レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2017/07訪問 2017/09/25
広島県広島市、色々なお店がありますが、パシッと心に響いたのがこちらのお店。
テレビでも有名な平野さんが大将をつとめられているお店でして、結構人気があるのではないかと思いましたが、早めの予約でお席が取れました。
電話を差し上げた際に、女将さんが電話に出られましたが、非常に丁寧な接客だったのが心に残りました。
10,000円のコースをお願いして行きました。
当日にお店にお伺いしましたが、位置関係を頭に入れて、お好み焼きの八昌を目印にしていましたが、八昌は何店舗もあるんですね~。
ビルの2階の八昌にソナーを狂わされまして、ビルを迷ってしまいましたが、時間には何とか到着です。
カウンターオンリーのお店でして、小規模ですが、近くこちらのお店は移転するとのお話も店内でお聞きしました。
確かにこのお店はテーブル席や個室があった方が活きる気がしますね。
綺麗な女将さん、そして平野料理人、お若い男性がお二人いらっしゃいます。
テーブルに着いて、まずはビール、ビールは瓶ビールしかないようでしたので、プレモルをお願いしました。
さて、最初に使われている出汁の説明がありまして、この出汁についてののっびきならぬ想いを感じたところです。
最初の出汁のジュレを楽しむお料理で感じましたが、出汁、素材、技の3点が見事に融合しています。
出汁は京都に行ったばっかりでしたので、強く感じます。これは地方ですから、そうなるのでしょうけど、こちらの出汁は旨味もしっかりと強く出しているので、この出汁のあり方は塩が強いだけではありません。
グレート!
お次は、蛸と椎茸、この椎茸がまた秀逸でして、素晴らしい出来。もうビールを早く日本酒に変えたくて(笑)
続いての鱧は湯引きにせずに、白焼き。旨味と香りが段違いですね~。唸ってしまう出来映え。
京野菜を使った煮びたしも、お出汁が美味しくて飲み干してしまいました…
そして、こちらのお店の真骨頂はここにもありました、熟成した刺身の数々…
全国各地から素晴らしい素材を集めていらっしゃいます、山形のノドグロは凄まじい破壊力。
そして、超希少価値の高いメイチダイの刺身もいただくことができました~。
イカ、カツオ、マグロと、最高級レベルのものが次々と出てくるので、もう日本酒も進む進む。
広島の日本酒をお願いしましたが、やはりレベルが高いと思いました。一緒に出してくださるチェイサーのお水も美味しかった~。
そして御椀物で、また出汁の美味しさを再確認します。
続いては、創作心溢れる冒険作、アマダイの焼物に蛤のソース、そしてベーコンの泡が合わせられています。
これが絶妙に合うんですよ…ベーコンにこんな使い方があるとは…
メインはお肉、お肉自体は最上級と言うには、ここまで飛ばし過ぎましたし、コースの金額が安かったので、あれですが、焼き具合はバッチリでしたよ。
最後の〆は、トリュフ御飯。いや~、成金感覚がある御飯でしょう。
もうね、全然全然しっかりと美味しいんですよ、まずはそのままに食べ、トリュフが恐ろしいほどハマっています。
そして、それに輪をかけてしまうのが、卵かけトリュフ御飯です。
卵でトリュフの香りが消えてしまうかと危惧していましたが、全然そんなこともなく…
最後にスイーツもいただきまして、満腹満足でございました~。
いや、地方にたまに名店がありますが、こちらはドンピシャに私の好みでした。
有名な方のお店って期待に添わないところもありますが、こちらは全然の本格派でしたよ!
各地から美味しい食材を取り寄せられるのも、御主人の知名度が影響しているんですよね~。
これが福岡なら、来月また行くところでしたよ…
とりあえず移転予定とお聞きしましたので、早めにレビューアップさせていただきますね!いや大満足。
あ、あとお若く背が高い方がいらっしゃいましたが、オーラを感じました。
将来、素晴らしい料理人になられるのでしょうね、先物買い!したい感じの佇まいでして、こちらも期待大の素材です!
2位
11回
2018/10訪問 2019/05/27
宮崎県都城市、天麩羅の名店として、各地から人が来るようになっているともお聞きしています。
相変わらず、開店当時と同じ値段設定でされていますし、場所も席数も同じ。
回転は速いお店ですが、2回転をされるわけではなく、実直に営業されていると思いますね。
今回も相変わらず、季節を感じるものを出していただけました。
素材についても吟味されていますが、さらに上のステージにいくためには、お値段設定を上げて、更に上の素材を使う。
または、The地元のスペシャル素材を使う等の段階に来ている気もします。
そういう意味では、魚がメインの天麩羅において、都城という地は合わないのでしょうね…
名古屋、静岡、東京、福岡、天麩羅の名店があるところには、海の幸あり!ですものね。
かといって、最近流行している肉の天麩羅は、こちらのテイストと全く合わないでしょうし…
と、通っているからこそ、勝手に葛藤も感じつつ(笑)
市外の方にこそ、こちらの都城の名店に是非とも足を運んでいただきたいですね!
宮崎県都城市、宮崎県内で天麩羅を揚げることについてこちらのお店の右に出るお店はありません。
色々なネタを食べますが、素材系も年々少しずつ内容を変えて仕入れをしていますし、蒟蒻の天麩羅のように技術で食べさせる天麩羅の引き出しも多くなってきているように思えます。
私はいつも、天麩羅比率が高い5,000円のコースにしていますが、+の一品をお願いするとちょうどお腹具合が良く、10,000円弱ぐらいに収まるコスパの良さです。
願わくば、ご主人が各地の天麩羅店に行かれて、また発見をされると面白いと思いますよ♪
都城が誇る天麩羅の雄、最近は天麩羅ブームが全国で巻きあがっていますが、このお値段でこのクオリティを出せるお店はほぼ皆無かと。
そういう意味では、都城に居を構えてくださってくれて非常に非常に嬉しいところ!
今回は野菜の天麩羅が様々面白く、また白子も最高のネタですね。
また、最後は甘鯛を追加しちゃっています(笑)
少々落ち着いたら、またお伺いしたいと思いますが、なかなか最近は機会を得られず…申し訳ない…
現在タイミングが合わず…禁断症状が出かけていますが…
今回のレビューは年末の訪問時でして、東京から来てくれた友人との訪問です。
友人は初めての訪問、結構なグルメ人ですが、今回の旅で一番のお店だったとのお言葉をいただきました!
ですよね!(笑)
最後の〆天麩羅は選べるようになっていますが、鱚の魔力から逃れられません…
で、追加は甘鯛、入るときには入荷しているのでしょうね、この追加〆も甘鯛を頼むことが多くなってしまっています。火入れも毎回良くなっていますしね。
この日は久しぶりの訪問でしたが、やはりレベルの高さは健在です。
色々なお店に行きますが、宮崎、都城に私の好きなお店があることの幸せを噛み締めながらの訪問です。
カウンターオンリーですので、少人数で行くことにしていますが、こちらのお店に行くときが一番アガりますね。
鱚が中盤に出まして、〆は鱚でお願いしました。
鱚+木の芽の破壊力は、こちらの上質な天麩羅の中でも最上位。
引き続き、よろしくお願いします!
