レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
2回
2018/06訪問 2021/01/06
札幌に行くことを決めて、最初にとった行動は、ここの予約でした。
三週間前の予約で、なんとかお昼に滑りこめる席がありました。
ゴボウのクリームスープは、大地の恵みを感じさせる、力強い香りと旨味です。
ゴボウって良いお出汁が出ますね。
ホタテのシソ巻きフリットは、不思議な盛り付けでしずしずと捧げ持って来られました。
「崩すと叱られてしまうので、気をつけて運んできました」
と、お茶目なフロア担当君。
天ぷら感覚の美味しいひと品です。
ホワイトアスパラがテーブルにセットされると、半熟卵を殻ごと手渡されます。
これを小さなスプーンでかき混ぜて、アスパラガスにかけてすぐ食べるそうです。
客参加型の演出も楽しいです♡
エスプーマの海にジャガイモのニョッキ。
これもソースとのバランスがお見事!
洋梨と濃い紅茶のソルベは甘み控えめでさっぱりとするお口直し。
グリルしたジューシーなポークには、まん中をくり抜いたジャガイモがコロンと添えられています。
ジャガイモの中には、煮詰めたバルサミコ(かな?)でソテーした野菜の賽の目切り。
付け合わせまで抜かり無しの美味しさです。
デザートはクレームダンジュー。
普通は生クリームで作りますが、こちらのはフロマージュブラン(くせの無いフレッシュチーズ)で作っています。
ふわっふわで、いくらでも食べられます。
ああ、もう少し食べたいなと思っていたら、おかわりを勧められました。
嬉しい~!
きなこ餅のような、中空のオマケが来ました。
ポフッとして、きなこの香りが広がります。
もちろんコーヒーもとても美味しいです。
お料理の見事なことはもちろんですが、ここの特徴は、お店の人全員が実に楽しそうに働いていることです。
お料理の説明の熱心なこと、ちょっとしたジョークを交えること、素晴らしいです。
熱量の高さが、満足度を上げていることは間違いありません。
目下、私が一番気に入っているレストランです♡
ミシュラン3つ星も納得の素晴らしいフレンチです♪
円山公園駅を下車、円山公園内を通って行くと、ほどなくこじんまりしたこのレストランに着きます。
店内には大きな花瓶に生花も飾られていますが、テーブルにはパプリカやビーツが飾られています。
既にこのお店の遊び心が感じられる演出です。
最初は冷たいガスパッチョ。
セロリ、トマト、パプリカ、玉ねぎ……まだまだいろいろな野菜の複雑な味がします。
次のブロッコリーでウフフ、笑っちゃいますね。
それも、この個性的な盛り付け!
ベーコンとコショウの入ったスープで歯触り良く茹で上げられています。
切ったりしないで、フォークで突き刺してガブリと食べることを勧められます。
この気取らなさが楽しいです。
ヒラメのカルパッチョは魚よりも野菜の美味しさが楽しめます。
ほうれん草のペースト、レモンのソース等4種類ばかりのソースが添えられています。
エディブルフラワーも散らしてあって、華やか~♡
この一皿で、20種類以上の食材が使われていると思います。
花ズッキーニにはイタリアンならモッツアレラチーズが入るところでしょうが、
こちらは何やらシーフード系がつめてあります。
ブクブク、こちらのお店もスプモーニを使うのですね。
お口直しは紅茶と洋梨のソルベ。
面白い取り合わせですね。
甘さ控えめで、しっかり濃い紅茶味がして、さっぱりします。
仔羊のムサカは、これまた素晴らしいです。
北海道内での美味しい産地の希少なラムを使用しているそうです(産地名を失念!)
付け合せにするじゃがいもが後から追いかけてきました。
クリームをかけて焼いてあり、優しい味です。
デザートはクレームダンジュ。
フロマージュブランというフレッシュチーズと生クリームで作ってあります。
ふわっふわ~♡
ハスカップのソースの酸味と合わせるとさらに美味しさパワーアップです。
コーヒーをいただいて満足感にひたっていると、クレームダンジュのおかわりを勧められました。
デザートのおかわりって初めてです。
ええ、もちろんいただきますとも♪
お料理はもちろん素晴らしいのですが、ここのホールのスタッフも良いのです。
お皿の上げ下げのタイミングや丁寧さが完璧な仕事なのは言うまでもないのですが、
皆お茶目で仕事を楽しんでいるように見えます。
客をリラックスさせる術にたけていて、それでこのお店は居心地が良いのです。
是非また訪れたい、素敵なレストランです。
2位
1回
2018/08訪問 2018/08/19
今までに、良いお肉を出すお店には、ステーキハウスであれ、焼肉屋であれ、鉄板焼き屋であれ、いくつか出会うことができました。
ですが、これほどまでに贅をつくした丁寧で美味しくて工夫のあるお料理のオンパレードは初めてです。
人気のUSHIGOROさんの最高峰店舗です。
そりゃもう、銀座ですし、素材の品質も調理法も抜群ですし、サービスの行き届いていることったら素晴らしいものです。
多分、このお店に良い物、良い人材を集中しているのでしょう。
全室個室です。
隣の声なんて、全く聞こえませんから、接待にも良いはずです。
1日1組限定のGコース(2万円)をいただきます。
お部屋の担当さんは、この部屋だけのために働いている様子です。
生ビールは、マスターズドリーム。
まずは旬野菜が6っつの小皿で。
個々のお料理は写真の説明欄を見ていただくとして、甘辛酸、いろいろで嬉しいです。
金針菜のプツンとした食感が大好きです。
続いて生肉いっぱい。
ちゃんとライセンスのある所から仕入れていますので、安心ですよ。
リブ芯の炙り握り、とろけます♡
白センマイ、コリコリして美味しい!
卵黄、カラスミ、キャビアと合わせています。
ザブトンのユッケも、オーストラリア産黒トリュフと徳島県産あわそだち濃厚卵の卵黄と合わせて感動にうち震えます!
スッポンと牛コンソメのスープには芽ネギ、茗荷、グリーンアスパラがチラチラ。
滋養がありそうで、ほっとする味です。
黒毛和牛タン元の特厚ステーキには、炭火でじっくりと火入れ醤油で仕上げ、ゲランドの塩、酢橘、本山葵の薬味でいただきます。
厚みのあるタンのモキュツとした噛み応えが好き♪
和牛厚切りハラミは、ハラミとは思えない美しいサシの入った柔らかいお肉です。
メイヤーレモンはかけなくても美味しいです。
悶絶ものの肉素麺♡
「一番出汁にリブ巻きの細切りを素麺に見立て粘りの有るお野菜で出汁との絡みをお楽しみ下さい」というだけあって、完璧な出来!
カメノコとザブトンを使った生牛メンチカツは、衣のカリカリと生部分、やや熱が入った部分とのバランスが良いです。
絶妙なタイミングでシンプルなサラダ。
ピンクロッサ、 ホワイトセロリ、からし菜です。
更なる肉食への闘志をかき立ててくれますね(
笑)
厳選部位のしゃぶしゃぶは、京都産九条ネギ、 椎茸、青梗菜 、リブ芯に目の前で熱い牛出汁を注ぎます。
お行儀悪いですが、美味しすぎて、お出汁を全て飲み干してしまいました。
鳥取県田村牧場の田村牛と徳島県産阿波育ち濃厚卵 無添加のタレで頂くすき焼きは、贅沢にトリュフをスライスして乗せてくれます。
そのまま倒れそうな、美味しさです?
神戸牛のサーロインステーキの甘みのあることと言ったら!
サシもきれいに入っているのに、口の中でスッと溶けて、全然しつこさが残りません。
田村牛ザブトンと実山椒の至高牛丼には、土鍋で炊きあげたお米みゆきに、一時間煮込んだザブトンと目の前でレアで仕上げる2種類が乗るという凝りよう!
煮込んだ方は味が染み染み。
レアは舌に乗せると瞬時に溶けてなくなります。
黄金雲丹素麺はつるんと入るさっぱり感なのに、雲丹の濃厚な味わいで、これまた絶品!
当日お作りしたばかりの自家製アイスクリームは、塩ミルク(岐阜県養老町産 純米本味醂 玉泉白瀧 10年熟成 or オリーブオイル:イタリアシチリア産カステル・ディ・レゴ・オーロ)、ラムレーズン、はちみつレモンの三種類から選びます。
お腹いっぱいなのに、欲張って塩ミルクとラムレーズンをいただいちゃいました。
柔らか~で、素直な味わいです。
いただいたお酒は、自然派白ワインのイル・ファルネート、薄濁りで、自然派にありがちな酸味やタンニンが無く、とても気に入りました。
それからブルゴーニュの赤ワイン、これも良いです。
接客もスマートに行き届いてお見事!
