ramynotoraさんのマイ★ベストレストラン 2013

私が２０１３年マイベストレストラン１位に選んだシャンデリアテーブルに
今年の締めくくりに、家族でもう一度やってきました。
やはり中に入ると、その店内の広さ天井の高さに負けない
豪華絢爛たる大型シャンデリアに息を呑みます。こんなに大きかったのか！

時間は５時を過ぎていたので、シャンデリアの光はすでにピンクに。
煌々たる妖艶な光を放つシャンデリア～その真下でテーブルを囲みます。

サングリアの赤、６５０円。アールグレイ、６５０円。レギュラー、４５０円　をオーダー。
アールグレイはポットにたっぷり、カップに２～３杯で独特の癖のある良い香り。
サングリアは赤ワインにレモン・ハーブをMIXしたもの、薬草ぽいキツめな味。
レギュラーコーヒーは苦味の濃いエスプレッソぽい。

この店は阪急百貨店の館内に、これほどのホールのような空間があることに改めて驚きます。
残り少なくなった今年を、懐かしのシャンデリアの光と共に過ごせました。
それではみなさまも、良いお年をお迎えください。


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２０１３年３月


阪急が新しくなってずいぶん経ちますが、館内に入るのは初めてです。
新しいコンコースはモノクロという感じでモダンな印象。
旧コンコースの荘厳なステンドグラスやシャンデリアに比べ、物足りなさを感じていました。
しかし、そのシャンデリアが阪急百貨店内に移設されたと最近知りました。
見に行きたい！

その店シャンデリアテーブルは阪急百貨店１３階にあります。
入り口は狭いですが奥に入ると、おお！アーチ型の天井にあのシャンデリアが！
ステンドグラスはありませんが壁画はあります。
季節のケーキ（苺）５５０円とカフェマッキアート４００円を注文しました。
苺は糖度が高くスポンジも美味しい。エスプレッソも苦いですが飲みにくくはありません。

しばらくするとシャンデリアのライトの色が変わりました。
５時を過ぎると紫がかったピンクにするのだそうです。妖艶な演出です。
あのシャンデリアを壊さず、活かす道を考えたことを称えたいと思います。

法善寺横丁～石畳に老舗が軒を連ね情緒満点ながらも、大阪らしい猥雑さもある大好きな通り。
ここで手軽に飲むことはできまいか？この店を発見して以来、もうその心配も無用。

外観は通りに溶け込む老舗風情。１、２階は炉端。３、４階まである細長い作りの建物。
今日は早めに来店したので３階でゆったり。
メニューはすべて３００円。特徴は魚介類が美味しいこと。巷にある均一店とは味が違う。
つらつら、写真のものを注文していった。ポーションは控えめなれど、この価格であれこれ楽しめる。
概してハズレも無い。

今日も法善寺横丁で安心価格で満足できた。これ以上人が増えてほしくないが・・。

第２ビルを歩いていて、この外観に惚れ込みぜひ行きたいと思いました。
貮拾四番館という謎のようなフォント、ステンドグラス、年季のある木製扉・・・
その扉には、ジャン・コクトーの絵に「ドアを押して下さい」の文字が。
メッセージ通りドアを押して中に入ると、煉瓦造りの内装に鉄板がふたつも。

ご夫婦らしいお二人が、目の前でステーキを焼いていかれます。
サービスランチはお肉のグラムで値段が変わり、サーロイン１００ｇで１２６０円にしました。
まずサラダをキャベツかもやしか選択しますが、無難にキャベツで。
ドレッシングが美味しい！ごま・りんご・玉ねぎなどで手作りしているそうです。
ポン酢も手作り。大根などの野菜入りお味噌汁、ご飯、高菜が供されます。

その間に鉄板でお肉が焼かれて出てきました。柔らかくて美味しい～焼き加減もいい。
次に陶板で焼かれた豆腐、南瓜、青梗菜、少し肉の入ったもやし炒めが次々と。
ポン酢によく合います。バター焼きで野菜も濃厚な風味の仕上がりに。
こんなに手作りの素材感が味わえたのは久しぶりです。
素晴らしい老舗の雰囲気に酔う、ディナーにも行ってみたい本格店です。

