cocochabellさんが投稿したロオジエ（東京/銀座）の口コミ詳細

私の一足早いクリスマスに友人が付き合ってくれました。
場所は、並木通りのロオジエ。
友人は、もう何十年もこちらに通ってらっしゃる方で、とっても大切にされてるお店なのです。

普段よりおしゃれして並木通りを闊歩する、こんな非日常も素敵なことですね。

いつもの（まだ3回目で「いつもの」は厚かましい） 特等席を予約してもらっています。

友人もアルコール弱いので、いつもの通り、ノンアルコールのシャンパン風をいただきます。
気分はお酒です！


■アミューズブーシュ
今回はクリスマスツリーを象った小さないろいろがあって、もう‥可愛いの一言ですね！
手でいただきます。

■シトロンノワール香る三陸産帆立貝のマリネ
シトロンキャビア
青りんごのジュレ
オシェトラキャビア
キャラメリゼした帆立貝のジュ

クリスマスリースのよう！
そして、（何十年来の顧客である）友人の苦手を周知されて、別バージョンの色違いが出てくるのもすごい。真ん中に伊勢海老のソース。

■宇和島産甘鯛の鱗焼きパースニップのムースリーヌ
人参のフォンダン
タヒチ産バニラ風味のクリュスタッセソース

鱗焼きの香ばしさはもちろんですが、これにバニラ風味のソースを合わせる斬新さ！


■北海道産鹿ロースのロースト
もも肉のブーダンノワール
紫キャベツ カシスとクランベリー
バターナッツかぼちゃ
マダガスカル産ワイルドペッパー香るソースポワブラード

鹿ロースは牛肉の赤身のようで旨味がギュッと。
ソースも素晴らしいんです。
そして、わたしはフレンチでブーダンノワールをいただいたことがなかったんですが、初のチャレンジ！（フレンチではなく、フランス展でカミヤさんのクレープで、ブーダンノワールいただいてました）
友人も少し気にしてましたが、お尋ねすると、気にならないような調理になっているとのことで。
はい、本当にそうでした。
クセがないので大丈夫です。
ソースでまた美味しくいただけました。

まぁ‥牛肉のほうが好きといえば好きですが、
そんなにいただくチャンスもないので、最上級のお店でブーダンノワールいただけてよかったです。

パンもいつものいろんな種類をお出しいただきます。あの〜丸いの4個割の、必ず残ってしまうんですよね‥もったいない‥←

そしてここから、デザート3部作が始まります。

■プレデセール
「こんなに小さいの、どうやってつくるのかしらね〜」って、いつもこんな話 笑
そして、二人とも、4つのお菓子、食べる順番が一緒で、「やっぱりそうよね？！」って盛り上がります。
小さいのにしっかりと美味しくてびっくり。

そして大きい器の方は、

■柑橘類の1皿
柑橘だとお料理のあとでもスッキリといただけてよいですね。
バジルのソルベもいい。
この可愛い器、資生堂の花椿を象った有田焼のオーダー品と伺いました。つや消しの白がすっごく素敵です。

■フリヤンディーズのワゴン
最後はこれですよね。
一番最初は、「わぁ〜！」と声が出ましたが、今はもう、わかってますからね。
それでもやっぱりこのワゴンが来ると胸が高鳴ります。欲張ってたくさんいただいてしまいます。

チョコレート系をいただいてますが、今度、パートドフリュイもいただきたいです。

■カフェ
デザートの内容をお聞きして、今回は紅茶をお願いしました。茶葉を選ぶことができます。

・ランチコース 22,000円
・ノンアルコール カクテル
・炭酸水
合計 27,160円

合間合間で、スタッフの方々がお話してくださり、それもまた楽しみです。
内堀総支配人さん、いつも笑わせていただき、それでいてお客様との距離感も一定に保つ応対、本当に素晴らしいです。
楽しく美味しい時間を過ごさせていただける最高の空間です。
そして、こんな素晴らしいお店で、このお値段でいいのかしら‥と思ってしまいます。
（ワインたくさん飲む、とかもなくて、申し訳ない‥）
ありがとうございます、と感謝の気持ちでいっぱいです。
こんな素晴らしいお店だから、もう何十年も通う顧客の方々がいらっしゃるんですね。
お店の方全員が楽しく過ごしておられる姿を拝見するのも、幸せな気持ちになります。

そして、テイクアウトでお願いしていたアントルメ。前回と同じく予約しました。
こちらは、デザートの一番始めにテーブルに出していただき、お写真を撮ってくださいます。
私も友人と一緒にパチリ！
そしてあとは、帰りに渡していただけるんです。
保冷バッグも持参しなくていいんです（いつもスイーツ活動では保冷バッグと保冷剤持ち歩きますが、スイーツ活動とは違いますからね）。
ロオジエの保冷バッグも、2つめになりました。

