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笹身の味噌漬け揚げと椎茸とアスパラのトロロ蒸し?(つきだし)
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鶏スープ(つきだし)
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青森シャモロックお刺身5点盛り
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大信州 純米大吟醸 仕込22号、23号 【酒狂會限定】 ど真ん中
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正肉とぼんちり
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なめろう
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白レバーとハツ
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砂肝
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皮
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椎茸と軟骨
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シャモ肉と野菜の塩煮込み
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ソリ(希少部位)
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青森シャモロック希少部位の首筋とおたふく、南部鶏の笹身梅肉
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手羽元と手羽中の塩焼き
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焼きおにぎり
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【2011/2/13】
地元の荻窪に酉のという旨い焼鳥と地酒を出すお店があると聞きました。
んじゃ行かなければということで早速予約をとって来訪することに…
私は地元贔屓の人間ですので甘い評価になっているのかも
しれませんことをご承知いただければと思います。
荻窪駅北口から徒歩2分程度、商店街に一角に酉のはあります。
お店は小さなビルの2階と3階で2階がカウンターで8席程度で
3階にトイレとテーブル席が少しある程度のこじんまりとした作りです。
喫煙可なので喫煙者がお客にいると非喫煙者には結構きついかも
しれません。排煙機能がお店にないので席によっては煙がモロに来ます。
後述しますが、こちらのお店の日本酒の品揃えは並々ならぬものがあります。
せっかくの大吟醸などのメロンのようなフルーツ香もタバコの煙で
台無しにされることがあります。こだわるなら徹底的にしてもらいたいと思います。
(まぁ禁煙なんて居酒屋を今まで見たことがありませんが…笑)
従業員は店主と店員さん2名で、みんな金のネックレスをかけていて
じーっと見てみると「酒狂會」とプレートに書かれておりました。
家に帰って「酒狂會」とググってみると酒を愛する人々で構成された
グループのようで以下のURLに酉のさんのブログがありますので
店主の熱い地酒にかける思いを参照いただければと思います。
(酒狂會 「酉の」日記 http://blog.10rino.pepper.jp/)
今回は2人で来店して、カウンターに通されました。
実際に調理している姿などを見たかったのでよかったです。
まずは、日本酒を頼もうとメニューを見ると毛筆でビッシリと
書かれた4枚に渡る日本酒のラインナップ。しかもよ~く見ると
酒狂會のPB(プライベートブランド)まであるじゃないですか!!
なんじゃこの酒狂會というグループ。笑
どんだけ影響力持ってるんだよと思いました。
さらによ~く見てみると仕込みの樽の番号ごとにPBはあり、
酒狂會のメンバーが足繁く酒造を通ったんだろうという
痕跡をそこに見ることが出来ました。
ということでせっかくだからということでPBを頼みました。
注文したのはこちら。
大信州 純米大吟醸 仕込22号 【酒狂會限定】 ど真ん中
大信州 純米大吟醸 仕込23号 【酒狂會限定】 ど真ん中
ど真ん中!!!!
