マダム・チェチーリアさんのマイ★ベストレストラン 2015

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フォトエッセイで綴るマダム・チェチーリアのレストラン探訪

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マダム・チェチーリア (女性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2015年のハイライトは〜なんと言っても25年振りに訪ねた
京都・花背の美山荘〜♬ 四半世紀たって若女将の時代になって
いましたが、お料理、室礼、お客様の心に寄り添うきめ細やかな
サービス、一点の曇りもない完璧な午餐〜♬ 気が付いてみれば
3時間半が経過していました。次回はぜひ秋に泊まりがけで〜♬

箱根のグリーンヒルズ草庵はアンジェリーナと共に〜♬ という
リクエストに応えてくださっただけでなく、完成度の高いお料理
を美しい器で〜♬ 箱根の山の上テラスで至福のひとときを過ご
させて戴いたことに感謝して・・ブルガリはお料理だけを見れば
もちろん美山荘と並ぶトップレベルですが、資本力の大きさを考
えれば至極当然ですので私の中では第3位で〜♬

XVIN は総合的な観点から CP の高さで、バンクとギャマンは犬
と一緒に行かれるお店〜今年の最高峰として〜♬ やさい家めい
は六本木も表参道も同様にオリジナリティーのある野菜料理が素
晴らしいのですが、接客により光るものがあった六本木店の方で
7位にランキングさせていただきました。

VACANZA は新鮮な素材が活きる瞬間蒸しが秀逸で日本人シェフ
ならではのイタリアンの魅力満載リストランテとして、シエロイ
リオは隅田川沿いという立地を生かしたオールマイティーなカバ
ー力で、FARM TO YOU は素敵なテラスと日差しに映えるサラダ
の充実感と存在感で〜♬

こうして一年を振り返りますとアンジェリーナと共に季節が巡り
今年はまたどんな出会いが待っているかしら〜と胸が高鳴ります。
新しい年が皆様にとって心豊かな美味しい一年でありますように!! 

マイ★ベストレストラン

1位

美山荘 (京都市左京区その他 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2015/05訪問 2021/04/09

25年振りの再訪は3時間半のランチ〜♬

今回の京都は新緑の頃・・花背までのドライブも楽しみで美山荘の
予約がとれてからホテルの調整とドライバーの確保という順番です。
一ヶ月前に5月1日のランチがとれまして一週間後にお誕生日を迎
えるお友達と2年前の秋の京都でもお世話になったドライバーの U
さんと9:45am にホテルを出発→ 高山寺経由で四半世紀振りの
美山荘へと向かいました。京都に来てから毎日初夏を思わせる日が
続いていて〜この日も朝から快晴で心はずませ〜♬ 新緑の山には
野生の藤!! 国宝石水院と鳥獣人物戯画で知られる高山寺の境内で
は日本最古の茶園でお茶の新芽を見ることができました。この茶園
は鎌倉時代初期に明恵上人が栄西禅師から贈られた茶種を植えた処
で此処から日本全国にお茶が普及したと伝えられ、この由緒から毎
年11月8日に宇治の茶製造業者から新茶が上人の廟前に献上され
ます。鳥獣戯画を見ると私は宵山むらさきのカウンターを思い出し
てしまうのですが、レプリカとは言え(本物は東京の国立博物館に
出張中)石水院で鳥獣戯画の絵巻物が見られて大感激〜♡ 山の石
段を100段上がる価値は大いにありました。Uさんはせっかくで
すからと高山寺だけでなく北山台杉と常照皇寺にもご案内してくだ
さり道の駅では私がチーズ・プレートにちょうどよさそうな北山杉
のカットを一枚ずつ吟味して買える余裕で美山荘到着 @12:15
pm〜ランチの予約は12時半でございます。さすがプロ!! 八坂
で20年〜独立して10年!!

25年前の夏お友達ご夫婦と一泊してお夕食と朝食をいただいた美
山荘は全く変わらない佇まい・・母屋の大広間でお食事をいただき
ましたのでお玄関へと向かう石畳の方へ向かおうと致しましたら〜
お客様こちらでございます、と宿の方へいざなわれました。廊下の
イチバン奥〜覚えています!! お部屋には月見台ができていて広々
と昔より明るい印象〜変わらぬ清流のせせらぎ〜♬ そして〜なんと
月見台に垂れ下がるように満開の八重桜〜♬ 2年前の京都は桜満開
のど真ん中で街中で桜が咲き誇っていましたが今回は4月下旬から
の滞在で桜は諦めておりましたので花背に来る途中〜里山で咲くソ
メイヨシノと八重桜を見た時は思わずクルマを停めていただき写真
を撮って参りましたが、まさか!美山荘で八重桜が満開だとは〜♬
そして桜の間にご案内していただけるとは〜♬ 夢にも思っており
ませんでした。先ずアケビのお茶〜そして・・美しい女将の登場。

アケビのお茶は新芽と蔓で作るのだそうでございます。25年前に
泊まったお部屋だと申し上げますと〜 ”そうでございましたか、私
は嫁いで18年になりますが今でもお部屋のお花は大女将が活けて
おります。たまたま今日は週に一度の病院の日で出かけておりまし
てご挨拶ができず本当に申し訳ございません” と丁寧にご挨拶があ
りました。NHKの BSアーカイブスで平成5年に行われた先代の十
三回忌法要後〜美山荘で開かれた会食の様子と京都の老舗料亭当主
が世代を繋いて行く代替わりを描く特集の中で瓢亭14代目当主高
橋氏と菊乃井3代目村田氏が写り ”もう泣かんでもええぞ” と美山
荘3代目当主中東久人氏を励ましていらした場面を思い出しました。
ええ、ええ〜そうでございましたね・・NHKさんは何ヶ月もかけて
番組を作っておられました、と若女将(この代替わりについては美
山荘プロデュース・祇園 OKUで書かせて戴きましたので〜ご興味
がおありの方はクリックしてみてくださいませ)美山荘は母屋の大
広間の一室をテーブル仕様に変え、別室に掘り炬燵式のカウンター
を新たに造ったこと以外〜全く昔のままで今も宿泊は一日4部屋限
定でございます。

丹後の冷酒の美味しいこと!! 辛口過ぎず、クリアーで味わい深く、
ねっとりとまろやか〜♬ 聞こえてくるのは流れる清流のせせらぎ
と山で鳴く鳥の声のみという贅沢な午後・・野趣溢れるおとり箸は
”栗の木の枝を皆で削って作りました”と若女将。竹の籠に入ってき
たのは〜うるいの新芽の海苔巻き、琵琶湖の子持ちもろこ、川エビ、
中央に見える赤い球は卵の黄身だけを味噌漬けにしたもの、とちも
ちあられをまぶしたこんにゃく、蕗の薹の白和え、うどの芽、粘り
気のある ’うるい’ もネギのような ’のびる’ と言う野草も初めていた
だきました。摘み草料理とはよく言ったものです!!(裏山には鹿
が生息しているとのお話)皐月の京と言えば葵祭で〜♬ 小さなお
花がついた葵の葉が添えられていました。お品書きと一緒にお土産
で戴いた摘み草料理・美山荘と描かれた和手拭い木綿のお膝掛も昔
と変わらず。此の日は一日で皐月のメニューはちょうど準備中・・
(走り書きだけを頼りにレビューを書かせていただいております)

お友達が満開の八重桜が咲くお部屋でせせらぎを聞きながら〜お誕
生日をお祝いしていただくなんて人生最良の日だわ〜♬ と大喜び
していたのを聞いていらして〜次に蟹の蓋物に入ったお赤飯と黒豆、
クワイ、鯛の竜皮巻き、和菓子のような百合根の裏漉しに松の小枝
が添えられた一品が塗りのお盆に載って私達の前に置かれました。
”事前に伺っておりませんでしたのでこのようなものしかご用意で
きなくて〜ほんのひと口ですがどうぞ温かいうちに〜♡ 月見台の
桜はここ2.3日暖かい日が続いたものですから急に開いて満開に
なったんですよ〜♬”

続くは〜イワナの焼き霜造り(軽く炙ってあり身に甘みがあります
ネ)椀物は山で折って来られた可愛らしい熊笹の新芽が載った蓬の
お麩・・絶品でございました。調理人の方々は厨房内のお仕事だけ
じゃなくてフィールド・ワークも大変ですね、と申し上げましたら
”60代の総料理長と主人、料理人は30代が中心です。若手を育
てることも主人の仕事で新しく造った母屋のカウンターは調理場と
裏で繋がっていますが暖簾の外に出てお客様の前に立つことでお客
様と接する機会が生まれ〜そこから様々なことを学んでほしいとい
う気持から生まれたものなんです” お話を伺いながら永久の和食の
歴史が今ここの時間とシンクロして・・白味噌仕立ての優しい甘さ
に心と身体が癒されました。

揚げ物は摘み草の天ぷら〜♬ こごみ、燈台躑躅(ドウダンツツジ)
タンポポの葉、三つ葉と琵琶湖のしじみ、手前にコシアブラの新芽、
奥にタラの芽、一番下にイタドリ、そして蕗の薹〜♬ 特に感動致
しましたのがコシアブラの新芽で緑が深く、身体に沁み入る濃い味
わい・・摘み草の天ぷらは繊細な素材の味を損なわない絶妙な仕上
がりで正に美山荘ならではの真骨頂でございます。”行者ニンニク
は修行中の行者が山で食べます。出始めのものからは生きるエネル
ギーをいただけますから〜(摘み草は)有り難いですね” と言う女
将のひと言からまた新たな会話が生まれ・・女将と私のやりとりは
ほぼエンドレス〜♬ 楽しくてやめられません。既に何度か、お時
間の方はこのペースで大丈夫でしょうか? この後ご予定が詰まって
いらっしゃいませんか?と聞かれ・・私達は口を揃えて ”今日は美
山荘の日ですから〜♬” 私はもう少しで、もしあったとしてもキャ
ンセル致します!!と、言いそうになっていました。

続いて鯖のちまき寿司〜端午の節句でございます!! 心が洗われ
るような瑞々しい緑〜水滴のついた美しい笹の葉〜蓬と菖蒲〜見事
なプレゼンテーション〜♬ 鯖のしめ加減、ご飯のお酢加減、どち
らも絶妙で神業のような完成度の高さと比類を見ない美山荘の美の
世界にただただ圧倒されました。お吸い物は新生姜のお豆腐と五色
吹き流し〜薄造りの鯉をカリカリに揚げて万願寺唐辛子〜吹き流し
は南京(カボチャとはおっしゃいません)の黄色、茗荷の赤、ウド
の白、水前寺のりの紫などで五色を表現されています。更なる一品
は甘めのタレがかかった天魚(アマゴ)の木の芽焼き〜♬ 嵐山を
流れる桂川の上流〜保津峡が美山荘のある花背にも流れていて美山
荘の手前で渓流釣りをしている方を何人かお見かけ致しました。鮎
釣りの解禁は6月、天魚は3月初旬だそうでございます。天魚は春
を呼ぶ魚と呼ばれ珍重されるとのお話・・箸休めに葉わさびの甘酢
漬けが添えられて〜あしらいの山椒の枝にはお花が付いていました。
炊き合わせは筍、うなぎ、わらび、ふき、ぜんまい、お出汁が美味
!! シンプルなプレゼンも完璧で例えようもなく美しいですネッ!

9品目の ”菜の花と蕪さん、芹と鱒の炊き込みご飯でございます”
のアナウンスまでに既にお食事を始めて2時間半が経過〜私達は動
けないほどお腹いっぱいでしたが、鱒の骨を焼いてお出汁をとった
炊き込みご飯がまた美味しくて水菓子の甘夏の餡を載せたマスカル
ポーネのアイスクリーム、御菓子のよもぎ餅まで見事に完食させて
いただきました。残ったご飯でお土産のお握りをお作り致しますね
→ 宜しくお願い致します、で・・再び、女将登場〜”懐かしい母屋
のお座敷をご覧になって行かれますでしょ?”→ ありがとうござい
ます。柔らかな午後の日差しが山の西に傾き始めて月見台のモミジ
にあたる頃〜母屋へと通じる石畳に四半世紀前の確かな足跡を感じ
ながら〜女将のご案内でお座敷と当時はなかったコの字に造られた
カウンターを見学させて戴きました。可動式のテーブルのお部屋を
造られた理由は年々増加する外国人宿泊客に対応する為で、昨日は
アメリカ人のご夫婦が一組お泊まりで今日もこれからフランス人の
ご夫婦がお見えになるんですよ〜英語を勉強したいのですが市内の
英会話教室までは通えませんので今は ’耳で聞くだけの英会話’ を
聞いて一人で練習しています、と健気な女将。次回は外国からのお
客様をお連れして〜ぜひこのカウンターでプロの手捌きを拝見しな
がら美山荘の夕食を愉しんでみたいと思いました。

窓辺に坐って調理人の一人が山道でマムシに噛まれドクターヘリで
市内の病院に運ばれて血清を注射後入院、全治一週間だったお話と
飼い犬クロの武勇伝を伺い調理場の裏へ・・調理場では夕食の準備
が始まっていて忙しそうでしたが柴犬のクロはお昼寝中でした。今
年10歳、カウンターを造った年に来たんですよ〜まぁ〜なんて毛
ぶきのよいこと!! さすが美山荘のワン〜♬ 10歳とは思えない
立派な体躯でドッグフードが頼りの都会犬とは分けが違います。犬
小屋には毛布が掛かりテニス・ボールが3つ、朝晩一日2回の山道
のお散歩一時間〜♬ アンジェリーナには夢のようなお話・・忙し
い女将が英会話に行く時間などあるわけがございません。クロとの
一期一会〜長生きしてね、クロ〜♡ 永遠に続いてほしい夢のよう
な時間がおしまいに近づいて私は女将とのお別れの時、涙ぐみそう
になってしまいました。至福の11品・珠玉のコース、満開の八重
桜、完璧なサービス、お化粧室の壁の上に造られた小さな窓から見
えた雲と空、そこで聞こえて来たバッハの G 線上のアリア〜♬ お
見送りは深々と、もちろん!クルマが見えなくなるまで・・4時間
お待たせした Uさんも ”こんなに待った美山荘は初めてですよ!!
堪能されてよかったですねぇ〜〜♡”

5:30pm にホテルに戻り、お土産の包みを野草一味の上に置いて
明細書をふと見ると冷酒はノー・チャージ・・普段は全く飲まない
お友達が "この冷酒なら私も飲めるわ” と言って〜30年近いお付
き合いの中で初めて! 私が驚くほどの飲みっぷりでお代わりを二
度したのですが・・最後の最後まで女将の ’おもてなし’ の心が残る
美山荘での一期一会〜♬ 極上の午餐〜♬ でございました。

  • 四半世紀振りの美山荘
  • アケビのお茶と野草一味
  • 琵琶湖のもろこ、うるいの新芽

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2位

グリーンヒルズ草庵 (箱根その他 / フレンチ、オーベルジュ)

1回

  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2015/08訪問 2015/12/22

箱根の隠れ家で・・お箸でいただくフレンチ

何年も前から箱根に来るたびに気になっていたレストランでしたが
今回ディナー、ランチ(は、8月末まで)共オー・ミラドーのテラ
スが犬X になっていたことを知り、思い切ってアンジェリーナと一
緒にテラスでランチをさせていただけるか伺ってみたところ・・ワ
ンちゃんとご一緒に、というリクエストは初めてのケースになりま
すので上の者と相談させて戴きます、という回答を頂戴致しました。
いずれにしても、お電話を入れたのが1:45pm で(L.O. @1:
30pm)ティー・タイムが設定されていればと思ったのですが・・
カフェではありませんのでディナー・スタートの6pm までは当然
クローズでございました。

ラリック美術館の近くには2軒ワン OK〜♬で アズール・ムーン
グレインがありますので、そのままクルマを走らせて鴨音発見とな
ったわけですが、元よりテラスでディナーはできないとのお話でし
たのでディナーはラ・テラッツァ経由ビザン・ダイニングで〜とこ
ろが、思いがけず!! 夕方お電話を戴き ”初めてのケースですので
どこまでご満足戴けるか心配な面もありますが私共と致しましては
明日のランチで ’対応’ させて戴けたらと思います” とのお返事〜♬
期待 ’薄’ だっただけにサプライズ感が大きく、ワクワクしながら翌
日クルマが滑り落ちるのではないかと思われる急勾配の坂を上がる
ことになりました。

男性スタッフ2名〜満面の笑顔でお出迎えがあり私達のテーブルは
テラスにセットされていました。テラスと言っても箱根の山の景色
を愛でる為のテラスで、お食事をする為のテラスでないことは一目
瞭然〜おじゃましてみて初めてわかりました。今回はありがとうご
ざいます!! ガラスのカフェ・テーブルをふたつ付けて仲良く並
んでランチをいただくことに〜♬ ランチはコース・メニューのみ
で前菜が付かない¥2700のコースとフル・コースでアミューズ
→ 前菜一品→ スープ→ 主菜一品→ 季節の香りご飯→ デセール
(¥3800)の2種類でございます。前菜も主菜も4種類から選
ぶことができて前菜はカツオの燻製と夏野菜のテリーヌ、サザエの
壷焼き、主菜はイサキのポワレと牛ホホ肉の赤ワイン煮込みを選択
→ CAVA(¥630)で箱根の山に乾盃〜♬

駐車場から山道に造られた階段を上がると見えてくるのが赤いドア
の洋館なのですが・・室内はピカピカに磨かれた総板張りで和式の
お玄関でスリッパに履き替えます。ダイニング・ルームへのアプロ
ーチは細長い廊下で右側に山法師、紫陽花と書かれた個室、ウエイ
ティング・ルームにはソファーが置かれ、食器棚には有田焼の大皿
が並びます。調度品も全て純和製で京都の美山荘もそうでしたが畳
の上に椅子が置かれています。外国からのお客様の接待にピッタリ
ですネッ! 窓からは箱根の木々が見えて紅葉の頃の美しさが目に
浮かびます。”お箸でいただくフレンチなのね?”→ ”左様でござい
ます” スタッフも奥に厨房のある室内ではスリッパ→ テラスに出る
時は靴に履き替えてコースは5品でした(進捗状況をテラス側の窓
から小まめにチェック!)ので大変だったと思います。CAVA のお
代わりもパーフェクトなタイミングで〜♬

アミューズはジャガイモとキノコのキッシュでソースはデュクセル、
プレゼンが美しい!! 有田焼の器との調和はもちろんのこと、お箸
も細くて軽くてとっても使いやすい!! スープはヴィシソワーズで
ジャガイモのザラ感をホンの少しだけ残したコンソメのジュレとの
バランスが絶妙でシェフの力量を感じます。アンジェリーナのパパ
はスープ屋で ”爽やかな高原の香りを運ぶ新鮮なジャガイモ〜口当
たりのいいスープでお代わりをしたいほどだった"と大絶賛!! 前
菜のカツオの燻製も焼きナス、インゲンとキューリに挟まれて夏ら
しい大きな水玉の有田焼に載るなんとも涼し気な逸品〜♬ インゲ
ンとキューリを繋ぐジュレの ’ゆるゆる感’ が最高〜ここでワタクシ
は CAVA をお代わり〜♬ ドライトマトと茗荷のアクセントで美味
しくいただきました。サザエの壷焼きはブルギニョン・バターで〜
これぞフレンチ!! 嬉しいですネッ! 楊枝には可愛らしいトリコ
ロール・・器だけでなく、ディテールにこだわる草庵!!

