スタープラチナ・ザ・ワールドさんのマイ★ベストレストラン 2016

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スタープラチナ・ザ・ワールド (男性) Tabelog Reviewer Award受賞者Tabelog Reviewer Award受賞者 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

例年通り、半年以上レビューアップが遅れていますので、実質上半期のベスト10を投稿する場となっております。
地元宮崎のよし吉は一年間飽きることなく通わせていただきまして、2017も引き続き付き合っていくお店だと思います。
東京でも「宮坂」、「カンテサンス」には大満足でした。
点数だけではなく、現時点での印象も含めて、ベスト10を選んでいます。

なお、現時点ではまだ下書きですが、下半期で伺ったお店の中で、福岡の「井本」、「照寿司」、熊本「IL CASINO 」等は非常に強く印象に残っていますので、九州でも当たりが多かった年かもしれません。

いつもながら、食事を御一緒いただいた皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。付き合ってくれる人がいてこその食べログだと思っています。
最後になりましたが、読んでくださっているマイレビュアーの皆様、2017年もどうぞよろしくお願いいたします。

マイ★ベストレストラン

1位

カンテサンス (北品川、大崎、品川 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2016/07訪問 2016/12/05

心地良い奔流に身を任せ、僕らは頂を知った

東京都、ジャパニーズフレンチの筆頭格であるカンテサンス。
ミシュランが日本で始まる直前に、ちょうど東京に居た私は予約を入れようとしましたが、予約取れず…
その後は言わずもがな、日本でトップクラスの予約困難店になってしまいました。

今回は東京上京の際にまずは夜にこちらのお店に行きたかったのですが、予約は取れず…
ランチなら大丈夫とのことで、ランチでの訪問です。
ランチは2時間程度でのコース提供と、時間がかかりすぎるわけではありません。

その圧倒的なまでの存在感から、勝手に一軒家レストランと思い込んでいましたが、ビルの1Fに位置しています。
ビルの方位で言うと、品川駅と反対側で、ビルの外から直接入店するスタイルになっています。
写真撮影は禁止のお店ですので、正面からパチリ。あ、これは同行者が撮ってくれた写真^^
この同行者も首都圏在住ながら、カンテサンスは初体験です。

席に通され、この日のランチはノンアルコールということで、コニャック醸造会社が作っているという葡萄ジュースからスタートです。
フレッシュさを重んじたタイプではなく、まさにワイン系統の葡萄ジュースで、飲み物から旨いぞ!
前菜の一番手は見た目も美しき、トマトを主にした冷製のスープ。
階層毎に、色々な仕掛けがしてありまして、素材と共に夏を一つのグラスで表現されていました。
個人的にはゴーヤを2種使っている当たりが、違いを生んでいるんだと思います。

前菜の二つ目はこちらのお店のスペシャリテ、京都から毎朝届く山羊乳のババロアにマカデミアナッツとユリ根を組み合わせ…
岩塩とオリーブオイルのみでの味付けです。
山羊のババロアと言うからには、独特の風味を予想していましたが、全くそういうことはなく、実に高貴な一皿。
山羊の乳とは思えぬ、透き通った絹のようなババロアに、塩を強めに調合し、百合根との組み合わせで甘さを引き出す。
オリーブの香りもこの料理の一つの美味しさ。これだけを食べに再訪しますよ…美味しい…

前菜三皿目は耳を疑いました(笑)、アナキュー!?
穴子と胡瓜を洋風のアプローチでいただきます、穴子はフリット、胡瓜はサフランを用いてミクスチャーなアプローチ。
初夏の薫りをサフランが上手く出していますし、穴子の食感を大事にするために、ソースは貝の出汁でとった泡。
見た目にも麗しき一品です。穴子も部位を変えて、それぞれを楽しめるようになっていました。

前菜はそれぞれしっかりとしたポーションでしたが、その傾向はメインになってからも続きます。
旬のイサキがメインの魚料理、こちらでは魚は三枚に下ろし、大きなブロックで焼くとのこと。
そうすることで、皮目はしっかり、中身はレアという精妙な火入れが可能になるのだとか。
結構な個体であったろうイサキの躍動感をそのままに伝える料理。
ソースの酸味も初夏っぽくて良かったのですが、プンパニッケルをカリカリにして、ソースに入れてあるのも良いアクセント。

お肉のメインは見てちょっと笑ってしまったポーション。しっかりと食べさせてくれますね。
いも豚の綺麗なお肉が食欲をそそりまして、こちらも30回程度オーブンを出し入れして作ったお料理だとか。
甘夏のソースでいただきますが、付け合せのジロール茸がおいち。
確かに脂がくどくなく、甘みを感じる、爽やかな脂。

スイーツ一品目はアプリコットのリキュールで味付けしたチーズケーキ。
熱々の状態ででてきますが、そんなにインパクトは強くなく…
カンテサンスもスイーツは強くないのかしら?と思いきや、二品目のスイーツ。
メレンゲのアイス、こちらもスペシャリテですが、滑らかで嫌みのない甘さ…実に美味しいアイスクリームでした。

最後はエスプレッソで〆。

お会計は最初のジュース以外は、ミネラルに変えて、一人当たり14,000いかないくらい。
これだけの満足度で、このお値段ならまた通っちゃうよな~…

正直、バブル的なところもあるお店かと思いましたが、素直に美味しい…
素材をこねくりまわしすぎず、それでいて素材の思わぬ一面も見せてくださる、カンテ流。
ハート、打ち抜かれました…

