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ラーメン海苔+チャーシュー増し
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まだ全店には行けてません
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社長自ら麺上げ
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戦闘開始前という感じ
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開店前の店内の様子
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大量の麺箱
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伝説の麺上げ練習をする若手の修行生さん、がんばってください!
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開店前の静かなたたずまい
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いきさつは省くとして、1人だとなかなか足が向かない距離なので友人と2人で念願の店に初訪問してきた。
土曜日だしどっちみち並ぶだろうと踏んで開店30分前に到着した。まだ誰も並んでいないと思いきや、既に先客がおられて店内のベンチで座って待つように案内された。店内で働くスタッフの多くから元気よくおはようございます、の声を掛けられた。開店前の準備をしているにも関わらず調理の様子やスタッフの仕事ぶりなどを見られても全く構いませんよ、と言わんばかりの自信というか余裕というか、客への思いやりに到着早々に感動してしまった!待つ間に見えた厨房の中央に置かれた巨大な冷蔵庫の中にびっしりとガラが収められているさまは圧巻だった。
そして開店10分前になると奥のテーブル席に座っていた社長が腰を上げてスープの最終チェックや確認と指示出しをしていた。大袈裟ではなく社長の存在感と迫力はまるで大物俳優か有名スポーツ選手のように後光が差しているかのように大きく見えた。私自身は柏の旧店舗が一旦移転する直前に訪問して以来なのだが、その間に社長が人として物凄く大きくなられたように感じた。素人であり赤の他人の私が偉そうに軽々しく言える立場ではないが、食べる前からこの店凄い!と真に圧倒されてしまった。
ラーメン(700)と海苔(5枚100)、いつもなら頼まないのだが折角なのでチャーシュー(2枚150)も購入した。オーダーは硬め、多め。
スープは濃いの一言。やたらと太い出汁と強めの醤油が襲いかかってくる。塩分も強いがベースが強固だから単にしょっぱいだけではなく複雑な味と旨味が絡み合い膨らんで高揚感すら感じてしまう。家系ラーメンの中毒性というのはこのスープを飲んでみれば判るだろう。鶏油は多め指定したが、しつこさやくどさは全くの無縁で全体を引き締める役割を担っている。さらにはスープを熱々に保つ効果も果たしているから多め注文は正解だった。
食べ始めは、ややもそっとした食感に感じた硬め注文の麺は、直ぐに良い具合に変化してスープとの相性は言う事なし。次第にもっちりとした食感が力強いスープに支えられて真価を発揮してくる。なるほど酒井製麺にこだわらなくてもこの麺なら充分に匹敵する。
2枚増して計3枚のチャーシューは予想に反してスモーク加減は軽め。少々肩透かしを食らった気分になったが、噛み締めると滲み出てくる肉本来の旨味とほのかなスモーク感が渾然一体になって広がってきた。
ここで不明だったのが、友人が注文したチャーシュー麺との違いで、彼のドンブリにはやや小ぶりなチャーシューが多めに入っていたのだ。価格はチャーシュー麺が850円だから私が頼んだラーメン700円+チャーシュー150円と同じなのだが、入っているチャーシューの形状が違う。敢えて変えているのかどうかは不明だが、肉をほおばって弾力を楽しんだうえでスープで流し込むならチャーシュー2枚増し、スープと麺とチャーシューを一体で楽しむならチャーシュー麺の方が良さそうだ。
今回はほうれん草などの野菜は増さなかったが、それでも量は充分で食感も味もしっかり感じられる品が使われているのはさすがだと思う。ネギは少量、時折り薬味としてアクセントを付けてくれた。
素晴らしいのが海苔で、写真を見てもらえば判るとおり艶のある黒色で風味も味も食感も力強いの一言に尽きる。一部の海苔の上にチャーシューが被ったせいでスープに浸かってしまったが、それらも縮んだりくたびれることはなかった。
今やこのお店の存在は家系ラーメンの第二の総本山とは同行した友人の弁だが、まさにその通りでカリスマ性のある社長とその下で働くスタッフたちが極上の素材を抜群の腕で調理をしてくれる。
冒頭にも書いた接客面での気配りは、冷水のコップに耐熱性のアルミ製のグラスを採用して冷たさが保たれるようにしている点にも表れていた。
高級フレンチやイタリアン、極上の寿司店などにも比肩する家系ラーメン店だと思う。凄い店だ。