レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
2回
2019/12訪問 2020/04/16
2月の土曜のお昼に予約をして、ランチに伺いました。
およそ3年ぶりの来店でしたが、こちらはなんと3月22日で閉店してしまったとのこと。
その前に行くことができてラッキーでした。
ミシュランの星を獲る前後に二度伺ったことがあるんですが、目にも舌にも驚きを感じるような素晴らしい品々が出てきた記憶があります。
それから3年経って、当時は余裕があった席も満席で、人気店になられた様子が窺えました。
ランチの内容は、以前とあまり変わらないお得な価格のままなのは素晴らしいと思いましたが、3年前より味や見た目の感動がやや薄れたような…
価格に対して非常にお得なランチであることに変わりはありませんでしたが。
閉店したと知ってディナーにも伺っておけばよかったと後悔しましたが、ウェブの情報などによるとシェフには新たな構想があるらしいので、記憶にある素晴らしいお料理をまた頂けるのを楽しみに待とうと思います。
寒風が吹きすさぶ12月の土曜日に、ランチに伺いました。
住宅街の方に少し入った、静かな場所にあるお店です。
¥3000のランチコースをお願いしました。
ドリンクはグラスの白を頂いたんですが、最後に蜂蜜の香りがわーっと広がるこのワインがものすごく美味しくて!
(ジュラのシャルドネとのこと)
お料理への期待が高まります。
まず運ばれてきたアミューズは、黒いプレートに赤い紅葉の葉が映えてとてもオシャレ。
ガラスの器やスプーンの形も凝っていて素敵で。
黒炭入りの黒い生地のシューはリエット入り。
サクサクでとても上品で上質な味の、美味しいシューでした。
ムラサキイモのチップが浮かぶスープ(おそらくサツマイモのスープだったと思うんですが、ちょっと記憶が曖昧で…)もほんのり甘くて、幸せを感じる美味しさでした。
次に運ばれてきた栗のスープにはほうじ茶のムソーズ(「泡」という意味らしいです)が浮かんでいて、お皿の縁に散らされたナッツやクルトンを加えながら頂くんですが、これがとっても良く合う組み合わせで。
こちらも上品で繊細な味わいの、美味しいスープでした。
パンもとても美味しかったので自家製なのか聞いてみたところ、宇都宮にある本店の2Fのベーカリーで焼いたものとのことでした。
お腹いっぱいになってしまうかもと思いつつ我慢できず、お代わりを頂いてしまったんですが、そうしたら今度は別の、クルミ入りのパンが出てきて!
ほんのり甘いこちらのパンも、とても美味しかったです。
次に出てきたのはブリのタルタルの上に季節の野菜が載っている一皿。
野菜自体の味がとても美味しかったので、シンプルでさわやかなドレッシングだけで野菜そのものの味を楽しみながら食べたくて、手前にある味噌の風味を感じる黒いソースを全部使いきれず、もったいなかったです。(蕪や大根、牛蒡などの根菜系の野菜にものすごく合いそうなソースでした)
下に隠れているブリのタルタルの方には長芋(山芋だったかも?)が入っていて味も食感も良くて。
上の野菜はさわやかでフレッシュ、下のタルタルはちょっとリッチテイストで、とてもよいバランスの一皿でした。
メインは肉か魚か選べます。
「大和ポークのロティ」も美味しそうだったので迷ったんですが、「石川県能登産鰆のポワレ バルサミコ、ケッパー、コリアンダー」の方にしました。
こちらも出てきた瞬間に「おおっ!」と思ったほど美しい一皿で。
ソースの黄色や紫色の白菜、バルサミコで描かれたラインなどが、まるでオシャレな絵のようで、食べる前に目でも心から楽しませて頂きました。
味の方は、使われてる野菜がやはりとても美味しくて!
