2回
2023/02 訪問
昇格祈念
2023/02/06 更新
2019/02 訪問
リトルナハ
黒鯛600円、瓶ビール600円、ねぎそば650円、泡盛2杯。都合2,350円
一日の終わりに、おでんやら餃子やらつつきながらビール・焼酎をやって〆にラーメンを食べるのがはまる程度に私は福岡のおっちゃんである(一般化)。よそに行けば地域の名産を味えばいいのに結局落ち着くのはこのパターンである。保守化=老化と言ってよいだろう。
くたびれた面構えに惹かれて入店すると、やはりくたびれた店内。カウンター席で常連とおぼしきお客さん方と大将が歓談中。女性スタッフが麺類を案内するがすかさずビールを注文。つまみになりそうなものをホワイトボード内に探っていたら大将が「黒鯛の刺身なんかいいよ」と言うから、いいですね、と言ったら「え~今からオレ捌くの~」と返してきたので、じゃ別のを、と継いだら「冗談冗談」となんとも面白くないコントが。大体こんな感じです(-_-)
黒鯛 案に相違して洋風の白い丸プレートに料理が。刺身は普通のものと残した皮をさっと炙ったものが八の字に並ぶ。肉を広げるのではなく少し畳みながら置くあたり本格派。他方で付け合わせが大根のツマではなくキュウリの薄切りなのは珍しい。一般的な刺身の皿と違った面持ちだが、作り手の確信が伝わる盛りつけに期待感が高まる。
一切れ口にしてびっくり。味が濃い。その旨伝えると、いいものを昼のシフトに入るお弟子が調達しているとのこと。えーそれは大将の指示ですよね。だからいつもあるとは限らないし日によって変わっていくとのこと。だろうな。常連さんとシェアする格好だが当然まだ残る訳で、オーダーを受けてから慌ててスタッフの女性に「今日のメニュー」として店頭に出させていたw
私は二口目からは醤油とわさびをつけるのを止めにした。
炙ったものは、あらかじめ固い旨断られていた。いいですよいいですよとお願いしたらやはり固かったw しかし想定の範囲内。歯ごたえを味わう料理なのだろう。なお湯引きでも調理可能。次回からはそうお願い…今度来た時にある保証はないw
あとキュウリも味が濃い。そして魚に合っている。大根のツマ一般を否定はしないが、惰性ではなくその時そのものに何が最適かを考えている。
私は旬の黒鯛の相場はまったくわからないが、600円でよいものをもらえたので満足度は高い。ビールで終わらせるのはもったいない、ということで、泡盛をお願いした。
泡盛 最初は女性スタッフに水割りでお願いした。さっさと飲んだ。2杯目からは、大将が「ロックもあるよ」と勧めてきた。酔っ払い認定されたようだ。素直に従う(°∀°) 芋焼酎のように食材由来の臭いを残すものではない。硬質な味わいが料理を選ばない結構汎用性があるお酒だと思った。もっと行きたかったが翌朝が早いので早々に辞す。
ねぎそば 沖縄そばである。実は入店時からずっとニンニクのフレーバーを載せたスープの臭いが気になっていた。豚の角煮があるフルセットのものが800円。こちらは角煮がないもので650円。
【スープ】動物の骨のスープである。豚メインだと思うが、九州で一般的な白濁したものと違う。しかしよく出汁が採れている。ラーメンに近い側面である。タレは醤油をあしらったもの。スープかタレのどちらかはわからないが、魚の節や昆布などの出汁も入っている。うどん・そばに近い側面である。
【麺】やや平打ちの太麺。形状はうどんでありそうなものである。しかしカンスイが入っているのだろうか味わいはラーメンの麺である。
【具とか】肉無しといいながら、出汁ガラの豚骨が入る。所々に残った肉をこそげとる。うまい。なお豚骨は食べようと思ったら食べられるくらいスカスカしている。それだけしっかり出汁がスープに入っているわけだ。
うどんとラーメンと足して割ったと言いそうになるがそうではないな。設計思想がまったく違う。それぞれの要素を取り出して掛け合わせたといった感じか(わからんよ)。これは沖縄にいった時の楽しみができた。といっても鹿児島のこのお店でも十分に楽しめるのだが。
ここでは書かなかったが、大将にはお店のことや料理のことをはじめ地域のことなど色々話を聞かせてもらい楽しかった。お笑いのセンスには課題はあるが博識な人なのは確かだ。時間のある向きにはオススメである。
2019/02/16 更新
ビール
3年ぶりの鹿児島中央駅東北の飲食店街。金曜9時過ぎでそこそこ人手はあるが閉じている店もチラホラ。一瞬不安を感じたが開いていた(ホッ)。店内に入ると常連客一組と別組の常連客と大将が話し込んでる。相変わらずだ。オーダーは決まっているのでメニューは見ない。オリオンビールがあるとのことで迷うことなくお願いする。ジョッキに入れるのも面倒なので缶のままいただく。本土のものと違う硬質なしかし工業的とは違う味わいを確認。ただしそれは沖縄の風土だから合ってるんじゃないかなと牧志市場の立ち飲みで頂いたビールを思い出す。
カツオのたたき
「お魚ください」というと“しょうがねえなあ”と言いたげな表情で大将が客席から立ち上がる。メニューを板書させたのはあんただぞw 冷蔵庫からでかい半身を取り出しささっと下ろしいくつかのブロックに切り分ける。そのうちの一つをガスバーナーであぶる。切り身になってサーブされる。
私の食経験が貧しいだけかもしれないが焼き皮がしっかりしているのに感心。タタキの意義は肉に旨味を引き起こして云々は聞いてきたが、皮の調理法でもあるわけだ。できたてのタタキは肉メインの刺し身部分と熱の残る焼き身部分を合わせて味わう。魚の中ではマグロと並んで味のきついカツオを焼き味の柔らかさと合わせていただくことになる。別々では面白くないのだ。
カツオは夏の季語と頭にあったので「早い」ですねと反応したが、ピークの時期が地域で全く違うと以前講釈されていたことを後から思い出した。留年ものだ(汗)
付け合せはキュウリと玉ねぎのスライス。普通ステーキの付け合せだぞw しかしこれがマッチしているのだな。東京で作られたステロタイプで料理を考えてはいけません。
その後泡盛を一杯いただく間に10時ごろになるとオーダーストップになった。まだ常連さんも残ったのにお付き合いできたかも知れないが今回は沖縄そばを遠慮することにした。お体お大事にしてください。計算は都合1,550円。