  • (説明なし)

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2位

御料理 宮坂 (表参道、乃木坂、外苑前 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2016/07訪問 2016/12/12

京都の伝説、東京で新たな芽生え

東京都、京都の伝説店である「未在」で修業をされた方のお店として開店時から注目していました。
今回の同行者から最初は提案があり、乗った、行きましょう!となりました。
予約は同行者、写真撮影禁止ですが、同行者はメモを取るタイプなので、同行者のメモにも助けられてレビューします(笑)
ちなみにコースは22,000円から、その日の素材によって違うようです。

お店は表参道駅から10分程度歩きます。
根津美術館から程近いビルの地階にありまして、お弟子さんが出迎えてくださいます。
カウンターオンリーの落ち着いた雰囲気の店内はカウンター8席、この日はそれぞれ私と同世代の若めの構成でした。
まずはビールからいただきますが、食前酒で梅酒が供されます。手作りの素朴な雰囲気を纏う梅酒でした。
先付は茅の輪くぐりを模した遊び心があり、平らぎ貝に蛸・オクラにジュレ青海苔。蛸の柔らかさと味わいが超一級品、実力の片りんが伺えます。
お造りは噴火湾の鮪がエース、定置ものかな?早い時期ながら脂のノリ具合が良く、お造りをケチっていないところは嬉しいねと同行者とヒソヒソ(笑)
愛媛の鯛がパートナー。
醤油は昆布を加えた醤油で、ねっとりしているため、普通の醤油の感覚よりも付きすぎるので御注意を。
柑橘と塩のアプローチは白身魚用ですね。
煮もの椀は、金目鯛の汲み上げ湯葉しんじょの下には胡麻豆腐、じゅんさいを散らし、小さいけれどしっかりとした存在感がある実柚子がon。
出汁の引き方は私の東京の和食経験の中ではトップクラス。金目鯛のしんじょは金目鯛がお寿司のようにしっかりと原型を残しています。
下の胡麻豆腐も滑らかで…美味しい…
焼き物は天草さんの海鰻、汽水域に住む鰻だと理解しましたが、弾力がしっかりとしていますが、脂がすっと溶けるタイプの鰻。
青トマトと京都の7種類の無農薬の野菜が付け合せられていましたが、この7種類の野菜が美味しいこと美味しいこと。
野性味があったり、繊細さがあったり、これだけでお酒のアテになりそうな感じ…
ビールは2杯目に突入です。
箸休めは、スーパーフルーツトマトの擦り流し、出汁のジュレ、山形のアスパラの擦り流し、ゴールドラッシュの擦り流しが層になっており、こちらに海老とジュレが掛けられています。
それぞれに顔があって面白箸休め^^
さて、京料理のハイライトとでも言うべき八寸!日本酒の天明にチェンジ。
磯つぶ貝、長崎産白イカと石川のもずく酢、北海道のバフンウニと京都産の湯葉、白ずいき、由良川天然鮎のフライ、鱧の子、鰈の笹巻寿司。
初体験の食材としては鱧の子がイチオシですが、鮎はやっぱり心蕩けます。今年初の鮎でした。(稚鮎は天麩羅で食べましたが…)
続いては噴火湾の毛蟹に黄身酢、キンシウリ、アワビ、アワビの肝のソースでいただきます。
毛蟹の素材感が抜群、ストレートに素材を活かす最小限のお仕事がまたニクイところです。
御飯はなかひがしのような、白米を状態を変えながらいただくスタイル。
赤出汁に自家製のお漬物、おかずに鱧と鷹峯唐辛子のフライが付いてきます。
お菓子は茶豆と葛で、適度な甘さの大人のスイーツ。お茶を御主人が立ててくださいます。お茶の素養がなくスイマセン…
無花果のシャーベット、グレープフルーツのジュレ、6種のフルーツ、ステビア。
ステビアの葉を初めて食べましたが、加工前でもあま~い。

適度なお腹具合でございまして、素晴らしい余韻に浸れるコース料理でした。
そうそうトイレはわかりにくい扉を押さねばなりませんので、御注意を!

東京の和食で、そうそうこちらのお店を凌駕するお店があるとは思えません。実に素晴らしい料理の数々でした。
京都のエッセンスを忘れずに、それでいて東京へのアジャストが成功している稀有なお店かと思います。
一つ一つの料理が真っ当に美味しい、東京でも伝説となりうるお店の芽生えを感じさせていただきました。

ちなみに予約は前月の1日に翌月分を受け付ける形式だそう、まだまだ予約最困難ではないので、早めに行かれてみてはいかがでしょう?

  • (説明なし)

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3位

割烹 戸田本店 (呉市 / 日本料理、海鮮)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2016/08訪問 2017/01/01

やっと会えたね

広島県呉市にある歴史ある老舗料亭、昔は宿泊も対応されていたそうですが、現在は食事のみの提供となっています。
山本五十六が愛したことでも有名なお店ですが、食事は鯛をメインとして有名です。
ランチは4,000円、5,000円、6,000円とありまして、税とサービス料で15%取られるとのこと。

予約の電話をすると非常に丁寧な電話対応で、期待が持てます。
夜もしっかりと早めの時間に食べる予定だったので、量が少なそうな4,000円のコースにしてみました。
ものによっては営業時間が12時からとなっていますが、11時頃から開いているようです。

