スタープラチナ・ザ・ワールドさんが投稿した新屋敷 幸福論(熊本/水道町)の口コミ詳細

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スタープラチナ・ザ・ワールド (男性) Tabelog Reviewer Award受賞者Tabelog Reviewer Award受賞者 認証済

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移転新屋敷 幸福論九品寺交差点、水道町、交通局前/日本料理

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2011/09 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

熊本和食界に現れたファンタジスタ

平成23年6月にオープンしたばかりのこちらのお店。
熊本市の中心からは少し離れているのですが、評判の良さを聞きつけて訪店してみました。

新屋敷は地名なのですが、幸福論と言う店名は何かしら飛び込みでの入り辛さを感じます(笑)
私だけでしょうか…?私だけですよね^^;

コースは今月は4,650円と6,000円、予約のときに違いを聞いてみると、まず刺身の種類、そしてメインが4,650円は小鍋ですが、6,000円はハンガリーの国宝豚として名高いマンガリッツァ豚を使用するとのこと。
マンガリッツァ豚は以前食べたこともあり、あえて和食で選択はしなくていいかなと4,650円でお願いしました。
コース内容は月替わりで第4木曜日に変わるとのこと、嫌いなものだけ聞いてくれて、後は当日のお楽しみとのことでした。
コースは2コースの設定らしいのですが、金額は月によって変わるらしいですよ!斬新^^
10月の高いコースのメインはシャラン鴨とのことで、お店の姿勢がわかるチョイス。

さて、熊本市の中心街からテクテク歩くこと15分弱。
川を越えて新屋敷側、ビルの1Fに新しい外観のお店が。
中に入るとオープンカウンターキッチン、仕切りがなく、開放的な空間が広がっています。
和食では珍しいかも、料理に自信を持っていないとできない気がしますね~。

さてさて、歩いてきたのでとりあえずのビール。
写真に撮っていないのですが、フラスコの下部の様な形状で、泡を積雪に見立てた富士山、お洒落デス。

最初の料理はごぼうの冷製ポタージュ、器も冷やされており、お店の方も手袋をして提供されます。
ごぼうの風味そのままになめことネギが入っており、黒胡椒が味を引き締めます。

八寸はアイディアの玉手箱(ベタでスイマセン)
ひじきの出巻き、モロヘイヤの煮浸し、いちじくの田楽、砂肝コンフィに柴漬けのタルタルを添えて等、聞いて楽しく、見て楽しく、食べて美味しい料理が並びます。
フレンチのエッセンスも取り入れているようですね。

繊細な味付けが印象的、この段階で日本酒にシフト。
お酒も余り他のお店で見かけない銘柄がならんでいましたのでお店のお任せに。

椀物はハモ、これで自信が確信に(笑)、実力がないお店が創作に走るのとは全く違う、確かな実力を持った店が新たな光を追い求めているのです。
ハモの扱いにも慣れた感。

続いて炙り太刀魚、わさびがフレッシュで美味しかったなぁ。

そして、炙りの伏線から、マコモ茸をカマスで巻いた焼きもの。
脂ののったカマスに入ったマコモ茸の食感、素晴らしいマリアージュ。

続いては、写真を取り忘れるという失態を犯した、小鍋。
鶏とチンゲン菜の小鍋で柚子胡椒をアクセントにいただきましたが、いや先ほどの椀物といい出汁に安定感ありますよ。

そして、香り高き松茸御飯。
土鍋で提供され、一人2杯食べることができました~^^

料理は繊細さが際立ち、かなりの好印象。

デザート第一弾は大葉とフランボワズのアイス。
写真をこれまた撮り忘れたデザート第二弾はデザート盛り合わせ、きなこ生チョコ、ピオーネにチーズを入れて揚げたもの、茄子の葛きりetc最後の最後まで面白い。
しかしながら、料理に比べるとデザートは今一歩の印象だったのが勿体無いかなぁ。

日本酒は東洋美人、仙禽、宝剣、王録を飲みましたが、王録はかなり気に入りました。
名より実を取るというか、それぞれに個性がある仕入れ、ワインもあるよう。

しかし、毎月コース内容が変わるため、この創作レベルを保ち続けるのは大変なことだと思います。
☆4.5への昇格最右翼、これからも注目していきたいお店の一つです。

2011/10/15 更新

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