北新地にはそれこそ料亭は数多ありますが、１０００円というお値段もさることなれど
完全個室でいただけるのは希少ではないでしょうか。
引き戸を緊張して引いて中にはいると、板前のかたが迎えてくれました。
店内は和の飾りもので雰囲気満点、通された部屋は椅子６客がある完全な個室。

はなまち弁当を注文しました、１０００円。
お膳に菜が少しずつ、先付け、お造り、茶碗蒸し、赤だし、ご飯、香の物、デザートの内容です。
お造りは鯛とぶり、ぶりの生臭いのは苦手ですがこれは微塵も臭くない。
お菜は、湯葉・鶏のやまと煮・出汁巻き・カマ焼き・茄子の煮びたしなど。茶碗蒸しの具は白菜で少しあっさり。
美味しいと思ったのは先付け、筍・椎茸・南瓜などをジュレで寄せてあるのですが深い味付け。
デザートは杏仁豆腐でナッツ風味も濃い。

帰りに最初の板前のかたが丁寧に会計をして、外まで見送ってくださいました。
接客もさすがというところです。

シルバーにダウンライトのモダンな外観。これはパーラーなのかと思ってみるが
中に入ると、螺旋階段にジャンデリア、壁にはレリーフのトリプルコンボ。
いや、ここまではゴージャスな施設を要するところに、見かけることはできる。

しかしなにより私が驚いたのは、凹凸のある壁面に埋め込まれた眼球のようなライト！
幻想的・・・サイケデリック？しかしこの店の創業は１９４６年とあり
サイケ文化など生まれる遥か昔のこと。では、独自の芸術なのか？

そんなことを考えながら、ここの名物であるホットケーキセットをオーダー、９５０円。
まずドリンクのカフェオレが来る～苦味もあり中々の味。
続いて、ホットケーキ。６等分に切れ目が入りフォークだけで食べる。
食感は柔らかい、間に塗ってあるバターの塩味がアクセント、シロップはメープルではないがすっきり。

奥の照明はヒトデのような形でチカチカ、壁にも同じようなモチーフがあり
入り口の普通のゴージャスさと、雰囲気をあえて変えてみたのか・・・
不思議な空間の魅力に抗わず圧倒されてみるのが、心地好い。

北新地という都心に、忽然と現れるChâteau（シャトー）。すべて石造り。
その物々しさに圧倒されるが、はためくイタリア国旗とランチの立て看板からレストランだと分かる。
緑に囲まれた階段を登っていく～この非日常感！

ガラスでできた扉を開けると、中は新しい内装で天井が高くとても明るい。
パスタ、ピザなどのランチの中から、豚ロース肉のチーズのせ焼きをオーダー、１０００円。
まずサラダとバケットがサーブされる。レタス・きゅうり・オニオンにオレンジ色の酸味のあるドレッシング。
パンにはオリーブオイルが添えられる。次にメインが運ばれてきた。

強めの塩コショウでソテーされた豚ロースにチーズ、ニンニクの効いたトマトソース。
少しパサつきがある肉だが柔らかい、ソースの味も良い。
ドルチェはヨーグルトのパンナコッタ、硬めで濃度高く美味しい。ドリンクにアイスコーヒー。
　
Châteauで食べると普通のランチであったとしても、格別感が違う。

かれこれ通い始めてから３０年近くになりますか。心斎橋ヨーロッパ通りと洒落た通称名にある英國屋。
その名に恥じない店構えと内装で、いつ来てもラグジュアリーな気分にさせてくれます。
いつも二階を利用しています。以前はもっとクラシカルな感じでしたが
今は時代の流れなのか、壁面に石材を使いソファなどもシックに変わりました。

分煙になっており壁側の禁煙ソファ席に座りました。シフォンケーキセットをオーダー、９００円。
今はココア味ですが以前の紅茶味は最高に美味しかったです。復活してほしい・・。
アップルティーもいいですが、ここのブレンドコーヒーはお替りできるのがお目当て（笑）
ウエッジウッドのカップで供されます。コーヒーののみくちは苦味と酸味のバランスがいい。
シフォンケーキはボリュームはありますが、クリーム・スポンジとも甘さを抑えた上品さ。

今日は初めて勇気を出して（笑）コーヒーのお替りを３杯飲みました。
毎回新しいカップで出されます。でも違う文様を期待しましたが同じでした。
広いフロアーで少しの急かされ感もありません。充分昔の思い出に浸れました。