駐車場はお店の横にありまして、そちらに駐車してお店に向かいます。
車の音で察知されたのか、センサーがあるのか、玄関口には既にお出迎えに来ていただいていました。
部屋は二階、完全個室スタイルのようですし、この日は他のお客さんの気配もありませんでした。
個室に入り、窓から外を見ると、船が渡る海の様子が見えまして、日本一短い渡し船も見ることができました。

同行者もこちらのお店は知らなかったようで、魚ラバーとしては期待できそうな香りがするとの感想。
まずは小鉢と鯛の刺身…お店の前に停泊している船の下を生簀にしているそうですね、船は一台台風の際に沈んでしまったそうです。
この刺身は私がこれまで食べた鯛の刺身の中でも最高峰…弾力がありつつ、旨味がたっぷり、臭みを全く感じない最高級品です。
そしてこちらのお店のスペシャリテと称される骨蒸し、酸味と柑橘の香り、そしてしっかりとした旨味出汁であっという間に食べ尽くしてしまいました。
まだまだ料理は続きますが、やはり感心するのは鯛料理。〆に出てきた鯛めしの上品で、しかし次の一口を食べてしまうこの感覚。
うー、こちらのお店のレベルは非常に高いと思います。鯛のお吸い物も、鯛めしとの調和が素晴らしく、お腹いっぱいですが、御飯が別腹状態でした。

正直、雰囲気と歴史を楽しみに!という気持ちも大きかったので、ここまで料理が美味しいとは思っていませんでした。
鯛を知り尽くした鯛のスペシャリスト!という感じがします。これが4,000円とか、安すぎやしませんか!?

食事を終えた後は、山本元帥が食事をされた個室などを見学させていただき、歴史探索まで考えると税・サ15%は安いものです。
量が多いことを考えると、少食の方は途中の鯛以外の料理で調整をされるとよろしいかな。

サービス、雰囲気、そして料理、トータルバランスが非常に高い、呉の老舗。是非ともまたお伺いしたい1軒となりました。
こういう旅での出会いは素敵なものですね。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

よし吉 (西都城 / 天ぷら)

11回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2018/10訪問 2019/05/27

都城の誇り、天麩羅に込める魂のヴィジョン

宮崎県都城市、天麩羅の名店として、各地から人が来るようになっているともお聞きしています。
相変わらず、開店当時と同じ値段設定でされていますし、場所も席数も同じ。
回転は速いお店ですが、2回転をされるわけではなく、実直に営業されていると思いますね。

今回も相変わらず、季節を感じるものを出していただけました。
素材についても吟味されていますが、さらに上のステージにいくためには、お値段設定を上げて、更に上の素材を使う。
または、The地元のスペシャル素材を使う等の段階に来ている気もします。
そういう意味では、魚がメインの天麩羅において、都城という地は合わないのでしょうね…
名古屋、静岡、東京、福岡、天麩羅の名店があるところには、海の幸あり!ですものね。
かといって、最近流行している肉の天麩羅は、こちらのテイストと全く合わないでしょうし…

と、通っているからこそ、勝手に葛藤も感じつつ(笑)
市外の方にこそ、こちらの都城の名店に是非とも足を運んでいただきたいですね!
宮崎県都城市、宮崎県内で天麩羅を揚げることについてこちらのお店の右に出るお店はありません。
色々なネタを食べますが、素材系も年々少しずつ内容を変えて仕入れをしていますし、蒟蒻の天麩羅のように技術で食べさせる天麩羅の引き出しも多くなってきているように思えます。
私はいつも、天麩羅比率が高い5,000円のコースにしていますが、+の一品をお願いするとちょうどお腹具合が良く、10,000円弱ぐらいに収まるコスパの良さです。
願わくば、ご主人が各地の天麩羅店に行かれて、また発見をされると面白いと思いますよ♪
都城が誇る天麩羅の雄、最近は天麩羅ブームが全国で巻きあがっていますが、このお値段でこのクオリティを出せるお店はほぼ皆無かと。
そういう意味では、都城に居を構えてくださってくれて非常に非常に嬉しいところ!
今回は野菜の天麩羅が様々面白く、また白子も最高のネタですね。
また、最後は甘鯛を追加しちゃっています(笑)
少々落ち着いたら、またお伺いしたいと思いますが、なかなか最近は機会を得られず…申し訳ない…
現在タイミングが合わず…禁断症状が出かけていますが…
今回のレビューは年末の訪問時でして、東京から来てくれた友人との訪問です。
友人は初めての訪問、結構なグルメ人ですが、今回の旅で一番のお店だったとのお言葉をいただきました!
ですよね!(笑)
最後の〆天麩羅は選べるようになっていますが、鱚の魔力から逃れられません…
で、追加は甘鯛、入るときには入荷しているのでしょうね、この追加〆も甘鯛を頼むことが多くなってしまっています。火入れも毎回良くなっていますしね。
この日は久しぶりの訪問でしたが、やはりレベルの高さは健在です。
色々なお店に行きますが、宮崎、都城に私の好きなお店があることの幸せを噛み締めながらの訪問です。
カウンターオンリーですので、少人数で行くことにしていますが、こちらのお店に行くときが一番アガりますね。
鱚が中盤に出まして、〆は鱚でお願いしました。
鱚+木の芽の破壊力は、こちらの上質な天麩羅の中でも最上位。
引き続き、よろしくお願いします!
今回は二人での訪問です~、同級生とふらふらと飲みに来ました。
美味しいものを食べて、美味しいお酒を飲む、これ至高也。
予約して行く価値があるお店、まだまだ満席が続いている状況ではないのですが、日によっては早くから埋まっていることも。
日本酒も行くたびに違うお酒がありますし、季節感があるお酒も意識され始めているように感じます。
5,000円コースを頼み、好きなタネを追加するのが、こちらのお店でのお決まりになってきました。
久しぶりに天丼も食べたいな~、たまには8,000円コースも食べなければ!
色々な進化を見せてくれるのはまだ若いお店だからでしょうね。
予約が取れない週末も増えてきていると思いますし、地元での知名度も着実に上がってきました。
市外からのお客さんも多くなっているようですよ。

