TO.さんが投稿したTOKYO BHAVAN(東京/飯田橋)の口コミ詳細

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TOKYO BHAVAN九段下、飯田橋、水道橋/インド料理、インドカレー

1

  • 昼の点数:4.8

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2024/04 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

1周年記念のお祝いに訪問、期待通り!

当店を語るには、オーナーの柳谷ダバインディア(以下ダバ)2代目フロアーマスターと私の逸話が不可欠。2005当時、パテックを銀座一丁目の一新時計本社でメンテのために通う道すがら、店構えが変わった店だなと認知。2006トリノ金でフィギュア観戦を始めた頃、フィギュア関係者のブログで、当店がダバという名で今までに無いほど凄く旨いと知り、後日入店。初訪で北村・初代フロアマスター(現カマルプールオーナー)が接客「辛いマトンのカレーが食べたい」「マトンカラヒ(後に名称を南インドの辛いマトンカレーに変更)が良いと思います」。食後「こんなに美味しいカレーが有るとは!目覚めました」「シェフに紹介しますね」ラマナイヤ(現アーンドラ・チェーン総料理長)と初対面。その後数年間、北村氏とは、ダバは繁盛する故に生マトンや高級スパイス使用可能の相乗効果、焼物はレアーで出してとお願いし絶品・北村氏も納得、等の経緯を経て、2010秋に柳谷氏から「北村さん、店を出すので退職、時々アルバイトで来ます」。その後任のフロアマスターとしての逸話は、下記レヴューで。
https://tabelog.com/rvwr/000566135/diarydtl/104302/

一昨年に在宅勤務のため栄養失調・救急搬送・入院を経て、昨年初めから職場復帰も再発防止のため毎晩寮の食事をして外食禁止していたので、柳谷氏のダバ退任・出店にも挨拶できず。1月定年退職後、初の上京でやっと伺えました。2か月に一度の定期診断後に並びの田町駅ビルにある花屋で、開店一周年を祝うアレンジメントを相談しながら調達。

昼食時の混雑を避けて13時半過ぎに訪問。2人席が2つ空いているだけの盛況。ハキハキした女性スタッフに席に通され水が運ばれメニューの説明が始められようと。見回すと柳谷氏は厨房で盛り付け中。目が合って直ぐに席に来られ、お祝いとともにアレンジメントをお渡し。想像以上に喜ばれ、1席空いたばかりのカウンター席に飾られ、帰るまでに5回は花のお礼を言われて、恐縮至極。

ランチメニューからCランチミールス1300を選択。はるばる水戸から折角なのでテイクアウト用にビリヤニをライタなしで注文「今日は沢山出たので食材を確認して出来れば用意します」。以下に食感を述べますが、少し前に水戸市の自宅から徒歩圏内に素晴らしいネパール店を開拓したとはいえ、多分2年振り位のダバレヴェルの生きたスパイスに圧倒され、昔ほどにはスパイス等の細かい評価は出来ませんので悪しからず。

ランチミールスは、カトリ左から(辛口)マトンビンダルー、(中辛)マサラワダ、(甘口)小海老モールコロンブ、サンバル、ラッサム、これにバスマティ、パトゥ-ラとパッパラム(パパド)のラインナップ。写真をしみじみ眺めると、ダバの時よりばえる。パトゥ-ラに隠れた芥子色のチャツネは、カレーを混ぜた時の味変用との説明だが、パッパラムに付けても美味しい。
マトンビンダルー:予め用意したマトンの別のカレーが売切れ、途中からこちらを作って対応とのこと。マトンが最初に売り切れるとは隔世の感、20年前はマトンだけは嫌が大勢だった。酸味も程よく、辛さとスパイスの刺激と旨いマトンで目が覚めました。
マサラワダ:辛さを逃げようとこちらに移るも、十分スパイシー。ワダをカレーにというのは、初めてかも。じっくり味わい深く、アリですね。
小海老モールコロンブ:こちらは辛さの骨休めになりますが、単純なクリームでスープじゃなく、生カレーリーフをタップリ使ってスパイシーな南インド。幾らでも食べたい美味しさ。
サンバル:ダバよりはパンチが効いている感じ。
ラッサム:ここ十年位はダバとアーンドラでしか頂いたことが無かったので、何時もラマナイヤのレシピ。当店シェフのマドラス風は新鮮に感じた。
パトゥ-ラ:(別記事で平氏が店長のゴンドがタンドール窯を、こちらがタワ調理機材を、ダバから引き継いだとの情報は得ておりましたが)夜にタワで焼くチャパティは出しますが、タンドール窯が無いのでナンはなし。でも、ナンの素材を揚げるパトゥ-ラは大事、とのことです。

食べ終えるころには、テイクアウト用のビリヤニ1600も用意されており。帰宅後に14㎝x14㎝x5㎝のプラ容器に入ったビリヤニを開封すると、夜メニューに何種かある内の、やはりマトンビリヤニでした。上の蓋部分相当を移して味見しましたが、ダバで随分前に頂いた簡易調理法のビリヤニより油分が除かれて本物の製法に近づいています。

少なくても15年以上の付合いがあるので親友と言っていい柳谷氏に、上京して開店のお祝いができたのが、最高の成果です。加えて下記2点を評価しておきます。

まず、メニューについて。ダバからタミル州出身のコック2名を連れてきたのが、柳谷氏の希望か否かは分かりませんが。ダバのメニューは、ハイデラバードのあるアーンドラ州のラマナイヤシェフが創作したものを北村氏と柳谷氏が20年味見して引き継いだ。ハイデラバードは、1500頃に北インドのムガル帝国が侵略した最南端の都で、タンドール料理と元々の南インド料理が両方味わえる地方なんですね。まあタンドールは北村氏のカマルプールに任せて、タミル出身シェフの南インドに特化したのは、ダバと比べて約半分の店の規模からしても妥当と思います。パトゥ-ラだけは、ダバへの郷愁か、戦略か、機会が有れば聞いてみます。

最後に、日本人接客スタッフ。柳谷氏は少なくても最近10年は宮崎氏率いるチョティワラグループのスタッフ採用を任されるNo2。食べログ評価でも当店の接客スタッフの評判が良く、今回の訪問でも楽しみにしていました。採用か教育か、テキパキとハキハキと、心遣いも行き届いた、スタッフの方々のご様子が実際に確認できたのも、収穫です。

益々の発展を祈念、申し上げます。

  • アレンジメント

  • Cランチミールス

  • カレーアップ

  • マトンビリヤニ・テイクアウト

  • マトンビリヤニの一部

2024/04/06 更新

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