グルマンじゅんさんが投稿したブーケ・ド・フランス(東京/六本木)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

上尾の「すしやのたい悟」店主が大間天然本鮪の中落ちを掻きだしているところ♪

メッセージを送る

この口コミは、グルマンじゅんさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

ブーケ・ド・フランス六本木、乃木坂、六本木一丁目/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.7
1回目

2012/01 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

シェフの奥様と話しながらの食事は本当に楽しい

平成24年1月、東京駅グランタでのイベントに参加したあと六本木
に出て、接客良い・・・もちろん料理も安定しているフランス料理店が
あると聞いていたので、ランチでお邪魔しました。

まずアクセス、メトロの六本木駅からは歩いて5分もかからないのですが
六本木7丁目、旧麻布竜土町界隈はまだ木造一戸建てやタバコやが残って
いて、近くに六本木ヒルズはミッドタウンがあるとは思えない地区です。

電話で予約したのですが、とっても感じのよい電話応対で味に期待がもてる。
ビルの2階に店はあり、一階のアプローチからして素敵です。

奥様の原田さん、フランス料理やワイン、その他多くの知識の引き出しを持った
女性で、それらの知識を出しすぎずに、絶妙な接客をする。
慇懃無礼にならず砕けすぎない・・・こんな接客はありそうでなくて、近所の知り合い
と会話している感じです。原田さんファンになってしまう人も多いそうです

コースはプリフィクスでランチは¥2800、¥3500、¥4500の三種類で品物に
よっては+料金のものもある。

¥2800はお決まりですが、¥3500で前菜、魚か肉の二皿、¥4500で前菜、魚
肉の三皿で構成、それぞれにはアミューズ、デザート、コーヒー、小菓子がついて
いる。
三皿なら肉が二皿以外なら、どこから選んでもOKだったので、前菜→前菜→肉料理
の構成でオーダーしました。

以下はいただいた料理

アミューズ:豚肉のリエット

前菜:たっぷり野菜のギリシャ風マリネ(野菜のエチュべ)

前菜2:フォアグラと栗を入れたブータンノアールのテリーヌ仕立て

肉料理:熊本馬肉のタルタルステーキ、熱々のポンムフリット添え

チーズ:マンステール・リバロ

デザート:チョコレートケーキ、カラメルのアイスクリーム、プディングカラメル

飲み物:コーヒー

小菓子:マドレーヌとグレープフルーツの皮の甘煮

グラスワインは全て¥800で8種類用意されている、一杯が5,5杯取りだそうで
普通の店は7杯取りだから、たっぷり注がれたという感じです。
半量での注文もOKで、ボトルの11杯取り、この場合¥450です。

以下はいただいたワイン

白ワイン:ブルゴーニュ白、ソービニヨンブラン(一杯分)

白ワイン:ロワールの白

白ワイン:アルザス白、ピノグリ

赤ワイン:ボジョレー村名(フルーリー)、ガメ

赤ワイン:ブルゴーニュ赤、ピノノアール

赤ワイン:コート・ド・ローン、グルナッシュ、カリニャン

赤ワイン:ボルドー赤、カベルネソービニヨン、シラー

以上、最初のソービニヨンブラン以外はすべて半量グラス¥450でいただきました、
半量といっても通常の店のグラスワインより少し少ない位です。
この価格設定は良心的です。

さて、料理ですがどれも素晴らしい!!!!!

前菜一皿目(冷製)、

野菜のギリシャ風マリネ(エチュべ)

フランス料理の古典で、コリアンダーの香りがエキゾチック、人によっては蒸煮
しただけの料理でつまらないと言う方を見受けますが、
野菜1つ1つに手をかけたこの料理はラタツイユとともに無くてはならない料理です。

前菜二皿目(温製)

フォアグラと栗入りブータンノワールのテリーヌ仕立て

ブータンノアールをソーセージではなくテリーヌに仕立て、中にソテーしたフォグラ
と栗を入れたものです。栗の食感良く、フォアグラもタップリ脂がのり良質で、
もちろん本体のブータンノアールも豚の血入りの意味が良くわかる味です。
しかし、豚の血液を取ることが日本では検疫の関係で出来なくなる見たいです
今現在、食材業者や店にあるので終わりのようで、ブータンノアール好きの人は
今のうちに食べておいたほうがよいとのことでした。

肉料理(冷製)

熊本馬肉のタルタルステーキ、熱々のフライドポテト添え

珍しくメインに冷たい料理をオーダーした、馬肉のタルタルに目をひかれたから
です。ピクルス、ケッパー、玉葱などで味付けした捏ねた馬肉をステーキ型に整え
メルバトーストで食べる。久しぶりの生肉・・・・例のユッケ問題から牛生肉はぜんぜん
見なくなってしまった。唯一、法律で認められた馬肉しか現在は生で食べられない。
牛の赤身肉よりすっきりした熊本産馬肉は素晴らしい味でした。付け合せの
アンディーブサラダも程好い苦味で、馬肉との相性は抜群でした。

その後のチーズは、ウオッシュタイプで、最高に熟成したものと、リクエストしたら
マンステール(正確にはAOCではないのでマンステールは名乗れない)と、リバロ
の超熟成で、クサヤの匂いに近いくらいの強烈な香り・・・琥珀色みたいになって
まして、私はここまで熟成したチ-ズは初めて食しました。

この後、デザート→コーヒー→小菓子と続いたのですが、どれも標準以上です。

今回はグラスワインだけでしたが、4人くらいでいった時はボトルで色々と楽しみたい
凄く充実したワインリストを見て、そう思いました。
中でも珍しいシャンパーニュのスティルワイン「コトー・ド・シャンプノワーズ」が数種類
あったので次回飲んでみよう!!

楽しい午餐でした、ご馳走様です。

  • 野菜の蒸煮ギリシャ風(エチュべ)

  • ずらり並んだ8種類のグラスワイン、半量でもOK

  • ブータンノワール、フォアグラと栗入り、テリーヌ仕立て

  • 外苑東通りから店方面へ降りていく坂道

  • 店近くに残る自宅軒店舗だったラーメン店跡地

  • 奇跡的に再開発をまぬがれた民家

  • お店の外観・二階にあります

  • 店外の案内板

  • 店外の案内板・2

  • 店内テーブル

  • ブルゴーニュ白・ソービニヨンブラン

  • アミューズ・豚肉のリエット

  • バゲットとバター、熱々で色が黒い

  • 野菜の蒸し煮ギリシャ風(エチュべ)のアップ

  • ロワールの白ワイン

  • アルザスの白ワイン(ピノグリ)

  • ブータンノアール、フォアグラと栗入り、テリーヌ仕立て・2

  • ボジョレー地区の村名ワイン「フルーリー」・ガメ

  • ブルゴーニュ赤ワイン・ピノノアール

  • 馬肉のタルタルステーキ

  • 馬肉の付け合せ・熱々のフライドポテト

  • 馬肉の付け合せ・メルバトースト

  • 赤ワイン、コート・ド・ローン(グルナッシュ、カリニャン)

  • チーズ盛り合わせ、手前が超熟成のウオッシュタイプ

  • 赤ワイン、ボルドー(カベルネソービニヨン、シラー)

  • デザート盛り合わせ

  • コーヒー、クリーム、砂糖

  • コーヒーのアップ

  • 小菓子

2012/01/10 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