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昼の点数:3.8
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~¥999 / 1人
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料理・味 3.8
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|サービス 3.2
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|雰囲気 3.0
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|CP 3.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味3.8
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| サービス3.2
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| 雰囲気3.0
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| CP3.0
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| 酒・ドリンク- ]
久しぶりに本格的な家系ラーメン店に来たという感じがした
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2018/01/19 更新
さて「相南家」さんを出て東林間駅に着くまでに自問自答・・・
白の自分「病み上がりなんだし今日は連食しないで素直に帰るべきだろ?相南家さんは美味しかったんだしさ」
黒の自分「いや、このエリアに来るにはそれなりの交通費を掛けてるんだからもう一軒行くべきだって」
白「ま、確かにそれも考えてライス付けなかったというのはあるが・・・」
黒「ほらみろ、最初からその気だったんだからもう一軒行こうぜ!大野で最近評判のあそこで決まりだ!」
別の自分「おい、お前ら、ちょっと待て。町田でチェックしておいた方が良い件があるの忘れてないか?」
白と黒「あ、そうだ、町田のDISK UNIONに行かなくちゃ」
という事で、町田のレコード/CD屋にやってきた。もう少々下手な芝居にお付き合いください・・・
別「えーと、スウェーデンのPeterからオーダーが来てるレコードは。何だよ、在庫あるじゃん。
メールでは行方不明とか言ってきたくせに。ダメだなここの店は!げ、9800円もする。」
白「Peterは$120出すって言ってるんだから買うか。」
黒「待て、ここのところ円高進んでるしネットでの決済手数料引いたら殆ど儲けがないからダメだ。」
白「今後の付き合いもあるし・・・」
黒「いや、12月から既にアイツは$1000近く買っているからカネが続かない可能性もある。
それに今保留にしている$130だっていつ払うか判らない状況なんだから下手すりゃ不良在庫化するぞ。」
白「Peterにもうちょい出せないか聞いてみてからにしようか?」
・・・・
一同「悩んでいたら、なんだか急に・・・ 腹が....減った」(井之頭五郎風)
ということでミュージックショップを出たら何と道を挟んだ反対側に家系ラーメン店を発見!しかもウォッチ済の町田家本店なので迷わず入店してしまった。この屋号は新宿南口店に次いで二軒目だが、かなり美味かった記憶が残っている。購入したのはラーメン(720)と海苔(7枚100)で、何と吉村家とその直系店のようなプラ券だった。このプラスチック製の食券を久しぶりに見た。町田家といえば確か「たかさご家」出身だったと記憶しているが、たかさご家もプラ券だったかまでは定かに覚えていない。それにしても家系で720円はなかなか強気なので、ハズレると失望度合いが大きい。かと言ってランチタイムに小ライスサービスが付くが安易に飛びつくのも連食なので、いつものように我慢することにした。
町田家もたかさご家もご無沙汰なのですっかり詳細を忘れてしまっているが、厨房に置かれた麺箱は酒井製麺で、麺の茹で上げは平ザルで行われていた。一昔前の家系ラーメン店では当たり前のように見られた光景が、今ではすっかり貴重なものになってしまっているが、これはこれで感動的だし期待感も高まるというものだ。
しっかりしたトンコツと鶏が底辺から中盤までを支え、しょっぱいと感じさせる手前で留まる濃すぎずマイルド過ぎない醤油ダレが載り、さらにその上で多めの鶏油が香っている。今日の一軒目の相南家と同系統のスープだが、こちらの方が総合力では上のように感じた。半分ほど食べ進んだ後に好物のおろしショウガを追加投入してみたが、とても良い変化を楽しませてもらえた。
久しぶりの酒井の中太麺はしっかりした弾力があって美味しいけれど、自分が余り麺についてうるさくないというのもあるかもしれないが、最近は他の良くある製麺所との差というか違いが明白とまでには感じられなくなってきているように思う。無論、それで酒井製麺の価値やブランド力が低下しているとまでは思わないけれど、要はスープと麺の相性さえ良ければ自分は余りこだわりは強くはない。
具で特に嬉しかったのが、この冬は調達するのが大変だろうと思われるほうれん草がかなり多めに載っていることで、味も食感もしっかりしている。多めで香る鶏油といい、巷に氾濫する怪しげな自称家系ラーメンとは明らか且つしっかりと差別化ができている。この2点だけで720円というやや高めな設定は許す気になろうというものだ。
チャーシューはクラシックスタイルの肩ロースなので、味付け・厚み・食感共に食べていて驚きは少ないけれど、その反面安心感が得られる。このタイプのチャーシューが一番好きだと改めて思う。
海苔は増して10枚。厚みはやや薄めだが縮み具合は極端ではなく味は強くはないものの風味はそこそこ感じられる品で、連食でなければライスを付けたくなる欲求度合が高まる海苔とスープの組み合わせだった。
日ノ出町と関内のたかさご家には随分とご無沙汰しているので比較できる立場ではないけれど、自分にとっては町田家の方がだいぶ好みに合うようだ。
食後にはミュージックショップに戻るという考えは既に霧散しておりJRの町田駅に向かった。メールでの価格交渉に成功したらまた直ぐに町田まで来ることになりそう。