選択制になったメインも色々と悩んでしまいますが、木の芽とキスの好相性で〆たいと思う冒険心のない私…次は違うメインにしてみましょう!
本日も季節感がある素材を楽しむことができました。

実は現在、しばらくお伺い出来ていないのですが…こちらへのお店の愛は他店の天麩羅をいただく毎に増していきます(笑)
関東の天麩羅とは違う、野菜を主体とした天麩羅だからこそ季節の移ろいをより楽しむことができますね。
色々と工夫をされいますので、毎月のようにお伺いしても飽きることがありません。
色々と試行錯誤を経て浮き上がってくるであろう新作の数々。本日も楽しくいただきました。
日本酒も色々と試されているようですが、華やかな日本酒は品が揃ってきた感がありますね~。
都城を出て行かれないか不安で仕方ない部分があります…九州では確実に1位と言って良いお店だと思いますね~。
今回は誰との訪問だったっけ?3人でのお伺いです。再訪レビューだと誰と行ったか…時間軸がおかしくなりますね(笑)
野菜の天麩羅が、時節を感じられてお気に入りですが、最後に頼んだ白子の天麩羅も破壊力あったなぁ。
個人的には天茶よりも好きなちりめん山椒茶漬け♪
日本酒も新しいチャレンジをされていますが、宮崎の日本酒はまだこのステージには時期尚早な気もしました(汗)
仕事で忙しいストレスをどうにかこちらのお店で調整させていただいています…(笑)
同級生と二人で訪問。
既にちょっと飲んで来ていましたが、それが呼び水となって更に飲んでしまいました(笑)
素材だけの天麩羅は少なく、必ず仕事が垣間見えるのがこちらのお店の姿勢と言って良いでしょう。
個人的には5,000円コースに好きな天麩羅を追加するのがお気に入り。
和食も美味しいのですが、やはりメインは天麩羅を食べに来ているので天麩羅を沢山いただきたいものです♪
16.07
今回は5人でお伺いしましたが、5人だと会話が左右に分断されてしまいますね(笑)
この日も最初から最後まで美味しかったな。
季節の美味しさを天麩羅に閉じ込める技を毎月のように味わえる幸せを噛みしめます。

16.06
定番の強みであるところにも手を入れ、上を目指すこちらのお店の姿勢は素晴らしい。
最近は結構予約が取れないんですよね…
御主人に言うと、空いている日は全然お客さん入りませんよ~と仰るのですが…
都城に来られる際には、是非とも早めの予約を推奨いたします!

16.04
今回は4人で5,000円コースでお伺いしましたが、一年ぶりの稚鮎がハイライト。
追加で注文した白アスパラも、一本を二つにわけて。それぞれで全く別のネタのようでした。
ちょっとメゴチが弱めでしたが、季節感があるネタのオンパレードで今回も大満足。
しっかりと準備されるお店なので、当日キャンセルは勘弁してあげてくださいね!
やっぱり好きだわこのお店、心の洗濯完了です!

16.02
こちらが始めての友人との訪問。5,000円コースです。
今回は良い鰤が入っていたとのことで、初めて刺身での追加。
最後に鮟鱇を追加しましたが、合計はちょうど10,000円程度でした。
友人も大満足でした、こちらのお店の裾野が広がっていくことを祈っています。

15.12
取りつかれたように天麩羅が食べたくなる日々(笑)
今回は遠くからの友人と、こちらの共通の友人と3人での訪問です。
今回は初めて8,000円のコースにトライしてみることに。
天麩羅コースの前の和食も、洗練されており、こちらに更にリキが入っている感じがありますね。
天麩羅に移っても食材力がアップ、今回は九州らしい食材の芋が美味しかったですね~。
最後には天茶も戴きまして、通常は追加注文をするところですが、その余力はありません。
コースだけで完結、満足したい方へお勧めできるコースです♪
5,000円のコースだと、追加をしますので、結果的にお値段の着地点はそう変わらない気がしますね!

15.10
久方ぶりのお伺いです。本日も3名で、1名は御新規様!
カウンターのみのお店ですので、やはり1組3名までが限界のような気がします。
今回は5,000円のコースでしたが、事前情報のとおり、コース内容が変わっていました。
〆の天茶or天丼が5,000円のコースでは出なくなったので、実質的にちょっと値上げでしょうかね。
しかし、今までが安すぎたので、適正価格に近付いている気がします。
また、今回はこれまで食べて気に入っていた胡麻豆腐の天麩羅も超絶な進化を遂げていました。
代わりの〆の茶漬けもこれまた美味しく…気分によっては天茶よりもこちらを食べたい時があるかも!
御主人の向上心や研究熱心なところも、こちらのお店の強みです。お酒のマリアージュ感も上がってきましたね。
8,000円のコースは一品料理がしっかりつくことと、天麩羅本体も質が上がるとのことでしたので、近日いただきに訪問予定です!
今回の御新規様も自己の天麩羅史で最高とのこと、味わうためでしょうか、珍しくお酒もセーブして飲んでいました(笑)

