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ヤマハナ (神奈川県)
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1回
昼の点数：4.0
2015/05 訪問
ランチコース5000円
インターネットで一人ランチの予約が可能な人気フレンチというのはとても珍しい。一人を受付していないお店も多いし、電話予約で1日○組までならお一人様もOKというお店もある。気軽に予約できるのはとてもありがたく、また気になっていたお店だったので予約した。2営業日前くらいで予約確認の電話があった。当日、駅からちょっと歩くので散歩がてら向かうと、素敵なお寺のすぐそば。帰りにお参りして帰ろうと思う。とても静かで、素晴らしいお寺だった。予約名を告げると広いソファー席に案内された。クッションがあってすわり心地の良いソファ。堅苦しい椅子席とは異なり、とてもリラックスできるステキ空間だ。席に着くとまずは飲み物を聞かれた。駅から歩いたので暑く、水が欲しかったのだが、とりあえずはノンアルコールカクテルを作って貰うことにする。フレッシュマンゴーのカクテルがあるというのでそれをお願いした。他の席にも同じようなカクテルを運ぶ様子があったので、ノンアルカクテルはこれを勧めていると思われる。カクテルを待つ間にメニューを渡された。とりあえず、5千円の海と大地のコースを選ぶ。プリフィクススタイルだといいのになぁ。と思う。まずはアミューズ。グラスに入った泡の乗ったものは、それなりに美味しかった。が、感動するほどでもない。オレンジのは、日本酒と合わせているらしいのだけど、さっぱりとして程よい甘さで、日本酒の香りがほんのり利いていてとても美味しかった。次にホワイトアスパラのソテー。ホワイトアスパラをメインで食べる機会は初だったのだけど、こちらも美味しかった。パンも出てきて、細くて固いブレッドは焼きたての内に食べたくてガッツきたかったのだけど、お一人様だからと親切に声を掛けてくれ雑談をしてくれるので、食べ時を逃してしまったのが残念。でも、一人フレンチなので失礼を承知で本を持参していたのだが、開く機会は無かった。合間合間に感想を聞きながら間を持たせるように気遣ってくれていたからだ。ホスピタリティはとても良いと感じた。ただ、妊婦さんが下階から階段を登って席に戻るのをエスコートしていたウェイターに対し、マネージャー？らしき人が英語でサポート方法を注意しているのが私の目や耳にもろに入っており、「裏でやっておくれ」とは思った。その外国のマネージャーらしき人は階段を登るときもやや駆け足になっており、私の席からは丸見えだったので、優雅さに欠けるなぁと思った。まあ、必要以上に畏まらず、カジュアルに楽しめるお店だと思えば気楽に来られて良いかもしれない。次に蕪。このお店のスペシャリテだそう。まぁ、美味しいんだけど・・・こういうのって和食の方がいいよね？と言うかこういうのが食べたいなら和食で良いよね？と思わないでもない。もう一度言うが、美味しいことは美味しい。が、スペシャル感は皆無。全体的に軽やかで、日本人の口に合うさっぱりとしたコース。このあたりでマンゴーカクテルを飲み干したので、次をオーダー。フレッシュフルーツだと白桃とアプリコットとクランベリーの用意があるというので白桃を使ってお任せに。マンゴーカクテルはレモンの酸味と炭酸が利いていて、暑い日にもサッパリとマンゴーを楽しめたけど次の白桃カクテルには氷が入っていて、薔薇のシロップが入ったカクテルだった。料理の邪魔をしまくり、ローズシロップ（笑）そもそも、フレッシュフルーツ系の炭酸ドリンクに氷は要らない。（氷の入った飲み物自体が好きじゃない）ローズとかフローラル系の香り苦手。ハーブティとかも苦手。まぁ、お任せなので文句言わないでいたけど、ローズ苦手でも最後まで美味しく飲めたけど、コース料理の中でローズの香りが激しく主張してくるので、バーじゃないのだからそのチョイスはどうよ？と思わざるを得なかった。パンを1つ半食べたところで追加のパンを持ってきてくれた。