27回
2020/06 訪問
【八重洲】ふくべ:3月以来のふくべさん、まだ本来の賑やかさではないけれど・・・ - 日本橋濱町Weblog(日々酔亭)
記事URL:https://mnoguti.hatenablog.com/entry/2020/06/23/120033
2020/06/23 更新
2020/03 訪問
【八重洲】ふくべ:時節柄、さっと飲んでサッと帰るってのがいいんです - 日本橋濱町Weblog(日々酔亭)
こういうご時世でも飲みに行きたい時は飲みに行きたい。そういう時はサッと飲んでサッと帰りたいもの。そういう時にいいのが、今の自分では八重洲のふくべさん。
この日は8時ぐらいにお邪魔しました。いつもなら混んでいる時間帯だと思うのですが、すんなり座れました・・・カウンター。しかも隣は空いていた。
最初の一本は、樽平です。懐かしい一本。学生の頃、地酒を知って間もない頃、飲んだのがこの樽平ではなかったかと・・・思い出しながらグビリといただきました
そして板わさが出てきます。いつもより早く出てくるのもこのご時世、ふくべさんも空いているということです。
2本目の酒、澤乃井を頼み、一本目の残りをゆっくり飲みながら、板わさをいただきます。
ゆっくりのんびりいただきますが、それでもお酒はあっという間に減っていくし、つまみも2品目が出てきます・・・こちらも定番の鯵の開き。ふくべさんの鯵の開きはいつ食べても美味しいです。
3本目のお酒、菊正宗の樽(この日が口開けだったようです)を頂きながら、鯵の開きを突きます。背骨をまず取ってそこについている身を食べて、お酒をグイッと・・・ああ、美味しい。
この日はお店も混んでいなかったので、菊正宗の樽が口開けで美味しかったこともあり、もう一本お代わりして、つまみもマグロのブツを追加して、いつもより一本、一品多く楽しませてもらいました。
それでもお店にいた時間は1時間ぐらい。このくらいでサッと飲んでサッと帰るってのがいいですね。
美味しいひと時をありがとうございました。
ごちそうさまでした。
記事URL:https://mnoguti.hatenablog.com/entry/2020/03/23/080000
2020/03/23 更新
2020/01 訪問
【八重洲】ふくべ:今年初めてのふくべさん、美味しいお酒をいただきました。今年もよろしくお願いします。 - 日本橋濱町Weblog(日々酔亭)
今年初めてふくべさんに寄らせてもらいました。5時すぎぐらいにふらりと内堀どおりからお店へ。店内は程よく混んでいましたが、カウンターはいくつか空きがありました。6時半までならということで着席。
店内にはいつものあの日本酒の香りでいい感じで満たされています。周りの酔人たちもいい感じ。これぞ飲み屋って感じ・・・今年もお世話になりまっせって感じ。
この日はまず白鷹をぬる燗でいただきました。そして2本目は、呉春、最後が菊正宗樽酒のぬる燗のぬる目wという具合。ぬる燗のぬる目で通じますからw
新年初めてということでちょっとリッチに蟹のほぐしみをつまみにしながら白鷹や呉春をいただきます。左隣には多分、地元、八重洲あたりの御隠居さん2名。
右側は、初めての人でしょうか・・・鯵の干物の美味しさに感動してました。さらにその右にはちょいと若い男性2名。いろいろつまみを頼んで楽しんでました。店内、リラックスかんで満たされてお酒が美味しくなります。
お隣さんが鯵の開きを頼みましたが、当然、自分も頼んでました。着席と同時にというと言い過ぎですが、最初に頼むと出てくるのが2本目の途中からぐらいでしょうか。ちょうどいいんですね。
鯵の開きは焼き立てをひっくり返して背骨を素早く外すのが綺麗に食べるコツ。新鮮な開きだと背骨が綺麗に取れます。その背骨の間の身も美味しいので綺麗にいただきます。
そしていよいよ本体をいただきますが、どうでしょうか。この色艶、見るからに美味しそうでしょう。美味しいんです。ふくべさんの鯵の開きはいつも安定の鯵で楽しませてくれます。
焼き物は他にカマスと鮭のハラス焼き、そしてくさややたらこのちょい焼きがありますが、自分はなんと言っても鯵の開きですね。
お酒は進んで、最後の一本・・・〆の一本は決まっています。菊正宗樽酒のぬる燗ですが、今回はぬる燗のぬる目にしてみました。これは昨年の年末に来た時に、ご主人に樽酒の美味いのはちょっと燗したぐらいが美味しいんですよと教えていただいたので、それを飲んで見たくて頼んだ次第です。