今回は二人での訪問です~、同級生とふらふらと飲みに来ました。
美味しいものを食べて、美味しいお酒を飲む、これ至高也。
予約して行く価値があるお店、まだまだ満席が続いている状況ではないのですが、日によっては早くから埋まっていることも。
日本酒も行くたびに違うお酒がありますし、季節感があるお酒も意識され始めているように感じます。
5,000円コースを頼み、好きなタネを追加するのが、こちらのお店でのお決まりになってきました。
久しぶりに天丼も食べたいな~、たまには8,000円コースも食べなければ!
色々な進化を見せてくれるのはまだ若いお店だからでしょうね。
予約が取れない週末も増えてきていると思いますし、地元での知名度も着実に上がってきました。
市外からのお客さんも多くなっているようですよ。
選択制になったメインも色々と悩んでしまいますが、木の芽とキスの好相性で〆たいと思う冒険心のない私…次は違うメインにしてみましょう!
本日も季節感がある素材を楽しむことができました。
実は現在、しばらくお伺い出来ていないのですが…こちらへのお店の愛は他店の天麩羅をいただく毎に増していきます(笑)
関東の天麩羅とは違う、野菜を主体とした天麩羅だからこそ季節の移ろいをより楽しむことができますね。
色々と工夫をされいますので、毎月のようにお伺いしても飽きることがありません。
色々と試行錯誤を経て浮き上がってくるであろう新作の数々。本日も楽しくいただきました。
日本酒も色々と試されているようですが、華やかな日本酒は品が揃ってきた感がありますね~。
都城を出て行かれないか不安で仕方ない部分があります…九州では確実に1位と言って良いお店だと思いますね~。
今回は誰との訪問だったっけ?3人でのお伺いです。再訪レビューだと誰と行ったか…時間軸がおかしくなりますね(笑)
野菜の天麩羅が、時節を感じられてお気に入りですが、最後に頼んだ白子の天麩羅も破壊力あったなぁ。
個人的には天茶よりも好きなちりめん山椒茶漬け♪
日本酒も新しいチャレンジをされていますが、宮崎の日本酒はまだこのステージには時期尚早な気もしました(汗)
仕事で忙しいストレスをどうにかこちらのお店で調整させていただいています…(笑)
同級生と二人で訪問。
既にちょっと飲んで来ていましたが、それが呼び水となって更に飲んでしまいました(笑)
素材だけの天麩羅は少なく、必ず仕事が垣間見えるのがこちらのお店の姿勢と言って良いでしょう。
個人的には5,000円コースに好きな天麩羅を追加するのがお気に入り。
和食も美味しいのですが、やはりメインは天麩羅を食べに来ているので天麩羅を沢山いただきたいものです♪
16.07
今回は5人でお伺いしましたが、5人だと会話が左右に分断されてしまいますね(笑)
この日も最初から最後まで美味しかったな。
季節の美味しさを天麩羅に閉じ込める技を毎月のように味わえる幸せを噛みしめます。
16.06
定番の強みであるところにも手を入れ、上を目指すこちらのお店の姿勢は素晴らしい。
最近は結構予約が取れないんですよね…
御主人に言うと、空いている日は全然お客さん入りませんよ~と仰るのですが…
都城に来られる際には、是非とも早めの予約を推奨いたします!
16.04
今回は4人で5,000円コースでお伺いしましたが、一年ぶりの稚鮎がハイライト。
追加で注文した白アスパラも、一本を二つにわけて。それぞれで全く別のネタのようでした。
ちょっとメゴチが弱めでしたが、季節感があるネタのオンパレードで今回も大満足。
しっかりと準備されるお店なので、当日キャンセルは勘弁してあげてくださいね!
やっぱり好きだわこのお店、心の洗濯完了です!
16.02
こちらが始めての友人との訪問。5,000円コースです。
今回は良い鰤が入っていたとのことで、初めて刺身での追加。
最後に鮟鱇を追加しましたが、合計はちょうど10,000円程度でした。
友人も大満足でした、こちらのお店の裾野が広がっていくことを祈っています。
15.12
取りつかれたように天麩羅が食べたくなる日々(笑)
今回は遠くからの友人と、こちらの共通の友人と3人での訪問です。
今回は初めて8,000円のコースにトライしてみることに。
天麩羅コースの前の和食も、洗練されており、こちらに更にリキが入っている感じがありますね。
天麩羅に移っても食材力がアップ、今回は九州らしい食材の芋が美味しかったですね~。
最後には天茶も戴きまして、通常は追加注文をするところですが、その余力はありません。
コースだけで完結、満足したい方へお勧めできるコースです♪
5,000円のコースだと、追加をしますので、結果的にお値段の着地点はそう変わらない気がしますね!
15.10
久方ぶりのお伺いです。本日も3名で、1名は御新規様!
カウンターのみのお店ですので、やはり1組3名までが限界のような気がします。
今回は5,000円のコースでしたが、事前情報のとおり、コース内容が変わっていました。
〆の天茶or天丼が5,000円のコースでは出なくなったので、実質的にちょっと値上げでしょうかね。
しかし、今までが安すぎたので、適正価格に近付いている気がします。
また、今回はこれまで食べて気に入っていた胡麻豆腐の天麩羅も超絶な進化を遂げていました。
代わりの〆の茶漬けもこれまた美味しく…気分によっては天茶よりもこちらを食べたい時があるかも!
御主人の向上心や研究熱心なところも、こちらのお店の強みです。お酒のマリアージュ感も上がってきましたね。
8,000円のコースは一品料理がしっかりつくことと、天麩羅本体も質が上がるとのことでしたので、近日いただきに訪問予定です!
今回の御新規様も自己の天麩羅史で最高とのこと、味わうためでしょうか、珍しくお酒もセーブして飲んでいました(笑)
15.05
さあ、とりあえず、一度の訪問で素晴らしいと思っても肝心なのは2回目ということで、再訪してきました。
都城、いや宮崎でも最近一番お気に入りのお店です。
ここ最近だと、私も熊本・福岡の有名店、同行者の一人は東京のミシュラン店天ぷら元吉に行っていますが、やはりお値段も併せるとこちらのお店の良さが飛びぬけているなとの感想を持ちました。
今回は三人で訪問、会話を考えるとカウンターですから三人が訪問人数の限度な気がしますね。
稚鮎、アスパラ、ヤングコーンなど、季節のものを中心に出していただきました。
完全予約なので、ふらりと行くのではなく、しっかりと日程が空く日にうかがわないといけませんね。
夏場は他県遠征が多く行く機会を逃してしまっていましたので、天麩羅の美味しい秋にこそ、また伺います!
なお、この後にコースは5,000円と8,000円の2コースとなり、8,000円のコースは天麩羅ではなく焼物などの一品料理が増えた構成との情報ありです。
ただ、〆の天茶or天丼が5,000円のコースでは出なくなったとの情報も聞いたので、近く確認してきます(笑)
15.04
レビューアップ遅れが続いておりますので、たまには新店情報を…
都城市にブライテストホープの誕生です。ジャンルは天麩羅。
場所は牟田町の焼肉みひろ近くに新しくできたGINZAHOUSEの2Fで、開店は昨年の8月とのことですが、できたこと自体を全く知りませんでした。
たまたま伺ったお店のご主人(他県名店での修行歴有)が美味しかったと仰っていたので、偵察がてら突撃です。
あまり、よそのお店を美味しいというタイプではない方の推薦は気になります。
同行者が予約してくれました^^そうそう、事前情報では関西のミシュラン店で修行歴もあるのだとか。WOW!
