3回
2017/11 訪問
このお料理は居酒屋ではありません。
再訪は、テーブル席。
カウンター席の方がもちろん良いけれど、4人で行くならテーブル席じゃないとね!
最初のひと皿から、ノックアウト。
アボカドをお出汁に漬けてあるのが、最高~!
キヌカツギには上品にゆかりを散らしてあるし、銀杏は食べやすく割って二本の爪楊枝を刺してあります。
手間を惜しまぬこの姿勢が嬉しいです。
新鮮な牡蠣はもみじおろしとポン酢で食べるものと、スダチと海水ジュレで食べるもの。
海水ジュレ~?
何それ?
これが確かに美味しいのですよ。
お造り盛り合わせのイカが甘いこと!
ブリしゃぶは、トロントロンに脂ののった薄切りのブリを、沸騰しない程度に温めたお出汁の海にゆらゆらと軽く泳がせて、ネギと一緒にパクリ!
うーん♡とろけます!
残ったお出汁は雑炊に変身!
もうお腹いっぱいで食べられま…食べちゃいますけどね。
いろいろな意味で(?)太っ腹な大将、井上さんに感謝!
2017/11/19 更新
2017/07 訪問
居酒屋と呼ぶのはもったいないレベルのお料理
常連さんに連れて行っていただいて、カウンター、井上さんの真ん前の特等席~!
厨房でくるくる働く人たちの、元気で楽しそうな姿が気持ち良いです。
とりあえず生ビール!
突き出しからすごいですね。
チュルンとしたジュンサイは土佐酢ジュレで、このお店名物のもずく、甘~いとうもろこしゴールドラッシュは生で、らっきょうには削りカツオがたっぷり、甘いフルーツトマト。
特筆すべきは太いアスパガラスです。
穂先は絶妙の火入れ加減の天ぷら。
そしてその下の部分は皮をむいて生で、お店特製のピリ辛味噌や塩をつけて食べます。
アスパラを生で食べるのは初めて!
そして、食べる部分によって味が違う!
お味噌がまた単独でお酒の肴になりそうな、良いお味です!
特大岩牡蠣は中身だけでもはがき大。
これだけ大きいと、部位によって味が違うことがよくわかります。
貝柱はタイラガイのようにキュキュッとした食感で、丸くて厚い部分は限りなくミルキー♡
品数が多く(ボリュームも)全部書いているときりがないので、以下写真参照ですが、お造りのカツオ用のお醤油ニンニクが高知っぽくて好きです。
ゴロンとした生姜の肉巻きはインパクト大!
もう、このころにはお腹いっぱいなのですが、たっぷりのゴーヤチャンプルー、サイズ極小でお願いした冷たいぶっかけうどん、追熟したあま~~~い坊ちゃんカボチャをデザートにいただいてお腹ははちきれんばかりでした。
合わせるお酒は、後になるほど磨いたもの。
う~、酔っぱらって味がわからなくなっては勿体ないです。
もーお酒もストップと言ったら「じゃあおちょこで一杯だけお出ししましょう」
思わずこっくり頷いてしまったら、おちょことは思えないサイズでした(笑)
飲兵衛にはたまらないお店です。
お野菜八寸
このアスパラガスがすごい
ジャンボサイズなのに味の濃い牡蠣
カツオ、アジ、アイナメ
カツオ用の青唐辛子とニンニクの醤油漬け
とろろと納豆きつね揚げ出し
焼きナスの生ハム巻きとろろソース
ゴーヤチャンプルーいっぱし風
生姜の肉巻き、万願寺の肉巻き
冷たいぶっかけうどん
追熟成した坊ちゃんかぼちゃ
2017/08/01 更新
予約でいっぱいの人気店になってしまい、ふらっと来たお客さんが入れないのは申し訳ないと、3割程度の席は当日予約なしにやってきた人用に残してあるそうです。
早い時間なら、当日でも入れるかも!
8時過ぎになると、最初のお客さんが帰り始めて空席が出るので、この2巡目狙いもありです。
この日はカウンター席、井上さんの前のポールポジションゲットでおまかせコースをいただきました。
いつもながら、大きな声と大きな体で、元気の良い方です(笑)。
牡蠣はちょうど端境期ということで、スタートは小柱です。
レンゲに山盛りにしたのを「ひとくちで召し上がってください」って、無理、無理、盛り過ぎですよ、井上さん。
ムキュツとした食感が良く、昆布のような旨味が追いかけてきます。
ビールで乾杯したこともあって、稚鮎をフライにしてくれました。
小さな鮎ですので、まだ香りが薄く、この料理方が合うのだそうです。
よく勉強していますね~。
うーん♡ビールに揚げ物は最高!
アボカドのおひたしも好みです。
すみません、日本酒ください!
え? いきなり黒龍吟十八号、良いのですか?
くいっ。
喉に沁みる美酒♡
続くのはお出汁をはった温かいお豆腐です。
あおさがどっさり乗って、嫌みの無い磯の香りが涼やかです。
豆腐好きにはたまりません。
えへへ、純米酒の七本槍ですって。
これも、唸りたいほどの美味しさ。
ガルルル(←嬉しくて唸る声)
お造りの金目鯛が、脂がノリノリでとろりん。
踊り出したい美味しさです。
イカは1mmの包丁目の入った松笠造り。
体格に似合わず(失礼!)細やかな包丁さばきです。
焼き物は紀土の酒粕で漬けたホンマス。
タケノコはカツオ粉まぶし。
かき揚げはシラスとみつば。
黒ムツと芹の鍋に合わせる唐辛子だれも持ち帰りたい素晴らしさです。
〆はこの鍋を雑炊にして。
飲んだ後に甘い物は要らない私も、大人のキャラメルアイスは苦味が効いたさっぱり味で、美味しくいただきました。
こちらは2店舗目ですが、近々こちらは若手(と言っても井上さんと11年仕事をしている)に任せて3店舗目を出し、井上さんはそちらに移られるのですって。
新店も楽しみです。