6回
2021/10 訪問
鎌倉でいただく絶品天ぷら
平日の鎌倉、小町通りは人でいっぱい。
中高生の遠足かな?社会科見学かな?行く先々のお寺にもたくさんいます。
なんて、見ていたら、息子の出身校の制服姿があちこちに。
懐かしい~!
小町通りのごちゃごちゃを抜け、若宮大路に出て、鶴岡八幡宮の手前左側。
建物2階にあるので、看板がちょっと見えにくいです。
土日祝日でなくとも予約をお勧めします。
この日も満席。
静かなお店のゆったりとしたカウンター席で、このライブ感も好き。
(テーブル席もひとつあります)
コースはいつものように、車エビの頭からスタート。
軽くてサクサク。
続く車エビ本体は旨味十分。
椎茸にエビしんじょを詰めたものも大好き。
今回初お目見えだったのは、銀杏。
これは季節感がありますね。
そして大葉で山芋のすりおろしを巻いたもの。
中がねっとりふんわり、外がサクサクの不思議な食感で、美味しい~~!
オリジナルかしら。
火のいれ加減が抜群なのは、いつも通り。
選べるかき揚げの食べ方は、今回は天丼。
たれの濃さも丁度良いですし、お米もつやつや。
いつ来ても間違いない満足感の天ぷら屋さんです。
2021/11/18 更新
2019/06 訪問
一番お気に入りの天ぷら屋さん
梅雨入りして、あーあ、いつアジサイを見に鎌倉に行こう?と考えていたら、朝から晴れました!
「行くぞ!」
と夫。
え?今から?
夫はアジサイでなく、大石の天ぷらが目当てです。
電話で予約を入れてから、アジサイで有名なお寺へ。
2日前の天気予報では雨だったせいか、さほど混んでいません。
ゆっくり鑑賞できました。
ですが、小町通りは遠足、修学旅行生で激混み!
梅雨時に設定するの~?
お店の中は静かです。
しっとりとした、大人の空間ですね。
マイルドな酸味のもずく酢をチュルンと吸い込んでいるうちに、天ぷらを揚げる準備が整ったようです。
エビの頭でスタート。
軽~い、サクサク。
これ、大好きです。
エビ本体より好きかも。
車エビ2本、味が濃く、いかにも甲殻類の香ばしい旨味です。
エビしんじょを詰めたしいたけは、じゅわっと汁がこぼれそう。
半分は塩で、もう半分はカレー塩でいただきました。
カレー塩、意外と合います。
調子に乗って、キスも塩、カレー塩、天つゆと味を変えて楽しみます。
ふっくらとした身で、美味しい~♡
アスパラガスの熱の通し方が、いつも絶妙で、これがあるからここのファンなのかも!
くたっとする前に、さっさと食べますよ~。
稚鮎は、いっちょ前にほんのり苦味があって、ちゃんと鮎らしいです。
ミョウガとシシトウはセットで登場。
ミョウガの天ぷらって、爽やかで良いですね~。
アナゴはふんわり。
これは天つゆが合いますね。
かき揚げを、白いご飯で食べるか、天丼にするか、お茶漬けにするか、いつも悩みます。
この日はお茶漬け!
ワサビをちょっと溶いて、と。
ううう、このお出汁も最高!
さらさらかきこんで、大満足です。
一番安い花コース(税別3800円)でも十分お腹いっぱい!
お店の窓の近くには、アジサイが生けられていました。
2019/06/12 更新
2018/05 訪問
衣の軽さと火入れの上手さが光る
鎌倉に行くのは、よっこらしょなのですが、美味しい物のためなら頑張れます。
前日に予約して行きました。
(以前はなかなか予約が取れなかったのですが、最近美味しいお店がこの近所に増えているらしい)。
さて、予約の電話で問われるのは、コースでカウンター席か、天丼でテーブル席か。
(テーブル席はひとつしか無い)
確かに比較的お安い天丼も気になりますが、ここの一番の特徴は、軽やかな衣と、熱の入り過ぎない具材。
となれば、天丼だと時間をかけて食べているうちに火が通り過ぎ、衣は湿気を帯びて本来の姿を失うと思うのですよね(天丼は最後のかき揚げでしか食べていないので、違うという方はコメントでお知らせ下さい(>_<))
なので、コースをお願いします!と、カウンター席予約!
