covakazuさんが投稿したレフェルヴェソンス(東京/表参道)の口コミ詳細

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神奈川沖波裏

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レフェルヴェソンス表参道、乃木坂、広尾/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.3

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2013/11 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

総合的なバランスが非常に良い

非常に評判が高いフレンチである。色んなグルメ本で取り上げられているし、又、料理の写真やメニューの名前を見るとかなり凝ったと言うか工夫を重ねた感じがするなと見て取れたので、最近、本格的なフレンチを食べていないこともあり、予約をして望んだ。
尤も、非常に人気のある店故、当初申し込んだ希望日より3週間も後である。土日は常に一杯だそうだが、シェフ曰く、水曜日の昼等は空いていることも多いとのことで、バランスが難しいと苦笑していた。

店は南青山と西麻布の境位に位置するが、表参道駅より根津美術館へ向かう方向で下がってくるのが一番判りやすい。少し奥まったところにあるのだが、こんなところにこんな素敵な空間がという驚きがある。

先ず、店に入りドアより、右側にウェイティングルームが有り、ここで暫く待った後、座席に通された。この店、厨房は地下にあるのだが、同様に地下にも比較的大人数向けのテーブルセッティングが出来る様になっている様子だ。僕らは一階の大きな部屋の壁側のコンパートメント。完全に他と隔絶されるのではないけれど、奥に両方の背は隣と仕切られており、正方形の1辺のみが給仕の為に開いてある形態である。非常に落ち着く。対面は大きく明かりを取るためにガラス張りになっているのだが、外にある木々も美しく非常に洗練された空間となっており、ホテルのそれとは違うが、グランメゾンと言っても良い感じがする。

料理は、4,800円の2つのコースのうち「山に」を選んだ。秋故に、それをもう一つの「より道」というコースと比し、どちらがより秋らしさを感じやすいかという一点においてのみの比較で前者を選んだ訳だ。

内容は、以下の通り。この店のは食べたメニューが書かれてある小さな紙をくれるのだが、その記載方法はかなり詳細に亘っているが、供された後にそれが勿論嘘ではないのだが、余りにも小さなPORTIONで使われていても記載があるので、何だか食べた後に果たしてあったかな?? と鋭敏でない舌では見極められぬものもあった。まあ、フレンチらしくていいのだが。

◆ テット・ド・コション、安納芋、みかん、花穂紫蘇を二口で
◆ セップ茸とじゃがいもの軽いスープ、秋鯖のグリエ、山岳チーズ(クワルク)、リ・ド・ヴォー、百合根、ネビテッラの葉
◆ 定点~ 丸ごと火入れをした蕪とイタリアンパセリのエミュルション、バスクの黒豚のジャンポンセック&ブリオッシュ
◆ ホロホロ鶏胸肉を炭火で、そのジュと牛蒡のピュレ、ホウレンソウ、ジロール茸、むかご、柚子の香り
◆ 林檎、カルピスのムースとヨーグルトのソルベ、小さな牛乳の泡を煎餅のように
◆ おしゃべりのひととき

である。う~む、何だか書いていて気恥ずかしい感じがするぞ・・・  でも偶の「ハレ」に近いかたちでのきちんとしたフレンチを味わうのだから、こういうのも悪くない。ぱっと見て料理が想像できない、己が未熟さをへへんと笑うばかりだ。まあ、食べて、美味しければそれが一番なのである。

こうした店で本当はビールを頼むは禁じ手とは言わないまでも余り褒められたものじゃないが、まあ、昼間だからそれもいいと思い、先ずはビールで喉を湿らせた。
料理は、最初のアミューズは繊細で幾分奇抜。だが、ここで少し客に対し意外性を気付かせる様な狙いなりが込められているだろうな。口中ではじける様にフリーズした様なみかんの酸味もスターターとしてうってつけである。

次のスープは、うん、これはまさしく「秋」の凝縮である。スープは前菜の一つとしての扱いが多いが、これは、非常に印象に残るものだった。もう一度食べたいぞ。

次の蕪だが、これは、この店のスペシャリテらしい。何の変哲もない蕪が料理の仕方によってこういう風な形態で供することが出来るのだなという驚きと蕪のもつ優しい甘味を堪能した次第だ。

メインのホロホロ鶏は、給仕曰く「ハーフジビエ」と正直に説明をしていた。完全な野鳥として日本でホロホロ鶏を供するのは難しいし、この良心的な昼のコースではそうせざるを得ないのだろうな。けど、本当にこの店は、他の料理もそうなのだが、火の入れ方が魔法の様である。色々その素材にどう向き合えば、どう火を使えば一番美味しく出来るかを、若いシェフは相当に熟知している感じがする。本当に若いので、これからが相当に楽しみな人である。
噛めばあふれ出る肉汁。ぐっと押し返す肉の弾力。顔がほろほろとほころぶわい。

デセールは、少し奇抜な感じがする。カルピスを使うところが先ず有り得ない非常なるアイデアだが、うん、もう少し水分が高い構成の方がありがたい。これはしっかりとした肉の後の酸味を利かせたデセールであるが故に、少し頼りない感じがしたということ。

最後の小菓子は面白い。チョコレートで作ったチュパチャプスみたいなものは中に、弾ける昔であった「ドンパッチ」みたいなものが入っており、ちと捻りがあって楽しい。

この店は、料理は一つ一つにかなりの工夫があるし、雰囲気もいい。けど、決して気高い敷居の高い緊張を余儀なくされる店ではないということ。若い給仕の幾分くだけ過ぎかなと思える部分や、前述の通り料理の中のほんの少しの遊びもあるし、何か楽しい店である。これだけの料理を4,800円というのは本当にCPが高い。
グラスワインは1,500円程かかるし、グラスシャンパンはボランジェの様に落ち着いた物を供するのがいいのだが、こちらは1,890円。水(PANNA)は1,000円。合計すると、結局20,000円近くになるのだが、それでもその価値は充分にある。今度は、是非に夜に訪れ楽しんでみたい。本当にいい店だった。

ドレスコードは無い様だが、男性は余りずんだれた格好で行くべきではない。店の雰囲気にそぐわないので。


  • アミューズ

  • バター

  • パン

  • セップ茸とジャガイモのスープ、秋鯖のグリエ

  • グラスシャンパン(ボランジェ)

  • 蕪とイタリアンパセリのエミュルジョン

  • ホロホロ鶏胸肉の炭火焼

  • デセール

  • コーヒー

  • 小菓子

2013/12/12 更新

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