3回
2017/02 訪問
今年もこの季節 ふくのぶつ切り
今回は2グループで季節の愉しみ ふく を。美女3名とナイスガイ1名と私おっさん1匹です。
前々からこちらの ふく の話をお話しして居たので、皆さん興味津々でご参加です。
今回もおやっさんに総てお任せです。ビールと梅酒(山崎蒸留所謹製)で乾杯。
美女の前でおやっさん舌好調。厨房に引っ込む時に弟子の私に繋ぎをさせてご満悦。
本日の御品書き 話題のキイワード
海鼠の腸の潮汁 このわた
ほうれん草と椎茸の煮浸し 白胡麻 ほうれん草 椎茸
鯛の昆布締め雲丹まぶし和えと蘇のばっけ味噌添あえ 昆布 雲丹 蘇 醍醐 ばっけ
ふくのお造り(ぶつ切り) 歯応え 味わい
ひれ酒 お酒 ひれ(遠火長時間炙り)
ふくの唐揚げ 縦割り骨付き
鉄ちり 豆腐 ねぎ ふく たれ 卵 雑炊おじや
立春賀状(年末年始多忙の為)
今回おやっさん絶好調で舌好調で、弟子の私が敢えて茶々を入れないのでフルパフォーマンス。
腕も薀蓄も冴えまくり。美女連とご一緒して良かった。
お料理もお話も絶品でしたので敢えてコメント致しませんので行間で。
堪能しました。東京だと一人3万円は下るまい飲み物込12000円は破格。
ご馳走様でした。また寄せて頂きます。
2017/03/06 更新
2016/09 訪問
今年もその季節 松・・・・
やはり久々の訪問。何度かタイミングが合わず断念でしたが、今回はたまに食事を御一緒するご婦人と。
電話予約の際に今年の松茸事情を一くさり。台風水害の影響で入荷が安定しない様です。
相変らずの松本節が冴え渡る。相変らずの大胆な献立と繊細な仕事。
材料もお酒の吟味も抜群。次回はふぐの季節に伺えたら最高ですね。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ なかなかお伺い出来ないまま日が経ちました。ご無沙汰の電話を携帯にさせて頂きました。
何ヶ月振りでしょう。新しいお店の開拓に時間を取られ、月に1~3の外呑みなのに託けて 好永不見 です。
でも、ニュ-ス等で秋の話題が出る頃に成ると必然的に浮かんで来ますこのお店。
去年もこの時期お邪魔した時の事を思い出します。松もとさんだけに・・・・
「松茸を貰ったから鷲の尾(八幡平市西根の銘酒)に漬けてみたけど試してみるか?」
薫り高い魅惑の彩の松茸酒・・・美味かったな~~と言う事で無沙汰のお詫びに甘い物を手土産にして訪問です。
そう言えばまだこちら、UPしてなかったんだ。びっくりです。
いつも通りにぶっきらぼうに一言「いらっしゃ」 でも今日は相方が居るので親切です。
「荷物後ろの席に置いて良いから」と促されてカウンターへ席を占めます。
先ずはビールで乾杯です。土瓶蒸しを持ってこられ杯に一杯目を注いで柚子を一滴「一滴だから」と念押しです。
杯を二人空けると思わず顔を見合わせ・・「これだよね~」 ゆっくり味わいながら蓋を取って松茸と柏肉を食す。
松茸シャキシャキで柏肉がパサ付かない歯ごたえの良いものです。
次に鮑と芋茎のたいたのが運ばれてきました。鮑は炊くと柔らかく成り過ぎますが、適度な歯ごたえを残します。
芋茎はこちらではあまり食卓に上る事がないので、相方に説明しながら美味い美味いと食べ尽くす。
寒く成ってきて河豚の季節になったね、とかヒレ酒の話に成ってヒレを見せて頂いて居るうち「ヒレ酒にしてみる」との仰せ。