一番軽い、花コース(税込み4104円)です。
最初にエビの頭が出てくるのは、いつも通り。
モシャモシャ脚が付いたままですが、この脚までほろほろと崩れる軽い仕上がり。
上手な揚げ方ですね~。
才巻きエビ本体二尾、稚鮎、アスパラ、えーと、キスに見えるのは何か違う魚でしたね~。
椎茸のエビすり身詰め、アナゴ、トウモロコシ。
最後のエビのかき揚げは天丼、出汁茶漬け、そのまま白いご飯と食べるかの三択です。
初夏の稚鮎とトウモロコシは、季節感があって嬉しいですね~。
天ぷらって本当に四季を感じます。
相変わらず、火入れ加減がお見事です。
シャキーンとしたアスパラ、ふんわりした穴子。
今回も堪能しました。
鎌倉の花の季節はあじさいが咲き始めました。
お出かけがてらの天ぷらも良いですよ~。
昼でもクレジット可。
才巻きエビの頭
才巻きエビ本体その1
才巻きエビ本体その2
稚鮎
アスパラガス
椎茸のエビすり身詰め
椎茸断面
穴子
トウモロコシ
かき揚げは天丼でいただきました
赤だしのお味噌汁
夫のかき揚げは天茶で
落ち着いた雰囲気のお店です
お店はビル二階の奥にあります
メニュー
名月院のあじさい
名月院の丸窓
2018/06/07 更新
2017/05 訪問
天女の羽衣をまとった天ぷら
大、大、大好きな天ぷら屋さん。
予約して行きました。
江ノ電は趣があるけれど時間がかかりますね。
この日は一番軽い「花」コース(税込み4000円)。
他に五千円代のコースと八千円のコース、二千円代の天丼があります。
コースの人はカウンター席です。
モズクの酢の物をチュルリンと吸い込み、ビール。
はじめにサイマキエビの頭から。
足が付いたままなのに、全然チクチクしないのです。
カリカリでもサクサクでもない、フワサク、うーん、違う、天女の羽衣ほどに軽い衣で、湿り気の無い感じ。
エビの本体の衣も極薄で、尻尾まで軽いのです。
椎茸にはエビしんじょがはりついていて、熱々ジュワッ。
稚鮎の苦味でビールの美味しさもアップ。
立派なアスパラの火の通し加減が、惚れ惚れします。
歯触り良く、それでいて硬くない。
ここで止められる人は少ないです。
写真なんて撮っている場合ではありませんよ。
早く食べないと食感が変わってしまいます。
熱の通し方の巧さが一番実感できるのはこれですね。
たらの芽も出てきて、ハッピーになってしまいます。
穴子はふんわり、ししとうにも極薄の衣。
この衣は素材の旨味を逃さないためにありますね〜。
かき揚げと一緒にいただくシメのごはんは、白いごはんか、天丼、天茶漬けの中から選びます。
今回は天茶で。
お出汁がふわりと良い香り。
かき揚げはふにゃふにゃにならずに持ち堪えています。
天丼よりこちらの方が好みです。
衣サクサクとかカリカリの天ぷらをお好きな方には向きませんが、薄い衣の、軽い食感のお好きな方には絶対におすすめです。
今回は特に出来が良かったので、評価アップしました。
2017/05/05 更新
2014/11 訪問
絶品天ぷらはコースでどうぞ
2014.11
前回あまりに美味しかったので、今回は5000円+税の「月」コースにしました。
天ぷらの数が少し増えます。
今シーズン初の鮟肝がまず最初に出てきました。
ねっとりとしていて、もみじおろしを乗せて食べるととても美味しいです。
これから出てくる天ぷらにワクワク。
前回同様、海老の頭からスタートです。
食べるスピードに合わせてひとつひとつ揚げてくれるのが何より嬉しい♡
野菜は放っておくとすぐに熱がはいりすぎますから、揚げるそばからたべるのが◎。
今回の一等賞は牡蠣の天ぷら!