15.05
さあ、とりあえず、一度の訪問で素晴らしいと思っても肝心なのは2回目ということで、再訪してきました。
都城、いや宮崎でも最近一番お気に入りのお店です。
ここ最近だと、私も熊本・福岡の有名店、同行者の一人は東京のミシュラン店天ぷら元吉に行っていますが、やはりお値段も併せるとこちらのお店の良さが飛びぬけているなとの感想を持ちました。
今回は三人で訪問、会話を考えるとカウンターですから三人が訪問人数の限度な気がしますね。
稚鮎、アスパラ、ヤングコーンなど、季節のものを中心に出していただきました。
完全予約なので、ふらりと行くのではなく、しっかりと日程が空く日にうかがわないといけませんね。
夏場は他県遠征が多く行く機会を逃してしまっていましたので、天麩羅の美味しい秋にこそ、また伺います!
なお、この後にコースは5,000円と8,000円の2コースとなり、8,000円のコースは天麩羅ではなく焼物などの一品料理が増えた構成との情報ありです。
ただ、〆の天茶or天丼が5,000円のコースでは出なくなったとの情報も聞いたので、近く確認してきます(笑)

15.04
レビューアップ遅れが続いておりますので、たまには新店情報を…
都城市にブライテストホープの誕生です。ジャンルは天麩羅。

場所は牟田町の焼肉みひろ近くに新しくできたGINZAHOUSEの2Fで、開店は昨年の8月とのことですが、できたこと自体を全く知りませんでした。
たまたま伺ったお店のご主人(他県名店での修行歴有)が美味しかったと仰っていたので、偵察がてら突撃です。
あまり、よそのお店を美味しいというタイプではない方の推薦は気になります。
同行者が予約してくれました^^そうそう、事前情報では関西のミシュラン店で修行歴もあるのだとか。WOW!

お店は完全予約制で、カウンター席が10席という構成です。
コースは5,000円一本のようで、しっかりとした天麩羅のお店にしてはお安いですよね。
完全予約制にすることで、この価格を保っているのではないかと思います。御主人と仲居さんの二人体制。
奥に小上がりっぽい部屋が見えますが、待合室とのことで、あくまでもカウンター天麩羅を少人数で食べるお店と捉えてください。
清潔感のある店内、しっかりと掃除が行き届いており、御主人の性格が垣間見えます。
なお、御主人は超若く見えます。20代前半かと思いきや、30歳くらいでした…十分に若いんですけどね(笑)

飲み物はそう種類が多くありませんが、最近のお店らしくワインもしっかりと置いてあります。
アルコールも比較的お安いですね~。
ハートランドの生で乾杯をしていると、御主人が本日の一通りの食材を見せてくださいまして、嫌いなものがないかを確認くださいました。
最初は突き出しなんかではなく、しっかりとしたお料理。和食店?というスタイルで春を意識したお皿が登場です。
出汁は輪郭がはっきりとしたタイプ。しかし、宮崎のそれとはやはり違います。香りが素晴らしい。
そして、またまた和食店?と思った、ヒラメの昆布〆。
申し分ない、〆具合。御主人にお伺いすると、修行歴があるお店は和食店で、天麩羅のカウンターを担当されていたとのこと。
だから、このハイブリッドなコースが可能になるんですね♪
小さい点ですが、この日はわさびがやたらに美味しかったです。
天麩羅の最初の一品は、胡麻豆腐にあられをまぶした品でして、当然に初体験。
これはまた戴きたい一品。あられの食感と香りが通り過ぎて行った後に、中の優しい香りと味わいが届いてきます。二段ロケット。
車海老も火入れが絶妙、この日の海老は火入れ完ぺきと評しても良いでしょう。衣が薄めの天麩羅です。
天麩羅は塩と天つゆと両者用意されていますが、塩比率が高くなってしまいます。ただ、天つゆもしっかりと出汁が効いていて、なかなかのものでした。
春を感じる天麩羅の途中には優しい口休めも…和食経験があると、コース構成の幅がぐんと広くなりますよね。
この日、穴子だけは、かりっと感が強すぎる気がしました。中身はふわっとしていたのですが、ふーむ。
アスパラの天麩羅は鉄板♪
そして…骨~、キスの骨でした。途中から日本酒にシフトしていましたが、実に日本酒的な天麩羅です(笑)
ここでお酒はワインにシフト、赤でしっかりめにしましたが、本来天麩羅には白が合いそうですよね。
骨が来たら、本体ももちろん来ますよね。
昆布〆に山椒の実でアクセントをつけた、技ありの一品。
これは本日一番美味しかった~!!!身のホロッと溶けていくような感触に昆布〆の旨み…山椒のアクセント…
これオリジナルで考えられているらしいです。若くして独立されるだけあって、発想と意欲が豊かですよね。
これで一通りとなりました。
この後に天茶or天丼が選べますが、他に何か食べられますか?とのこと。
コースに出たもの以外はありますか?とお訊ねすると、水烏賊がありますとのことで、そちらを揚げていただきました。
こちらもさきほど山椒が大好きと申し上げたのを汲んでくださったのか、山椒で一工夫。
烏賊自体もねっとりとした美味しさで、大満足となりました。
同行者は天丼、私は天茶…シンプルな天丼が好きなのですが、天茶を食べられるお店が少ないので、こういう機会では天茶を選んでしまいます。
天丼には赤だしが付いてきていました。
もちろん天茶も香りがよく、サクッと挙がった天麩羅と美味しいご飯と、出汁とで、至福の〆となりました。
最後は和スイーツまで…これも御主人の作とのことです。