その野菜とフワフワに焼かれた鰆とソースとがとてもよく合っていて、美味しく頂きました。
美しい盛り付けはまだ続きます。
デザートは「洋ナシのコンポート」と書いてあったので、洋ナシがポんと載った一皿を何となく想像していたんですが、その想像を見事に裏切る一皿が登場しました。
洋ナシと一緒にムースやアイス、そして上にはココナッツミルクのメレンゲが載っているという凝り方で!
見た目が美しいだけでなく色んな味が楽しめる、とてもハイクオリティーなデザートでした。
食後のドリンクに選んだ「焙煎かりがね茶」(「春眠」奈良県)にも小菓子が付いているという、最後まで御もてなしの心にあふれたコースでした。
スタッフの方の感じもとても良くて、建物の外観や内装もハイセンスで客層も落ち着いた感じで、そして何より、目でも舌でも楽しめるお料理が素晴らしくて。
素敵なお店を見つけました。また伺いたいです。
ごちそうさまでした。
2位
1回
2016/07訪問 2016/10/20
島根旅行中に伺った素晴らしいお店がこちら。(すっかりアップするのを忘れてました。)
創業120年の老舗旅館「皆美グループ」のお店とのことです。
7月のことでちょっと時間が経ってしまったので、写真メインでレビューは短めで。
だいぶ前になりますが、老舗らしいサービスと店構え、そしてお料理も申し分もなく美味しかったことはよく覚えています。
友人が予約をしてくれて、日曜の昼食に伺いました。
庭園に面したテーブルがちょうど空いたとのことで、用意ができるまでロビーのソファーで少し待ってから、大きいガラス窓に面した広々としたテーブル席に案内されました。
自分は鰻まぶし御膳を、友人夫妻は鯛めしと鯛茶漬けの御膳を頂きました。
行きつけのお店が無くなってしまってから美味しい櫃まぶしが食べられるお店をなかなか見つけられず(うな重はあっても櫃まぶしはめったになくて)、ずっと食べる機会がなかったんですが、やっと美味しいひつまぶしを食べることができて大満足でした!
鯛ごはん、鯛茶漬けも分けてもらったんですが、鯛のほぐし身や薬味たっぷりで、こちらもものすごく美味しかったです!
また島根に行く機会があったら、絶対に食べに伺いたいです。
3位
1回
2016/03訪問 2016/04/03
3月の連休の日曜の夜に予約をして伺いました。
外の景色がよく見えて居心地の良いソファー席に案内して頂き、とてもステキな空間で気持ちよく過ごすことができました。
頂いたものは、
三崎まぐろセビーチェ
ビブとレッドオークのリ‐フレタスとグリエ-ルチ‐ズのサラダ
US牛サーロインのスモークステーキ
フレッシュトマトのカッペリーニ
バナナのタルト
ワインをグラスで赤と白1杯ずつ
カフェラテ
パンがやや普通だった以外は、お料理もワインもどれもすべてとても美味しく頂きました。
ステーキは「スモーク」にしてしまいましたが(もちろん美味しかったんですが)、美味しい肉そのものの味を楽しむなら普通のステーキの方がよかったかなと、ちょっと後悔しました。
バナナのタルトは、何だか普通な物を頼んでしまったと思っていたんですが、出て来たタルトは一味違う、凝った作りのものでした。
カラメリゼされた表面と中のバナナ、周囲のナッツと上に載ったバニラアイスの組み合わせがよく合っていて、とても美味しかったです。
サービスの感じも良くて、食事の進み具合になどにも常に目が配られてました。
ただ1点だけ、このお値段で(1人1万円以上)2時間制ということだけが、ちょっと残念でした。