お店は完全予約制で、カウンター席が10席という構成です。
コースは5,000円一本のようで、しっかりとした天麩羅のお店にしてはお安いですよね。
完全予約制にすることで、この価格を保っているのではないかと思います。御主人と仲居さんの二人体制。
奥に小上がりっぽい部屋が見えますが、待合室とのことで、あくまでもカウンター天麩羅を少人数で食べるお店と捉えてください。
清潔感のある店内、しっかりと掃除が行き届いており、御主人の性格が垣間見えます。
なお、御主人は超若く見えます。20代前半かと思いきや、30歳くらいでした…十分に若いんですけどね(笑)
飲み物はそう種類が多くありませんが、最近のお店らしくワインもしっかりと置いてあります。
アルコールも比較的お安いですね~。
ハートランドの生で乾杯をしていると、御主人が本日の一通りの食材を見せてくださいまして、嫌いなものがないかを確認くださいました。
最初は突き出しなんかではなく、しっかりとしたお料理。和食店?というスタイルで春を意識したお皿が登場です。
出汁は輪郭がはっきりとしたタイプ。しかし、宮崎のそれとはやはり違います。香りが素晴らしい。
そして、またまた和食店?と思った、ヒラメの昆布〆。
申し分ない、〆具合。御主人にお伺いすると、修行歴があるお店は和食店で、天麩羅のカウンターを担当されていたとのこと。
だから、このハイブリッドなコースが可能になるんですね♪
小さい点ですが、この日はわさびがやたらに美味しかったです。
天麩羅の最初の一品は、胡麻豆腐にあられをまぶした品でして、当然に初体験。
これはまた戴きたい一品。あられの食感と香りが通り過ぎて行った後に、中の優しい香りと味わいが届いてきます。二段ロケット。
車海老も火入れが絶妙、この日の海老は火入れ完ぺきと評しても良いでしょう。衣が薄めの天麩羅です。
天麩羅は塩と天つゆと両者用意されていますが、塩比率が高くなってしまいます。ただ、天つゆもしっかりと出汁が効いていて、なかなかのものでした。
春を感じる天麩羅の途中には優しい口休めも…和食経験があると、コース構成の幅がぐんと広くなりますよね。
この日、穴子だけは、かりっと感が強すぎる気がしました。中身はふわっとしていたのですが、ふーむ。
アスパラの天麩羅は鉄板♪
そして…骨~、キスの骨でした。途中から日本酒にシフトしていましたが、実に日本酒的な天麩羅です(笑)
ここでお酒はワインにシフト、赤でしっかりめにしましたが、本来天麩羅には白が合いそうですよね。
骨が来たら、本体ももちろん来ますよね。
昆布〆に山椒の実でアクセントをつけた、技ありの一品。
これは本日一番美味しかった~!!!身のホロッと溶けていくような感触に昆布〆の旨み…山椒のアクセント…
これオリジナルで考えられているらしいです。若くして独立されるだけあって、発想と意欲が豊かですよね。
これで一通りとなりました。
この後に天茶or天丼が選べますが、他に何か食べられますか?とのこと。
コースに出たもの以外はありますか?とお訊ねすると、水烏賊がありますとのことで、そちらを揚げていただきました。
こちらもさきほど山椒が大好きと申し上げたのを汲んでくださったのか、山椒で一工夫。
烏賊自体もねっとりとした美味しさで、大満足となりました。
同行者は天丼、私は天茶…シンプルな天丼が好きなのですが、天茶を食べられるお店が少ないので、こういう機会では天茶を選んでしまいます。
天丼には赤だしが付いてきていました。
もちろん天茶も香りがよく、サクッと挙がった天麩羅と美味しいご飯と、出汁とで、至福の〆となりました。
最後は和スイーツまで…これも御主人の作とのことです。
お店は綺麗だし、ご主人の対応は素晴らしいし、天麩羅は美味しいし…実に良いお店が誕生しました。
油が綺麗なので、店内に響く音も心地よく、美しく感じてしまいます。ただ、お客さんが少なくて、大丈夫かな?と心配はしてしまいますが(笑)
御主人の修行先もお伺いしましたが、素晴らしいお店の経験をお持ちですね。
飲み物が少なめだったことを考えても、一品追加して、8,000円弱はかなりお得なお値段設定だと思います。
私の夜の天麩羅経験は少ないのですが、東北で点数1位のお店よりは確実に上。
仙台にある全国にも有名なお店よりも上。(レビューを書くとかなりブラックレビューになりそうだったので、未レビューです)
私は天麩羅が好きなのですが、バシッとくる天麩羅店と最近会えていなかったこと。
都城という地方都市に帰ってこられた御主人の心意気。
頑張ってほしいと思える新店であること。
上記を踏まえて、点数付けています。
御主人はあんまり人が増えても人手が足りないし…的なところはあったのですが、一方で、県外から人が来るようなお店にということを仰っていました。
今のままお店を続けていけば、そんなお店になりますとも!
『そうだ、天麩羅を食べに都城に行こう!』
3位
7回
2019/12訪問 2020/01/03
東京都神楽坂、食べログを始めた時に、食の世界を探求していく心を忘れないため、フルマーク5点を付けることはしまいと思っていました。
しかしながら、こちらのお店は、本当に素晴らしかった…
丁寧、真摯、実直、暖かさ、料理に対する姿勢とお客さんに対する姿勢とがイコールでして、ここまで素晴らしいお店と出会えたのは、私にとって本当に奇跡のような出来事でした。
第六感から、こちらのお店が気になり…最初の出会いは私に非がある予約の行き違いでしたが、その対応が素晴らしくて、再度予約してお伺いすることになりました。
御夫婦のホスピタリティ、信じられないようなコスパ、通うたびに向上していく料理…
連れて行く人、連れて行く人、皆が、また行きたいと言ってくれ、ファンが増えていく稀有なお店でした。
ミシュランを獲られた際にも、友人とはハイタッチしてしまいましたよ。
再訪を約束した友人もたくさん…
行きたいと言ってくださる方、実際予約を取ってくださっていた方もいらっしゃいました。
特に再訪を約束していた友人の1人とは、近く具体的な日程調整に入るところでした。
12月末の訪問はミシュランを取られる前の予約にて、ミシュランを獲られた後の初訪問でしたが、いつも通りの阿部さんでして、おめでとうございます!と申し上げるのを、皆さんが喜んでくれるので、獲って良かったと仰っていました。
この日の料理も飛びきりでした。決して調理法を固めず、時期時期の食材で良い意味で遊ばれる、チャレンジ精神がある料理をこの日も味わうことができました。
いま、トップクラスのお店が値上げを重ねる中、御主人は色々と試していきたいことがあるので、しばらくは値上げは考えていないです。ただ、美味しくない料理を出すかもしれませんけど(笑)と仰っていました。
いやいや、これだけ考えられて、作り込まれた料理が美味しくない訳ないではないですか…御主人の控えめで謙虚な姿勢がわかり、心に残るご発言でした。
今回の料理コースは、フルスコアに値する素晴らしさ、私にとって唯一無二のコースでした。
御主人とは同年代、これからずっとずっとご一緒させていただけると思っていました。
いつかご夫婦で九州にも遊びに来てくださいとのお話もさせていただいていました。
研鑽と挑戦を重ねる阿部さんのこの先をもっとずっと見てみたかった…
これほどの才能と人格とこんなに早くお別れせざるをえなくなるなんて…
このレビューが良いのか悪いのか、かなり悩みましたが、御主人は笑って許してくださるような気がしました…皆さんがミシュランを喜んでくれるので、獲って良かったと仰る御主人ですから…
私自身の史上最高のレストランとして、今の気持ちを忘れずに残したく書かせていただきました。
本当に本当にありがとうございました。
記憶から決して消えることのない、史上最高のレストラン。
女々しいようですが、またあの雰囲気の中で、あの食事を楽しみたかった…早すぎます…
東京都は神楽坂、鰻の百名店に選ばれ、食べログのスコアも4.0。レビュー数が少ない中でのこの点数は驚異的です。
また、特徴的なのは、訪問された方々の評価として、こちらをこれまでの食体験でトップクラスと評する声が多いことです。
特に若い方であっても、ストレートに美味しいと思わせる力がこちらのお店にあります。
京都系の和食とは少々違うアプローチですが、出汁等も含めて、料理の一体感がありますね。
今まで和食に満足できなかった方も、きっと、きっと満足していただけるお店だと思います。
今回の訪問は、私の友人たちとお伺いでしたが、一度来たこちらの味が忘れられずにの再訪です。
お店から出た後の私も含めた3人の感想「やっぱりここが一番美味しいね!」と大満足の再訪となりました。
ただ、予約が取りにくくなっている状況でして、1日2組しか取らないというところが、こちらの希少価値を更に高めていると思います。
さて、この日もどれもこれも美味しく…
鰻については、もう外で食べられなくなる危険性がありますね…
次に予約を取れるのはいつになることやら…ですが、最高かつ至高の体験をするために、まさに今行くべき最も勢いがあるお店の一つだと思っています。
東京都神楽坂にある鰻が特徴的な和食のお店、めきめきと評価も急上昇しており、食べログの鰻百名店にも選ばれ、この上昇気流はどこまで!?
