レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2012/08訪問 2012/11/01
とある日、Webでミシュラン掲載店のリストを眺めていたら中華料理で星をとっていた
桃の木が目にとまりました。
改めて、三田にいったときに桃の木の前を通りすがると、とても小さなお店。
知らなければなかなか入ろうと思わないお店です。
そうして今回予約してお邪魔しました。
HPを見ると、初めての方にはおすすめのコース\8500がありましたので、
予約時にはこちらをお願いしておきました。
改めて店の前までくると、やはり小さなお店。
入り口もシンプルです。知らなきゃ中華料理のお店とさえ思わない。
入店してテーブル席について店内を眺めると、店内もとてもシンプル。
カウンター内には2人ほどのコックさん。
フロアーには中国なまりの女性店員さんがおりました。
とりあえず、松の実のお通しからでてきてビールをぐびり。
まず前菜は
○すなぎもの和え物
○ピータンの揚げ物
○車えびの紹興酒漬け
○秋刀魚の燻製
です。
中国訛りの女性店員さんの言葉がうまくききとれず、名前は正確でないかもしれません。
秋刀魚の燻製はとてもきれい。緊張感のある仕上がりでうまい。
こちらはワインの品揃えが多く、周りのお客さんもワインを楽しんでいるかたが多い。
しかし、私は紹興酒。関帝10年でした。まあのみやすい紹興酒。
続いて、台湾産の何とか菜と自家製干し肉の炒め物。
この干し肉の香りがなんともいいアクセント。
お魚料理のハタの蒸し物もなにか体にいいものをいただいているようです。
とても、透き通った軽い脂が美味。
名物っぽい黒酢の酢豚は豚肉のでっかいかたまりがすごいボリューム。
しかし、なぜかさっぱりと後引く美味しさで食べきれてしまう。
どれも透明感のあるお味の中華で、お見事です。
最後の亀ゼリーアイス添えまで体によさそう。
お腹はいっぱいですが、罪悪感のない、心地よい体に沁みるお食事でした。
3位
1回
2011/12訪問 2012/01/26
冬になったら、おでんがたべたい。
そう思って予約してまいりました。東銀座の田中です。
事前に食べログを見ると、名物はだしかけご飯と御主人の熱燗味見のようです。
これを期待して入店。
地下の階段を下りて店内にはいると、思ったより明るい店内。
こざっぱりしています。
コの字のカウンターと周りに4人テーブルが2つ、2人テーブルが2つでした。
我々は4人テーブルでまずは盛り合わせ2人前を注文。
お腹もへっていたので、ぺろりと平らげて、もう3人前。
やさしいお出汁です。
ここいらで期待の熱燗を注文しました。
すると、御主人が銅製のやかん?風な鍋から味見をしています。
これかあ。と思っていると、そのやかんごと年配の女性店員さんが、
テーブルへ持ってきてくれました。
どうも、熱燗はおすすめらしく、この銅製のやかんがミソだそうです。
湯煎ではなく、直に温めているとか。めずらしいですね。
でも、確かに絶妙な温度のあつかんです。
アルコールがとびはじめる一歩手前で、かつ香りは十分熱燗。
その後、白子のおでん、中に銀杏がはいったがんも、ねぎま、たまご、大玉などのおでんと
、このわた、ホヤの塩辛などサイドメニューもいただきました。
そして、しめのだしかけご飯。
これまで頂いてきただしに刻んだ葱が加わると、こんなに風味が豊かになるとは驚き。
おかわりもいただいてしまいました。
おでんに熱燗、冬の醍醐味、気分よくお店を後にしました。
4位
1回
2012/05訪問 2012/08/27
野毛で焼き鳥をいただいて、もう一軒。知人につれられてクライスラーにやってきました。
桜木町方面から来て、川を越えたあたりで雰囲気ががらっと変わって、
賑やかな雰囲気から夜の街へとなりました。
呼び込みのおじさま方を乗り越えて、辿りついた黄色い看板クライスラー。
2階にあがると重厚な扉が待ち構えております。
扉をあけると、そこは映画にでてくるかのようなカウンター。
一歩中に踏み入れると、壁一面にならべられたボトルに圧倒されました。
我々はカウンター横のテーブル席に案内され一息。
まずはラガブーリンをストレートでちびりちびり。
壁や天井には、コースターがびっしりと貼り付けられ、
いい感じの曲が流れるジュークボックスにうっとり。
お店は寡黙なマスターと、気のよさそうな女性店員さん。
お客さんはほぼ、40代、50代が中心かな。
私は2杯目にマティーニを注文。
この雰囲気にやられて、とても甘く感じます。
ミックスナッツをつまみながら、知人とくだらない会話に花が咲く。
誰が選曲したのかジュークボックスはABBAを何曲か流していました。
私もこの雰囲気にすこしは馴染んだかなと、最後にXYZを注文。
ふときづくと、電車の時間がせまってきました。
どうも、何時間もここにいたかのような錯覚をしてしまいます。
階段下りればもとの野毛。
別世界でしたな。
5位
1回
2012/04訪問 2012/08/01
一万円以内でそれなりのお寿司が食べたいという知人のリクエストで、まんてん鮨を見つけました。
口コミを見る限り、美味しそう。予約して来店しました。
場所は丸の内ブリックスクエアの地下飲食店街。
店の前まで来ましたが、はて、どの入り口から入っていいものか?