美味しいお料理とワインを頂きながら、ステキな空間でゆっくりおしゃべりに興じたかったんですが、最後の方は時間を気にしながらになってしまい、落ち着かなかったので。
その点以外は本当にステキなお店です。ごちそうさまでした。
4位
1回
2016/06訪問 2017/08/28
少し前になりますが、6月に4人で伺ってコースを頂きました。
お料理にフルーツが使われている、見た目も味も華やかでラブリーなメニューを堪能できるお店です。
ドリンクも旬のフルーツを使ったカクテルなどがあり、とても美味しそうで。
写真でわかる通り各々が頼んだドリンクの色がすべて違っていて、見た目もきれいで味もフルーティーで美味しくて、気分が上がります。
ワインのチョイスもちょっとユニークでオシャレな感じで素敵でした。
少し時間が経ってしまって記憶が定かでない部分もあるので個々のお料理の感想等は省きますが、「ここは森の中?」かと見まがうような、木目が見事で立派な木の板に盛り付けられたお料理が出てきたり、あるいは鳥の巣を模した盛り付けになっていたりと、プレゼンテーションがメルヘンしていてワクワクします。
味もどれもとても美味しくて。フルーツの香りや酸味がポイントになっていたりして、1つ1つ味わうのが楽しかったです。
コースの品数も多く、量的にもとてもボリュームがあって、確か1人¥4000前後でとてもリーズナブルだと思いました。
(ドリンク代を合わせると1人\6000前後)
こじんまりとしたお店なので席がちょっと手狭なんですが、お料理のルックスや味で盛り上がって楽しい時間を過ごしました。
また機会があったら伺いたいです。
5位
1回
2016/11訪問 2016/12/31
11月の金曜の夜に予約をしないで伺ったんですが、カウンター席に何とか潜り込むことができました。
(運河沿いのステキなロケーションなので窓際の席か、気候のいい季節にはテラス席を予約するのがお勧めです。)
ドリンクはクラフトビールの飲み比べセットを。(店内に醸造タンクが並ぶブルワリーレストランなので)
例えば季節のビールのパンプキンエールはクローブが効いていてとても個性的だったり、他にも芳醇でまろやかなホップの味が楽しめるものがあったり、スパイシーだったりフルーティーだったり、あるいはすっきり爽やかだったりと、ヴァラエティに富んだとても美味しくてリーズナブルなセットでした。
後で頼んだグラスワインの赤のシラーもいい感じで、一緒に行った友人は気に入ってお代わりしてました。
お料理も総じて美味しくて、魚は切り身が真四角だったので一瞬どうかと思いましたが、味も焼き加減もとても美味しかったです。
鮮魚のカルパッチョやバゲット付きのマグロとアボカドのタルタルはもちろん、ケールのサラダもシンプルですがちゃんとしたオイルとビネガーを使ったドレッシングで美味しかったし。
そして何より素晴らしかったのは、私たちの席付近を担当されていた女性のスタッフの方の、ドリンクやお料理の説明とリコメンデーション。
知識に裏打ちされたしっかりとした説明が実際にとても参考になり助かって最初から好印象でしたが、後半、お腹は結構いっぱいだけど何かおつまみ的なものが欲しくて「枝豆なんてないですよね?」なんて冗談半分で聞いた時には、「枝豆は夏しか出してないんですが、メニューにはありませんがオリーブやピクルスの盛り合わせをご用意できますがいかがでしょうか?」と、すかさずナイスなご提案を頂いたり。
おかげで美味しいビールやワイン、お料理を頂きながら、楽しい時間を過ごすことができました。
めったに行かない方面にあるのが残念ですが、また伺いたい良いお店です。
6位
1回
2016/07訪問 2016/07/17