イサキのポワレのソースは梅肉と大葉のジェノヴェーゼ風ソース、
牛ホホ肉はカシス風味〜丁寧に仕上げられた箱根野菜の滋味深い味
わい〜ひとつひとつにパワーがあって元気がもらえます。季節に応
じて筍ご飯や栗ご飯、むかごご飯になるデザートの前の一品は微か
に胡麻油を感じるお素麺、フルコース・ランチの締め括りは抹茶の
ババロアで〜上に載っているミント・ティーのジュレが絶品でござ
います。草の香りが秀逸で美味極まりない逸品〜♬ なんという贅
沢なランチ〜 CP よ過ぎです!! 素晴らしい有田焼の器をテラス
のテーブルで使わせて戴き、申し訳ないような気持になりましたが
洗練された一流の接客・サービスと共に最初から最後まで驚きの連
続でございました。まさに隠れ家!! 草庵のテラスに初めて足跡
をつけたアンジェリーナと共に〜♬ 至福の午後を過ごさせていた
だきました。

日本のわび、さびを現代風に表現したいと草庵と命名されたそうで
使用される器は全て有田焼、お水は箱根の山々から湧き出る清水、
パンは天然酵母と純国産小麦で作られ、お塩はにがりを残した天然
塩・・こだわりにこだわった草庵はオーベルジュでもあり(2F に
ツイン6部屋)冬場もクローズせず、クルマがスタッドレス・タイ
ヤで安全に走行できるようスタッフ全員で ’あの’ 坂の雪かきをされ
るのだそうでございます。ちなみに、雪かきのお話を聞かせてくだ
さった黒沢さん(写真では CAVA を注ぐ方)は千葉県松戸のご出
身〜ご近所(徒歩圏内・クルマで5分)にお住まいですが雪が30
cm も積もれば裏にある寮にお泊まりになるそうで此方に勤務して
冬を6回経験されました。草庵のオープンは今から19年前・・
箱根の隠れた名店だったのですネッ! 納得でございます。ディナー
は6pm から〜L.O. 7:30pm ですのでくれぐれもご注意のほど。


  • ここから階段で上がります
  • こんがりと焼けたキッシュ
  • カツオの燻製・夏野菜テリーヌ

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3位

ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティン (銀座一丁目、銀座、東銀座 / イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2015/10訪問 2015/12/22

美し過ぎるビジュアル〜コースに散りばめられた珠玉の逸品たち

10月17日土曜日は朝から快晴でアマンでお洒落に過ごしたい
気分だったのですが、当日予約は甘かった・・急遽、手前の銀座
でブルガリ? 以前ブルガリ・イル・バールにおじゃました時テラ
スも気持ちよさそうでしたので今日は風もないし・・と思ったの
ですが、クルマからお電話を入れた時ランチのメニューが別にな
ると伺い〜すぐに ’あのランチ・ボックス’ が目に浮かびました。
やはり室内に致しましょう〜〜♬

シンプルなテーブル・セッティング〜アース・カラーのテーブル
クロスとリネン、プレートもアース・トーンで主役はお料理とい
う素敵なコンセプト〜♬ 10F のイル・バールまで吹き抜けにな
っていて銀座通りに向かって全面ガラス張りですので開放感と採
光がハンパなく、室内でも気分はインディアン・サマーのテラス
でございます。先客は店内中央に年齢層の高い女性2名のみ @
1pm・・右奥の窓際のテーブルにご案内いただきましたら〜目
に入るのは工事中のカルティエでガッカリ・・同じ工事中の景色
を見なければならないのであればテーブルに優しい午後の光が差
す左の角に変えていただきたい旨をお伝えしたところ〜工事はブ
ルガリのせいではありませんのに ”それは大変失礼致しました"
という丁寧かつ迅速な対応〜瞬時にテーブルを変えてくださいま
した。さすが・・グランメゾンはここが違います。左奥は右奥よ
りはましでしたが、やはりシートで覆われた工事現場は優雅なラ
ンチには似合いません。なるべくシャネル側を見るようにしてテ
ーブルの上に差す光を愉しんでおりますと絶妙なタイミング(決
してそそくさ、とではなく!)”お飲物はいかがなさいますか?”

フランチャコルタのオレンジ・ラベル ’クアドラ’ がありました。
カラーは美しいゴールドで心地よいシャルドネのアタック〜♬
グラスの中に脚が長く出ます。ローズマリー風味のパリパリ薄焼
きストラーゲはシャルドネにピッタリですネ! ランチは¥800
0のコース・プラス ¥5000で白トリュフのリゾットを付けて
いただくことに致しました(ブルガリの土・日・祝日のランチは
¥8000と¥12000、平日は¥5500のコースがありま
す)メニューはオリーブのカバーしか撮ってなくて正式名称が記
載されたコース・メニューが手元になくてごめんなさい。

一品目は秋の味覚でカボチャのニョッキ、カボチャのチップスな
どカボチャで展開〜♬ カボチャの甘みにパルミジャーノやセー
ジが絡んでお互いを惹き立てます。真っ白な器にカボチャのオレ
ンジ色が映えて、なんとも美しいビジュアル〜葉っぱに載ってい
るのはポルチーニの粉末・白トリュフ添えビスケットで可愛らし
いキノコのフォルム!! 濃厚カボチャのクリーム、マスカルポー
ネ挟みなど随所にサプライズが隠されていて・・ヴェネト出身、
33歳の若さでローマの三ッ星リストランテ:ラ・ペルゴラのエ
グゼクティブ・シェフになられたルカ・ファンティン総料理長の
自己紹介で始まりました。お料理は言葉より雄弁なり〜♬

続いて折り畳まれたマグロのカルパッチョ・ローズマリー風味〜
凝縮された味わいで小さくても充分な満足感があり、花びらが散
らされたカラフルな一品〜♬ それからイタリア各地のオリーブ
・オイルが並んだワゴンが登場です。MASI のワイナリーにおじ
ゃまする前に湖畔のレストランでランチをした懐かしいガルダ湖
近郊で採れたオリーブで作られたオリーブ・オイルもありました。
お薦めの中から3本選んで色の濃淡や味わい、香りの微かな違い
を愉しみます。ガラス瓶に入ったイタリア勢の中に一本だけ陶器
に入った熊本県・天草のオリーブ・オイルがあって〜ちょっと誇
らしいような気持になりました。香りの余韻がイタリア産に比べ
ると短く感じましたがオリーブの青さを感じる素敵なオリーブ・
オイル〜♬ それぞれの色にそれほど顕著な違いはありませんが、
写真中央カラブリアのさらさら度とデリケートな味わいが特に気
に入りました。なんと言っても天然酵母のパンが美味しいので〜
オリーブ・オイルとパンの世界にどっぷり浸ってしまいますネ!
非常に満足度の高いコース中盤・・♡ フォッカッチャの比類な
き美味しさが際立ちました!!

お次が個人的に本イチだった感動の蟹と青リンゴのインサラータ
〜溜息が出るほど優美に仕上げられたこの逸品は花びらのように
極薄にスライスされた青リンゴのお花の中に蟹肉が入っていて〜
テーブルに光が差すと青リンゴの花びらの透明感が増し・・この
世のものとは思えない美しさ〜♬ この耽美的とも言える逸品は
自然光のないディナーではシェフの作品の真髄は味わえないか、
と思いました。ランチが大正解!! 散らされたハーブのディテー
ルもフレッシュ・グリーンも瑞々しく、味わいにもビジュアルに
も爽やかさが生きていて〜ひと口ごとに生き返るようなセンセー
ションに包まれます。感動の逸品〜♡♡♡

続くパスタも〜やはり球状に仕立ててあって中に大粒あさりとム
ール貝、アルデンテのブッタネスカ・・塩味しっかりの力強い一
品でございました。繊細でフェミニンなタッチを感じる青リンゴ
と蟹の後で男性的な味わい〜メリハリがあって素晴らしい〜〜♬
計算し尽くされていますネッ! お隣に4名の女子会が入って少し
華やいでまいりました。短いブッタネスカが2本ほどフォークの
下に隠れていただけでしたが ”お下げしてよろしいでしょうか?”
サービスの丁寧さ、完璧さも3年連続ミシュランひとつ星の証し
・・総料理長の腕だけで星は獲得できません。

そして、この時期ならでは〜♬ イタリア北西部アルバから届い
た白トリュフ〜たまたまトリュフ最盛期にガイヤやフォンタナフ
レッダなど名立たるワイナリーを訪れたことがあり・・日々白ト
リュフ三昧でございましたがワタクシ史上最大の白トリュフ!!
スライスされる度にトリュフが香り〜ピエモンテの霧と秋色の山、
パッチワークのような斜面のブドウ畑、ネッビオーロ、バローロ、
バルバレスコ・・アロマと共に旅の思い出が甦ります。銀座で秋
の北イタリア〜至福のリゾット〜♬ 7品目がカダイフのように仕
立てたジャガイモのパスタとパルマ産豚のシャトーブリアン〜♬
ソースはコンソメで小さなブーダン・ノワールと花びらがパスタ
のアクセント〜なんて気品のあるマイアーレなんでしょう〜〜♬
絵画のようなひと皿でコースが終了し、ドルチェ・タイムとなり
ました。ドルチェもブルガリらしくチョコレートがふんだんに使
われていて・・コーヒーのグラニテや ’お重’ に入った小菓子にも
ブルガリらしさとシェフの遊び心満載〜♬ でございました。

シェフが楽しんでいる!! 私はそう感じました。神経質なまで
に細部にこだわり華麗な調理テクニックを駆使しながら〜発想や
一つ一つの工程を楽しむ余裕すら感じる美しいお皿の数々〜♬
凝ったディテールに終始することなく ’お客様を疲れさせない’
シェフのお料理はシェフご自身がこよなくお料理を愛し、楽しん
でいらっしゃるからに他なりません。そうそう、ドルチェの前に
フォルマッジ〜♬ イタリアン・チーズのワゴン・サービスがあ
りました。ランチでなければ、もちろんイエス!でしたが、チー
ズをいただけば赤ワインがいただきたくなり・・この時点で既に
時間は3pm・・泣く泣く諦めてチェックをお願い致しました。

お土産に戴いたビスコッティは・・やはりチョコレート入り〜♬
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノでいただいたヴィンサントに
浸して愉しむビスコッティはカリカリで噛むとパキッと割れる歯
応えのあるビスコッティで、やや粉っぽく、崩れるブルガリのビ
スコッティは全くの別物でしたが、余韻にアーモンドがふわっと
香ってトスカーナの平野がお口いっぱいに広がるお味は同じ〜♬
2時間超え至福のランチを終えエレベーター・ホールに向かいま
すと右側にある唯一の個室で6名ほどの会食がちょうど終わった
ところでした。果たしてシェフは2年前〜私が9F のイル・バー
ルから後ろ姿をお見かけした方だったのでしょうか??

  • 美し過ぎ!!
  • 粒々はポルチーニの粉末
  • パルマ産豚のシャトーブリアン

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4位

中国料理 XVIN (汐留、新橋、築地市場 / 中華料理、四川料理、ダイニングバー)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2015/11訪問 2015/12/18

再訪:ワイン・ダイニングで愉しむ絶品アワビ&フカヒレの姿煮

(2015年10月・11月)

10月の第3日曜日に還暦のお祝いがありましてTHE BAR
XVIN から流れてくるチェロとヴァイオリンの調べに耳を傾け
ながら地上150メートルからの眺望を満喫→ パーティー用
に設えられた会場へと移動→ チャイニーズならではの包丁使
いが楽しい数々のお祝いの彫りものが並ぶバンケットで後半
にラッキー・ドローがあり〜なんと2等賞をゲット!! 賞品
は最高級・国産・特大ヨシキリザメのフカヒレの姿煮200g
(メニュー上のプライスは ¥13608)翌月フカヒレを楽
しみにおじゃま致しますと・・ホテルはすっかりクリスマス・
モード〜♬ カウンターは私達を入れてカップル3組でゆった
り〜カウンターと言っても奥行きがありますのでテーブルで食
事をするのと何ら変わらないところと都会的な夜景が広がる大
きなガラス窓が XVIN カウンターの最大の魅力でございます。

2等賞のフカヒレ引換券をお渡しして大粒帆立と山芋の花山椒
ソース(¥1296)青梗菜のクリーム煮(¥1296)くる
ま麩と湯葉の塩煮込み(¥1404)をお願い致しました。ち
ょうど解禁から5日目〜ボージョレ・ヌーヴォーがあって〜今
年のヌーヴォーはこれまでのベスト・イヤーに匹敵する美味し
さでしたのでブルゴーニュの名門アルベール・ビショーのヴィ
エイユ・ヴィーニュ(¥4320 樹齢50〜100年の古木で
育ったブドウだけを使用)をお願いして前菜と一緒に愉しみま
した。一品だけ、青梗菜のクリームの粉っぽさが気になりまし
たが、後は秀逸〜大きなふっくら帆立、シャキシャキ山芋、弾
力のあるくるま麩は大きな鯉になりたい美味しさ〜♬ 湯葉が
少なめで残念ながらソースも絶品でございました。

ヨシキリザメは最初に大きな姿煮の形で登場→ その後、鉄鍋に
移されて銘々に供されました。この姿煮が本当に熱々でお鍋の
中でぐつぐつ音を立てていますよ〜♬ シズル感なんて生易し
いもんじゃありません!! 私は猫舌なので暫くシズル・サウン
ドを目を耳で愉しませていただき・・ある程度冷めてからいた
だいたせいかソースが少ししょっぱく感じられました。でも、
フカヒレの力強い歯応えは他にはない食感ですので立派な姿煮
には格別な満足感があります。以前ご一緒していただいたホテ
ルマンから ”うちのホテルじゃこのプライスではムリ" という
発言がありましたが、XVIN の強みはこのリーズナブルなプラ
イシングと使い勝手のよさ〜♬ お洒落なカウンターはもちろ
んですが、つい先日も女性2名でおじゃましたところ個室にご
案内戴き、お料理と夜景を贅沢な気分で満喫〜♬ サービスも
申し分なく、余りの居心地のよさに気が付いたら3時間たって
いた!!というお話を伺ったばかりですが、XVIN ならさもあ
りなん・・そうでしょ? XVIN ファンの皆様〜♬

(2013年10月)

皆様ご存知!!本格的中国四川料理のシェンロンが10月1日
お勤め帰りやデートでも!気軽に愉しめるイクスヴァンとして
グランド・オープン〜♬ 一週間後におじゃまして参りました。
1F のエレベーター・ホールには真っ赤な薔薇〜 ♡ ロイヤル
パーク・ホテルのレセプションがある24F は窓際がバーです
から・・イクスヴァンへのアプローチはとってもお洒落〜♬

エントランスを入ると〜すぐ右手が広いワインバー・ダイニン
グになっていて〜壁に沿って落ち着いたソファー席があり、カ
ウンターが一列、そして一段下がったところにもう一列・・な
んて美しいカウンター!!テーブル程の幅があります。この窓
際の余裕が最高ですネッ!大きな窓の向こうに東京の夜景が静
かに広がって〜♬ なんともロマンティックなセッティング・・
ロイヤルパーク汐留タワー24F は地上150メートルにあり、
目の前に電通ビルと浜離宮恩賜庭園という汐留ならではの都会
的なシルエット・・カウンターには赤い薔薇〜天井が高く非常
にスタイリッシュな空間でございます。

奥には二名様から大人数様まで対応のできる個室が8部屋用意
されていて〜二名でも使える個室があるって〜〜♬ ちょっと
嬉しくないですか? 設えはシックでモダンなチャイニーズ!!
東京スカイツリーが正面に見えるお部屋もあって顧客の様々な
ニーズに応えてくれそうです。従来の中国料理の大勢で行かな
いといろいろ愉しめなくて・・というスタイルを完全に覆す新
しいコンセプト。特別宴会プランは飲み放題付きでスタンダー
ド・プランが ¥8000(オードブル・雲丹入りフカヒレスー
プ・牛肉、あわび茸、茄子の黒胡椒炒め・蒸し点心2種・季節
の鮮魚パリパリ揚げチリソース・高原レタスと秋鮭の炒飯・杏
仁豆腐)フカヒレ姿煮入りプランは ¥10000(特製オー
ドブル・フカヒレの姿煮・霧島鶏の柚子胡椒炒め・白菜の干し
貝柱ソース・根菜と海老のチリソース・牛肉あんかけ焼そば・
マンゴープリン)中華フルコース・プランは ¥12000で〜
季節の彩りオードブル・フカヒレの姿煮・アグー豚と秋野菜の
塩麹炒め・活車海老のチリソース・アワビと干しナマコの湯葉
包み干し貝柱ソース・四川担々麺にデザート、といったライン
ナップ〜♬ ぜひ、お問い合わせになってみてくださいませ。

この日、私達がいただいた前菜3種は北海道産の蝦夷アワビと
雲丹の茶碗蒸しのシャンパンかけ、宮崎産の霧島鶏のタタキ。
蝦夷アワビが絶品です!!味わい深く柔らかでジューシー!!
至福の逸品でございます。気がつけば写真を撮る前に消えてい
ました!!後上シェフに伺ってみましたら〜アワビは蒸すと時
間の経過につれて固くなってしまうので、アワビを蒸さずに!
お鍋に入れ特製たれをかけラップをして仕上げるのだそうでご
ざいますよ〜♬ 活アワビだからこそ生きる秘伝のレシピー!!
前菜の霧島鶏も同様に! 鶏が新鮮だからこそ! タタキでいた
だけます。ポメリーのブリュ・ロワイヤル(¥1575)でシ
ュワシュワッと、なんて素敵なスターター・タイム!!