何を質問しても、答えられないことはひとつもありませんでした。
お化粧室に行くと、帰り道がわかりにくいのですが、どこからともなく現れて元の部屋に案内してくれます。
ushigoro sのsは、special(特別な)、select(選びぬいた食材を)、stylish(スタイリッシュな空間で)、service(丁寧なサービスをもって)、spirit(情熱的精神で)提供するというコンセプトだそうです。
確かに!と思えるお店です。
3位
1回
2018/11訪問 2018/12/08
人気の晴山さんのランチです。
皆さん、ここの予約は、行ったときにその場で取ってくる人ばかり。
今回は、行けなくなった友人から譲ってもらったお席です。
何たる幸運♡
広々としたカウンター席に案内されました。
清潔感と良い意味の緊張感のある、きりっとしたお店なのは、くるくるよく働く店員さん達が醸し出すものも大きいのでしょうね。
最初のホタテとせりの湯葉和えから、素晴らしい!
ホタテの旨味とせりの青々とした爽やかさを、とろんとした豆乳をまとった湯葉が包み込みます。
エビとシメジのしんじょは、お出汁の卒倒しそうな程の深みに感動もの。
焼き魚は鰆、九条ネギ、魚沼産しいたけに鶏肉という焼き物も、パリっとした部分とふっくらした部分のメリハリがあって、胸キュン♡
飛騨牛ローストビーフはあくまでも柔らかく、聖護院大根は逆に噛み応えを残してある、ニクい演出。
エビ芋饅頭アナゴは口の中でほどけます♪
これもお出汁パワー炸裂。
レンコン鮭ご飯がおいし過ぎて、お箸が止まりません。
お腹いっぱいなのに~~♪
紅茶プリンにりんごのすりながしは、かなり濃い紅茶味のプリンが、生クリームを使ってない感じのあっさり仕上げに合っています。
最後まで、素晴らしい♡
なかなか予約できないお店ですが、私のような幸運に恵まれたなら、必ず行くべきお店です。
が、来年6月末までは、満席。
7月からは、昼営業は土日のみとなり、メニューは夜と同じになります。
このコスパは望めないのですね?(T_T)
少々お高くなっても、ぜひまた食べたい、幸せになるお料理です。
4位
15回
2023/03訪問 2023/03/31
うわーん、大好きなHi-Biさんがお店を閉めてしまいます。
SNSでクロージング宣言してからは、かなり席が埋まってきている様子。
食べ納めしたい人は急げ!
今回は、どうしてももう一度食べておきたい物ばかりを注文。
ワインはいつもよりたっぷりと。
お通しはいつもスープで、この日はマッシュルームたっぷりの濃厚ポタージュスープ。
このスタートも良いのですよ。
ビールはあっという間に蒸発して、ブルガリアの白ワインをグラスでいただきます。
野菜中心の前菜六種盛りも同時にお願い。
クルミとビーツの和え物、お豆のサラダも良いわぁ♡
キントキダイのカルパッチョには白ワイン甲州。
辛口なのに口当たりが柔らかでフルーティーな香りのこのワイン、気に入りました。
キントキダイにぴったり。
絶対食べたいふきのとうコロッケは、その時居たお客さん全員頼んでいました。
春の香りが口一杯に広がります。
これをこれから食べられなくなるのは痛いなあ。
さっきの甲州と同じシリーズのロゼも。
ドライエイジングポークもはずせない。
こんなに旨味の凝縮したポーク、めったにありませんよ。
脂身まで甘いんだから。
添えられた焼き野菜もお気に入り。
奮発してバローロ飲んじゃいます。
滑らかなフルボディで、ため息が出るほど美味しい。
1人で早い時間にちょい飲みするのにも良かったのに、
ここが無くなるのは、本当に寂しいわ(涙)
このところ、身辺でややこしい事が続きます。
段取り考えたり、書類と格闘したり、あちこち飛び回ったり。
疲れた時には、美味しいものと楽しいお喋りで回復よね。
今回は4人で伺いました。
呑兵衛4人ならば、ワインはボトルで。
まずはスペインのシュワシュワ、カヴァ。
さっぱり系です。
お通しのスープでほっとしたら、前菜9種類盛り。
野菜中心のこれは絶対外せません。
意外な組み合わせや珍しい野菜のオンパレード。
にんじんシリシリだってオレンジ、黄色のにんじん入りでおっしゃれ~。
オータムオレンジという菜の花とひじきの和え物はニューフェイス。
むかご、紅芯大根トリュフ風味も、Facebookで絶賛する人がいて、食べたかったもの。
ビーツとクルミの和え物は可愛いピンクでナッツ好きにズキュン。
いろいろなお豆サラダは既に定番。硬めの歯応えがクセになります。
レンコンのジェノベーゼあえが一番人気だったかしら?
椎茸のなんちゃら。
カリフラワーと鶏そぼろのなんちゃら。
サラダニーソワーズ。
名前や素材を教えてくれたものの、全部メモできなかったので、遅れて来た人のためにもう一度説明してほしいと頼みました。
これで完璧になるはずの作戦だったのに、やっぱり素材が盛りだくさんで全部はメモできな~い!
間違ってるものがあったら、ごめんなさい。
お次のお皿は銘々に。
豚のパテドカンパーニュ、鶏のパテドカンパーニュ、11種類の野菜のテリーヌジェノベーゼソース、ホタテとキノコ
ひらスズキ、黒タイのカルパッチョ。
うわー!
手間のかかるお料理ばかり、たっくさん!
メインはドライエイジングポークとグリル野菜。
ポークの旨味も素晴らしいのですが、私はこの甘味の凝縮した野菜が大好きです。
特別な野菜を使っているのかしら?
スパゲッティはトビコと菜の花で春の兆し。
大盛~ですが、これは4人分。
いやー、食べた、食べた。
終わりだと思ったら、まだ出てくる!
砂肝のカレー風味
ブルスケッタ
ふきのとうのコロッケ。
ほのかな苦味が春を呼ぶ、ふきのとうコロッケはここの人気料理です。
予想通り、ワイン4本空きました。
泡、白、ロゼ、赤、順当ですねー。
ギリシャのワインも面白いけれど、ジョージアのロゼがジューシーでとても美味しいです。
1人で行ってさっくり飲んでよし。
2人で行ってしっとり飲んでよし。
大勢で行ってわいわい飲んでよし。
とにかく自慢できるお料理が最高です。
Hi-Biさんに行きたい病発症!
出てくるもの全てが美味しいのです。
お通しは必ず小さなスープ。
毎回違うので、楽しみです。
ポタージュ系が多いかな。
今回はカリカリとしたクルトンの浮いた、冷たいガスパチョ。
暑い日にはぴったりです。
あまりにも美味しくて、翌日ガスパチョの材料を買いに行ったほど(そのタイミングでガスパチョを作りたいと言った娘にクッキングは任せました)。
野菜の前菜6種は、毎回新顔があって楽しみです。
豆のサラダは、水煮缶の豆と全然違ってコリコリとまではいかない程度の硬めで、この食感がやみつき。
お豆の煮方って、それぞれ柔らかくなる時間が違いますから、1種類ずつ煮たのではないかしら。
手間を考えると気が遠くなりそうです。
これ、テイクアウトでも買える、人気商品。
白人参のサラダ甘夏のピールあえも斬新な美味しさです。
良い香り~♡
ラム串は私のイチオシ。
臭みが無いので、ラム初心者さんでも大丈夫そう。
ふきのとうコロッケも悶絶もの。
もう夏だけど関係無い、ふきのとうの香りいっぱいです。
熱々~!
これも、あれば毎回食べたい!
富士桜ポークドライエイジングロースのグリルは大盛!
味わいがあるのですよ。
添えられたズッキーニも美味しい!
テイクアウトが軌道に乗って、前菜メニューが増えたようです。
行く度に驚きがあって、楽しいお料理ですよ。
おめでたい新年には、大好きなお店のレビューを!
小田急線千歳船橋駅近くにひっそりと営業するお店です。
今回はまた特に美味しかった~~♡
ミシュランひとつ星のお店よりずっと好き!
いつも、お通しはスープ。
今回は、カボチャのポタージュ。
上に絞った柚子の酸味に、ん? 何?ってなったら、「今日は冬至でしょ!」ですって。
そうか、冬至だから柚子とカボチャ!
こういう気遣いのできる人なんですよね♪︎
穴子のテリーヌ、スターターに良いです。
美しい盛り付け♡
辛口で蜂蜜の香りのブルガリアの白がお供。
イノシシのパテはどっしりしていますが、くさみは無し。
ここは、付け合わせの野菜まで素晴らしい!
カステルブランコって言ったかしら?
ここに来ると、初めての野菜に出会う確率が高いです。
ワインはイマムラの甲州で。
ラム串は、薄切り肉を巻き付けたのでしょうか?
とても食べやすいです。
大好きなかにクリームコロッケもいただきました。
小ぶりのコロコロ。
中はクリーミー、外サクサク。
ロゼワインをお連れ様が選んでくれたのは、後半が次のお料理にかかるから。
白子カツレツは鱈ではなくて、ボラの白子。
鱈より身がしっかりして、プリンとした感じ。
本日のメインに最初から決めていたワイン豚ドライエイジングのグリル。
脂身があまーい♡
旨味がジュワジュワ!
