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1回
夜の点数:4.2
2011/04 訪問
夜の点数:4.2
堅すぎず軽すぎない the Mediterranean cuisine
2011/05/02 更新
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ロイヤルホテル&スパの北側にある南仏・地中海料理店。
少なくとも15年前からあります。ずーっと気になっていたのですが、タイミングが合わず、ようやく初訪問してきました。
店内空間は嫌な緊張感なく、かつガキ臭さもなく、とても心地よい。
設えやテーブル周り、小物類、、そろそろ経年劣化が目に付いてもおかしくない古い店だが、清潔感があって、良い歳のとり方をしている店と感じます。
17:30の開店と同時に入る。
明るいうちにはじめるワイン・・・至福の行為のひとつです。
適当にアラカルトで。(一部メニュー名は不正確)
壱岐産 岩牡蠣
すでに岩牡蠣の季節。とても立派なサイズでした。
残念なことにカットされて供されました。大きいから配慮だと思いますが。
私としては、包丁をいれずに一口でいきたかったー。口の中ぜんぶ牡蠣になって窒息しそうになって鼻から空気を抜いて香りを楽しむのがいいですよね。添えられていたビネガーも牡蠣を引き立てて上出来でした。
次回はカットしないでってあらかじめ頼みます。
ちょうど南仏ワインフェアとのことで、その中のシャルドネをあけました(詳細失念)が、甘めのフルーティ路線だったので生牡蠣を120%昇華させる役割は果たせませんでした。。残念。
いずれにしてもリベンジします。
め鯛のカルパッチョ
ねっとり甘い鯛。菜の花やアスパラガスやトマトとともに。食欲をそそるお手本のような配色です。
甘いイチゴもちりばめられていておもしろかった。
下津産 真蛸のにんにくオイル漬け
旨みのつよいタコでした。どれくらいの時間漬けられたか分かりませんが、ほぼカルパッチョ。
フルーツトマトとモッツァレラチーズのフェデリーニ 生ハム添え
細いフェデリーニにトマト・バジル風味のさわやかなソースで「あっ」という間になくなりました。
タラバガニと生ハムのオリーブオイル焼き
タラバとしては細く、また生ハムも火が通ってしまってその役割が明らかでなく、これは感動薄い。
フォアグラを包んだうずらのロースト 乾燥ポルチーニ茸のソース
あっさり野生的なうずら肉でフォアグラを包んでグリル、ポルチーニ茸の香り高い濃厚なソースで。予想通りの味、おいしさでした。
総評
たしかにヨーロッパの港町の食堂を回顧させる。
堅すぎず、軽すぎず。
見ているだけで興奮してくるメニュー。
気に入りました。