レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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1位
1回
2013/11訪問 2013/11/07
火群さん伺いました。
目立たないひっそりとした構え、慣れない方は通り過ぎてしまう穏やかさ住宅街の中に溶け込んでいます。
開店時間ちょうどに訪れましたがまだ準備中のまま扉は開けてらっしゃいます。
伺ってみます「こんにちは~開店はまだですか~」
「あぁごめんなさい今お品書きを書いていてどうぞ~」
和服の女将さんが気持ちよく案内してくださいます。
へ~女将さんがお品書きも書くのか~と関心していると、ななんと女将さん同時に職人さんでした。
そば打ちの上、器陶芸もされるそうです、なんと多彩な。
お店は一人で営業されているようです。
まずは~日本酒をいただきます日高見という純米辛口のお酒。
お通しに出てきたのが塩辛
パリっと新鮮な柚子がたっぷり乗っています。
一口・・・美味い!うんま~い!
泣かせるお味です。
新鮮さが良い感じです、噛むとイカの汁が溢れてくる感じ。
塩辛は普通和える前にかるく干しますからこういう感じはあまりしないものなんですが溢れる溢れる美味しいです。
はぁ~お通しからやられました。
あてが実に多彩です、悩む~
塩辛をいただいてこれはできると選ぶのも熱が入ります。
悩みに悩んでマグロとアボカドの山葵和えとあさりと鱈のチゲ豆腐
すごく調度品にも雰囲気があって丁寧に飾られています。
日本人形や陶器、掛け軸、打ちっぱなしのコンクリートの壁に和風の調度品が見事にマッチしています。
振り子の時計とコンクリートがマッチするなんて知らなかった。
私実は傾き恐怖症で(笑)お店の絵が傾いていたりすると堪らなく直したくなるんです。
しかしここにあるものは全部真っ直ぐすごく安心します(笑)
振り子の時計も真っ直ぐすごく神経質な方なのかなと思うと塩辛のイカは一部繋がっていたりして(笑)典型的要領の良い方のようです。
要所要所ピシリと決められて同時に感覚的にこなせるタイプいいですね~
マグロとアボカド到着しました~
これまた美味しい加減がちょうど良いです。
酒が進む進む次は真澄をいただいてみます。
最初はグラスでいただいたんですが今度はトックリとお猪口でお猪口はきっとご自分で焼かれたものなんでしょう籠に入ったものから選ばせてくれます。
続いてあさりと鱈のチゲ豆腐、小さい陶器のコンロに乗って出てきます。
自然に火が消えるまでと案内があります。
これまた美味い!
しっかりと辛味がありますあさりもたっぷりで鱈が只者ではありませんでした、トロける銀鱈で~す美味し~幸せなお味。
はぁ~おそばお願いしました。
そば殻の見える田舎そば風、チャッキチャキのしっかりとした噛み心地、風味もしっかりとしていて味わい深い。
う~ん美味いこれは大満足。
普段はこれで終わりなんですが何とも名残惜しく(笑)
ついついもう一本神戸の山田錦をいただきます。
あてにシジミの乾き物これも何とも味わい深い。
しっとりと良い空気が何とも心地良い。
いい~お店です、
2位
1回
2013/11訪問 2013/11/28
6時、開店時間ちょっと前に念のため連絡して伺いました。
本当に住宅街奥深く案内も小さめでまだ火の入っていない灯篭を見つけたのはほとんど奇跡(笑)
私とても勘がいいんです(嘘)
庭に面した古民家の一部屋ガラス戸の外側は広い縁側になっています。
古風な庭があってそこが平成の東京とは思えない情緒豊かで懐かしい良い感じ
わびさびではありませんが質素な日本家屋の良さがしんみり味わえる素晴らしいロケーション。
内装がそれに増して味があり特に木の風合いそのままの卓袱台は見事、それだけでもまた着たくなる今日は泊まりたい(笑)感じです。
調度品がまたそれぞれ味わい深く何とも言えない悠然とした雰囲気を醸し出しています。
はぁ~いいお店だ。
まず最初に旭若松という徳島の純米生原酒をいただきます。
これが美味しい お・い・し・い~
例えるなら、あまり例えは良くないかもしれませんが透明なキャラメルのような、う~んジワリと感じられるコクがあってしかしバランスが良い、飲み易いのでこれなんだろうアレレアレレと味わっている内にどんどん飲み進んで(笑)しまいます。
これだけでも私はご機嫌(笑)
また選び兼ねて盛り合わせを相談します。
少しづつ冷菜と干物を別に盛り合わせてくださるとのこと。
有難うございます!