続く絶品!ヨシキリザメの姿煮は上海蟹味噌ソースで究極の味
わい〜♬ フカヒレのポーションは200g より大きかったと思
います。この時間がいつまでも続いてほしいと願わずにはいら
れない至福の一皿でございました。イクスヴァンでは特選毛鹿
ザメ(200g ¥15750)とヨシキリザメ(200g ¥1
2600)のフカヒレ2種類が愉しめますが、70g (¥52
50)というポーションがあるところもイクスヴァンならでは
〜♬ シャンパーニュの後、ヨシキリザメのフカヒレはナパの
ニュ―トン:クラレット 2009年で満喫させて戴きました。
メルロー52%、カベルネソーヴィニヨン38%、シラー5%、
プティ・ヴェルド3%、カベルネ・フラン2%〜この柔らかで
エレガントなワインは円やかなタンニンとブーケが素晴らしく、
余韻が長く、贅沢なディナーを華やかに彩ってくれました。

もう、ここまでで!充分に幸せだったのですが、活車海老のチ
リソース、銀ダラの松茸挟み・シャン菜載せ黒豆ソース、A-5
和牛の BBQ ソースと ’ごちそう’ が続き、〆は担々麺(¥15
75)と蒸し鶏のスープそば(¥1890)担々麺の素晴らし
さは今更ワタクシ如きが語る必要もございませんが、蒸し鶏の
スープがまた奥深く優しい味わいで感動のフィナーレでござい
ました。担々麺も辛さが選べるなど、イクスヴァンは本当に至
れり尽くせり〜〜♬ デザートはタピオカと餡入り揚げバナナ
で・・極上のシャンパーニュとワインで愉しむ珠玉のチャイニ
ーズ・ディッシュの数々〜♬ 空間、接客、サービス、どこを
とっても申し分なく、お友達にどうしても蝦夷アワビをご賞味
いただきたくて3日後に即!再訪してしまいました。

3日後は土曜日 @6pm・・ダイニング・バーにはホテルから
と思しき外国人男性お一人様が窓際のカウンターに、ソファー
には女性グループ、デート組多数・・家族連れが一組、また一
組と個室の方に消えてゆきます。少人数でも個室でコースが愉
しめたり、前菜とワイン、ヌードルだけでも OK〜♬ なカウン
ター/バー・ダイニングというコンセプトが新しいですネッ!
でも、最大の魅力はフカヒレやアワビと言った高級食材の CP
の高さではないでしょうか。お友達はホテルマンなので〜曰く
”うちじゃこのプライスでは絶対ムリだ!!”(例えば、フカヒ
レの姿煮・活車海老・アワビが入った全7品のグラマシー・コ
ースは ¥9450)と、感心することしきり・・・。

この後〜私達にはディナーの予約の時間が迫っていましたので
グラスのシャンパーニュで軽く前菜をいただいて移動〜♬ と思
ってお誘い(ワイン・バー的にも使えるチャイニーズのご紹介
も兼ねて)していたのですが、絶品アワビと A5和牛イチボの
ローストビーフ、カブの中にイカと山芋〜XO 醤のソースが香
り高く、カウンターからの眺めも居心地もよく、毛鹿ザメの姿
煮までしっかり!いただいてアンティキ・サポーリでイタリア
ンという・・なんとも贅沢なコースになってしまいました。

それにしてもフカヒレと赤ワインは本当によく合いますね〜♬
初回いただいたナパのニュートンとの相性は最高でした☆☆☆
グラスでいただける赤は3種類:コンチャイトロ(¥630)
トラピチェ(¥840)ドゥルト・ヌメロ・アン(¥1050)
ボトルのリストではロバート・モンダヴィのプライベート・セ
レクションと桔梗ヶ原のメルロー、ルチェンテ・ルーチェ・デ
ッラ・ヴィーテあたりが気になりました。ワイン・ダイニング
でヨシキリザメや毛鹿ザメなんて〜〜♬ なんという贅沢!!
香港のペニンシュラでも、サンフランシスコのチャイナタウン
でも、いただけなくなってしまったフカヒレです。貴重な姿煮
・・心していただきたいと思います。

  • ボージョレ・ヌーヴォー’15
  • 最高級・国産特大ヨシキリザメ
  • ノーマル仕様

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5位

BANQUE (乃木坂、六本木、青山一丁目 / フレンチ、ワインバー、イタリアン)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2022/11訪問 2022/11/16

40回目の記念日ディナー

初めておじゃましたのは7年前の11月11日でアンジェリーナ
と共に〜♬ 今年も未だ海外には行かれませんので一ヶ月前に予
約のお電話を入れましたら ”〇〇様、アンジェリーナちゃんとご
一緒ですか?” 7年もたっているのに記録が残っていたことに感
激しながらアンジェリーナは3年前に・・と、お話しすると ”そ
うでしたか・・”と’営業’トークとは思えないトーンでの対応〜♡
顧客リストに愛犬家が大勢いらっしゃって当然!と改めて思いま
した。当日は女性スタッフが通りに出て〇〇様お待ち申し上げて
おりました、と待機でお出迎え〜♬ 金庫の扉もワイン・セラーも
個室の造りも全く変わっていません。変わっていたのはテーブル
に白いクロスが掛かってプレイス・マットがなくなったこととク
ッションが新しくなっていたことくらいかしら? この日はミッド
タウンの駐車場にクルマを入れて犬も人間と一緒に歩ける専用階
段で1F まで上がりグルーミング・サロン GREEN DOG の横に出
ますと・・なんと!お尻に自前の ♡クッションを付けた9歳のス
パニエル犬がいてビックリ〜被毛をハート型にトリミングしてい
るのです!初めて見ました!!ベアトリーチェは飼い主の女性か
ら可愛いですねぇ〜♡と褒めて戴き、私も彼女と一緒に2匹の2
ショットを撮ってからバンクへと向かいました。

コース一人前(¥10230)に小さな黒板メニューからカンパチ
のカルパッチョ(¥2600)と桜海老と芽キャベツのスパゲッテ
ィ(¥2600)をプラス!コースにデザートは付いておりません
のでフランス産・栗のタルト(¥1300)シャンパーニュはグラ
スでクロード・カザルのブラン・ド・ブラン(¥2200)をお願
い致しました。グラン・クリュのオジェとメニル・シュール・オ
ジェのシャルドネから造られる蜜っぽさとナッツを感じる味わい!
とワイン・リストに書いてありましたが確かに!硬過ぎない泡で
リッチな味わい〜♬ 柚子のソースにブラック・オリーブの微小な
粒々をアクセントに添えたカンパチのカルパッチョにピッタリ〜♬
コースの一品目はブラウン・マッシュルームとトリュフのポター
ジュで ”見た目より熱々なのでお気をつけください” と女性スタッ
フ・・この方はとてもキメ細やかな方でベアトリーチェにも終始!
優しく接してくださってボウルで戴いたお水も格別だったのでは?
風味と奥行きのある美味しいポタージュで、温かいパンも美味〜♬
前菜のフォアグラのポワレは珍しい ’なかののきらめき’という長野
県中野市のブランド・リンゴでクーリの赤は果肉が赤いリンゴなら
では〜♬ 生産量が少なく市場に出回るのは11月初旬から中旬まで
という貴重な品種でございます。リンゴの質感がしっかり感じられ
てフォアグラにフルーツの爽やかなフレッシュ感!!シェフの発想
あってこそ!ですよね・・7年前にお会いした高見スー・シェフは
どうしていらっしゃるのか店長に伺いましたら ”ご縁がありまして
ドイツのチームで活躍するサッカー選手の専属シェフとして渡独し
ました” 〇〇選手って仰いましたが私達がサッカー選手の名前に疎
くて申し訳ございません。高見シェフは日々ドイツで新たな食材に
出会い様々な経験を積まれてお料理の幅が広がることでしょう〜♬

続く一品は桜エビと芽キャベツのスパゲッティで芽キャベツは葉っ
ぱを一枚ずつ剥がして散らしてありました。なんと柔らかな風味!
11月中旬から3月にかけて収穫されますので旬の奔りですネッ!
’なかののきらめき’ と言い、芽キャベツと言い、なんという贅沢!
ワインはブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(2015年 ¥132
00)をお願いしておりました。セパージュはサンジョヴェーゼ・
グロッソ〜トスカーナのバンフィはワイナリーを訪ねておりますの
で愛着が一入〜♬ 円やかなタンニンとエレガントで優しい味わい、
長い余韻〜♬ パスタが益々美味しくなります。お魚料理は金目鯛
のポワレ・サフランのソース、お肉料理はイベリコ・ベジョータ肩
ロースのローストで火入れが完璧!!プレートも美しい〜♬ 前回
同様、器はノリタケが多く繊細な盛り付けが映えます。ここで聞こ
えてきた B.G.M.はエルトン・ジョンの This One Is For You で前
菜からパスタにかけてかかっていたのはイーグルス→ シンディー・
ローパー→ エリック・クラプトンと懐かしい曲ばかり(突然アヴェ
・マリアもかかりましたが!)〆は究極の海老カレーで私はコース
料理〆のカレーは初めていただいたのが 」祇園おくむら でしたの
でどうしても祇園おくむらを思い出してしまうので・・・バンクの
海老カレーは濃厚な出汁とカレーの風味が凄い!! デザートの栗
のタルトがテーブルに載ると(ベアトリーチェは未だ3回しかバー
スデー・キャンドルを見ていないのに!)自分のササミ・ケーキだ
と思って俄然!張り切っておりました。カーテンで仕切られたプラ
イベート空間なので本当にゆっくり寛げます。お料理も文句なしで
すし接客・サービスも申し分なく、ヴィンテージ・ワインも揃って
愛犬と共に!思い出に残る記念日が過ごせますよ〜♬ 11月11日
@7pm エントランスで一緒になったカップルの他に先客のカップ
ルがセラーの向こう側でお食事をされていたようでございます。
2年ほど前から気になっていたお店でしたが、レビューを読んでも
野田岩から前菜が届いたかと思うと何処其処の海老カレーが出て来
たり、シェフのお料理が出て来たり・・で、今ひとつお店の全貌が
掴みきれず(ワイン・バーだからソムリエはいてもシェフは不在で
素晴らしいワインがあっても美味しいお料理が出せないのであれば
〜お客様のご要望に応じて一流店から美味しいものを、というコン
セプトはわかりましたが・・)で〜時間がたっていました。ところ
が、今年は記念日の10日前から仕事が入り海外へも行けず(昨年
の記念日はポルトガルでした)名古屋出張もあってアンジェリーナ
もホテル暮らしを余儀なくされますので名古屋に発つ2日前の記念
日はアンジェリーナと一緒に行かれるお店にしようと思いバンクの
ことを思い出しました。翌日も東京で仕事がありましたのでオープ
ン30分後の6:30pm に予約を入れ、アンジェリーナとパパは
階段で私はエレベーターで地下1階の金庫前に到着〜するとモニタ
ーで私達の様子を見ていたかのようにス〜〜ッと扉が開いて ”いら
っしゃいませ〜お待ちしておりました"

店名はフランス語で銀行ですが、バンクと言うより金庫で金庫の中
には金の延べ棒ではなく、お宝ワイン数千本が眠っていてガラス張
りのワイン・セラーの中にテーブルが配置されているといった趣き
でございます。私達はイチバン奥のカーテンで仕切られた半個室に
通されテーブルの上に革表紙の分厚いワイン・リストが置かれまし
た。びっしりと紙面を覆い尽くすリストにはフレンチ、イタリアン
から日本の名ワイン、目を見張るようなヴィンテージ・ワインまで
それはそれは見事なコレクションで〜♬ 何年か前の記念日に表参
道のベルーガで私の生まれ年ワインがあった記憶が甦ります。そし
て〜なんとバンクには私達二人の生まれ年ワインがありました!!
でも、余りにも突然で心の準備?もできておりませんし(お財布も)
今年の記念日はどちらかと申しますと私達よりアンジェリーナ慰労
会的なニュアンスが大きかったこともありブルネッロあたりにしよ
うと的を絞っておりますとソムリエ氏登場〜♬ トスカーナのセラー
見学後ワイナリーのレストランで食事をした思い入れのあるブルネ
ッロ・ディ・モンタルチーノ(2008年 ¥16000)か、ネー
ミングに惹かれたフリウリのオペラ・ヴィーヴァ(2003年を除
く2001年から10年をアッサンブラージュしたもの)か迷って
いることをお伝えし、知っているワインか未知のワインか、やはり、
プレスを使わずブドウの重さだけで自然に流れ出る果汁のみで造ら
れるブルネッロか、ご相談したところ・・お味的にはどのようなワ
インがお好みでいらっしゃいますか? バローロよりはアマローネか
しら→ すると、それではアマローネはいかがでしょう?リストには
載せておりませんが2004年が一本だけご用意できます。お値段
はブルネッロと同じで結構です。で、決まり〜♬

お料理は黒板メニューから ”本日 白トリュフ入荷しています!!"
期間限定:秋の白トリュフづくし〜イタリア・アルバ産白トリュフ
と徳島県産濃密卵のオムレツ有機野菜添え(5g¥6800・10g
¥12800)と黒無花果(イチジク)と生ハムのカクテル・シャ
ンパン・ジュレ添え(¥1200)バンクのディナー・コース(¥
6300)x2をお願い致しました。最初にシャンパン・ジュレの
カクテルがアミューズとして来たのが嬉しかったですネ! 彩り美し
く華やかな一品で生ハムの塩味とイチジクの甘さのマリアージュが
完璧〜♬ シャンパンが爽やかに両者をまとめてビジュアルも含め
て非常に完成度の高い逸品でございました。それから前菜3種盛り
合わせとブラウン・マッシュルームとトリュフのポタージュ。前菜
3種は大分県産カワハギのカルパッチョ(鱒の卵載せ)水牛のモッ
ツァレラとフルーツトマトのカプレーゼ、自家製フランスの鴨ムネ
肉の生ハム→ お魚は宮内庁御用達大分県佐伯港’丸昌水産’直送のカ
マスと茄子のルーロー、これがまた絶品でカマスのような淡白な白
身魚をシャンパン・ソースでグラタンのようにリッチに仕上げた一
品〜付け合わせの野菜やジャガイモも丁寧な仕上がりで文句なし!
お肉料理は福島県産伊達鶏のポアレか沖縄県産アグー豚のグリル、
和牛ホホ肉の赤ワイン煮からのチョイスになり、私達はアグー豚と
和牛に致しました。ホロホロと崩れる和牛ホホ肉の美味しさもさる
ことながらローズマリー風味で上品に仕立てられたアグー豚のグリ
ルは賞讃に値すると思います。

厨房にはどのようなシェフがいらっしゃるのかしらと思いながら〆
の ’究極の海老カレー’ をいただきました。こちらもビスクのような
鼻孔をくすぐる香り豊かな一品で京都祇園のおくむらでも〆にコー
スの最後にひと口カレーが供されたことが思い出されます。確か、
チキン・ブイヨンで出汁をとったカレーでしたがバンクのカレーは
ホンのひと口ではなく食べ応えのあるボリュームで〜このコースの
¥6300は非常にリーズナブルではないかしら〜デセールはマロ
ンクリームとカダイフのクリスティアンとカカオのソルベ(¥10
00)ダージリン(¥800)も素敵なポットで〜♬ 予約時に記
念日での利用とお伝え致しましたのでデセールのプレートは ♬ で
飾られ〜ソフトなジャズ・ヴォーカルで始まったディナーは途中で
シャンソンに変わったりしながら常に心地よいボリュームで最後の
曲はバート・バカラックの The Look of Love でした。至福の時間
〜今年の3月から厨房にお入りになった高見スー・シェフがご挨拶
に出て来てくださりアンジェリーナも嬉しそう〜〜♬ 私達がおい
とまする頃お隣の半個室とワイン・セラーに囲まれたダイニングに
一組ずつカップルご来店・・大人の時間の始まりでございますネ!
お店は2007年3月オープン、きめ細やかな接客と完成度の高い
お料理で至宝のワインを開けたカップルが何組もいらっしゃること
でしょう・・そして、ラッキーなワンちゃんも〜♬ バンクは来年
9年目を迎えます。


  • アメジストの輝き
  • Is it my birthday?
  • ブルネッロ 2015年

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6位

AU GAMIN DE TOKIO table (恵比寿 / イタリアン、ワインバー、パスタ)

11回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2021/04訪問 2021/04/22

トウモロコシのムース・サブレ

2008年に木下威征シェフが白金でレストランを開業して
以来〜数年に亘ってグループ店が立ち上がり2014年12
月に出来立ての焼き菓子が味わえる工房付きモード・カフェ
・ギャマン(現在のトラットリア・モード)オープン〜翌年
の秋からアンジェリーナと一緒に行かれるお洒落なカフェと
してだけでなく、ディナーでは数々のお料理に魅せられて参
りましたが当時は店内からお菓子工房が見えてショーケース
にはたくさんのビジューのような焼き立てのガトーが並び、
ディネのデセールにはパティシエのフランス語メッセージが
美しく添えられていました。

昨日のレビューでも書きましたように今回久し振りでおじゃ
ましたところ、ギャマン・グループが沖縄の宮古島にプール
付きスイート5室のみの贅沢なリゾート・ホテルを開業した
ことからマカロンの片面を宮古島の黒糖を使ったミニ・ドー
ナツにしたミヤコジマカロンを始め手土産にも最適なお持ち
帰り商品を開発されていて〜リーチェパパがマカロンが苦手
なことからトウモロコシのムース・サブレ(6個入り ¥21
60)を購入〜♬ これはアンジェリーナがいつも加藤さん
にお世話になっていた2017年当時からありましたが(6
個入り ¥1944ですから〜お値段据え置きですネ!)お洒
落なギャマンらしく箱のセンスが素晴らしく、立派な装丁で
すので ’お持たせ’ にもピッタリ〜♬ 冷凍のままアイスサン
ドとして楽しむこともできますが私は冷凍庫から出して40
分くらいたったところが絶妙な食べ頃なのでは、と思いまし
た。ムースがふんわり溶けてサブレはサクッ!と焼き立ての
サブレ感覚!! 木下シェフのスペシアリテ・トウモロコシの
ムースをお菓子で再現したものですがサブレが甘過ぎること
なく、朝食でもワインのお供でも愉しめる逸品でございます。
トウモロコシのムースがなめらかで本当に美味しい〜〜♬

カウンターに焼き菓子が並んでいた時代〜ディナーのたびに
デザートで楽しみにいただいていたケーキ類はお店の前にち
ょっとクルマを停めて買って帰ることもできて重宝していま
したが、トリュフ薫るバター・ケックやベリー数種にアーモ
ンドとチョコレートを載せたベリー・ベリー・ブラウニー、
テリーヌ・ド・ショコラが 'お家でギャマン’ の定番商品にな
っていました。お家で楽しむだけでなく、お持たせでも喜ば
れるギャマンのお菓子はオールマイティー!! お薦めで〜す! 