そういえば、このパンは例の外国人MGらしき人が持ってきてくれたのだけど彼は英語しか喋れないのか、私にも英語で追加のパンいるー？と聞いてきた。思わず選んで置いてもらってから、サンキューと言ったけど、ここ日本だよね？英語に抵抗強い日本人とかだったら減点ポイントじゃないかなー？私は久々に海外来た気分になれたからちょっと楽しかったけども。2種類の角型フランスパンの内、ちょっと甘そうなパンをチョイス。あれ、なんていうんだろうな。周りに麦とかついてて四角いフランスパンみたいなの。このパンが凄ーい美味しかった。パンだけ売ってほしいくらい。バターもほんのり塩気があって、美味しい。全種類食べたい程。次はメインの牛肉。ここでナイフを選ばせてくれた。正直、どれでもいい（笑）柄が違うだけだというので、正直に「どれでもいいです」とお伝えすると、「ではこの3つの中ではどれがいいですか？」と切り返してくれた。最初に出されたナイフは10種くらい。そこから3つに絞って、さらにチョイスを求めてくるのはステキ。個人的にはウェイターさんのこの対応はとても良かった。女性としては選ばせてもらえるのは嬉しいけど、種類が多すぎると面倒になるもので。ちょっとした会話が生まれるので、お客さん同士だったり、ウェイターとお客との話題のキッカケ作りとしてアリかな。この牛肉料理、赤みのお肉が割としっかりとした量出てくる。まぁ、ここまでずっと野菜しか食べてないのでこのくらいの量メインが出てこないと男性には物足りないかも。もう一皿多いコースでも食べられそうなので次回はそちらにしようかなと。5千円のコースでそこそこの量の牛肉なので、肉質はさほど柔らかくない。次回は鶏肉か魚にしようと思う。味はかなり濃い。ちょっとご飯下さい。と思う程度に濃い。このくらい濃くないと、ホタルイカの生臭さが強く出ちゃうのかな？もう少し薄くてもいいような。全体的に、コース料理として楽しんだし、料理は雰囲気が味を決める部分がかなり多いと個人的に思っているので雰囲気の良いこのお店に対する満足度は高いけど、「フレンチのコース」を楽しんだ気にはあまりならなかったな～。創作料理に近しい気分かも。最後のデセールは・・・。あんま美味しくなかった。ビーツ・・・なぜビーツを選んだんだろうな。チョコレート感あんまりないし。バニラアイスは美味しかったけど、他のはかなり微妙。デセールだけでも選べたら良いのに。最後のカフェは日本の紅茶があるというのでそれを選ぶ。コーヒーも好きだけど紅茶の美味しいものはお店で飲む方が良い。”おしゃべりのひととき”とメニューにある通り、お茶とプチフールと共にオーナー？ぽい日本人男性の方がご挨拶かねて雑談に。ウンウンと聞いて、軽く質問に答えて、質問をしているとオーナーは最初のテーブルだからなのか、お一人様だから気遣っているからか、単純にお話好きなのか、しゃべる喋る。壁に背中を預けて立ち話を10分近くしていた気がする。紅茶が冷め行くものの、手を付けるきっかけも掴めずにいると、ようやくプチフールの説明をして立ち去って行かれた。一人での来客に対して、暇を感じさせないようにという気遣いはとてもすごい。比較的アットホームでカジュアルなフレンチだと思う。味としては、そこまでハマるお皿も無かったし、ソファーには食べかす見たいなのが見えたし、お皿が空いたとしても、パン食べたりしてるうちに顔出して感想聞かれたり、料理自体が飛びぬけて美味しい訳では無かったり。残念な点は散見されたけど、また来ようと思えるお店ではあった。これはもう、ひとえにサービス精神によるものが大きいと思う。ノンアルカクテル2杯とお水、5千円コースでサービス料、税込で1万ちょっと。お昼ご飯としてはとても高かったけど、また来て同じくらいの金額なら使ってもいいかな？そんなお店。夜はまた違う雰囲気なのだろうか？メニューが変わったらまた行こうと思う。
2015/05/09 更新
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夜10時以降入店OK
夜12時以降入店可
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家族・子供と
