レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2011/05訪問 2021/01/01
201609
日本列島に台風が次から次へと通過する中、
束の間の晴れ間が出たので青山まで歩いて
夕暮れ時にナポリマニアに足を運びました。
陽気なイタリア人の店員さんがお出迎えを
してくれます。
今回はビールでスタート。
イタリアンビールは瓶で提供されジョッキ
に入れて乾杯。
日本のビールと比べて軽い飲み口ですが、
夏場はむしろこちらの方がありがたいです。
ナポリマニアではカウンターに並んだ素材
から前菜をチョイスします。
カウンターには
マコモダケ
鴨肉
アスパラガス
蛸
チーズ
等が所狭しと並んでいます。
そんな中から今回は
カポナータ
蛸のカルパッチョ
ナスのチーズ焼き
を注文してみました。
待つこと5分でカルパッチョとカポナータ
が出て来ました。
蛸のカルパッチョはスモークされていて、
ビールによく合います。
添えてあるレモンを絞っていただきました。
カポナータはオリーブオイルもきいていて
まさにイタリアの常備菜といった感じです。
茄子のチーズ焼きはトッピングのバジルが
アクセントになっていて茄子の美味しさが
存分に感じられます。
ビールが空いたので白ワインにチェンジ。
次のパスタは
カラスミとズッキーニのリングイネ
にしました。
食べやすいように取り分けて提供されます。
滑らかな食感のリングイネにトマトの酸味、
カラスミの磯っぽさが絶妙に絡み合います。
つるつるした食感の中太パスタで家庭では
なかなか作れないプロの味を堪能できます。
まだお腹に空きがあったので、
サルシッチャとブロッコリーのピッツァ
を追加しました。
サルシッチャの旨みと塩気が感じられる
絶品のピッツァでした。
残暑はイタリアンがいいなと思いました。
あっという間に満席状態になるので、
週末は予約した方が無難だと思います。
ごちそうさまでした。
再再訪:
久々に訪問しました。
入口に温泉映画のポスターが飾ってあって
少し違和感を感じたのですが、
BGMも何か変わって90~00年代オルタナ
っぽい有線がかかっててナポリっぽさが
減っているように感じました。
料理は前菜、パスタ、ドルチェまで一通り
おいしくいただきましたが、
次回はこの違和感が払拭されますように。
2012
再訪:
久々にピッツアを食べに出かけました。
19時過ぎに訪問しましたが半分は家族連れ。
周辺の住人の方々なんでしょうか。
アットホームな感じもありながらデート
でも十分使える雰囲気が絶妙です。
以前はトマトソース系のピッツァばかり
チョイスしていたので
ズッキーニとスモークサーモンのピッツァ
(サルモーネ)
子羊ロースト
あさりとムール貝のアーリオオーリオソテー
にしてみました。
スプマンテを飲んで待っていたらピッツァ
が登場。
ボリューム満点でチーズがとろとろです。
サーモンは塩加減が絶妙でズッキーニも
ほどよい焼き加減です。
シェアせず一人で全部食べたいと思うほど。
他の種類も含めて、なんでこのレベルの
ピッツァが1,300円前後で提供できるのか
謎です。
あと追加で頼んだ
アマトリチャーナ(リガトーニ)
はペンネより太くてもちもちしてましたが
ほどよい甘みと酸味のあるトマトソースで
こちらも完食。
最後にエスプレッソを飲みながら至福の
ひとときを反芻しました。
週末以外は事前に予約すれば大体入れると
思います。
2011
雨の降る休日夜、何かに導かれるように
渋谷イメージフォーラム近くのこじんまり
としたトラットリアに入りました。
お店に入るとすぐにショウケースがあって
美味しそうなお惣菜がズラリ。
店内は内装も綺麗でテーブル席に座ると
新聞記事を利用したメニューが出てきます。
横を見るとマラドーナの記事がコラージュ
されたポスターが飾ってあり、厨房には
ピッツァ専用の釜もあります。
メニューはパスタとピッツァが豊富なだけ
でなく、肉料理と魚料理は客の好みで色々
作ってくれるとのこと。