なんと一年と3ヶ月振りの再訪になりましたが此の日でなけれ
ば出会えなかった花ズッキーニの蟹クリーム・コロッケと ’の
れそれ’ の和風ジェノヴェーゼがあって稲村シェフとゆっくり
お話しできて加藤さんのパートナーにもお会いできて・・お寄
りして本当によかった!

この日はランチが2pm から〜その後東京都写真美術館で白川
義員の写真展 ’天地創造’ を鑑賞後(平日でしたが会場にいたの
は私達を入れて僅か数名〜検温係やレセプションにいるスタッ
フの数の方が多くて蜜なのでは?小池さん)お店の前を通ると
お客様一組でしたのでお寄りして行くことに・・いつもディナ
ーはコースでお願いするのですが私達はお腹具合がコースでは
なく、するとシェフが "椎茸はお好きですか?メニューには載
せてない美味しい椎茸があるんですヨ” また2年熟成させたジ
ャガイモもあるそうでお任せでサプライズを待つことに・・♡
”僕25日から沖縄なんですよ〜宮古島に去年ギャマン・グル
ープのホテルができて全5室プール付きスイートなんですけど”
とグランブルー・ギャマンのホテル概要を見せて下さって此処
はテイクアウトとデリバリーでどうにか凌いで来ました・・と
のお話。でも、トウモロコシのムース・サブレの他に牛すじカ
レーなど新しい商品開発もされていて片面を宮古島産の黒糖ミ
ニ・ドーナツにしたマカロンは宮古島とマカロンでミヤコジマ
カロンと命名されていました! 冷暗室で2年間熟成させたジャ
ガイモのホイル焼きはナイフがスーーッと入ってねっとりと濃
厚な甘さ! 香り付けはローズマリー・・ジャガイモ感が全く
なく漉して成形した別物のような異次元ポテト!! 雲丹を載
せたピューレもなめらかで美味〜♬

ワインはピエモンテのバルベラ・ダスティ(D.O.C.G. ¥580
0)ラヴィニョーネ2018年は赤い果実の香りのみならず、
華やかさのあるグラマラスなフル・ボディーで現地も含めてこ
れまでいただいてきたバルベラの中で最も極上な味わい!道理
でガンベロ・ロッソで2020年トレ・ビッキエーリでワイン
グラス3つ獲得の一本! リーチェパパがメニューから花ズッキ
ーニの蟹クリームコロッケ(¥2000)とタラの芽のフリッ
ト(¥1540)を選んで蕗の薹はないの?と質問→3月の末
まではあったんですけど、とシェフ・・タラの芽は高級和食の
天ぷらのように美しく供され ”あとで下ご案内しますんで!”
(囲炉裏のある和食・深夜食堂が2018年8月〜白金から
B1に移転)タラの芽おいしい〜〜♡ 日本で暮らす幸せを噛み
締めた後は花ズッキーニの蟹クリームコロッケのビジュアルに
感動〜作り手の遊び心でしょうか・・パパのコロッケは通常の
俵型でしたが私のコロッケはどう見ても豚さんで可愛いお顔に
お耳〜シッポも付いていますよ〜♬ カラッと揚がっていてソー
ス・アメリケーヌでしっかりと美味!! そして忘れられない
逸品が稚アナゴと木の芽のジェノヴェーゼ(¥2200)稚ア
ユは知っていても、先ず ’のれそれ’ というネーミング自体が人
生初めてで! 稚アナゴとリングイネに絡む木の芽のソースが
優しい和でバジルでは出せない味わい!! 私達はワンOK〜♬
なお店に行くことが多いので必然的にカフェ的な処が多くなり
アイディアはわかるけど、という発展途上の一品に出会うこと
も多く、それはそれで楽しいけれど・・やはり名シェフのいる
お店は素材の仕入れも完成度の高さも断然!違います!!

後日 ’のれそれ’とは何ぞや、を調べてみましたら〜高知県を代
表する土佐の海産珍味で早春の訪れを告げる ’のれそれ’が食卓
に載ると高知の方は春がもうすぐそこまで来ていることを実感
されるそう(旬は2月から4月にかけて)高価なので東京では
魚屋に並ぶことはなく高級料理店、寿司店などで使われる・・
透明で神秘的な姿から別名 ’水の妖精’〜を、なんと恵比寿のイ
タリアンで!真っ白になった水の妖精をバジルより円やかで優
しい木の芽の和ソースで堪能後シェフと B1へ・・囲炉裏を備
え付けた厨房を囲む L字カウンターと掘り炬燵式の小上がりが
あるお洒落な炭火焼き割烹は大人が静かに愉しめる雰囲気、4
月17日から4pm オープンになります、と加藤店長(以前は
7pm オープン)意図されたコンセプトで大将が腕を奮える日
が遠くないことを祈りながら階段を上がりチェックをお願い致
しますと ”アッ!椎茸!!”とシェフ〜ジャガイモのピューレの
上に肉厚の椎茸とスカモルツァを載せた、これまた逸品は椎茸
を一度干しているので旨味が強く鮎の魚醤に椎茸の戻し汁、エ
キストラ・ヴィルジネのオリーブオイルの青っぽい風味が絶妙
にマッチして至福の味わい!!季節ごとに訪れたい名店にワン
OK〜♬ テーブルがあるなんて〜♬

クルマの窓から覗くとシェフのお姿が見えませんでしたが
ベアトリーチェとおじゃましてみますと・・なんと此の日
シェフはお休みで〜カウンターで可愛らしいお嬢ちゃまと
ディナー・デート!! 幸せそう〜〜♬ エントランス前の
黒板に ”年が明けてから美味しいパスタに出会いましたか?
美味しいワインは見つかりましたか?ちょっと寄り道して
温まっていきませんか?” なかなかキャッチー!! そして
お洒落な文言・・2020年の新年会コースは予約限定で
1.5時間の飲み放題付き冷菜2種、アサリと菜の花のヴォ
ンゴレ・ロッソ、本日の鮮魚のグリル、和牛ハンバーグ、
本日のドルチェ(¥6000)2018年7月にカフェ・
ギャマンから〜よりイタリアンに特化したトラットリーア
として改装オープン〜着実に顧客の幅を広げていらっしゃ
います。この日はご近所からと思しきボーダーコリーを連
れた中高年カップル x1、カウンターにお一人様男性x2、
半個室には若者グループが入っていました。”お寒い中ご
来店ありがとうございます” と金子マネージャー・・わざ
わざ椅子を "こちらの方が暖かいですから” とソファー・
タイプに変えてくださって1月のコース・メニューを拝見
しワインはジェラール・ベルトランのカベルネ・ソーヴィ
ニヨン・レゼルヴ・スペシアル(¥5000)私はコース
(¥8000)リーチェパパがオニオン・グラタン(¥16
00)と3種のキノコのパルミジャーノ・リゾット(¥1
000)をコースにプラスの形でお願いしてシェアーして
いただくことに致しました。

コースはフォアグラのテリーヌと金柑のコンポートで始ま
り2品目はボタン海老と帆立・洋梨のタルターラ〜エビの
タルタルは昨年の秋ローマの EMME でもいただきましたが
生臭くてイマイチ〜こちらのタルタルは洗練されたフルー
ティーなシーズニングでボタン海老の卵入り〜♬ 完成度
の高い一品でございました。続く聖護院かぶのポタージュ
もカニみそ風味のビスコッティ添えで蕪が甘くてお洒落な
一品〜♬ 4品目の菜の花のポモドーロは雲丹を練り込んだ
手打ちオレキエッテでピリ辛な仕上がり〜金目鯛のロース
トはポロネギのヴァポーレでふんわりと美味しい蒸し焼き
でございます。ミディアム・ボディーのカベルネがほどよ
い果実味とタンニンで前菜からコースをバックアップ!!
ここでお口直しとなりグラパラ・リーフのゼリーに練乳が
掛かったものが出ます。サボテンは アークヒルズ・クラブ
の鉄板焼きでも供されましたが、サボテンって〜青々とジ
ューシー・・ワイルドさが心地よく美味しいですよネッ!
メイン・ディッシュはスペイン産プーレジョンヌのグリル
or イタリア産仔牛のオッソブーコ・サフランのリゾット
の選択になり、私達はプラス ¥500でオッソブーコをお
願いしてカラスミと山菜のペペロンチーノ→ そしてドルチ
ェというコースになりました。丁寧に作られたオッソブー
コは繊細な仕上がり〜ほのかなレモン風味で大変美味しゅ
うございました。

別途お願いしたオニオン・グラタンも煮込み感が秀逸で大
変結構〜♬ イタリアのエリンギと呼ばれるプーリアのカル
ドンチェッリ、ジロール茸、香り高いポルチーニが入った
本格的なキノコのパルミジャーノ・リゾットも奥深く大人
のリゾットで大満足!! オレガノと胡椒をしっかり効かせ
たエピスの使い方にもこだわりが感じられて非常に満足度
の高い一品〜♬ ドルチェは大きなドーム型のチョコレート
・ボールと3種のベリーでストロベリー・ソースを掛ける
とチョコレートが見事に溶ける不思議なデザートでござい
ました。懐かしいドゥービー・ブラザースやイーグルスが
流れる店内でゆっくり〜♬ カウンターにいらっしゃる若者
は60年代のビートルズの ”Tell me why” を聴いても流れ
過ぎて行くだけの曲だと思いますが私などは目に涙の膜が
張りそうでございますよ〜♡ トラットリーアになって今
年の7月で2年になりますが BGM がカフェ・ギャマンの
時代と変わらなくて嬉しい〜〜♬ コースは手土産付きで
翌朝キャラメル生地にドライ・イチヂクが載ったキャラメ
ル・フィグ、フィナンシェ、メープル・キャラメルクッキ
ーをいただきましたが此のキャラメル・チップの存在感が
際立つザックリしたクッキーがまた秀逸!でございました。
当日予約〜稲村シェフがお電話口にいらして ”お久し振り
です! お声ですぐわかりました!!” お電話ではアンジェ
リーナのことは言えず、ベアトリーチェをバスケットに入
れて参りましたら〜あら??(でも似てるでしょ?)此の
日いつもアンジェリーナに優しくしてくださった加藤さん
がお休みで残念でしたがサービスの金子さんが素晴らしく
て〜♬ シェフもどんなに心強いことかと・・キッチン・
クルーも3名で安定したオペレーション!!6:30pm
の店内に先客はお隣にカップル一組、7pm 過ぎに男性お
一人様が2名カウンターに着席・・BGM は80年代のイ
ーグルスで ’Desperado’、スティーヴィー・ワンダーとポ
ール・マッカートニーの名曲 ’Ebony & Ivory' に続いてシ
ンディー・ローパーの 'Girls Just Wanna Have Fun' が流
れる明るい店内〜♬ 先月から連続降水記録を日々更新し
ている東京は今日で20日目・・夕方前に雨が上がって道
路側の扉はオープン〜♬ テラスのような開放感のある嬉
しいディナー・タイムの始まり、始まり〜♬

ひと月ごとに変わるコース・メニュー(¥8000)は昔
と変わらないスタイルで今月のコース10品はウイキョウ
のムース→ ヒラマサのカルパッチョ→ 冬瓜のポタージュ→
真蛸のカッペリーニ→ ポルチーニ茸と焼きスカモルツァ→
ズワイ蟹と茶豆のクロケット→ お口直し→ シャラン鴨の
ロースト or 黒毛和牛のビステッカ→ トウモロコシとサマ
ー・トリュフのパルミジャーノ・リゾット→ ドルチェは
白桃のムースと紅茶のビスコッティでございます。黒毛和
牛はアメリカン・チェリー・ソースでプラス ¥1000に
なりますがアメリカン・チェリー・ソースに惹かれてビス
テッカに決定〜♬ コースの一品目ウイキョウのムースは
天使の海老とブイヤーベースのソースに彩られて登場です。
皆様、イタリアンによく登場する天使の海老ですが、なぜ
天使の海老と呼ばれるのかご存知でいらっしゃいますか?
天国に一番近い島と言われるニューカレドニア沖で捕れる
海老だからなんですよ〜♬ 続くヒラマサの炙りカルパッ
チョは焼きナス敷きで九条ネギとミョウガのジュレ載せ〜
和風なまとまりがピエモンテのコルテーゼ 100% で造
られる果実味豊かでドライ過ぎないガヴィ D.O.C.G. で至
福の味わいに〜♬(石灰質・泥灰土壌のガヴィの中でも恵
まれた条件の畑で育つコルテーゼ→ 造り手はロベルト・
サロット 2017年 ¥4900)

冬瓜の冷製ポタージュには真鰯の燻製というアクセント、
真蛸と紫蘇のカッペリーニは西洋わさび風味という稲村シ
ェフの感性〜♬ 単品でお願いしたヤングコーンがこれま
でに見たことのない大きさでビックリ〜♬ ”大きいのを選
びました”と嬉しそうなシェフ→ ヒゲが美味しいので、と
シェフこだわりの別処理!! ジャガイモのピュレに載っ
たポルチーニ茸と焼きスカモルツァのソテーはソースがシ
ェリー・ヴィネガーでチーズの香りが存分に楽しめます。
ズワイ蟹のクロケットには元気いっぱいな茶豆が丸ごと入
っていてソース・アメリケーヌがスパイシーで夏らしい一
品〜♬ 単品でお願いしていた太刀魚とカラスミの白ワイ
ン・ソースは手打ちトンナレッリ(太刀魚のコンフィが美
味〜♬ ¥1800)お口直しは夏らしい爽やかなフルーツ
トマトのゼリー・・♡

静岡県産黒毛和牛ランプのビステッカはリッチなアメリカ
ン・チェリーのソースとタスマニアのプチプチ粒マスター
ドで愉しむ一品で添えられた玉葱も甘くて美味〜♬ 赤身
がヨイですねぇ〜焼きトウモロコシとサマートリュフのパ
ルミジャーノ・リゾットもふんわりと絶妙な仕上がり〜♬
8pm になるとグループのお客様2組ご来店(2F のギャ
マンと間違えていらしたのですが予約名は1F と2F で共
有されていてすぐに2F にご案内)金子さんのお仕事振り
を拝見して此の世界のプロとお見受け致しましたが的中で
した!! 最初にワンちゃん用のお絞りを別途出してくだ
さって〜その後も頻繁におお絞りの交換〜テーブルを本当
によく見ていらして ”うちは上品でおとなしいワンちゃん
しか来ませんので!” キャリアのスタートは渋谷のロシェ
ルだそうで "アルポルト に10数年おりましたのでパスタ
くらいは作れますが!”と謙遜されて・・往年の御三家の
話、我らがムッシュー関根の ビストロ・ド・ラ・シテ も、
もちろん!ご存知でフレンチ話で暫し盛り上がりました。
あ〜楽しかった!! 金子さんの存在で厚みが出たトラッ
トリアでのディナー・タイムでございました。



葡萄酒房でディナーをして久し振りにデザートでお寄りして
みましたら〜メインダイニング・エリアのスペースは以前と
同様ですが厨房横にあったオフィス・スペースが半個室 x2
という造りに、カウンターが L字に全面改装されていました。
クルマから見る道路側の外観に大きな変わりはありませんで
したのでビックリ〜♬ ”一ヶ月閉めて3日前にオープンした
ばっかりなんですよ” と嬉しそうなシェフ・・店名もモード
カフェ・ギャマンからトラットリア・モードに変わっていま
した!! シェフの立ち位置、加藤さんの愛くるしい笑顔は〜
変わりなしでしたが!!

焼き菓子の販売コーナーは存続で〜♬ 以前同様〜トリュフ
薫るバターケック(¥220)とケック・オ・マロン(¥48
0)があってホッと致しました。私はギャマンのラム酒に漬
けた栗が丸ごと一つ入ったケック・オ・マロン、ナッツを上
にいっぱい散らしたバター・ケックが大好きで、時々お店の
前に車を停めて焼き菓子やケーキを買ったりして参りました
が、より’リストランテ寄り’になりましたので〜これからは
そういった気軽な使い方はしにくくなるかもしれませんね・・
BGM は60’s のオールディーズで懐かしいダイアナ・ロス
の不朽の名曲〜’Stop in the Name of Love' が流れています。
時間は8:30pm・・ウンブリアのトレンタンニ(2014
年 ¥900)ダージリン(¥500)ドルチェ3種(¥600
x3)を盛合わせでお願い致しました。フロマージュ・ブラ
ンが載った白桃のコンポートはレモンのチュイル添え、トレ
ンタンニはメルロー50%、サンジョヴェーゼ50% でしな
やかなタンニンがラム酒風味のカタラーナにもピッタリでし
たがティラミスに ’とろけるような’ なめらかさがなく、質感
も硬くドテッとしていて〜ちょっとガッカリ〜パティシエが
変わられたのでしょうか・・お菓子が美味しいところがギャ
マンの大きな魅力でもありましたので個人的に衝撃は少なか
らず・・また少し落ち着いた頃おじゃましてみましょう〜♡



キテチョからの帰り道〜アンジェリーナとお寄りして
柚子のパウンドケーキ(¥500)とストロベリーと
チョコレートのムース(¥600)をいただきました。
”このムースはアポロチョコのイメージで作ったんで
す!!” と嬉しそうな若きパティシエくん・・アポロ
チョコがわからない私に加藤さんがスマホで写真を見
せてくださって1969年8月に明治製菓が同年7月
21日人類初の月面着陸に成功して地球に帰還したア
ポロ11号の帰還モジュールを模して作った円錐形の
ストロベリーとミルク・チョコレートだということが
わかりました。柑橘系との相性の良さもさることなが
ら〜しっとりとした柚子のパウンドに添えられていた
ヨーグルトのアイスクリームがなめらかで美味!!
私はスペインのシラー(¥1200)でキテチョのワ
インのお口直しができてアンジーパパはチョコレート
のムースをダージリンで愉しみ、アンジェリーナは加
藤さんから♡の噐でお水を戴いて三人三様にハッピー
なデザート・タイムとなりました。此の日はディナー
開始の5pm から予約で満席となり ”引きが早くて”
とシェフ・・私達がおじゃました9:15pm は貸切
状態で、お店を出た私達がパーキングに向かう角を曲
がるまで全員で手を振ってお見送りして下さいました。
シェフもスタッフも全員が創意に満ち、仲良くチーム
プレーでお店を盛り立てていて本当に心地よく、いつ
おじゃましても寛げる和みのカフェ♡でございます。

