車谷さんが投稿したル・ヴァンキャトル(東京/目白)の口コミ詳細

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閉店ル・ヴァンキャトル鬼子母神前、雑司が谷(東京メトロ)、学習院下/フレンチ

2

  • 夜の点数:4.5

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.4
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
2回目

2019/03 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

安定して旨い料理とワインペアリング。

 ネット予約をして相方と2人で利用しました。
目白通りの桜もチラホラ咲き始めた中を、目白
駅から歩いて18時半頃に店に着きました。

 ドアを開けて入るとメートル・ドテル兼ソム
リエの男性(接客は彼一人でやっています)が迎
えてくれました。一番乗りのようです。最終的
にこの日のお客さんは自分達を含めて4組でした。

 相方が到着したので、予約の際にお願いして
おいた「お任せ9品のコース」(\8500)をスタート
してもらいます。先ずはメニューを見て飲み物
を考えますが、ワインペアリングでお願いしま
した。

 お任せコースで出された料理は、以下のような
ものでした。

  アミューズ  季節の野菜のゼリー寄せ、
         ホタルイカ、クスクス
  前菜その1  ブリ
  前菜その2  ホッキ貝、北海道産ホタテに
         カリフラワーのソースがけ
  魚料理その1 カスベ(エイ)のフリット、
         ワカサギ、タンポポ添え
  魚料理その2 サワラと桜海老
  肉料理    牛肉のステーキ
  デザート   アイスクリーム
  デザート   イチゴのケーキ、シャーベット
  コーヒー

 今回の料理の中で個人的に印象に残ったのは、
前菜のブリ(よく脂ののった生のブリが、絶妙の
塩加減で供され白ワインがすすみます)と、カスベ
のフリット(カスベの風味が閉じ込められた一品
でした。全く臭みがありません)でしょうか。

 先ず出された旬の食材を浸かったアミューズに
シャンパーニュで乾杯した後、順に、肉料理まで、
以下のようなワインがペアリングされて出されまし
た。接客を担当するメートル・ドテルが出す都度、
料理と共に丁寧に説明してくれます。

  シャンパーニュ ロワイエ
  白 ドメーヌ・コアペの「シャン・デ・ヴィーニュ」辛口
  白 「ソミュール・ブラン」 爽やかな余韻
  白 ブルゴーニュ「アリゴテ」 みずみずしい酸味
  白 ブルゴーニュ「シャルドネ」フルーティーで
フレッシュな口当たり
  赤 シャトー・プピーユの赤

 2時間半ほど滞在してゆっくり食事ができました。
会計時にペアリングしたワインも明細が出され、未だ
にペラペラ紙に合計金額だけ記す店も散見される中、
明朗会計です。ワインは5杯で5600円でした。

ご馳走様。

  • テーブルセッティング

  • 一杯目はシャンパーニュ

  • 旬のアミューズ

  • ドメーヌ・コアペ

  • 前菜1

  • 前菜2

  • カスベ(エイ)のフリット

  • サワラと桜海老

  • メインの肉料理

  • アイスクリーム

  • デザート

  • コーヒー

2019/08/31 更新

1回目

2018/06 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

特筆に値する魚料理をワインペアリングで

 2人でディナーにお邪魔しました。予約の際に8皿のコース(\8500)を
お願いしておきました。目白駅で降りて、駅前の目白通りを学習院大学
の方へずっと歩いていくと、正門を通り過ぎ、目白警察署の先に店は
あります。ゆっくり歩いても5分くらいでしょうか。

 18時半頃入店しましたが、この日の一番乗りでした。店内はテーブル
席のみで、すべてのテーブルがセッティングされていました。今日は
満席のようです。

 しばらくして相方が到着したので、始めてもらいます。接客は男性の
ソムリエ氏がひとりでやられてます。ワインペアリングができるという
のでお願いしました。

 最初は、シャンパーニュかビールかと聞かれ、シャンパーニュを選択。
そこで出されたのは、「ロワイエ」(Royer)です。乾杯して一口含むと、
ぶどうの果実本来のピュアな味わいが印象的です。最初の料理が出て来
るまで、飲みながらゆっくりと待ちます。

 1品目は「沢蟹の素揚げとハモのパニエ」。パニエはバルサミコ酢が
かかっています。ハモの風味が旬を感じさせます。ソムリエ氏に今日は
満席のようですね、と尋ねると、予約は我々2人だけだそうで貸切状態
です。

 2品目は、「ウサギの肉をベーコンで巻いたテリーヌ」。色鮮やかな
野菜が添えられて美しい一皿です。テリーヌは、肉の旨味が口の中に広
がります。「アヴァリュス・シャルドネ」(AVARVS)を合わせます。香り
が華やかな白です。

 3品目は、「あん肝をズッキーニで鋏んで揚げたフライ」。トコブシの
リゾットが敷かれていました。あん肝は臭みなし、ズッキーニの風味を
損なわない揚げ加減が絶妙です。リゾットもトコブシの出汁が効いて
美味しいです。この日一番印象に残った皿でした。合わせるのは、白
「ブレ・タンドル」(Blet tendre) 。薄黄色で、優しい甘みと旨味が口
の中にジュワーっと広がります。揚げ物に負けていません。

 4品目は、「鮎のポワレ」。初夏らしくキュウリが添えられています。
白い粉末が散らされていますが、鮎の脂をしみこませた粉だそうです。
技が繊細です。白ワイン(銘柄は失念)で旬の味を流し込みます。

 5品目は、「スズキと白アスパラ」が旬の野菜を纏って現れました。
この店の魚の皿はどれも魚本来の味が活かされています。「マコン・
ヴェルジッソン」(Vergisson)シャルドネで合わせます。

 6品目は「ガリシア豚のグリル」でした。スペインのガリシア地方で
栗で育てられた稀少な肉らしいです。肉質はジューシーでやわらかく、
脂もあっさりとした甘みがあります。赤ワイン(銘柄は失念)が出さ
れました。

 デザートは、ホワイトチョコレート、シャーベットをいただいて、
お開きに。料理は8品と多かったですが、多彩な食材と味、彩りで、
全く飽きさせません。特に魚の皿は美味しかったです。ワインは全部
で6種類、ペアリング(\7100)も大満足でした。

 リーズナブルな価格で本格的な料理(特に魚)、ご馳走様。また立ち
寄りたい店です。


【コース8品】
 前菜 沢蟹の素揚げ、ハモのパニエ
 ウサギ肉のテリーヌ
 あん肝をズッキーニで鋏んで揚げたフライ
 鮎のポワレ
 スズキとホワイトアスパラと旬の野菜
 ガリシア豚のグリル
 ホワイトチョコレート
 シャーベット

  • お店の入口

  • 店内から外を

  • 店内

  • 奥が調理場

  • テーブルセッティング

  • 前菜

  • ウサギ肉のテリーヌ

  • 「ブレ・タンドル」(Blet tendre)

  • あん肝をズッキーニで鋏んで揚げたフライ

  • 鮎のポワレ

  • スズキとホワイトアスパラと旬の野菜

  • ガリシア豚のグリル

  • ホワイトチョコレート

  • シャーベット

2018/06/30 更新

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