ホント、倒れそう!(酔っているせいではなくて)。
こんがりジューシーの焼き加減よし!
うわー、こんなに美味しい豚のグリルは他に無いですね。
食べた~。
飲んだ~。
偏愛状態に見えるかもしれませんが、本当に細やかで美味しいお料理ばかりのお店です。
テイクアウトはお休み中です。
老人介護があるもので、東京の夜の外食を控えておりました。
再開の1件目は、信頼している大好きなこのお店から。
しかも、オープニングの5時に飛び込みました。
入り口の扉は開けっぱなしで、隙間の無いレースのカーテンというか、枠なし白網戸というか、ピンとネットが張ってあります。
どこから入るのか分からず、おたおたしていると、「真ん中開けてください」と声がかかりました。
なるほど、真ん中が割れていて、裾は磁石でくっついているのね。
換気ばっちり、COVID19対策でしょう。
いつもの通り、お通しはスープです。
この日はクラムチャウダー。
アサリいっぱいで、味が濃い~
温かいお通しは、嬉しいものです。
前菜は3種盛りにしました。
四方竹と生ハム。
四方竹って初めて!
ここではいつも珍しい野菜が何かしらあります。
多分ご店主は野菜マニアと見ました(笑)。
ヤングコーンと鮭の中骨缶をトマトクリームでソテーしたものは、骨を感じないソースあえみたいです。
マッシュルームマリネは酢がまろやかで優しい味。
本当に野菜の扱いが上手です。
メインはどれもかなりのボリュームですが、中では軽めの白子のムニエル。
何やらお酒で香り付けをしている様子です。
外側がこんがりパリッ、中はとろーり。
ん~~♡ もう、メロメロ~♡
ロマネスコが彩りです。
1人で来ると、種類をいろいろ食べられないので、誰かと行く方が良いですよ。
できれば飲兵衛仲間を誘ってワインをボトルで数本開けたいものです。
コロナでお客さんが減っているのは、どこの飲食店でも同じだと思います。
私も今月予定していたお食事会は全部キャンセルになりました。
旅行も、3月の海外、4月の北陸、5月の名古屋、全部キャンセルです。
秋の京都は行けるかな~?
さて、お店は生き残らなくてはなりません。
こちら、Hi-Biさんでは、数日前からテイクアウトを始めました。
元々ワインに合うお料理が得意で、しかも盛りが良いのです。
只今試行錯誤中で、メニューも毎日変わると思いますが、千円~1200円程度で1~2人前のセットです。
FacebookやInstagramに、より詳しい情報が載っています。
事前に電話で注文しておくと、受け取りがスムーズです。
画像はお店のFacebookからお借りしました。
お仕事帰りにここでお料理を受け取って、友達とオンライン飲み会やったら、美味しそうって羨ましがられそうです。
真似のできない、細やかなお料理が好きです♡
今回は、カウンター席3名で伺いました。
お通しは、いつものようにスープ。
トマトのスープはガスパッチョではなく、何とかいう長い名前の物。
パン粉でとろみをつけた、酸味はあまり感じない、まろやかなスープです。
いつものように、野菜盛りをいただいたら、シーズン到来のホヤのアヒージョ!
ホヤって貝の仲間なのね~っていう旨味です。
クロダイのカルパッチョは薬味がてんこ盛りで美味しい~♡
シイタケのゴルゴンゾーラ焼きは、ガツンとブルーチーズ感です。
ウナギの肝のガーリックバター焼きは、エスカルゴバターですね。
これはお初の味。
まだ食べます。
ワイン豚ドライエイジングのロースグリル。
焼き加減もパーフェクトで、お肉の旨味がギュギュッと凝縮した美味しさです。
骨付きのところ、ゲット~!(ここが一番美味しい♡)
生ビールと、白ワイン、ロゼワインをボトルで。
地方の美味しいお店情報も交換しての、食いしん坊逹のひと時。
いつも、楽しくて、美味しくて、大好きなお店です。
お通しは、いつも通りスープです。
これでほっこり心安らぐのです。
甘いコーンポタージュは冷やしてもなお甘い、素敵な仕上がり。
野菜三種盛りは、いつものように、おまかせにしました。
アスパラくるみは、グリルしたアスパラに刻んだクルミのナッティなコク増しで嬉しいです。
焼きなすミョウガは、目下中毒しているこんがりした香りがたまらない焼きなすに、爽やかな薬味のミョウガが良いですね。
ズッキーニの揚げ浸しは、これまた和風。
日本酒持ってこーい(笑)(←頼んでいない)。
さっぱりめの白ワインをリクエストしたら、イタリア、サルディニアのVermentinoを開けてくれました。
青リンゴの香りのする、野菜にも魚介類にも合いそうな、クセの無いワインです。
お手頃なグラスワインがいろいろあるのもここの魅力です。
千歳船橋で女子会~。
本日のお通しは、ミネストローネ。
野菜の粒々があるスープは、ここでは初めてです。
野菜9種盛りは、3人分に変更してもらいました。
人参シリシリのツナが自家製なのは、この日たまたま、だそうです。
いつもそうなのかとびっくりしてしまいました。
まっさらなハモンセラーノがドドーンとあったのを見逃してはいませんよ。
一番乗りでスライスしてもらいました。
白魚のアヒージョも美味しいっ!
いつものように、パンをおかわりして、オイルを残らずいただきます。
白魚のスープが溶け込んで、極旨のソースです。
鯛のポテト包み焼きは、細切りのポテトで鯛の切り身をくるっと巻いて外側がカリッとするまで焼いたもの。
大好きなんです。
骨を除いてあって、食べやすいです。
少人数の時は「ハーフにして」と言えば、一切れだけにしてもらえます。
付け合わせの野菜まで抜かりなく丁寧。
鶏もも肉のクリーム煮込みにも野菜たっぷりで美味しい~♡
お酒は白、赤ワイン、日本酒の順でいただきました。
日本酒をここで飲むのは初めて。
種類は多くないですが、悪くないセレクトです。
足りなかったら最後に〆のスパゲティを食べようと思っていたけれど、既に満腹でした。
ご馳走様~。
今回は4名での訪問です。
初めて奥のテーブル席に座りました。
落ち着きますね~。
いつもの大好きな野菜9種盛りをお願いしたら、人数の関係で2皿になるせいか、「18種にしましょうか?」という願ってもないオファー。
たいへんだと思いますが、店主様ノリノリ♪
嬉しいなあ♡
手間ひまかけた珍しい旬の野菜がたくさんで、更にそれが倍になったものだから、メモが追いつきません。
プチベール
いろいろキノコのマリネ
コゴミのアーリオオーリオ
レンコンドライトマト
スティックブロッコリー(スティックセニョール)の何やら
ミニトマトのお浸し
キャロットラペ
ふきのとうの何やら
ヤングコーンココナツミルク
カポナータ
クワイ素揚げ鶏の挽き肉バジル
ごぼうジェノバペースト
いろいろ人参とツナのシリシリ
……ほら、まだまだあるのに、書けなかった~。
どれも個性的で独創的でバリエーション豊か。
ここに来たら野菜盛り合わせはマストです。
カルパッチョは、
ホタルイカマリネ
ヒメ鯛
ホヤ
ホヤのカルパッチョなんて、初めて食べました。が、これはアヒージョの方が好きかな。
ふきのとうのコロッケはほろ苦い春の味で、めちゃくちゃ美味しいです。
ローストビーフ花ワサビ
プレザオラ牛生ハム
書き留めながら、プレザオラって何?
美味しすぎて、味わうのに集中したくて、メモはおろそか。
「サルディーニヤ カンノナウ
いたりあ フリウリ?サルディーニヤ?」
酔っ払ってきてからの私のメモは、こんな感じ。これはきっと3本目か4本目のワインのことかな?
そうそう、ワインの持ち込み料は1本につき2000円です。
この日は2本持ち込み。
ご一緒した方が持ってきてくれた野菜料理に合うワインが、美味しい~♪(私の持ち込んだのは、全然ダメ)。
このお店のワインも、可愛い感じの物をセレクトで、お料理にぴったりでした。
鶏ももマスタードクリーム煮にもたっぷりの野菜が使われて、滑らかなクリームがこっくりして優しい味です。
甲府のワイン豚ドライエイジングのローストポークはグワッと来る凝縮した旨味。
本当に美味しいわぁ♡
お腹いっぱいなのに、一度も食べたことのないスパゲティを食べたくて、大葉のスパゲティをいただきました。
和風のお醤油味に刻んだだけの大葉を想像していましたが、出てきたのは、刻んだ大葉をカラリとするまでオイルで熱してパスタと和えたもの。
新鮮な驚きです。
私のお気に入りのお店、パワーアップが止まりません。
すぐに出てくるお通しのスープは日替わりで、この日はジャガイモのボタージュ。
ほっこり優しい味です。
続いて野菜の盛り合わせを注文しておいて、アヒージョとメインになるようなものを人数分ちょっと選ぶのが、ワインを楽しむのに良いパターンです。
ここの店主は本当にお料理が丁寧で、野菜の使い方が上手なのです。
シャキシャキのレンコンの和え物に感激。
タラの白子のアヒージョは、スペインには無いかもしれないですね。
ワインがすすみます~!