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女子会
合コン
大人数の宴会
接待
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禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
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インターネットで一人ランチの予約が可能な人気フレンチというのはとても珍しい。
一人を受付していないお店も多いし、電話予約で1日○組までならお一人様もOKというお店もある。
気軽に予約できるのはとてもありがたく、また気になっていたお店だったので予約した。
2営業日前くらいで予約確認の電話があった。
当日、駅からちょっと歩くので散歩がてら向かうと、素敵なお寺のすぐそば。
帰りにお参りして帰ろうと思う。とても静かで、素晴らしいお寺だった。
予約名を告げると広いソファー席に案内された。
クッションがあってすわり心地の良いソファ。
堅苦しい椅子席とは異なり、とてもリラックスできるステキ空間だ。
席に着くとまずは飲み物を聞かれた。
駅から歩いたので暑く、水が欲しかったのだが、とりあえずはノンアルコールカクテルを作って貰うことにする。
フレッシュマンゴーのカクテルがあるというのでそれをお願いした。
他の席にも同じようなカクテルを運ぶ様子があったので、ノンアルカクテルはこれを勧めていると思われる。
カクテルを待つ間にメニューを渡された。
とりあえず、5千円の海と大地のコースを選ぶ。
プリフィクススタイルだといいのになぁ。と思う。
まずはアミューズ。
グラスに入った泡の乗ったものは、それなりに美味しかった。が、感動するほどでもない。
オレンジのは、日本酒と合わせているらしいのだけど、さっぱりとして程よい甘さで、日本酒の香りがほんのり利いていてとても美味しかった。
次にホワイトアスパラのソテー。
ホワイトアスパラをメインで食べる機会は初だったのだけど、こちらも美味しかった。
パンも出てきて、細くて固いブレッドは焼きたての内に食べたくてガッツきたかったのだけど、お一人様だからと親切に声を掛けてくれ雑談をしてくれるので、食べ時を逃してしまったのが残念。
でも、一人フレンチなので失礼を承知で本を持参していたのだが、開く機会は無かった。
合間合間に感想を聞きながら間を持たせるように気遣ってくれていたからだ。
ホスピタリティはとても良いと感じた。
ただ、妊婦さんが下階から階段を登って席に戻るのをエスコートしていたウェイターに対し、マネージャー？らしき人が英語でサポート方法を注意しているのが私の目や耳にもろに入っており、「裏でやっておくれ」とは思った。
その外国のマネージャーらしき人は階段を登るときもやや駆け足になっており、私の席からは丸見えだったので、優雅さに欠けるなぁと思った。
まあ、必要以上に畏まらず、カジュアルに楽しめるお店だと思えば気楽に来られて良いかもしれない。
次に蕪。
このお店のスペシャリテだそう。
まぁ、美味しいんだけど・・・こういうのって和食の方がいいよね？
と言うかこういうのが食べたいなら和食で良いよね？と思わないでもない。
もう一度言うが、美味しいことは美味しい。が、スペシャル感は皆無。
全体的に軽やかで、日本人の口に合うさっぱりとしたコース。
このあたりでマンゴーカクテルを飲み干したので、次をオーダー。
フレッシュフルーツだと白桃とアプリコットとクランベリーの用意があるというので白桃を使ってお任せに。
マンゴーカクテルはレモンの酸味と炭酸が利いていて、暑い日にもサッパリとマンゴーを楽しめたけど
次の白桃カクテルには氷が入っていて、薔薇のシロップが入ったカクテルだった。
料理の邪魔をしまくり、ローズシロップ（笑）
そもそも、フレッシュフルーツ系の炭酸ドリンクに氷は要らない。（氷の入った飲み物自体が好きじゃない）
ローズとかフローラル系の香り苦手。ハーブティとかも苦手。
