無料会員登録/ログイン
閉じる
携帯電話会社の提供IDはこちら
食べログ
ブルーボーイの喰い物徒然草
メッセージを送る
blueboy (60代前半・男性・愛知県) 認証済
この口コミは、blueboyさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する
1回
夜の点数：4.2
2012/09 訪問
マイフェイバリット広東
こちらの店舗ではないが、初訪問は香港島湾仔にある"福臨門酒家"。いまから20年程前の話で、仕事で初めて香港に行った際、現地の仕事関係者に案内されて出向いた。当時の福臨門酒家は、いわゆるフラッグシップ的な有名店で、若輩者は大いに感動した。ところが、聞けば、日本でも、銀座と大阪に出店していると聞いて驚いた。どちらも仕事で頻繁に出向くので、これは是非出向いてみようと思った。当時、定宿にしていたのは、長堀に支店があった関係でホテル日航大阪だった。調べてみると、何と隣接する心斎橋OPAの中に入っているという。現在のプライムスクエアに移転する前の話だ。銀座の福臨門もよく利用したが、どうしても商用が多く、プライベートで利用する機会はなぜか大阪が多かった。タイミングもあったのだろうけれど、何しろホテルの隣という利便性が大きかった。心斎橋OPAの10階…当時は、いまはなき船場吉兆と福臨門だけでフロアを占拠していたと記憶している。まだまだバブルの残影がみえていた頃。炒めの微妙な味つけと火加減に感動したし、北京ダックも素晴らしかった。皮蛋に至っては、それまではっきりいって、「なんでこんなものを食べるんだ？」と疑問だったし、珍味なんだろうなあという程度の捉え方だったのが、まったく見方が変わった。皮蛋が苦手という友人や知人を誘って、食べさせたものだ。人間が何百何千年も伝えてきた料理という文化…どんなものでも、本物には見るべきところがあるのだと学んだ。老酒に感動したのも福臨門…二十年物は、これまた紹興酒系が苦手という連中がびっくりしていた。フカヒレも、良い素材が入っている時だけ、馴染みのフロア係が薦めてくれたけど、これがフカヒレなんだーという感じ。大人二人で10万円以上ということも少なくなかったが、いろいろな意味で素晴らしい経験だったと思う。移転すると聞いて、プライムスクエアにも出向いてみたけれど、最初は何だからしくない感じだった。細かいところで感心させられていたのに、細かいところで「あれっ？」と思わされたりしたが、それも時間経過と共に解消され、本店のように歴史を背負った店舗というのも悪くないが、心斎橋や銀座といった場所でテナントとして入るのであれば、こういう新しいデザインの店も悪くない。広東の名店も多数ひしめき合って、往時ほどの輝きを維持するのは難しいかも知れないけれど、個人的には、やはり福臨門は高級広東の中でナンバーワンであり続けているし、どうかあり続けてもらいたい。
2014/11/11 更新
エリアから探す
開く
このエリアを地図で見る
ジャンルから探す
指定なし
ランチ
夜10時以降入店OK
夜12時以降入店可
始発まで営業
朝食
カード可
個室
貸切可
駐車場
飲み放題
食べ放題
子供可
ペット可
クーポン
テイクアウト
家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
ランキングと口コミで探せるグルメサイト
グルメキュレーションサイト
毎日の外食が楽しくなるグルメ情報
こちらの店舗ではないが、初訪問は香港島湾仔にある"福臨門酒家"。
いまから20年程前の話で、仕事で初めて香港に行った際、現地の仕事関係者に案内されて出向いた。
当時の福臨門酒家は、いわゆるフラッグシップ的な有名店で、若輩者は大いに感動した。
ところが、聞けば、日本でも、銀座と大阪に出店していると聞いて驚いた。
どちらも仕事で頻繁に出向くので、これは是非出向いてみようと思った。
当時、定宿にしていたのは、長堀に支店があった関係でホテル日航大阪だった。
調べてみると、何と隣接する心斎橋OPAの中に入っているという。
現在のプライムスクエアに移転する前の話だ。
銀座の福臨門もよく利用したが、どうしても商用が多く、プライベートで利用する機会はなぜか大阪が多かった。
タイミングもあったのだろうけれど、何しろホテルの隣という利便性が大きかった。
心斎橋OPAの10階…当時は、いまはなき船場吉兆と福臨門だけでフロアを占拠していたと記憶している。
まだまだバブルの残影がみえていた頃。
炒めの微妙な味つけと火加減に感動したし、北京ダックも素晴らしかった。
皮蛋に至っては、それまではっきりいって、「なんでこんなものを食べるんだ？」と疑問だったし、珍味なんだろうなあという程度の捉え方だったのが、まったく見方が変わった。
皮蛋が苦手という友人や知人を誘って、食べさせたものだ。
人間が何百何千年も伝えてきた料理という文化…どんなものでも、本物には見るべきところがあるのだと学んだ。
老酒に感動したのも福臨門…二十年物は、これまた紹興酒系が苦手という連中がびっくりしていた。
フカヒレも、良い素材が入っている時だけ、馴染みのフロア係が薦めてくれたけど、これがフカヒレなんだーという感じ。
大人二人で10万円以上ということも少なくなかったが、いろいろな意味で素晴らしい経験だったと思う。
移転すると聞いて、プライムスクエアにも出向いてみたけれど、最初は何だからしくない感じだった。
細かいところで感心させられていたのに、細かいところで「あれっ？」と思わされたりしたが、それも時間経過と共に解消され、本店のように歴史を背負った店舗というのも悪くないが、心斎橋や銀座といった場所でテナントとして入るのであれば、こういう新しいデザインの店も悪くない。
広東の名店も多数ひしめき合って、往時ほどの輝きを維持するのは難しいかも知れないけれど、個人的には、やはり福臨門は高級広東の中でナンバーワンであり続けているし、どうかあり続けてもらいたい。