島根の友人のところに遊びに行くたびに、必ず寄っているこちらのお店。
出雲そばは友人に連れて行ってもらって色んなお店で食べましたが、こちらのお店が一番好みなので。
(新しいお店も次々とできているらしく、その辺りを網羅したら他にも好みのお店が見つかるかもしれませんが…)
以前に来店した時はことごとく入店待ちの行列ができていたので、この日も土曜日だし混んでいることを見越して、開店10分前に到着。
外の椅子が並んでいる場所に誰もいなくて「あれ?」と思いましたが、実は店内にもウェイティング・スペースがあってそちらで既に先客が3~4組待ってらっしゃいました。(ボードに名前を書いて待ちます。)
思ったより混んでなくてちょっとホッとしました。
天気予報では雨のはずだったのにカンカン照りの中(暑い日でした)、友人と写真を撮ったりしながら待ち、ほどなく開店時間に。
すぐに名前を呼ばれて無事に入店することができました。
割り子そばの3段の物を選び、そしてメニューに「そば団子入り」と書いてあったぜんざいもどうしても気になって注文してしまいました。
すぐにそば茶と薬味とそばつゆが運ばれてきて、そしてしばらくして待望の蕎麦と蕎麦湯が。
久しぶりに味わうこちらの蕎麦は、ツルリとしていて上品な味。(クセの強い田舎そば系はあまり得意ではないので。)
そばつゆはやや甘味の強いタイプですが、まろやかで上品な味。
やっぱりこちらのお蕎麦は好みだな~と、しみじみ実感しました。
ぜんざいの方も、餡もそば団子も予想以上に上品な味で(実は小豆の皮の味を感じる「粒あん」よりも「こしあん」の方が好きなんですが、こちらのぜんざいには「粒あん」が使われていたにもかかわらず皮の味はまったく気にならず、程よい加減で)、ものすごく美味しかったです。
つくづく好みの味のお店。
もっと近くにあったらよかったのに。(というフレーズを今回の島根旅行ではこの後も何度か口にしたような…)
ともあれ、また行くことができて本当によかったです。
7位
1回
2016/07訪問 2016/08/07
島根滞在、最終日の4日目。
まだ行っていない場所の中で、行きたい度数の高いものの中から行けそうな場所を検討して、まず向かったのがこちらのお店。
黄綬褒章を受章した和菓子の名工、伊丹二夫さんが、上生菓子を一つ一つ手作りしているお店で、松江城のすぐそばのお堀脇にある歴史館の中にあります。(こちらのお店に入るのに歴史館の入館料はかかりません)
上履きを下駄箱に入れて歴史館に上がり、受付で場所を聞いて右奥へと進むと、すぐにお店がありました。
店頭で本当に伊丹さん本人が上生菓子を作っていらっしゃって、「おおっ!」と感動。
お菓子の写真を撮っていいか伺ったら、快く了解してくださって。
優しそうな、とても感じのいい方でした。
とても手の込んだ美しいお菓子がずらりと並んでいて。
季節のもの5つと定番3つの、計8種類のラインナップでした。
どれもこれも美味しそうで、迷いに迷って、次に来られるのがいつなのかも分からないので2つ食べることにしました。(白桃とイチジクを抹茶とセットで)
この2つの上生菓子は、桃とイチジクの形を模しているだけではなく、それぞれの材料に本当に桃とイチジクが使われていて。
白桃の方には、中に超ミニサイズの本物の桃が丸ごと入っていて、とても香りのよい美味しい桃の味がしました。
イチジクの方も、餡とイチヂクの味の相性に良さに驚きました!
食べてみたくてとても悩んだ「本わらび餅」は、友人が頼んでくれて。
この本わらび餅も超プルプルで、とてもとても美味しかったです!
