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1回
昼の点数:4.5
2012/06 訪問
昼の点数:4.5
滋味溢れるスープ、香ばしい麺、役者の揃った具達…全てが記憶に刻まれる味、そんな一杯でした。
2012/06/11 更新
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6月11日(月曜)
池袋に所用に赴いた折に訪れてみました。
ほぼ開店直後に入店、店の中ほどにある券売機にて醤油SOBA(750円)と塩味玉(100円)のチケットを購入、どこでも好きな席にどうぞと言われたのでカウンターに着く
店内はリゾート風と言えばよいのか、ハンバーガーなどが頂けるカジュアルレストランみたいな内装。口髭とアロハシャツの似合う男性が調理担当でもう1人のアロハ姿の方が接客という2人体制みたいです。
厨房をみるとすっきりとしたレイアウトで働きやすそうな雰囲気、スープは小鍋で温め、麺はデポで茹でる、味玉も別のデポの中に入れて温め、メンマの入ったケースを麺茹で用の鍋の上に置き温めている、合理的かつ丁寧な仕事を感じさせる風景でした。
5分も掛からずに着丼、早速頂きます♪
まずはスープ、淡い色合いの透き通ったスープを飲んでみると、しっかりと溶け込んでいる鶏の旨味が甘さとコクを伴って口の中に広がり、円やかな醤油の旨味も見事な調和を司りながら鶏の魅力を昇華させる、表面に散らされた焦がし葱の香ばしさが食欲を促し、刻んだ柚木の香りがスープに華を添える、魅力的な要素を欲張りな程入れながら、見事なまでの調和も見せる…凄いです。
ただ、スープの量が少ないですね、何故でしょう?
麺、緩く縮れた細麺で、全粒粉っぽいツブツブが確認出来ます。
早速すすり込む…食感は十割の日本蕎麦を思わせる、ツルリではなくほんの少しざらついた食感で、穀物の香ばしさが鼻を抜けてゆく…一番驚いたのは、麺自体の味がとても濃い事でした、素材の持つ旨味がここまで感じるラーメンの麺は珍しいです。これだけ主張のある麺であるにもかかわらず、スープとの調和もとれている…また、スープに浮いてる柚木の香りがこの麺の香りと合わさる事によって生み出される魅力も素晴らしい、麺、具、スープが見事にリンクしている…
具は鶏そぼろ、メンマ、カイワレ、針唐辛子、塩味玉、チャーシュー2枚、焦がし葱、柚木となり、葱と柚木は上記で述べた通り、いい仕事してます。鶏そぼろはスープと一緒に頂くと更にコクが加わり旨味のレイヤーが一枚追加される。チャーシューはしっかりした歯応え、肉の旨味が封じ込められ、脂身の甘さと香りも楽しめる。味玉は程良い塩加減で旨い。カイワレも苦味が口の中を引き締めてくれる…役者が揃ってますね…スゴいや。
久し振りに感動させてもらいました。
ご馳走さまでした