■フォレノワール（アントルメ12cm） 10,500円

ロオジエのフォレノワールは、ムースタイプ。
珍しいですね。
これはとっても満足する一品でした。
キルシュをビシッと効かせた生地と大粒なチェリーがゴロゴロ。
底はジャクジャクのヘーゼルナッツ、チョコレートムースは固めなのに口溶けがものすごくよくて。
真ん中にチェリーのジュレ。

たしかにお高いです。
12cmなら一人ですぐ食べ切れる大きさですから。
でも、やっぱり流石ですね。
食事のときに出してくださるパフォーマンス込みのお値段ですから。
注文する価値あります。

あ〜
今年の私の（ちょっと早い）クリスマスも、思い残すことない、最高に楽しく美味しく過ごせて満足です。

2回目の訪問。
優雅で素敵なホスピタリティ溢れたこの空間に、また行くことができました。

9月に入ってもまだまだ暑さ和らぐことなく、
予定していた長袖のワンピースではなく、夏の衣装としました。
こうして、ちょっとおしゃれして並木通りを歩くの、たまにはいいですね！
福岡時代はパンプスばかりの生活でしたが、上京してから、持ってなかったスニーカーを買ってパンプス履くことがめっきりなくなったんです‥。

前回ご一緒いただいた友人に予約をお願いしておりました。
今回はアントルメの持ち帰りも事前にお願いしました。

到着してお席に通されます。
前回と同じく、特等席でした。

飲み物は、ノンアルコールのカクテルをお願いします。


■アミューズブージュ
ガラスの器を逆さまにして使ってる。（前回説明いただいてました）
もう‥最初から可愛いんです！
ガラスの器ですから、小さいアミューズの影がまた可愛くて！
気軽に手でいただきました。

そして、とうもろこしのスープ。
こちらは青森県産 郷のきみ ゴールドラッシュを使用とのこと。甘い〜！
でも、ただ甘いコーンスープではないんですよね。
この味の深みはなんだろう‥（わかりません、美味しいということのみわかる）
そして、セットで付いてきたとうもろこしのフィナンシェ。焼きとうもろこし味でしょっぱい系です。形もとうもろこし！

パンには、バターとオリーブオイル、両方出してくださる。
バターのお皿は、初期のロオジエのもので、今の他のお皿と違うのだと、友人が教えてくれます。
初期の柄のお皿は、今はジャックボリーの方で使われています。（ジャックボリーの閉店、残念ですね‥）

■北海道産毛ガニ
グリエした茄子のババロア 赤紫蘇のジュレ
葡萄の軽いマリネ
クリュスタッセのクーリと紫蘇のエミュルション

毛ガニ〜！旨味をすごく感じました！
茄子のババロアというのは、んー私の好みといえば、茄子は焼き茄子最高、の庶民ですので、茄子使わなくても、という気がするのですが、美味しくないということは決してないです。
周りの赤紫蘇のジュレも丁寧に作られてますね。
素敵ですね。

■宇和島産甘鯛のうろこ焼き
夏野菜のナージュ仕立て マリーゴールド

うろこ焼き、素晴らしいですね、パリッパリ。

■熊本県産あか牛のリブロース
錦糸瓜のスパゲッティ〈バジル トリュフ パルメザン〉
ペタルエシャロットのファルシ
コニャック香るジュ

錦糸瓜は、パスタに見立てて味付け。
あか牛はリブロースなので、油っこくなくてしっかり肉の味わいが楽しめます。
ソースはフォンドボー。あとでかけてもらいます。これまた美味しい！

私、最近ずっと、鴨肉美味しいなーと思って、鴨肉が好きなんだ、と自分で思ってましたが、やっぱり牛肉ですね！ 外食で牛肉が出るコースはお高いから、普段にいただくコースだと、あまり出てこないですもんね 笑
やっぱり牛肉最高だ！
そして、ロオジエが最高だ！
としみじみ感じていただきます。

美味しいお食事でした。
そしてデザートです。まだまだ夢の途中。

■ガトーフレーズ
なんと！テイクアウトでお願いしていたガトーフレーズ、ここでお席に出してくださり、見せていただけます。お写真も撮ってくださる。こんなのもうれしいサービス。

幸せを呼ぶてんとう虫が乗った、可愛いいちごのショートケーキです。
この時間に合わせて、シェフが作ってくださるそうで、出来たてなのだそう。
内堀支配人が説明してくださいます。
デセールのシェフももちろん超一流ですね。

ここでは、（お腹いっぱいで）食べれないので持ち帰ります、という建付けのケーキです。

■プレデセール
マンゴー、黒糖、黒ビールのソルベ
黒糖と黒ビール、おお！美味しいです！
マンゴーは完熟♡

■フリュイルージュの彩り
〈ビオレッタ ヨーグルト いちごのソルベ〉
赤いフルーツ大好き！
赤いソースをあとで入れてくれます。
ヨーグルトでさっぱり。フルーツの酸味もいい。