(3つとも半分ずつにして友人と分けて食べました。)
どれもものすごく上品な味で甘さも控えめなので、食べようと思えば1人で3つくらいは行けそうでした。
形だけでなくその形のフルーツを材料に実際に使っていて、しかもそれが絶妙に生かされた味に仕上がっていることに感動を覚えました。
上生菓子の見た目の美しさに感動することはこれまでにもありましたが、味にここまで感動したのは初めてかもしれません。
本当に全種類食べてみたかった! 季節ごとのお菓子も漏らすことなく食べてみたいし。
またすぐに行くことのできる、松江在住の友人が本当に羨ましいです。
8位
1回
2016/04訪問 2016/05/11
フルーツ好きの友人と一緒に、平日の夜(4月の雨の日)に予約をして伺いました。
1階のお店(かき氷専門店)を抜けて奥の階段を上った先がレストランになっています。
2階はフルーツを使ったお洒落なお料理を提供するお店にぴったりの可愛らしい雰囲気。
生憎のお天気のせいか混んでおらず、窓際のテーブルへと案内して頂きました。
ドリンクは大好きなベリーニがあったので、フルーツがテーマのお店だから外れ無しと睨んで、迷わずそれを。
予想通りとても美味しいベリーニでした。
その後で頂いたグラスワインの白も赤も、どちらもお料理に合う感じの、美味しいワインでした。
頼んだコースの内容は下記の通りです。
「シェフのおまかせコース」
アミューズ: 本日のフルーツを使ったアミューズ
季節の前菜: 鴨の自家製ハムとタロッコオレンジ フォアグラのカタラーナと共に
シェフのスペシャリテ: フルーツピンチョスの盛り合わせ
パスタ: メロンとレモンのリッチョリ 小海老と生ハム、パクチーのメランジェ
メインディッシュ: 桜葉で包んだ雲丹と真鯛のヴァポーレ 苺とフルーツトマトのケッカソース
ドルチェ: リンゴとココナッツのババレーゼ パッションフルーツソース
カフェ
※パスタとメインは複数の中から選択できます。
盛り付けがとても美しくてアートを感じるお料理たちが、次々に登場します。
味もそれぞれのフルーツの甘酸っぱさなどの特徴が生かされた、とても美味しいものばかり。
特に前菜と、スペシャリテのピンチョスの盛り合わせが、フルーツと他の素材との組み合わせが本当に美味しくて、1つ1つ味わうのが楽しかったです。
ただ1つだけ、メインの魚料理だけは、申し訳ないんですが桜の葉も雲丹も風味が希薄で、魚自体の味も「?」で、コンセプトがよく分かりませんでした。(正直なところ、何か重要な調味料を入れるのを忘れたんじゃないかと疑ってしまいました。塩とか…。メインにコンフィを選んだ友人は、とても美味しいと言ってました。)
とは言え、それ以外のお料理はとてもとても気に入ったので、他の季節のお料理もまた目と舌で味わってみたいです。
ごちそうさまでした。
9位
1回
2016/04訪問 2016/05/15
連休直前の木曜の夜に、予約をして伺いました。
4人掛けのテーブルに2人だったので、料理が大きいお皿で運ばれてきても余裕がある広さ。隣りのテーブルとの距離も適度に取られていて良い感じです。
ドリンクは友人はトロピカルブリーズ(ソフトドリンク)を、自分はサングリアの赤とソーヴィニオンブランのグラスと、最後に友人が飲んでいたのと同じトロピカルブリーズを頂きましたが、どれも美味しかったです。(サングリアはフルーツ感よりは赤ワイン感の方がやや強い、どちらかというと大人の味。トロピカルブリーズは、ストロベリーやパイナップルなどのフルーツ感100%の美味しいスムージー)
サラダはコブサラダをお願いしましたが、これが予想を上回る美味しさで!
使われているベーコンが美味しいのはもちろん、ナッツやブルーチーズの香りがとてもいい、洗練された味のコブサラダでした。
(量もたっぷりで、価格もこれで\1080ならリーズナブルかと)
19時まではタコスのハッピーアワーとのことで、本日のタコスが1つ¥216と超お得!
何のタコスだったか忘れましたが、いいお肉が使われている質のいいタコスでした。
こちらのお店では月替わりで南米各国の料理を提供していて、4月はコスタリカ共和国のメニューとのこと。
その中から「青バナナと小海老のガーリックソース」を頼みました。
青バナナのフライ(衣が付いているフライではなくて、潰したバナナを平らに伸ばしてカリッと焼いた感じのもの)の上に小海老のガーリックソテーが載っていて、それにホワイトソースのようなものがかかっているんですが、このソースにものすごく酸味があって!