もう興奮しまくりでした。純米大吟醸のど真ん中を酒造に作って
もらうことが出来るほどの酒狂會…一体どんな会なんだろうか…
飲んでみると大吟醸の独特のメロンのようなフルーツ香が
ツ~ンと鼻を通り抜け日本酒のキリッとした喉越しがガツンと
喉を潤してくれます。何も腹に入れていなかったのでこの時点で
結構きてしまいました。笑
なんていうかこの時点でこのお店の日本酒に対するこだわりの片鱗を
味わいました。店をよくよく見渡してみると名だたる酒造の瓶が
並んでおりどんだけ店主のお酒に対する愛を感じます。
さて突き出しです。
笹身の味噌漬け揚げと椎茸とアスパラのトロロ蒸し?のような名前
だったと思います。それと鶏スープです。
椎茸とアスパラのトロロ蒸しに関してはまぁ普通かな。
トロロが皿の端で固まっていたので、ちょっと残念なことになっておりました。
笹身の味噌漬け揚げも突き出しとしては普通だと思います。
鶏スープも極めて平均的な味です。
ん~ちょっと拍子抜けかなぁとこの時は思いました。
まぁ突き出しだし、この後が本番でしょ!と。
まずは、お刺身5点盛り(青森シャモロック)と焼鳥7点盛りを2人前注文しました。
厨房に店主を含め2名、給仕に1名という最小限のメンバーでお店を回して
いるせいか、注文するタイミングにこちらが結構気を使う状況です。
サービスの向上を図るならもう一人雇用するべきだとは思います。
終始、給仕の兄さんがてんてこ舞いで動き回っており「忙しないなぁ」と
感じました。そういうわけで日本酒の注ぎ方が非常に雑でした。
店主を含めた厨房の二人は物凄い愛想がなくぶっきら棒に返事をして注文しにくかったです。
また、常連さんもかなり多いようで来るお客さん来るお客さん断っている
くらいの盛況振りでしたが半分以上は、お客さんのお名前で店員さんが
お断りしておりました。これは食べログで他の方がレビューに書いてある通りでした。
が…こちらが気を使う要素はかなりあったもののイライラするようなサービスは
特に見受けられませんでした。とは言えサービスは受ける人間の気持ちに
よるところが大きいのでなかなか難しいところがあるのかもしれません。
一番残念だったのが店を出る際に店員さんからは「ありがとうございました」と
挨拶をいただきお見送りまでしていただいたのに対して店主からは一言もなし。
他の方のレビューにありましたが、店主に客が合わせるタイプのお店ということに
大変納得いたしました。
他の方のレビューにある店主のおしゃべりがなければ完璧などと
書いてある点についてですが、全くといっていいほど無口でした。
常連さんがいなかったから喋らなかっただけなのか
食べログを見て「こんなこと思われてるんだ。直さなきゃ」と思ったのかは
分かりませんが、どこがお喋りなの?というくらい寡黙でした。
しばらくしてからお刺身5点盛りがやってきました。
美しいガラスのお皿に盛られたお刺身はもうそれだけで旨いんだろうと
感じさせてくれるには十分なものでした。
まずはモモのお刺身からいただきました。モモの歯ごたえを口いっぱいに
感じ取ることが出来るくらいの力強さがありシャモはやっぱり肉の歯ごたえを
感じさせてくれるなぁと思いました。美味しかったです。
砂肝のお刺身は一般的な砂肝の硬さよりは硬くなくシャリシャリとした歯ごたえを
味わうことが出来ました。スネと笹身はまぁ標準的な美味しさかな。
レバーのお刺身は牛レバーほど硬く臭くなく、柔らかい中にもレバーの旨みを
感じさせてくれるだけのものがありました。
次に正肉とぼんちり(ぼんじり)の焼鳥が来ました。
ぼんちりと言ったら尾の部分ですので普通は脂がたっぷりで柔らかいと
いうのが印象的ですが、ここのぼんちりはぼんちりなのに歯ごたえを
併せ持つというありえないぼんちりでした。美味しかったです。
正肉もジューシーなお肉の味を堪能することが出来ました。
ついでなめろうが来ました。
ここのなめろうはお味噌と酒粕を混ぜ込んだものとメニューに書いてあり
酒粕の香りが結構するのかなと思いましたが、味噌がうまく鶏肉をまとめて
おり、鶏の甘みを味噌が引き出していてものすごい酒の肴としてあってました。
次にきた白レバーとハツの焼鳥。
これがとんでもない代物でした。一言で言えば旨過ぎる!!!!!
