食べ過ぎ太り過ぎさんが投稿した味の三平(北海道/大通)の口コミ詳細

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心の籠った料理は、生きる勇気と感動を与えてくれる「愛」の贈り物!!

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味の三平西4丁目、狸小路、大通/ラーメン

1

  • 昼の点数:5.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2011/10 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

「味噌ラーメン」と「ラーメンライス」発祥の店。我が食べ歩き、原点の店。「3分もって5分」

【 2011年10月 】

味の三平は、故「大宮守人」氏味噌ラーメンを考案した店である。
また、「ラーメンライス」発祥の店でもある。

この店は、札幌都心の大丸藤井セントラルビル4階にある。
詳しいお店の場所は、食べログで確認してください。

【 思い出 】

私が最初にこの店に来たのは、中学か高校の時である。
随分混んでいる店だと思った。
味噌ラーメンにチャーシューが無いのに驚いた記憶がある。

建物は、古い昔の大丸藤井ビルの3階?だと思う。
1989年に今のビルになっている。

ビル工事中は、プレハブで営業をしていた。
冬は、雪が入り込み寒かった。
吹雪きの日に行くと、「こんな天気の悪い日まで来てもらって、すいませんね」と、すまなそうにしていた。

私が一番多く通ったのは、大学の時である。
定休日以外は、毎日通った月もある。

一番食べた時は、
一日二杯は当り前で、1日に3杯味噌・塩・醤油を食べることもあった。
月間40杯以上たべたこともある。

バイトの金も小遣いも、ラーメン代に消えていった時もある。
親戚からは、ラーメン馬鹿とも呼ばれていたが。
懐かしい思い出である。

どう考えても、最低500杯以上は食べている。
その多くは、故「大宮守人」が作ったラーメンである。

当時は、「いつものでいいですか」と聞かれると、味噌ラーメン大盛りとシュウマイ3個であった。
9割は味噌ラーメンで、1割が醤油ラーメン。
塩は月に一回くらいであった。

当時、ライスにおしんこや新漬けが小皿についた。
この漬物の小皿は、ラーメンだけの常連さんには、サービスでついた。

漬物がでるのが、常連のステータスであった。
初めて、漬物が今でいう2代目さんから出された時はとても嬉しかった。

この漬物が、キムチに変わり、お客全員に出るようになった。
チョッピリ寂しかった物であった。

また、常連さんだけの裏メニューがあった。
通称、「辛い奴」であった。
辛味噌らーめんであった。

ある時、気が付くとメニューが増えていた。
「鉄火」である。
2代目さんに、「新しいラーメンでたの?」と聞くと、
「辛い奴ですよ」と。
辛い奴が、表メニューになっていたのである。
この時も、チョッピリ寂しかった。

違和感を感じたこともあった。
それは、ご飯をライスと呼んで皿に出てくることであった。
それまで、茶わんや丼でしか見たことなかったのである。

ご飯というより、ライスである。
ラーメンとライス。
この店が、ラーメンライスの始まりである。

一説には、味噌ラーメンは豚汁に初代が麺を入れたのが始まりとの説もあるが、
その時に味噌ラーメンと同時にラーメンライスもできたと噂もあったが、
その説はどうやら違う見たいである。

子供が小さいときは、2代目さんが子供にチョコレートをくださったこともあった。
子供は、すっかり喜んでいた。
楽しい思い出である。

【 ラーメンについて 】

1日に複数杯を食べ始めると、見えてくるものがある。
作り手により味が微妙に違うことである。

味噌
   初代がさすがに旨いと思う
   パワフルで攻撃的な感じがしていた。

醤油
   初代より、二代目さんが好きであった。 

   不明 

味噌ラーメンの味噌

   味噌が丼の底に固まっている。
   とかさないと、かなり味噌味の薄いラーメンになる。。

   これは、札幌味噌ラーメンの伝統になったスタイルである。
   自分で適量味噌をとかすことにより、好みの味にすることができる。
   昔からの店は、三平以外でも、今でもやっている可能性がある。

【 久し振りの訪問 】

5年振りくらいの訪問。
平日午後2時過ぎ。前客7名、後く客5名。

空席があり、すぐに座れた。
スタッフ5名で、麺場には三代目さん。

二代目さんが、笑顔で、
「やあ、久しぶりですね。お元気でしたか」

「少し太ったんじゃないですか。特にお腹周りが」

「食べ過ぎなんじゃないですか」

「今日は、何にしますか」

「しゅうまいが、食べ過ぎですよ。だから太るんですよ」

「カメラを持って、どうしたんですか」

「最近韓国の方もくるんですよ。」

「韓国の方は、カロリーを聞いてくるんです」

「アレルギーも聞いて来ます。小麦も聞いてきます。
内に来て、小麦がだめなら何をたべるのでしょうね。」

話をしているうちに、ラーメンができた。

見慣れた顔である。
スープを一口。
薄目の味噌味。
丼の底の味噌をかき混ぜる。
丁度よいくらいの濃さに。

二代目さんが、真剣な顔で、
「塩加減大丈夫ですか。しょっぱくないですか。」

■味噌ラーメン

    麺は、西山製麺の特注麺。
    シコシコ感が、独特

    肉jは、ひき肉でチャーシューはない。
    もやしがはいっているが、
    ラーメンに「もやし」は、三平が始まりといわれている。   

    スープは、あっさりだがコクはある。

    ボリュームもしっかりある、
    三平は、三平の味である。

近年の強烈な濃厚系や背脂系が好きな方には、味は薄すぎるかもしれない。 

食事終了後、三代目さんに食べログに写真をアップしたいと話を。
快諾!
ハイチーズ。

初代、、故「大宮守人」氏の言葉は、今も忘れない。
ラーメンのできてからの美味しい時間は、「3分もって5分

一番美味しいゴールデンタイムは、できてから3分。
もって5分だと。
今でも、頭に入れながら食べている。

味の三平、他店で食べても必ず戻る味である。
いつまでも、守り続けてほしい味である。

総合的に判断して、★5.0とした。

美味しく、ご馳走様でした。

レストランレビュー400件目になった。

  • 味噌ラーメン 【 2011年10月 】

  • 三代目さん 【 2011年10月 】 

  • 味噌ラーメンのアップ 【 2011年10月 】

  • 味噌ラーメンの麺のアップ 【 2011年10月 】

  • 味噌ラーメンの具材のアップ 【 2011年10月 】

  • シューマイ2個 【 2011年10月 】

  • シューマイにソースを掛けて 【 2011年10月 】

  • サービスキムチ 【 2011年10月 】

  • シューマイ・キムチ二人分 【 2011年10月 】

  • 辛みに元 【 2011年10月 】

  • 外観 【 2011年10月 】

  • 外観 【 2011年10月 】

  • メニュー 【 2011年10月 】

  • 味の三平 オフィシャルサイト案内 【 2011年10月 】

2011/10/27 更新

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