この日は
アクアパッツァ
子羊ロースト
アンティパスト ミスト(野菜の盛り合わせ)
クアトロフォルマッジオ
トマトソースとチーズにアンチョビのナポリ
をオーダーしました。
出てきた料理はどれも間違いない美味しさで、
提供される時間もばっちり。
前菜はボリューム満点だし
ピッツァの生地は薄すぎず厚すぎず絶妙な
焼き加減でチーズの旨味と甘味もしっかり
出ていて大満足。
子羊のローストは塩加減がバランスよくて
骨までしゃぶって食べちゃいました。
アクアパッツァは鯛の身が肉厚でソースも
美味しくここ暫く食べた中では最高です。
最初に出てくるフォカッチャもクリスピー
で塩味がきいていてお酒が進みます。
で、
一番びっくりしたのがCP。
下手なファミレスで頼んでも800~900円
するのに、本格的なピッツァが1,000~
1,500円台とは。
ワインは2,000円~でCPが最高です。
店員さんのサービスも抜群で
まだオープン1週間とは思えない完成度の
高さにびっくりしました。
次回再訪決定です。
2位
3回
2019/12訪問 2023/08/12
久しぶりに川沿いのビストロエビスさんへ。
シェフとマダムの他に女性の従業員さんが
二人増えて賑やかになっていました。
間接照明の落ち着いた雰囲気でお願いした
アラカルトはこちら。
■琥珀エビス
温かいオリーブの実とともに提供されます。
■鰯と茄子のカネロニ
まずは冷製の一品から。
自家製ガスパチョに薄く処理された茄子に
巻かれた鰯の旨味が絶妙な組み合わせ。
蕪とマリネしたキュウカンバーが爽やかな
アクセント。
■牡蠣のコンソメ
スナップえんどうの滑らかなムース添え。
牡蠣は食べやすくカットされて磯の風味と
コンソメの旨味が凝縮されています。
■白子と原木椎茸のグラタン
分厚い椎茸に白子が贅沢にトッピング。
白子と厚切りの椎茸を共にいただく至福。
グラタンのソースも濃厚で最高です。
■シャラン鴨のロースト
メインは鴨のローストで。
柔らかな鴨肉に南瓜のムースもアクセント
でグリルした野菜とともに赤ワインが
進みました。
■和栗のモンブラン
お店で丁寧に剥いた和栗を使った贅沢な
デセール。
メレンゲさくさくです。
至福のホスピタリティと素敵なお料理で
ゆったりと食事を楽しむことができました。
ごちそうさまでした。
久しぶりにビストロエビスさんへ。
いつも通りのマダムの素敵な接客と
手際よいシェフの技術を堪能し日々の
ストレスを忘れさせていただきました。
この日は
琥珀エビス
サンセール2016
香箱蟹ジュレとカリフラワーのムース
かますの炭火焼きとスープドポワソン
牡蠣と春菊のリゾット
ほろほろ鳥のロースト
エスプレッソ
をいただきました。
まずは琥珀エビスで乾杯。
暖かいオリーブをいただきながら料理
を待ちます。
最初に香箱蟹のジュレとカリフラワー
のムースが提供完了。
滑らかなムースと薄くスライスされた
カリフラワーの間に香箱蟹がぎっしり
満載。
普段蟹にはあまり関心がありませんが
プロの技で食べると悶絶する美味しさ。
カリフラワーはクセもなくてとにかく
クリーミー。
スープドポワソンはかますの炭火焼き
が入った一品では魚の旨味がしっかり
凝縮されててざらついたところはなく
寧ろあっさりした味わい。
かますは塩焼きだと骨が多い魚なので
食べにくいですが、今回の炭火焼きは
身が厚くて骨は無くて食べやすかった
です。
アイオリソースを少しずつ溶かして
しっかりと味わいました。
ビールの後は白ワインにシフト。
サンセールはすっきりとミネラル感の
あるワインでした。
牡蠣のリゾットは春菊のほろ苦さを
活かしたソースが特徴で牡蠣の亜鉛も
摂取できる素敵なメニュー。
メインのほろほろ鳥のローストは
グリルした野菜がいっぱい添えられて
見た目もお洒落。
野菜もグリルされていて自然な甘味が
素敵で、ほろほろ鳥はしっとりとした
肉質で炭火焼の絶妙な焼き加減で大変
美味しくいただきました。
お腹一杯になってエスプレッソで終了。
ごちそうさまでした。