具だくさんのブイヤベースがまた美味しいの何のって!
残ったスープもガーリックトーストに浸して……と。
濃厚な魚介の旨味ですね~。
白いご飯を入れても美味しそう(笑)
ドライエイジングワイン豚のグリルは、お肉の味が凝縮して、グワッと力強い味です。
脂まで甘くて、絶対にそこらのローストポークとは桁違いの美味しさです。
メニューにあったら、ぜひ注文してください。
こちらでは、お料理に対する愛情溢れる店主とのお喋りも楽しいです。
控えめな方ですが、聞くといろいろ教えてくれます。
この時のメインテーマは、とれたてを食べるべき魚と、寝かした方が良い魚、でした。
勉強になります♪
このところ、よっく働いたから、今夜は焼き肉を食べに行くのです!
(無給の仕事なのが哀しい)。
その前に、絶賛お気に入り中のHi-biさんで、食前酒&食前食(何だ、それ?)
「さっぱり系の白のグラスワインと、お通し、もう一品ちゃちゃっとできるのを」
という注文に応えてくれます。
白ワインは、思わずジャケ買いした、スペインのBlau Cel。
爽やかなエチケットでしょ?
(ワインクーラーに入っていたのでふやけているけど)
辛口できりりとしています。
お通しは、白身魚のエスカベッシュ。
刻んだラディッシュが添えられて、彩りと食感アップ。
お野菜三点盛りも、やはり食べたいもの。
来るたびに違った物が出てきます。
どれだけの引き出しがあるのでしょう?
ゴーヤ素揚げガーリックは、さほどニンニク臭くなく、ピンクペッパーが効いています。
夏に元気が出てくるひと品。
初めて食べたミズのお浸し。
プチプチしているのに、噛むとアシタバやモロヘイヤのようなぬめりがあって、面白いです。
何者なのか、後で調べたところ、ミズは別名『ウワバミソウ』。
はっ! もしやそれで私に出された!?(笑)
そして、これはそのミズのムカゴ部分のようですね。
焼きなすはお出汁に漬け込んで、ミョウガを散らしてあります。
こんがり焦げ臭が美味しさの元。
こちらは、メイン料理が特別美味しいのですが、こんな風にちょい飲み利用でも楽しいです。
野菜料理にもしっかり手間をかけるのは、家庭でもぜひ見習いたいところです。
早い時間で、他にお客さんがいないのを良いことに、ご店主と近所のラーメン屋情報を交換しました♪
黒板に書かれた本日のメニューが、どれも美味しそう過ぎて、そして出されたお料理は期待を上回るものばかり。
大切にしたいお店です。
この日は3人で訪問。
ビールの注ぎ方も上手ですね~。
お通しのイワシとジャガイモから、おいっしいー!
ラディッシュとブロッコリースプラウトをあしらうあたり、しゃれています。
野菜前菜は今回6種盛りで。
ゴボウをジェノベーゼソースで和えるとは!
ヨーグルトっぽいこれは何だろう?
ピリ辛の物もあり、味と食感のバリエーション豊かで、必ず注文すべきです。
ワインは白のボトルで甲州と、ギリシャのロゼ。
どちらもお料理の脇役に徹するワインです。
飛び魚のタルタルは、カリカリに焼いた薄いフランスパンに乗せて。
軽い酸味でこれもワインにぴったり。
ひしこいわしのベニエは、熱々のうちに食べましょう。
レモンをぎゅっと絞ってね。
この日の一等賞は、ホヤのアヒージョ!
どうやったらホヤをアヒージョにしようなんて思いつくのでしょう?
ホヤってこんなに旨味があるのね!
口の中で爆発が起きたような衝撃的な旨味が広がります。
これも、カリカリパンにソースを残らず吸わせていただきます。
これはぜひ、レギュラーメニューにしてほしい。
仔羊の煮込みは柔らかいお肉で、たっぷりの野菜も嬉しいです。
ここのお料理は健康にしてくれそうな気がします。
(え?そんなに飲んでいたら不健康だ?ごもっとも。これさえなければね~)
食いしん坊な人を連れて行きたくなる、楽しいお店です。
こじんまりとした店舗も、丁寧なお料理も、ユニークなワインも、あまりにも気に入ったので、再訪です。
生ビールでスタートして、前回同様お通しは温かいスープ。
今回はトマトベースの野菜スープです。
これひとつで、ふぅっとくつろげます。
野菜の前菜おまかせ9種です。
ピリ辛のワラビ、菜の花、えんどう豆やそら豆が春らしいです。
焼きパプリカのマリネもゴボウも、なんとまぁ野菜の特徴を上手に生かしていることか!
野菜の前菜は、6種、3種もあるので、お一人様でも大丈夫ですよ。
鯛のポテト巻きは、カリッと焼けたポテトと、ふんわり旨味を蓄えた鯛が絶妙の取り合わせです。
これでハーフサイズ。
付け合わせのサラダもフレッシュトマトのソースも良いわ~。
ロールキャベツ、これもハーフですからね。
キャベツがとろけて、美味しい~♪
仔羊のナバラン(2000円)のお肉は柔らか~。
歯応えを残したカブやアスパラがまた良いお味!
野菜の使い方が本当に上手です。
ギリシャ、ジョージア(グルジア)のワインもお手軽価格で嬉しいです。
高いワインはバイザグラスでは出せないので、ボトルで頼める人数を揃えて行きましょう。
普通にフランスワインなどもありますよ。
それに、日本酒も良い物があるようです。
この日は黒龍がありました。
たくさん飲んで食べてふたりで1万円ちょっと。
只今、絶賛お気に入り中のお店です。
千歳船橋駅近くのイタリア料理屋さん?フランス料理屋さん?ワインバー?
長いカウンター席が主力で、なんとなく70年代のヒッピーを思わせる風貌の方(失礼!)が繊細な絶品お料理を繰り出します。
何故、こんなにすごいお店が、食べログの口コミがつかずに埋もれていたのでしょう?
突き出しの野菜スープは、いろいろな野菜のゴロゴロ入ったスープです。
トロンとしたポタージュに野菜の煮込みが入っている感じで、シチューと言った方が良さそうです。
カリカリに焼いた薄いフランスパンを割り入れていただくと、更に美味しい~♡
野菜の盛り合わせは絶対に食べて下さい!
ピリ辛のアラビアータにしたり、ジェノベーゼソースで和えたり、ドライトマトを刻みこんだり、いろいろ手をかけた厳選野菜たち!
湯剥きしたミニトマトのお浸しは、カツオのお出汁がトマトの甘みを引き立てています。
シャキシャキ感を残したコゴミは春の味。
ツナ入り人参シリシリは2色の人参を使っています。
白子のカツレツは外側パリッと、中はトロリン。
添えられた生野菜に潜むフェンネルが良い仕事をしています。
鯛のポテト包み焼きは、細切りのポテトをまとった予想外のビジュアルです。
添えられたトマトソースとよく合います。
コショウ鯛のソテー、ムール貝ソースにはムール貝がいっぱい。
このスープにフランスパンを浸して食べるのが、また美味しいのです。
モキュッとした歯触りの、ラムのタンにはバターで焼いた芽キャベツと生のクレソンがベストマッチ。
滋味溢れるロールキャベツもただ者ではありません。
お肉の旨味たっぷりで、キャベツはとろけます。
食べた物、ひとつも外すことなくとても美味しい~~♡
幸せだなぁ。
グラスワインはフランス、スペインもありますが、ギリシャ、ブラジルなどの第三国ワインが多く取り揃えられています。
これが、安くて美味しいのですよ!
お酒の味も重視の私にとって、これはありがたいです。
奥にテーブル席がありますので、グループでの利用もOKです。
アルバイトが入らない日はひとりで回しているので、混み合うと困るかしら?
ホスピタリティー溢れるご店主の人柄も魅力的なお店です。
5位
2回
2018/12訪問 2019/01/01
またまた常連さんにお誘いいただいての訪問です。
嬉しや~♡
早めに着いたので、前に行った美味しいお鮨屋さん「和田上」の場所をチェック。
おお、近い!
さてさて、ちょっと急な階段を上って、頼もしいマダムにご挨拶。
説明を聞くだけでもどれも美味しそうでヨダレが出ちゃう、すすめ上手の素敵な方なんですよ~~。
大好き♡
今宵もアラカルトでどんどん頼みますね~(私じゃなくて、常連さんが)。
(北京ダックは要予約)
食べた物は写真に名前をつけてあるので、そちらで確認していただくとして、前菜三種の中では大根クラゲのパリパリ感がとても気に入りました。
この日入った冬筍(土に埋まっているのを掘り起こした)を使ったお料理をぜひ食べるようにというマダムのおすすめに従い、いただいた牛肉筍がまた絶品♡
この味は、真空パックの水煮筍では絶対に味わえません。
要予約、見事な焼き色の北京ダックは、もちろんホールで。
巻き方のレクチャー、講師はマダム♪
豆鼓牡蠣は、オイスターソースで旨味アップの濃いめ味。
なのに、くどさは全くありません。
特筆すべきはトマトから作るエビチリソース。
片栗粉を使わず、たっぷりの野菜でとろりとするのです。
さらさらしていて、とても体に良さそう!