御夫婦のお人柄も最高に良く、驕らず真摯にを地でいくお店だと思っています。
最近は、急な予約は難しくなってきているようでして…今回はたまたまタイミングがあり、20年来の旧友とこちらにお伺いして来ました。
個室とカウンター席がありますが、当然にカウンター席択一!
みる貝とうるいの土佐酢かけからスタート、鰻が好きな人って貝が好きな人が多い気がしますね。
この日もトップスピードでのスタートです。
蕗と生バチコ炙りは、お酒が進む至高の出会い。福井県黄金蟹の椀盛、蟹のふくよかな美味しさも素晴らしいのですが、お椀の味わいの深さにも感嘆。
鰻の蒲焼、天然山菜のごまよごし。これは語るまでもない美味しさ。
そして、ここでお造りが登場。江戸前真子ガレイと佐島アオリイカのお造り。これもパーフェクト~。
そしてスッポンとフカヒレの茶碗蒸し、最近はフカヒレも好まれて使われていますね。
スッポンの美味しさも存分に引き出されています。
対馬のどぐろと金沢筍の酒焼き、花山椒。これは凄まじかった、鳥肌が立った一品です。食べさせていただき感謝。
長崎マダカ鮑、ホワイトアスパラソテー、肝ソース。
メインが何品も出て、どこが料理のクライマックスかわからない(笑)あな番の犯人捜しみたい(笑)
青森棘栗蟹と筍の土鍋御飯は、旬を閉じ込めていまして、高級食材ではないけれども、美味しさ満載。私はこういうご飯大好きです。
最後は同郷のマンゴー。
久しぶりの訪問になってしまいましたが、パーフェクトなコース構成…
個人的なランキングでは、現時点では日本一!
次の予約が楽しみです~。
繰り返しになりますが、今後もこちらのお店とご一緒させていただけますように…
東京都神楽坂、開店から1年半程度の新しいお店ですが、大のお気に入りでこれまでランチで2回、夜に1回お伺いしています。
ランチ営業はなくなったので、夜のみとなり、お伺いするハードルは上がっていますが、それでも可能な限りお伺いしたいと、やってきました。
年の後半には、こちらのお店をメインに据えた東京ツアーを宮崎の友人たちと決行することも決定!
いや、現時点では人生最高のレストランと言っても過言ではないお店です。
それを決定づけたのは、今回の夜訪問…
15,000円のコースですが、もうモンスター級の味とコスパでして、思わず身震いしました!
雲丹+トリュフ+キャビアのような華美な演出をされる訳ではありません。
良いものを使い、その良さを引き出すために技術を駆使されている。御夫婦の人柄のような実直なお料理だと思っています。
それが、私の琴線にピタリと。
なぜ予約困難店にならないのか!?と不思議でなりませんが、適度に予約が取れるお店であってほしいとの我儘な想いを持っていまして…(汗)
このお店の誕生から、現在までを見てこれた点は本当に幸せです。
願わくば今後も共にご一緒させていただけますように…
東京都神楽坂、開店から1年程度の新しいお店ですが、大のお気に入りでこれまでランチで2回お伺いしました。
お店への訪問は2人以上との縛りがありましたので、少々間が空きましたが、埼玉の友人と一緒に訪問。
既に満席の日も多くなってきていますが、知名度も上がっているのでしょう。
夜は15,000円と20,000円のコースがありますが、今回は15,000円のコースでお願いすることにしました。
四の五の言わずに結論を言うと…「夜も最高、いやお酒を飲める夜こそ最高」!
夜は和食の比率が高まりますが、最初から全力のクオリティとクオンティティの雲丹。
お椀もお刺身も和食のトップクラスの技と素材でして、決して鰻だけのお店ではないのです。
そして、こちらのお店は貝がお好き(笑)
前回、後輩たちがお伺いした時も貝が多かったと聞いていましたが、この日もとり貝が炙りで。
いやはや、鰻+貝が好きなところも、私との一致点、非常に食の嗜好が合っているお店だと再実感。
そして、思いの外早い鰻の登場、白焼きとタレ焼きで、天然と養殖の食べ比べ。
天然も美味しい鰻を仕入れるルートを確保されているのは素晴らしく、天然が養殖を上回る摂理道理の結果となりました。ただ、養殖もそんじょそこらの天然なら圧倒できそうな鰻でしたね。
こちらの鰻の美味しさの秘密も教えていただきましたが、他店と全く違うアプローチが生み出す旨さだったんですね…
ただ、ここで鰻が出てくると後ろのラインナップがきつくなるのでは?と思ったのですが、そこから噴火湾の毛蟹、そして黒鮑、いや…豪腕…これに技術の裏打ちがあるから、堪らない…
そして炊き込みご飯食べた後に、宮崎県産のマンゴー。
マンゴーは大玉で、糖度もかなり高いもの。素晴らしい。
最後まで抜くことなく、全力投球のコース料理は、御主人のお人柄が現れた料理です。
満足×満足×満足の∞。
個人的には鰻+白米の破壊力を楽しみたいので、次は〆御飯の際に鰻を持ってきていただくよう、予約時にお願いしたいと思いましたね~。
御主人と奥様の人柄にも癒される至福の時を過ごすことが出来ました。
今後ずっとお付き合いさせていただきたいお店です!
ランチはなくなってしまったので、これは備忘録レビューとして御覧ください。
タイトルの通り、鰻を交えて、これだけのクオリティを担保できるこちらのお店に万歳!