また伺いたいと思います。
2012.12再訪
「Bistro YEBISU」さんは、
川沿いの店舗でホスピタリティ豊かで
心地よく食事を楽しませてくれる空間
なので大きな仕事を終えた時やお祝い
の時に訪問したくなります。
お料理はどれも鉄板なのでまだ未体験
のものを中心にオーダー。
ワカサギのフリットは自家製タルタル
が絶妙。
牡蠣と春菊のリゾットもミネラル感の
ある白ワインにぴったり。
春菊が丁度いいアクセントでした。
牡蠣も小ぶりながらも身がプリプリで
潮の香りが感じられました。
まだ寒い季節ゆえ、チャンスがあれば
次回は鹿肉を食べてみたいです。
2012年8月再訪
「BISTRO YEBISU」さん
に再び訪問しました。
前回は10月でしたが今回は夏らしい
メニューを中心にオーダーをしました。
まずはいつも通りの琥珀エビス生から。
汗だくだったので速攻飲みほしてから
グラスの泡にチェンジ。
オリーブをつまみつつマダムに本日の
おすすめを教えていただくと
「鱧と夏野菜のジュレ」を発見。
鱧最高。
野菜の緑とプリプリの鱧の身が涼しげ
なコントラストを生み出しています。
ジュレもしっかりコンソメがきいてて
ワインが進みます。
追加で
サラダ
カニのキッシュ
子羊のロースト
をオーダーしたところ一人前ずつの皿
にとりわけてサーヴしてくれました。
ワインは白から赤にシフト。
あっという間の3時間で最後に涼しげ
な桃のコンポートをチョイス。
また仕事頑張って次回訪問したいです。
2011年10月再訪
今回もしっかりと予約をしてから訪問。
クレマンをボトルでオーダーしてから
前回も食べた「クレソンのサラダ」と
皮がパリパリで絶妙な美味しさだった
「鯖の燻製」
「根セロリのポタージュ」
「自家製ソーセージ」
「黒いちじくとフォアグラ」
とどんどん頼んで次々と食が進みます。
お料理は食べやすいようにサーヴして
くれて量も調節してくれるので嬉しく
なります。
ワインの値段は5,000円台からですが
この日飲んだワインはどれも好み通り
で美味しかったです。
最後に頼んだモンブランは今まで
食べたことのない美味しさ。
お腹に余裕があったら是非お薦めです。
間接照明の店内は心地よく楽しく食事
ができました。
ごちそうさまでした。
食べすぎ飲み過ぎなければ6~7,000円
で充分いけると思います。
2011.09
ようやく予約ができたので、
恵比寿駅から徒歩5分ほどの川沿いに
ある「BISTRO EBISU」に
行ってきました。
日中の暑さがまだ多少残る夕暮れ時に
訪問しましたがお客さんは一組だけで
のちにあっという間に満席に。
小さな佇まいのビストロでシェフと
マダムのお二人で切り盛りをしている
アットホームなお店ですが料理は全て
本格的。
黒板でご紹介してくれた料理の中から
・桜エビのキッシュ
・はものフリット
・クレソンのサラダ
・子羊のロースト
をオーダーしましたが全て悶絶級。
カウンターはお客さんで満席でしたが、
一人で調理するシェフの料理を提供する
タイミングはドンピシャ。
どれも素材の味わいを引き出すプロの技
で、ソースでごまかした感じが全くなく
どんどんワインが進みました。
予約が必須だと思いますが、
今年の夏絶対再訪したいと思いました。
ごちそうさまでした。
3位
2回
2020/08訪問 2023/05/20
鹿浜三丁目にある焼肉のスタミナ苑さんへ。
開店時間が早まって16時になっていますが、
現在のところ開店1h前に並べばほぼ確実に
1回転目には入れるような感じです。
灼熱の中、行列に並ぶお客さんの希望者に
生ビール一杯無料サービス付き。
で、
ようやく入店。
店内では店主の号令の下、黒Tシャツ姿の
店員さんがテキパキと働いてみえます。
今回頼んだメニューはこちら(*´∀`)つ
◼️エクストラコールド生 500円
普段ほぼ頼まないSDEXCですがさすがに
喉カラカラの脱水状態で飲むと( ゚Д゚)ウマー
◼️お通し
よく味の染みた茄子の煮浸し
◼️上カルビ
4切れで2,700円( ゚□゚)!
