2回
2018/01 訪問
空間としては少し残念だったものの、美味しさに悶絶
色々お世話になっている母に感謝の気持ちをこめてのランチ。
母リクエストのお店が予約でいっぱいだったので、私が行きたいにブックマークしていたお店のうちこちらをチョイスしてみました。
マイレビュアーさまがたの評価も軒並み高くて、野菜多めの身体にも優しげなようすが気になっていたのです。
メルサ内ということで雰囲気はある程度やむを得ないと思ってはいましたが、予想よりカジュアルな空間なうえ、声が響く!
マイレビュアーさまの中でここを指摘されているかたがいらっしゃいましたが、まさにですね。ここまで響くと思いませんでした。
ワイワイガヤガヤ、お喋りしたいシチュエーションではそのほうが居やすいかもしれませんが静かにゆったり過ごせる感じではなく(T ^ T)
少しテンションが落ちつつ。。。
ランチお任せコース4,500円に加え、
ワインペアリング4種4,500円
(別途サ10%、消費税8%)
をお願いしました。
ペアリングのワイン、出だしはシャンパンです♡ここで少しテンションがあがる。笑
シャンパーニュで最もパワフルなピノ・ノワールの産地として名高いブジーの老舗、ピエール・パイヤール氏が造り手とのこと。
シャルドネ種が良い具合に配合されているそう。林檎のような果実味に加えミネラル感が素晴らしい、と、確かにミネラル感を凄く感じました、一口ごとに感激して味わいました。
そしてお出迎えの花束が美しい。。。
ここの花束に野菜のチップスが潜んでおりまして、この花束使い回しかもと少々気になりながら(^^;;でも、美しい上にチップスがどれも美味しい!ビーツやジャガイモやお出汁のきいたチップスでした。こんなに薄いのにこんなにちゃんと旨味を主張できるとはすごい。しかもシャンパンに合う♡♡
2品目はモンブランとフォアグラ。
器が面白い。
どうやって持つの?とドキドキしながら笑
小さいスプーンでいただくと、それは高級モンブラン。フォアグラと栗の丸い旨味が合いますねー!
ここで2杯目。
白ワインかと思ったら、淡く色付いたロゼ。
シャトーデスクランのウィスパリングエンジェル。果実味が複雑で、色の薄さから想像できないくらい味わい深い。
とっっってもおいしー!(T ^ T)
そして、これが、次のお皿である野菜のパフェにドンピシャ。
この辺りから、周りの騒がしさは気にならなくなってきました。笑
野菜のパフェは皆様の書き込みを拝見して楽しみにしておりました♡
この日は、大根や赤カブをベースにしたサッパリとした味わいのもの。
パフェらしくほんのりクリーミーでありつつサッパリとした味わいは素晴らしい。
季節ごとに味わいたいです。
そして白子のパイ包み焼き。
白子を縮みほうれん草で巻いたものをパイに包んだそう。
白子のねっとりとした旨味がサクサクのパイと合わさってそれはもう美味しい。
合わせる三杯目のワインは、シェリー酒ですよ。シェリー酒ってピンキリですけれども、いただいたものは、シェリー界をリードしてきたエミリオ・ルスタウ社のもの。世界で最も信頼される銘柄のひとつとして、もはやワールドスタンダードとなっているそう。
とにかく美味しい!香りがいい、余韻が素晴らしい。これ大好き!パイと白子の旨味を受け止めるには確かにワインよりシェリー酒のような力強さが必要なのかも。
美味しさに身悶えました。
そしてラストはシェフの厳選したお肉。
確か。。。鳥取の豚肉と言われてました。
イベリコ豚と同じく、ドングリを与えて育てた豚だそう。
脂身が多かったので、食べきれるか心配しましたが、杞憂でした。
脂身が身体に負担を与えず溶けていくという感じ。こんなに口の中に負担をかけずに溶けていく脂ってなかなかないです!
上にのっていた牡蠣もジューシーで鼻から抜ける香りがよくて。
ソースも美しく美味しいですし。
美味しすぎて。。。味とワインは☆5つです。
合わせた赤ワインがまた最高だったのです。
アントヒルファームズのシラーです。
シラーって滑らかで力強い、というイメージでしたが、ピノ・ノワールを飲むときなどに使用する口の大きなワインでいただいたこちらは香りがとっても華やかで。。。!!!シラーでこんなに華やかなワインがあるなんて。
母が飲みきれないというのをいただこうとしたら、そこでお店のかたがグラスを移し替えてくださりました。というのは、グラスの形状でどれだけ味が変わるかを試させてくださったのですね。シラー向きの、先ほどに比べると少しだけ細いグラス。
いただいてビックリ、華やかさより力強さが際立つ。ワインって面白い!