お店に入ったとたん ’いい匂い' に包まれる素敵なカフェ〜♬
今年に入ってお気に入りだった奥のソファーがなくなって以
前より席数が増え席間が狭くなったことだけが残念ですが人
気店故(夏の或る夜デザートでお寄りしたら満席、その前も
金曜日で満席でした)仕方がありません。あと10日〜12
月1日で3周年を迎えるギャマン〜立食なんですけど¥50
00で食べ放題、飲み放題をやるんです!!と嬉しそうな加
藤さん・・♡ いつもニコニコ、元気一杯でよく動くスタッ
フです。彼女はホントによく気が付く方で此の日私はたまた
ま投函したいエア・メールを持っていて近くにポストあった
かしら?と伺うと ”交番の所にあるんです。すぐですから私
走って行って来ます!” 10秒後にエア・メールは投函され
ていました。いつものようにチリのカベルネ・ソーヴィニヨ
ン ’サンタ・リタ’(2015年 ¥4000)ゴルゴンゾーラ
と胡桃のタルティーヌ(¥800)焼き生ハムとスカモルツ
ァ(¥800)をお願い致しました。チーズとワインやめら
れませんねぇ・・♡ ゴルゴンゾーラと胡桃の繫ぎにベシャ
メルと蜂蜜・・完成度が高く愉しめます。黒板メニューから
選んだ寒鰤の炙りと焼き下仁田ネギのカリカリ・ゴボウ(¥
1600)は勝手にもう少し存在感のあるゴボウをイメージ
してしまった為、極細のゴボウ・チップスになってブリの上
に載っていてホンの少しだけガッカリしてしまいましたが甘
酸っぱいバルサミコ仕立てで大変美味しゅうございました。

サンタ・リタはこの辺でだいぶ開いて来まして赤い果実味と
柔らかなタンニンが際立ってまいります。続いてイタリア産
ポルチーニ茸のペペロンチーノ(¥2000)香りが素晴ら
しいですネ! スカモルツァがけでリッチな味わい・・ひと口
ごとに秋が深まって行くようでございます。デザートにはカ
ルヴァドスを効かせた姫リンゴが載ったプチシュー・ノルマ
ンディー(¥500)とダージリン(¥450)をいただき
ました。可愛らしいお菓子が載るデザート・プレートに必ず
書かれるパティシエからのメッセージを読むのも私のギャマ
ンでのお楽しみなのですが、此の夜のメッセージは ”寒い中
ご来店戴きましてありがとうございます” でした。BGM は
シンディー・ローパーの ’マテリアル・ガール’ に至る70‘s
のオールタイム・ヒット〜♬ シスター・スレッジ、ポイン
ター・シスターズ、アレサ・フランクリン、チャカ・カーン、
スティーヴィー・ワンダーと懐メロが続き〜♬ おばあさん
は大ハッピーで思わず口ずさんでしまいましたが帰りのクル
マの中でふと加藤さん始め、生まれていない年齢層が顧客の
大半を占めるギャマンでなぜ?と思ったりしたのでした・・。


たまたまパーキングがお隣とお向かいにあって家まで10分という
利便性もありますが、なんと言っても10pm からでも安心してデ
ザートでアンジェリーナとおじゃまできるという嬉しいカフェ〜♬ 
もちろん、お店の前にちょっと車を停めてケーキを買って帰ること
もできますのでホントに便利でこのパターンはずっとリピートして
おります。今回は A.O.C. からの帰り〜トロピカル・パンナコッタ
(¥650)とチョコレートのムース(¥680)をいただきまし
た。ギャマンのケーキの特徴はパティシエの遊び心満載というとこ
ろにあり今日のパンナコッタには可愛いチョコレートでできたスプ
ーンが付いております。ムース・オ・ショコラはベターハーフとも
言うべきフランボワーズとのマリアージュで酸味のあるラズベリー
がダコワーズに挟まれた安定感のある一品。4月におじゃました時
はピスターチオ、クルミ、ヘーゼルナッツ、ドライフルーツに彩ら
れたピスターチオの森のムースとシュークリームのシュー皮にナッ
ツが散りばめられたシュー・パリジェンヌ(¥300)いつも何か
新しい発見があってディナーもできる美味しいカフェ〜♬ 今回お
寄りしたのは土曜日の9pm 過ぎ・・アメリカ人女性を含む大人8
名のディナーが後半に差し掛かったところでどなたかのお祝いでし
ょうか、宴もたけなわ〜皆様でドンペリのヴィンテージ・ボトルの
撮影中・・テーブルがお隣だった為、歓声が上がる度にアンジェリ
ーナが顔を出すという展開になり可愛い〜〜♡ と人気を博し? 皆
様に芸をご披露したりして楽しい大人の時間になりました。早い時
間のベビーカー・ラッシュから大人のディナー、大人の夜カフェに
も使い勝手のよいオールマイティーなカフェ・ギャマン〜♬
これからも、どうぞよろしく!!

帰り道にケーキを買って、ということが何回かあって(10pm でもOK〜♬ )
2月下旬にアンジェリーナとまた夜カフェでお寄り致しましたら〜 ”春の先取
りコースのメニューが決まりました。3月までやってますので!" とお知らせ
を戴き・・芽カブと生ウニ、桜エビとセリのリゾット、新筍と菜の花入り蛤の
スープなどを楽しみに3月14日に予約を入れ〜♬ おじゃまして参りました。

コースは¥5000で全8品、コースに付いているスパークリングをいただき
ながらアミューズは春子椎茸のムース芽カブと生ウニ添え(左の一品は食べる
オリーブオイルと醤油のクランブル)でございます。芽カブがあまりにも小さ
な赤ちゃんで食べてしまうことに罪悪感を覚えるほどですが椎茸のムースと生
雲丹に合わせる春らしいビジュアルが美しい一品〜♬ 続くアンティパストは
イタリアの春の定番:花ズッキーニのフリットなのですがギャマンの花ズッキ
ー二は単なるフリットではなく、中に桜エビとセリのリゾットが詰めてあって
鰆のカルパッチョは柔らかな新玉葱とのズッペッタ、春キャベツのテリーヌは
豚耳のコラーゲンたっぷり〜苦みのある蕗のとうのソースがテリーヌ全体をま
とめるいい仕事をしています。それぞれに春を感じる完成度の高い3品で堪能
させて戴きました。温かい前菜はホワイト・アスパラガスのソテー温玉添えで
ソースはズワイガニの焦がしバターソースと手間がかかっております。お魚は
天然真鯛と新筍のロースト、菜の花と蛤のスープ仕立てで〜これがまた絶品で
ございました。お口直しの酢橘のグラニテの後はイベリコ豚スペアリブのコン
フィ、付け合わせはレンチェッタ(レンズ豆)パスタはフランス産ウサギと土
筆(つくし)歯応えが心地よく、ほのかに甘みを感じる手打ち麺のタヤリンに
ウサギのラグーが絶妙に絡んで花ズッキーニと並ぶ出色の一品でございました。

アンジーパパのリクエスト→ ズワイガニと完熟トマトのサラダ(¥2100)
はバルサミコ和えでシャン菜入り〜♬ シャン菜好きな私達はシャン菜を別注
してサラダを満喫〜♬ 黒トリュフが載ったスフレ(¥1250)は下に白ト
リュフと蜂蜜〜♬ 卵とトリュフという究極の組み合わせの妙が贅沢なココッ
ト仕立てで、ドルチェは苺のピュイダムールにヨーグルトのアイスクリームと
一足早い春を満喫させて戴きました。合わせたワインはローマの D.O.C.(モ
ンテプルチャーノ50%・シラー20%・チェザネーゼ30%))ベリー系ミ
ディアム・ボディーで、前菜にはちょっとスパイシーでしたが花ズッキーニの
フリットやウサギのラグーにピッタリでよかったのでは、と思います。シェフ
のお料理は非常に絵画的で仕事が細かい!!と、つくづく・・♡ この日は3
月末から4月にかけて展開される桜のメニュー最終調整中でいらっしゃいまし
た。こんぶやからの帰り道にお寄りして戴いたグラサージュが美しいダーク・
チョコを入れたビターな生地に柚子のムース、ナッツが載った香ばしいシュー
・パリジャン、トリュフが香るバターケック(アーモンド・プードル生地にア
カシアの蜂蜜、白・黒トリュフ ¥220)ラム酒に漬けた栗が丸ごと入った
ケック・オ・マロン(¥430)が秀逸で・・♡ ピノ・ネロ(グラス¥12
00)と愉しんだラム酒のケーキ(¥600)の後に2枚だけ添えておきます。
アンジェリーナと夜のカフェ・ギャマンで美味しいケーキ・タイム〜♬
ギャマンのケーキは〜ひとつ、ひとつ、本当に丁寧に作られていて遊び
心満載!! ショーケースを見ているだけで幸せになれます(お口に入
れれば〜もっと幸せになれますが!)3pm から6pm の間はカフェ・
タイム限定メニュー(ケーキ・セット¥1200)があって〜此の日は
カスタード・キューブ・フレンチトースト、3色わらびアイスの団子仕
立て、ティラミス風アッフォガート、ミルク・アイス添えパンケーキの
5種類でした。私達がおじゃましたのは9pm 過ぎでしたので単品で、
アンジーパパはダージリン(¥450)と ’なんちゃってフォレ・ノワ
ール’(¥600)ママはカフェ・ラテ(¥530)と森のタルト(¥4
20)森のタルトは小ぶりで〜赤ワインでコンポートしたプラムとレー
ズンに木の実を合わせ、タルトの周りにスライス・アーモンド、木の実
の美味しさがギュッと詰まった逸品〜♬ ’なんちゃって’ の方はフラン
ス語で黒い森〜東はシュトゥットガルトから西はライン川を挟んでフラ
ンスのアルザス地方との国境まで広がるドイツの森〜シュヴァルツヴァ
ルト・・グリオットのダーク・チェリーがパティシエの ’黒’ のイメージ
だったのでしょうか・・♡ サブレ生地の中にクレーム・ショコラ、軽
いガナッシュ・クリーム・・サクサクしたサブレのしっかりとした食感
がリッチな中味を支える、これまた逸品〜♬ 満足度の高いギャマンの
ケーキはホントにお薦めでございます。もちろん、アンジェリーナと一
緒におじゃまできるところも私達には大きなポイントですが!!

(2016年4月29日)

土・日・祝日限定のランチ・コース(¥2500)はドリンク
一杯(スパークリング、赤・白ワイン or ソフトドリンク)付
きで前菜→スープ→フォッカッチャ→パスタ or リゾット→お
肉 or お魚→デザートの6品。ランチ・セット(¥1600)
は11am から4pm まででメイン一品にサラダとスープ、追
加のデザートは¥300。ランチは初めてでしたのでコースと
セットでそれぞれお願いしてみることに・・コースはお肉が仔
鹿のガレット包み焼き、お魚がフランス産ルージェのソテーと
一種類ずつですがセットのメインは選択肢が多くて楽しめます
ネ! ズワイガニと彩り10種野菜の菜園風スパゲッティ、ス
ープはミネストローネ、デザートはプラリネとチョコレートの
ムース、コースのパスタはトリュフ香る熟成牛肉の赤ワイン・
ボロネーゼか桜エビと空豆のチーズ・リゾット〜ルージェのソ
テーと桜エビと空豆のリゾットでお願い致しました。ルージェ
は小さなお魚で食感も豆アジみたい〜♬ ルージェの下に敷か
れたラタトゥイユが和風〜桜エビと空豆のリゾットは彩りにも
春を感じる優しい一品で秀逸、自家製フォッカッチャも季節野
菜のポタージュも美味〜♬ 本日のデザートは ’とちおとめ’ を
使った苺のタルト〜春爛漫のランチでございました。店内は満
席で2回転〜デート組から小さなお子様連れファミリーまでお
店いっぱいに笑顔と幸せオーラが広がって明るい午後の時間が
流れて行きます。お天気のよい日は5pm までお店にいるはず
のチョコ・ラブのミドリちゃんがいるかアース&ソルトに確認
のお電話を入れてみますと〜いました!! アンジェリーナと
仲良くしてくれるかな? 今、行きますよ〜ミドリちゃん〜♬

(2016年4月4日)

4月4日 @4:30pm お花見の帰りにおじゃま致しました。
アンジェリーナと一緒に店内でゆっくりお茶ができて本当に
嬉しい!! 花曇りだったりすると夕方からは肌寒くなります
ものね・・ショーケースの中は春らしい装いで桜のサントノ
ーレ(¥650)発見〜♬ 桜風味のカスタード・クリームが
チョコレート・クリームと二重奏を奏でるグリオット入り麗
しいシュークリームはシュー皮も香ばしく、しっとり〜〜♬
大変美味しゅうございます。ふとメニューを見ますとアフタ
ヌーン&ディナー3pm から10:30pm までという括り
があって〜完熟トマトとバジルのブルスケッタ(¥500)
アンチョビ・ポテト(¥800)カマンベール・フライ(¥
800)とうもろこしのムースと生ウニ(¥800)ゴルゴ
ンゾーラのタルティーヌ(¥600)焼きサラミとスカモル
ツァ(¥800)熟成パルミジャーノとバルサミコ(¥50
0)などなど!! スカモルツァと聞けばお願いしないわけに
は参りませぬ。ゴルゴンゾーラのタルティーヌも捨て難く、
グラスの赤ワイン(レルブ・サンテ ¥900)をお願いして
ちょっとした夕方のパーティー・モードを満喫させて戴きま
した。スカモルツァもタルティーヌも絶妙な火加減でマコン
からミネルヴォワに移住したグルザール一家が造るカベルネ
・ソーヴィニヨンはグルナッシュやシラーのブレンドが多い
南仏で単一品種に拘ったワイン〜♬ 思いがけず桜のシュー
クリーム付き贅沢ワイン・タイムとなり・・シェフもパティ
シエもディナー前のお忙しい時間帯であったにも関わらず、
お見送りに出て来てくださって・・有難うございました。ま
たワインとケーキが同時に愉しめるシチュエーションで〜♬

(2015年12月)

寒くなってもアンジェリーナと一緒に行かれる貴重なカフェ
として大切にキープしておりまして・・♡ 12月になって
お電話を入れてみましたら〜1周年記念スペシャル・コース
全8皿11品、スパークリング、赤・白ワイン、ソフト・ド
リンク一杯付き・税込み¥5000でご用意させていただい
ております!! クリスマス期間も今なら未だ空きがござい
ます、とのことで即予約→ クリスマス・イヴのミサ後おじゃ
ま致しました。アミューズはフォアグラのクレーム・ブリュ
レが入ったグジェールにドライ・イチヂクのコンポート〜♬
前菜3種盛りは牡蠣の冷製コンフィに旬の生海苔ソース・自
家製パテ・ドゥ・カンパーニュ・ポルチーニ茸のピッツァ〜
グジェールとレモン風味でフルーティーに仕上げた牡蠣のコ
ンフィが秀逸!! 温菜は生ハムと蕪、ゴボウ、サツマイモ、
万願寺唐辛子など京野菜5種を焼いてパルミジャーノでまと
めたもの、お魚料理はブイヤーベースでアンコウと芽キャベ
ツのフリット、続いてパスタがズワイガニと焼き百合根のト
ンナレッリ〜手打ちのトンナレッリの歯応えのあるブキブキ
感が堪りません! お肉料理は熟成肉とフォアグラのパイ包み
焼きでこんがり焼けたパイ(薄く重なった層はハラハラと崩
れながら全体ではパリパリ感を感じさせる絶妙な仕上げ〜♬)
と濃厚、且つ、香り高い赤ワイン・ソースとの絡みが素晴ら
しく、ビジュアルも美しく・・大満足!!

デセールはヴァローナ・マンジャリ・チョコのサンマルク、
小菓子はフランスのレモン・マカロンとフランボワーズのフ
ィナンシェ、プリフィックス・ディナーとは言え最後の最後
まで手抜きなく、細かい仕事と丁寧な仕上げに一皿ごとの感
動がありました。私達は窓際のテーブルで予約がとれていて
ラッキーながら〜もちろん、当日は満席でテーブル間に余裕
がなく少々窮屈な感じは否めませんでしたがオペレーション
は非常にスムーズで、ワンランク上のコート・デュ・ローヌ、
バスティード(2014年 ¥6500)は柔らかな口当たり
とリッチな味わい、タンニンがしっかりありながら女性的な
ふくよかさがあってディナーを華やかに彩ってくれました。

アヴェ・マリアのすぐ後がジャジーなジングル・ベルだった
りして個人的にはボリューム大きめな BGM に多少の違和感
があったり、お席も窮々でいつものゆったりと寛げるカフェ
感はありませんでしたが・・クリスマス・ソングが流れる優
しい空間で来年のクリスマスもアンジェリーナとギャマンで
一緒に過ごしたいと思いながらチェックをお願い致しました。
10pm 少し前の店内にはまだカップルが3組ほどいらっし
ゃいましたがシェフがマネージャーとお見送りに厨房から出
て来てくださって・・恐れ入ります。そして一周年おめでと
うございます!!