旅先の一軒のように日常とは違うしかし穏やかな疲れさせないしっとりと良い雰囲気です。
むか~しスキーで伺った知人の家の居間が思い出されるそこは新潟でしたが、囲炉裏周りの木の温かさが印象的な。
さぁ前菜盛り合わせが登場しました。
5点盛りです!
素晴らしい!それぞれ盛り付けもいいんですが器がまた素敵(笑)
はぁ~来て良かった!
まず塩辛から、ん~美味しい~しっかり柚子が効いているんですが姿が見えないどんな風に作るんでしょう、加減がすごくいいですお酒のお供に最高ですが熱々の白いご飯でかき込んだらどんなに美味しいかこれはいいです。
次にしめ鯖、お刺身に近い軽い締め具合なんですがそれがいい具合に鯖の脂の甘みを引き立てる、うま~い、新鮮さもあると思います、旨みが強いい~お味です。
さんまと生姜の佃煮これも肴に最高です、卯の花丸く型で整えられて盛り付けが綺麗具が色々入っています、女性が喜びそう。
豆腐も美味しいです、乗せられているのは自家製のアンチョビだそうです。
そんなに塩辛い訳ではなく生臭くもなく丁度良い加減です。
次のお酒が愛知の長珍吟醸これも美味いです。
吟醸らしい華やかさとしっかりした旨み余韻が長~く続きます。
さぁ今度は干物の登場3品です。
マグロ血合いの干物、イカの干物、最後魚なんですが伺って忘れてしまいました。
どれも美味しいです。
血合いが意外に癖がなく美味しい、最後小魚の干物、何の魚か分からないんですが白子入りでこれも美味しいです。
さぁもりそばをいただきます。
十割のようです、やや切れ気味の感じですがしっかりした茹で加減風味豊かで美味しい。
そばつゆも健康的な良い醤油を使われている感じで美味しいです、そば湯が自然な薄いものなんですがそばつゆのだしがしっかりしているせいかとても美味しくいただける。
ついまた悪い虫が出てきます、あ~「かけもお願いします」量もあまり多くなかったのでつい。
かけ本当にシンプルな、柚子が一欠けら、お店によって刻んで入れてくれたりするんですが私はこちらの方が好きです香りだけ軽くが良い感じがします。
うんうん美味しいですね、本当にこういう上級のお店で温かいそばは頼まないとセオリーにすべきなんですが固めだったのと少な目だったので頼んでみました。
美味しいです、温かいそばには私かなり厳しいので、ゴメンナサイちょっと汁が練れていない感じですがこれは仕方ないですね、ほとんど注文はないでしょうから。
総じて大変結構でした。
こういう素晴らしいお店が平日とは言え賑わっていないのがとても残念な感じがします。
もちろん伺う方としては空いていたほうが有難いんですが賑わい成功して見習う方がまた続いてという方がおそらく人の暮らしも豊かになる、そんな風に思います。
そうなっていない日本の現状をとても悲しく感じます。
なんとこのお店が来年2014年7月大家さんの都合で閉店されてしまうそうです。
残念なことです。
飄々とした旦那さんは事も無げに喜んで受け入れましたよと仰います。
ただ移転先は探してらっしゃるようです。
お近くでまた続けられることを一フアンとして願います。
3位
1回
2013/11訪問 2013/11/14
馬場口の交差点から明治通りを新宿側へ50mほど行ったところに“もり”さんはあります。
カウンターだけ8席の小さなお店です。
開店直後に伺うと先客は1人だけ、さぁいただきましょう。
まずはお酒を生原酒というのが気になります。
美和桜という広島の純米吟醸をグラスでいただきます。
あてに付いてきた味噌が美味しい甘辛く固く仕上げてあり中にナッツか松の実のような木の実が入っています、お酒に良く合います。
さて選び兼ねたので盛り合わせを注文してみます。
ホイきたとばかりに対応が早いきっと人気のメニューなんですね。
それで出てきたのが写真の盛り合わせです、何かの間違いじゃないでしょうか?!
