2回
2025/02 訪問
ローズポークのロースかつが最高!を実感
岡山在住の息子が久々に水戸の自宅に来たので、久しぶりに訪問。ランチの表看板のとんかつロース定食1500とグランドメニューのとんかつロース定食1750の差を尋ねると全く同じでランチタイムのサービスとのことで息子はこれに、日替わりランチ1500を尋ねるとハンバーグということで私はこれに。テイクアウトでコロッケ600とメンチカツ700も注文、夫々テイクアウト容器100が課金。
ハンバーグは大振りのウェルダンで、間違いなくローズポークと常陸牛の合挽です。懐かしい旨味が蘇るハンバーグです。大量のキャベツはボトル3本の自家製ソース、フレンチドレッシングと青紫蘇ドレッシングで頂きます。今回はフレンチと青紫蘇の半々ぐらいで頂きました。
息子のとんかつロースは前回同様で。キャベツが極細切りになっていて食べ易いとの評。私は使わないのですが、レモンが良い感じの酸味だそうです。とんかつロースも衣の良さに気づいてくれ、マンジェとならぶ最上級との私の言にも異論はありませんでした。
息子がメニューを見てアイスカツ450に気づき、注文。アイスクリームはバニラで溶けかけた状態で提供。まあもう少し硬めに凍らせればというのは、ないものねだりですね。
テイクアウト品も大事な商品の一部と考えた佇まいも好感が持てます。何れもキャベツがしっかり入ってレモンも添えられて。夕食として、レンジじゃなくフライパン無油で温めて、コロッケとメンチカツ共に美味しく頂きました。
やっと地域の食べログ一番店となりましたので、初志の日本一の店を目指して、励んで頂きたいと思います。
2024.8.10訪問―――――――――――――――――――
レヴューしていないメニューを頂いた訪問分を末尾に添えて。「 」内はメニューに記載の説明
岡山の実家で親の介護をしている相方が水戸に戻った折に訪問。相方とは一緒に食べに行くことは多いのですが、牛のレアー、寿司のトロと青魚、トマト味のカレーは不可。私の不可の物で好物なのが納豆。また、とんかつでいうと胡麻油の風味が強いのは苦手で、20年以上前に息子と3人で「とんQ 水戸千波店」を訪れた際には、胡麻油風味が強いカツとは別のメニューを選択していました。当店のシェフは、植物油で胡麻油の分量が多過ぎ香りが強すぎると重くなることを熟知されベストの配分を極めておられるので、大丈夫なことは初回の実食で確認済。ということで相方も納得の上で当店を訪問し、選んだのは、おろし納豆とんかつロース定食2000「水戸の名産!納豆と大根おろしの一味変わったとんかつです。納豆とんかつとは違った風味を!」。大満足の様子で食べ進め、納豆とカツの相性も衣の風味も最高だったとのこと。
私は、とんかつロースは初回訪問のカツカレーで食しましたので、八戒とんかつロース定食1900「当店自慢のオリジナルとんかつ!な、なんと不思議な?ガーリックバター風味のとんかつです。」を選択。カツが最高なのは初回のとんかつロースと同様ですが、ガーリックバター風味は癖になる美味。もちろん、私的には何も付けずに!が最高。そうですね、私が二人で訪問して納豆や味噌じゃなく普通のロースカツを選ぶとしたら、とんかつロースと八戒とんかつロースを1個づつ頼んで、シェアして2種類の味を試すのが、超お薦めです。
ランチメニュー
日替わりランチ・ハンバーグ1500
ハンバーグ
ランチ・とんかつロース定食1500
とんかつロース
テイクアウト、容器代100
テイクアウト・メンチカツ700
テイクアウト・コロッケ600
アイスカツ450
おろし納豆とんかつロース定食2000
八戒とんかつロース定食1900
八戒とんかつロース
2025/02/21 更新
2024/05 訪問
ローズポークのロースかつが最高!を実感
マンジェの様な豚本来の旨さを実感できる店の可能性として、数少ないローズポークを標榜する当店を訪問しました。11時開店の数分後入店でテーブル席に先客1組、カウンターの一番奥の席に案内されます。女性スタッフ2名とオーナーシェフでの運営。ランチメニュー以外にグランドメニューからも可ということで、グランドメニューを眺めて声をかけると女性が席まで。
「カツカレーを、かつとカレーを別々に吟味したい」「カレーだけ別の器で出します」「カツカレーの特選ロース3000とロース2150はどう違うの?」「ロースは140グラムで、特選は高級なリブロース200グラムと大きいですよ」リブロースはサシが入って柔らかく必要ないのでロースを選択。「手作りコロッケ500と一品メンチカツ700はテイクアウトできる?」「メンチカツは大丈夫ですが、コロッケは確認します」メンチカツは日替わりランチ用に仕込まれている様ですが、コロッケは時間がかかるので駄目でした。注文を終えて店内の色紙やハコスカGTSRの写真など眺めて15分後に、トレーに載ったカツカレーが登場。「ボトル3本は、自家製ソース、フレンチドレッシングと青紫蘇ドレッシングです。お好みで」
