2回
2019/09 訪問
だしまきたまごのおはなし
だしまき玉子860円です。今回はこれだけ、これだけでも十分素晴らしいんですけどね。
店構えの写真です。この店の欠点は混雑とメニューの価格が高いという点でしょう。客層も、若者よりも裕福そうな高齢者が多い印象です。
2019/09/17 更新
2012/11 訪問
一喜…蕎麦前と蕎麦、どちらも大満足でした！
１１月４日（日曜）
先週お伺いした時、店主の都合で休業していたのだが、今回はどうかな〜とぷらりと行ってみた
開店時間５分前に到着すると、既に暖簾が出ており、女性店員さんがどうぞと仰るので中へ…
２人掛けテーブルに腰掛け、まずは蕎麦前を楽しみますよ！
まず瓶ビール（アサヒ熟せん、６１０円）を頼み、牡蛎天ぷら盛り合わせ（１５１０円）を注文、お通しに漬け物が出され、それをポリポリしながらビールをごきゅごきゅ流し込む。
天ぷらは時間がかかるらしい、そうこうしているうちにあれよあれよと客が訪れ開店１０分後には満席、更に店内待ちだけでなく店外待ちまで現れる…こんな中途半端な立地なのに、蕎麦ってブームなんでしょうか？
牡蛎天ぷら盛り合わせ登場！
同時に黒龍（福井）の純米吟醸を燗でお願いしました。
天ぷらは、牡蛎の他に野菜がたっぷり、塩と天つゆと大根おろしが添えられます。まず牡蛎を塩でパクり！うわ〜超濃厚な旨味が口に広がりますね〜、カキフライと比べると若干肉汁が流れている感じですけど凝縮された旨味はしっかりと味わえますね〜コレは塩で頂くのがベストだね♪
大葉…パリパリと軽快な歯応え、大葉の香りは飛んでいるので食感のみを楽しむ感じ、塩で頂くと正に大葉チップス！スナックエンドウ…サクサク感が心地よいね〜♪天つゆが合いました。さやえんどう（多分）…これは柔らかい食感、香ばしいね♪塩が会いました。シメジ…結構味濃いかも、これも天つゆだな〜。エリンギ…ザクザクな歯応えがいい感じ！塩も天つゆも両方いけますね♪かぼちゃ…ホクホクで甘〜いデス！塩がいいね。椎茸…ジューシーで味が濃い！天つゆがベスト…どれも黒龍との相性抜群！
さて蕎麦いきますか…
二色もり（大盛、１１４０円）…ザルに二八蕎麦と十割蕎麦が綺麗に盛られています。まずはそのまま二八を頂くと、うわ〜香りがすげ〜♪蕎麦のツブツブが結構確認出来ます。蕎麦は固めの茹で加減、キレのある喉越し、角のしっかり立った弾力の強い歯応え、素晴らしいです♪汁にチョイと付け、啜り込む…ヤバ！汁も旨い、出汁とかえしの鮮烈なキレを感じます。蕎麦の魅力をしっかり引き出してますね♪
次に十割、更にツブツブ感が強く、喉越し、食感共に野性味を感じます。ギュギュ〜と蕎麦の旨味が蕎麦一本一本に感じる事が出来ますね♪ただ、汁の相性は二八の方が良かったと思う。でもどちらも凄く美味しかった♪
ご馳走さま！
2012/11/04 更新
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最近この店の近くに越してきた
歩ける距離に美味しい蕎麦屋があるわけだ
嗚呼、なんて素晴らしい事なのでしょう
夜中にその事をふと思い出し
ムフフと低い笑い声を室内に響かせてる変態に最近なりつつある今日この頃
まあそれはともかく、しばらく通うことにした
ここは休日に行くとエライことになる。
例に挙げると
とある日曜に訪れてみたのだが
行列に並び、席に着き、注文し、配膳されるまでかかった所要時間は50分
食事時間も含めたら余裕で1時間以上は必要だろう
蕎麦前なんて洒落込もうなら、エターナルな滞在時間になりかねない。
実際そういう客がちらほらいるから
客の回転および客の待ち時間もありえへん世界へと突き進んでいくのだろう。
ある意味負の連鎖だ
休日の昼時にこの店でサクッと蕎麦をたぐろうなんて
まさにファンタジーの世界でしかあり得ない事象なんだと思う。
のんびりと美味い蕎麦を楽しみましょう
という優雅な時間を過ごしてる方なら問題ないのだが
僕はそうじゃない
近所なんだし、出来るならサクッと蕎麦をたぐりたい
そう思った僕は色々検証した結果
平日の昼、閉店30分前入店という条件で行ってみたら
先客2人、その2人も僕が入った後次々と退店し
ほぼ貸し切り状態で食事が出来た
そこまで空いてなくても良い気がしたけど
空いてないと注文出来ないメニューもあるから良しとしよう
そのメニューとは
だしまき玉子860円なのだ
蕎麦屋のだしまき玉子なんて
美味くない訳がない
ただ、このメニューは混雑時には注文出来ないかもとメニュー表に書いてあったから
出来るだけ空いてる環境の中で頼みたかったのだ。
そして、今正にその状況の中に僕はいた
ただ、だしまき玉子は2、3人前の量らしく
一人客の僕がオーダーしてもいいのか逡巡してしまったのだが、勇気を振り絞って声をかけたら
1人で食べる方も居るから無問題との事なので頼んでみた
だしまき玉子860円は焼き立てホヤホヤでシズル感激ヤバッ！
フワリとだしまき全体から湯気が立ち昇ってる
多めの大根おろしが傍に添えられてる
焼き立てのだしまきからは
たっぷり含まれた出し汁がジワ〜リジワリと滲み出し始めていた。
間違いなく旨味たっぷりな出し汁、それが刻一刻と流れ出す光景を目の当たりにし、嗚呼なんて勿体ないのだろうと激しく思い、慌ててそいつを箸で一口大に割り切り
頬張る。。。ウムム、ヤバい…いやマジでコレは美味い。。美味すぎる
ふわふわとろっとろに口の中で崩れる柔らかいだしまき
噛み締めるとジュワッと滲み出るだし汁の美味さは頬っぺたが落ちるんじゃないかってレベルだ
それに加え、玉子自体のコクが素早く後を追うように口の中に広がっていって
もう…涙が出るくらいに美味しい
その熱々旨旨なだしまきに
醤油をたっぷり染み込ませた大根おろしをたっぷり乗っけて頬張る。。。クゥ〜ホンマ日本人に生まれて心底良かったわ
そんなありふれた感想がドストライクな気にさせる美味さに恍惚となる。
出汁の優しさ、玉子のコク、大根の苦味と辛味、醤油のキレとコク、それらが一体化した瞬間
口のなかは一瞬で桃源郷へとトリップし
気がついたら僕は異世界に飛ばされていた。。イミフ
二八、十割の蕎麦や、天ぷらなんかも別の日に食べたんだけど
それはまた別の機会にお話しします。
ご馳走様でした。