5日後〜ディナー後でお寄りしてリンゴのエクレア(¥48
0)タルト・フロマージュ(¥530)タルト・フレーズ
(¥500)抹茶のフィナンシェ(¥230)昔ながらのプ
リン(¥380)など、残っている数少ないアイテムから選
んで購入〜♬ 薄いチョコレートのプレートがキャラメルと
カスタードのクリームに挟まれたリンゴのエクレアがシュー
皮厚めでさっくり〜格別に美味でございました。アーモンド
がタルトの上に散りばめられてお花のように開いた苺が可憐
でキュートなアーモンド・クリーム仕立てのタルト・フレー
ズも非常に完成度の高い逸品。卵の味をしっかり感じる固め
のプリンと濃厚でクリーミー、なめらかなチーズのタルトも
王道で〜♬ 帰りがけにお寄りできるクルマ付けのよい(遅
い時間で5分程度であれば)ケーキが買えるお店としても重
宝〜2015年お気に入りベスト10入り決定となりました。

(2015年9月)

天現寺のもぐりで豚のシャトー・ブリアンを堪能〜♬ 時間も
まだ8pm と早かったので、いつものデザート・コース〜♬
リュ・ファヴァーでババでも、と思い・・その前にアンジェ
リーナを歩かせていて見つけた日仏会館前の素敵なお店!!
明るくオープンで南仏を思わせる雰囲気〜白を基調にした店
内にマリン・ブルーと石のアクセント〜♬ 左にお洒落なカ
ウンター、その奥に厨房、右側にケーキのショーケースがあ
って焼き菓子なども置かれ〜お買い物だけの利用もできそう。

どうぞ、どうぞ、と・・ゆったりとしたソファーに誘なわれ
ました。昨年12月にオープンしたオー・ギャマンのカフェ
はお洒落なだけでなく、スタッフが素晴らしく思いがけず素
敵なアフター・ディナーのひとときを過ごさせて戴きました。
デザート・メニューにあったのは〜白桃の丸ごとコンポート
(¥800)巨峰と練乳のブランマンジェ(¥600)ガト
ー・ショコラ(¥600)など6種類〜カスタード・キュー
ブ・フレンチトースト(¥800)やナイアガラ・パンケー
キ(¥900)のような ’しっかり楽しめる’ 系アイテムも完
備〜♬ ショーケースの中からエクレール・ショコラ(¥4
50)とプロフィットロール・オ・ショコラ(¥600)を
お願い致しました。

ショコラと共にいただいた赤ワインはラングドックとローヌ
に挟まれるデュシェ・デュゼのピエール・ショー(¥900)
ワイン・リストは各ワインの解説が懇切丁寧で、さすがフレ
ンチ・レストランが経営するカフェ!! 例えば、ピエール・
ショー(熱い石)は高級小麦やアスパラ栽培を手掛ける根っ
からの農業人リオネルが作る土地への愛情とワイン造りへの
情熱が滲み出るワイン、とありました。グルナッシュの円や
かな果実味と熟したタンニン、シラ−のスパイシーな香りと
エレガントな酸の調和〜♬ フロマージュと合わせて愉しみ
たい〜奥行きのあるワインでございました。

エクレール・ショコラはチョコレート・カスタードとガナッ
シュ・モンテのエクレアで板チョコがパリッ! チョコレー
トの微かな苦みとリキュールがハーモニーを奏でる大人のお
味〜金粉の飾りがまたお洒落〜♬ プロフィットロールも非
常にリッチ〜熱々濃厚チョコレート・ソースでプティ・シュ
ーとバニラ・アイスクリームを愉しみながら〜子供の頃チョ
コレートは一度にたくさん食べてはいけません、と母から言
われて早く大人になりたいと思ったことを・・なぜか突然!
思い出しました。もう充分に大人になりましたから〜天国の
母も安心して見ていることでしょう(笑)これだけのボリュ
ームで、このお味とお値段は CP お高めでございますよ〜♬

カフェ・タイムは11 am から4pm まで〜ショーケースの
中のお好きなケーキに¥300でコーヒー、カフェ・ラテ、
カプチーノ、モカチーノ、モカチーノ、キャラメル・カプチ
ーノ、エスプレッソなど、お茶もダージリン、アールグレー、
アッサム、カモミール、ベルベーヌと7種類から選べて〜お
客様に喜んでいただけることが私達の願いです、というお店
からの明確なメッセージ!! 伝わって参ります・・素晴らし
いですネ! 黒板に書かれたディナー・メニューも非常に魅力
的でしたので伺ってみますと寒くなったらビニールで囲いま
すので〜どうぞまたアンジェリーナちゃんといらしてくださ
い!!再訪決定でございます。ディナーが今から楽しみ〜♬

  • 6個入り〜♬
  • 個包装の冷凍サブレ
  • トウモロコシのムース美味!

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7位

やさい家めい 六本木ヒルズ店 (六本木、乃木坂、麻布十番 / しゃぶしゃぶ、鍋、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2016/02訪問 2016/02/28

畑の伝道師がプロデュースする野菜しゃぶしゃぶ

(2016年2月)

寒くなると思い出す ’やさい家めい’ のお鍋〜♬ 昨年12月に
おじゃましようと思い、お電話を入れてみましたら早い時間は
満席で8:30pm からもカウンターが一席とれるかとれない
かという盛況振り・・2月になってやっとおじゃますることが
できました。平日でしたがほぼ満席〜エントランス入ってすぐ
右側、ステップを数段上がる半個室では大人のビジネスマン・
グループが会食中〜人気は女子会とカップルだけに限られたも
のではなかったのですネ! シーズン的に鰤がちょうど終わった
ところで、お鍋は三色つみれと銘柄豚で愉しむお野菜しゃぶし
ゃぶ(2名様より ¥4800x2)に決めました。このセット
には前菜でお野菜五景、銘柄豚か豚トロが選べて〆には釜炊き
銀シャリ、青森県産紫黒米入り雑炊、きしめんの3チョイスが
あり銀シャリときしめんにしたかったのですが、どちらかひと
つ、2名で同じアイテムという選択肢→銀シャリに致しました。

前回同様〜可愛らしいお小皿で小松菜のお浸し、こんにゃくの
生姜煮、茸の味噌和え、人参のキムチなどが並び、目にも楽し
いコースの前菜〜♬ テーブルの中央にお鍋を置く IC ヒーター
が内蔵されているのですがお鍋が来るまでテーブル・トップを
布で覆うという細やかな感性が素晴らしい!! お箸置きも大好
きな蓮根でラッキー(六本木の鉄板焼きやさいやでも同じお箸
置きを使っていましたネ!)季節の一品には蓮根挟み揚げ(¥
700)やアロエのお刺身(¥850)梅干しの天ぷら(¥7
00)といった ’めい’ らしい一品があります。私達はAW55
で定番だった長芋のお好み焼きがメニューから消えて久しく、
とろろ焼き(¥1000)を見つけて大喜び〜♬ 長芋と卵だ
けで作られるお焼きはおネギたっぷりで美味しい〜〜♡ ふわ
とろ感が堪りませんねぇ・・よく撹拌するだけなんですよ、と
おっしゃってましたが・・これはお薦め〜♬

お鍋の出汁は黒(和醤油)白(さっぱり塩ベース)赤(トマト)
の3種類から選べて白でお願いしていました。蜂蜜に漬け込ん
だ大きな紀州の梅がふたつ、島唐辛子、大豆がパラパラと入っ
ていて最初お鍋の出汁のビジュアルに違和感がなきにしもあら
ず、ですが ”この梅が〆のご飯の時に最高なんですよ〜♬” と
笑顔の接客とサービス、丁寧な説明に期待が高まります。お鍋
にお野菜が入るのを待つことに致しましょう〜♬ この美しい
お野菜の魅せ方!! 花器のような丸みを帯びたガラス器に茸が
3種類(琥珀茸・エノキ・椎茸)お野菜と一緒に立てて盛られ
ているところが ’めい’ らしくキャッチーでテーブルに置かれた
フラワー・アレンジメントみたい〜♬ 生の木耳とスイスチャー
ド(不断草)の赤い茎のインパクトが大〜♡

あざみ野に都市農園をお持ちでスペースが限られている為、量
より質で〜というお話を伺いました。つみれ3種は合鴨、鳥の
軟骨、お豆腐と長芋のミックス(崩れやすいので最後に!)で
冬のお花畑のようなお鍋を満喫〜♬ 佐賀県産岩海苔のアクセ
ントでいただく梅入り〜〆のご飯(お米が甘い!!)はお約束
どおり!! 大変結構でございました。やさい家めいで ’お鍋’
をいただかずに春は迎えられません!!

(2015年2月)

ウエスト・ウォーク4F にあるイワキにメガネの調整に行った
帰り〜リゴレットの相変わらずな賑わいにおののきながら・・
待ちがなかった此方を覗いてみますとカウンターなら〜すぐに
ご案内できます、とのこと。一瞬どうしようかしら・・と迷っ
ておりますとマネージャーがいらして予約の時間を過ぎている
テーブルがあるので確認してみます→ 確認後お見えにならない
ようですので・・こちらにどうぞ〜♬ とカウンターが見えるテ
ーブルにご案内して戴きました。

畑の伝道師・渡邉明がやさい屋めいのスタッフと毎月畑の日に
契約農家を訪ね、農作業のお手伝いをしながら農家さんから土
地の文化や風習を学んでいます、とメニューに書かれています。
なるほど・・AW キッチンは初めて白金店におじゃまして以来
麻布十番店, AW 5 to 5、六本木ヒルズの AW エレメンンツ
おじゃまして参りましたが此処では野菜を主役にした他店には
なかったオリジナル・カクテルが充実〜♬ 自社農園は持たず
に契約農家からその日収穫された野菜が直送で届くシステムで
頑張っている全国の契約農家と共に歩みたいというカンパニー
・ポリシー。カクテルには生搾り生姜モスコミュール(¥85
0)紀州の梅サワー(¥850)濃厚トマト・サワー(¥85
0)シークワーサー・サワー(¥700)などがあり、フルー
ツ・ヴィネガーを使った疲れた身体を癒す ’飲む酢’ には〜リン
ゴ酢を使った南国サワー(マンゴー&パイナップル ¥700)
黒酢と柘榴、葡萄のトリプルでザクロ酢サワー(¥700)リ
ンゴと蜂蜜でリンゴ酢サワー(¥700)などオリジナリティ
ーに溢れていてメニューを読んでいるだけでも楽しくなります。

読み進むと・・農園ハイボール!! 森林(ローズマリー)ハイ
ボール(¥700)すだちハイボール(¥850)生搾り生姜
ハイボール(¥850)果樹園(れもん)ウォッカ・トニック
(¥800)などなど・・オリジナル・ブレンド茶には疲労回
復茶、アンチエイジング茶、デトックス茶、安眠鎮静茶があっ
て全て ¥600〜ターゲットを Working Women に絞ってい
らっしゃる節も感じられます。私達は疲労回復茶と赤ワインに
致しましたが白ワインにはなんとココファームの農民ドライが
(¥5800)あって〜またまた嬉しく!! 赤ワインはオース
トラリアのローガン・ワインズ・ウィーマーラ2011年(¥
5300)を選びました。少々お高めながら柔らかなタンニン
が心地よいメルロー100%〜♬ お食事は季節のしゃぶしゃぶ
会席(¥6800 x2)をお願い致しました。お野菜だけのし
ゃぶしゃぶ会席(お一人様 ¥5800)もありますが、佐渡の
天然鰤のしゃぶしゃぶができる会席コースの方でも〜お野菜の
しゃぶしゃぶが愉しめますので生でもいただける鰤で決定!!

お野菜五景という前菜盛り合わせ→ お野菜のしゃぶしゃぶ→
天然鰤→ 釜炊き銀シャリ→ 本日の甘味と健康茶というコース
でございます。小鉢に入ったお野菜は少量ながら味わい深いお
野菜揃いで大満足〜♬ しゃぶしゃぶのお鍋がセットされると
鰹節ならぬ鮪節が置かれ・・煮立った頃に再びマネージャー登
場→ ”あまり長く鮪節を入れておくとエグくなりますので〜こ
の辺で取り出します” →ハイ、ありがとうございます。続いて
正しい順番でお野菜(珍しいネギのような形をした葉ニンニク、
一年を通してこの時期が一番肉厚な宮崎の椎茸、青森のゴボウ、
琥珀茸、津軽ロマンなど)を入れて戴き、至れり尽くせり〜♬
天然鰤は最初に釜炊きの熱々ご飯と一緒にいただいてから出汁
茶漬けで二度愉しませていただきました。美味しい!! 手の込
んだお料理は特にありませんでしたがお野菜が美味しいので充
分愉しめます。女子率高し!! カウンターにはお一人様外国人
女性もいらっしゃいましたよ〜♬ マネージャーが HOW TO
しゃぶしゃぶをカウンターで優しく伝授〜♬

カウンターの上に掛かっていた昔のジャパン・タイムズ(表参
道ヒルズ本家オープンに関する記事)を発見した私にフレーム
を壁から外して読めるようにしてくださるなど、サービス以外
でも!! おもてなしの精神に満ち溢れた本当に面倒見のよいレ
ストランでございます。野菜カクテルで乾盃して〜♬ お野菜
しゃぶしゃぶで全国から取り寄せた野菜のフルコースを愉しむ
身体に優しい女子会なんてよさそうですネッ! グレードの高い
接客とサービスで付加価値大!! お薦めで〜〜す。


  • お野菜五景
  • お野菜しゃぶしゃぶの主役
  • お野菜が順序正しく入ります

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8位

ヴァカンツァ (恵比寿、広尾 / ピザ、イタリアン、パスタ)

5回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2024/05訪問 2024/06/03

季節は桜海老と水ナスの頃

5月17日に 恵比寿エス の小曽根オーナー・シェフから ”ジャンカルロの店内改装
が完了しました!”→3日後に アンティヴィーノ の竹腰マネージャーからも同様の
連絡がありまして〜どちらかディナーの予約が入る方で、と当日お電話を入れてみ
ますと両店とも満席!!まだベアトリーチェと一緒にテラスにおじゃましていない
カシータ はテラス @5pm で予約が入りました。が、”エレベーターから店内→ テ
ラスまではワンちゃんのお顔が完全に隠れるケージかキャリーに入れてください”
駐車場からの動線は把握しておりますのでベアトリーチェ3分だけ我慢して〜で!
テラスにおじゃまする予定でいたのですが1F 駐車場のことで再度お電話を入れま
すと ”今かなりの強風で今メートルですが6pm から6メートルになるという予報
なので今お電話を入れようと思っていたところなんです!” 途中でテラスがクロー
ズになると店内へ移動ということができませんのでカシータは断念〜VACANZAの
テラスという方向転換でお電話してみますとテラスは6pmから予約が入っていて
早めのディナー?@4:15pm にボナセーラ〜♬

一年振りの再訪となりましたがバス通りに面したテラスから見える景色も手をつけ
るとベタっとするテーブルも(汚れているわけではありません)変わっていません。
本日のお薦めから水ナスと水牛モッツァレラのサラダ仕立て(¥1650)桜海老
とグリーン・アスパラのリゾット(¥1980)本日の鮮魚でズッパ・ディ・ペッ
シェ(¥2640)ワインはメルロー(¥3300)をお願い致しました。本日の鮮
魚はメバル、メルローはヴェネト I.G.T. で抜栓仕立ては酸味が強く、どうなること
やらと心配になりましたが時間と共にキツさは和らぎました。旬の水ナスが季節の
味わいで嬉しいですネ! ただ、オリーブオイルに合わせると皮目がちょっとエグい
感じになります。やはり、水ナスは和食に合う素材なのかな?甘いフルーツトマト
入りのバジリコ・ベースでカラーはトリコローレ〜♬ 桜海老のリゾットにはグリー
ン・アスパラの他にベビー・コーンが入ってシャキシャキッ!とした食感が心地よ
いリゾット、ズッパ・ディ・ペッシェはメバルが淡白な白身魚なので車エビの存在
が大きい!!細長い貝はマテ貝で味わいはサザエみたい・・サザエのようなハード
さはありませんが!お魚が石鯛だったらどんなに美味しかったかしらと思いながら
(メバルに罪はありませんが)トマト・ベースのズッパをいただきました。お店は
6pm 前から賑わい始め、静かだった2Fから話し声が聞こえてきて忙しい土曜日に
なりそうですネ!
オープンは2002年8月〜20年超え恵比寿の大人気店は1F・2F
と50席あるのですがアンジェリーナの時代からテラスにおじゃまし
ておりましてワンOK〜♬ テーブルがあるのに人間だけでは(笑)で
ベアトリーチェと初めておじゃました2020年12月23日以来の
来店〜ディナー・オープンの5:30pm に予約を入れてお店に向か
いますとテラスの前に30名ほどの若者が!私達が先にテラスに入り
若者グループは2F へ・・自家製パン・本日の前菜(冷3品・温3品)
薪窯ピッツァ or パスタ or リゾットから2品+ドルチェ(¥3080)
というコースもありますが私達はア・ラ・カルトから〜♬ リーチェ
パパはグレープフルーツ・ジュース、私はトスカーナの ’私の夢’(2
020年 ¥3960)美しいルビー色と果実味たっぷりなロッソを愉
しみながらメニューを拝見しておりますと店長が ”小さいけど牡蠣が
あるんで蒸し焼きでいかがですか?” Why not? お願いしましょう〜
全然小さくない!!立派な牡蠣で旨みたっぷり〜美味しい〜♬ 私は
芽キャベツ大好き人間なのでパスタは蛤と芽キャベツでもいいなぁ〜
ヴェスヴィオはタコでいただいた バロンドーロ 以来だし!ところが
またまた店長のお薦めで ”ペスカトーレ(渡り蟹と貝類のトマト・ソ
ース)が ”カニが半身なんで!食べ応えあって美味しいですよ〜♬”