今回の燗のつけ具合がそうだったかは分かりませんが、確かにぬる目のぬる燗の方が普通のぬる燗より合っているように自分は感じました。ああ、美味しい。
そして今回は今年お初ということで出していただきましたが、らっきょうがこれまた美味しい。塩らっきょうだと思いますが、いい感じでお酒を進めてくれます。
これで小一時間というところ。3本にしているのは、昔の浅草松風での飲み方の名残ですが、次回は4本にしようかなとか思わないでもないですが、3本をゆっくり飲んでゆっくりするぐらいがちょうどいいみたいです。
次回はいつになりますか。
ごちそうさまでした。
記事URL:https://mnoguti.hatenablog.com/entry/2020/02/03/222417
2020/02/03 更新
2019/11 訪問
【八重洲】ふくべ:日本酒の香りがする、いい雰囲気の店内でくつろぎの3本 - 日本橋濱町Weblog(日々酔亭)
お久しぶりのふくべさん・・・11月の初めにお邪魔して以来だろうか。
いつもは5時前ぐらいにくることが多いが、この日は7時前、まあ一番混んでいる時間帯で入れないかと思ったけど、運よくカウンター席が空いていた。
カウンターはほぼ満席。若い人(といっても30歳は過ぎている)や年配の方がずらっと並んでいろいろ話しながらぐい飲みを傾けている。
自分は比較的若い2人組と僕より少々年上と見受けられる紳士の間に座った。そして視線をあげるとこのとおり、一升瓶がずらっと並んでいる。今日は何を飲もうか・・・この瞬間が楽しい。
目の前のお盆にはすぐに昆布の佃煮とぐい飲みが並べられ、お酒が注文されるのを待つ。この日はまず最初は五橋を頼んだ。
しばらくしてぬる燗の五橋が運ばれてくる。束の間のひととき、くつろぎのひとときの始まりだ。
まずは五橋・・・美味しいですね。日本酒飲んでるって感じです。
最初のお銚子が出てきたときにこの日のあてを頼む。今日は、板わさと鯵の干物。板わさは頼んですぐに出てきた。ふくべさんの板わさもいい感じの厚さに切ってある。このくらいの厚みがないとかまぼこは美味しくない。横に添えられているわかめも美味しい。醤油に少しつけてワサビを効かせていただく。お酒が進むよ。
かまぼこ、わかめ、昆布で五橋をいただき、あっという間に1本目終了。次は何にしようかと・・・熟慮の末、この日選んだのは、豊の秋。これは辛口だった(・・・多分)。冷(常温)で飲んだ方が良かったかなと思ったぐらい、軽くすいっと入ってくる感じだった。
そしてしばらく豊の秋を味わいながらぼんやりしていると、来ました来ました、鯵の干物。焼き立てで皮がまだチリチリしている感じで出てきた。嬉しいねえ。この鯵の干物の焼いた香り・・・大磯の海を思い出したりw
速攻でひっくり返し、まだ熱いうちに背骨を外す。これ、必須ね。冷めてからだと身と骨が剥がれにくくなるから。そして背骨は綺麗にしゃぶる。ここが一番美味しいところだから。そして豊の秋をグビリ・・・むふ、美味しい。
この日は初めてでもないけど、店内を見回してみた。菊正宗の古い看板・・・開店当初からのお付き合いなのだろうか。それほど古さを感じる看板だった。
豊の秋を飲み終えて、3本目の最後、これはお決まりの菊正宗の樽をぬる燗でいただく。今回の樽は口開けからどのくらいの樽だったのだろうか。程よい樽香で、美味しくいただいた・・・グビリ。
9枚目の写真、左側に写っているのが樽。これから注がれるところを見ているのも乙なものだ。
7時から8時ぐらい、一番混雑している時間帯のふくべさんでゆっくり寛ぐ・・・贅沢なひとときを過ごさせてもらった。
ごちそうさまでした。
今年はあと何回行けるでしょうか。
記事URL:https://mnoguti.hatenablog.com/entry/2019/11/29/221106
2019/11/30 更新
2019/10 訪問
【八重洲】ふくべ:日本酒よりどりみどり、好みの肴で小一時間の別世界 - 日本橋濱町Weblog(日々酔亭)
ふくべさん、場所は八重洲だけど、自分が行く時は半蔵門線の三越前駅のB3出口に出て外堀通を東京駅方面へ歩いて行く。これが一番近い。呉服橋交差点を渡って最初の路地を左へ入り、しばらく歩くとこじんまりした入り口が現れる。