まだまだいっぱい食べて、お腹がはちきれそうでしたが、全然胃もたれしないお料理です。
6人ぐらいで行くと、いろいろ食べられて良いですよ~。
お呼ばれオフ会です。
台湾レビューをたくさんあげたので、中華料理大好きって分かってしまったのかな?f^_^;
中華料理というとごてごてと油っぽいイメージがありますが、こちらは全てあっさり。
それでも味わいがあるお料理ばかりです。
油を使っているのに、それを感じさせない、何だか健康的な気がする中華。
まずは生ビールで乾杯!
温度は適正。
美味しいです。
前菜盛り合わせは、チャーシュー、クラゲと大根のあえもの、湯葉巻き。
湯葉巻きの辛味も悪くないですが、クラゲと大根のさっぱりした酸味がとても気に入りました。
エビチリに見えるエビトマトは、フレッシュトマト使いで、ネギでトロみを付けます。
片栗粉不使用(化学調味料不使用も)って、最近台湾で流行っていると聞きました。
台湾では片栗粉でとろみをつけるのは「体に悪い」のだそうです。
こちらのお店は体に良いということですね(笑)
白身魚と卵白の炒めものの、ふわふわの卵白は揚げてあるとは思えないあっさりとした味わい。
そして予約しておかなくては食べられないペキンダック登場です。
女将さんが巻き方のレクチャーをしてくれます。
パリパリの皮の美味しいこと!
一羽で16枚取れるので、6人で訪れた私たちは3枚目をゲットすべく、
熾烈なじゃんけん大会が……(笑)
生ウニと卵のうす塩炒めは、ウニの風味を生かすため、後から加えるこだわりの品。
苦瓜牛肉は、こっくりとした味。
炒青菜はさっぱりと。
北京ダックの身だけが、ちょっと口に合いませんでしたが、
鶏唐揚げは旨み十分。
北京風冷しそば、感激的に優しい味でチュルンと食べられます。
う~、満腹~!
気づいたら空いた紹興酒のボトルは3本。
食べただけでなく、飲みましたね~。
デザートの杏仁豆腐まで食べられたのは、お一人だけでした。
素晴らしいお料理ばかりですので、店舗を豪華にしてお皿や調度品に凝ったら、
超高級店になるのだろうな~なんて思ってしまいました。
6位
3回
2018/04訪問 2018/04/22
予約でいっぱいの人気店になってしまい、ふらっと来たお客さんが入れないのは申し訳ないと、3割程度の席は当日予約なしにやってきた人用に残してあるそうです。
早い時間なら、当日でも入れるかも!
8時過ぎになると、最初のお客さんが帰り始めて空席が出るので、この2巡目狙いもありです。
この日はカウンター席、井上さんの前のポールポジションゲットでおまかせコースをいただきました。
いつもながら、大きな声と大きな体で、元気の良い方です(笑)。
牡蠣はちょうど端境期ということで、スタートは小柱です。
レンゲに山盛りにしたのを「ひとくちで召し上がってください」って、無理、無理、盛り過ぎですよ、井上さん。
ムキュツとした食感が良く、昆布のような旨味が追いかけてきます。
ビールで乾杯したこともあって、稚鮎をフライにしてくれました。
小さな鮎ですので、まだ香りが薄く、この料理方が合うのだそうです。
よく勉強していますね~。
うーん♡ビールに揚げ物は最高!
アボカドのおひたしも好みです。
すみません、日本酒ください!
え? いきなり黒龍吟十八号、良いのですか?
くいっ。
喉に沁みる美酒♡
続くのはお出汁をはった温かいお豆腐です。
あおさがどっさり乗って、嫌みの無い磯の香りが涼やかです。
豆腐好きにはたまりません。
えへへ、純米酒の七本槍ですって。
これも、唸りたいほどの美味しさ。
ガルルル(←嬉しくて唸る声)
お造りの金目鯛が、脂がノリノリでとろりん。
踊り出したい美味しさです。
イカは1mmの包丁目の入った松笠造り。
体格に似合わず(失礼!)細やかな包丁さばきです。
焼き物は紀土の酒粕で漬けたホンマス。
タケノコはカツオ粉まぶし。
かき揚げはシラスとみつば。
黒ムツと芹の鍋に合わせる唐辛子だれも持ち帰りたい素晴らしさです。
〆はこの鍋を雑炊にして。
飲んだ後に甘い物は要らない私も、大人のキャラメルアイスは苦味が効いたさっぱり味で、美味しくいただきました。
こちらは2店舗目ですが、近々こちらは若手(と言っても井上さんと11年仕事をしている)に任せて3店舗目を出し、井上さんはそちらに移られるのですって。
新店も楽しみです。
再訪は、テーブル席。
カウンター席の方がもちろん良いけれど、4人で行くならテーブル席じゃないとね!
最初のひと皿から、ノックアウト。
アボカドをお出汁に漬けてあるのが、最高~!
キヌカツギには上品にゆかりを散らしてあるし、銀杏は食べやすく割って二本の爪楊枝を刺してあります。
手間を惜しまぬこの姿勢が嬉しいです。
新鮮な牡蠣はもみじおろしとポン酢で食べるものと、スダチと海水ジュレで食べるもの。
海水ジュレ~?
何それ?
これが確かに美味しいのですよ。
お造り盛り合わせのイカが甘いこと!
ブリしゃぶは、トロントロンに脂ののった薄切りのブリを、沸騰しない程度に温めたお出汁の海にゆらゆらと軽く泳がせて、ネギと一緒にパクリ!
うーん♡とろけます!
残ったお出汁は雑炊に変身!
もうお腹いっぱいで食べられま…食べちゃいますけどね。
いろいろな意味で(?)太っ腹な大将、井上さんに感謝!
常連さんに連れて行っていただいて、カウンター、井上さんの真ん前の特等席~!
厨房でくるくる働く人たちの、元気で楽しそうな姿が気持ち良いです。
とりあえず生ビール!
突き出しからすごいですね。
チュルンとしたジュンサイは土佐酢ジュレで、このお店名物のもずく、甘~いとうもろこしゴールドラッシュは生で、らっきょうには削りカツオがたっぷり、甘いフルーツトマト。
特筆すべきは太いアスパガラスです。
穂先は絶妙の火入れ加減の天ぷら。
そしてその下の部分は皮をむいて生で、お店特製のピリ辛味噌や塩をつけて食べます。
アスパラを生で食べるのは初めて!
そして、食べる部分によって味が違う!
お味噌がまた単独でお酒の肴になりそうな、良いお味です!
特大岩牡蠣は中身だけでもはがき大。
これだけ大きいと、部位によって味が違うことがよくわかります。
貝柱はタイラガイのようにキュキュッとした食感で、丸くて厚い部分は限りなくミルキー♡
品数が多く(ボリュームも)全部書いているときりがないので、以下写真参照ですが、お造りのカツオ用のお醤油ニンニクが高知っぽくて好きです。
ゴロンとした生姜の肉巻きはインパクト大!
もう、このころにはお腹いっぱいなのですが、たっぷりのゴーヤチャンプルー、サイズ極小でお願いした冷たいぶっかけうどん、追熟したあま~~~い坊ちゃんカボチャをデザートにいただいてお腹ははちきれんばかりでした。
合わせるお酒は、後になるほど磨いたもの。
う~、酔っぱらって味がわからなくなっては勿体ないです。
もーお酒もストップと言ったら「じゃあおちょこで一杯だけお出ししましょう」
思わずこっくり頷いてしまったら、おちょことは思えないサイズでした(笑)
飲兵衛にはたまらないお店です。
7位
1回
2018/05訪問 2018/07/08
通されたのは、地下の個室です。
和のテイストも感じる、洗練された空間。
テーブルに意識が集中するライティングです。
レフェルヴェソンスの名前の意味は、泡。
「発泡等を意味するこの言葉には活気、物ゴトを起こす、生み出す、進化する、湧き溢れ出る人々を集わせるという意味合いを持ちます」(HPより)だそうです。
ということで、エスプーマ(泡だ!)を使った桜エビ、アスパラガスのムース、白エビの前菜でスタート。
白エビが甘くて魅惑的。
よく見ると、このグラスにも気泡♪
隣には、液体窒素で固めたポフポフの生姜蜂蜜酒。
続くパイは、Mの字ついた某ファストフード店のアップルパイかと目をパチクリしてしまいました。
お茶目ですね~。
傳の「傳タッキーフライドチキン」と似たノリを感じます(←傳には行ったことがありませんが、皆さまの口コミを読んだ知識)。
中身は熱々のアナゴ、柳川ゴボウ、あおさのりという、艶やかで美味しいパイ。
小さいですが、サクサクの皮のバターの香りが立ち上り、具材はずしりと存在感があり、とても美味しいです。
ル・シュクレ・クールのパンも上質の小麦粉が香り高く、美味しいです。
そして、バターやオリーブオイルの代わりに添えられた豆腐とサワークリームのソースの美味しいこと!