それでは、で〜私達は昔から ’お薦めトーク’ には ’のらない’ 方なの
ですが彼はさり気ない、しかし説得力あるトークで私達を魅了〜♬
更に ”イノシシのラグーも本日のスペシャルであるんですけど!!”
チンギアーレと聞いてリーチェパパが食指を動かさないわけはなく、
結果的に店長お薦めのパスタ2品をいただくことになりました。ど
ちらも絶品で大満足!! 食後のドルチェは大きなカットのティラミ
スで〜♬ お会計は ¥12870。ハイ CPでございます。2F に上が
ったグループは貸切30名で時折〜賑やかな声が上の窓から聞こえて
きて1F も7pm 過ぎには満席になり、予約がなくて入れなかったカ
ップルが数組・・金曜日の夜に激戦区恵比寿の人気店でディナー予約
なし??それは余りにも冒険!と思いましたが、世の中には行き当た
りばったりの方が旅は楽しい!!と仰る方もいらっしゃいますので用
意周到派のワタクシには理解できないとしても VACANZA の美味しさ
では意見の一致を見そうです!!テラスがワン(1)テーブルでなけ
れば〜もっと繁くおじゃまできるのですが!!
寒くなるとアンジェリーナ共々お世話になった 籠女が或る日
イタリアンに変わってプレコフーズ高波社長の祝開店のお花
を見たのは駐車場から前回 VACANZA に向かっていた時で!
今回ラストロは激戦区恵比寿で3回目のクリスマスを迎えて
いました。デリツィオーゾと VACANZA は全く変わらず!!
冬になると VACANZA のテラスは小さなビニール・ハウスに
なって狭いながらも楽しい我が家〜♬ 2年振りで初めてベア
トリーチェとおじゃま致しました。私達の定番:温野菜盛合
せ(¥1200)が健在で嬉しい〜〜♬ 野菜本来の甘さと美
味しさが際立つこの一品は特に調理テクニックを必要とする
ものではありませんが天下一品〜♬ お野菜はケンカにならな
いように? 仲良く2カットずつ並んでおります。ワインは
ヴィチェンツァのメルロー D.O.C.(2017年 ¥3600)
果実味の中にホンの少しだけ渋みが残るメルローで自家製ソ
ーセージとポテトの鉄板焼き(¥1400)にピッタリ〜♬
続く一品は蛤と平目の白ワイン蒸し(¥1400)これが絶
品で感動致しました!シンプルなワイン蒸しなのですが柔ら
かなレモン・ソースがクドくなり過ぎることなく蛤と平目を
優しく包んで完璧な仕上がり〜♬ シェフの度量を感じる逸
品でございます。パスタは活けアサリとチェリー・トマトの
ヴォンゴレ(¥1400)を選択〜♬ 大粒アサリたっぷりで
大満足ディナー・・ドルチェはいかがされますか? ごめんな
さい・・坂の上の Rue Favart でいただこうと思っていて・・
ベアトリーチェ共々暖かく快適に美味しい時間を過ごさせて
戴きました。出がけに VACANZA のタイルが去年アマルフィ
で買ったレモン・バージョン!だったことに気づきました!
毎年訪れていたイタリアに行かれる日がいつ来るのかさえ全
くの未知数になってしまいましたがバス通りにはヱビスビー
ルのジョッキが二つ並ぶ街灯が灯って歩行者の数が激減した
歩道を明るく照らしていました。
12月第一週の火曜日それほど寒くない日でしたのでテラス
でも行けると思い夕方予約を入れて〜いつものパーキングに
クルマを入れてアンジェリーナと歩き出しましたら〜なんと
冬になると思い出す 籠女 が新しいお店になっていました・・
カジュアルなイタリアンのようでございます。プレコフーズ
のお花が出ていますネ! 昨日オープン!!とのこと。道に
カフェ・テーブルが出ていましたが囲いがないので冬はムリ
・・信号を渡って VACANZA 到着〜岩手県産 牡蠣のオーヴ
ン焼き(4p ¥1600)をお願いしてからモンテプルチャー
ノ・ダブルッツォ(2013年 ¥3800)でスモークした
助子(スケトウダラの卵)とちりめんキャベツのペペロンチ
ーノ(¥1500)とピッツァはデリツィオーゾ(¥1800)
とシチリアーナ(¥1400)のハーフ&ハーフで〜♬ デリ
ツィオーゾはモッツァレラ・ゴルゴンゾーラ・クルミ・イチ
ヂク、シチリアーナはトマトソース・ベースにモッツァレラ
・バジリコ・ニンニク・アンチョビ・ケーパー・オレガノ・
オリーブというピッツアで薪窯ならではの薪の香りと生地の
焦げ目が楽しめるピッツァでございます。マルゲリータ、マ
リナーラ、ビスマルクのような定番の他にデリツィオーゾの
ようなオリジナルがあるところが VACANZA の大きな魅力の
一つと言えます。ピッツァ生地は塩味が強めで輪郭のはっき
りしたピッツァ〜♬ 7pm を回るとお客様次々にご来店でカ
ップルからビジネスマン・グループまで幅広い支持層〜♬

私達は早い時間におじゃま致しましたのでピッツァ窯側のテ
ーブルにお客様がいらっしゃらず、私達のピッツァが窯に入
るところを見学させて戴き、美味しさ倍増でございました。
ちりめんキャベツはフツーのキャベツより甘みがあり柔らか
な食感ですからスパゲッティによくなじみ助子のアクセント
で満足度の高い一皿〜♬ 2年振りの再訪でしたが接客、サー
ビス、フード・クオリティーどこをとっても平均点以上〜♡
食後はエスプレッソ(¥400)とバニラのジェラート(自
家製 ¥500)をお願いしてテーブルでセルフでアッフォガ
ートにして楽しませて戴きました。なぜ、VACANZA にアッ
フォガートがないのか・・ちょっと不思議ではありましたが!
(2016年7月)

7月最後の月曜日 @7pm に3名でおじゃま致しました。
前回同様〜店内は1F も2F も満席でしたので前日予約で
テラスがとれてラッキー!! 前菜は富山県産ボタン海老
と彩り野菜グリルのマリネ(¥1600)燻製メカジキ〜
オレンジとルーコラのカルパッチョ(¥1000)グリー
ンアスパラと生ハムのパルミジャーノと冷たい卵のソース
かけ(¥1200)の3品をお願いして〜ボタン海老は前
回の方が海老自体が大きく新鮮でプレゼンも美しく今回は
少し貧弱な一品に感じましたがとろ〜〜り半熟卵ででいた
だくアスパラと生ハム、燻製メカジキとルーコラはとって
もよかったと思います。薪釜ピッツァはルチアーナ(¥1
400)とレッジーナ(¥1500)をいただきました。
シグネチャーのヴァカンツァ(¥1800)は梅雨明け間
近の蒸し暑い東京ではちょっと重いかしら・・リッチなフ
ォアグラをトレヴィス、バルサミコ、モッツァレラで愉し
むピッツァは〜やはり秋以降のお楽しみと致しましす。ル
チアーナは真ダコ・チェリートマト・オリーブ・ケーパー
・オレガノ・ガーリックで夏の夜にピッタリ〜♬ 薪の香
りも素晴らしく、お客様にも喜んでいただけて〜我ながら
GOOD CHOICE!! ビアンカの方はスカモルツァが載った
レッジーナにしてみましたがチェリートマトとバジリコが
マルゲリータのトリオでスカモルツァの香りを引き立てる
香ばしい一品でございました。

合わせたワインはプーリアの D.O.C. サリーチェ・サレン
ティーノ(¥4200)リゼルヴァで夏にピッタリな熟し
た果実味〜♬ 重過ぎず、マイルドな酸味で私達のテーブ
ルを彩ってくれました。ドルチェはお客様が本日のソルベ
からストロベリーとヨーグルト(¥500)アンジェリー
ナのパパは本日のジェラートからマンゴー(¥500)私
はイチヂクのタルト(¥600)生地のチーズクリームが
濃厚で美味〜♬ アンジェリーナはお散歩が終わると殆ど
テーブルの下で得意の顎載せをしていましたがアンジェリ
ーナが大好きなお客様ですので〜こうして一緒にディナー
に出られる近場で美味しいイタリアンは本当に嬉しく重宝
致します。赤坂のデサリータで見たナポリの手描きタイル
があって赤坂にも美味しいピッツァ・ナポレターナがあっ
たことを思い出しましたがヴァカンツァのピッツァはトッ
ピング(オール¥300)にオリジナリティーがあり、生
ハム、黒オリーブ、アンチョビなどの他にブッファラ、ゴ
ルゴンゾーラ、燻製モッツァレラなど(レッジーナのスカ
モルツァもそうですが)チーズ好きには堪えられないバラ
エティー・・独創性があって探究心をくすぐられます!!

(2015年11月)

こんなことってあるんですネッ! 驚きました!!

名古屋出張から戻ったらアンジェリーナと一緒に行こうと
思ってエム・ハウスの近くに店内ワン OK〜♬ を見つけて
おいたのですが ”あそこにテラスっぽいのが付いてるイタ
リアンがあるよ〜♬” とパパ・・確かに!!→テラス風に
造られた部分はワン OK〜♬ かも、と思い・・店内満員
御礼店のドアを開けて伺ってみますと "うちのテラスはワ
ンちゃんダメなんですけど姉妹店がちょうどこの裏にあっ
て〜そちらはテラスワンちゃん OK〜♬ なんで宜しければ
うちの紹介ってことで行ってみてください” と本当に申し
訳なさそうに、そして親切にご紹介してくださって・・
これからだんだん寒くなりますので見つけておいたお店は
もっと寒くなってからでも OK〜♬ デリツィオーゾの姉妹
店の方に行ってみることに致しました。エッ!デリツィオ
ーゾって、あの名古屋のデリツィオーゾ?? いやぁ〜驚
きました。昨日の夕方仕事終わりにクライアントとフラン
チャコルタを楽しんだ名古屋のデリツィオーゾの〜此処が
'本店' だったのです!!

品川着6:15pm〜ほぼ24時間後にデリツィオーゾ本
店で "テラス空いてると思いますよ〜♬”〜と紹介された
姉妹店ヴァカンツァのテラスは本店の店長の読みどおり空
いていました。テラスにテーブルはひとつしかない為、本
当にラッキー・・神様のお導きですネッ! 日曜日の8pm
〜店内は1F も2F も80% の入りで賑わっております。
取り敢えずスプマンテ(¥700)で喉を潤し、メニュー
に目を通します。アンジェリーナにもすぐにお水のサービ
スがありました。お料理の説明も含め、スタッフの対応が
素晴らしく、このお店に限って ’人によって’ などというこ
とは皆無〜全員がプロ中のプロでいらっしゃいます。今年
で本店15年、ここ13年、さすがです。2F は50席〜
ちょっと窮屈な感じは否めませんがソファーがあって適度
な寛ぎ感〜♬ 1F も2F も手作り感満載で1F の葦簀張り
のような天井のあしらいが海辺のヴァカンスかしら〜♬

いただいたものは富山産ボタン海老と彩りグリル野菜のマ
リネ(¥1600)自家製ソーセージの鉄板焼き(¥14
00)新鮮野菜の瞬間蒸し(¥1200)ピッツァはロマ
ーナ(アンチョビ・モッツァレラ・オレガノ・トマトソー
ス ¥1400)とクアトロ・フォルマッジ(¥1600)
のハーフ&ハーフ、ワインはシチリアの人気ワイナリー、
クズマーノのメルロー(クズマーノ・フェアー開催中で¥
4200→¥3800)特筆すべきは新鮮野菜の瞬間蒸し
で繊維質をしっかり感じるゴボウとレンコンの美味しさと
甘さは感動的!! ボタン海老の付け合わせのズッキーニも
本当に丁寧な仕上がりで、豚の首やスネ肉が入った自家製
ソーセージもブツブツしたワイルドで楽しい食感、アンチ
ョビの塩味が熱々とろとろチーズに溶けるピッツァも文句
なし!! ドルチェはチョコレートのスポンジの上にホワイ
ト・チョコレートとブルーベリーが二重奏を奏でる本日の
お薦め(¥600)を ♡ のカプチーノ(¥600)で愉
しませていただきました。 

私が学生の時お世話になった渋谷→田町を往復するバスが
今も通る昔からのバス通りにビニールのカーテンで囲った
小さなテラス〜♬ こんな名店だったとは露知らず、永年
に亘り・・お店の前を素通りしていました。接客・サービ
スが完璧であることは名古屋のデリツィオーゾで実証済み
でしたが、此処では更に特筆に値する出来事が〜♬ ピッ
ツァ窯の写真を撮りにピッツァ窯の前まで行ってみると火
が消えていたのです。すると ”今、火を熾しますので少し
だけお待ちください!!” ピッツァのオーダーが入ってい
ないにも関わらず、火を熾してくださって・・私はイメー
ジどおり赤々と燃える薪を撮ることができました。テーブ
ルのベタベタ以外(テーブルの上が少しベタベタしていま
したのでそう申し上げましたら汚れではなく古いテーブル
故とのことでございました)100点満点!! 次回はぜひ
店名ともなっているヴァカンツァ(オリジナル・ピッツァ
:フォアグラ・トレビス・モッツァレラにバルサミコ)を
いただいてみることに致しましょう〜〜♬

  • 土・日・祝日はオールデイ・オープン!!
  • ベアトリーチェと共に此の日は9年後の初夏
  • 桜海老のリゾット

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9位

シエロイリオ (蔵前、田原町、浅草(東武・都営・メトロ) / イタリアン、カフェ、ビストロ)

3回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 昼の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999

2020/05訪問 2020/06/12

アンジェリーナとの思い出深いカフェ

ボン花火 を出て厩橋まで戻りますと来る時に行列ができていた角の
ハンバーガー屋さんには大人のお客様一名〜厩橋でテラスから見て
いた黒ラブとイエローに会えました!! ベアトリーチェは大きな犬
が大好き・・アンジェリーナもゴールデンが大好きでした。帰りは
コイン・パーキングまで川沿いではなく一本中の道を通って行くと
左側にシエロイリオの懐かしいファサードが見えて参ります。不思
議なことにボン花火のランチ・メニューが出ていますよ〜♬ ビジネ
ス提携していらっしゃるのかしら? 玄関のドアが開いていてエント
ランス・ホールでは野菜の販売〜みんなで力を合わせる下町パワー
&ご近所パワー・・テイクアウト+プラスで! 応援したくなります
よネッ! 夕方のテラスにはカップルが一組・・3pm からのカフェ
タイム・メニューは変わっていません。ダージリンのセカンド・フ
ラッシュ(¥550)本日のワインはサンジョヴェーゼ (¥500)
季節のフルーツ・タルト(¥780)をお願い致しました。お花見
の帰りにアンジェリーナとテラスにおじゃましたのは3年も前にな
りますが、もっとずっ〜と昔のような気もするしアンジェリーナが
ひょっこり顔を出してくれるような気もします。やはり、わざわざ
来る場所になりますので頻繁にはお寄りできませんがテラスも店内
も全く雰囲気が変わってなくて懐かしさがこみ上げました。丁寧に
作られたブドウのタルトも美味〜♬ ベアトリーチェとお散歩で来ら
れる距離でしたら週イチでお寄りしたい手作り感満載の隅田川沿い
のカフェ〜♬ やはり水辺は癒されますネッ! We love 隅田川!!

幸手の DOG RUNS WELL で薦めて戴いた岩槻城趾公園で桜を満喫〜♬
臨時に造られた駐車場は川沿いにあって、川と言っても目黒川とは訳が
違います!! 川岸にはのどかな風景が広がって桜が満開〜なんと贅沢
な駐車場なんでしょう・・♡ 幸手の桜堤も中川と言う川の土手でした
が此方の川沿いも城趾公園も都内では味わうことのできない風情があり
ます。桜は水辺が本当によく似合いますよネッ! アンジェリーナもロー
カル犬・柴犬のゴロと仲良しになって楽しい午後を過ごし高速で隅田川
まで戻って参りました。時間は3:30pm〜久し振りにシエロイリオ
のテラスにおじゃましてみたくなりました。でも混んでいるかしら・・
隅田川の桜も満開を迎えていてテラスがどのような状況下にあるのか想
像もできず、取り敢えずママが先遣隊で様子を見に参りますとテラスに
は女の子二人組 x1のみで意外にもノー・プロブレム〜♬ なかなか浅
草までは来られませんので帰り道にお寄りできてホントによかった!!
パパがクルマを停めている間カフェ・タイムのメニューに目を通してお
りますと ”お久し振りです” とブロンズ・アドバイザーの松田亜希子さ
んがお声をかけてくださいました。嬉しいですネッ! RANDY でも先
日〜店長が3年振りでご挨拶してくださいましたがシエロイリオでも!
なんと!!2年半振り〜〜♡ オーストラリアのヴィクトリア州でシャ
ルドネとピノ・ノワールを使用してシャンパーニュ方式で造られる18
ヶ月熟成お薦め辛口スパークリング ’シャンドン’(¥700)をいただ
きながら〜去年の隅田川花火大会の時のお話など・・ローカル・ニュー
スをインプットして戴いて・・暫し楽しい歓談〜♬

パパがクルマを停めてテラスに来てから〜アイス・カフェ・オ・レ(¥
500)チリのカッシェロ・デル・・ディアブロのキャラフ(¥260
0)パテ・ドゥ・カンパーニュ(¥680)パンのアソート(¥380)
チーズ盛り合せ(¥880)をお願い致しました。チーズ盛り合せはパ
ルミジャーノ、ブリ、ゴルゴンゾーラ、スモーク・チーズの4種類でパ
ンも美味しく!! フル・ボディーのワインで愉しみました。空を見上げ
れば〜カモメ、カモメ、カモメ〜♬ 連隊を組んで飛んでいるところな
ど見たこともありませんのでワタクシは大感激〜♬ スカイツリーはラ
イトアップされる夜の方が美しく感じますが昼間のテラスはカモメ〜♬
だったのですネッ! 皆様ごく日常的に目にされていらっしゃるのかバカ
みたいに空を見上げているのは私唯一人でしたが皆様〜店名はスペイン
語で空と川ですよ〜♬ それほど間違った行動ではなかったのでは(笑)
やはり甘いものも、でいただいたエンジェル・フード・ケーキは天使の
羽のように軽いバニラ風味のシフォンでフレッシュ・クリームの薄いコ
ーティングにアーモンド・スライスたっぷり〜♡ キャラメル・ソース
のアクセントで美味しくいただきました。ちょっと遠いので、またいつ
おじゃまできるかわかりませんが、近くに来たら必ずお寄りしたいリー
ズナブルでお洒落なカフェ〜♬ 近くにお住まいの方が羨ましいです!!

(2015年10月13日)

週末を挟んで5日後の水曜日に再訪〜♬ 7:30pm の1F は〜ほぼ満席〜
中二階の窓際にはカップル、テラスもカップルと女の子二人組 x2〜相変わら
ずの賑わいでございます。店内には男性二人組、ご年配カップル、外国人だけ
の少人数グループ x2と客層の広さがシエロイリオの特徴でございます。此の
日はシエロイリオの下にあるプロムナード ’隅田川テラス’ でアンジェリーナと
お散歩を愉しみ厩橋を渡って隅田川の反対側から水辺に映えるシエロイリオの
全景と間近に仰ぎ見るスカイツリーを鑑賞後テラスへと向かいました。凄い!
初めて知りました・・墨田区って人に優しい区だったんですネッ! 遊歩道に
はベンチがあって水辺のお散歩はもちろんのこと、ベビーカーOK〜♬ 犬の
お散歩もジョギングされる方も安心してすれ違える道幅〜♬ 高齢者に配慮し
た緩やかなスロープには手摺りまで設置されていました!!

