TO.さんが投稿したカシミール(大阪/北浜)の口コミ詳細

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カシミール北浜、なにわ橋、天満橋/カレー

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2012/10 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

長時間でも並んで待つ理由がわかりました!赤字覚悟の50辛!!

【2012.10.5訪問】
年に一度の会社の平日公休日ということで、平日昼しか営業しない当店にハルバル福井からやって参りました。開店時に一巡目で食べられるのは3名だけということで、開店1時間前の11時に一番乗りで店頭に立ちました。すると1分もしないうちにドアが開き、店主と思しき方が「仕込みが間に合わないんですよね」と言って、「今日は2時頃開店します。すみません」の紙が張り出されました。ということで、2店目に考えていたバンブルビーに先にお邪魔して、1時半少し前に戻ってきました。何とか3番目でホッとしたところ、1時半で7人、2時で10人、でもまだ開店しません。結局順番待ちの列15名弱の2時半にドアが開いて開店と相成りました(私の一つ前の順番の方は仕事休憩のタイムリミットか、時計を見ながら開店10分前に帰られました)。

細い通路を入っていくと中は広けており、奥から4人、5人、計9人のL字型のユッタリしたカウンター席、その中がオープンキッチンになります。まずは店主から注文を順番に訊かれます。一番目の方が「○○カレー△セット5辛」続いて私が「マトンカレー、玄米のライス半分、50辛」。一瞬何か訊こうという間があった後「わかりました。お待ち下さい」ということで、2名分で調理開始。

コンロにフライパンを2つ並べて火をつける。5つほど並べたズンドウ鍋から、ホールスパイスを油で炒めた辛味油、玉ねぎを炒めたもの、煮たマトンやチキンを煮汁と共に、浅めのオタマですくってフライパンへ。野菜やキノコを、△セットには多めに、セット無しにも僅かに、投入。この時、辛味油だけ、私の方に随分多く投入。

次に棚に並べられた十個ほどのガラス製パウダースパイス容器から、1個ずつスパイスを小計量スプーンで計ってフライパンへ投入。この時に驚いたのが、胡椒ミルでサーブする黒胡椒とカイエンペッパーの辛味スパイスは勿論のこと十種ほどのスパイス全部、私の50辛は一番目の方の5辛のキッチリ十倍の量が投入されて行ったことです。

インド料理店で辛くと頼むと並の店は、レッドチリパウダーか乾燥赤唐辛子をギーで炒めて作る辛味油を加える。気の利いた店で、生グリーンチリと共に対応する量の塩を加える、というのが普通です。一辛あたり10円で私の50辛は+五百円なので、採算大丈夫?と思うほど凄いことです。

スパイス投入が終わると火を一旦強めて掻き混ぜ、豆腐の小片を2、3個投入して火を弱めて、盛り付けに入ります。丁度10分で出来上がり。

大きな皿にライスは真ん中に装いその上から皿一杯の大量のカレーがかけられて出てきました。想像通り辛さもスパイス感も尋常ではありません。でも辛さの中にマトンの甘みも各スパイスの香も感じられ、激辛&活きたスパイス&マトン大好き人間としては、美味しくて美味しくて、3分の2位までは順調に食べ進みましたが、水を飲んでチョッと休憩。口の中の辛さを治めた後、美味しく完食させて頂きました。マトンは煮込んでありますが、煮崩れる十分手前で、柔らかくジューシーで、煮汁と一緒に入れてあるので肉汁もスープにタップリ。肉片3個と少な目ですが、標準が八百円と超安いので、贅沢は言っておられません。

一番目の方から、会計を言い出すタイミングがある、と教えてもらう。良く見ていると、注文を取って調理を開始すると、全く手を休める暇が無いです。普通は3人分ずつ作るのが、私が50辛を頼んだおかげで、2人分で作られた理由が分りました。スパイスを計量して投入するスピードが間に合わない為です。私は15分で食べ終わったのですが、5分待って、3グループ目の料理が出された直後に申し出て、会計してもらいました。

「千三百円です」「こんなにスパイスを投入してその値段じゃ申し訳ないです」「良いんですよ。その位の辛さになると儲けは出ませんが」「いやー、福井から、ワザワザ来た甲斐がありました」「そうなんですか。ありがとうございます」「本当に美味しかったので、チャンスがあればまた来ます」「遠くからありがとうございました」 ミュージシャン上がりということで多少チャラチャラしたところも有るかなと失礼な想像をして伺ったのですが、実は真摯で頭の低い大変な好青年でした。

最後に辛さについて説明しておきます。当店の50辛は、ココ壱の最高の20辛を遥かに超えます。匹敵するのが、カーナピーナのベリーホットと、ラマナイヤシェフが凄く辛いと言って生グリーンチリの先端半分が赤色に変色した物を使って作ってくれたマトンカレーの2回だけです。そのあたり参考にされて、無茶な注文で、食べ残してしまうことの無きよう注意願います。
せっかく丹精込めて作られた店主を悲しませてしまいます。

2012/10/16 更新

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