これ800円なわけないでしょう1500円は取れますよだんなさん。
とまず見た目に感動。
いっただきま~す!
6点盛り、板わさが中心に。
鴨には出し醤油っぽい餡と青ねぎ、鬼おろしを添えたカラスミ
牡蠣の煮付けたのは泣かせます旨みの固まりですね、塩辛の下にチラッと白いのが見えていますが何だと思います?これがなんとクリームチーズ合うんです。
絶品なのが馬刺し、貝割れと刻んだにんにくが付いてきますがトロけます、旨い!
これは日本酒が美味いです!
次は三重錦という純米をいただきます。これはおりがらみというオリを残して仕上げる製法だそうですがかすかな酸味が爽やかでバランスも良くまた美味しいです。
いや最高です、申し訳ないんですがお店の見た目が良くないものでこんな美味いものがいただけるのには驚きます、すごい!
盛り合わせを堪能してせいろをいただきます。
茹で場も至近距離でよく見えてしまいます。
細めのおそばで茹で時間も短く水で締めます。
時々氷をとられていますがこれは締める水に使われているのかそれは死角で見えません。
できましたせいろ、北海道石狩沼田産のそばです。
細めで繊細な雰囲気。
いただきま~す!
最初はそばつゆだけで後からこのお店自慢の辛味大根のおろしを入れていただきます。
うま~い!
絶妙の茹で加減、しなしなサラサラする口当たりが心地良く、良い加減の沢山の束を噛み切る食感がまた心地良く、噛む度に広がるそばの風味が心地良い、美味いですね~。
抗うこともできず一気に完食、ふ~美味かった。
ここで調子に乗ってしまいました。
「かけそばもお願いします」
食べ過ぎ(笑)
温かいそばのメニューの数も多く練れている雰囲気に見えたのでお願いしてしまったんですがこれは間違いでした。
せいろの細めのおそばを使われるんですが、これは難しいですよね。
そば汁もその度かえしとだしを合わせるようです。
大ぶりの器に柚子がたっぷり、海苔とかまぼこ、三つ葉が入っています。
ねぎも添えられていてセンスは良いんですがやや茹で過ぎ、汁も酸味が際立ってしまっていて作りたての雰囲気です。
すごく良いものを使っているのが分かるだけにここは残念でした。
求めてはいけないところだったようです。
あんな素晴らしい酒肴盛り合わせを出せる店に必要の無い部分です、私が間違って頼んでしまっただけの話。
もう素晴らしかったです。
酒肴盛り合わせとせいろ、今回は私の間違いと言うことで温かいそば以外で採点させていただきます。
ご馳走様でした!
お弟子さん?おそらく韓国人の若い従業員さんがいるんですが怒られながらも一生懸命笑顔で頑張っています。
頑張ってね!良いお店だから(笑顔)
4位
1回
2013/11訪問 2013/11/08
12時前でしたが大体席は埋まっています。
人気のお店ですね~
座敷に案内されます、ですが掘りごたつ状なので快適すぐまたほかの客がいらして相席です。
見る見る長蛇の列が!って見えてないんですが、そんな感じです。
さてまずランチビールをいただいて
う~悩む~
魚の焼きか煮魚か
焼きは鮭ハラスと鯖、寒ブリとあって煮魚が銀ムツ
寒ブリも相当美味いぞと思いつつ決断、銀ムツにしました。
エビス生のランチビールをいただきながら待ちます。
おぉ待たせます5分・・・10分・・・
思わず笑みの漏れる私きっと相席の方気持ち悪かったと思います(笑)
煮魚って色々作り方があります。
一切れづつ作るやり方があります。
けっこう上級なお店がこういうやり方をするそうです。
まとめて作っておくとランチなどでは早く提供できるはずです、しかしわざわざ一切れづつ煮るんです。
え~だってそれじゃあ煮汁の量が余計にいるからバランス悪いだろ、と疑問を持たれる方料理をよくされる方ですね~しかし煮魚の煮汁は甘みが強い、すると粘性があって加熱すると泡状に沸騰します、この泡で魚を包み込むように加熱するこれが理屈。
もちろんまとめて作ったシミシミの煮魚も美味しいんですが、素材が良い場合、この泡で煮るやり方の方が魚の良さが出ます。
美味しい煮魚が食べれそうです、ぐふふ・・笑いが止まらず、相席の方ごめんなさい(笑)
煮魚定食到着しました~
姿が美しい!