引き戸を開けて中に入り、1人であることを告げるとカウンター席の適当なところへ通される。小一時間の別世界の始まりだ。
ふくべさん、いろいろな日本酒が飲めるが、お店の看板は菊正宗の樽酒。大きい4斗樽が店の奥に2つ縦に積んである。自分としてはいつも最後の〆に飲むのがこの菊正宗の樽酒。灘の酒を代表するだけあって淡麗辛口に樽の香りが加わって美味しさ倍増。
小さいお盆に広がる別世界。お銚子に小さいぐい呑、そして昆布の佃煮。これだけでもいい感じだ。そこにその日の気分でいろいろな肴をいただく。この時はマグロの漬け、ちょい焼きタラコ、そして鮭のハラス焼き。どれも美味しい・・・当然だ。肴を頂きながらお酒をちびちび飲む。日本酒はこのちびちび呑む感がいい。酒の美味さが口中に広がる。口の中にも別世界が広がって行く。
ふくべさんのオススメのある意味、筆頭か?鯵の開き・・・これが美味しいんだ。焼き立てを出してくれるのはもちろんだが、出てくるとすぐにひっくり返し、背骨を取る。新鮮な干物はきれいに取れる。その骨についている身をしゃぶり取る時がまた美味しい。その後、ゆっくり身を箸で崩しながら食べる。鯵の干物、最高です。
先日行った時は、さんまの塩焼きがあった。今年はさんまが良くないと聞いていたのでどうしようかと悩んだが、周りのお客人たちが皆頼むので、自分の流れに身を任せて頼んでみた。いい感じの形のさんまが焼き上がって出てきた時はうれしかったね。
今年はこれが最初で最後のさんまの塩焼きかもしれない・・・と思いながら美味しいお腹の部分からいただき、あの独特の苦味を味わいながら、日本酒をいただいたよ。
ふくべさんに行くと、日本酒は3本、最後は菊正宗の樽酒、最初の2杯はその日の気分で飲みたいものを飲むという形だ。今まで飲んだ銘柄は、桜政宗、栄川、呉春、澤乃井、白鷹、北島、男山、開運、朝日山、出羽桜、そして菊正宗樽酒と、こんな感じ。11種類の日本酒をいただく。
このお酒たちに合わせる肴もどれも美味しい。そしてもう一つの肴が店内でその日たまたま同席したお客さんたちの会話だ。先日は近所の親父たちなのか日本橋周辺の地元の話題で賑わっていた。
小一時間の別世界・・・美味しく楽しいひと時、ありがとうとざいました。
ごちそうさまでした。
記事URL:https://mnoguti.hatenablog.com/entry/2019/10/18/233000
2019/10/19 更新
2019/09 訪問
【八重洲】ふくべ:今回は開店直後にお邪魔する・・・二代目?の燗つけはじっくりだね - 日本橋濱町Weblog(日々酔亭)
前回行かせてもらったのは8月の末でまだ暑い時分だった。この時は、9月の半ば、しかも天気が悪く少し寒いぐらいの陽気だった・・・ということは燗酒が美味い時期になってきたってことだ。
雨の中、店前につき、傘の水を落として店内をのぞき込むと燗付け器の前にはご主人ではなく、若い方が構えていた。二代目の方かななどと思いながら、前回と同じように引き戸をゆっくりと開ける。
一人であることを告げると、お好きな席へどうぞということで、この前と同じように入口に近い席に座らせてもらった。ほどなく例の小さいお盆の小宇宙がセッティングされる。
そして1本目・・・いつものようにぬる燗でお願いする。ずらっと一升瓶が並んだ棚から指定の1本を取り、漏斗を使ってお銚子にお酒を注ぐ。それを燗付け器に入れてしばし、ゆっくり取り出して、濡れたお銚子をぬぐい、すぐに出してくれるかと思ったら、しばらくそこで寝かせるような感じ。
それで頃合いを見計らって、小宇宙の世界に供して呉れれる。違うときはわきの下あたりにお銚子を挟み込んで燗の具合を確かめるようにしばし、それからおもむろに供してくれたり、なぜそういう行動をとるのかはいつか聞いてみようと思うが、いろいろこだわりがあるような様子。
燗のつけ方にもいろいろあるものだと感心しながら、ゆっくりと小さめの猪口を口に運ぶ。
箸袋の裏にもなにやら粋な文章が書いてあるではないか。
さて本日の1品目のつまみは、おでん。熱々のおでんだ。焼き豆腐、大根、さつま揚げだったか、そして昆布。どれもよく味が染み通っていておいしい。
