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昼の点数:4.6
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.6
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|サービス 4.6
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|雰囲気 4.2
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.6
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| サービス4.6
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| 雰囲気4.2
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク- ]
第3979日 日替り定食(ビーフカツ、オムレツ、ロースハム)700円
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2022/06/03 更新
グリルキムラ
(大阪市西区・土佐堀)
今日もまた福島からぐぐっと南下して、あの辺はなんといったらいいのかな、肥後橋と思ってたけど、最寄り駅で言えば中之島、阿波座、肥後橋、新福島、玉川の順番くらい、そんな微妙なエリアへ。
歩いてのアプローチにそれなりに時間がかかるので、ターゲットエリアに着いてから悶々と悩む時間はない。「グリルキムラ」という、「ザ・大阪の洋食屋」な店があり、もち豚ヘレカツ定食が800円というのに引き寄せられて入店。
店に入ると、
「予約いただいた方?」
と聞かれる。カウンターには既に二人分の食事がスタンバイしている。
「違います・・・」
と言うと、奥の席を案内される。
「ビーフカツとオムレツとロースハムの定食があと1食あるんですが」
「ではそれをお願いします」
ん、待てよ。日替りって700円だったけど、ビフカツがでるんかぁ!と表情に出さずに一人驚く。しかし、驚きのステージはまだまだ序章だったのだ。
「お待たせしました!」
って、まったく待ってないところにお茶と茶碗とおしぼりが登場。「茶碗」というところがポイントである。空なのである。
続いてのお出ましは、お櫃。いや、こっち、一人だし。でもお構いなし。
大盛無料<お代わり無料<お櫃
という、サービス番付があるならば横綱に位置付けていいお櫃でご飯が供される。好きな量を自分で入れていいから、少な目と言う必要も、大盛と言う必要もなく、なんならあとから「ああ、大盛にしといたらよかったな」と思うこともなく、「お代わり」という必要もなく、居候じゃないけど3杯目だって意のままである。熱くなり過ぎた。
しかし、驚愕のシステムはまだ終わっていない。お櫃ショックからまだ1分ほどで、体制を立て直せてないのにメインがやってきた。はやっ。
いや待てよ。ということは、これは出来合いということか!しまった、その策に乗ってしまったかーーーーっとミスチョイスに反省をするつもりでビフカツをパクリ。
な、な、なぜだ? なぜ揚げたてなんだ?
あらゆることに理解が追い付かない嫌な時代が、とうとう大阪の洋食屋さんにまで及んだか?!と打ちのめされたが、救いはこのビフカツが旨いこと。これは毎日通うレベル。毎日は日替りで出してくれないかと思ったが、メニューを見たらそもそもビフカツは780円!
勢い余って最初に総大将を紹介してしまったが、オムレツもやばい。これまでに食べてきたオムレツの中で1番と言っていいクオリティ。2番が出てこないから、1番なんだろう。美しい黄色い衣を纏い、まあ中も黄色いのだけれど、中はとろとろ。もう、ぞわっとするくらいとろとろ。こんな絶妙なとろとろ具合で止めるのは神業である。
となると、モリモリに盛ったご飯が足りなくなるのは必定。しかし、誰にも構うことなく好きなだけお代わりをよそうことができる。だいたい「少し」と言って少しだけお代わりを盛ってくれる店は日本に多分ないので、ついつい食べ過ぎてしまうのだけれど、ここでは自分の思い通りにできる。ブラボー。
いや、ひょっとして、これは700円ではないのではないか、と恐る恐る5000円札を出したら、お釣りは4300円。完敗。(2022.6.3)
グリルキムラ
大阪市西区土佐堀3-2-8 06-6441-5246