和の技術がしっかりしていながら、しっかりした素材を使われており、派手さや絢爛さはないものの、食後感が非常に高い佳店です。
そして、飛び道具と言っても過言ではない鰻の力…この鰻の美味しさは反則級でして、紹介した後輩も夢に出そうです!と言っていました。
夜はともかく、2人以上でないと駄目な点が、個人的にはハードルの高さになっている気がしますが、虎視眈々と次の機会を狙っています。
ここ最近では最も気になる、そして行きたい東京の和食店です!
御夫婦のお人柄もめちゃめちゃ良いんですよ、そこもこのお店の大きな売りです。
東京都神楽坂、こちらのお店は食べログ情報ではないのですが、美味しいと聞いていました。
また、ランチは鰻がメインで4,500円とのことで、鰻大好きな私としては絶対に行きたかったお店。
予約をしたものの、一度はキャンセルしてしまい…でも御丁寧な御対応をしていただき、その対応の良さに間髪入れず、再度予約しました。
友人と駅で待ち合わせ、徒歩3分程度の立地でして、かなり良い立地。
お店は和食店の様相でして、完全予約制でお店をされている旨が店頭には示されています。
お店に入りましたら、この日は我々二人でランチ営業をさせてしまった模様…
今回は友人の優秀なカメラの写真でアップします!
お店はカウンター席が最初にありまして、奥に個室がある模様。
元々は郷土料理のお店だったようで、地元では一定の人気があったお店だったそうです。
我々はカウンター席、御主人と奥様のお二人での営業でして、お二人の人柄の良さが伝わるんですよ。
で、鰻が入っての4,500円コース、鰻が高騰しているここ最近なので、鰻がメインで出てくる程度だと思っていましたが、いやいやそんなことは全くありませんね~。
まずは、先付が3種類。私の大好きな無花果に胡麻豆腐の餡がかかった一品は、The和食の一品です。
その他、焼き茄子もかなりのレベルですし、この先付で、こちらのお店は鰻のお店のレベルを超越していることがわかりました。
続いて、秋刀魚の刺身に秋刀魚の肝で作ったソースを添えたもの。こちらは予約の度に築地で仕入れをされるとのことで、素材へのコダワリも強いお店だと思います。
続いて、鱧の天麩羅も出てきまして、メインの鰻が出ないこの時点で、既にコースへのお得度が半端ない…(笑)
そして、お待ちかねのメインの鰻は、かば焼きと白焼きでそれぞれ1匹分焼いてくださいまして、それを2人でシェアするスタイルです。
白焼きには本山葵、蒲焼には山椒の実が添えられており、塩とタレも添えられています。
土鍋で炊いた白御飯を供されまして、こちらに蒲焼を乗せ、タレを掛けるとほ~ら鰻丼の出来上がり!
焼きは外側がパリッとしており、内側がジュワっと脂が出る焼き方で、この鰻のクオリティが凄いんです。
引き締まった食感であったり、脂のノリ方、そして香りと甘みの濃い味わい。
この鰻は天然鰻とそん色がない、いやそれ以上のクオリティを持った鰻と言って良いでしょう。
天然はアタリハズレが大きいところですね、仕入れ先をお伺いしたところ、なぜこのようにクオリティが高い鰻を仕入れることができるのか、謎が解けました!
併せて、なぜこのようにビッグでありながら、質が高い鰻が仕入れられるのかも知ることができましたよ。
鰻に後追いでかけるタレもキレがあって美味しく、老舗のそれとまた違った感じですが、しっかりと土鍋御飯と合います。
同行者はタレを御飯にかけて食べていたほど、このタレにも魔力があります。
白焼きも山葵を多めに付けました、それだけ脂がしっかりとノッていたということですが、こちらもピュアな美味しさがあります。
御主人は静岡出身で、和食店の修業が主とのことで、鰻専門店での修行歴はないようです。
しかし、鰻が好きとのことで、鰻をメインにしたランチを出されているようですが、夜は和食のコースとなり、鰻は時期によって出されるとのことでした。
このコースが4,500円なんて、価格破壊も良いところですよ、最後には梅のシャーベットまで付いてくるんですから、脱帽です…
こちらのお店は和食の技術もありますし、原価率が高いと言いますか、非常に良いものを出されます。
私は、個人的には鰻をメインに据えるこのスタイルはしっかりと続けていただきたいなと思います。
これだけ良い鰻を出されるのであれば、それがキラ星のように色々な和食店が犇めく東京で、オリジナリティを出す一番の強みになるはずです。
あと、お二人のお人柄の良さも非常に非常に素晴らしかった!
近くにあったらすぐに次の予約を入れたでしょうね、東京に凄いお店が誕生していますよ!
4位
1回
2017/07訪問 2018/01/08
京都府京都市、今回の旅行の中で、唯一のリピート店。そうは言っても、お店の場所は変わっているんですけどね。
前回お伺いして、そのお椀等に驚愕したこちらのお店。
あの伝説のお店である桜田の正当な後継者であることは、桜田の跡地を受け継いだことからも明白ではないでしょうか。
お店は広くなっていまして、今回はカウンター席ではなく、個室のテーブル席に案内していただきました。
ランチで8,000円のコースで予約、鮎2匹食べると、余韻がなくなってしまう気がしたので、あえて鮎1匹としました。
まずは、梅酒から、スタートします。場所が変わっても変わらない泉の流儀です。
飲み物はビールでヱビスをchoiceです。
小鉢は暑くなってきた季節を切り取った品。
お椀物も祇園祭の時期らしい、デザインとなっていて、心遣いを感じます。
鯛と冬瓜のお椀、私がこちらの虜になっている理由は、泉のお椀が深すぎるからです。
香りも素晴らしく、そして一口いただいた時には、鳥肌が立つかのような深みに吸い込まれていきます。
このレベルのお椀はなかなかないと思います、また、前回と同じく変わらないお椀でほっとする部分もありますね~。
お刺身も祇園祭をイメージした箱に入っていました。刺身は前回の方が豪華感がありましたが、相変わらず美味しい。
そして待ちに待った八寸、そう世界でここだけの鮎がこちらにはあるのです。
鮎自ら出す脂を落とすことなく、長時間で焼き上げることにより、揚げたかのような鮎が生まれてくるのです。
揚げているわけではないのですが、頭からいただける鮎でして、その香りも揚げたものとは段違いなんです。
賀茂茄子の時期ですから、茄子と味噌を組み合わせたお皿は洋風に見えるアプローチ。
最後のご飯はトウモロコシのご飯、こちらも当然に失点せずにほぼ完璧な昼食となりました。
そうそう、水ようかんが美味しすぎて、この後、水ようかんを買いに行ってしまうことに(笑)
最後はご夫婦で丁寧なお見送りをいただきましたが、前店の時と変わらない朴訥なご主人。
いやぁ、前回のレビューでも書きましたが、このレベルのお店が全国に何店舗ありますでしょうか。
まだまだ過小評価なお店だと思います。またリピートしますよ、間違いなく、京都に来た際には必ずお伺いしたいお店です。
5位
1回
2017/09訪問 2018/01/01
福岡県大牟田市、古くからの知人がおり、中間地点の熊本で飲もうと誘い水を向けていましたが、2年連続断られた&気になるお店があったので、遠征してみました。
後者の理由の方が本命ですが…テヘ。
気になるお店はフランスの三ツ星ラムロワーズで修業をされたシェフが地元に戻って始めたというフレンチです。
予約はしてもらいましたが、そう予約困難との認識はないようで、実際にお伺いした日も空席が半分といった埋まり具合でした。
こちらのお店のアマンドというお店は庶民派の洋食店として地元には愛されているようで、その2階がフレンチに変身していることは地元の方でも知らない方が多いようです。
1階がお父様、2階が御子息と言う風に区分されているんですねぇ。
お店は延命公園の近くにあり、駅からはタクシー利用が良いかもしれません、歩くこともできますけどね^^
さて、2階に上がると、カウンター席と個室風の席、テーブル席とありまして、我々は個室風の席に通していただきました。
コースは3,000円、5,000円、8,000円があるとお聞きし、事前には5,000円で予約してもらっていたのですが、私のわがままで8,000円のコースをいただくことにしました。
当日のコース変更に快く対応いただき、ありがとうございます!
