『「ちゃんとした物を出すお店」の特徴』Sanurai Jさんの日記

以前、名古屋の「山猫軒」さんのブログ内容を引用させて頂いた事がある。

中々にエッジが効いた歯に衣着せぬ物言いだが、痛快で共感出来る部分も
多くあった。（バカ舌ブロガー云々等）

最近久しぶりにこちらのお店の情報を食べログ内で見てみたのだが、相変わらず
で安心した（笑）（下記～～～部分に引用）。
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店内の見た目に価値観を置く方
絶対に来ないでください。お楽しみいただけません。
頭の固い方には向かないお店です。
キャッシュレスに反対の店なので
現金しか使えません。
・・・・・
強い香水ご遠慮ください。単に旨味の強いものや、ガッツん系なものに慣れてる方や、見た目に手をかけていることに価値観を見出す方、（所謂　食品より商品であるみたいな価値観　の方）には向かないお料理かと思います。
イメージは、、「昨日山猫軒でお腹いっぱい食べたけど、、今朝　どうしてこんなにお腹が軽いんだろう？」と、思っていただける料理です。それらが全て計算されてコースが出来上がっております。
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このお店は良い、と判断する基準は自分なりに幾つかあるが、その内の一つに
「食後の胃のもたれ方」がある。
上記内容を目にして「ああ、やはりこちらのお店の言っている事は共感出来る」
と感じた次第。
＊ちなみに私はこちらのお店にはまだ訪れた事がない（笑）。

色々な所で食事をして、ちゃんとしているな・誠実な料理だな、と感じるお店は
例え口した瞬間にガツンと判り易い「うま味”らしきもの”」を感じなくとも、
食べている内にしみじみと優しい美味しさ・食べやすさを感じるものだ。
或いは、口にした瞬間にガツンと旨味が押し寄せても、それが「ちゃんとした
食材・技法」で作られたものであれば、決してキツい味わいも嫌な後味も無い。

そして上記の様なお店に共通するのが、例え満腹になったとしても食後に
「変な胃もたれがしない」という事である。
経験上これは本当にはっきりと出る。

自分が食べログ上でレビューしているお店の幾つかにも、間違いなくそうした
「ちゃんとしたお店」はある。
そして、そうした料理である為には、不必要な量の「塩分／甘み／調味料／脂／
ニンニクなどの強い香味・香辛料／旨味調味料」等でごまかしていない事が
最低限の条件となる。
（過去の日記の繰り返しになってしまうが）
だから、チェーン店のレビューを何件も書く方の動機が本当によく判らない。

上記の「食後の感覚」以外に、良いお店・ちゃんとした物を出すお店かを判断
する材料としては、入店した時の匂い、料理の画像情報もある。
単に「良い匂い」というだけでなく、料理でインチキをしてないお店というのは
料理のタイプを問わず必ず匂いに現れる。
以前も書いたが「料理の写真」からは、その料理がどういう傾向の物か、という
情報が（慣れてくると）ある程度判断できるようになる。

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