偽舌タケちゃんさんが投稿したリストランテ サクラ(千葉/葭川公園)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

偽舌タケちゃんのレストランガイド

メッセージを送る

偽舌タケちゃん (60代前半・男性・千葉県) 認証済

この口コミは、偽舌タケちゃんさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

掲載保留リストランテ サクラ葭川公園、県庁前、千葉中央/イタリアン、ダイニングバー、ワインバー

2

  • 昼の点数:4.3

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 4.4
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 4.4
2回目

2017/11 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

三年ぶりの訪店、更なる進化に驚き!

【総合】4.1 【料理・味】4.1 【サービス】4.2 【雰囲気】4.0 【CP】4.0 【酒・ドリンク】4.2

恥ずかしながら三年振り、そしてこれが二回目の訪店である。
この三年の間にシェフが交代したとのことだが、果たして如何に?
昼の三種の定食『瞬』『桜』『地』の中から『地』をチョイス。
新シェフの技量を窺うのならお奨めのコースである『瞬』かな?と迷ったが
ツレとシェアしながら互いの料理を味わおうとのことで上記定食を選ぶことにした。
パスタ、メイン、デザートが選択制でこの日選んだのは
パスタが秋刀魚と牛蒡のオイルベース(タリアッテレ)、ツレはヤリイカと蓮根のトマトソース(フェデリーニ)、
メインはメニュウに有る本日のメイン料理を尋ねたら蝦夷鹿肉を使ったものと言う事で自分はそれを
ツレはシェフお奨めのふもと赤鶏のインボルティーニ・キノコソース・ポーチドエッグ添え。
デザートはパンナコッタクラシカキャラメルソース、栗のティラミスをそれぞれチョイスする。
以下料理ごとに感じたままを記してみた。

アミューズ…冬瓜を使ったポタージュ風スープ。
      オリーブオイル、イカ墨、レモンピールなどが入る。
      時節柄、温かいものでのスターティングは嬉しい限り。

おまかせ前菜5点盛り…新シェフが研鑽を積んだ北イタリア料理が色濃く反映されたもので
           魚貝、肉と具材が偏らないバランスのいい前菜である。
           また調理法も全てが異なり、飽きがこない様に工夫されているのも素晴らしい。

パスタ…先ずはしっかりとある量に関心。
    小食の方や女性だとここまででそこそこ満腹になってしまうのでは?と思ってしまうくらい。
    無論量ばかりではなくクオリティも素晴らしく
    自分が頼んだ秋刀魚と牛蒡のパスタは秋刀魚の身と共に肝も使われており
    秋刀魚の旨味が十分に楽しめるもの。合わされた牛蒡が青魚臭さを見事に調整している感じだ。
    支配人曰く たっぷり食べて欲しいですからと、その心意気や良しとみた。

メイン…メニュウには『本日のメイン料理 スタッフまで』とだけ書かれている。
    聞けば支配人の北海道の知り合いのマタギが狩った蝦夷鹿を使った料理だという。
    それも一度も凍らせる事なく入手した肉であると、ならばそれを戴こうではないか。
    鹿肉、所謂ジビエは今まさに走りの時期。これもまた“旬”を戴くといったところか。
    バルサミコ酢をベースにしたソースが添えられ、供されたローストした蝦夷鹿肉は
    脂分を殆ど纏わない赤身そのもので、さすが冷凍を経ていないのはその肉の繊維の
    新鮮さからも伝わる感じだ。幾分後味に残る獣臭さもジビエの醍醐味ではなかろうか。
    シェアして戴いたツレのふもと赤鶏も秀逸でポーチドエッグの半熟卵黄が更に料理に
    深みを与えているかのよう、また下処理の良さか、肉の柔らかさが尋常ではなかった。

ドルチェ…パンナコッタはイタリアンプリン?いやいや卵は使われていない。
     生クリーム(パンナ)を煮た(コッタ)ものなのだ。
     こちらのはメニュウにクラシカルと書かれている通り、
     普通にイタリアで食べられているものであるとのこと。
     キャラメルソースの苦みがパンナと相まって何とも言えない美味しさだ。
     ツレのティラミスは栗のまろやかさがこれまた何とも滋味深く、良い出来。

この日合わせたお酒…食前酒・キールロワイヤル
          食中酒・山形正宗「まろら」
              新政colors「ラヒス・ラズリ」
          念願のイタリヤ料理と日本酒のオマージュを愉しむ。
          料理を選ばない日本酒の本領発揮であった。

北イタリアと南イタリア、イタリアの地方料理の詳細までは知らないがこの日戴いた料理には大変満足。
出だしの前菜の繊細さ、質量ともに十分すぎるパスタそして支配人のパイプに依る見事な具材を使ったメイン。
その支配人、三年経って非常に洗練されたサービスになった。
角が取れたと言うか、熟練されたと言おうか、適度な距離感を持ったサービスが何とも心地いい。
提供される料理にふと味もふた味も『美味さ』が加わったサービス、お見事と申したい。
初回のレビュウにも書いた通り我が千葉の文化として此方の更なる発展を願うばかりである。


  • 蝦夷鹿のロースト、バルサミコソース

  • ふもと赤鶏のインボルティーニ・キノコソース・ポーチドエッグ添え

  • おまかせ前菜5点盛り合わせ

  • 秋刀魚と牛蒡のオイルベース(タリアッテレ)

  • ヤリイカと蓮根のトマトソース(フェデリーニ)

  • パンナコッタクラシカキャラメルソース

  • 栗のティラミス

  • アミューズ、冬瓜のポタージュ

  • 日本酒とのマリアージュを愉しむ

  • チョイス一本目、山形正宗“まろら”、日本酒とは思えない飲み口

  • 山形正宗まろら

  • 二本目、新政colorsから“瑠璃(ラヒスラズリ)”

  • 新政“瑠璃”

  • 食後の珈琲

  • 鹿肉の新鮮なこと!