すると、坊主頭の店員さんが店からでてきたので、予約している旨を伝えて
店内へ。
店内にはいると、奥行きは殆ど無い、横長のお店。
どこから入っても、間違いは無いようですが、予約している席の近くから入らないと、
一度外にでなくてはならないみたいです。
店員さんも、料理を運ぶときは外を経由して運んでいました。
席に着くと、アサリの出汁といきなり金目鯛のお鮨。
それを食べ終えると、カウンターの中から
「それでは!お料理始めさせていただきますっ!宜しくお願いしますっ!」
と店内に響き渡る掛け声。ちょっとびびりました。
この日の料理はこんな感じ。
・つぶがいとメカジキ
・芽キャベツ
・むらさきうに と えぞばふんうに の食べ比べ
・のりの汁物
・しゃこ、ほたるいか
・鳴門のわかめ と、新たまねぎ
・やりいか
・鰹
・いくらのわさび漬けごはん
・鯛と鰹の酒盗
・中トロ
・根付きの鯵
・鰆
・○○スペシャル
・穴子と玉子
・アサリの味噌汁
・かんぴょう巻き
○○スペシャルというのは、店員の○○さんが考案した
クリームチーズを奈良漬で挟んだもの。
なかなかのおつまみです。
お鮨には、ひとつひとつ何かしら説明をつけてくれて、
楽しくいただけました。
料理と鮨が順不同にでてくる、この感じはお酒を飲みながらの食事だったので、
なかなか面白いものです。
次はなんだという、わくわく感があります。
しゃりがだいぶふんわり握られている感じですが、これは好みが分かれるか。
日本酒は5種類ほどありました。一つ一つの値段はわかりませんでしたが、
5合と生ビール2杯ほど頼んで、4、5千円ほどだったので、それなりにリーズナブルか。
いずれにせよ、友人達は大満足のようでした。
6位
1回
2012/09訪問 2012/11/24
浅草で天健の向かいにある天ぷらやさんです。
以前天健に伺ったときにちょいと気になっておりました。
そこで今回お昼時に天丼をいただきに来店。
週末の浅草は人でいっぱいですが、お昼前だとごはん処は比較的入りやすい。
観光客の皆様はお昼がちょいと遅めなんですかね。
で、11時半頃に天藤の暖簾をくぐってお店にはいるとやはり空いていました。
お一人様でしたが、テーブル席に案内してもらいとりあえずメニューをちらり。
天丼の他に、えび天丼、かき揚げ天丼といずれも1900円でお味噌汁付き。
しかしながら、天丼にえび天もかき揚げも入っているようなので、天丼をお願いしました。
喉が渇いていたので、注文してすぐに瓶ビールも注文。
やってきた瓶ビールのラベルはスカイツリーバージョンです。
さすが浅草。
ついてきたお新香でビールを飲んでいましたが、
このお新香の浅漬け具合が結構美味しい。
そうこうしている内に、天丼がやってまいりました。
こちらの天丼は蓋付きでやってまいりますが、2匹の海老天が丼からあふれています。
こういう時に蓋がついているのはいい演出になりますね。
「蓋に収まりきらないほどの気前のよさ!」的な。
そういえば、浅草の天丼って、大黒家もまさるも天健も
みんな蓋付き。そして天麩羅をはみ出させている。
浅草の天丼はそういうものなんですかね。
で、肝心の天丼は大黒家系のふんにゃり衣の漆黒たれ。だけど辛くない。
ただ、えびはぷりぷり美味しく、きすもふんわり。
かき揚げの貝柱、いかもごろごろ美味しい。
かなりのレベルの高さです。ここまで美味しいとは思っていませんでした。
浅草の天丼ってやっぱレベル高いなあとつくづく感じます。
7位
1回
2012/01訪問 2012/02/15
日曜のお昼に早稲田駅、なにか食べようとふらふら歩いていたら神楽坂まできてしまいました。
日曜ですから結構賑やか。
一人で気軽なお店もわかりにくい。
坂をくだって、飯田橋まででてしまいそうなときにとんかつやがありました。
あげづきさん。
時間は14:00。この時間でもまだ営業していました。
特段ランチメニューをやっているわけではなさそうですが、ありがたい。
私は特ロースかつを注文。限定数らしいですが、ありました。
すると、まずは立派なお通し風なポテトサラダとお新香が登場。
べつに、お酒を頼んだわけではないのになんだか立派。
そこから10分ちょいまちました。
メニューには、「お時間いただきます」との記載がありましたが、それほどでもなかったです。
届いた特ロースはキャベせんと一緒にシンプルに盛られています。
気になるのは断面。
ちらりとみるときれいなピンク。
まずは卓上のピンクの岩塩風なお塩で。