それに尽きると思いますが、それでは伝わらないので…
白レバーは、とにかく柔らかいです。それこそ柔らかい綿を噛んでいるのでは
ないだろうかというくらいです。普通のレバーは適度に噛み応えがあると
思いますが、ここのレバーはマシュマロのような柔らかさがあるのです。
今日一番のヒットでした。次にハツの焼鳥です。ハツも普通のハツは
結構な噛み応えがあると思います。しかし、よく叩いてあるのか下処理を
しているのか素人の私には全く分かりませんが、とにかく柔らかいのです。
しかし、その中にも適度な噛み応えがあって肉の旨みを噛めば噛むほど
堪能できるという一品でした。
砂肝の焼鳥はまぁ普通ですかね。
皮の焼鳥についてです。皮が嫌いという人は多いと思いますが、こちらの
焼鳥の皮を食べたら多分そんなことは言わなくなるでしょう。余分な脂が
全て抜け落ちており皮独特のゴムのような感触が全くありません。
皮というよりは肉です。うん、肉です!
次に食べたのが連れが頼んだ椎茸と軟骨です。
この椎茸が絶品でした。なんだろう…こういうお店で食べる椎茸ってほんとに
ハズレがありませんよね。椎茸嫌いな人が食べたら間違いなく椎茸好きに
なる一品で醤油が少量たらしてあり炭火の香ばしさと醤油の香ばしさを
しいたけに重ねて味わうことで相乗的な美味しさを堪能できるのです。
軟骨は、普通のお店の軟骨と比べてとにかく軟骨の力強さと噛み応えを
堪能できる一品でとても美味しかったです。
シャモ肉と野菜の塩煮込みに関してですが、これがまた尋常じゃないくらい
美味しかったです。だいこん·にんじん·ごぼう·鶏手羽·鶏肉が塩スープで
よ~く煮込まれていて野菜にその旨みが染み込んでいて噛むごとに
スープの旨みが口の中に溢れて来て幸せな気分になれます。
特に大根がこのスープの肝になっていると思います。絶対に頼むべきかと思います。
次にソリの焼鳥です。
希少部位ということでしたが、まぁ普通の味ですかね。
決して突出して美味しいとは思いませんでした。
焼鳥の最後は、シャモの首筋、おたふくと南部鶏の笹身梅肉です。
こちらの3点もまぁ普通かなぁ~。美味しいことは美味しいですが
白レバーのインパクトを味わってしまった後ですので…
手羽元と手羽中の塩焼きについてですが、こちらは希少部位ということで
お値段も若干お高めです。普段食べなれている手羽と比べると尋常じゃなく
美味しいですが、お値段の設定を考慮すると頼まなくてもいいかなと思いました。
最後に焼きおにぎりを食べました。こちらの焼きおにぎりが今まで食べた
どの焼きおにぎりよりも美味しかったです。ほどよく炭火で焦げがついた表面を
食べると中のお米がふっくらと顔を出し、崩れてきて醤油の香りがほどよくついて
もう1個頼もうかなと思いましたが、お米が切れてしまったようで注文出来ませんでした。
2人でお酒を6杯と以上のものを食べて14000円でした。
お酒の品揃えが凄まじいものがありますのでそのうちお酒のお値段が
大体6000円弱といったところです。初めてのお店でちょっと美味しかったので
ちょっと調子に乗りすぎました。少々食べ過ぎたなという感覚が強いので
もうちょっと抑え目に食べればお一人様5000円以内に収まると思います。
ひとつ注意事項としてこちらのお店ですが、品切れが尋常じゃなく早いです。
18時30分~20時30分までいました。この時間だと1回転目だと思いますが、
トマトの焼鳥やご飯もの(雑炊や焼きおにぎり)がこの時点で売り切れていました。
このお店の良さを堪能したいのであれば一回転目で予約をきっちり入れておくと
よいと思います。
サービスや雰囲気はともかく出しているものは本物ですので再訪すると思います。
また日本酒だけでなく焼酎も百年の孤独など超有名銘柄がかなりありました。
(もちろん定価ではなくプレミア価格がついての提供ではありましたが…涙)
ごちそうさまでした。