まぁ、お任せなので文句言わないでいたけど、ローズ苦手でも最後まで美味しく飲めたけど、コース料理の中でローズの香りが激しく主張してくるので、バーじゃないのだからそのチョイスはどうよ？と思わざるを得なかった。
パンを1つ半食べたところで追加のパンを持ってきてくれた。
そういえば、このパンは例の外国人MGらしき人が持ってきてくれたのだけど
彼は英語しか喋れないのか、私にも英語で追加のパンいるー？と聞いてきた。
思わず選んで置いてもらってから、サンキューと言ったけど、ここ日本だよね？
英語に抵抗強い日本人とかだったら減点ポイントじゃないかなー？
私は久々に海外来た気分になれたからちょっと楽しかったけども。
2種類の角型フランスパンの内、ちょっと甘そうなパンをチョイス。
あれ、なんていうんだろうな。周りに麦とかついてて四角いフランスパンみたいなの。このパンが凄ーい美味しかった。
パンだけ売ってほしいくらい。
バターもほんのり塩気があって、美味しい。
全種類食べたい程。
次はメインの牛肉。
ここでナイフを選ばせてくれた。
正直、どれでもいい（笑）
柄が違うだけだというので、正直に「どれでもいいです」とお伝えすると、
「ではこの3つの中ではどれがいいですか？」と切り返してくれた。
最初に出されたナイフは10種くらい。
そこから3つに絞って、さらにチョイスを求めてくるのはステキ。
個人的にはウェイターさんのこの対応はとても良かった。
女性としては選ばせてもらえるのは嬉しいけど、種類が多すぎると面倒になるもので。
ちょっとした会話が生まれるので、お客さん同士だったり、ウェイターとお客との話題のキッカケ作りとしてアリかな。
この牛肉料理、赤みのお肉が割としっかりとした量出てくる。
まぁ、ここまでずっと野菜しか食べてないのでこのくらいの量メインが出てこないと男性には物足りないかも。
もう一皿多いコースでも食べられそうなので次回はそちらにしようかなと。
5千円のコースでそこそこの量の牛肉なので、肉質はさほど柔らかくない。
次回は鶏肉か魚にしようと思う。
味はかなり濃い。ちょっとご飯下さい。と思う程度に濃い。
このくらい濃くないと、ホタルイカの生臭さが強く出ちゃうのかな？
もう少し薄くてもいいような。
全体的に、コース料理として楽しんだし、料理は雰囲気が味を決める部分がかなり多いと個人的に思っているので雰囲気の良いこのお店に対する満足度は高いけど、「フレンチのコース」を楽しんだ気にはあまりならなかったな～。
創作料理に近しい気分かも。
最後のデセールは・・・。あんま美味しくなかった。
ビーツ・・・なぜビーツを選んだんだろうな。
チョコレート感あんまりないし。
バニラアイスは美味しかったけど、他のはかなり微妙。デセールだけでも選べたら良いのに。
最後のカフェは日本の紅茶があるというのでそれを選ぶ。
コーヒーも好きだけど紅茶の美味しいものはお店で飲む方が良い。
”おしゃべりのひととき”
とメニューにある通り、お茶とプチフールと共にオーナー？ぽい日本人男性の方がご挨拶かねて雑談に。
ウンウンと聞いて、軽く質問に答えて、質問をしているとオーナーは最初のテーブルだからなのか、お一人様だから気遣っているからか、単純にお話好きなのか、しゃべる喋る。
壁に背中を預けて立ち話を10分近くしていた気がする。
紅茶が冷め行くものの、手を付けるきっかけも掴めずにいると、ようやくプチフールの説明をして立ち去って行かれた。
一人での来客に対して、暇を感じさせないようにという気遣いはとてもすごい。
比較的アットホームでカジュアルなフレンチだと思う。
味としては、そこまでハマるお皿も無かったし、ソファーには食べかす見たいなのが見えたし、
お皿が空いたとしても、パン食べたりしてるうちに顔出して感想聞かれたり、
料理自体が飛びぬけて美味しい訳では無かったり。
残念な点は散見されたけど、また来ようと思えるお店ではあった。
これはもう、ひとえにサービス精神によるものが大きいと思う。
ノンアルカクテル2杯とお水、5千円コースでサービス料、税込で1万ちょっと。
お昼ご飯としてはとても高かったけど、また来て同じくらいの金額なら使ってもいいかな？
そんなお店。
夜はまた違う雰囲気なのだろうか？
メニューが変わったらまた行こうと思う。