ランチでも気を抜かない職人さんの心意気が伝わってきます。
有難うございま~す!
豆腐!冷奴ですすっきりと滑らか、香の物3点なんですが一つが出し巻き卵、キュウリの糠漬け、あと青菜の漬物?です、どれも綺麗で美味しい。
キノコと小松菜の煮浸し微妙にお酢が効いています。
プリプリと食感が楽しくすっきりと美味しい。
お味噌汁は青海苔、磯の風味たっぷりに。
さて~銀ムツの煮魚いかがでしょう?
うま~~~い!
やっぱり浅い煮付けでした~。
とろける銀ムツの身が美味しい煮汁で包まれている感じ、崩して煮汁と絡めながらいただきます。
銀ムツ自体が美味しいです中骨以外は骨もいただけます。
味わい深い、美味しいです。
うま~~~い!
あ~減っていくのが悲しい、こんな美味いものあるんですね~
やっぱり煮汁は濃い目なんですが最後ご飯にかけていただいてしまいました。
あ~美味かった!
職人さんの目が違います(笑)
帰る際厨房を見ると目が合います、挨拶もあるんでしょうが客がどんな表情で帰るのか気になるのだと思います。
いいですね~美味しい訳だ。
あぁ長蛇の列が外まで皆さん美味しいですよ~。
ごちそう様でした~
5位
1回
2013/11訪問 2013/11/29
北京遊膳さん伺いました。
最近私勘が良くなってきてこちらに入った瞬間分かりました(笑)「ここは美味しい!」
「いらっしゃいませ~」
笑顔が素朴なんです。
迷いがない自信があってお客の満足をシンプルに願っている。
こうあるには何よりも料理人の腕が不可欠です。
料理ってバイクと似ていると私思うんですよ。*****バカ?
mamezo理論(笑)
いえいえ似てるんですよ大きいバイクと小さいバイクがあるじゃないですか。
小さい方が軽そうですよね、大きいのはとっても鈍そうこれ乗ってみると実は逆なんです。
排気量の大きな力のあるバイクほどデカイんですが軽快に動かせる。
どっさり技術を詰め込んだ重そうな料理人ほど実は自由なんです。
軽やかにシンプルに美味しさだけを考えられる。
軽やかでした(笑)
注文したのは生ビールと「豚とレタスの豆板醤炒め定食」「生菜肉片」読み方分からないです(笑)
早い美味い安い。
中華屋さんのランチではビールは頼まない方が良いようです(笑)
本当に1分程で出てきます。
まだビール出してないから待ってよ的な会話が漏れ聞こえてきました(笑)
最初拝見した時選択ミス?と正直思いました。
本当に見た目シンプルで特別な食べ物に見えないんです。
しかしこれが食べてみると「うっま~~~い!」
味付けが完全に分かってらっしゃる、こうすればこうああすればああなるだからこう、今日は豚とレタスだからああしてこうして、そうそう6気筒で2000ccくらいありそうです。
カルカルッ!小指ほどスロットルを開けるとフワリと浮くように動き出す。
脱帽ですこれほど好ましくて完璧な味付けには今まで出会ったことがありません。
ごめんなさいランチですよねそんなに力も入れていないはずですが、本当に違います、美味しい。
さくさくと食べ進みます、レタスはまだ歯応えが残っているくらい本当に良い味付けです。
最後の汁はご飯にかけてオイチ~
セットのスープ白菜か青梗菜と豚も美味しい。
杏仁豆腐がツルツルこれも美味い!
はぁ~美味かった!