まずはビールをお願いしまして、コースはクルミ、ハーブ、ハチミツ、きな粉等を組み合わせた、これまで見たことがないジャンルの料理です。
ハーブの香りが素晴らしく、しかし和のテイストも感じるオリジナリティが高い料理です。
豆腐に塩とオリーブだけのシンプルな料理ですが、豆のスープと言っても良いほど、豆腐から豆の旨味が伝わってきます。
続いてはシマアジのカルパッチョ、夏ミカンのソースにカボスを加えており、さっぱりと。
フレンチ特有のしっかりとしたソースではなく、非常にフレッシュなソースとなっていましたね、これはシャンパンを合わせましょう(笑)
このソースの肝はカツオ、フレンチで出汁を味わうことになるとは思いませんでした、詳しくはお店で!
パンとバターは、凄まじいとまでは行きませんが、お代わりいただいてしまいました^^
続いてパテ、コース構成はバランスが良いと思いましたよ。
続いて、福岡県ということで、胡麻サバ。
本家本元の胡麻サバと違って、胡麻の香りが素晴らしく、柑橘系のあしらいもフレンチですが、胡麻サバの再構築とでも言うべき料理だと感じました。
そして、魚のメインは、私の大のお気に入りの味わいでした。
サワラ、焼きナスを配置し、桜エビとカツオ出汁のスープに浸していただきます。
これは和でもあり、フレンチでもあり、それでいて気負いがないので、すっと体に沁み込みます。
先月お伺いした東京のイノベーティブのお店では、前衛的でありたい、あるべきとの気持ちが強すぎて、食べ疲れしてしまいましたので、こちらの自然体な姿は食べていて気持ち良いです。
肉のメインはドカッとしたヒレ肉とフォアグラをキノコのソース、クラシカルなフレンチなのですが、丁寧な火入れやソースの創り込みは一流の技を感じることができますね。
そして、これまで軽やかに来たコースの流れを、この肉メインで豪快に変え、緩急と起承転結をハッキリとさせるこのコース構成にもセンスを感じます。
そして、スイーツもジンジャーエールとフレッシュブルーベリーとジャムの組み合わせですっきりと。
三ツ星フレンチをそのまま輸入しているのではなく、日本人向けにしっかりとアレンジされている点は、御実家が洋食店だからでしょうか。
大牟田に名店が誕生しました。地理的になかなかメジャーになりにくいと思いますが、食が好きな方はこちらへ行くためだけに大牟田を目指す価値があると思いますよ♪
マイベストレストラン用にレビュー件数が少ない名店は少々早めにアップしてます。
6位
2回
2017/06訪問 2017/12/17
福岡の焼き鳥では一番焼きの技術が高いと福岡の友人も言っていたこちらのお店へ、久方ぶりの再訪です。
当然予約してお伺いをしましたが、満席満席。
いつの間にか福岡の人気店に上り詰めているようです。
今回は酒のアテになりそうなつまみを色々と頼みましたが、こちらも素晴らしい。
つまみについても、手を広げ過ぎていないから、このクオリティが成立するのでしょう。
串は相変わらず丁寧な焼きで、火入れの強弱がしっかりとしています。
うずらの串も九州一間違いない!
全体的に前回訪問よりもレベルアップしていますので、評点もアップ。
今回も好きな串をアラカルト注文していますよ。
日本酒のラインナップもかなり多く、ワインで飲んだ前回よりも、飲み過ぎてしまいました。
〆も食べてしまいましたが、そぼろ丼ウマー!
福岡で焼き鳥だと新規開拓をしたくなくなる、こちらの美味しさ…またお伺いしますね~。
福岡市、せっかくのお出かけですが、郷土料理以外のチョイスにしようと思い狙いを定めたのは焼鳥。
福岡らしいとり皮焼き鳥ではなく、しっかりとしたお仕事系を探します。
順序的にはあべこべのアップですが、情報をくれた福岡の友人から感想を聞かれたので先にアップしておきます。
最初は前から気になっていた新進系の焼き鳥店に行こうかと思っていましたが、お電話をするとコースオンリーでコースの本数もそれなり。
更に野菜串が半分ぐらい…当然野菜が美味しいことは理解はしますが、焼き鳥屋では焼き鳥メインで食べたいな~。
相談してみましたが、野菜比率を減らすこともできないと言われたので、そちらは予約せず。
安定の益子さんにするかなぁと思ったものの、同行者がワインが好きなので…思い切って全くの新規開発。福岡ミシュランで星を取っているこちらのお店を選択しました。
場所が平尾駅近くなので、ちょっと交通の便は悪いですが、東京帰りの焼鳥で、私の好きな素材…ちょうちんも置いてありましたので、予約の際にお願いしてちょうちんもお取り置きをお願いしてしまいました(笑)
当日バスにてこちらのお店に向かいましたが、まーまー歩いての到着です。
途中で趣がある商店街を通り、喉をからっからにしての到着です。
お店はキリッとした佇まいで、品もあります。既に先客でかなり埋まっていました。予約していないと厳しそうなお店ですね。
まずはビールで喉を潤し、システムを確認すると、お任せコースか単品注文コースとのこと。
希少部位の串が食べられるのはお任せコースのようでしたが、しばらくぶりにきちんとした焼き鳥を食べるのもありますし、同行者もいますので、オーダーで好きな部位を頼むことにしました。
最初にキャベツのお通しが出てきまして、串の前に鶏のユッケを注文しました。
宮崎は鮮度は負けていないのですが、この一工夫がないのが惜しい…あるお店はあるのですが、その比率が少ないですもんね~。
串は王道をベースに注文ですが、同行者が希望のボンジリと鳥皮もしっかりと入れていただきました!
あっという間に瓶ビールを開けましたので、赤ワインをボトルで入れました。また、日本酒が売りのような雰囲気でもあったので、チェイサーとして日本酒もオーダー(笑)
酒飲みならではの注文ですね!
