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飲み屋とラーメン屋と尖がった音楽を愉しみたい
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mknpass (男性・神奈川県) 認証済
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1回
昼の点数:4.9
2016/03 訪問
思い出の家系店への再訪問活動を再開したら・・・・
===(2016.03.12 再訪)===再訪した壱六家本店は前回同様に抜群に美味かった。深くてコクのある出汁と決して強すぎない醤油ダレはバランス型の家系の中でも出色の出来栄えで、アツアツのドンブリで提供されるため最後までスープの魅力が持続するのも嬉しかった。桜木町で昼呑みした帰りに寄ったのだが、行列こそなかったもののほぼ常に満席の状態で相変わらずの人気を誇るようだ。今回食べた一杯は個人的にはバランス系No1だと思っていた上星川の寿々喜家をも上回るのではないかと思った。チャレンジャー精神旺盛な相棒さんは塩とんこつを頼んでいたが、私の醤油味スープを一口飲んだら「やっぱり醤油の方が美味しい」との事。私も塩を貰ってみたが美味いけれどもレンゲで三口飲んだら飽きてしまった。曙町の寿々喜家が期待外れだったので、本店に行こうと思っていたのだが、ここ壱六家の一杯に大変満足したので久々の上星川行きは延期することにした。=================今年の1月と2月に自分にとっての思い出の店「近藤家」さんと「六角家」さんに行ってみたけれど、どちらもピンと来なかったので、その後思い出の家系店巡りは止めていた。けれどもここは行くのに困難な場所ではないし、仕事での通り道でもあったので多分10年ぶり位に伺ってみた。このお店は自分にとっては「近藤家」さんと「六角家」さんが良い思い出だったのに対し、余り印象に残っていなかったこともあって後回しにしたのだった。この高得点は一体何なんだ、と思われるかもしれないけれど5点に足りないのは、もうちょいチャーシューとほうれん草が多いと嬉しいんだけれどなぁ、という身勝手な希望によるものであり、自分の好みの味という点では何の文句の付けようもない。ラーメンの命であるスープは、しっかりとした醤油感を感じさせるも決して塩分は強すぎず、また、きちんと重さを主張しながらもしつこすぎない出汁が下支えをしているので、まったく見事に「普通の醤油ラーメン」を創出していると感じた。油の量は一瞬多目かと思ったけれど、変な粘度もなく旨味を増す役割に徹し、正に三位一体となったスープに陶然たる気分になってしまった。思うに過去の自分にはバランスが良すぎることが、吉村家や六角家のような「尖った部分」が欠如しているように感じられて、物足りなかったのだろう。家系ラーメンというものはベースがとんこつだから、どちらかというと上品な味とはとらえられにくい食べ物だけれど、ここのスープによってその考えは完全に覆ってしまった。やはり食の嗜好は年齢や経験で積み重なり変化するものだな、と実感した。麺はこのスープとの相性も良い長多屋のストレート麺で、硬め依頼でバッチリ。卓上の辛過ぎない新生姜の酢漬け千切りが良い。ラーメンに投入するのは勿論のこと、ゴマと生姜をご飯にまぶし海苔を巻いて頂くのが好きな自分も大満足した。繰り返すが、何の変哲もない普通の醤油ラーメンなのだけれど、決して普通でない普通さが素晴らしかった。駅から近いロケーションもあって行列ができるのもうなずけるお店だと思う。やはり自分のキッチンで自分の味を作っているお店は違う。ラーメン(650)+海苔増し(5枚50)+ライス(100)で、量も質も大満足。並でもそれなりに多い麺の量ながら、久しぶりに中盛りでも良かったなぁ、と思える家系店だった。
2016/03/23 更新
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家族・子供と
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女子会
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大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
===(2016.03.12 再訪)===
再訪した壱六家本店は前回同様に抜群に美味かった。深くてコクのある出汁と決して強すぎない醤油ダレはバランス型の家系の中でも出色の出来栄えで、アツアツのドンブリで提供されるため最後までスープの魅力が持続するのも嬉しかった。
桜木町で昼呑みした帰りに寄ったのだが、行列こそなかったもののほぼ常に満席の状態で相変わらずの人気を誇るようだ。今回食べた一杯は個人的にはバランス系No1だと思っていた上星川の寿々喜家をも上回るのではないかと思った。
チャレンジャー精神旺盛な相棒さんは塩とんこつを頼んでいたが、私の醤油味スープを一口飲んだら「やっぱり醤油の方が美味しい」との事。私も塩を貰ってみたが美味いけれどもレンゲで三口飲んだら飽きてしまった。
曙町の寿々喜家が期待外れだったので、本店に行こうと思っていたのだが、ここ壱六家の一杯に大変満足したので久々の上星川行きは延期することにした。
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今年の1月と2月に自分にとっての思い出の店「近藤家」さんと「六角家」さんに行ってみたけれど、どちらもピンと来なかったので、その後思い出の家系店巡りは止めていた。けれどもここは行くのに困難な場所ではないし、仕事での通り道でもあったので多分10年ぶり位に伺ってみた。
このお店は自分にとっては「近藤家」さんと「六角家」さんが良い思い出だったのに対し、余り印象に残っていなかったこともあって後回しにしたのだった。
この高得点は一体何なんだ、と思われるかもしれないけれど5点に足りないのは、もうちょいチャーシューとほうれん草が多いと嬉しいんだけれどなぁ、という身勝手な希望によるものであり、自分の好みの味という点では何の文句の付けようもない。
ラーメンの命であるスープは、しっかりとした醤油感を感じさせるも決して塩分は強すぎず、また、きちんと重さを主張しながらもしつこすぎない出汁が下支えをしているので、まったく見事に「普通の醤油ラーメン」を創出していると感じた。油の量は一瞬多目かと思ったけれど、変な粘度もなく旨味を増す役割に徹し、正に三位一体となったスープに陶然たる気分になってしまった。
思うに過去の自分にはバランスが良すぎることが、吉村家や六角家のような「尖った部分」が欠如しているように感じられて、物足りなかったのだろう。家系ラーメンというものはベースがとんこつだから、どちらかというと上品な味とはとらえられにくい食べ物だけれど、ここのスープによってその考えは完全に覆ってしまった。やはり食の嗜好は年齢や経験で積み重なり変化するものだな、と実感した。
麺はこのスープとの相性も良い長多屋のストレート麺で、硬め依頼でバッチリ。卓上の辛過ぎない新生姜の酢漬け千切りが良い。ラーメンに投入するのは勿論のこと、ゴマと生姜をご飯にまぶし海苔を巻いて頂くのが好きな自分も大満足した。
繰り返すが、何の変哲もない普通の醤油ラーメンなのだけれど、決して普通でない普通さが素晴らしかった。駅から近いロケーションもあって行列ができるのもうなずけるお店だと思う。やはり自分のキッチンで自分の味を作っているお店は違う。ラーメン(650)+海苔増し(5枚50)+ライス(100)で、量も質も大満足。並でもそれなりに多い麺の量ながら、久しぶりに中盛りでも良かったなぁ、と思える家系店だった。