後に残ったのはビール(笑)なんと最後の最後炒め物の残った汁をつまみにビールも美味しくいただきました。
美味しかったら何をどうしても美味しい敵いません(笑)
6位
1回
2013/09訪問 2013/09/29
ランチにお邪魔しました。
本当に住宅街にひっそりと佇む可愛らしいセンスの良いお店。
元中華屋さんだったという店内も女性らしく清潔に整えられフランスの小物が飾られています。
シェフとソムリエさん女性お二人で営業されています。
前菜、メインをそれぞれ2種類から選んでデザート付き飲み物付き。
私に嬉しいのはこの飲み物をワインに変更できること。
まず白をお願いします。
ロワールのミュスカデ、持ってきてボトルを見せてくださって、品種と地方を教えてくださる。
も~いいですね~
美味しいし!
酸味が適度でしっとりと落ち着いてふくよかな旨みが楽しめる、シュールリーではないかもしれませんがよく選ばれたコストパフォーマンスの高いワイン。
ランチのコーヒーからチェンジしたワインでこんな美味しいのが出てくるなんて!
いつまでも飲んでいたい感じ、こちらのソムリエさんきっと実力あり。
おっと前菜が来る前に終わらせてしまいそうペースダウンペースダウン(笑)
私のチョイスはパテドカンパーニュと森林鶏のボル・・・・(ゴメンナサイ忘れちゃった)のさっぱりとしたトマトソース。
まずパンが出てきます。
丸くて皮がしっかりしたパン中がフワフワもちもち温かい、焼き立てだそう、え~こちらで焼いてるんだろうか未確認です(笑)
う~んいい感じ。
これは期待が高まります。
さてトップバッターの登場!
じゃ~んパテドカンパーニュ。
う~ん葉っぱの野菜と小さいピクルス、ディジョンのマスタードがさりげなくついてます。
美味い!ワインと合う~!
あ~フランスにいる気分本当に、道行く人たちが覗いていかなければもっと(笑)。
すごく興味がありそうに覗いていくんです、恥ずかしいわぁ(笑)
しかしこんなちゃんとしたパテドカンパーニュが本当に全く日本の住宅街にあるお店でいただけるのってある意味すごい!
マスタードの酸味がすごくパテを引き立てる感じで最後まで美味しくいただける。
う~ん美味しかった。
これからメインが出てくるなんて!笑えてきます。
2杯目のワインをお願いしてみました。
今度はグラスでいただけるリストからランチサーヴィスの100円引き
よく考えてらっしゃいますね!
中からブルゴーニュのピノノワールを選択1杯800円のところ100円引きで700円
カッコいいグラスに注いでくださいます。
うんこれも美味しい!普通ピノノワールで美味しいのを飲もうとするととんでもない値段になってしまいます。
適度なお値段でそれなりに美味しいチョイスいいんじゃないでしょうか!
軽くて飲み易いんですがちゃんと旨みがあってちょっとキュートな感じです(バカ?(笑)
さて真打ちの登場
森林鶏のボル・・・・(笑)さっぱりしたトマトソース、今度からメモしましょうね!
鶏に軽く詰め物をして渦巻き状に巻きロティなのかブレゼなのか分かりませんが火を通したもの。
火の入れ加減が絶妙中心部分がほんのりピンク色。
う~ん美味しい!
手間をかけたちゃんとしたお料理。
付け合せがまたちゃんとしています。
ナスとポテトのそれぞれ揚げたものを重ね合わせてキノコや赤ピーマンと焼いた。
こちらも美味しい!
パンが進みます。
気が付かないうちにサーヴィスの方が次のパンを用意していてお皿に置いてくださいます。
夢中になっていただいてワインも飲みきり。
あ~美味しかった!
これで終わらないんです。
デザート!
たいていランチのデザートってそんなに期待するものではないじゃないですか。
違うの、すごい力が入ってます。
小型のパフェみたいのが出てきます。
フルーツがたっぷり入ったムース状のクリーム、フィュタージュが差してあって
中までスプーンを入れるとジェノワーズが、アングレーズが滲み出してきます。
バニラのツブツブが!うぇ~ん
やるなぁ~
ランチでこんな手の込んだデザートはすごい!
感動しました。
とってもかしこそうなコーヒーマシーンが奥に見えたのでコーヒーもお願いしてみます。
うんこれも美味しい!