更に酒飲みならではの注文で恐縮でしたが、串を出すタイミングをゆっくり目でお願いしたいところ、快く引き受けてくださり、最高のタイミングで提供していただきました。
これは予約時の対応と合わせて、サービスを高評価しないわけにはいかないでしょう。
焼鳥自体ですが、ゆっくりとお願いしたことも幸いしてか、火入れはあれっと思うものはありません。上手~。
鶏の質自体も新鮮でして、宮崎で食べ慣れている鶏と似た系統の肉質、程よい弾力がありつつ、噛み締めると旨味が出てきます。
途中のアテで鶏冠が出てきたのには驚きました。宮崎には1軒だけ鶏冠の刺身を出すお店があるのを知っていますが、それ以外で鶏冠メニューは初めてお目にかかった気がします。
アボカドやスカモルツァの串があったりと、ワインを意識した串も頼めましたが、王道の皮・レバー・つくね・わさび・ももあたりが本当に良かった。
九州にありがちな塩強すぎ串でもありませんし、タレも端麗で身の味わいを邪魔しません。
楽しみにしていたちょうちん、一番火入れが大事な串ですが、火入れはパーフェクト。
わさびが添えてあるのは初めて見た気もしますが、このわさびがナイスアクセントで、黄身の濃さを中和してくれました。ありあり♪
つくねのジューシー感も良かったですし、これだけ飲んで食べてお会計が10,000円ちょっとというのも嬉しいお値段設定。
今回は、仕事帰りで伺いましたが、焼き鳥の美味しさ、お酒の美味しさ、サービスの心地よさが、渾然一体となり、仕事へのエモーションを加速させてくれた気がします(笑)
仕事を頑張ろう!と気持ちのチャージが出きましたし、仕事へのパッションも湧いてきましたよ♪
福岡では、またお伺いしたいお店の筆頭格です。福岡の夜はまだまだ続きますが、そちらのレビューはまたはおいおい^^
7位
2回
2023/01訪問 2023/12/01
宮崎県宮崎市、旬の新鮮な魚を安い価格で食べさせるお店として有名な勝しんです。
予約が2週間前では取れないこともあったりして、今回は1か月以上前からの予約、2人でお伺いしました。
カウンターではなく座敷。
お店の方々も当たり前ですが、年々お年を取られていくので、この凄まじきコースをいつまで食べられるのか不安も…
この日は関西からの来客でしたが、お会計を見てあんぐり…コスパとかで片づけられないレベルです。
この日は、てっさに始まり、白子もちゃんとありますよ!
てっさが先に来たので、から揚げがないのかと思いきや、から揚げもてんこ盛り…
雑炊に〆の果物で、腹パンパン、昼を抜いてきても全部食べきれるかどうかの宇宙一の河豚コース。
いやいや、宮崎の隠れ猛者。
全国から人が集まっても全く不思議ではない名店です。
宮崎県宮崎市、旬の新鮮な魚を安い価格で食べさせるお店として有名な勝しんです。
予約が2週間前では取れないこともあったりして、今回は1か月以上前からの予約、3人でお伺いしました。
時期が3月なので、河豚のコースをお願いしました。予約の段階ではいくらのコースかはわかりません(笑)
お店に入ると、カウンター席があり、奥に座敷が二つ。
一番奥の広めの座敷をあてがっていただきました。既に前菜が並んでいまして、そちらとビールでまずはスタート。
最初にてっさが出てきますが、大皿に肝と煮凝り、湯引きもどっさりと入っています。
おお、かなりのボリューム!と思いきや、こちらの皿は1人1皿なんです…えー…そこまで飛びぬけますか!?
コスパが良すぎのてっさであります。
味も非常に良く、今まで食べた河豚の中では一番美味しいと言っても過言ではないでしょう。
そして、持っている男がいたからか、今回は白子に大当たり!こちらも1人にこれだけの白子があてがわれていたら大満足ですよ~。
塩味でシンプルに味付けしており、白子のねっとりと濃厚な味わいが際立ちます。
焼き方も非常にお上手で、御主人は百戦錬磨の手練れなのでしょうね~(笑)
続いて河豚の唐揚げが、また男前にてんこ盛りで出てきます…この時点でお腹いっぱいと言い出す同行者も。
味がしっかりとしていますが、中身の量が多いので、河豚本来の美味しさも味わえますし、食感も最高です!
てっちりも当然ながら、ボリューム大で食べ切れないかと思ったものの、美味しさに押されて完食です。
さらに残った汁で雑炊も美味しかったので、こちらも完食。
最後のデザートのフルーツも盛り合わせで出てきました、メロンに苺に本当に贅沢ですな~。
ビールを1杯のんだ後は、日本酒5合瓶をお願いし、このスペシャル河豚コースのお会計は税込34,000円。
3人で60,000円ぐらいいくのではないかと言っていたのですが、体感の半分程度。
こんなに安くてお店は大丈夫ですか?
奥様のフレンドリーで懐に入ってくる接客も心地よく、実に大満足の河豚体験となりました。
いやぁ、良くある養殖のちっちゃな河豚を安くて食べさせるお店ではありません。最高の食材を思いっきり食べさせてくれる佳店です。
河豚はもう1年ぐらい食べなくていいかなぁという気になりましたが、オマール海老も今回は食べられませんでしたので、またお伺いしたいと思います。
8位
1回
2017/09訪問 2017/12/25
鹿児島県鹿児島市、地方とは思えぬイノベーションフレンチがあると聞きつけ、ずっとブックマークしていました。
今回はようやく予約してお伺いをすることができましたね。
ランチは予約で1組or2組程度しか、お客さんを取っていないとのことでして、ランチでお伺いをすると、この空間を独占できるという非常に非常に僥倖な時間をいただくことができますね。
フレンチがあるとは感じない通りにフッと現れる、独特の存在感のお店です。
お店の奥に入ると、カウンター席とテーブル席がありまして、和とレトロ、そして手作りの3要素をスタイリッシュにまとめていらっしゃいます。
最初にメニューが供されます。
1、高海老
2、玉葱/ほうじ茶
3、鮎
4、バターナッツ
5、赤ハタ
6、牛ほほ
7、桃
8、マンゴー
と、素材だけが書かれており、あとは見てのお楽しみという趣向です。
最初の海老は、丸太のようなお皿に乗せられて供されます、本当に高海老(笑)
プレゼンテーションの巧みさに目を奪われがちですが、この海老も素材がものすごく良く、甘い海老。
料理にも魅せ方にも期待できるお店です。
お任せのコース一本で供される、最先端のフレンチを食べていると、ここが鹿児島であることを忘れてしまいそうになります。
素材は鹿児島が多めではありますが、鹿児島以外の地方からも積極的に食材を取り入れられている印象です。
そうそう、パンも首都圏の知人から仕入れているとおっしゃいましたが、なるほど美味しかった!
視覚的にも、香的にも、そして味的にも、この近辺のフレンチでは飛びぬけて美味しい、素直にそう思う料理です。
シェフとの距離感も良いですし、シェフの気取らない感じも非常に好き、醸し出される雰囲気も私にはとても好みのお店でした。
車で行きましたので、ノンアルコールでしたが、これはワインと合わせて更に上のステージを魅せていただきたいと思う料理。
後日、名山きみやで、鹿児島お勧めのお店の話題になりましたが、フレンチで真っ先に名前が出てきたのが、こちらのお店。
何でレビューが少ないのでしょ?と思ってしまう、鹿児島の佳店が誕生していますよ!