お店は綺麗だし、ご主人の対応は素晴らしいし、天麩羅は美味しいし…実に良いお店が誕生しました。
油が綺麗なので、店内に響く音も心地よく、美しく感じてしまいます。ただ、お客さんが少なくて、大丈夫かな?と心配はしてしまいますが(笑)
御主人の修行先もお伺いしましたが、素晴らしいお店の経験をお持ちですね。
飲み物が少なめだったことを考えても、一品追加して、8,000円弱はかなりお得なお値段設定だと思います。

私の夜の天麩羅経験は少ないのですが、東北で点数1位のお店よりは確実に上。
仙台にある全国にも有名なお店よりも上。(レビューを書くとかなりブラックレビューになりそうだったので、未レビューです)

私は天麩羅が好きなのですが、バシッとくる天麩羅店と最近会えていなかったこと。
都城という地方都市に帰ってこられた御主人の心意気。
頑張ってほしいと思える新店であること。
上記を踏まえて、点数付けています。

御主人はあんまり人が増えても人手が足りないし…的なところはあったのですが、一方で、県外から人が来るようなお店にということを仰っていました。
今のままお店を続けていけば、そんなお店になりますとも!
『そうだ、天麩羅を食べに都城に行こう!』

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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5位

サンルーカルバー (神楽坂、牛込神楽坂、江戸川橋 / バー)

2回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 -
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2019/10訪問 2020/06/03

I was in the Seventh Heaven

私が東京で最も好きなバーでして、神楽坂にあるしっとりとしたバーです。
この日は、友人たちと神楽坂の私の人生最高のレストランへお伺いする前に少々時間がありましたので、こちらに0次会としてお伺いしました。
早い時間から空いていまして、夜にお伺いするよりも、早い時間にお伺いする方が空いていますね。
もしかすると、食事時間帯の18時~20時ぐらいが一番狙い目かもしれません…というのも、この日もカウンター席は満席でして、3人でテーブル席。
何回来てもテーブル席しか空いていない気がします(泣)

雰囲気は東京バーなのですが、お人柄の優しさがあふれていまして、非常に居心地が良い空間。
この空間で飲むカクテルが美味しくない訳がありません。
気品と繊細さに溢れたカクテルをいただきまして、神楽坂の素敵な一夜がスタートです!
16.01
東京都、最も好きなバーを3つ挙げるとすれば、こちらのお店は外せないところ。
早い時間から空いているので、0次会使いとして、久しぶりにお伺いしました。
こちらのお店の居心地の良さは、群を抜いています。入れてラッキーでした。
ギムレットを当然ながら最初の1杯にしますが、改めてその完成度の高さに大満足です。
2杯目はマンハッタン。同行者は初めての訪問と言っていましたが、大満足の様子でした。
でもね、こういうバーを知ってしまうと、今後大変になりますよ(笑)

14.12
東京都は神楽坂、ずっと行きたいバーがありまして、ようやく念願かなって行ってきました。
箱は狭く、お客さんは多いと聞いていたので、この日はバーが1軒目と言う使い方をしてみました。

神楽坂駅から近いのですが、建物の中に入口があるのかなと思い迷ってしまいました。
ビルの通り側にちゃんと入口がありますので、そちらから入店です。
店内はバーなので、照明こそ落ちているんですが、受けるイメージは明。
私が今まで一番感銘を受けたバーは秋田のル・ヴェール ですが、そちらと比較すると雰囲気が軽く、溶け込みやすい気がします。
それは新橋さんの人柄もあるのでしょうね。

早めの時間だったのですが、空いているのは唯一のテーブル席のみ。
バーはカウンターが良いのですが、この貴重な一席に座れるのも嬉しいものです。

新橋さんとあとお一方男性の2名でまわされているようでしたが、サービスは非常に丁寧でリラックスできる環境を作ってくださいます。
実は退店後になくしものをして、お伺いしたのですが、その際も実に丁寧に対応していただきました。感謝。
まずはギムレット、ハードシェイクで知られているだけあって、そのシェイクぶりも必見。
細かく砕かれた氷が入ったギムレット、香りを楽しみながらいただきます。
甘さ控えめながらも、口当たりが良く、私史上最高のギムレット。
ギムレットがこんなに美味しいなら他バーでももっとギムレット比率高くなります(笑)
同行者はお酒が苦手なのですが、フルーツカクテルを。いちごでしたが、すいすい飲めると言っていました。
二杯目も頼んでいたので、相当気に入ったのでしょうね。
私は二杯目はマティーニ。オリジナルカクテルも気になったのですが、最初の訪問からオリジナルをお願いするのもちょっとどうかなと思いまして。
マティーニはオーソドックスなタイプ。
アルコールの感覚はそのままに、しかしこちらも口当たり良く…両者のバランスが素晴らしい一杯です。
断られるお客さんが続出していたこと、お腹が空いてきたことから、後ろ髪を引かれる思いながらこれにて退店。

昼過ぎから空いているこちらのお店、次はお昼の顔を見に行ってみたいものです。
本当に夢の中のような時間を過ごせるバーでした~、このようなバーがあるだけで、神楽坂訪問比率が増えそうです。

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6位

こい心みやうち (西都城 / 肉料理、郷土料理、海鮮)