最近は性能の良いコーヒーマシーンが出回っていますチョイス次第なんです。
挽き立て入れたての美味しいコーヒーを出す店が増えています。
いや~満足
私なら一食分になりそうなそれぐらいの満足感のある前菜、手の込んだ技ありのメイン、これでもかというくらい力のこもったデザート。
おそらく苦労して探して仕入れられたコストパフォーマンスの高いワイン。
パーフェクト!
この近くにお住まいの方は幸せですね~
ごちそう様でした。
ベリーガガ様またまた良いお店のご紹介を有難うございました。
7位
1回
2013/07訪問 2013/07/26
新しい料理を考案した時にその最高の到達点は何かと言えば・・
それはその料理がスタンダード伝統として認知され当たり前に受け継がれていくことだと私は思います。
醤油のつけ麺をいただいてきました。
抜群に美味い。
内容は店頭に読み物が惜しげもなく貼り出されていますので私も躊躇なく書かせていただきます。
このつけ麺のスープは豚の清湯をベースに蛤の出汁を合わせたものです。
まず豚の清湯ですね。
普通の豚骨スープは濁っています(白濁という表現が美味しそうですが)
これは沸かしながら長時間煮込むためでなぜそうするかと言うと臭みを飛ばすためなんです。
沸かす(沸騰させる)と液面から大量の蒸気が発生しますがここで多くの臭気成分が発散されます。
そっかそれで・・・ん!
でもまだ豚骨スープは臭い、にんにくが欲しいですね。
臭いんです。
これを説明すると液中の白濁した成分が臭み(臭気成分)を受け止めてしまうからです。
白濁(乳化)した成分が臭気成分を受け止めて液中に留めてしまいます。
う~ん。
これを防ぐには??
白濁させなければ良い!
上等なコンソメスープがそうなんですが最初から無かった様に臭くない受け止めるものがないと気中に離れてしまう。
これが清湯です。
豚骨スープの材料はげんこつ(膝の関節)です。
これを使って清湯をとる方法はいくつかあると思いますが伝統にある函館ラーメンのスープ、ネットで調べると簡単に出てきますのでこれも紹介してみたいと思います。
その方法はげんこつ(膝関節)を半分に割る理由は?また長くなってしまうので省きますが割って穏やかに煮込むと豚骨でも清んだスープをとることができます。
豚骨の旨みが有って清んだ強いスープ。
白濁乳化したスープも美味しいと思いますこの長所はやはり乳化ですから油を含んだ甘さです上手にやればそれだけで完成された極上のスープに。
さてどこが違うのか?
私は汎用性だと思います。
白濁したスープはそれだけで完成されてしまって応用し難い。
煮干し!ゴメンナサイ忘れてました。
そう煮干しは合いますよね!
って本当に美味しいんでしょうか?(笑)
ただ強いだけじゃありませんか?
すごく流行りましたが本当に美味しいですか?
いえいえ煮干しが美味しいのは確かです。
それを受け止める豚骨ベースもマイナスではありません。
でも調和していますか?
と長~い前置きで申し訳ありません。
不如帰さんの私は醤油つけ麺しか食べていませんがこれは見事にオリジナルで調和した味私は未だかつて到達されていないスタンダードをそこに感じました(笑)
豚骨と蛤、聞かないと誰も想像もしないと思いますとにかく完全なオリジナルで強烈に美味いです。
8位
1回
2013/10訪問 2013/10/17
浅見製麺所さん伺いました。
とっても雰囲気、味のある店内です。
カウンターの椅子にはバネ式クッションが(笑)フワリと沈みます。
さぁ~まずは生ビール、ハートランドだそうです。
う~んそば前が色々ありますね~酒飲みには堪りません。
まずは京菜のお浸しを。
天ぷらをいただいてからかけそばをいただくことにします。
天ぷらは紋甲イカと平茸、舞茸、あ~モロッコいんげんもそそられましたが食べ過ぎになりそうで止めました(笑)
キノコの天ぷらうまいですね~天つゆも丁度良い、浸せる感じの優しい味です。
イカも美味い、ゲソの噛み心地がまたいい甘いですね。
そばは3分でできるのでいつでも声をかけてくださいとのこと、いいですよね自分のペースでいただける。
さぁそば用にすこし天ぷらを残して
茹で場の前に座らせていただきました。
茹で時間1分くらいです細いんですね、とっても繊細な扱い方。
氷水の用意があって締めるのに使います。
さぁ~到着
おぉ~ゆずと三つ葉入りいい香りです。
ずずっずず~
ずずっ
ずずっ
美味い!