■フリヤンディーズのワゴン
さーて！いつもの最後の！
「好きなだけどうぞ」

もう大満足なのだけど、このワゴンか運ばれてくると、「えっと‥」と選び出す私‥。チョコレートは、やはりロゴ入りを頼んでしまいます。
どれも美味しいですね！

■カフェ
コーヒーをお願いしました。
このコーヒーカップも店名入りですてきなのですよね。

あっという間に過ぎる夢の時間。
スタッフ総出で、素敵な会話をしてくださり、楽しませてくれる。
美味しいお料理はもちろん、この気遣いこそが、ロオジエの魅力なのですね。

そして、今回は、持ち帰ったケーキを家でいただきました。
夢の空間とは雲泥の差になりますが、それでも、なんの気負いもないおうちカフェもまた、いいものです。

12cmのアントルメ、10,500円ですからね、やっぱりわたしにはお高いものです（たぶん普通に皆さんお高いと思うレベル）。

ロオジエの白い紙袋のなかには、白い箱が入っていて、友人が用意してくれたメッセージプレートが！
うれしい！
そして、ロオジエ特製キャラメルも3つ入っています！
ケーキ本体ですが、この季節なので、いちごは甘くはないですが、生クリームとジェノワーズが素晴らしいんです！これは食べたことがない美味しさですね。生クリーム、コクがあってミルキーで濃厚なのにくどくなくて、不思議ですね。
よそのお店のはコクがあって重たいですよね。
私はコクがある方が好きなので、それでよいとおもっていましたが、ロオジエはなんというか‥すごい、美味しい。
ジェノワーズもしっとりもちもちです！
やっぱり素晴らしいケーキですね。
12cmで10,500円、普通のケーキ店ならお高いと思うでしょうが、お店でのパフォーマンスつき、そして出来たてをいただける、という特典ですからね。
内堀支配人は、翌日馴染んだのも美味しい、でも当日の出来たては、それはそれは美味しいですよ、と言われてました。
はい！本当に。
あのデザートの時間にあわせて作っていただいてる、というのもすごく感動しました。

■ランチコース 22,000円
■ノンアルコール ドリンク
■ミネラルウォーター
■サービス料
■ガトーフレーズ（12cm）10,500円

合計 37,660円

人を感動までさせるサービスってなかなかできないものですよね。
でもここには、そのスペシャリストが揃っています。

いつか行ってみたい、日本屈指のグランメゾン。
その夢がついに叶いました。

上京してからできた友人が、長年通っているお店だったんです。
予約していただき、ご一緒させてもらいました。

予約は、3ヶ月前からなのだと。
コロナ明けで、以前のように予約困難なお店に戻っているそうです。

3ヶ月‥長いなぁと思っていましたが、バタバタと日常生活が過ぎて、あっという間にこの日を迎えました。

入店すると、友人はすでに待っていて、二人でお席に案内されます。
あらー、一階が入り口で、地下がお席なんですねー。吹き抜けですね〜。
キョロキョロしてしまいます。

お店のど真ん中には、クリスマスツリーが逆さまになっています。こんな斬新な発想 素晴らしいですね。ダニエルオストさんの作品だそう。

お店の方々は、もちろん丁寧ですが、過度にうやうやしいわけではなく、田舎者の私がキンチョーしないように、フランクに話していただいて、素晴らしい接客ですね。

そして、友人の好みなど、内堀支配人をはじめスタッフの方々みんなが覚えていらっしゃる。もちろん長年通っている常連さんなのでしょうが、美味しいお食事に、ちょっとした会話が素敵なんです。
うれしいですよね、こんなの。

友人はお酒弱くいつもノンアルコール。
私も、ノンアルコールのロゼワイン仕立てをいただきました。

もう、感想とかなんとか、ではなく、
総じて「素晴らしく美味しいです」しかないです。

そうそう、スイーツ大好きな私に、「デセール3部作」とは！
もう、幸せの絶頂でしたよ。
こんなに素晴らしい空間、接客、お食事。
これだと、お値段お安いくらいでは、と思ってしまいました。

他のお客様方も、お上品なマダムとか、常連の方々の様子です。
この日、社交界デビューの気持ちで伺った、初めてのロオジエ。
とてもいい時間を過ごさせていただきました。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ランチ 22,000円のコース
■アミューズブーシュ

■北海道産毛ガニ コンソメオマールのムースとキャビア・オシェトラ
ヴェルヴェンヌ風味の青リンゴのジュレ レモンオイル香るサラダ菜のクーリ

■カブを纏った長崎県産クエのヴァプール
ユリ根とフレッシュハーブ サフラン風味の貝類の取り合わせ
ソースシャンパーニュ

■ブルターニュ産仔牛のロティ
ブレゼした「てんけいこ」のファルシィ
キャロットのフォンダン
シトロンコンフィとマジョラム香るジュレ

■チーズのワゴン（友人）

■デセール3部作
①プレデセール
②「シャンピニオン」マロンとフランボワーズ
③フリヤンディーズのワゴン
カフェ

※友人は ミルフィーユ バニラアイス添え
私に見せてくれるために別のものを頼んでくれたようです。