3回
2025/09 訪問
大阪の名店!日本伝統の醤油を使用した生一本醤油そば
生一本醤油そば ¥1100
★★★★★★★★☆☆
麺や而今、実に12年ぶりの訪問。確か当時は食べログの大阪府No.1とかトップ3だったとかで気になって訪問したと記憶。駅から店まで少し歩くのだが、道中街の風景も変わったのか変わってないのかは最早判然としない。開店時間に行って待ち客ゼロで、すんなりと入店。頼む一品はかなり迷ったが、左上の法則とXの投稿順的にトップバッターの件の品を。
生一本醤油というのは醤油発祥の地、和歌山の湯浅醤油の品。タレとしてではなく、直にスープに合わせているとのこと。ネーミング的にあっさりと醤油がキリリと立ったスープを連想したが、良い意味で裏切られた。かなりまったりとした飲み口で、鶏の旨みと共に、醤油の甘さと節系や乾物系の味わいがじんわりと感じられる、個性的な味わいだ。麺は中細ストレートで、ポキッと芯のある歯応え。トッピングには豚鶏の2種類のチャーシュー、鶏軟骨、青ネギというラインナップ。このコリコリの鶏軟骨、12年前に感動したなあ。。
この後、連食へ。
2025/10/14 更新
2013/02 訪問
鶏の完成形に出会った
日曜、開店間際の17時50分に到着。既に待ち客多数。ギリギリのところで一巡目を逃し、着席できたのは18時半。どうやら、mixi会員500名突破記念、限定のつけ麺を用意するのに時間がかかっている模様で、回転率が非常に低い。
店内には、当店主と麺屋一燈の店主との写真が飾られており、ラーメン界の有名店同士の交流が伺える。コラボメニューを出したりもしているようだ。
並んでいる間に注文を済ませていたため、着席して5分少々で鶏とろみそば(680円)が登場。
麺は縮れ中太麺。スープはメニュー名の通りとろみが強く、器を横にしてもすぐに流れてこない。すすると、豊潤な鶏の風味が口の中に広がる。やや遅れて、コクのある醤油が味覚に触れてくる。これは…美味い!縮れ麺はやや加水率高めか。スープのとろみが麺にまとわりつくためよく分からない。弾力があり相性は抜群。
トッピングは鶏チャーシュー、鴨の燻製、つくねに、水菜とネギ。チャーシューは胡椒での味付け。鴨は旨味がぎゅっと詰まっている。団子もなんこつが入っていて、食感もいいし味わい深い。どれも酒のつまみになりそうなぐらい個性があるが、決してラーメンの邪魔はしない。
塩白鶏湯そばも一口頂いたが、これも鶏とろみそばと同じようなとろみがあり濃厚。同じ方向性を目指している一品だということが分かる。鶏とろみそばの方が個人的には好み。
10分ほどで完食。もちろんスープは飲み干した。会計の時に店主が厨房から顔を出し挨拶をしてくれる。他の店員さんの接客もなかなか丁寧だ。
今は休んでいるそうだが、元は鶏料理屋からスタートした当店。鶏を熟知しているのだろう。鶏系は日暮里のぶらりがマイベストだったが、当店が記録を更新した。
大阪駅から30分少しかかり、アクセスが良くないのが唯一の難点である。
2015/07/20 更新
鶏塩白湯ラーメン ¥1300
★★★★★★★★★☆
大阪の名店にて、生一本醤油そばに続いて連食。実は本命は限定の鶏塩白湯。12年前に訪れた時、杯数限定、白湯系の鶏とろみそば、塩鶏白湯そばを頂いて、いたく感動した。今はメニューも変わり、当時の一品に一番近そうなこちらを頂く。
仄かに泡だった、まさに白い白湯スープ。当時の白湯そばとは全く異なるルックスで、轍とか今流行りの泡系鶏白湯オマージュの一杯の様子。スープは非常にリッチかつ上品で、鶏の旨みが凝縮されている。中細ストレート麺ともしっかり絡んで美味い。豚バラチャーシューと海苔とネギというシンプルなトッピングだが、十分に成り立っているし連食勢の自分には優しい笑。
当時食べた品とは全く違うものではあったが、元鶏料理屋らしい、鶏が全面に出た一杯が頂けた。自分が初めて感動した、原点にして最高峰の鶏白湯。往年のメニューもレギュラーに戻らないかな。