前回グラスでいただいたチリのタラパカ(カベルネ・ソーヴィニヨンは〜なん
とボトル ¥1800)サンペレは置いてなくてペリエ(330ml ¥600)
ししゃもの素揚げ(¥780)アスパラのプランジャー(¥1100)サーモ
ン・パルフェ(¥780)スパイスを煉り込んだソーセージのグリル(¥88
0)をお願い致しました。特筆すべきはトラウト・サーモンのパルフェで根セ
ロリとクレソンのサラダとの相性が秀逸〜♬ 本日のお魚は前回→佐世保産サ
バの炙りでしたが此の日は宮城県産サバのマリネ(¥880)北海道産生しし
ゃもは素揚げでふっくら〜♬ 甘みを感じるししゃもで大変美味しゅうござい
ました。

ズワイガニのタリアッテッレ(¥1500)はグリーン・アスパラと茸入りで
オリジナリティーはありますがトマトクリームのソースが薄く甘めで、やはり
秋谷のレストラン DON の渡り蟹のパスタは天下一品〜♬ 改めて濃厚でコクと
蟹の旨味が浸み渡るソースを思い出しました。熟成感のある DON のソースは
無敵ですネッ! 〆にいただいた焼きゴハン〜♬ これは大変に美味でズワイガ
ニのソースの物足りなさを充分に補って挽回!! 青森県産ホウボウと黒アワ
ビ、茸をストウブで調理した出色の一品(¥2200)はホウボウのミディア
ム・レアー仕上げが絶妙で、お魚臭さが全くなく、淡白、且つ、’ご飯もの’ と
してのまとまりのある逸品であったと思います。初回カフェ利用だけではシエ
ロイリオの魅力は味わえないと直感致しましたが確かにその通り〜♬
私の勘は見事 ’的中’ でございました。

デザートはダージリン(¥500)でマンゴーのタルト(¥700)タルトの
生地が少しボソボソで、あと一歩という感は否めないもののフレッシュ・マン
ゴーたっぷりで重過ぎないデザートとしての完成度はあったと思います。接客
・サービスが素晴らしく、居心地のよいテラスから眺めるスカイツリーのライ
トアップはまた格別!! 誰でもが必ず何か見つかるメニュー構成にも行き届い
た配慮が感じられ〜隅田川沿いで一際光る名店としてのステイタスをこれから
も揺るぎのないものにして行かれるに違いないと確信するに至りました!!

(2015年10月8日)

スカイツリーが目の前、ということで遠路遥々おじゃましたグラット・シエル
から見えたのはスカイツリーではなく新築ビル!! ここまで来たのに・・と
いう気持もあって〜キーワードは近くでワン OK〜♬・スカイツリーで検索→
ヒットしたのが此方スペイン語で空と川〜半分フランス語で’空’からやって参
りました。幸い、すぐ近くにパーキングがあって到着 @9pm〜テラスは隅田
川沿い〜植栽の向こうにスカイツリーが見えるお洒落なカフェでございます。
自宅から見えるのは東京タワーでスカイツリーはアンダーズ〜同ホテル52F
ルーフトップ・バーか、お台場のお友達のマンションに遊びに行った時く
らいですので〜間近に見るスカイツリーのディテールと動くイルミネーション
に大感激〜♬ いつも白っぽく遠くで小さなブルーが点のように見える程度で
したからスカイツリーってこんなにきれいだったのネ!という新発見〜♬ 完
璧にお上りさん状態で見惚れてしまいました。寒くならない内に次回はディナ
ーでゆっくり・・テラスを満喫〜♬ とテーブルに着いた瞬間に再訪決定〜♬

花火の時は大変でしょ?とテーブルにご案内してくださった女性スタッフに伺
ってみますと ”はい、大変です。毎年一ヶ月前から予約を受け付けるんですけ
ど電話開始11am〜10分で完売です” シエロ・イ・リオのオープンは20
11年4月〜もう4回も此処で隅田川の花火ナイトがあったのですネ! 上も
ご覧になりますか? と3F のリバーサイド・カフェのご案内をしてください
ました。2F は少人数でも OK〜♬ カラオケ完備の貸し切りパーティー・ルー
ムで4F は靴を脱いで上がるバー(なぜかノー・チャージで卓球ができてポッ
プコーン無料、夜中の2am まで)5F は最大200名まで収容可能な貸し切
りフロアー、6F はオフィス、7F は7pm から2am までオープン、ルーフ
トップバー・プリヴァード、各階それぞれにパーティー・オプションのプラン
があってビル丸ごと ’お楽しみ BOX'〜♬ 驚いたことに先日 LA バルコニー
おじゃました品川シーズンテラスの Good Morning カフェと経営母体が一緒
でした!! 大好きな丸ノ内 GARB も全国で50店舗ものカフェやレストラン、
バー、スウィーツ・ショップを展開するこのバルニバービ・グループの傘下に
入っていて6F の ’オフィス’ とはバルニバービの東京オフィスだったのです。

デザートでお寄りしたのですが・・館内ツアーの後で何か軽くいただいてみた
くなり〜本日のお薦めメニューから佐世保産サバの炙り(¥780)と北海道
産コヤリイカのフリット(¥680)グラスの赤(タラパカ:チリのカベルネ
・ソーヴィニヨン)をお願い致しました。サバの炙りは大麦と生姜のラヴィゴ
ット・ソースでニンジン、蕪、蓮根、カボチャと共にセンスよくまとまってい
て次回ディナーへの期待が高まります。1F オープン・キッチン前にケーキの
ショーケースがありましたので見に参りますと・・エンジェルフードと名付け
られたメレンゲを纏ったシフォンらしきものが目に留まりました。すると、私
をご案内してくださったスタッフから ”デザート・プレート(¥910)にな
さいませんか? エンジェルの他にもいろいろ載っていて楽しいですよ〜♬” と
のアドバイス→ 正解でした!! エンジェルと共にマカロン、カスタード・プ
リン、ガトー・ショコラ、サツマイモのケーキが愉しめて〜エンジェル・ケー
キはオイルと卵黄を使わず卵白だけで仕立てたふわふわ感とボディーのモチッ
とした質感、仄かな苦みを感じるキャラメル・ソースが秀逸〜♬ 大満足!!

お寒くありませんか? とブランケット以外に肩掛けまで持って来てくださる
心遣いが本当に嬉しいカフェで(たまたまテラスは私達だけでしたが)店内は
1F も1F から階段で上がる中二階も3F もほぼ満席〜皆様とても居心地よさ
そうにしていらっしゃいます。女子会とカップル主流の中〜ご近所からと思し
きご年配のご夫婦や大人の男性二人組が楽しそうにディナーをしていらして・・
皆様それぞれ探しているものが '必ずみつかる' レストランという印象でござい
ました。また、上記チリのタラパカはボトルでなんと ¥1800、ナパのニュ
ートン、クラレットが ¥5400 というリーズナブルなワインのプライシン
グ〜♬ 気軽に普段使いできる我が町のカフェという位置付けがシエロ・イ・
リオの大きな魅力なのでしょう〜私達のように高速で来てパーキングにクルマ
を停め、また高速で裕に30分超かけて帰る地元民でない来客にとっては〜も
ちろん!美しいスカイツリーのライトアップや隅田川にかかる厩橋、水のある
光景が大きなプラス!であることも確かですが!!


  •  エントランス前
  • テラスに先客は一組
  • 席数を減らして・・

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10位

ファーム トゥー ユー (和田塚、鎌倉、由比ケ浜 / カリフォルニア料理、アメリカ料理、カフェ)

1回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2015/08訪問 2015/08/17

窯焼きパンが美味しい〜〜お野菜もお魚も薪窯焼きで〜♬

(2015年8月)

モン・ペシェ・ミニョンのテラスでひと休みしてから〜ロミユニ
コンフィチュールとサブレーを購入〜♬ ロミユニからファームま
では10分もかかりません。待ち合わせは2:30pm でしたので
アスファルトが熱く(気温33℃ では地表は60℃ にも達すると
熱中症関連のニュースで警告していました)アンジェリーナを駐車
場から歩かせるのは1分でもコクとの判断からファーム前で私が先
にクルマを降りて抱っこでテラスまで行くことに致しました。する
と、踏切で停まったところが茶処:こ寿々の真ん前〜なんて素敵な
’わらび餅' の窓なんでしょう〜〜♬ 吹きガラスと思われる深いグ
リーンの蕨とファサードの佇まいがあまりにも美しく!! クルマ
の中から窓と蕨のアップをしっかり2枚〜江の電が踏切を通過する
間にアンジェリーナを抱いて道路を渡りテラスへと向かいました。

昨年のポルトガル旅行で親しくなった方と8ヶ月振りの再会場所に
FARM TO YOU を選んだ理由はランチで美味しい(〜に決まって
いる!!)鎌倉野菜のサラダをいただきたかったこと、レストラン
のテラスがワン OK〜♬ でアンジェリーナと一緒に東京からドライ
ブで来られること、彼が葉山の住人なので此処をご紹介して差し上
げたかった、から・・でございました。レストランのテラスもメイ
ン・テラス同様〜線路側になりますが、約80% は木製の屋根で
覆われ涼しい日影でさっそくアンジェリーナはお腹を冷やしていま
した。屋根の上はガラス張りで少々の雨はノー・プロブレム、且つ、
採光があって明るい雰囲気〜♬ ダイニング・ルームとはガラス戸
で仕切られていてスタッフが時々現れて扉を開け閉めする物置の中
には冷蔵庫か冷凍庫が見えて・・一瞬アメリカの家のバックヤード
で BBQ〜♬ という錯覚に陥りました。

よく冷えたスパークリング(カーネロス・ブリュ2010年 ¥90
0)と桜井農園のミカン・ジュースで再会を祝し、薪釜で焼いたナ
スのペースト&農園野菜のサラダ(¥1200)と自家製チキンロ
ール&トマトのジュレ・サラダ(¥1400)をお願い致しました。
カーネロスのブリュはリンゴの香りに包まれる爽やかな辛口で夕方
までゆっくりできるのであればボトルでお願いしたい美味しさ!で
ございました(¥6400)薪窯焼きのパンも前回同様に美味〜♬
シェフはコールド・プレスで出る野菜の搾り滓を使って様々なフォ
ッカッチャに挑戦されて来て・・ビーツは全くダメ、ニンジンは色
はきれいに出るけど味がダメ、生姜がイチバン満足の行く仕上がり
になったと伺いました。確かに!前回いただいた生姜のフォッカッ
チャは天下一品でバターでいただきたい逸品!! 今回いただいた
黒ゴマのフォッカッチャはオリーブ・オイルで大正解〜♬ 本当に
シェフのお仕事って〜クリエイティヴですよネッ!

薪釜で焼いたナスのペーストは非常に濃厚な味わいでクミンの効い
たヨーグルト・ソースが個性的〜♬ ピタ・ブレッドで私はミドル・
イーストのイメージで満喫させていただきました。生食用のカボチ
ャが美味しい〜〜♬ チキンロールも柔らくジューシー!! クルミ
とゴルゴンゾーラ、バルサミコでいただくサラダは夏のテラスにピ
ッタリで大満足〜♬ 両品ともワン・ランク上の上質なサラダでボ
リュームもたっぷり〜ランチ・ビールとワインはプラス¥500、
コールド・プレスの3カラーも数量限定で¥500、薪釜パン用に
自家製リエットを ¥200で付けられるなど・・親切なランチ・
メニューでデザートはマンゴーとヨーグルトのタルト、フレッシュ
・ブルーベリーとクリームチーズのタルト、パッションフルーツの
カタラーナ、青梅ジャムとクリームチーズのクランブル、ブラウニ
ーのミント・クリーム添え、フローズン・ヨーグルトと全6種類
(オール¥500)地産地消〜ヘルシーでシェフのセンスがキラリ
と光るお料理、且つ、お洒落度の高いテラス付きレストランが鎌倉
由比ケ浜通りに誕生です!!

(2015年6月)

ロミユニ経由で八幡さまから由比ケ浜方面に向かって下馬交差点を
右折→ ファームすぐ手前にあるパーキングにクルマを入れて江の
電の踏切を渡ると植栽の奥にテラスが見えて参ります。素敵です
ねぇ〜〜♬ 中央にオリーブの古木〜そのオリーブを囲むように自
然木のテーブル、左側に線路、右側がテイクアウト・コーナーで
ガーデン側ではドリンク(ジュース、ビール、ワイン)とフローズ
ン・ヨーグルトなどデイリー・プロダクツ、由比ケ浜通り側はオリ
ジナル・ロースト・コーヒー(コーヒーと共にスコーンなども販売)
とファーム・フレッシュ・グリーン(新鮮野菜で作られたスープ&
サラダ)と4コーナーに別れていて〜エプロン姿のスタッフも全員
フレッシュ&ヤング!! 線路側はウッド・デッキでハイ・チェアー
が並び、江の電を見ながらドリンクが愉しめるという趣向〜♬ オ
ープンしてちょうど2ヶ月目の6月16日火曜日 @6pm のテラス
は〜ほぼ満席でデート組、ご近所組、お勤め帰りの男性二人組など、
使い勝手のよい地元で愛されるカフェ・テラスといった和やかな雰
囲気でございます。

Act Locally からですネッ! Eat Locally と書かれた地産地消を掲
げるファーム・トゥ・ユーでは三浦や地元鎌倉で採れる野菜をフィ
ーチャーしていて〜いただいたオレンジ・ジュースは湯河原・桜井
農園の手むきみかんジュース(青島みかん100% ¥700)湯
河原は南向きの段々畑で太陽と潮風に育まれ〜手むき後に搾られた
完熟みかんの味わいが愉しめます。店内ではカリフォルニア・キュ
イジーヌがいただけるということでワインはナパ、ソノマなどカリ
フォルニア産を揃えていらしてテラスではウッドブリッジのソーヴ
ィニヨン・ブランとカベルネ・ソーヴィニヨン(¥500)ビール
はハートランド(¥500)ピクルス、オリーブ、ドライトマト
(¥200)チーズ盛り合わせ(¥300)といったラインナップ
〜線路の向こうに海が見えそうなリゾートの風〜♬

最初、炎が揺らめくテーブルの傍に坐っていたのですが、カラフル
な江の電が気になってハイ・テーブルに移動〜2両編成で可愛らし
い!! 目の前を結構頻繁に通るのですが、不思議なことに煩い感は
全くありません。アッという間に通り過ぎて行くので〜また来ない
かなぁ〜という感じ・・下が BBQ 台にでもなっているのかしらと
思った ’炎のテーブル’ は暖房の為の ’火’ だと伺って驚きましたが、
私がイチバン驚いたのは植栽でした。オリーブはイスラエルのゲツ
セマネの園で樹齢500年とか800年というオリーブの古木に触
って参りましたので一目で相当な古木だということはわかりました
が・・とにかく、お花でわかるのはラヴェンダーくらいで見たこと
もないエキゾチックな草花がたくさん植えられていて一見ランダム
な感じなのですが実に緻密なランドスケープ!! プラントの選択や
配置にただならぬものを感じて・・ディナー・タイムに岩崎ゼネラ
ル・マネージャーから西畠清順氏のお手植え・監修と伺い、なるほ
ど・・と納得した次第でございます。

西畠氏は1980年生まれ〜明治元年から150年以上続く花と植
木の卸問屋・花宇の五代目で日本全国、世界数十ヶ国を旅して植物
を収集、そして生産〜手掛けるプロジェクトは年間2000件を超
えるそうで FARM TO YOU のテラスも2000件の中の一件だっ
たのですネッ! 個人的には〜このユニークな植栽ガーデンを鑑賞す
る為だけでも充分に来店価値があると思いました(ちなみにオリー
ブの古木は西畠氏が厳しいプロの目で選び抜いた一本で樹齢200
年〜スペインから遥々〜海を越え鎌倉までやって参りました)が!
FARM TO YOU の魅力はテラスだけに留まらず!!

’炎のテーブル’ の奥はレストラン専用のテラスになっていてレスト
ランは天井の高いバーンのような造り〜薪窯の前には窯焼きのパン、
地元野菜、サンフランシスコはヒース・セラミック社の素敵なアー
ス・カラー・プレートが並びます。テラスの赤は井出農園のトマト
ジュース(¥700)でしたが此方の赤はビーツ、赤パプリカ、セ
ロリ、リンゴのプレス・ジュースで黄色は黄パプリカ、人参、生姜、
パイナップル、緑はホウレン草、セロリ、生姜、リンゴで各¥80
0。ワインはロドニー・ストロングのメルロー(2011年 ¥69
00)青木農園のズッキーニとパルミジャーノのスフレ(¥800)
山芋とズッキーニの薪釜・香草パン粉焼き(¥1100)メークイ
ンのラクレット薪釜焼き(¥900)をお願い致しました。焼き立
ての全粒粉のパン・ドゥ・カンパーニュと生姜のフォッカッチャの
香ばしくて美味しいこと!! この薪窯焼きのパンをいただかずして
FARM TO YOU の魅力は語れません!! このパンはテラスではい
ただけませんので、皆様ぜひ店内へ〜〜♬

BGM はドゥービー・ブラザース、ママズ&パパス、クロスビー・
スティルス・ナッシュ&ヤング、ジェファーソン・エアプレインで
すよ〜♬ キャー、懐かしの70‘s オンパレード!! ベイ・エリア
の風が店内からレストラン専用のテラスへと流れて行きます。山芋
とズッキーニの香草パン粉焼きはナプナード敷き、スフレとパン、
ソノマのメルローで至福のひととき〜♬ サンフランシスコの弟の
家で暮らしていた母を訪ね、3人でナパとソノマのワイナリー巡り
をした時のことを思い出しながら〜地豚のグリル・ペコリーノ添え
(¥2800)か、エージング・ビーフのタリアータ・パルミジャ
ーノ添え(¥3000)か鮮魚の薪窯焼きかで迷いましたが、本日
の鮮魚が真鯛でしたので薪窯の塩焼き(¥2500)をお願いする
ことに致しました。メークインは最初に甘さを感じる美味しいポテ
トで粘り気が強くラクレットにピッタリ〜♬ 真鯛は ’天使の翼’ 仕
立て〜♬ ふんわりと焼き上がった白身の甘さと薪窯焼きならでは
の贅沢な真鯛の風味が至福のハーモニーを奏でます。私達は炎が見
える窓際のテーブルでディナーを愉しませて戴きましたが此の日は
店内よりレストラン専用テラスでお食事をされているお客様が多く、
テラスの皆様のチョイスを窺い知ることはできず・・・。

でも、健美鶏のレバーペースト(¥600)自家製リエット山椒風
味(¥600)サンダニエーレ(¥900)パテ・ドゥ・カンパー
ニュ(¥1100)生ハムとサラミの盛り合わせ(¥1300)シ
ャルキュトリー盛り合わせ(¥1800)とリーズナブルなプライ
ス設定ですので〜美味しい薪窯焼きパンとワインで地元野菜のサラ
ダや前菜でゆっくり愉しむディナーも素敵ですネッ! 歴史ある鎌
倉の街に忽然と現れた新しいコンセプトとランドスケープ〜♬ 鎌
倉に新しい風〜♬ あなたの息吹を受けて私は新しくなる・・今回
は冷菜をお願いしそびれてしまいましたので近々レストランのテラ
スにおじゃましてアンジェリーナと共に〜♬ 新鮮な鎌倉野菜のサ
ラダとシャルキュトリーを愉しんでみたいと思います!!

  • 素敵なテラスが〜♬
  • 由比ケ浜通りを背にスマイル
  • 甘いトマトと胡桃のアクセント

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