  • ふもと赤鶏インボルティーニ・キノコソース・ポーチドエッグ添え

  • ポーチドエッグを割ると…

  • 秋刀魚と牛蒡のオイルベース(タリアッテレ)

  • ヤリイカと蓮根のトマトソース(フェデリーニ)

  • 前菜

  • 前菜

  • 前菜

  • 前菜

  • パンナコッタクラシカル

  • 栗のティラミス

  • アミューズ

  • 新政“瑠璃”

  • 食前酒キールロワイヤル

  • ランチメニュウ

  • ランチメニュウ

  • ドリンクリスト

  • メニュウ

  • メニュウ

  • 食事前のテーブルセッティング

  • メイン用ナイフはサンボア、手にしっとりと来る

2017/11/22 更新

1回目

2014/11 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

食は文化成り、このような店が増えて欲しいもの

拝啓 SAKURA支配人様及びスタッフの皆さま

過日は素晴らしい料理の数々と“おもてなし”の提供、ありがとうございました。
私たち夫婦にとってその日は十数回目の結婚記念日でしたが思い出に残る良き“時間”となりました。
予約の時点では特に何もお伝えしませんでしたが
個室が用意されていたのには驚きでした。(まるで見透かされている様で)
支配人は客のテレパシーを感じ取ることが出来る方なのでしょうか?(笑)

さて白を基調とされた店内、なんとも落ち着きますね。
店はキャンバス、客はそれに色を添える絵具でしょうか?
また使われているカトラリー(サンボネ)も県内では使われているお店は少ないとのことでセンスを感じます。
おっしゃられていたメインのナイフ(ラギュオール)、確かに持ち手の重量感が心地よく手のひらに馴染んで使い良かったです。
肝心の料理ですが奇を衒わず王道のフレンチとイタリアンの融合と云った感じでしょうか?
サービスの合間合間にお話した時言われていた「温かいものは温かく。それが当たり前では?」
の言葉は見事に料理、デザート、そして食後の珈琲にまで反映されていましたね。
無論鴨のコンフィのジューシーなことや海老の素材の良さなど
美味しかったことを挙げたららキリがありませんが
なんといっても一番のサプライズは最後のデザートでした。
自家製林檎バターのパイ包みは提供するタイミングに合わせて焼いていたとか?
焼き上がりのパイがサクッではなくサクッ“フワッ”なことを初めて知りました。
貴重な体験、感謝感謝です。
そのような訳で最後のデザートに至るまでいい意味での緊張感のあるコースでした。
給仕の合間合間でお話しさせて頂いた時、イタリアが大好きなこと、それでも日本人なので
「和」に拘って行きたいことなど並々ならぬ意欲、好奇心旺盛な事を感じることが出来ました。
是非このお店が益々発展されますことを願って少し辛めではありますが上記点数を点けさせて頂きました。
(絶対に発展するだろうに期待を込めて)
最後になりましたが支配人様の程良い接客、大変心地ようございました。
お世話になり、ありがとうございました。

追記
ワインには全く博識がない小生にとって
イタリアンと思えぬ日本酒のラインナップ。
飛露喜、新政、獺祭スパークリング等の有名どこは云うに及ばず
伯楽星、いずみ橋、貴など渋いところも押えてあるのが嬉しい。
次回はイタリアンと日本酒のマリア―ジュといきますか。

  • 天使の海老と帆立貝のソティ・雲丹ソース

  • さつまいものポタージュでコースがスタート

  • アンティパスト/アスパラのイタリアン茶碗蒸し、自家製ハム、琵琶湖産公魚のマリネ、プラチナポーク、蛸マリネの四種

  • アンティパスト/マヨネーズ系のソースが苦手な家内為に自家製ハムのソースはオレンジソースで

  • アンティパスト/自家製ハム、ツナベースのソースが旨い

  • 船橋産ホンビノス貝の白ワイン煮込み(フェデリーニ)

  • 鰯コンフィのぺペロンチーノ オレンジの香り(フェデリーニ)

  • フランス産鴨の腿肉のコンフィ・タイムのソース

  • フランス産鴨の腿肉のコンフィ・タイムのソース

  • 人参、オニオン、ズッキーニの野菜パン三種/温かいのが嬉しい

  • アイスと自家製リンゴバターのパイ包み/焼き立てが用意される!!

  • カシスクリームの南瓜モンブラン

  • カシスクリームの南瓜モンブラン/中にはカシスクリームがたっぷり

  • ドルチェ/支配人の心遣いに感謝

  • エスプレッソのプディング・渋皮マロンクリーム

  • ビスコッティなど焼き菓子二種

  • ワインの原料になる葡萄とか、珍しやありかたや

  • 食後の珈琲/付け合わせのミルクも温かいのが気配り

  • エスプレッソ/支配人お気に入りのイタリア製マシーンで淹れた一杯

  • 白が基調の店内

  • 支配人曰く女性を綺麗に見せる為の白の内装とか

  • 個室の壁には…

  • ランチコースのパスタ、ドルチェはここから選択

  • ディナーメニュウ

  • ランチメニュウ/この日は地をチョイス

  • ドリンクリスト

  • 食後酒メニュウ

  • ここは日本料理店かと見間違うばかりの充実した日本酒リスト

  • さり気無いエントランスだが一歩入れば…

2014/11/12 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