汁が私にはやや甘めですがとっても練れた良いお味どうも返しを寸前に合わせているように見えたんですが全然そんな味ではありません。
何か工夫があるんでしょうね~かけそばとしてとっても美味しいです。
何より麺が最高です。
更級と田舎そばから選べるんですが今日は田舎にしてみました。
造りが繊細です。
茹で加減は完璧。
よく冷やし用と同じことをする人がいるんですがそれではベストの加減にはなりません。
きっとこちらの方は温かいおそばがお好きなんですね。
いや美味かった。
今度は更級をいただきに。
9位
1回
2013/05訪問 2013/05/31
珍しいですね!
福建省の料理に特化して営業されているそうです。
素晴らしい!
中華と言うと四川、北京、広東、上海がよく取り沙汰されますが福建もあったんですね~
勧められたのがまず羽餃子、餃子と言うと焼いた面がパリっとしているのが理想ですがそのパリっがおそらくなべ底と思われる範囲まで丸く薄く膜状になって付いてくると言う餃子好きには夢のような餃子(笑)
美味しいです、餃子自体も期待通り醤油ラー油の合う餃子らしい味でがっつりビールが美味しくなる堪りません!
羽のシャリシャリ感が何とも言えません。
ご飯を食べに来たのでご飯ものをオーダー珍しかったのがチャーハンの海鮮あんかけ乗せ
盆と正月が一緒にやってきたようなメニュー欲張りな人に打ってつけ
海鮮中華丼のご飯部分がチャーハンという何とも贅沢な晩御飯を面倒でしょうが注文させていただきました。
う~ん!これも期待通りの味旦那さん腕がいいです。
気になるメニューが他にも多数あって再訪間違いなし
庶民的な値段で腕のいい料理人さんの味が楽しめるお勧めの店です。
10位
1回
2013/07訪問 2013/07/19
忙しいのに優しい接客をする「気持ち」のあるお店です。
とにかく声をかけてくださる、お茶はいかがですか?それはソースですよ、辛しですよ、もう少しでお出しできます。
それも誰かお一人じゃなく皆さん、すごく忙しいんですよ満席で次々と来客がある最中。
通りかかる度に負担にならない程度に軽く声をかけるこういうのは初めてです、接客ワンダーランド!
私が隙だらけでうすらボケっとしていて近くにすわったせいもあるかもしれませんが飲食店の接客業務でこれだけ心砕く、気を配るしかもすごく良心的な価格のお店です。
他の同じ様なお店と比べるとハイパーなんですが自然に当たり前にそれをされています。
「忙しいですね」「いーえぇうちはいつもなんですよ」という感じ。
そういうのをいつも意地悪く見てる私はちょっと感動しました、これは得点が高い。
もう一つワンダーなのが価格です。
レディスランチ500円!!驚きです。
繁盛しています席は次の人に譲らなきゃいけません、その姿まで確認できませんでしたが確実に安いです。
普通のトンカツランチは800円
やっぱり値段なりのやり方ということはあると思います。
拝見していると職人さんは失礼ですがお爺さんです。
確実な動作で次々と揚げ次々とカットしていきます。
ここで要求されることは絶妙の揚げ具合ではなく安全で美味しいこと
「お爺さん美味しかったです(笑)」
写真のはうっかり頼んでしまったロースカツ定食さらにサーヴィストンカツランチというのがあってそれがデフォルトだったんですが癖でつい(笑)
新宿ワンダーランド
すぐ行くとまた感動して泣いてしまいそうなので少し経ってから女性を連れて行きます。
レディスランチを味見したいので(笑)
ベストに入れるような店を思うと本当にもう有難うの一言に尽きます。
世の中あまり歪なものは無くて美味しい店は大抵人も良いものです。
気持ちの良い、優しい、情熱、機微、巧み、技、良いものがぎっしり詰まった。
食の世界に来年もまたどっぷりと(笑)
中野坂上長寿庵さんは外せないお店なんですが初登録年度が2013年以前だったため投票できませんでした。
残念、これだけが心残りです。