店主のお薦めメニューということで注文を
してみたところ、案の定コンロで炙って
食べてみたら口の中で一瞬で蕩けて消えて
なくなりましたw
◼️並タン
小さめサイズにカットしてあって檸檬無し。
シンプルにタンが楽しめます。
◼️生野菜
全然生野菜じゃなくてチョレギ的な一品。
ゴマがしっかり効いたサラダです。
◼️ミックスホルモン
この日のメインメニュー。
センマイ、コブクロ、ハツなど宝石みたく
輝くホルモン!
さっと軽く焼いてそのまま食べたらやはり
激ウマ( ゚Д゚)ウマー( ゚Д゚)ウマー( ゚Д゚)ウマー
塩加減が絶妙です。
◼️ハツたたき
これまた店主のお薦め数量限定メニュー。
タレがかかっていますがシンプルに素材の
良さが感じられる一品。
◼️テグタンスープ
普段食べるテグタンとは全然違う滑らかな
舌触り♪
まるでシチューのような濃厚なスープです。
見た目と違ってそんなに辛くはありません。
そんなに頼んでなくも腹パンになりました。
ごちそうさまでした。
相変わらずアクセスは不便です。
次回はいつ訪問できるのやら。
2023.05
そして3年後に再訪。
15時から並んで無事に一巡目ゲッツ。
上タン塩
上赤身
中ロース
ハラミちゃん
ミックスホルモン
生野菜
キムチ
ハツ
等を堪能。
上タン塩、ミックスホルモンは相変わらず
絶品。
初体験の赤身は脂少なくて肉の旨味があり
カルビより好みかも。
ごちそうさまでした。
数年振りに鹿浜のスタミナ苑に行きました。
アクセスは悪いですが、今回は平日早めの
時間帯に訪問しました。
以前より行列がやや少なめな気がしました。
土日は相変わらずの行列かもしれません。
店外で待っている間にオーダーをしますが、
店員さんから親切に本日のお薦めメニュー
を教えていただきました。
しばらく並んだ後入店し、まずはアサヒの
熟選生で乾杯。
生野菜
炙りレバ塩
上タン
並ハラミ
ミックスホルモン
と続々料理が出てきます。
どれも宝石みたいに光り輝くお肉の数々で、
ハラミは噛む度に旨味があふれ出て
ホルモンは色んな部位が楽しめてマニアに
堪らない一品です。
異常に人数の多い店員さんがしょっちゅう
網を変えてくれるので肉がコゲつくことも
なく美味しいお肉をさらに美味しく食べる
ことができます。
最後のテグタンスープもとても美味しくて
満腹になりました。
ごちそうさまでした。
4位
1回
2011/02訪問 2023/05/04
普段はあまり足を延ばさない白金高輪で、
初めての「トラットリアセレーナ」さん
へ行きました。
駅から魚藍坂下交差点を過ぎ、
ケーヨーデーツーの所を曲がりますが、
店が奥まっていて迷いやすいので要注意
です。
平日19時過ぎに予約して行きましたが
店内に先客は1組だけで明るい店内には
にこやかなスタッフさんがいて料理への
期待も高まります。
前菜盛り合わせ
バーニャカウダ
サルシッチャ
鹿肉のブルーベリーソース
アクアパッツァ(のどぐろ)
をオーダーしスプマンテで乾杯。
バーニャカウダはクリーミーなディップ
じゃなくてオイル感とアンチョビの味が
しっかりあるタイプで絶品。
サルシッチャもあらびきの食感と肉汁が
たまらなく美味。
鹿肉も臭みが全くなくてブルーベリーの
甘酸っぱいソースでワインが進みます。
フォカッチャはもっちりして美味しく、
生うにパスタもとても美味しかったです。
今度はラグーソースのタリアテッレ等が
食べてみたいと思いました。
お会計してみて一人7000円弱だった
のでまたびっくり。
どう考えても10000円近く食べたと
思ったのに・・・
活動領域とはやや離れたエリアですが、
また訪問したいと思いました。
大満足です。
今年は3月11日以降はあっという間に過ぎ去ってしまった一年でした。
あの日以降の様々な出来事が夢だったんじゃないかと思う位に。
で、今年のレビューを見返してみるとこんなにも沢山のお店に訪問していたのかと改めてびっくり。
思い返してみると、とにかくいろんな出会いがありました。
食べログだけでなく各種マスコミで取り上げられるような有名店にも行きましたし、
チェーン店にも、ひっそり佇む街の食堂にも、できるだけ初めてのお店を探して歩きまくりました。
2011年もまだあと少し残っていますが、年末に向けてどんな出会いがあるのか楽しみです。