続くカツオの下には、タケノコ、ウイキョウ、シソ等のみじん切り……というか極小賽の目切りが隠れています。
そして一緒に忍ばせたカリカリともサクサクとも言える食感の「コンプシト」は初体験。
昆布を使ったアイヌの加工食品らしいです。
お味としては、和風っぽい一品。
カブはこちらの定番なのですって。
青森と千葉、季節によって産地を変えています。
柔らか過ぎず、硬過ぎず、それでいて中まで味が染みているという素晴らしさ。
甘鯛の乳清ポシェは、ちっともヨーグルト臭さなどありません。
ふっくらとして、上手な火加減。
魚の骨でとったブイヨンが良いお出汁で、春らしいお豆が良い彩です。
火入れの上手さが際立ったのは、メインのほろほろ鳥のロティ。
ナイフを入れた感触もほとんど無いほど柔らかくジューシーに、それでいて旨味はしっかりとしている胸肉。
端についた皮はパリッと香ばしいのです。
いったいどうするとこんな技が?
ダークミートの方はもう少し締まった身で、これもまたとびきり美味しいのです。
燻製ムール貝入りのソースも美味。
うっとりしてしまう逸品。
ピーナツミルクに黒砂糖で甘味をつけた「お汁粉」?
ひんやりとして、優しい和風の味です。
皆のデザートの前に、お祝いごとのある方にスペシャルデザート。
行灯のように見えますが、オレンジ風味のチュイールです。
エディブルフラワーで華やかに飾られています。
全員のデザートはいちご(とちおとめ)とセロリをシロップマリネしたものと、ウオッシュタイプのチーズ「りんどう」と酒粕を使ったアイスクリームとクランブル。
ウォッシュタイプを使うと癖がありそうですが、深みをだして臭みは出さない、上手なアイスクリームです。
ミニヤルディーズは賑やかに、ミニどら焼き、パートドフリュイ、バーチディダーマ、そして「チュッパ」と呼んでいたチョコレートの盛り合わせ。
こちらのプレートも泡を思わせるデザインです。
チュッパチャプスキャンディーそっくりさんのチョコレートには、遊び心のある仕掛けがあります。
食べてのお楽しみ(ネタばらしはやめておきます)。
でも、チョコは味のクオリティが普通だったし、お遊びがふたつもあるのは、これだけ繊細で上質なお料理が揃ったお店のメニューとしてちょっとだけチープな印象でした。
そして、聞いてはいましたが、こちらではお抹茶を点ててくださるのです。
道具が運ばれ、美しい所作でのお点前です。
私が知っている立礼式は椅子に座って点てるのですが、立って点てるのもありなのですね~。
ちなみに、ちゃんと茶道を習っていらっしゃるそうです。
普通よりたっぷりと入ったお抹茶は、黒砂糖入りのピーナツミルクの「お汁粉」とのペアでいただきました。
雅な気分だわ~♡
只今ランチは一万円のコース一本のようです。
今回は、ワイン、ミネラルウォーター、税合わせて15000円にちょっと欠けるぐらい(サービス料がかかっているかどうか不明ですが、払って当然な素晴らしいサービス)。
外国人を連れて行ったら、とてもうけそうです。
8位
5回
2019/09訪問 2019/09/19
はい、またお呼ばれの幸福にあずかりました♪
なかなかゲットできない席ですよ。
ほぼ会員制状態で、一部の常連さんしか予約できないお店。
5500円でお料理と、超レアな美酒がどんどん出てきます。
神棚以外の写真掲載不可。
個人で楽しむための写真を撮るのは可。
まあ、なんて敷居が高いんでしょう!
そんなお席に呼ばれたら、ホイホイ行っちゃいます!
ほぼ、食べログ歴と一致する日本酒歴。
昔は嫌いだったのですよねー、大量生産でベッタリする後味で悪酔いするばかりの日本酒。
ところが、最近の日本酒の美味しくて、酔い醒めのすっきりすること!(ん?私の酒量が上がっただけ?違うよね?)
旨味、奥行き、芳香、余韻等、素晴らしい物ばかり集めたのがここの冷蔵庫(たまに燗酒あり)。
全て店主トオルさんの目利きによる物です。
マニアックな雰囲気も醸し出しています(笑)
燗酒用の平たい杯、他の方のは蒼い綺麗な杯ですが、私のだけは「サカズキンちゃん」の絵と「お酒は楽しく適温適量」の文字が!
これは私への戒めか???
この日いただいたもの!(1合ずつを4人で飲んでいます)
獺祭スパークリングとおるスペシャル
十四代 中取り純米55
純米大吟醸 スーパーくどき上手
とおるスペシャル直汲み純米大吟醸 富久長
山田錦純米大吟醸 翆水芭蕉
山田錦純米大吟醸 紀土
開運 凉々
29BY山田錦55純米大吟醸 鶴齢
生貯蔵純米55 奈良萬
特別純米55 喜久酔
山田錦80生酛純米 赤とんぼ(燗酒)
吟醸生 山法師
特別純米原酒13度 賀茂金秀
ゆでトウモロコシ
子持ちニシン
冬瓜のそぼろあんかけ
肉豆腐
海苔豆腐のおすまし
おつけもの(追加オーダー)
店中酔っぱらいばかりで、とおるさん、嫌にならないかな?と見ると、何だか満足そうな笑み。
この人は、美味しい、美味しいと言わせるのが楽しみなのかもしれないと思った夜でした。
一見さんお断り、写真掲載は神棚だけ、お料理はおまかせ5500円のみ、お酒はサービスと言いつつ、飲み放題というわけではないというスタンス。
この日本酒が、毎回見事に美味しい銘酒の数々で、この価格でいただいちゃって良いのか驚くばかりです。
この日もいつもの獺祭スパークリング、とおるスペシャルに始まって、
黒龍 純吟三十八号 山田錦
十四代 中取り純米吟醸55 無濾過 生詰め
富久長とおるスペシャル21 直汲み純米吟醸
土田 山廃 純米吟醸50
紀土 山田錦 純米大吟醸50
宮泉 純米
仙禽 ひやおろし赤トンボ
日輪田 ひやおろし 山廃純米
豊明 ひやおろし さけ武蔵60純米
大正の鶴 ひやおろし 特別純米
七田 山田錦 純米生
菊姫 山田錦 純米生
加茂金秀 ひやおろし 13度原酒
日高見 芳醇辛口 純米50
十四代 本丸
いやはや、飲み過ぎでしょっ!
しかも、こんなに超ド級の良いお酒ばかりという贅沢。
最後の方は私ギブアップ。
同行者様方、お強い!
お料理は、おかかの効いた浸し豆、柿と蕪の甘酢あえ、甘めの肉じゃが、豪快な刺身盛り、鴨鍋、追加で納豆オムレツ。
お刺身の切り方が繊細になったような。
お母さん、体調良さそうですね。
ネギたっぷりの鴨鍋が、舌に沁みる美味しさです。
〆に入れるうどんが、鴨の旨味を吸って、これまたじわっと来ます。
なかなか訪れる機会がありませんが、お誘いがあれば、何を置いても行きたいお店です。
ああ、美味しかった。
ほぼ会員制のみごとな日本酒オンリーのお店。
写真NGです。
お店の看板も出ていませんので、誰かに連れてきてもらうしかないわけです。
今回もお誘いいただいて、はいはい、もちろん参ります!
7時に一斉スタートです。
最初の一杯は、いつも通り、獺祭にごりスパークリングです。
わずかにシュワシュワで、シャンパン感覚。
この日は季節柄「ひやおろし中心で」とリクエスト。
純米生の村祐
純米ひとごごち亀齢
純米辛口の手取川
ひとごごち和田龍登水
秋あがり八反錦宝剣
ひやおろし愛山七割五分純米七田
秋あがり冷詰め八反錦純米吟醸天宝一
うわ~♡としか言いようのないお酒ばかりです。
肴は、枝豆、小松菜ジャコの煮浸し、イカとキュウリの酢味噌あえ、お刺身盛り合わせ、サンマ、まん丸コロッケ、冬瓜、碗物の豆腐。
日本酒にぴったり。
こんなに食べて飲んで五千円では、予約が半年待ちになるわけです。
予約困難なだけでなく、電話番号を教えてもらえる人も限られている人気店。
それもそのはず、たった5000円で銘酒が次々出てくるし、家庭的な肴も良い塩梅なのです。
今回も、常連さんに連れて行っていただきました。
獺祭スパークリングのつくしのこ用に始まって、富久長 純米吟醸 山田錦 中どり とおるスペシャル、東洋美人、十四代 中どり 純米吟醸 山田錦 50、手取川、村良萬 純米吟醸、宝剣 限定あらばしり生 純米吟醸、しぼりたて おりがらみ生 富久長、昇龍蓬莱、爾今、陸奥八仙、鍋島(途中から面倒になったので、簡略化説明で失礼します)。
一合で出てくるのを4人で飲むので、いろいろいただけます。
それにしても12合とは飲み過ぎですね。
と思ったら、ご一緒した方によると、もう少し飲んでいるようです。
酔っぱらうと写真を撮らなくなるという傾向が……(汗)
今回もいっぱい飲んで、幸せ〜〜!
