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昼の点数:4.6
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料理・味 4.6
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|サービス 3.2
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|雰囲気 3.5
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.6
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| サービス3.2
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| 雰囲気3.5
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| CP4.0
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千葉県の家系店に遠征してみました(Pt.3)
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2017/04/27 更新
横浜駅から千葉駅までの片道通常運賃は1080円だが、東京駅まで定期券を使うので640円で済む。なので、この定期券が有効なうちに遠地へ行こうと考え二回目の千葉遠征。横浜からこの店の最寄駅まで直通で乗り換えなしで行ける電車を選んだところ本千葉駅には10時半に到着。かなりゆっくり歩いたけれど到着は開店15分以上も前。止むなく店の外でしばらく待つことにした。店の外にはラーメン店特有のあの匂いが漂ってくるがトンコツ臭は余りしない。
ようやく開店となりラーメン(730)+海苔まし(5枚100)を購入し硬めでオーダー。券売機はラーメンの大・中・小(並)とせいぜいチャーシューメン位であとは最低限のトッピングのみだ。この潔さは寿々喜家さんを連想させて気持ちが良い。
開店前に店の前で待っていたのは自分一人だと思いきや、シャッターが上がりドアが開くと同時に他に4名のお客さんが一気に入店!ラーメンを作っている最中にも、さらに2名が入ってきたから人気の高さが窺える。その多くは常連さんのようだが。
麺の茹で時間+少々の待ち時間でラーメンが提供される。早速スープをいただく。美味い!これは美味い。抜群のバランス感覚だ。鶏油が美味い。塩分も決して強くなく醤油のコクと出汁の後味が広がる。先行レビュアさん達によると本牧家ご出身との事だが、少なくとも今の本牧家よりは圧倒的にバランスに優れ出来も良いと思う。これは券売機のレイアウトだけでなく味も寿々喜家に匹敵するのでは?
麵箱は確認できなかったが、本牧家出身ということは酒井だろうとは思うが、余り酒井らしいモッチリ感は感じなかったのは茹で時間の関係だろうか?今にして思えば、麺よりもスープの美味さに夢中になってしまったので、麺についてじっくり味わうゆとりを不覚にも失ってしまっていたようだ。
ディフォルトでも充分な量のほうれん草はしっかりと味を主張する。彩りのための申し訳程度にしか入っていない店は見習ってほしい量と味だ。チャーシューはロース肉だろうか、十分な厚みと面積のもので、肉臭さと筋っぽさが除かれた絶妙の調理具合ながら塩分が強めなのが勿体ないところだった。そして海苔は厚くて風味が強く味も良く、こちらも文句の付けようがない。
スープが余りに美味いので味変にショウガを使うのも忘れてしまった。と言うよりショウガを入れるのも勿体ないほどに美味いスープだった。730円という価格が最初は引っかかったもののスープも具材もこのクオリティーなら納得できる。
という事で大変すばらしいバランスの一杯だったのだが、味に高得点を付けたにも関わらずサービスの点数を2点としたのには訳がある。
冒頭に書いたように私は開店11時に最初に店に入った。勿論、券を買ったもの注文をしたのも最初だし着席したのも最初だ。だが、硬めオーダーでの注文にもかかわらず提供されたラーメンは二番目だったのだ。最初に提供されたお客さんはどうやら相当の常連客のようだが、これってどうだろう?常連客であろうが一見客であろうが、基本的なサービスで差を付けて良いはずはない。せっかく抜群に美味かったのに気持ちの部分での後味は決して良くなかった。
もし、もしもその常連さんが博多ラーメンのように「バリカタ」を注文していたのならともかく、私には「硬め」と言っているようにしか聞こえなかったんだよね。
※上記、末広家さんへのレビューで配膳順について書いたところ、本日(4/25)その文章に登場された常連様から食べログ経由でなんとメッセージを頂戴しました。
要約すると、末広家さんでのオーダーには「超硬め」があるという事です。
マイレビュアさんには「もっと硬くても良い」との感想をお持ちの方も居られるようなので、試してみてはいかがでしょうか。
さて、御主人の笑顔と気持ちの良いご挨拶と配膳順とのギャップには違和感を感じていましたから、私も気持ちが晴れました。
また、その常連様のように末広家さんのことを大変大事に思い、愛されておられるお客様が居られることに、このお店の凄さが表れていると思います。
と、同時に今回は色々な場面で取り沙汰される事が多いネットでの情報発信の怖さと良さを経験しました。こういう事も含めて食べログの良さも再認識しました。
是非また伺いたいです。
なので、点数も素直な気持ちで変更しました。