グラスによって味が変わるを正に体感いたしました。
ラストのデザートはオリーブオイル ベルガモット ルレクチェ。
アールグレイの紅茶をイメージした味わいだそうで、飲み物もアールグレイにしました♡
上に乗っている洋梨(ルレクチェ)も、オレンジの香りが効いたソースも、下のパンのようなケーキのような部分のホロサク感も、全てが相まって本当に美味しい。
あ〜〜〜〜
これは再訪確定です。
お料理もワインも最初の段階でお値段がハッキリするので、最後にいくらになるかドキドキしなくて済むのも有難いです。笑
雰囲気がよく騒がしくならない空間なら尚良しですが、このお値段なのも有難いからもどかしいところです。笑
サービスも素晴らしかったです。
また是非お邪魔させてください!
ご馳走さまでした(*^^*)
2018/01/07 更新
久々に会う友人たちと。
女性4人で集うにあたりお店を任され、ならばこちらは、と提案したところすんなりOK♡(*^^*)
立地が良いところ、お野菜中心で優しいところ、盛り付けにセンスがあって乙女心(と言わせてちょうだい笑)をくすぐられるところ、何より物凄く美味しいところが今回チョイスの決め手。
税込4,500円のランチコースにて。
(サービス料10パーセントは別途)
野菜のパフェをエールに変更する場合はプラス1,000円。
トップページのエールの写真に焦がれた私達は全員こちらに変更で(*^^*)
そして、4人中飲める3人はお料理に合わせたワイン4種も追加。
以前まで4種で4,500円だったこちら、5,000円に値上がりしたそうです。
1人は一杯なら飲める、とのことでフランスの白ビール(確か1,000円弱)にしていて、少しいただいたところこれがまた物凄く美味しい。素晴らしい。
今回のコースとワインの内容は下記でした。
●シャンパン シャルトーニュ・タイエ
細身なのに骨太の味わい。
口当たりが柔らかなのに、キリッとした輪郭ももっている。
美味しいですーーー
幸せですーーー
○お迎えの花束
毎回嬉しい気持ちになります(*^^*)
初めて来た3人からは驚きの声。
そーだよねー!テンションあがるよね!
ステキなドライフラワーの上に3つの野菜のチップ。
人参、ビーツ、椎茸で塩味のみなのだけど野菜の旨味が凝縮されていて。
○コシヒカリ トリュフ
コシヒカリを使ったムースの上に卵とタップリのトリュフ。
一番贅沢な卵かけご飯。
コシヒカリの甘みにとろーり卵、そこにフランス産トリュフのいい香りが鼻から抜けて。。。
最高すぎる。
●ポルトガルの白ワイン
グアポス・ワイン・プロジェクト アルディナ・ブランコ 450
洋梨、林檎のようなさわやかな美味しさ、優しいふくよかさもあってこれがお料理に合うったら。
○エール
実物、お初にお目にかかりますー♡
ワイングラスを使うアイディア。
素敵ですね。
セビーチェ、つまり魚介のマリネだそう。
桃や蕪やスズキや甘エビが入ってます。
上に乗ってるのは黄色パプリカのピューレ。
凍らせてゼラチン状にしたそう。
下にはピクチーがぶら下がってます。
これを混ぜ混ぜしていただくのですが、それぞれの素材の味わいが活きていて美味しい。
ただ、かなりさっぱりしてるので、男性には物足りないかも?
そして個人的には、見た目のインパクトは素敵だけど野菜のパフェのほうが好みかも、と思い次回はそうするかもしれません(^_^;)
○パン
可愛曇りつけられたバターと共に。
め、めちゃめちゃ美味しいです。。。
お菓子みたいに甘みがあってちょっとサクッとしていて、とまらないー♪
●ロワール地方の白ワイン アンジュ
柑橘系の香りが爽やか、スッキリ辛口ワイン。
お魚に合います。
○自家製湯葉 自家製煎り酒
長崎のアオハタと湯葉、更に白子や南フランスのじゃがいも。
醤油の前身とも言える煎り酒を使われているそう。
煎り酒は日本酒に梅干しを入れて煮詰めたもの、和歌山発祥だそうでさすが醤油梅干し鰹節と日本の基礎食材を産んだ和歌山です。
和歌山リスペクトしてます。
煎り酒、旨味が凄い。
アミノ酸がタップリ含まれているだけあります。
素材の良さもさることながらこの味付けが最高でした。
● フランスの赤ワイン
ドメーヌ・ド・ラ・ロシュリエール ノブレス・デュ・タン フィトゥ
スパイシーでフルーティ。
○佐賀牛 牡蠣
なんて柔らかなお肉。
脂身が少ないのも嬉しい。
牡蠣もジューシーで良いお味。
野沢菜がアクセント。
●ハーブティー
爽やかー(*^^*)
○デザート
ブラッドオレンジ、柚子とベルガモットのシャーベット
カスタードクリームとキャラメルナッツが添えられて。
最後まで期待を裏切らない美味しさ。
今回も大満足でした♡
お店の方も優しく丁寧でエレベーターまでお見送りまで。。。
とてもステキな時間を過ごすことができ感謝申し上げます。
友人たちもすっかりファンとなり、次回もここにする?なんて話しています。
また是非お邪魔させてください!(*^^*)
ご馳走さまでした。