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1回
夜の点数:4.5
昼の点数:5.0
2014/12 訪問
夜の点数:4.5
昼の点数:5.0
HiRoのパスタフォークは店の良心
2014/12/21 更新
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(2014年12月)
クリスマスディナーを楽しみたいと、あちこち探すのですが、どこもかなりの混雑。
別の機会に久しぶりに前を通りかかったので、席の空き具合を聞いてみます。
やはりここも結構な予約。
予約した日はちょうど団体のお客さんがいて、難しそうだったのに、お店が奥の席を用意してくれました。
親切なご対応に頭が下がります。
ディナーは5000円、7500円、10000円。
10000円はちょっとどーかなと思い、7500円を見たのですが、5000円とあんまり変わらない。
何が違うのかを聞くとフォアグラ料理の有無で違いが出るとのこと。
イタリアンでフォアグラはちょっと場違いかなと、一番安い5000円にしました。
ただ、セコンドでステーキを選んだので、1000円プラス。
ご一緒してくれた方が、こいつはセコイとあきれた可能性はあります。
奥の半個室に座るとすぐにワインリストを持ってきてくれます。
ソアベ5000円は、多少高いけどこの店にしては安いかなと考えてお願いします。
クリスマスを祝ってカンパーイ。
ソアベにしてはちょっと甘めかななどと薀蓄。
あてがなかったのでグリッシーニをお願いしたら、自家製のパンをサービス。
キリスト教ではありませんが、パンとワインっていいんですね相性。
これで満腹になる人も結構います。
前菜は生ハム・プロシュートクルードとナシ。
イチジクかメロンかナシか。
ナシの食感と甘さはメロンに似て美味しい。
ナシとハムとワインはイタリアン定番の取り合わせです。
パスタは、アーリオオーリオですが、大きなしいたけとタコ入り。
シイタケとオリーブオイルがまた最高の組み合わせ。
本場を意識して、ポルチーニを好む方もいますが、シイタケも捨てがたい。
これも白ワインにぴったりです。
セコンドはフィオレンティーナステーキ。
肉は広島産だそうですが、柔らかくてフィレンツェを思い出しますね。
キャンティの赤をお願いしないといけないところですが、個人的にソアベが好きなのでそのまま。
ヘビーな肉にあっさり白ワインも悪くないのです。
ドルチェは、クリ入りモンブランジェラート。
マロンクリームの下の冷たいアイスが、ワインであったまった体に沁み渡ります。
エスプレッソはなぜか1センチしか入ってなくて、ちょっと興ざめ。
せめて3センチ入れてほしいとお願いしてもう一度入れてもらいます。
これはさすがに入れたてでおいしかった。
というわけで、久しぶりに、イタリアンのコースを堪能。
前にも書きましたが、パスタフォークは相変わらず先が広がっていて食べやすく、お客目線の店のポリシーを感じさせます。
コースなので、量的には少な目ですが、ご自慢のパスタやステーキやドルチェやワインやエスプレッソを楽しんで一人10000円は思わぬクリスマスプレゼントかも。
(2011年2月)
西梅田のガーデンシティ。
ここは阪神電車や旧国鉄用地を中心に、市街地再開発で生まれた街。
大阪の看板・ごった煮街とは、全く趣を異にするおしゃれタウンです。
JR大阪駅桜橋口から西にむかう並木道沿いには、高層ビルが林立。
その下もしゃれた地下道が西に伸びています。
それぞれのビルには、オフィスとショッピング・グルメモールがオープン。
ヒルトンプラザには、四季劇場もあって、大阪の新しい文化の発信地に。
産経の新ビル、ブリーゼブリーゼもここ。
6階までは、ショップとグルメの街に。
5階にはイタリアンが2軒。
1軒は、地元大阪は本町のPiano piano。
もう1軒は東京青山から進出のHiRo。
東京の丸ビルや銀座の店も有名ですね。
入るとすぐにカウンターのバール。
左手がテーブル席のレストラン。
40席はあるでしょうか。
白を基調の、いわゆる北イタリア仕様。
ちょっとスノッブなお店です。
昼はOLさんたちでほぼ満席。
ランチは、1575円のパスタランチから6300円の正式プランツォまで何でもあり。
パスタは2種類から選択。
ラグーとキャベツにうすいトマトソースのボロネーゼ風とボンゴレのパスタビアンコ。
パンとドルチェ、コーヒ付きです。
結構な量がありました。
キャベツはパリパリッと香ばしく、ラグーは控えめ。
麺はしっかりめに茹でて、歯ごたえがいい。
ドルチェは練立ての粋なカラメルアイス。
エスプレッソもちょうど良い熱さでした。
これはきっとディナーもいけるに違いないと思わせました。
ディナーは多少高めですが、良心的。
安くできるものはほんとに安く、いい材料の料理は高く設定。
「実費」レストランと言っていいのか。
アーリオ・オーリオは945円ですが、ステーキは120グラム4200円からといった具合。
ワインも白赤とも3500円からと、周辺の超スノッブ店より安い設定。
バローロ30000円もちゃんと置いてあります。
感心したのは、フォーク。
スパゲッティを食べるときの悩みはフォークの滑り。
しかし、ここのフォークは先が広がっていて麺がきっちり掛るようになってます。
これだと、安心して麺を巻いていけますね。
細かいことですが、イタリアンでは重要。
店の良心を感じました。
デート先としてもきっと評判はいいはず。
ぜひお試しを。