豆腐が意外とおいしかった。大根は王道の味。熱々で出てくるので、口の中でホコホコしながら食べる。そこへお酒を少し流し込む。これがおいしい。
2品目に頼んだのが、長崎の鯵。ふくべさんのつまみの中ではおそらくもっともおすすめされる一品。それならばと頼んでみたが、身離れがよく、美味しい味だった。
こんな感じね。新鮮な味は焼き立てだと背骨をさっとはがせる。その背骨についている身をしゃぶりながら一口飲んで、さらに身をつまみながら一口飲むって感じ。海に使いところで育った自分にとっては最高のつまみ。相模湾の鯵ならなおよかったけど、それはわがままというもの。
その間もお酒は減っていく。2本目は確か菊正宗のたる酒を常温でいただいた。他のお客さに答えていたのだが、たる酒はぬる燗がおすすめだそうだ。これは次回試してみよう。
そしてつまみは3品目のマグロブツへ。マグロのブツもふくべさんのおすすめのつまみ。これは、想像以上においしかった。酒が進むマグロの美味さっていってどこまで分かってもらえるか疑問だが、そんな感じのおいしさ。
そしてさらにつまみを頼む。当然、酒も頼んでいる。日本酒は全部で4本飲んだが、銘柄を覚えているのは2種類(菊正宗たる、白鷹)のみだ。ちょっと時間がたって忘れてしまった。
そして最後のつまみがしめ鯖。これもふくべさんの定番の人気のつまみみたい。酢でよく締まったしめ鯖だったので、酢が強すぎるのではないかと思ったけど、食べてみてびっくり、酢の酸っぱさより甘味?うま味が口に広がっていった。これもおいしかった。
この小宇宙で繰り広げられたお酒とつまみの共演もあっという間にお開きの時間になった。
今回は早い時間に行くと、二代目の方らしき方が燗付けをしていて、いろいろ進めてくれるのが楽しいということで、これからしばらくも早い時間によらせてもらおうと思うのでした。
ごちそうさまでした。
次回が楽しみ。
記事URL:https://mnoguti.hatenablog.com/entry/2019/09/27/150525
2019/09/27 更新
2019/08 訪問
【八重洲】ふくべ:夕方4時30分から美味しい酒と肴でひと時を - 日本橋濱町Weblog(日々酔亭)
夕方4時30分からやっているふくべさん。知ったのは、例の本、太田さんの居酒屋百名山だ。以前、根岸の鍵屋さんに行ったが、今回はこの本で紹介されいるお店は2軒目。
開店と同時に入ろうと思ったが、ちょっと遅れて5時過ぎに到着。縄のれんを潜り、引き戸を開けると程よい明るさの店内が目に飛び込んでくる。入るとカウンターが奥まで続き、カウンターの中でご主人が注文をさばき、話の相手をする。小さく、席数も10席あるかな・・・と思ったら、隣の部屋がテーブル席だった。それなりに席数はありそうだったが、この時間でほぼ満席。複数で飲む人たちはほぼ予約している模様。一人ならまだしも、二人以上でぶらっと寄って飲んでいくという感じではないのだなと思う。
席に着くと、小さいお盆の上に小さい利き猪口と箸、そして昆布の佃煮のお通し・・・酒呑みの小宇宙が形成される。落ち着いた中にオヤジたちの雑談が心地よいGBMとなる。さて、何を飲もうか。こちらは日本全国の日本酒が並んでいる。全県とはいかないが、自分の馴染みのある土地の酒を選んで呑める。
この時は、群馬泉をぬる燗でいただく。ぬる燗だが、熱めのぬる燗て感じ。こういうことを考えると、昔の浅草松風を思い出す。一口、グビリと飲み、喉を酒で潤す。フゥと一息つき、日本酒の美味しさを感じる。
最初の当ては冷奴。ずっしり重い絹ごし豆腐。味が濃くて美味しい。これを刻みネギと鰹節の入った醤油につけて食べる。鰹節の味が何とも言えない。豆腐をつまみ、群馬泉をちびりといただく、ああ美味しい、至福の時。
お酒を2本目にいく前に次の当てを注文。次の当ては玉子焼き。大きめに切られた玉子焼きが運ばれてくる。大根おろしに醤油がかかっていて、これをアクセントにお酒を飲みながらいただく。焼きたてだとさらによかったと思うのだが、それは贅沢というものだな。
2本目は、灘の酒、白鷹。昔20年ぐらい前、某地酒屋さんで飲んでいた時、この蔵は灘の酒蔵でも良心的な酒蔵だよと教えられたのがつい最近のように思い出される。そんなことを思い出しながらグビリ・・・淡麗辛口・・・これだよね!って感じだ。
燗つけ器。よく見るのは銅製だけどふくべさんのは違う。でも懐かしい燗つけ器。いいよねえ。居酒屋って感じ。
