ようちんたさんが投稿したガストロノミー ジョエル・ロブション(東京/恵比寿)の口コミ詳細

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ようちんた (40代後半・男性・神奈川県) 認証済

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1

  • 昼の点数:4.7

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2023/02 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

食事ではなく体験だった

お互いの誕生日よりも毎年の結婚記念日にそれなり奮発。
ここ数年は、天ぷらの「みかわ是山居」、「鮨 利﨑」「焼鳥 おみ乃」と和食が続いた

今年はフレンチ。
ならばと16年連続ミシュラン三つ星のこちら超名店を体験することにした。
ちなみに三つ星クラスのフランス料理店を和製フランス語で「グランメゾン」というみたい。

恵比寿駅から恵比寿ガーデンプレイスに入ってまっすぐ進むと遠くに城が見える。
それがガストロミーロブション。
ディズニーのエントランスを抜けると見えるシンデレラ城のよう。

お城の一階に受付。
他に一階にはラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブションというよりカジュアルなレストランがある。
そして、当店は2階

案内してくれ方から「お化粧室はご使用されますか」という婉曲的な尋ね方をされて、使用が終わるまで待っていただいた。
席に案内され奥に座ろうとしたら言いづらそうに「奥様が上座でなくでよろしいですか?」
女性は上座に座るのがマナーなのね。
っつうか奥が上座であることも知らなかった。
勉強になります。

料理は稚拙な表現しか持ち合わせない自分にはとても表現できるものでなく、とにかくどれをとっても食べたことのない素晴らしい味。

そしてサービスも一級品。
こちらが何かをお願いする間も無く次々に先回りして尋ねてくれたり、水も少し飲んだだけで注いでくれる。

不慣れな我々はそのサービスの数々に「これって有料かな?」と野暮な心配をしてしまう

レストラン内の雰囲気ももってのほかカジュアルで、特にホールを取り仕切る支配人のような男性が突っ込みをたまに入れてきたりとにかく気さく。
三つ星レストランのイメージを180度覆された。

しかし、カジュアルに雑談してるいるフリして気遣いは怠らない。
会計を済まし、立ち上がったその数秒後にはエレベーター前にいて一階に降りればテーブルに預けておいたコートが既に置かれている。
しかし、その連絡のやり取りは客には見せない。

店頭での見送りも視界から消えるまで見送るのではと思うほどずっと立っていた。
やはり味だけでなく接客も別格です。
初めは高いと思っていた料金についても、むしろ何をケチって一番安いコース選んでるんだ。と自分を恥じてしまうほど。

【スペシャリテ】
シェフの得意料理、看板メニューを示すフランス語
●手長海老と雲丹のベシャメルソースのホットサンド
 海老カツのような感じだが、海老と雲丹が使われてるので、、、、、
●キャビアアンペリアルロブションスタイル
 宝石のようなキャビア。このビジュアルは素晴らしい。
 スプーンで混ぜて食べる。美味しい。とても贅沢な味。
●パンのワゴン(おかわり自由)
●マッシュポテト
 これも美味い。バターとじゃがいもを半々という分量で混ぜてるとか。クリーミーで美味しい。

【コース料理】
1番安いランチコース24,000円は前菜とメインとデザートをそれぞれひとつずつ選ぶ

前菜
●フォアグラのコポーとインカの目覚めのマリネに黒トリュフを削りかけて
 フォアグラにこれでもかというトリュフが乗せられてる。
●兵庫県明石蛸のクロメスキ 墨のアイオリソースとニンニクのクーリで
 大きなタコの入ってる。

メイン
●香ばしく鱗を焼きあげた甘鯛 蛤と菜の花のクーリと共に
 鱗の香ばしさが想像以上
●イベリコ豚のプルマのキャラメリゼ 季節野菜とサクラペッパーの風味で
 イベリコ豚は牛のステーキのような肉質

デザート
●インスピレーションフレーズのムースとシャンパンとイチゴのグラニテ ヨーグルトのシャンティとイチゴをアクセントに
●ショコラのスフレ タヒチアンバニラのグラスと共に
 ボリュームのあるスフレ とても美味しい

そして、既にデザートを食べているにも関わらず、その後、
●デザートワゴン(おかわり自由)
●茶菓子のワゴン(おかわり自由)

デザートはほとんど手をつけられず。
こんなに満腹になるとは。


用語説明
・コポー
かんなで削った木屑のようにする調理方法
・クロメスキ
一口サイズの洋風コロッケ
・アイオリソース
すりつぶしたにんにく・卵黄・オリーブオイル・レモン汁・塩・こしょうを混ぜて作るソース。
・クーリ
裏漉しした野菜果物から作られるドロっとしたソース
・プルマ
スペイン語で天使の翼を意味するイベリコ豚の肩から首にかけての背中の部位
・キャラメリゼ
加熱によって糖類が酸化するときに起こる現象のこと
・サラワクペッパー
シャープな辛味を持つマレーシア産のブラックペッパー
・インスピレーション・フレーズ
ヴェローナというフランスの老舗ブランドのチョコレート
力強い刺激が感じられる濃厚な味わい
・グラニテ
シャーベット上の氷菓子
・シャンティー
泡立てた生クリームの一種

【ガストロノミー・ジョエル・ロブションとは】
フランスを代表するシェフ、ジョエルロブションによるその芸術的かつ独創的な料理は「皿の上の芸術」とも讃えられ、その技法、「料理は愛」という料理哲学は世界中の『ジョエル・ロブション』へ受け継がれている。
日本では12店舗を展開。
様々なレストランの中でも、最高峰のブランドとして世界を魅了し続けているのがガストロノミー“ジョエル・ロブション”。
最高の素材を惜しみなく使い、素材が持つクオリティを最大限に引き出した、ロブション モダンフレンチの集大成を洗練されたサービスと共に楽しめる。
とのこと

  • 手長海老と雲丹のベシャメルソースのホットサンド

  • キャビアアンペリアルロブションスタイル

  • 兵庫県明石蛸のクロメスキ 墨のアイオリソースとニンニクのクーリで

  • マッシュポテト

  • フォアグラのコポーとインカの目覚めのマリネに黒トリュフを削りかけて

  • イベリコ豚のプルマのキャラメリゼ 季節野菜とサクラペッパーの風味で

  • 香ばしく鱗を焼きあげた甘鯛 蛤と菜の花のクーリと共に

  • ショコラのスフレ タヒチアンバニラのグラスと共に  ボリュームのあるスフレ

  • インスピレーションフレーズのムースとシャンパンとイチゴのグラニテ ヨーグルトのシャンティとイチゴをアクセントに

  • おかわり自由のパン

  • おかわり自由のパン

  • デザートワゴン

  • 茶菓子のワゴン

  • 茶菓子のワゴン

2023/02/23 更新

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