今年も１１月６日に蟹漁解禁です。毎年解禁を待って日本海側に
蟹旅行に行っていた私には、心逸る季節。
そこで自身の３００レビューを、大好物の蟹でひとり祝うことにします（笑）

大阪人なら、ここでしょう～かに道楽！本店は何回か利用したので行ってみると
今日は平日にもかかわらず５０分待ち！びっくりしたんですが
「支店でも・・」とお願いしたら、すぐこの中店に電話で席を取ってもらえました。

中店は初めてですが、入店して名を告げるとすぐ笑顔で迎えてくれました。
１階の席に着き窓には道頓堀川が見えます。
お昼のかに御膳の茜を注文しました、２６２５円。

お盆に乗せて一度に運ばれてきました。
★まず早く食べないと身が縮む、焼き蟹から～焼きたて熱々では無いが
大きめの爪の部分は甘みが凝縮されている。細い足は普通。
★茶碗蒸し～蟹の身の餡をかけてある、出汁の効いた上品な味。
★蟹グラタン～上に大きめの身がひとつ、ソースが濃厚で香ばしい焼き目。
★ゆで蟹～太い身を頬張ると蟹の良い香り、久々に嗅いだ気がする一番美味しい。

ここまで食べ終えたあとで
★蟹の巻き寿司と蟹の押し寿司～巻きの具はマヨ和え、押しの方が大振りな身。
★お吸い物～薄味。

すべてを食べたときを見計らって「コーヒーはいかがですか」との言葉。
セットには無かったはずなので、少し戸惑っていると「サービスです」
それなら～とお願いすると、ホットコーヒーと新しいおしぼりと匂い消しのレモンが。

ゆきとどいたサービスに有名店でも驕り無く、大阪の蟹料理の味をゆっくり楽しめました。

北新地のビルの７Fにあります。表にランチの立て看板が出ています。
エレベーターで上がってドアを開けると、歴史がある洒落た雰囲気。
カウンターからテーブル席が続き、テーブル席の天井部が天窓で
店名どおりの星空を眺めるようになっています。

牛フィレステーキランチをオーダーしました、１０５０円。
サラダorスープ、パンorごはん、ステーキ、ソルべ、ドリンクの内容です。

スープにも惹かれましたが、サラダを選択。大きな星型のお皿に乗っていて
レタス・おから入りのポテトサラダ・コリンキーという南瓜の星に、人参ドレッシング。
バケットは温められて香ばしくてもちもち、バターも星型、かわいい。
パン美味しいです。勧められるまま２回もお替り、そのつどお星さまバターも。

メインのステーキが運ばれました。やや小ぶりですが、きのこや茄子の野菜と共に
焦がしバターのソースが美味しい！お肉も柔らかく焼き具合もほど良い。
ソルべはカシスのアイス。最後にコーヒー、シュガーにも星つぶ。

随所にちりばめられる星へのこだわり。温かいもてなしで
夜の本当の星空を眺めるために、また来たい。

内装のオシャレそうな店に行ってみたくなり、ランチで利用しました。
真っ赤なシャンデリアがモダン！ゴシックなら黒かクリアだろうから。
このシャンデリアに引っ張られてすべてがオシャレに見える効果。
絵や壁やソファなどもじっくり見ているとテーマ性があるようにも思う。
１階は吹き抜けで開放感があるが、案内された中２階は作りつけソファでやや狭い。
まあ少人数だとそれはそれで落ち着ける。

ランチは３種類で飲み物付き。プレートランチをオーダーしました。１２００円。
メインは牛肉のカットステーキ・バルサミコソースとのことですが
肉の質は柔らかく悪くないけど、ソースが甘過ぎで合わない。好みなのか？
あとサラダとベーグルのようなモチっとしたパン。肉の下にはフライドポテトが敷き詰めてある。
パンを付いている飲み物で食べようと思い、早めに出してもらいました。
ホットカフェラッテを選択。味は普通ですが殆どがスチームドミルク。量が無い（笑）

スタッフの対応はいいです。席の片付けも早いし、お冷にも目配りがある。
まあCPはいいとは言えませんが、場所の良さとこの雰囲気を楽しむのなら
また行ってもいいと思いました。