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塩マニアのレストランガイド
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塩マニア (女性・東京都) 認証済
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1回
夜の点数:4.0
2012/03 訪問
念願の訪問
家族の誕生日祝いに訪れた。オーナーシェフ斎須氏の「十皿の料理」「調理場という戦場」を読み、以前より訪れたいと思っていたお店。「十皿の料理」にあった料理を何品が頂きたかったので18,000円のコースの一部にそれらにアレンジしてもらった。シャンパンで乾杯。お酒に強くないのでその後は赤ワインをグラスで頂く。メニューのすべては覚えていないので印象に残ったものだけ。•赤ピーマンのムース 口に入れた途端シュワふわっと溶けてしまう。残るパフリカの香りとトマト?の酸味、生クリームの甘み。優しい、楽しい一品。もうひとつくらい欲しかったくらい好きな味だった。•トリュフのかき玉 ガツンとトリュフの香り。そしてパリパリとした食感。その後卵の円やかさがもったりと口の中に広がる。想像していたのはもっと優しくそして旨みの濃い感じだったが、意外と重い!そしてトリュフと卵だけの素材で勝負しているので旨みの要素が加えられていない。わたしの舌がまだこの素材の直球勝負に向き合えるまでに達していないのだろう、持て余してしまう。一皿食べ切るのはちょっと大変だった。•オコゼのロースト 磯の香り高く、身はふんわら、また皮はパリパリしてホッとしながらも美味しくて思わず深呼吸。素材のいいところが1番いい状態に引きだされていて、オーソドックスながら改めて魚の可能性に驚く一品だった。•子羊のロースト 子羊の鮮やかな赤い肉に添えられたジャガイモのグラタン。ジャガイモのグラタンが優しく主張の強い子羊を包むクッションのような役割をしていて名コンビ。ただ、ここでもわたしの舌がついていかずちょっと持て余し気味。最後はモンブランを頂きたかったがお腹に入らないので断念してブルーチーズに。全体的に、素材の良さを最大限に引き出した、素材に愛情を感じる料理だった。盛り付けも余計なことはせず質実剛健というイメージ。これがグラン•メゾンの中でも老舗の風格というものだろうか。奇を衒った新進気鋭のフレンチが他に沢山出てきている中で、振り回されずにこうした姿勢を貫く哲学と覚悟に感服する。まだまだ舌が肥えていないわたしにとって、これからフレンチを知る基準になるレストランだと思う。自分の舌が成長したらまた挑んてみたい。などと偉そうに書いたが、紫蘇のスープ、季節野菜のエチュベなど、季節的に頂けなかった料理もあるので、あの素材の個性との真剣勝負にウズウズしている自分もいる。ごちそう様でした。
2012/12/02 更新
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家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
家族の誕生日祝いに訪れた。
オーナーシェフ斎須氏の「十皿の料理」「調理場という戦場」を読み、以前より訪れたいと思っていたお店。
「十皿の料理」にあった料理を何品が頂きたかったので18,000円のコースの一部にそれらにアレンジしてもらった。
シャンパンで乾杯。
お酒に強くないのでその後は赤ワインをグラスで頂く。
メニューのすべては覚えていないので印象に残ったものだけ。
•赤ピーマンのムース
口に入れた途端シュワふわっと溶けてしまう。残るパフリカの香りとトマト?の酸味、生クリームの甘み。優しい、楽しい一品。もうひとつくらい欲しかったくらい好きな味だった。
•トリュフのかき玉
ガツンとトリュフの香り。そしてパリパリとした食感。その後卵の円やかさがもったりと口の中に広がる。想像していたのはもっと優しくそして旨みの濃い感じだったが、意外と重い!そしてトリュフと卵だけの素材で勝負しているので旨みの要素が加えられていない。わたしの舌がまだこの素材の直球勝負に向き合えるまでに達していないのだろう、持て余してしまう。一皿食べ切るのはちょっと大変だった。
•オコゼのロースト
磯の香り高く、身はふんわら、また皮はパリパリしてホッとしながらも美味しくて思わず深呼吸。素材のいいところが1番いい状態に引きだされていて、オーソドックスながら改めて魚の可能性に驚く一品だった。
•子羊のロースト
子羊の鮮やかな赤い肉に添えられたジャガイモのグラタン。ジャガイモのグラタンが優しく主張の強い子羊を包むクッションのような役割をしていて名コンビ。ただ、ここでもわたしの舌がついていかずちょっと持て余し気味。
最後はモンブランを頂きたかったがお腹に入らないので断念してブルーチーズに。
全体的に、素材の良さを最大限に引き出した、素材に愛情を感じる料理だった。
盛り付けも余計なことはせず質実剛健というイメージ。
これがグラン•メゾンの中でも老舗の風格というものだろうか。
奇を衒った新進気鋭のフレンチが他に沢山出てきている中で、振り回されずにこうした姿勢を貫く哲学と覚悟に感服する。
まだまだ舌が肥えていないわたしにとって、これからフレンチを知る基準になるレストランだと思う。
自分の舌が成長したらまた挑んてみたい。
などと偉そうに書いたが、紫蘇のスープ、季節野菜のエチュベなど、季節的に頂けなかった料理もあるので、あの素材の個性との真剣勝負にウズウズしている自分もいる。
ごちそう様でした。