『僕の愛器 Gibson TD-335 1973』コッキンポンコさんの日記

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長文レビューで嫌がらせ(爆)

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コッキンポンコ (50代前半・男性・東京都) 認証済

日記詳細

もう、15年くらい前だろうか。

御茶ノ水の中古楽器屋で
13万5000円で手に入れたセミアコースティックのギターである。
相場より安く買えてしまい、ほくそ笑んだものだった。
前の所有者が勝手に前部のカッタウェイにトグルスイッチを付けてしまったことが安い原因か。。。

しかし、倒してネックを折ってしまったり、
ブリッジ(オリジナル部品)が錆びて使い物にならなくなったりして
7万円くらい掛けてしまったのでちょっと高い買い物になってしまった。
今の相場ではGibsonは高くて、安いものでも20万円台の後半になるから、
結局は安い買い物だったと思って溜飲を下げている。

最初はオールドギターに戸惑ったものだ(笑)
チューニングがすぐにずれてしまい、ライブでは大恥をかいたこともある。
触らないと鳴りがすぐに悪くなる。まるでじゃじゃ馬ならし(笑)
モノだと思ってバカにしていると手痛いしっぺ返しがくる。
これまで、イラつくことが多々あったが、いまではいい思い出になっている。

また近年、ギターを触り始めた。ここ1年くらいか。

子どもに手がかかるというのに暇を見つけて弾いている。
妻が外出して、子供が昼寝をしたら、これ幸いと弾きまくる(笑)
弦の太さを013~056にした。ジャズ仕様だ。
これに変えてからこの「じゃじゃ馬」はよく鳴くようになった。
全然アンプに繋いでいないのだが、よく鳴るのだ(笑)

2階でひっそり弾いていても
階下の妻から「遊んでいた(弾いていた)でしょ?」と言われるくらい。

僕はもう一生、このギター一本でいいんだよ。
事足りるという瞬間は何にでもあるものだ。

ポンコ。

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