2016.4
予約がなかなかとれなくなっているそうですが、連れていっていただきました♪
今回はトオルさんがすべてお料理に合わせて選んでくださいました。
なるほど、こう合わせるのかと勉強になります。
乾杯には獺祭の発泡したにごり酒、50%磨き。
しゅわしゅわ~のシャンパン感覚です。
華やかな香り。
カブの浅漬けと、きゃらぶきが出てきました。
とおるSpecial(!)純米吟醸山田錦中どり(限定60本)と、
東洋美人純米大吟醸。
野菜スティックは味噌をつけていただきます。
超辛純米獅子の里、辛口純米天宝一はお刺身にぴったり。
特別純米60貴、特別純米60喜久酔は筍の煮物に。
酒未来55純米吟醸生酒宝剣、前は新じゃがに甘めのひき肉餡かけのおとも。
牛肉と大根の煮物も出てきましたよ。
おしょうゆとお肉味が染みて、美味しいな。
山田錦75七田、そして燗酒の美山錦55生酛吟醸黒澤、
にゅう麺が出て終わりかと思ったら、特別純米水尾が。
いや~、美味しいお酒ばかり、いっぱいいただきました。
これで5千円ぽっきり。
予約さえ入るなら、明日にでもまた行きたいです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2013.3
別の方に連れていっていただきました。
食べログレビュアーさんたちって、一見さんお断りのお店にも行ける人、多いのですね。
この日も変わらず、ずらりと並ぶ銘酒の数々。
その中から、最初の乾杯は、シャンパン感覚(?)のシュワシュワした発泡「獺祭」をいただきました。
その後は、お店のトオルさんに選んでいただき、次々と……ええっ?こんなに~?
ご一緒したsmileさまのレビューからコピペしてみて、ギョッ!
筋金入りの飲兵衛集団です。
*獺祭 にごり磨き五割生 (山口)
*天宝一 辛口純米大吟醸 (広島)
*阿部勘 特別純米 (宮城)
*東洋美人 大辛口 (山口)
*大典 白菊 山田錦55 (岡山)
*豊盃 豊盃米55 (青森)
*奈良萬 中垂れ生 (福島)
*鶴齢 おりがらみ生 (新潟)
*七田 おりがらみ生 (佐賀)
*大那 超辛純米 (栃木)
*山法師 (山形)
*日高見 超辛純米 (宮城)
かなりレア物も多いようです。
好みから言うと、前回 jazzymasaさまが冷蔵庫にへばりついて選んでくださったものの方が、
もうひと声透き通った飲み心地で好きだったような気もしますが、やはりここの魅力はお酒ですね♪
今回は力強い味わいのものが多かったように思います。
お料理は、お母さんの愛情たっぷり~♡
ひたし豆は味がしみていて、おつまみに良いですね。
たっぷりのわかめとホタルイカは、おだしでさっと炊いてあり、春の味。
新鮮な刺身盛りはどーんと大盤振る舞い。
鮭の酒粕煮込みで、とことんお酒づくし(笑)
新じゃがごろごろの肉じゃがは、甘くてご家庭の味。
6人分とはいえ、このジャンボサイズの鍋?と、びっくりの鴨鍋は、お肉も野菜もた~くさん♪
「混ぜちゃだめ」と、待ったをかけておいたトオルさんが、時々鍋の様子を見にきて、OKを出します。
良く飲み、良く食べました~♡
柔らかい口当たりの仕込み水をちゃんといただいていたし、お酒の質も良いのでしょうね。
次はいったいいつ行けるかしら?
どなたか、よろしく〜!
~~~~~~~~~~~~~~~~~
2012.6
一見さんお断りのつくしのこ、名だたる銘酒のラインナップの憧れのお店です。
常連さんにとうとう連れて行っていただきました。
何という幸せ♡
入り口は、見落としてしまいそうです。
のれんも外に出ていません。
お料理は、注文せずに、どんどん運ばれてきたものをいただきます。
4時間かけて作ったという福神漬けの美味しいこと!
ごぼうやれんこんの歯触りがしっかりしているのに、味がどっしり染み込んでいます。
これだけで、お酒の肴として完結しそう♪
いかの煮物、お刺身(そい、鯛、鮪、え~と、もう一つ白身のお魚)。
子持ちニシンの焼いたのは、卵のプチプチ感が良いですね。
塩味強めなのに、ふっくら、やさしい味でした。
破竹の煮物、肉じゃが、中華っぽい炒め物、にゅうめん。
お料理はどれも美味しい上に、お酒をひきたてるものばかりです。
肝心のお酒は『八仙 夏吟醸』というすっきりとしているのに味わい深いものから始まり、
『天吹』『ソッガ』『ソガ・ペール・エ・フィス』(これ、酒徒庵でいただきました。壜がワインボトル風)、
『ドキドキ 山本』(ドキドキ♡って??)『西都の雫 寿』(これがピュアな味なのに奥行きがあって一番好き)
『李白』『小左衛門』『本丸』『昇龍蓬来』(違うかも、ラベル手描きなので、達筆過ぎて読めません)
「星自慢』『相模灘』『蓬莱鶴』『初緑』『鍋島』
4人で飲んでいるのでぐい飲み1杯づつとはいえ、よくもまあ、こんなに飲みましたねぇ。
いくら飲んでもお会計は変わらないと最初に聞いて、
「それでは飲んだ者勝ちね♡」
なんて思ってしまったせいもあるかもしれません(笑)。
それにしても、どれも唸る程美味しいお酒ばかり。
選んだ方、偉い! パチパチパチ。
今まで行った居酒屋さんの中で一番素晴らしいお店です。
あ、酒徒庵もありました。
どっちが上でしょう。
ちょっとお料理のタイプが違うので、どちらが上なのか比較するのは難しいです。
行けるものなら毎週通いたいお店です。
絶対にまた行きたいので、誰か連れて行ってください(他力本願)(^^)
9位
3回
2019/10訪問 2019/10/14
日が短くなってきて、京都、石塀小路はますます風情があります。
どのお店も、打ち水をして、準備完了。
美しい習慣です。
今回は、豆ちゃのおばんざいともち豚 全8品(税別4500円)のコース。
初のお座敷の個室です。
掘りごたつ状になっていないのが、ちょっと辛い。
生ビール、日本酒で楽しみました。
最初に、取り分けのおばんざいが三品。
トマトのおひたし、肉じゃが、あと、なんだっけ?
ちょっと遅れてポテトサラダ。
家庭的ながら、肉じゃががすこぶる美味しいです。
お造りは、ヨコワ(京都は関東とは呼び名が違いますねー。マグロの幼魚)サーモン、ホタテ、カンパチ。
ホタテが甘~い。
揚げ物は、名残の鱧と舞茸。
この季節ならでは。
大好きな生麩田楽♪
甘いお味噌でもっちり食感。
もち豚の味噌漬けは、お味噌の味がよく染みた、柔らかい仕上がりです。
美味しい~~~!
〆は新米にちりめん山椒かな?ぶぶ漬けかな?と思っていたら、滑らかな茶蕎麦でした。
そう来たか。
デザートはふるふる柔らかいわらび餅。
これも大満足。
香りの良いお抹茶も、まろやかです。
飲み放題にしなかったので、お酒も入れて、4人で25000円ちょっと。
お手頃価格で京都らしいお料理を堪能しました。
京都、八坂神社近くの静かな石塀小路。
いつ行っても、ほっとする雰囲気です。
今回は、シェリー酒バーのドアの外で、曲芸のように注ぐ練習を水で黙々とこなしている女性バーテンダーさんがいて、微笑ましいです。
さて、予約して伺った、豆ちゃ。
今回もカウンター席です。
前回と同じコースは、飲み放題を外したので3500円(税別)。
京都とは思えない安さ!
前回は割烹風のお料理がほとんどでしたが、今回のスタートはおばんざい3点です。
大鉢に作り置いてあるので、すぐに出てきます。
甘めの肉じゃがは、角が丸くなって、味が染みています。
しっかり濃いめの味付けで、ビールがすすみます。
ポテトサラダは家庭的なほっこりした味。
いんげんのゴマ和え、大好き~♡
お造りには酢蓮を添えてあるのが気に入りました。
脂ののったサーモンがとろんとして美味しいです。
生麩田楽はもっちりして、甘い味噌とぴったり。
酢もずくでひと休みしたら、揚げ物。
鱧とホタテの天ぷら、鶏の竜田揚げ。
天ぷらだけは下手になったなーという感想です。
鱧の天ぷらと聞いて、期待したのですが、衣をこね過ぎたのか、バリバリに硬いです。
揚げ時間も長いらしく、鱧の身も硬いです。
鶏の竜田揚げも少しパサついていますが、こちらは衣が薄いですから、ダメージは大きくありません。
コースのお品書きにはチャーハンと書いてありましたが、出てきたのはおかかと梅の乗った湯漬けでした。
せめて出汁茶漬けが良かったなぁ。
お米は美味しいです。
デザートのわらび餅は、黒蜜がこっくりして、秀逸。
前回ほどの感動が無かったので、次回はもう少し高いコースにしないとダメかしら?