※2017マイベストレストランを見据えて、レビューが少ない名店を小出しにしていっています。
9位
1回
2017/07訪問 2024/08/18
京都府京都市、夜のお店は新店にスポットライトを当ててみました。
あまりにも名店ばかり行くのもなんですので、冒険心を持ってみましょう。
こちらのお店は某ブログで紹介されていましたが、かなりビジュアル的に気になっていたんですよね~。
基本的に2月前からの予約とのことでしたが、また予約は難しくないようで、すんなりと予約可能でした。
こちらのご主人は祇園丸山と東京の幸村で修業をされたと言う華々しい経歴の持ち主です。
こちらは夜のコース13,000円一本ですが、税とサービス料が別になります。
さて、お店にお伺いすると、お店は靴を脱いで上がる形式のカウンター席のみの構成となっています。
お任せ一本でしたが、月の最初なので、バタバタ感がありました。
お二人サポート役がいらっしいましたが、まだまだ慣れていらっしゃらない感がありましたね~。
しかしながら、御主人はにこやかで、お人柄も良く、食事をするのに最適な空気感がそこにはありました。
お任せに身を委ねましょう、枝豆を葛と合わせ、さらにウニとずいきと言った従来の和食にない感覚のお皿を創り上げています。
そして、これが旨いから困ったものだ。どちらかと言うと、東京的な感覚が強い和食でしょうか。
この時期の京都は必ずと言っても過言ではないほど鮎が出されますが、こちらも例外に漏れず。
昼に泉の鮎を食べたからな~と思っていましたが、こちらの鮎はなんとお椀に入ってきました。
私は鮎+お椀の組み合わせを初めていただきましたが、椀自体も鮎の骨から出汁を取っているとのことで、一体感があるお椀となっています。
鮎の苦みが透き通る出汁と合わさることで、新感覚のお椀に仕上がっていました。
祇園丸山のお出汁ってのは、宮崎にも系統のお店がありますが、やはり繊細ですよね。
お造りは太刀魚とアコウダイが珠玉、良いお造りですね。ここら辺から日本酒へチェンジ。
日本酒もお値段はお安いので、色々な日本酒を楽しむことができますね。
八寸も色々と日本酒に合うものが出され、気持ちよく酔って来ました~。
そして、鱧が出てきましたよ。包丁の技が素晴らしくて、久しぶりに技の鱧をいただいたな~。
黄身酢に蟹の卵と身を混ぜた作品もすごく美味しかったな~、これは当たりを引き当てました!
で、こちらは炭火焼をメインにしていますので、最後はお肉です。
お肉を色々なアプローチでいただけるのですが、今月はお寿司のアプローチでした。
最初にカットされたお肉が非常に高い技術で焼かれていたので、シンプルに素材をいただきたかった気もします。
このお店に来るような方は寿司自体も結構食べなれているでしょうから、やはり寿司のスタイルだとハードルが高いかな~。
お肉の後にすっきりとさせておいての、締めのご飯は蓮根。赤だしがかなり美味しいのは基本技術の高さ故なのでしょうね。
最後は私の好物であるいちじくを使った創作菓子でして、お腹も大満足です。
お値段以上の価値があるコースで、お酒も高くないので、総額の支払いもそこまで負担感がありません。
まだ知られていないので、予約も少ないようですが、こちらのお店は化けそうな気がします。
新店は早々と値上げするころが多い傾向にあります、こちらのお店もきっと近いうちに…早めに行くことをお勧めしますよ。
10位
1回
2017/04訪問 2017/11/01
宮崎県日向市東郷町、1日1組(正確には昼夜2組)の完全予約制のお店があるとお聞きして予約してみました。
すぐの予約は難しかったので、自分の予定と合わせた結果、1月後の訪問となりました。
夜は遠いのでハードルが高く、今回はお昼の訪問です。
お店の場所がわからず、一度通り過ぎてしまい、予約時間に遅れてしまいました…
お店は日向から向かって牧水公園より手前です。
牧水公園の2km手前にコイン精米機があり、そちらから左に曲がると、橋があり、そちらを渡ります。
橋を渡ると、左右の選択を迫られますが、これを左に曲がります。
すると道なりに進み、右方向にようやくお店が見えてきますが、私は2度もお電話してしまい、御主人がお店の前に出迎えてくださいました。
敷地が4,000坪と非常に広い中にある一軒家でお食事をいただきます。
お屋敷を広々と使っている一間にご招待されまして、掘りごたつの席は贅沢感あり。
自然の音や光が雰囲気を創り上げています、素晴らしい。
今回は予約時にお食事は2,000円からと言われまして、2,000円でお腹いっぱいになりますよと言われたので、コースは量が変わるのかなと考え、胃袋に自信がない私は素直に2,000円をお願いしました。
これは正解だったかも。
こちらの御主人はこちらのお店をメインでされているわけではなく、地元の魅力を都市部に伝えるNPOをされているんだとか。
電話も無愛想で、一見怖そうでしたが、非常に心優しい御主人でした!
奥で料理をされていた方は出ていらっしゃいませんでしたが、御主人が給仕をされて、お料理が出てきます。
出てくるのは地のものを活かした田舎料理ですが、これが美味しい。
御飯はお櫃で出していただきまして、一人2杯以上分はありましたよ!
前菜で菜食主義を貫きましたが、前半のハイライトは天然鮎の炭火焼。これは炭火で良い按配に火が通されていました。
身質も良く美味しいっ。
私が知っている食材から知らない食材まで、野のものをしっかりと理解し、調理する。
こちらの料理処が本業ではないと最初に書きましたが、調理技術は素人のそれではありませんので、どこかでのご経験がある方でしょうね。
次々と料理が出てくるので、お腹はいっぱいですし、これ…本当に2,000円ですか!?と疑ってしまいました(笑)
しかし、感じたのは統一感。
本当にそのエリアのものをコースとして出していただいているので、食材同士が呼応しあうことで、食べ手が統一感を感じ、それが満足感を向上させてくれています。
食事後は広いお庭を散策させていただきましたが、小川があったり、様々な鳥がいたり、マイナスイオンを体全身で受け止める散策でした。
良いリフレッシュになりました~、人生は色々ありますが、信じた道を強い心で進む…それが出来なくなりそうな時には、このようなリフレッシュが必要ですね。
例年ながら、レビューが半年ほど遅れている関係で、ベストオブベストの2017ではないことに御理解いただけましたら幸いです。
ただ、口コミ数が少ないお店で是非御紹介したいと思うお店については、先んじてのアップをしておりますので、この中で御覧いただけるかと思います。
既に移転をされましたが、広島の「ちそうそっくたいと」は、衝撃を受けるコース構成でして、悩みましたが2017年の1位とさせていただきました。
いつもお世話になっている天麩羅「よし吉」は殿堂入りさせても良いのですが、とりあえずinしています。
また、すぐの再訪を果たした「神楽坂阿部」、この鰻をメインとした和食にも唸りました。
地方の佳店としては、福岡の大牟田市にある「サヴールアマンド」や鹿児島市の「et NOU」と言った、フレンチで大当たりを引いたと思っています。
地方の良さを活かしながら、モダンフレンチに昇華する、この2軒は今後も引き続き定点観測していきたいと思います。
実は、本年は京都「三芳」や東京「茶禅華」等の重鎮にも行かせていただいており、非常に満足したのですが、ここら辺は私がレビューをするでもないかなとのことで、後日備忘録レビューを上げさせていただきます。
本年も色々な方にレビューを参考にさせていただきました。また、見てもいただき、新たな出会いもあり、充実した1年であったと感じています。
本当にありがとうございました。
また、食事にお付き合いいただいた方々にも併せて、御礼を申し上げたいと思います。
地方の隠れた名店を探すとの私のお店探しの趣旨に置いて言えば、地元宮崎が若干疎かになったかなと思う1年でしたので、2017は宮崎の新店に期待したいと思う次第です。