コッキンポンコさんが投稿した酒亭 沿露目(東京/門前仲町)の口コミ詳細

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長文レビューで嫌がらせ(爆)

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コッキンポンコ (50代前半・男性・東京都) 認証済

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酒亭 沿露目門前仲町、越中島、木場/居酒屋、日本料理、日本酒バー

1

  • 夜の点数:4.4

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 3.4
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 4.2
1回目

2016/08 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス3.4
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

美女とゾロ目 門仲で日本酒編  \(7_7)/ Yes!

もう半年以上前、クリスマスに咆哮したドS美女に呼び出された、
門前仲町「沿露目(ゾロメ)」で、

「アタシ、結婚することにしたの」という美女。

「へぇ、よかったじゃない、どこの誰と?」

「うん、芸術と❤」

くわぁぁぁ(@_@;) 究極にめんどくせえ、めんどくせーよ(泣)
富岡八幡宮で待ち合わせて、これからドS美女との夜会が始まる。

そもそもこのお店はマイレビュアー様でもある、TAKENOKOさんに教えてもらったお店。
「ポンコさんが行くときは予約をとります」と仰っていただいたのであるが、
それだけのために連絡をするのも気が引けてしまい、直前に自分で連絡をしてしまった。
一度、行きますよという御断りを入れたほうがいいだろうかと思いながら、
多忙にまかせて何もできず、この時をむかえてしまったのである。

店内に入ると暗く、バーのような感じ。
入ってすぐに空くのを待っているのか立ち飲みの客が二人。
あとは8席ほどしかないカウンターが予約席以外きれいに埋まっている。
ええい、どけぇい、予約客のお通りだーい! 
みたいに今にも立ち飲みさんを足蹴にしそうな美女。
そのくらいでやめときなって(笑)

まずは座って、乾杯である。
ドS美女はビールで、僕は生レモンハイ。

「おっ! これはいい、トニックウォーターで割ってる!」
「アタイに内緒で1杯引っかけてきた人はいいねぇ」と睨まれる(笑)
「なぁに、準備運動をしていただけだよ」
「用意周到にやった?」
「うん、本読みながらカウンターで飲んでただけだよ」
「何を読んでたの?」 「スティーヴン・キングさ」 「ホラーなの?」 「うん、でも君ほどではないよ(笑)」

美女は仕事上の下請け先でデザイナーみたいなこともやっている。
美大を卒業しているので、絵やデザインの技術的なことはきちんとしている。
じつはこの子、取引先の重役の娘らしいのだが、なかなか尻尾をつかませない(笑)
性質はドS。兄が一人いて子だくさん、ヘビメタオタク(笑)
画家になりたいらしいのだが、そこから生涯をかけて描くべきテーマに悩んでいるらしい(笑)
悩んでいるうちが華(はな)だ。だって、そのうち悩むのさえ億劫になる(笑)

「この間、ようやくフレスコ画をみたよ」
「へえなに?」 「デューラーさ」
「あれ?日本に来てたっけ? って、まさか…」 「うん」 
「行ったの?」 「って、そんな暇はないさ」 「ちっ、何の会話だよ(怒)」
「図録に載っているのを見ただけなんだけど、あれいいね」 
「一昨年、フランクフルトのシュテーデルに行ったけど、中世のフレスコ画も面白かったよ、構図とか」
「デューラーは描き方が単調じゃないもんね」 「少なくとも構図でみる感じではないよね」

お通しは「モロヘイヤと山芋のすりだし」と「おから」。
もう日本酒にしよう。

「まぐろの漬け」
「じゅんさいの山葵和え」
「穴子の煮凝り」
「和牛のローストビーフ」を頼んで、日本酒を頼んでみる。

何を飲んでも500円というのがいい。
最初は「満天星」と「山廃」にする。さすがにリストに「獺祭」はない。
何やら店内は暗く、バーのような空気なのだが、
僕らは色々と頼んでカウンターテーブルを彩ってしまう(笑)

「まぐろの漬け」は湯霜作りで、表面に熱湯をかけてから漬けにしてあるので赤身と脂身の旨味がだれていない。
まさに江戸前のお仕事ですね。
「穴子の煮凝り」は個人的には懐疑的だったのだが、美女のを一口もらって大感動っ!
口のなかに入れるとふわふわに溶け出す煮凝りは、味も食感も絶品だ!