良いお店だとは思うのですが、ちょっと思案中。
京都、八坂神社近くに石塀小路という細い路地の一角があるのをご存知ですか?
車ははいれないような狭さですが、大正時代の趣を残した町並みで、和服で記念写真を撮りたい雰囲気です。
あいにく「撮影禁止」。
確かに、絶対写真映えするので、撮影を許可したらたいへんなことになりそうです。
さて、この風情のある路地に面した、このお店、すごい掘り出し物でした。
飲み放題付き5000円のコースもありますが、日本酒の良いのをいただきたかったので、飲み放題を外したところ、なんとお料理たったの3500円!
生ビールをいただいて、スタートです。
おばんざい箱は、ちょこちょこ4品。
クルミやいろいろな野菜の入った白和えが抜群に美味しいです。
ふわふわたまごは、蓋を取ったとたん歓声があがる、ふわっふわ♪
ぐりとぐらのカステラみたいな見た目です。
スフレのような食感で、蟹がたっぷり入っています。
お刺身3種盛りの鯵がキトキト♡
包丁仕事も確かです。
季節の揚げ物2種は、名残のハモと舞茸。
軽い衣です。
箸休めは、キノコの酢の物。
これはかなり薄味ながら、角の無いさっぱり味。
塩鶏のゆず胡椒焼きは、皮はパリッと、中はジューシー。
上手な焼き方ですね~。
鶏肉も上質なものだと思います。
蟹の雑炊がじんわり心に沁みる優しいお味。
デザートの黒豆のアイスクリームも和風で良かったです。
日本酒は琵琶の長寿にしました。
甘めでふくよか。
とても美味しいです。
カウンター内二番大将ひとりだけです。
(奥の厨房に何人か居て、揚げ物、雑炊等作っている様子)
よく目配りのきく、物腰の柔らかい大将で、快適に過ごせました。
お酒をあまりいただかない夫と一緒だったこともあり、飲み物入れて、ふたりで一万円でおつりがきました。
季節を変えて、ぜひまた行きたいお店です。
10位
3回
2023/06訪問 2023/06/23
銀座7丁目で、一万円ぽっきりで厳選地酒と絶品お鮨の食べられるすごいお店です。
これ、すごくない?
中間業者を省いた自社買い付けだからこそできる、新鮮、安価な魚なのですって。
生ビールで乾杯して、
スタートは、海苔のスープ、太巻き。
しゃりには赤酢を使っています。
スープのお出汁がふんわり香って良い感じ。
前回まではおつまみと握りが概ね交互に出ていましたが、今回はおつまみ六種盛り。
松花堂弁当みたいにポンと出て来るけれど、それぞれ由緒正しきブランド野菜と魚です。
メモ取り損ね。
枝豆ひとつとっても甘くて味わい深いです。
これは、早く日本酒に突入しなくては。
もちろん焼酎、サワー類もありますが、私としてはここでは日本酒推し。
美味しいお酒が出て来る、出て来る!
よくある安居酒屋の飲み放題のまずいお酒じゃないのですよ。
こんなにすごいの出しちゃって良いの~?(写真も見てね、最後のお酒、驚きますよ。お鮨の写真は取り忘れ多数)。
カンパチもとても良いけれど、
ぽってり太ったホタテが豪快です。
これ、甘~い!
ヤリイカの美しい包丁仕事にスダチの香りをまとわせたのが、衝撃的な美味しさ。
あと10個食べたい♡
いやいや、それではこの中トロ大トロが食べられなくなるか?
ウニも穴子も最高だし。
さて、ラストのお酒は、キャー~♡華やかな香りと深い味わいでズキュン!
魚と日本酒の好きな方に絶対うけますが、予約が取れなくなると嫌だからあまり人に教えたくないお店です。
銀座でコスパ良すぎの予約の取れないお寿司屋さん。
新年会やるよー、の声にもちろんハイッ!
金曜日の7時が取れたとは、素晴らしい!
羽田市場という物流会社の直営店ですから、その日の朝採れた魚が豊洲を通さずお店に来ます。
ピカピカに新鮮な魚ですよ~♡
いただいた物、お酒とごちゃ混ぜながら、メモ。
最初にビール、そして……
くどき上手
春タケノコ海苔のスープ(今シーズン初のタケノコ 春の味です)
太巻き
ヒラキンメの煎り酒浸し(ヒラキンメ、初めて食べました。旨みの強い魚です)
雷神 八反錦 うすにごり
スルメイカの塩辛(お酒がすすむ~~)
玉子(甘くなくて、これもおつまみになります)
海鮮ゴマ醤油漬け(何の魚?と聞いたら、いろいろまぜこぜだそうです)
つぶ貝とフォアグラ (♡♡♡)
愛媛宇和島天然シマアジ (身が厚く、脂がのっている)
みむろ杉(すっきり綺麗で厚みがあるなお酒 大好き)
北海道産ヤナギダコ
車エビ(これも味が濃い~♡)
菜の花
九頭竜 純米と逸品のみ比べ
太刀魚握り
磯自慢 辛口あっさり
長崎の大型一キロ越えサバを握りで(美味しい~!)
くずきり
このうち、特筆すべきはつぶ貝とフォアグラソースで和えたもの。
日本酒に合う~♡
それから、柚子をほんのり香らせたシマアジが、倒れそうに美味しいです。
この日も親方の包丁仕事に匠の技を感じ、女将の細やかな心遣いに心なごみました。
GINZA SEVEN そう、この店名は有名商業施設のパクリです(笑)
一度聞いたら忘れませんね。
全国の漁場で朝に取れた魚を空輸で羽田空港に集め、築地市場を通さずにその日のうちに首都圏の飲食店などに届けるという、流通革命で知られた羽田市場が始めた割烹です。
既に直販店にできた立ち飲み屋は人気だと言います。
ぜひとも座りたいお年頃の私には、こちらの方がありがたい!
親方おまかせコース(飲み放題付き)税込み1万円をいただきました。
飲み放題というと、残念なお酒が出てくるところが多いですが、ここは全く違います。
驚愕のレアな美酒の取り揃えが嬉しいです。
ボトルには、詳しい説明書。
これ、ワインのエチケットのようにコレクションしたら楽しそう♪
まずは、カニのスープ。
さらりとしているのに、口の中でカニの旨味が爆発!
マグロ中落ち手巻きを「はいっ」と手渡され、ひらめ昆布〆と黒鯛は、煎り酒に浸されて、美味しーーーーい!
セイコカニは、香箱蟹とも呼ばれるズワイガニの雌です(名前を聞く度に松田聖子を思い出すジェネレーション)。
オレンジ色のウチコ、卵のソトコも混ぜ込まれていて、楽しいです。
初めて食べるタタコは宮崎の郷土料理ですって。
なめろうのように叩いて味付けし、中は生、外はカリッとキツネ色に焼きます。
香ばしさとねっとりした生の部分との取り合わせが面白いです。
カツオと青唐辛子醤はピリリと刺激的。
剣先イカは、薄く削いで糸造りにして卵黄、醤油、金ゴマをひとつまみ。
うーん♡幸せになるお酒の肴。
焼き真ふぐは紋別産。
トラフグより味が濃いのが特徴で、透明感はないので薄造りには向かないフグだそうです。
甘めのムツは煮魚で、あん肝は奈良漬けとともにモナカの皮でサンドされ、美味~~~♡
赤ナマコまでがおつまみで、その後は
甘酢と醤油酢のガリ二種とともに、怒涛の握り10巻。
マグロ、カワハギ、アナゴ……やはり鮮度が物を言う青魚に特に違いが出るかしら。
細やかな包丁仕事の親方です。
(実は、Facebookページで写真を見たら金髪に見えて、もしやヤンチャな人かと身構えましたが、単にシルバーグレーの髪がライトで金色に見えただけでした)
デザートにくずきりまでいただいて、う~満腹~、満足~♪
いただいた日本酒は、
2017醸人九兵次 EAU DE DESOR
一白水成 純米吟醸酒
日高見 芳醇辛口純米吟醸
伊与野 特別純米酒
雪の茅舎
なんという口福。
おちょこも素敵です。
この夜もつい飲み過ぎ~。
これだけ手間暇かけた素晴らしいお料理と銘酒の数々がこのお値段。
おすすめできます!
旅行が好きなので、旅先での美味しいお店も楽しみです。
皆さまの口コミを参考にさせていただいいるので、私のも誰かのお役に立てれば嬉しいです。