『祝　１２月２９日　くすくす鮨　開店』高知ラガーくすくすさんの日記

高知で美味しいお寿司屋さんは？　と聞かれても・・ちょっと困る。

松山なら・・鮨の間さんすみもとさん　辺りが美味しいし
高松なら・・中川さんがまずまず。　鮨舳さんは私は未訪ながら知人や他の鮨屋さんの評価が高い。
徳島なら・・やま下さんが頭ひとつ抜けている。
岡山まで足を延ばすと・・縁さん・ひさ田さんと全国クラスの美味しい店がある。
しかし　残念ながら高知にはそのクラスのお店は。。。。

それなら自分で作った方が良いんじゃないか？　と思い始めたのが数年前。
それ以来　家族のイベントでは　できるだけ自分で握るようにしています。
冬のこの時期は美味しいネタが出てくるので　イベントがなくても握りたくなります。

そこで　暮れも押し詰まった１２月２９日　友人家族を招いて「くすくす鮨」を開いてみました。

目の前のカウンターには友人夫婦と妻が座ってお客さん役を。
奥のテーブル席のお客さん役は４人の子供たちです。

くす鮨の特徴・・参加型の鮨屋さんです。
サメ皮を渡して山葵はお客さんにおろしてもらいます。
七厘もお客さん側に置いて鰻なんかを炙ってもらいます。
最後にはまな板と包丁を渡して鰻のカットまでお願いしちゃいました。。。


料理しながらなんで写真が殆ど撮れてないですが・・
まず　つまみから・・
最初に４品三浦屋の釜揚しらすおろしに、どちらも自家製の牡蠣のオイル漬けに大葉巻き鶏ハム。牛すじ煮込み。

つづいて・・葱、大葉、茗荷、の刻みたてと山葵の下ろしたてに　鰹節をふって醤油をかけあわせた一品。

そして石焼き味噌・・これは鮨で使う海老足の有効活用で　
足だけをを炙って刻み、大葉、柚子皮、鰹節、胡麻、出汁を白味噌に混ぜて石に乗せてオーブントースターで焼いたもの。
子供達には鶏の唐揚げを。


この日の鮨ネタは・・
友人がお土産で持ってきてくれた「うなぎ処　福」さんの白焼き２本とかば焼き３本。
あざーす。　

子供向けには・・海老、たこ、いくらにびんちょう鮪のすきみ、南マグロの赤身、サーモンに帆立に牛あぶり。
天然鰤・甘エビは出し忘れ。。。

そして、ここからが大人向け・・天然平目・天然石鯛・長崎産の生本鮪。　　天然真鯛は昆布〆で。

７人のお客さんを相手に途中までビールを飲む余裕もないくらいのアップアップの「くす鮨」大将でしたが
石鯛、鯛の昆布〆、本鮪大トロのネタの力で　どうやら満足してもらえた様子。


「くす鮨」１２月２９日　19：00開店で日付の変わる頃に閉店です。
立ちっぱなしで大変だったけど　めっちゃ楽しかったな～

大人の鮨屋ごっこは癖になります。
また良いネタ仕入れて開店したくなりました。