想像以上にレベルが高いお店である。こんなお店を教えていただいたTAKENOKOさん、ありがとうございます!

「漬けは3日目くらいが食べ頃なんでその時々に
    おススメを言います。まだ漬けはじめたものもあるんで(笑)」

蝶ネクタイの店主にいろいろ訊いてみるが、食べたいなと思ったものが
今日漬けにしたばかりのものだったので、違うものを頼もうということになる。

「ウニプリン」←美女専用(笑)
「パクチーボンバー」
「牛タンのコロッケ」
「餃子(辛子醤油をつけて)」
「チリコンカン」

残念ながら、スペシャリテの「ビーフシュウマイ」は売り切れ。
「パクチーボンバー」はパクチー好きにはたまらない逸品
「餃子」は辛子醤油でいただく。これは店主自ら、餡を取り出して皮に詰めて焼いてくれた。

料理はきちんとオーダーが入ってから作り始めるので、
出てくるのに少々時間が掛かるのだが、出てくるのは間違いがない料理!
お皿が小さいのが難であるが、これはバーという特殊性を考慮しても、
出てくる料理の確実性は大いに評価できる。


日本酒を飲みながらふと左隣の美女を見ると二の腕に虫が止まっている。
仕方がないので「ぺしっ」と叩いてみた(笑)

「おい、何をするんだ?」と美女。
「蚊みたいなのが止まってたから、つぶしてやったのさ(笑)」と僕は言う。しかし、
「これは蚊ではない、黒子(ホクロ)だ!」と美女。
「ウソだろう? そんな黒子があるもんか!」と突いてみると、どうやらおぼろげな黒子らしい(笑)

まったく、こんなコンコンチキな話があってたまるか!ってんだ。

「なんだなぁ、君の腕の黒子がどうも虫に見えて仕方ないから、席を替わってくれないか?」
「そんなに言うなら、いいよ」と替わってくれたが、
今度は、僕の右隣になった美女の腕には小さなゴ○ブリが止まっている。

「おいふざけんな、オマエ、腕にヤバいのがいるぞ!」というと「ああ、そうか」とばかりに、
「残念ながら、これも黒子だよ」と美女。
「こんなリアルな黒子があるか!」と見ると動きはしない。

それにしても、ずいぶんと精巧なストラクチャだ(笑)
黒い造形物の頭には細い毛が見て取れる。
僕は落ちくぼんでいるであろう自分の目を揉んだ。そして一言、店主に告げた。

お愛想っ!

お後がよろしいようで(爆)


コッキンポンコ。

  • ゾロ目看板

  • (お通し)モロヘイヤと長芋のすりおろし

  • (お通し)おから

  • じゅんさいの山葵合え

  • 穴子の煮こごり! これは美味!

  • まぐろの漬け 赤身と中トロ部分

  • 満天星 500円

  • 山廃 500円

  • ローストビーフ 玉ねぎソースをつけて

  • 而今 500円

  • 神亀 500円

  • 奥播磨 500円

  • うにプリン 美女用

  • 〆張鶴 500円

  • パクチーボンバー パクチーが凄い!

  • たかちよ 500円

  • 綿屋 500円

  • 美女の手がジャマ!

  • 牛タンコロッケ

  • 餃子

  • 餃子 カラシ醤油をつけて

  • チリコンカン

  • 春霞 秋田 500円

  • 甘エビの漬け

  • お新香

2016/08/24 更新

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