うん。おいしい。
どこまで脂で、どこから肉かわからないぐらいのサシ具合。
なにより私にうれしいのが、衣がソフトなこと。
ざくっと固めな衣ですと、いつも口の上側がひりひりしてしまうんです。
こちらの衣は恐らく低温でじっくり揚げているのか、ふんわりさくさく。
安心していただけます。
次の一口はソースでいただきましたが、お塩のほうが脂の旨みがわかりやすい。
塩と、軽く絞ったレモンでぱくぱく。
いや、お腹へっていたんだなあと自分を振り返って。ご飯とキャベツのお替りをお願いしました。
最後にお茶をぐびりと、ごちそうさまでした。
8位
1回
2012/04訪問 2012/12/22
2012.11 再訪
恵比寿にでてきて夕食時に以前よっておいしかったグリルマッシュへ。
今回は大人の特撰ハンバーグをいただきたいところを我慢して、
煮込みハンバーグをいただきました。
しかし、これもまた立派な一皿。
煮込んでいながらも断面からちゃんと肉汁が染み出てくるバンバーグ。
トマトの酸味のきいたデミグラスソースもあっさりと食べやすい。
ごはんがすすむ煮込みハンバーグでした。
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恵比寿でにきて、夕食にハンバーグを食べようということになりました。
駅ビルにもハンバーグを出すお店はあるのですが、食べログで調べると、
ちょっと歩いところにGrillマッシュなるハンバーグ屋があるのを発見。いってみます。
多少寂しげな場所にありましたが、こじんまりとした造りでむしろ好印象。
外側にもメニューがでていたので、確認してから入店できます。
テーブルに陣取り、改めてメニューを開くとセットメニューがありました。
サラダと、マッシュポテト、大人の特撰ハンバーグとデザートがついています。
一通り楽しめそうなメニューです。これにしましょう。
ソースはデミグラス、洋風わさびしょうゆ、なんとかの塩をチョイス。
ビールもついでにお願いいたしました。
まずはシンプルですが、レッドペッパーがアクセントのサラダ。
そして最初のお楽しみのマッシュポテト。ねっとりとした味わいです。
ここいらで、ビールのおともにメリメロ焼きという、いろんな部位の鉄板焼きを注文。
ガーリックネギソースで頂くもののようです。
これがまた、パンチのあるソースでビールがぐんぐんすすみます。
そしてメインの大人の特撰ハンバーグ。
熱々の鉄板にのってきますが、ソースは別皿でつけて食べるスタイル。
鉄板の上でソースがはじけて飛び散る心配は無用でした。
ハンバーグは俵型を半分に割った形状ですが、
提供されたときはまだまだ、中はなまなまです。
それを承知で、まずはデミグラスソース。
おお、お肉は牛肉のストレートなうまさ。
これは、洋風わさびのほうが合いそうです。
やはり、こっちがうまい。より牛肉がうまい。
塩も試しましたが、私のお気に入りは洋風わさびでした。
最後のデザートも桜アイス最中。求肥もついて、春爛漫。
満足なハンバーグディナーでした。
日曜の昼前、浅草は混み始め増したがまだレストランには人がさほど入っていません。
今日はかきあげ丼をいただきに浅草の天健に来ました。
場所が浅草でも人通りの多い五叉路なだけに、開店の11:00直後に入店。
それでも、小上がりにはすでに2組ほどの家族客。
私はカウンターに陣取り、すぐ様かきあげ丼を注文。
味噌汁は別料金のようなので、追加で注文。
お店には、
鍋前の大将と、もう一人の男性、それとおかみさんと女性店員さんがもう一人。
4人で切り盛りしているようです。
カウンターの上には寿司屋のごとくガラスケースの中にネタが整然と並べられています。
角の立った烏賊、あなご、小柱などが整然と並べられている様は緊張感があっていい。
調理場の奥のほうには羽釜も見えました。あれでご飯を炊いているんでしょう。
目に入る色々なものが、期待させてくれます。
そして到着したかきあげ丼。
期待通りに蓋が意味を成さないぐらいの、かきあげの厚み。
いただきます。
いかの弾力と、ぷりりとした小海老。時々香る小柱。
かきあげの魅力が満載です。
適量に後がけされたタレも甘からず、辛からず、具の美味しさの邪魔をいたしません。
結局、飽きることなく、胃にもたれることなく、美味しいまま完食。
カウンター内の緊張感をやわらげるように、おかみさんがお見送りしてくれました。
構えは地味ながらも、立派なお店でした。