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昼の点数:4.5
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.4
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|サービス 3.0
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|雰囲気 3.2
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.4
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| サービス3.0
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| 雰囲気3.2
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク- ]
このスタイルが相当に好きです
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黄金色のスープ
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卓上のポッド、おろしショウガ有り
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2018/09/02 更新
行きたいウォッチリストに開店当時から入れっぱなしにしていたお店にようやく行ってきた。今年の二月末に行ったら臨時休業を踏んでしまい、半年ぶりのリベンジに向かったが結果は評点通りで2018年の新規訪問店ではNo.1の有力候補に違いない。
お好みまでをも指定するタッチパネル式の券売機が置かれていて、これの存在にはさすがに慣れたものの操作はやはりイマイチ苦手。購入したのは醤油ラーメン(700)と海苔(5枚100)でお好みは硬めと初めての店では自分には珍しく多めも指定。
着席すると細麺と太麺が選べるとの案内があったので、迷わず太麺を選択した。厨房には大寸胴が2本と一製麺の木箱。「一製麺」はおそらく「にのまえせいめん」と読むのだろう。麺の茹ではテボで行われている。卓上の味変のポッドにはニンニクと豆板醤に加えておろしショウガも置かれていた。他にお客さんは居なかったが待ちはやや長め、その理由が麺にあるのは弘明寺店で経験済なので楽しみに待つことができた。
果たして三年以上前に食べた弘明寺店を上回る感動で、出汁フェチ&旨味フリークの私は大満足。重厚なトンコツが強固な基礎を支える上には、しつこいとすら思えるまでの旨味が深遠な層を築き、まろやかな醤油ダレと多め指定でも全然くどくない鶏油が舞うこのスープ、文句なしに旨い!そして美味い!食べている時には気付かなかったが、後味には魚介系かと思われる旨味が口内にしっかりと残る。自分にとっては最も良い時の「ありがた家」に匹敵する魅力的な味わいだ。余りの旨みの深さに夢中になり過ぎて、好きなおろしショウガを投入するのも忘れて気付いたらスープは完飲してしまった。もっともこのスープにショウガを投入したら台無しになると思うが・・・。
弘明寺店と同じわずかにウェーブを感じるかなりの太麺は、ワシワシ感はあるものの強いコシと弾力が魅力的で、同じ太麺でも資本・産業系の麺にありがちなゴワゴワ感やネットリとしたいやらしい粘りは皆無だ。茹で時間が硬め注文の割に長いのは、この個性的すぎる麺ならではというところだろう。
やや肉臭さを残すもののスープとの同化具合に優れたチャーシューは薄めながら強めの食感を残すため、量的には少ないと感じるが充分に満足した。
ほうれん草だけが量・味共に物足りないのが残念。冷凍品かも知れない。これが改善されたらもっと高得点をつけてしまうだろう。ネギは小ネギだろうか?適量で時々スープの中で薬味として主張してきた。
海苔が良い。スープに負けない強度で味も風味も強く主張してくる。この季節ゆえパリパリ感こそないもののグレードはかなり高い。増しの5枚100円はこれなら納得できる。
食べ終えて、少しだけご店主と会話させてもらった。特徴的な麺についてお尋ねしたら、やはりお奨めは太麺だが食べにくいとの声もあるとの事で、細麺も使うようになったとの事だった。それと二月の臨時休業はなんと骨折されてしまわれたとの事で、丁寧に謝罪していただきかえってこちらが恐縮してしまった。
実は店に到着したのは午前11時5分過ぎ頃だったのだが、シャッターは閉じられたままだった。また臨休を踏んでしまったのかと不安に思ったが店の中から音が聞こえてきたので、外のベンチに座って一服していたらやがて店が開いた。食べ終わって席を立った時にも謝罪してくれて再度恐縮。過日の高評価にあぐらをかいた弘明寺のT家とは大違い(←しつこい?)の気さくで丁寧な接客に好感を持った。
もうずっと行っていない弘明寺店にもう一度行こうと思ったし、ここと同じく濃いトンコツと間をつなぐ隠れ魚介出汁が秀逸なありがた家にも久々に行ってみたくなった。このスタイル、かなり好きみたいです。