海の香が口いっぱいにじゅわっと広がります。
個人的には今まで行った天ぷら屋さんの中で一番美味しいと思うお店なので、
評価上方修正します♪
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2014.5
GWの食べ歩き♪
予約していないので、入れるかどうか心配でしたが、
GWの谷間の平日、ちゃんと入れました。
コースは税込4104円から8640円までの3種類、それに2700円の天丼だけがお昼のメニューです。
でも、季節のものを追加で注文はできるようです。
どう見ても天丼よりコースの方が充実感がありそうなので、花コースをお願いしました。
最初に出てきたのは、車海老の頭です。
香ばしくて、軽やかに揚げてあります。
これだけでも実力がわかると言うもの。
塩を指定され、いただきます。
続いて車海老の身がふたつ。
こちらも上品な仕上がりです。
ここからは塩&レモンでも、天つゆ&だいこんおろしでも自由にどうぞ。
カレー塩なんていうものも用意されていましたよ。
つまようじは鎌倉彫の塗り物に入ってました。
しいたけは、エビしんじょうが裏に塗りつけられ、下半分だけに衣がついています。
ジューシー!
アスパラガスは春の香り。
キスもふんわり。
優しい味のする天ぷらです。
みょうがは爽やか、オクラはあちち!これも食感が良いです。
野菜は歯ごたえを残してあり、絶妙の熱の通り加減です。
穴子は柔らかな身にさっくり衣。
稚鮎の苦みがまた変化になって、嬉しいです。
山芋を紫蘇で巻いたものも、香気がほわっと立ち上ります。
最後のかきあげは、白ごはんでいただくか、天丼にするか、天茶漬けにするか選べます。
さっくりした感触を残したかったので、天丼でよろしく!
たれは甘すぎず、辛すぎず、これもまた幸せになります~。
欲を言えばこれがエビのかき揚げでなく、しらすだったら鎌倉でいただく天ぷらとして完璧でしたのに。
香の物までとっても良い漬け具合!
赤だしのしじみのお味噌汁もほっとする味です。
ご主人の揚げるタイミングが素晴らしいです。
客の食べるスピードに合わせて、リズム良く仕上げます。
クオリティの高い天ぷらをいただけて、大満足でした。
2014.11 鮟肝
2014.11 車エビ
2014.11 しいたけ
2014.11 アスパラ
2014.11 カキ
2014.11 銀杏
2014.11 イカ
2014.11 穴子
2014.11 山芋としそ
2014.11 天ぷら茶漬け
2014.11
2014.11 デザート
2014.5
2014.5 エビの頭
2014.5 車エビ
2014.5 しいたけ
2014.5 あゆ
2014.5 山芋の紫蘇巻き
2014.5 かきあげ丼
2014/11/29 更新
鎌倉で大のお気に入りの天ぷら屋さんです。
あら、いつの間にか天ぷら百名店。
段葛の桜もきれいです。
寡黙で凛とした雰囲気の大将ですが、客に声をかける時にはとても柔らかな印象です。
以前はお昼のコースが3つありましたが、今はお昼は6600円のコースと4000円の天丼だけになっていました。
他に5%のサービス料がかかります。
スタートはいつものように、車海老の頭。
信じられないぐらい軽い食感です。
これよ、これ、これ♡
車海老本体2つが続きます。
甲殻類ならではの香ばしさ。
もう稚鮎ですか。
今年初です。
わずかなほろ苦さがまた良いのです。
ジューシーなどんこ椎茸にはエピしんじょが潜んでいます。
美味し~~い!
どん!と大きな牡蛎♡
中まで熱々プリプリで、かぶりつくと汁がしたたります。
火入れの天才!
ふきのとうは春の味。
花が開いたようで、見た目も可愛い。
しそでくるんだ山芋は、もっちり食感。
ここでしか食べたことの無いひと品。
ほのかに鼻に抜けるシソの香りにうっとり。
さっくり、ほっくり、ボリュームたっぷりの穴子でとどめ!
かと思ったら、アスパラガスも。
このアスパラの、熱が通っているのにポリっとした歯ごたえのところで止める技量に、いつも惚れ惚れします。
エピのかき揚げと一緒に出される締めのご飯は、白飯、天丼、お茶漬けから選べます。
今回はお茶漬け。
と言ってもだし茶漬けです。
お腹いっぱいなのに、ペロッと入ってしまいます。
デザートのきなこプリンまで抜かり無し。
2023年3月下旬現在、ビルの外壁をメンテナンス中で、ネットに覆われており、お店の看板を見つけにくくなっています。
お時間の余裕をもって行って下さいね。