御説通り正しくお酒です。今までスープに近い印象だったのに、なるほど3杯でリミットな訳だ。
菜の物のおひたしとふくのぶつ切りが出されます。菊の付け合せと紅葉おろしが添えられて居ます。
菊と紅葉おろしで歓談しきり。偽物の紅葉おろしを楓おろしと呼ぶ事に決まりました。菊の決め手は笊と風・・・
東京でふくの裁きを・京で真の和食をさらに日本中で腕を磨かれた氏の独断上です。ぶつ切りの歯ごたえの見事さ。
薄造りに飽き足らず、ぶつ切りにたどり着いた成果の結実でしょうか。
確かな基本に支えられた何気なさ・・・粋ですネッ。形に捕われず出来る形と言えましょう。一種すがすがしくて、気持ち良いです。
ひれ酒も二杯目けっこう回ります。湯引きの皮も千切りですが、わざと不揃いにしてスダチ醤油が良く絡みます。
さらに、松茸と鰻と蟹と木耳の焼きプリンが運ばれて来ます。上下両面に焦げ目が付き、しかもするっと剥がれます。
相方がしきりにストッカーを覗き込んでいます。彼女の嗅覚は鋭い。何気に置いて有った梅酒の瓶(表書きが只梅酒)です。
氏にお尋ねすると、にやりとされ徐に取り出して私どもの前へ。 梅酒の脇に 山崎蒸留所謹製の小さな文字が。
いつもお世話に成って居る、山崎の冠i・・しかも山崎蒸留所です。裏ラベルにはさすがにサントリーの文字が申し訳無さそうに。
氏のたまわく 結構美味いよ 渋過ぎです。二人声も無く味わいます。甘ったるく無い大人の梅酒です。品が有ると言い換えても。
余りに長文に成りましたのでそろそろ今回分を締めさせて頂き次回にしとう御座います。美味しゅう御座いました。
入り口
松林のもう一つの主役 初茸のおろし
汲み上げ豆腐かぜ(焼き雲丹)添え
お造り かんぱち・鮑・鮃の唐墨仕立て
薩摩焼酎 七夕
薩摩焼酎3代
土瓶蒸し
とりと松茸
万願寺唐辛子揚げ浸し・椎茸・
かげろうの花と山崎蒸留所謹製梅酒
鯛兜・若布・初茸・じゅんさい
2016/09/26 更新
秋の季節が巡り、またキノコの話題が聞かれる時期に成りました。
なかなか伺え無いこちらに 姫 をお連れするのに松本さんにまた無理を。
〆のおじやが食べさせたいと言うのが主眼の本末転倒のふく料理。
ふくのブツは勿論だが松茸御飯も捨てがたい。
取敢えず両食材が旬な事を検索。
松本さんに両方用意して貰えるか予約で確認。
この時期なら大丈夫との事で予定決行です。
当日お土産片手にご挨拶してカウンター。
ビールで始めて姫にこのお店の説明を。
最初に平茸とせりのお浸しで次は土瓶蒸しの登場です。
口開けだけはすだちを御大自ら見本に1滴。
すだちとカボス更にゆずの使い方で一くさり。
土瓶の中の松茸もしゃきしゃきして香りも良い。
松茸最盛期ながら気象異常に因り今年の不作振りを暫くぼやく事頻り。
鮑の酒蒸しが出た所で、呑みを日本酒の 夢胡蝶 に切り替えます。
さて菊としめじの酢の物を挟んでふくのぶつ切りが供されます。
歯触りと独特のふく本来の味を堪能します。鰭酒をいつもの特注グラスで頂きます。
鰭を拘りの仕事で手を掛けて居るので、他では味わえ無い旨さですね。
万願寺唐辛子の煮浸しと鮭の煮付けで一休みです。
無花果の蜜煮も挟んで、ふく鍋で自家製豆腐と葱の旨さも堪能。
更に雑炊と畳み掛けられ、今日も御大に完敗です。
今年も松茸とふくを頂き大満足。
また伺います。御馳走様でした。