blueboyさんが投稿した聘珍樓 横濱本店(神奈川/日本大通り)の口コミ詳細

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blueboy (60代前半・男性・愛知県) 認証済

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掲載保留聘珍樓 横濱本店日本大通り、元町・中華街、石川町/中華料理、飲茶・点心

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 3.4
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 3.4
1回目

2013/10 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.4
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク3.4
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

横浜中華街で一番のお気に入り

中華街東門から山下交番の左側、中華街大通を真っ直ぐ進んだ右手。
あまりに有名な店なので、いまさらレビするのもどうかと思ったけれど、画像もあったのでアップしておくことにした。

初訪問は四半世紀以上前。
まだガキだったので、何もかも驚きの連続だった。
そもそも、当時は横浜中華街自体が生涯二回目という頃で、もちろん、人生の大先輩に連れていってもらったのだが、感動した。
町の中華料理しか知らなかった身には、高級広東はまさにめくるめく時間となった。
その時、「横浜中華街のレストランは二階で食べないと真価は問えない」ということを教えてもらい、それ以来、横浜中華街の高級広東は二階で食べることを愚直に守っているけれど、あの説は正しかったのだろうか。

いつも、中華大通の一本北側の路地を聘珍樓の裏手までタクシーに乗りつけてもらうのだが、毎度筋がわからなくなる。
中華街大通には、"広州名菜 聘珍樓"と、他を圧倒する大きさで看板が踊り、いかにも高級広東といった体の店構え。
竹藪に挟まれた入口から店内に入り…考えてみたら一階を利用したことがないので、どうなっているのか知らない。
そのまま二階へ…一階に用事があるのは、完全に隔離された高級広東料理店とは思えない雰囲気の喫煙所を利用する時だけだ。

中華街の喧噪も、一階の派手派手しさもなく、二階はシックな落ち着きがあっていい。
一番奥のテーブルがお気に入りで、そこが空いている時は予約の段階でキープしてもらっている。
サーブも文句なく、いつも快適な時間を提供してもらえる。

こういう店のいいところは、大抵のワガママは聞き入れてくれるところだ。
メニューを見て選ぶより、こういうのを作ってくれとオーダーすれば大抵は応じてもらえる。
腕のいいバーテンがいるバーのようなものか。
こういう素材をこういうテイストで…とオーダーすればいいだけなのだから。
スタンダードな料理は、そのまま料理名で注文するが、食べたいものなんて、その日の気分によって違うし、こちらが店に合わせなくてはならない道理などない。
広東料理の高級店というのは、そういうところがとてもいい。

雰囲気もサービスも、もちろん、素材のクオリティーから調理まで…とくに何もいうことはない。
横浜中華街では、何だかんだ言っても一番のお気に入りだ。

2019/11/26 更新

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