3回
2019/04 訪問
心技材揃った佳店
宮崎県宮崎市、私がどこのエリアに旅をしても、お店に入って宮崎の話題として最初に出てくるお店はこちら一心鮨光洋。
御主人がお店を離れられてから、お伺いする機会がありませんでしたが、設えも豪勢になり、外国のお客様も多くなり、宮崎と言うよりは銀座の雰囲気です。
お値段も高くなり、皆様のレビューを見てみると、その点の御指摘もありますが、宮崎から銀座へ行こうとすると、交通費等で+10万円かかったりする訳で、そういう意味ではこのようなハイクラスが地元にあることを喜ばれる方も多いのでしょう。
お寿司は相変わらず美味しい…大将が交代していてもこれまでの流れを生かしつつ、良い意味で技術が受け継がれていることを感じます。
サービス精神も非常に高く、全国にファンがいるのもよくわかります。
久しぶりの訪問でしたが、いまだに全国トップクラスであることを再確認できたのは大きな大きな収穫でした。
2020/01/01 更新
2016/03 訪問
心技材揃った佳店
16.03
今回はテイクアウトメニューの紹介です。
高島屋などにも出展されているので、お寿司もそれなりに出来上がるか!?と思ったのですが、時間が経っても食べられるように握る寿司とその場で食べる寿司は別物ですよね。
そういう意味では、ちらし寿司はテイクアウトとしては天下一品の高コスパ!
15.08
お昼にお伺いしました、懐石利用は宮崎に帰ってきてもあったのですが、県外の友人たちと久しぶりのカウンターで、軽めの5,000円ランチです。
昔に比べると、サービスマンの方の存在感がグンと上昇し、劇場型寿司店の完成に近づいている気がします(笑)
お隣は遠方からのお一人様と県外客の方も多いですよね。
昼間はカジュアル感があり、色々な客層の方がお見えです。
相変わらず美味しいお寿司でした~、同行者の中に女性がいると、大将のトークが全開になりますよ。
サービス面でも色々楽しめます。今回は乗せ上手な女性でしたしね(笑)
テイクアウトのメニュー表は以前はなかった気がして、今回はそれだけパチリ撮影です。
県外からの来客を連れて行くとしたらこちらも外せないお店になりますよー。
11.04
宮崎市中心部から少しはなれた宮崎学園の近くにある、言わずもがな、宮崎で№1との呼び声高い寿司屋です。
宮崎では珍しい侘・寂を感じることができ、かつ格調高いセンスの良いお店。
実は初訪問は今年の1月、ランチでお寿司を食しましたが、衝撃を受けました。
今まで、宮崎において寿司を食べるという発想があまりなかったのですが、灯台もと暗し…。
決め付けはいけませんね。
伺うたびの試行錯誤や大将の年齢を鑑みるとまだまだ進化の途中であり、更なる向上が期待できるのではないでしょうか。(伺うたびに何か変わっています)
料理はもちろんのこと、大将、店の雰囲気や佇まい、九州の名店と肩を並べていることに疑いはありません。
難点は…大将の声がそこまで大きくないので、大将の冗談が聞こえず、突っ込めないことがあるかも(笑)
ということで、それから度々ランチでお邪魔しています。
これまでの訪問で特に印象的に残った寿司をピックアップ。
松前漬の握り、ゆずが散らされており、こういう手法があったかと感嘆。
烏賊は寝かし具合がたまりませ~ん、余所との差がわかる逸品。
穴子、口に入れると分子レベルで結合が解ける感覚。
白子、口の中で旨みが爆発、白子リゾット。
蛸、香り高く甘みが溢れる。
ブリ、極上の脂のノリ、くどくなりすぎない一工夫が憎い。
まぐろ、とにかく味が濃く、舌触りに感動。
玉子、きめ細かく中までしっとり。(大将の自信作)
全体的に熟成系のネタは秀逸ですし、得意分野なのでしょうが、割合が結構高いのでここは好みの分かれるポイントかもしれませんね。
そして、なんと言ってもココの特徴はシャリでしょう、腰の強いお米とでも言うのでしょうか(笑)、好きですね~。
ネタの良さを考えると高CPであることも間違いなし。
また、ランチの1,000円バラちらしは、確実に出血大サービス、あれは1,000円じゃ食べられません…
お店が大丈夫かしらと思う程の高CPでございます。
今まで残念に思う寿司がないのに驚きます。
口福とはこういうことを言うのでしょう、舞台を見に来ているかのような楽しさを感じるお店でもあります。
私、寿司を食べるときにアルコールをあまり飲めない(米を食べるからか?)、無粋な客ですので、これからもお昼を中心に伺おうと思います。
※写真は抜粋でUPしています
2016/09/25 更新
宮崎県宮崎市、御主人が代わられてもなお、宮崎を代表するお店であり続けるこちらのお店。
インバウンドにも上手に乗られており、客単価は上がりまくっていますね~。
ただ、銀座に行く交通費を考えたら、こちらのお店に行く方が安上がりと思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
コロナの中、テイクアウトを開始されまして、メニューは以下の通り。
○特上握り(10貫+巻物) 5,000円
○鯖押し寿司(一本) 3,000円
○小大名巻き(一本) 2,000円
○ばらちらし大(5人前) 10,000円
○ばらちらし中(3人前) 5,000円
○ばらちらし小(1.5人前) 3,500円
○唐墨いなり寿司 5個入 1,500円
○山椒いなり寿司 5個入り 1,000円
○柚子いなり寿司 5個入り 750円
○いなり寿司詰め合わせ 18個(各6個入り) 3,900円
○いなり寿司3個と小大名巻き2切れ(1日限定30個) 700円
握りも良いですが、こちらのお店へ初めて訪問した頃に食べたばらちらしが気になりました。
3人前=5,000円
5人前=10,000円
計算が合っていない!?と思いましたが、10,000円の方は雲丹や車海老等の具材がバージョンアップされているのだとか。
今回は、ばらちらし大、いなり寿司詰め合わせを注文です。
ばらちらしは、様々な具材の美味しさを引き出しており、車海老の甘さが突出して印象に残ります。
掻き込むのではなく、ネタを一つ一つ味わいながら食べてしまう上質なばらちらしです。
いなりずしも出色の出来でして、やはりカラスミが一番美味しかったな♪
少々高額ですが、お店で食べるよりもかなりお得ですので、宮崎県民の方は是非テイクアウトを味わってみてください。