へ、となりますと!雑味というものが全く感じられなく
なり淡麗そのもの!!二割三分より更にリファインされて
無色透明な味わい・・日本酒という感じが全くしない磨き
上げられた新しい味とイメージの飲み物になって行きます。
その先へ、は昨年11月から販売され四合で¥31500
だそうですが、私はフローラルな感じが余韻に残る二割三
分の優しい甘みと仄かな香り、エレガントなフィニッシュ
に魅せられました。辛口なのに味わいにふくらみがあって
キンキンしない獺祭は円やかでコクがあって本当に美味し
い〜〜♬ 旨味が際立つ獺祭!! 今回の3種お試し(約4
0cc)は¥2000(グラスでいただくと三割九分 ¥10
00・二割三分 ¥1850・その先へ ¥6250)です
から大変お得!! カウンターのお隣にいらしたご夫婦も
やはりこのお試し3種を召し上がっていらっしゃいました。
旭酒造の HP を拝見致しましたら〜いかに困難が予想され
ても、いかに現在が心地よくても、その先へ。我に安住の
地なし、とありました。富士山がユネスコの文化遺産に選
ばれたことを記念して造られた美しいボトルは限定100
0本・・外国からのお客様にお土産で差し上げたら喜ばれ
そう〜♬ 常温でどのくらいキープできるのか、自宅のワ
イン・セラーに入れても OK〜♬ なのか、など購入に際し
てはまたマスターにいろいろ教えていただかなければなり
ませんが、ストアー併設で獺祭マイスターが常駐でいらっ
しゃるバー!! なんて〜♬ 夢のようですネッ!
HP でもうひとつ学びました。獺祭の獺は ’かわうそ’ で、
かわうそは捕らえた魚を岸に並べてまるでお祭りをしてい
るように見えるところから文を作る時多くの参考資料を広
げ散らすことを指し・・正岡子規は自らを獺祭書屋主人と
号したとのこと。2002年のモンド・セレクションで金
賞に輝いた獺祭は〜もはや国内のみに留まらず海外の日本
料理店にも置かれるようになりました。私が獺祭と出会っ
たのは僅か2年前〜最近ではいろいろな和食屋さんに置か
れていて恵比寿の音音で獺祭をみつけて大喜びしたばかり
ですが〜♬ 日本が誇る美味しいお酒がワインのように世
界中で人々から愛されるようになったら嬉しいですネ!
帰りに同じフロアーで代官山の李南河をみつけてビックリ
!!オーナー・シェフ李南河が厳選した旬の食材を屋台風
鉄板焼きで〜♬ 代官山のファイン・ダイニングとはひと
味違う李南河も楽しそうです。次回は獺祭でも ’出前’ で〜
からすみ(¥2300)丸茄子湯葉餡かけ(¥1200)
などをお願いして〜ゆっくり磨き二割三分を愉しんでみた
いと思いました。鯛茶漬けや本マグロ丼(共に¥1200)
獺祭酒粕入り酒まんじゅう(¥800)も美味しそう〜♬
獺祭マイスターのお話を聞かせていただくのも楽しみです。
地下パーキングから地上に出ると100%チョコレート・
カフェは閉店の8pm・・明日のオープンに備えます。京橋
に東京スクエアガーデンができて〜銀座の先の銀座通りが
益々充実して〜楽しく! 長く!! なりました。
京都には素敵なお店がたくさんありますが、嵐山吉兆本店はお料理のエッセンス、品格、匠、魅せ方、室礼、おもてなしの心で他店の追従を許さぬものがあります。祇園おくむらは自由自在な発想でお箸でいただくフレンチのパイオニアとしての貫禄充分〜♬ 洋食器で和の世界を愉しませていただきました。代官山のポール・ボキューズはリヨン本店でボキューズ氏とお会いしたこともあり、個人的な思い入れも多々ありますが、お料理、接客とも本物で安心感が持てるフレンチ・レストランとして皆様にお薦めできると思います。小布施の蔵部は〜このお料理もう少し頑張ってネ!という部分が多少見え隠れ致しましたが、お店の造りとコンセプトの素晴らしさで〜♬ XVIN は都会的な夜景を愉しみながらワイン・バー的にチャイニーズが愉しめる新しいタイプのチャイニーズ・レストランとしてご紹介致したく、アルマと恵比寿エスはどちらかと申しますと若者のお店ですが、今年印象に残った優良店2軒でございます。両店とも、お料理に主張と独自性があり接客も心地よく好感が持てます。アンコニュは今年オープンしたばかりの小さなビストロで〜お一人で頑張っていらっしゃるシェフのお料理が思いの外!秀逸なので応援致したく!!銀座三越のハロッズはプランテーション・ルームという店名に相応しい雰囲気と内容、カフェとしての居心地の良さで〜♬ 獺祭バーは獺祭の飲み比べができるというユニークな発想とお洒落なカウンターが獺祭ファンとしては非常に嬉しくエントリーの運びとさせて戴きました。今年は春の桜と秋の紅葉を京都で愉しむことができ・・♡ 益々京都のお味に魅せられた一年でございました。