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ＴＯ． (男性・茨城県) 認証済
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1回
夜の点数：4.4
2015/01 訪問
敦賀一のせいこ蟹は、本物でしたね
金曜日の夜にマイレヴュアー様が私の街に来られるということで、十年ぶりくらいに当店を訪問することに。街まで20キロは離れている会社に近い単身赴任寮に住んでいるため、忘年会や送別会などの大人数での宴会は1、2か月に一回はあるものの、1人～数名で訪れるこんな店はチャンスが無いのですね。当店を選んだのは、刺身が美味しかった昔の記憶があるからです。携帯で「今日19時から2名、行けますか？」「どうぞどうぞ」「そちらの次におでん屋に梯子するので刺身だけで良いんですよね。活きの良いのは何がありますか？」「平目、槍烏賊、勘八、〆鯖。それから今シーズンは今日が最終日になりますが、せいこ蟹があります」「ラッキーですね。せいこ蟹と、他は見繕って頂き、ビール2本飲んで、2人で合計一万円でできますか？。ちなみに〆鯖は要りません」「大丈夫ですよ。お待ちしてます」。19時過ぎに到着すると十年前の店舗より広くなった印象。尋ねると「4年ほど前に改築しました。前は数十メーター離れて今は焼肉屋になっている店舗でした」。多分、十年前からは代替わりして、大将と奥様とお母上での家族営業ですね。先ずは再会を祝してビールで乾杯。目の前では、和風の陶製皿に刺身が切られて盛られていきます。1人に一皿、平目、槍烏賊、勘八、バイ貝、鮪赤身、イクラが、美しく装おられています。槍烏賊は鮮度が良く歯応えが良いですね。甘いです。勘八はトロの部分ですが、抜群の歯応えです。平目は、ヌルッといった食感で、パサつき感が無く本当に美味しいです。江戸前の高級鮨は仕込で旨くしますが、当店は素材で勝負といった感じで、久しぶりに美味しい刺身を頂けました。終わった頃を見計らって、1人に一皿、せいこ蟹が登場です。皿に手前から足、外子、胴、甲羅、爪と綺麗に並べられ、食欲を誘われます。足には包丁が入れられ簡単に身が全部頂けます。外子と内子の競演も贅沢ですねー。甲羅の中の薄皮も至高の旨さです。街のスーパーや魚屋で売っている物とは、全くの別物。尋ねると、生きた状態で茹でて調理するのがコツとのこと。せいこ蟹なら敦賀で一番との噂は、本物でした。今シーズンは終了しましたが、遠くに住んでいても食べに来る価値は大ありです。 冒頭に書いた事情も有り、「また直ぐに来ますよ」とは言えませんでしたが、事情を話して、「本当に美味しい魚が食べたくなったらまた来ますよ」と、言い残して、次のおでん屋に向かいました。
2015/01/14 更新
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金曜日の夜にマイレヴュアー様が私の街に来られるということで、十年ぶりくらいに当店を訪問することに。
街まで20キロは離れている会社に近い単身赴任寮に住んでいるため、忘年会や送別会などの大人数での宴会は1、2か月に一回はあるものの、1人～数名で訪れるこんな店はチャンスが無いのですね。当店を選んだのは、刺身が美味しかった昔の記憶があるからです。
携帯で「今日19時から2名、行けますか？」「どうぞどうぞ」「そちらの次におでん屋に梯子するので刺身だけで良いんですよね。活きの良いのは何がありますか？」「平目、槍烏賊、勘八、〆鯖。それから今シーズンは今日が最終日になりますが、せいこ蟹があります」「ラッキーですね。せいこ蟹と、他は見繕って頂き、ビール2本飲んで、2人で合計一万円でできますか？。ちなみに〆鯖は要りません」「大丈夫ですよ。お待ちしてます」。
19時過ぎに到着すると十年前の店舗より広くなった印象。尋ねると「4年ほど前に改築しました。前は数十メーター離れて今は焼肉屋になっている店舗でした」。多分、十年前からは代替わりして、大将と奥様とお母上での家族営業ですね。
先ずは再会を祝してビールで乾杯。目の前では、和風の陶製皿に刺身が切られて盛られていきます。1人に一皿、平目、槍烏賊、勘八、バイ貝、鮪赤身、イクラが、美しく装おられています。
槍烏賊は鮮度が良く歯応えが良いですね。甘いです。
勘八はトロの部分ですが、抜群の歯応えです。
平目は、ヌルッといった食感で、パサつき感が無く本当に美味しいです。
江戸前の高級鮨は仕込で旨くしますが、当店は素材で勝負といった感じで、久しぶりに美味しい刺身を頂けました。
終わった頃を見計らって、1人に一皿、せいこ蟹が登場です。皿に手前から足、外子、胴、甲羅、爪と綺麗に並べられ、食欲を誘われます。
足には包丁が入れられ簡単に身が全部頂けます。外子と内子の競演も贅沢ですねー。甲羅の中の薄皮も至高の旨さです。
街のスーパーや魚屋で売っている物とは、全くの別物。尋ねると、生きた状態で茹でて調理するのがコツとのこと。せいこ蟹なら敦賀で一番との噂は、本物でした。今シーズンは終了しましたが、遠くに住んでいても食べに来る価値は大ありです。
冒頭に書いた事情も有り、「また直ぐに来ますよ」とは言えませんでしたが、事情を話して、「本当に美味しい魚が食べたくなったらまた来ますよ」と、言い残して、次のおでん屋に向かいました。