2回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2018/03訪問 2018/10/08

忘れない鯉心いつまでも鯉心

久しぶりに猪を食べたいと思いまして、今回は10人弱で予約です。
女性比率が高かったため、持ち込みで日本酒とワインをしこたま持っていきました。
相変わらず素晴らしい神接客とサービスで、グラス等を出していただけました。
鯉もピュアで苦手と思っていたメンバーも食べることができましたし、猪も今回はぼたん鍋でしたが、美しい肉をたらふく出していただけました。
写真は撮りませんでしたが、御飯の美味しさも前回と変わらずで、鯉のあんかけや猪の塩焼きといったサブメニューも変わらない感動を与えてくれました。
ちょっと辺鄙な場所にあるため、行きにくいのがデメリットですが、それを差し引いても十二分に満足できる都城の名店です。
都城市安久町、安久小学校から道を入ったところにある一軒家のお店です。
前々から美味しいとは聞いておりましたが、延び延びになっておりまして、ようやくの訪問。
鯉と猪のお店と言うことで、ある程度の人数がいた方が良いのかなと、今回は5人で予約です。
おばあちゃん家に帰ってきたような、民家タイプのお店で座敷に通されましたが、非常に落ち着く雰囲気です。

車で行くしかない立地なので、帰りは代行ですよね。
こちらのコースは2,500円、しゃぶしゃぶ、すき焼き、ぼたん鍋があります。それぞれ鯉とミックスです。
こちらのお店の素晴らしいところは、持ち込みがOKということ、普通にドリンクメニューもありますが、今回は日本酒とワインを持ち込ませていただきました。
最初は生ビールで乾杯です。

鍋は最初からセットしてありますが、鯉のあらいからのスタートです。
色々な部位をミックスしてありますが、卵が入っているのが珍しい。鮮度の良さがビシバシ。
鯉の本場が出身の同行者も、この鯉は絶賛…幸先が良いスタートです。
猪のすき焼きですが、お肉もお野菜もボリュームがあり、そのシルエットが美しい。
お肉を先に焼き、割下を入れるオーソドックススタイルのすき焼きですが、野菜を多めに入れた方が焦げないとのアドバイス。
ここでワインに変えましたが、なんとグラスは凍ったグラスを提供してくださいました…
持ち込み料もとらないのに…良心的過ぎるお店です。
すき焼きは卵もしっかりとした質で、肉も柔らかく、臭みがほとんどありません。
下処理が丁寧なのでしょうかね、今まで食べた猪の中で一番美味しい猪かも!クオリティが高い!

鯉のあんかけはサクッとした揚げ方で、ホロッとした身質…これも美味しい。
猪の塩焼きは…塩がしっかりと効いていましたが、素材の美味しさがダイレクトに伝わってくる品でして、これはもっと量が食べたい!
猪とネギの相性も良いですなぁ。
そして、〆はおにぎりと鯉こく、おにぎりは見た瞬間米が美味しいとわかりますよ。
猪の味噌とおにぎりに、鯉の旨味がしっかりと入った鯉こくですから、美味しくないわけがありません。

はぁ、温かい接客もあり、気持ちよく飲むことができました。
実に大満足、持ち帰りもあるようですが、またお店で食べたいものですね。夏はしゃぶしゃぶ、冬はぼたんだな!

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7位

板前焼肉 英 (川南 / 焼肉)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2016/05訪問 2016/11/05

肉が蕩ける、心も蕩ける

宮崎県川南町、一大肉の産地ですが、宮崎牛ではない極上のお肉を出すお店があるということで、楽しみにしていました。
ある日近くに行く用事があったので、一念発起しハンドルキーパーをゲットして遠征してきました(笑)
遠征ですね、せっかくなので、自分で飲みたい♪

場所は予めグーグルで調べていきましたが、移転しているとのことで、お店に電話すると大将が大通りまで迎えにきてくださいました。
もう開店しているはずの時間なのに恐縮です…お店の近くの車を停めるスペースまで案内いただきました。
扉を開けるとお店は大将とサービサーの女性のお二人でしきる、カウンターと座敷で、そこそこの広さです。

どんなお肉があるのか興味津々でしたが、お寿司のネタケースのようなものにお肉が所狭しと並べられています。
おおお、これはなかなか良いお肉があるじゃないですか!!!
立派なビジュアルの肉達ですが、自分で選ぶとなるとかなり迷いそうでしたので、基本的にはおススメに従って注文しています。
牛タンも肉厚で、しっかりとタンの旨味を味わえる切り方。カットが上手ですよね。
シャトーブリアン、今回こちらは松坂とのこと。まさか宮崎で松坂牛を食べられるとは、しかもお値段安いっす~。
ボリュームがあるものの脂が気にならないサラッと食べ尽くせる肉質。これは美味しいよ!
もともと塩調味料がかかっているのですが、こちらを自分の好みに委ねさせてくださるともっとありがたい気もします。
サーロインはシャトーブリアンの後に食べるとちょっと印象が薄くなってしまいます。塩とタレの違いで順番が決まっていることは理解していますけどね。
最後は焼きしゃぶしゃぶ♪美味しい御飯に乗せていただくと至福の〆。
そうそう、キムチもかなり本格派でしたし、御飯やキムチといった脇役がしっかりとしていると満足度も急上昇です。

同行者も非常に大満足と言っていました。ビールが驚くほど安いので、総額ではそう高く感じません。
大将は大阪にいらっしゃって、美味しい本当の焼き肉を知ってもらいたいとの気持ちから、こちらで営業をされているのだとか。
気さくな大将とサービサーの女性の空気感も大好きでしたよ~!!!