本来カレーを装う空きスペースにロースかつを移し、先ず何も付けずに2切れ頂きます。マンジェで頂いた日向あじ豚と共通する豚本来の噛み応えと味が肉にも脂にも感じられ嬉しい。コーン油と胡麻油を混ぜた100%植物油と特注のパン粉が紡ぐ全く油を感じさせないパリ・フワの軽い衣は豚の風味を邪魔せず、豚に最初に振られたであろう塩胡椒の味だけで堪能できます。後ほど自家製ソースとカレーを付けて1切れずつ頂き夫々美味でしたが、私の一番は何も付けず。
カレーを御飯にかけて頂きます。粘度が有り固形物は無く、コクと旨味が凄い。辛さは最初感じませんが後で程よく追って来ます。何カレーかを尋ねるとシェフが少し間を置いて「野菜カレー」。野菜だけでこのコクと風味は興味を惹かれますが、初訪なのでそれ以上訊くのは止めました。とんカツ1切れをカレーと一緒に頂き相性の良さを確認。後はカレーライスとして美味しく楽しみました。
キャベツはお代わり有料ですがそもそもの量は多く。フレンチと青紫蘇ドレを試し、私の好みはフレンチ。
食べ終える少し前にテイクアウトのメンチカツ到着。メンチカツを1切れ頂くとローズポークと常陸牛の最強の合挽で衣はロースかつ同様に軽く旨味が強い。こちらは自家製ソースとの相性抜群。キャベツはキャベツの器に移して頂き、ロースかつの残り3切れをテイクアウト容器の空いたスペースに入れタップリの自家製ソースと共に持ち帰り。自宅で夜に角の摘として美味しく。
ネットで調べてみると...。奇しくも私が社会人の初任地・大洗に来た45年前ごろに常陸牛とローズポークが認定され、両者の販路拡大に肉のイイジマと共に貢献した老舗レストラン美沢楼で1988学生時代のバイトから長年勤めた後に当店を創業したシェフは、筋金入りの美沢楼の後継者でローズポークの調理人。
マンジェの様な豚本来の旨さを実感できる店を見つけるという所期の目的は達成。土日は県庁から帰りのバスの便が無いので、平日のみ訪問可という難は有りますが、豚本来の旨いロースかつを食べたい時には、私の生活圏では当店が唯一無二です。
2024/06/01 更新
No1大阪八尾のマンジェの様な豚本来の旨さを実感できる店の可能性として、水戸地区では数少ないローズポークを標榜する当店を見つけました。これまでの食感では、衣は当店の方が上(マンジェは分厚く肉と離れ易い)、肉の旨味の引き出しとトリュフ塩等での味付けは若干マンジェに分、ということで評点は双方五分五分の4.5としています。シェフは志が高く日本一を目指すとSNSで語っておられるので、私もNo1のマンジェを食べた経験で他レヴューも参照し当店と比較して、陰ながら応援させて頂きます。
以下に探索を通じての当店とのめぐり合いにつて纏めましたので、ご参考までに。
2024.2月に水戸に帰還してから知ったタベルナハンバーグや土浦よし町が地産地消を標榜して有名店に伸し上ったのに、なぜ私が45年前に茨城赴任した頃に認定され愛されたローズポークのとんかつ店が育たないのか?
昔を辿っていくと精肉店もレストランも常陸牛と共にローズポークもそれなりの努力はされた模様 https://nikunoiijima.co.jp/media/wp-content/uploads/2018/06/media_008.pdf
一方で水戸地区の食べログでレヴュー数の多いとんかつ店のレヴューを、地元著名レヴュアーを中心に比較検討すると、ローズポーク押では、上のurl.記事に出てくる美沢楼の系譜の八戒のみに行き当たりました。
http://www.tonkatsu-hakkai.com/
このプロフィールのうち、独立年を2017→2007に訂正すれば、食べログ過去記事・メニューと全て符号しています。良くできているので、メニュー価格等をアップデートして用いられることを希望します。これによると、八戒の歴史は以下に要約される。
シェフは二十歳前の学生バイトから美沢楼に長年勤めた後2007独立。2007当時、とんかつを中心に美沢楼から引き継いだメニューでは業績は悪く、納豆とんかつで人気を集めていた市役所近くのとん楽にも勤めた。とん楽は、2011震災で入居のビルが取り壊され閉店。それにより八戒は、美沢楼のローズポークにとん楽の納豆が融合したメニュー構成となり、徐々に人気が得られ現在に至る。当店のレヴューで、とんかつ自体のレヴェル高に触れているものは少なく、多数は納豆とんかつが現状(笑)
2025/02/19 更新