会社の女の子から「すだち」をもらった。
帰りに成城石井で「荒波真鯛」が安くなっていた。
これだけの理由で週末は「真鯛の刺身」で一杯飲むことにした。
子どもが寝てから僕は真鯛のサクをうすづくりにして、
平たい皿に並べ、2個のすだちをしぼってかけた。
すると浮き出す脂。匂い立つ爽やかな薫り。
これは塩で食べたい。
小皿に塩をふって、そこにつけて食べる。
真鯛の甘い身がすだちの薫りとともに鼻にぬける。
カルパッチョとは少し違うような気がする。
ただ、ずっと塩で食べ続けると飽きが来るので醤油に替えるが
それはそれで美味しいものだ。
世が戦国時代だったら、煎り酒という調味料があったようだが、
買うと高いので使ったことはない。
なかなか美味しいものだ。