地方に名店あり、大人数用の食べ放題飲み放題も気になりますが、やっぱり美味しい肉をチョイスしてちょっとずつ食べたいなっ。
お肉の入荷時期によって肉ぞろえに差がありますので、予約の際にそこまで突っ込んでお聞きした方が良いカモ!

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8位

ビーフクックくらぞの (小林 / 焼肉、すき焼き、ステーキ)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2016/04訪問 2016/10/17

この素晴らしい肉達に祝福を

宮崎県は小林市、大変美味しいお肉屋さんが小林にあると聞いていましたし、先行レビュアーさんの評価も高いので期待していたお店。
小林の中心街からは離れていまして、車必須の立地です。
ダロープ亭ほどではありませんが、山の中のお肉に最近は縁があるようです(笑)

こちらのお店は完全予約制、牧場直営のお肉屋さんで、隠れ家焼肉店といった感じ。
さすが肉が盛んな宮崎県、色々なお店がありますよね。

定休日が不定休ですが、お聞きすると予約がない日が定休日とのこと(笑)
焼肉、ステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼きなどがありまして、3,000円~6,000円の幅でコースをお願いできるそうです。
ステーキは自分で焼かねばならないとのことでしたので、パス。
今回はさっぱりとしゃぶしゃぶをお願いすることにしました。
脂がそんなに得意ではないとの客人からのリクエストがありましたが、良いお肉を食べたいという私の思いもあって、5,000円のコースと言う中途半端な選択です(笑)

お店は一軒家で、個室風の部屋に案内されました。
カセットコンロとお鍋と殺風景ではありますが、家族経営なのでしょうね、暖かい接客。
まずは野菜ができてますが、これが山盛り山盛りてんこ盛りです。フレッシュですし、種類豊富ですし、食べ飽きないですね。
実に2日分の野菜量は摂取できそうなボリューム感です。ポン酢とごまダレがありますが、断然お勧めはポン酢です。

そして綺麗にサシが入ったしゃぶしゃぶのお肉が登場です~。
お肉一枚の量も多く、これで5,000円のコースだなんて信じられない破格値でございます。
しゃぶしゃぶを浅めにして、口に入れるとその口溶けの感覚、お肉の香り、そしてコクがある甘みが素晴らしい三重奏。
予想を超えるしゃぶしゃぶに思わず膝を叩きます。
脂が苦手なはずの客人も全部食べていました、これは逸品だ!

御飯orおにぎりはコースの最初かラストか選ぶことが可能です。
この塩気をしっかりと効かせたおにぎりと漬物がまた美味しくて…
お米も自家製らしいですが、野菜も含めて、満足度が高い訪問となりました。

次回はすき焼き!こんな辺地にありますが、二回目がある!と思わせてくれるお店でした。

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9位

宮崎牛骨らーめん崎岡 (宮崎、南宮崎 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2016/03訪問 2016/10/03

極上の一杯、宮崎牛の牛骨ら~めん

宮崎市、是非とも行っておきたい〆のお店がありました。
先般、他店でランチで食べた牛骨ラーメン…非常に美味しかったので、牛骨ラーメン熱が上がった私です。
宮崎で食べられるお店は2店舗、牛骨ベースの辛麺のお店は別にありますけどね!

そう、そして牛骨ラーメンを食べられる、〆のお店は…
宮崎焼肉の雄である、しもふり亭が、夜中の12時から開店する「ラーメン崎岡」です。
営業時間は深夜12時~3時までですが、一日60杯限定なので、途中で店仕舞いすることも多いそうです。
また、スープがうまく行かなかった日には開けないという徹底の拘りぶり。

本業の焼肉店としても、お値段がちょっとしっかりしていますが、良いお肉を出されると聞いています。

この日は12時ちょっと過ぎにお伺いしました。
お店は2階にあるのですが、提灯も入り口も灯りが付いていませんでしたので、営業をされているかわかりませんでしたが、突撃してみました。
既にお客さんでほぼ満席…
お店の混雑具合で意図的に灯りを消したり、付けたりされているのかしら?
そもそもは焼肉店としての営業なので、提灯が外に出ていたら、開いていると判断しても良いのではないでしょうかね。

カウンター席と座敷のお店でして、メニューは牛骨ラーメン小盛600円、普通盛1,000円、大盛1,200円のみ。
ドリンクメニューすら置いていないのですが、ビールは出していただけました。@600円。
回転を意識して、わざとドリンクメニューは置いていないのかもしれませんね…

牛骨ラーメンは普通盛ですが、そんなに量が多いわけではありません。
スープは牛骨ですので、醤油と牛骨をしっかりと強めバランスさせています。
宮崎牛の素材で作られているわけですから、旨みも凄く良く出ています。
牛骨ラーメンを食べ付けているわけではありませんが、異次元のスープかもしれませんね。
麺は中太麺で縮れはかなり強めです。麺の長さが、かなり短めなのは意図的なのでしょうね。
しかし、牛骨のスープとの相性も悪くない。結構作り込まれている感じがします。
牛脂の揚げ玉とでも呼ぶべき大きな玉が、またコクをスープに与えています。
チャーシューは入っておらず、代わりにトロトロに煮込まれた牛筋がたっぷりと。

宮崎ラーメンを旅の〆に食べるのも良いですが、宮崎牛の産地で食べる牛骨ラーメンも乙なものですよ。
ここ最近食べた麺の中では一番インパクトありました!

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