見た目の予想を見事に裏切られる、出会ったことのない味でした。
これはパンに合いそうだったので、チーズ入りのボンデケージョを急遽追加。(パンはこの1種類のみです。)
モチモチでチーズの味が控え目な、美味しいパンでした。
そしてやはりこちらに来たら肉を食べなくては、ということでシェラスコを。
単品でスパイシービーフとソフトシェルシュリンプを頂くことにしました。
焼き立てが串に刺された状態で運ばれてきます。(インパクトのあるステキなプレゼンテーション。写真は肉が後ろに隠れてしまっていてイマイチで申し訳ないんですが)
テーブルでスタッフの方が、食べやすいように串から外してお皿に移してくれます。
スパイシービーフは赤身で柔らかくて美味しいビーフで、添えられているサルサソースにもよく合います。
そしてソフトシェルシュリンプは、頭から殻ごと全部食べられるのでミソが美味しいのはもちろん、身の部分もものすごく甘くておいしい海老でした。
デザートはバナナエンバナーダのアイスクリーム添えを。
シナモンが効いた硬めの衣に包まれた揚げバナナという感じのデザートで、甘さ控え目でアイスクリームとベストマッチです。
コーヒーは酸味がほとんどなくて少しだけスモーキーな、飲みやすいタイプでした。
お店の雰囲気はカジュアルなんですが、お料理の質が高くて(美味しい素材の味を生かして作られた、洗練された味の料理)、どれも美味しいものばかりでした。サービスも、フロアに気の利く方がいらして、スタッフの方たちも礼儀正しくて(たぶんお店の方針や教育がしっかりしている)、人気店なのが納得のいいお店でした。
また伺いたいです。
10位
1回
2016/11訪問 2017/01/01
11月の金曜の夜の7時過ぎに3人で伺いました。
数年ぶりで伺ったら改装されていて明るい感じの店内に変わってました。
(以前より店舗面積はこじんまりとしたかも?)
こちらに来るといつも必ず頼むのが、大根餅と海老ワンタン麺と青菜炒め。
この日もこの3つをパパッと決めて、他には五目あんかけチャーハン(正確な名前は忘れました。違うかも)と焼き餃子と、各々デザートを。
(御粥は既に売り切れでした。)
大根餅はほんのりホタテやベーコンが香って。変わらぬ美味しさです。
この日の青菜炒めは江戸菜を使ったもの。青菜炒めってニンニクが効いていたり紹興酒が使われていたり、お店によって味も様々ですが(でも概して美味しい)、こちらのは良いダシが効いた上品な味付けです。
海老ワンタン麺は、プリプリのワンタンと香港らしい極細で固ゆでの縮れ麺を、海鮮のダシが効いたスープで頂きます。
脂っこさとは無縁の麺。しみじみ美味しいです。 昔よりも更に美味しくなったような気がします。
焼き餃子も意外にボリュームがあって、香ばしくて美味しかったです。
そしてあんかけチャーハンは今回初めて食べたんですが、これが恐ろしく美味しくて!
具沢山で超美味しいダシがしっかり出ているあんかけが、たっぷりしっかり卵が絡んだご飯と相まって最高です!
リピート必至のメニューが増えました。
デザートはそれぞれ、マンゴー杏仁豆腐、マンゴー豆腐花、スペシャルマンゴープリンを。
3つとも上品な味でとても美味しくて、きっと次もどれにしようか迷うに違いありません。
旧青山店もそうでしたが、これほど上質なお料理が頂けて、価格はとてもリーズナブル。
(お酒を飲んでないせいもありますが、3人で食べて合計\7000以下)
またすぐにでも食べに行きたいお店です。
2016年はクラフトビールのマイブームだったので、美味しいクラフトビールが飲める店に多く行ったように思います。また、2度訪れた島根県で、出雲そば、鯛めし、へるんのヴァイツェン、島根和牛、自家焙煎コーヒー、上生菓子などなど、美味しい物にたくさん出会ったのも収穫でした。
2017年もクラフトビール、スペシャリテコーヒー、ワイン、あるいはパンやお蕎麦の美味しいお店などをキーワードに、良いお店をたくさん見つけられたらと思います。