程よく酔いが回ってくる。周りのオヤジたちの会話が耳に入ってくるようになる。さすが東京下町のオヤジwの話、勉強にもなり、そして面白かった。例えば、三寺文化というのを聞いたことあるだろうか。高円寺、吉祥寺、国分寺の中央線沿線の3つの街の文化を総称して、三寺文化ということだった(サブカルの代表だった模様)。ま、居酒屋での呑みながらの話なので内容はご想像にお任せする。大体、古き良き時代として、戦後高度経済成長期の必死でみんな(破茶滅茶)やっていた時の内容だったと思う。
あるいは鮑と松茸の話とかしたりするのだが、その話に全てちゃんと落ちがあっていちいち笑わせてくれる。しまいにはなぜか、白洲正子の名前まで出てくる。そして乗ってくると、ちょっと遠いお客さんにも話し出し、ご主人に止められるなんて場面もw
まあ、面白いオヤジだった。
頼める日本酒は壁に一升瓶でこんな感じで並んでいる。日本全国の日本酒が呑める。昔ながらのオーソドックスな日本酒がほとんどだろうか。色々頼んでみたいお酒があり、しばらく通うかって感じ。そして3本目、最後は菊正宗のこの日の口開け、樽酒をぬる燗でいただいた。やはり美味い。
そして最後の当ては迷った末、海鮮納豆(蛸と鮪入り)をいただく。わさびを入れて、じっくり混ぜていただくが、これが美味しい。蛸の歯ごたえ、納豆の甘み、マグロの美味しさが何とも言えない。酒が進むよ。
ふくべさんには3本ルールはないみたいなので今度は4種類ぐらいゆっくり飲んでみようかと。ぜひ、4時30分に来たいものだ(次回は開店と同時に入ろう)。
そんなこんなで1時間ぐらいいたであろうか。その間もお客さんがひっきりなしに出たり入ったり、忙しない。でもそれがいい。
雰囲気いいし、ご主人も優しい、そして客のオヤジたちが何とも言えない。僕は話の輪にはあまり入らない方だが、話の輪に入って、会話を当てに美味しい日本酒をいただくのもいいのではないかと思う。
混むお店なのであまり長居はできない。粋にさっと飲んでさっと帰るのがいいところ。
お酒も当ても美味しいお店。絶対再訪間違いなし。
ごちそうさまでした。
記事URL:https://mnoguti.hatenablog.com/entry/2019/08/31/123155
2019/08/31 更新
前回お邪魔したのは、3月の中旬だったらしい。それ以来になる・・・八重洲にあるふくべさん。これまでは夕方5時過ぎぐらいにお邪魔することが多かったが、今回は仕事が少々長引き、夜8時ぐらいになった。
これまでだとこの時間はほぼ満席の時間帯でちょうど先客が帰るところと重ならないとなかなかすんなり入れない。今日はそこまではないだろうと思っていたが、それ以上にガラガラだった。やはりCOVID-19の影響で毎日が以前のようにとはならないらしい。
ちょっとした雨模様だったこともあり、人通りも少なかったし、通り沿いのお店もお客はちらほらという感じだった。
さて、自分はといえば、ちょうどカウンターの真ん中あたりが空いていたので、そこに座らせてもらう。お久しぶりということで何気ないやりとりがあり、お酒や今日のおすすめの肴を勧められたりしながら、しかし、久しぶりのふくべさんということで、初志貫徹・・・自分の飲みたいもの、食べたいものを頼むことにする。
やはり飲みたかったのは、〆の菊正宗の樽酒だし、食べたかったのはまずは板わさに、鯵の干物だ。当然、この二つをお願いしたが、その前にお酒を注文しないと・・・結構迷った。最初の1本・・・大事にいきたいとそこまでは思わなかったが、3本のうちの1本・・・結局、梅錦を頼むことに。もちろん、ぬる燗だ。
本日はお久しぶりということで、塩らっきょうを付けてもらい、梅錦を飲みながら板わさや、鯵の干物を待つ。お客さんが少ないから、すぐに出てくる。肴を突きながら、酒をぐいと飲む。久しぶりということもありペースも早い。
今回は、結局、梅錦、白鷹、菊正宗樽酒(先週金曜日の口開け)を2本と、いつもより一本多い4本飲ませてもらった。やはり今、流行りの無濾過生酒ではなく、昔ながらの本醸造や純米酒は美味しいと思う。すっと飲めるのがいい。
あっという間に1時間ほどの時間、お久しぶりに堪能させてもらった。またしばらくしたら寄らせてもらおうと思う。
ごちそうさまでした。